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JP2019532527A - データ伝送方法、アクセスネットワーク装置及び端末装置 - Google Patents

データ伝送方法、アクセスネットワーク装置及び端末装置 Download PDF

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JP2019532527A JP2018567131A JP2018567131A JP2019532527A JP 2019532527 A JP2019532527 A JP 2019532527A JP 2018567131 A JP2018567131 A JP 2018567131A JP 2018567131 A JP2018567131 A JP 2018567131A JP 2019532527 A JP2019532527 A JP 2019532527A
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Abstract

本発明の実施例はデータ伝送方法、アクセスネットワーク装置及び端末装置を提供し、該方法は、アクセスネットワーク装置がコアネットワーク装置から送信された第一パケットを受信することと、アクセスネットワーク装置が第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定し、第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態は少なくとも2つの状態のいずれか1つであり、少なくとも2つの状態は端末装置及びネットワーク側装置がデータを伝送する際の異なる状態であることと、アクセスネットワーク装置が端末装置にパケットを送信することと、を含む。本発明の実施例によって、端末装置はパケットにマッチする状態においてパケットを伝送することができる。

Description

本発明は、通信分野に関し、より具体的に、データ伝送方法、アクセスネットワーク装置及び端末装置に関する。
無線通信システムにおいて、端末装置にはアイドルモード(つまり、通常の待機状態)及び接続モードの2つの基本モードがある。端末装置が接続モードにあるとき、該端末装置と発展型汎用地上無線アクセスネットワーク(Terrestrial Radio Access Network、「UTRAN」と略称される)とは無線リソース制御(Radio Resource Control、「RRC」と略称される)接続を有する。
端末装置がアイドルモードにあるとき、端末装置がデータを受信又は送信する必要がある場合、端末装置はアイドルモードから接続モードに変換してから、データ伝送を行う必要があり、データ伝送を終了した後、端末装置は接続モードからアイドルモードに変換してもよい。しかしながら、端末装置がアイドルモードと接続モードとの間に頻繁に変換すると、端末装置のシグナリングオーバーヘッドが増加し、最終的に端末装置の消費電力が増加してしまう。
本発明は端末装置がパケットにマッチする状態においてパケットを伝送することができるデータ伝送方法、アクセスネットワーク装置及び端末装置を提供する。
第一態様においてデータ伝送方法を提供し、アクセスネットワーク装置はコアネットワーク装置から送信された第一パケットを受信することと、前記アクセスネットワーク装置は前記第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定し、前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態は少なくとも2つの状態のいずれか1つであり、前記少なくとも2つの状態は前記端末装置及びネットワーク側装置がデータを伝送する際の異なる状態であることと、前記アクセスネットワーク装置は前記端末装置に前記第一パケットを送信することと、を含む。
アクセスネットワーク装置が第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することにより、端末装置は第一パケットにマッチする状態で第一パケットを受信することができる。
具体的には、上記第一パケットがより小さい場合、アクセスネットワーク装置は端末装置が第一状態(該第一状態が非アクティブ状態であってもよい)において該第一パケットを受信すると決定することができ、第一パケットがより大きい場合、アクセスネットワーク装置は端末装置が第二状態(該第二状態がアクティブ状態であってもよい)において該第一パケットを受信すると決定することができる。ところが、従来技術において端末装置がパケットの違いに応じて対応する状態を用いてパケットを受信すべきことを考慮せず、このため、本発明の実施例のデータ伝送方法はパケットにマッチする状態を選択してパケットを受信することができ、データ伝送を効率よく行うことができる。
第一態様を参照して、第一態様の第一実現方式では、前記少なくとも2つの状態は、第一状態と第二状態とを含む。前記第一状態において、前記端末装置及び前記アクセスネットワーク装置が接続されるように維持し、前記端末装置及び前記アクセスネットワーク装置には前記端末装置のコンテクスト情報を記憶し、前記端末装置が前記アクセスネットワーク装置の属するアクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動する際に、前記端末装置はセル再選択プロセスを実行し、前記端末装置はアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行わない。前記第二状態において、前記端末装置が前記アクセスネットワーク装置の属するアクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動する際に、前記アクセスネットワーク装置は前記端末装置がアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行うように制御する。
第一態様又は第一態様の第一実現方式を参照して、第一態様の第二実現方式では、前記方法は更に前記アクセスネットワーク装置が前記コアネットワーク装置から前記第一パケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報を取得することを含み、前記アクセスネットワーク装置が前記第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することは、前記アクセスネットワーク装置が前記ベアラ情報又はデータストリーム情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することを含む。上記ベアラ情報又はデータストリーム情報は、コアネットワークがベアラ又はデータストリームを確立する際の設定情報であってもよいし、ベアラ又はデータストリーム自体のある属性情報であってもよく、該属性情報はベアラ又はデータストリームのサービス品質QoS情報を含んでもよい。
アクセスネットワーク装置はベアラ情報又はデータストリーム情報によってパケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することができ、データ伝送を行うことに役立つ。
第一態様の第二実現方式を参照して、第一態様の第三実現方式では、前記アクセスネットワーク装置が前記コアネットワーク装置から前記第一パケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報を取得することは、前記アクセスネットワーク装置が前記ベアラ又はデータストリームの第一指示情報を取得することを含み、前記第一指示情報は前記ベアラ又は前記データストリームに対応するパケットを伝送する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられ、前記アクセスネットワーク装置が前記ベアラ情報又はデータストリーム情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することは、前記アクセスネットワーク装置が前記第一指示情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することを含む。
第一指示情報によって前記第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を直接指示することにより、アクセスネットワーク装置は第一指示情報を取得した後、該第一指示情報に基づいてパケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を直接決定することができ、データ伝送を効率よく行うことができる。上記第一指示情報をベアラ又はデータストリームの設定情報に含めてもよいと理解すべきである。
第一態様の第二実現方式を参照して、第一態様の第四実現方式では、前記アクセスネットワーク装置が前記コアネットワーク装置から前記第一パケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報を取得することは、前記アクセスネットワーク装置が前記コアネットワーク装置から前記第一パケットに対応するベアラ又はデータストリームの属性情報を取得することを含み、前記アクセスネットワーク装置が前記ベアラ情報又はデータストリーム情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することは、前記アクセスネットワーク装置が前記ベアラ又はデータストリームの属性情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を判断することを含む。
アクセスネットワーク装置は、第一指示情報によって第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を直接決定する以外、更に第一パケットに対応するベアラ又はデータストリームの属性情報に基づいて第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を自己判断することができる。
第一態様の第四実現方式を参照して、第一態様の第五実現方式では、前記アクセスネットワーク装置が前記ベアラ又はデータストリームの属性情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を判断することは、前記アクセスネットワーク装置がデータ遅延、パケットサイズ、パケット送信時間間隔のうちの少なくとも1つに基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を判断することを含む。
第一態様又は第一態様の第一実現方式を参照して、第一態様の第六実現方式では、前記方法は更に、前記アクセスネットワーク装置が前記コアネットワーク装置から第二指示情報を取得することを含み、前記第二指示情報は前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられ、前記アクセスネットワーク装置が前記第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することは、前記アクセスネットワーク装置が前記第二指示情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することを含む。
アクセスネットワーク装置は、第一パケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報に基づいてパケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することができるだけでなく、コアネットワーク装置から直接受信される独立した第二指示情報に基づいて第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することもできると理解すべきである。
上記第二指示情報は、コアネットワーク装置がアクセスネットワーク装置に第一パケットを送信する前に送信した情報であってもよい。
第一態様又は第一態様の第一実現方式を参照して、第一態様の第七実現方式では、前記第一パケットには前記第一パケットの第三指示情報を含めており、前記第三指示情報は前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられ、前記方法は更に、前記アクセスネットワーク装置が前記第一パケットから前記第一パケットの第三指示情報を取得することを含み、前記アクセスネットワーク装置が前記第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することは、前記アクセスネットワーク装置が前記第三指示情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することを含む。
上記第三指示情報を第一パケットに含めており、上記第二指示情報はコアネットワーク装置がアクセスネットワーク装置に送信した1つの独立した情報であってもよく、上記第一指示情報を第一パケットに対応するベアラ又はデータストリームの設定情報に含めてもよい。
第一態様の第七実現方式を参照して、第一態様の第八実現方式では、前記第三指示情報を前記第一パケットのユーザプレーントンネリングプロトコルGTP−Uヘッダフィールドに含めている。
第一態様又は第一態様の第一実現方式を参照して、第一態様の第九実現方式では、前記アクセスネットワーク装置が前記第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することは、前記アクセスネットワーク装置が前記第二パケットに含まれている前記第一パケットの第四指示情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することを含み、前記第一パケットの第四指示情報は前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられ、前記第二パケットは前記アクセスネットワーク装置が前記第一パケットを受信する前に受信したパケットである。
第一パケットの第四指示情報をほかのパケットに含めてもよく、このように、アクセスネットワーク装置はほかのパケットから第一パケットの第四指示情報を取得することができる。
第一態様の第九実現方式を参照して、第一態様の第十実現方式では、前記第二パケットには前記第二パケットからのN個のパケットの第四指示情報を含めており、前記N個のパケットは前記第二パケット及び前記第一パケットを含み、Nは1より大きい整数である。
選択的に、前記アクセスネットワーク装置が端末装置に前記第二パケットを送信することにより、前記端末装置は前記第二パケットに含まれているN個のパケットの第四指示情報に基づいて第一パケットを受信する際のあるべき状態を決定する。
具体的に、端末装置はアクセスネットワーク装置の第二パケットを受信した後、第二パケットに含まれているN個のパケットの第四指示情報から第一パケットの第四指示情報を取得することができ、このように、第一パケットの第四指示情報に基づいて第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することができる。
第一態様の第九実現方式を参照して、第一態様の第十一実現方式では、前記第二パケットには前記第二パケットからシリアル番号Nまでの複数のパケットの第四指示情報を含めており、前記複数のパケットは前記第二パケット及び前記第一パケットを含み、Nは1より大きい整数である。
選択的に、前記アクセスネットワーク装置が端末装置に前記第二パケットを送信することにより、前記端末装置が前記第二パケットに含まれている複数のパケットの第四指示情報に基づいて第一パケットを受信する際のあるべき状態を決定する。
具体的に、端末装置はアクセスネットワーク装置の第二パケットを受信した後、第二パケットに含まれている複数のパケットの第四指示情報から第一パケットの第四指示情報を取得することができ、このように、第一パケットの第四指示情報に基づいて第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することができる。
第一態様の第九実現方式〜第十一実現方式のいずれか1つを参照して、第一態様の第十二実現方式では、前記第四指示情報を前記第二パケットのGTP−Uヘッダフィールドに含めている。
第一態様及び第一態様の第一実現方式〜第十二実現方式のいずれか1つを参照して、第一態様の第十三実現方式では、前記方法は更に、前記アクセスネットワーク装置が第五指示情報を前記端末装置に送信することを含み、前記第五指示情報は前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられ。
アクセスネットワーク装置が第五指示情報によって端末装置に通知することにより、端末装置は対応する状態でパケットを受信することができる。
アクセスネットワーク装置は、端末装置にパケットを送信する前に端末装置に該第五指示情報を送信してもよいし、パケットを送信すると同時に端末装置に第五指示情報を送信してもよい。
第二態様においてデータ伝送方法を提供し、端末装置はアクセスネットワーク装置にパケットを送信する際のあるべき状態を決定し、前記アクセスネットワーク装置にパケットを送信する際のあるべき状態は少なくとも2つの状態のいずれか1つであり、前記少なくとも2つの状態は前記端末装置及びネットワーク側装置がデータを伝送する際の異なる状態であることと、前記端末装置は、前記パケットを送信する際のあるべき状態で、前記アクセスネットワーク装置に前記パケットを送信することと、を含む。
本発明の実施例において、端末装置がパケットを送信する前に該パケットを送信する際のあるべき状態を決定することにより、端末装置はパケットにマッチする状態で該パケットを送信することができる。
第二態様を参照して、第二態様の第一実現方式では、前記少なくとも2つの状態は、第一状態と第二状態とを含む。前記第一状態において、前記端末装置及び前記アクセスネットワーク装置が接続されるように維持し、前記端末装置及び前記アクセスネットワーク装置には前記端末装置のコンテクスト情報を記憶し、前記端末装置が前記アクセスネットワーク装置の属するアクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動する際に、前記端末装置はセル再選択プロセスを実行し、前記端末装置はアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行わない。前記第二状態において、前記端末装置が前記アクセスネットワーク装置の属するアクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動する際に、前記アクセスネットワーク装置は前記端末装置がアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行うように制御する。
具体的には、上記パケットがより小さい場合、端末装置は第一状態(該第一状態が非アクティブ状態であってもよい)で該パケットを送信すると決定することができ、パケットがより大きい場合、端末装置は第二状態(該第二状態がアクティブ状態であってもよい)で該パケットを送信すると決定することができる。ところが、従来技術においてパケットの違いに応じて対応する状態を用いてパケットを送信すべきことを考慮せず、このため、本発明の実施例のデータ伝送方法はパケットにマッチする状態を選択してパケットを送信することができ、データ伝送を効率よく行うことができる。
第二態様又は第二態様の第一実現方式を参照して、第二態様の第二実現方式では、前記端末装置がパケットを送信する際のあるべき状態を決定することは、前記端末装置が予め取得された前記パケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報に基づいて前記パケットを送信する際のあるべき状態を決定することを含む。
端末装置はアクセスネットワーク装置又はコアネットワーク装置とのインタラクションの過程において、該パケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報を取得することができる。
第二態様の第二実現方式を参照して、第二態様の第三実現方式では、前記端末装置が予め取得された前記パケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報に基づいて前記パケットを送信する際のあるべき状態を決定することは、前記端末装置が前記ベアラ又は前記データストリームの設定情報における第一指示情報に基づいて前記パケットを送信する際のあるべき状態を決定することを含み、前記第一指示情報は前記ベアラ又は前記データストリームに対応するパケットを伝送する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられる。
端末装置は予め取得された第一指示情報によって、パケットを送信する際の端末装置のあるべき状態を直接決定することができる。
第二態様の第二実現方式を参照して、第二態様の第四実現方式では、前記端末装置が予め設定されたベアラ情報又はデータストリーム情報に基づいて前記パケットを送信する際のあるべき状態を決定することは、前記端末装置が前記ベアラ又は前記データストリームの属性情報に基づいて前記パケットを送信する際のあるべき状態を判断することを含む。
端末装置は予め取得されたベアラ又はデータストリームの設定情報における第一指示情報に基づいてパケットを送信する際の端末装置のあるべき状態を直接決定することができるだけでなく、パケットに対応するベアラ又はデータストリーム自体の属性情報に基づいてパケットを送信する際の端末装置のあるべき状態を自己判断することもできる。
第二態様の第四実現方式を参照して、第二態様の第五実現方式では、前記端末装置が前記ベアラ又は前記データストリームの属性情報に基づいて前記パケットを送信する際のあるべき状態を判断することは、前記端末装置がデータ遅延、パケットサイズ、パケット送信時間間隔のうちの少なくとも1つに基づいて前記パケットを送信する際の前記端末装置のあるべき状態を判断することを含む。
第三態様においてアクセスネットワーク装置を提供し、前記アクセスネットワーク装置は第一態様の方法を実行するためのモジュールを含む。
第四態様において端末装置を提供し、前記端末装置は第二態様の方法を実行するためのモジュールを含む。
第五態様においてアクセスネットワーク装置を提供し、プログラムを記憶するためのメモリと、送受信機と、プログラムを実行することに用いられ、前記プログラムが実行されるとき、前記送受信機に基づいて前記第一態様の方法を実行するプロセッサと、を備える。
第六態様において端末装置を提供し、プログラムを記憶するためのメモリと、送受信機と、プログラムを実行することに用いられ、前記プログラムが実行されるとき、前記送受信機に基づいて前記第二態様の方法を実行するプロセッサと、を備える。
第七態様においてコンピュータ可読媒体を提供し、前記コンピュータ可読媒体は端末装置によって実行するためのプログラムコードを記憶することに用いられ、前記プログラムコードは第一態様の方法を実行するための命令を含む。
第八態様においてコンピュータ可読媒体を提供し、前記コンピュータ可読媒体はネットワーク側装置によって実行するためのプログラムコードを記憶することに用いられ、前記プログラムコードは第二態様の方法を実行するための命令を含む。
本発明の実施例の技術案をより明確に説明するために、以下に実施例又は従来技術の記述において必要な図面を簡単に説明を行うが、明らかに、以下に記載する図面は単に本発明の実施例の一例であって、当業者であれば、創造的な労力を払わない前提で、これらの図面に基づいてほかの図面を得ることができる。
本発明の実施例のデータ伝送方法の模式的なフローチャートである。 本発明の実施例のデータ伝送方法の模式的なフローチャートである。 本発明の実施例のアクセスネットワーク装置の模式的なブロック図である。 本発明の実施例の端末装置の模式的なブロック図である。 本発明の実施例のアクセスネットワーク装置の模式的なブロック図である。 本発明の実施例の端末装置の模式的なブロック図である。
以下に本発明の実施例における図面を参照しながら、本発明の実施例の技術案を明確且つ完全に説明し、明らかに、説明される実施例は本発明の実施例の一部であり、すべての実施例ではない。本発明の実施例に基づき、当業者が創造的な労働を払わずに得られたほかの実施例は、いずれも本発明の保護範囲に属する。
本発明の実施例の技術案は様々な通信システム、例えば、グローバルモバイル通信(Global System of Mobile communication、「GSM」と略称される)システム、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、「CDMA」と略称される)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、「WCDMA」と略称される)システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、「GPRS」と略称される)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、「LTE」と略称される)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、「FDD」と略称される)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、「TDD」と略称される)、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunication System、「UMTS」と略称される)又はワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、「WiMAX」と略称される)通信システム、及び将来出現可能な通信システム等に応用できる。
本発明の実施例において、端末装置はユーザ装置(User Equipment、「UE」と略称される)、端末装置、移動局(Mobile Station、「MS」と略称される)、モバイル端末(Mobile Terminal)又は将来5Gネットワークにおける端末装置等と称されてもよく、該端末装置は無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、「RAN」と略称される)経由で1つ又は複数のコアネットワークと通信することができ、例えば、端末は携帯電話(「セルラー」電話とも称される)又はモバイル端末を有するコンピュータ等であってもよいし、携帯型、小型、手持ち型、コンピュータが内蔵された又は車載のモバイルデバイスであってもよく、それらは無線アクセスネットワークと音声及び/又はデータを交換する。
本発明の実施例におけるアクセスネットワーク装置はモバイルデバイスと通信することができ、アクセスネットワーク装置はグローバルモバイル通信(Global System of Mobile communication、「GSM」と略称される)又は符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、「CDMA」と略称される)における基地局(Base Transceiver Station、「BTS」と略称される)であってもよいし、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、「WCDMA」と略称される)における基地局(NodeB、「NB」と略称される)であってもよく、更にロングタームエボリューション(Long Term Evolution、「LTE」と略称される)における発展型基地局(Evolutional Node B、「eNB」又は「eNodeB」と略称される)、又は中継局又はアクセスポイント、又は車載機器、ウェアラブルデバイス、及び将来5Gネットワークにおけるアクセスネットワーク装置であってもよい。
コアネットワーク装置はモビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity、「MME」と略称される)であってもよいし、サービングゲートウェイ(Serving Gateway、「S−GW」と略称される)又はパケットデータゲートウェイ(PDN Gateway、「P−GW」と略称される)であってもよく、本発明は制限しない。
本発明の実施例を理解するために、以下、まず端末装置のアイドルモード及び接続モードを説明する。
アイドルモードには1つのみのアイドル(Idle)状態がある。Idle状態において、UEのすべての接続はアクセス層でいずれも遮断される。UTRANではアイドルモードにあるUEのためにコンテクストを確立せず、1つの特定のUEをアドレッシングするために、1つのセル内にすべてのUE又は同じページング期間をモニタリングする複数のUEにページングメッセージを送信するしかない。
接続モードにはCELL−PCH(セルページングチャネル状態)、URA−PCH(UTRAN登録エリアページングチャネル状態)、CELL−FACH(セル下りアクセスチャネル状態)及びCELL−DCH(セル専用チャネル状態)の4つの状態がある。CELL−DCHはハイレベルシグナリング接続の接続モードであり、「アクティブ状態」と称されてもよい。
図1は本発明の実施例のデータ伝送方法の模式的なフローチャートである。図1に示す方法はステップ110〜130を含む。
110、アクセスネットワーク装置はコアネットワーク装置から送信された第一パケットを受信する。
上記第一パケットはコア装置が端末装置に送信したダウンリンクデータのパケットであってもよい。
120、アクセスネットワーク装置は第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定し、第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態は少なくとも2つの状態のいずれか1つであり、該少なくとも2つの状態は端末装置及びネットワーク側装置がデータを伝送する際の異なる状態である。
上記少なくとも2つの状態は端末装置が接続モードにあるとき、ネットワーク側とデータ伝送を行う際の2つの状態であってもよく、具体的に、上記少なくとも2つの状態は端末装置及びネットワーク側装置が無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)接続にある際の異なる状態であってもよいと理解すべきである。
選択的に、上記少なくとも2つの状態は第一状態及び第二状態を含み、第一状態及び第二状態は端末装置が接続モードにある際の2つの異なる状態であり、第一状態において、端末装置及びアクセスネットワーク装置が接続されるように維持し、端末装置及びアクセスネットワーク装置には端末装置のコンテクスト情報を記憶し、端末装置がアクセスネットワーク装置の属するアクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動する際に、セル再選択プロセスを実行し、アクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行わず、第二状態において、端末装置がアクセスネットワーク装置の属するアクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動する際に、アクセスネットワーク装置は端末装置がアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行うように制御する。
つまり、第一状態において、端末装置はアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行わず、アクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置及びコアネットワーク装置は該端末装置の移動を感知できず、ネットワーク側装置にとって、端末装置の移動が把握不可能である。
第二状態において、端末装置が1つのセルからほかのセルまで移動する際に、該端末装置の属するアクセスネットワーク装置は端末装置がアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行うように制御し、このような場合、アクセスネットワーク装置は端末装置が異なるアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動することを感知できる。
具体的に、上記第一状態は非アクティブ状態であってもよく、第二状態はアクティブ状態であってもよく、本発明の実施例は第一状態及び第二状態の具体的な名称を制限しない。
130、アクセスネットワーク装置は端末装置に第一パケットを送信する。
本発明の実施例において、アクセスネットワーク装置が第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することにより、端末装置は第一パケットにマッチする状態において第一パケットを受信することができる。
具体的には、上記第一パケットがより小さい場合(パケットサイズがより小さいことを意味する)、アクセスネットワーク装置は端末装置が第一状態(該第一状態が非アクティブ状態であってもよい)で第一パケットを受信すると決定することができ、第一パケットがより大きい場合、アクセスネットワーク装置は端末装置が第二状態(該第二状態がアクティブ状態であってもよい)で第一パケットを受信すると決定することができる。ところが、従来技術においてパケットの違いに応じて異なる状態を用いてパケットを受信すべきことを考慮せず、このため、本発明の実施例のデータ伝送方法は端末装置がどのような状態においてパケットを受信するかを決定することができ、データ伝送を効率よく行うことができる。
選択的に、一実施例として、アクセスネットワーク装置がパケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することは、アクセスネットワーク装置がコアネットワーク装置の補助情報を取得することと、アクセスネットワーク装置がコアネットワーク装置の補助情報に基づいてパケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することと、を含む。
上記コアネットワーク装置の補助情報は端末装置及びネットワーク側装置に確立したベアラ又はデータストリームの関連情報を含んでもよく、具体的に、上記コアネットワーク装置の補助情報はベアラ情報及びデータストリーム情報を含んでもよい。
選択的に、一実施例として、アクセスネットワーク装置が第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することは、アクセスネットワーク装置がコアネットワーク装置から第一パケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報を取得することと、アクセスネットワーク装置が第一パケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報に基づいて第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することと、を含む。
上記第一パケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報は、コアネットワーク装置がベアラ又はデータストリームを確立する際の設定情報であってもよい。
選択的に、一実施例として、アクセスネットワーク装置が第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することは、アクセスネットワーク装置がベアラ又はデータストリームの第一指示情報を取得し、該第一指示情報が該ベアラ又はデータストリームに対応するパケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を指示することに用いられることと、アクセスネットワーク装置が該第一指示情報に基づいて第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することと、を含む。
上記第一指示情報をベアラ又はデータストリームの設定情報のあるアイドルフィールドに含めてもよいと理解すべきである。また、上記第一指示情報はベアラ又はデータストリームに対応する複数のパケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を指示することができ、このように、端末装置は該第一指示情報に基づいて現在のパケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することができる。
具体的には、ここでベアラ又はデータストリームの設定情報によってパケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を直接指示してもよく、つまり、コアネットワーク装置がベアラ又はデータストリームを設定する際に既に上記ベアラ又はデータストリームに対応するパケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定し、且つ関連する指示情報を設定情報に含め、このように、アクセスネットワーク装置は該設定情報に基づいてパケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を直接判断することができる。ここの設定情報はベアラ又はデータストリームを確立する際にコアネットワーク装置が該ベアラ又はデータストリームのために設定した情報であってもよく、ここの設定情報はベアラ又はデータストリーム自体の属性情報、例えばパケットサイズ等を含んでもよいと理解すべきである。
選択的に、一実施例として、アクセスネットワーク装置が前記第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することは、アクセスネットワーク装置がコアネットワーク装置から第一パケットに対応するベアラ又はデータストリームの属性情報を取得することと、アクセスネットワーク装置がベアラ又はデータストリームの属性情報に基づいて第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を判断することと、を含む。
アクセスネットワーク装置はベアラ又はデータストリームの設定情報に含まれる第一指示情報に基づいて第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を直接決定することができるだけでなく、ベアラ又はデータストリーム自体のある属性情報に基づいて判断することにより、第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することもできると理解すべきである。上記属性情報はベアラ又はデータストリームのサービス品質(Quality of Service、QoS)情報を含んでもよい。
上記ベアラ又はデータストリームの属性情報は具体的にベアラ又はデータストリームのデータ遅延情報、ベアラ又はデータストリームに対応するパケットサイズ、ベアラ又はデータストリームに対応するパケットの送信時間間隔等を含んでもよい。
具体的に、端末装置がベアラ又はデータストリームの属性情報に基づいて第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を判断することは、アクセスネットワーク装置がデータ遅延、パケットサイズ、パケット送信時間間隔のうちの少なくとも1つに基づいて第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を判断することを含む。
アクセスネットワーク装置はデータ遅延、パケットサイズ及びパケット送信時間間隔のうちの1つ又は複数に基づいて、第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を判断することができる。
例えば、ベアラ又はデータストリームのデータ遅延がより大きいとき、アクセスネットワーク装置は第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態が非アクティブ状態であると判断することができ、一方、ベアラ又はデータストリームのデータ遅延がより小さいとき、アクセスネットワーク装置は第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態がアクティブ状態であると判断することができる。つまり、データ遅延がプリセット閾値を超えるとき、アクセスネットワーク装置は第一パケットを受信する際に端末装置が非アクティブ状態にあるべきであると判断し、データ遅延がプリセット閾値より小さいとき、アクセスネットワーク装置は第一パケットを受信する際に端末装置がアクティブ状態にあるべきであると判断する。
第一パケットがより小さいとき、アクセスネットワーク装置は第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態が非アクティブ状態であると判断することができ、第一パケットがより大きいとき、アクセスネットワーク装置は第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態がアクティブ状態であると判断することができる。具体的に、第一パケットサイズがプリセット閾値より小さいとき、アクセスネットワーク装置は第一パケットを受信する際に端末装置が非アクティブ状態にあるべきであると判断し、第一パケットサイズがプリセット閾値より大きいとき、アクセスネットワーク装置は第一パケットを受信する際に端末装置がアクティブ状態にあるべきであると判断する。
第一パケットの送信時間間隔又は到着時間間隔がより長いとき、アクセスネットワーク装置は第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態が非アクティブ状態であると判断することができ、第一パケットの送信時間間隔又は到着時間間隔がより短いとき、アクセスネットワーク装置は第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態がアクティブ状態であると判断することができる。具体的に、第一パケットの送信時間間隔がプリセット閾値を超えるとき、アクセスネットワーク装置は第一パケットを受信する際に端末装置が非アクティブ状態にあるべきであると判断し、第一パケットの送信時間間隔がプリセット閾値より小さいとき、アクセスネットワーク装置は第一パケットを受信する際に端末装置がアクティブ状態にあるべきであると判断する。
アクセスネットワーク装置は更にデータ遅延、パケットサイズ及びパケット送信時間間隔のうちの複数に基づいて、第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を共同で決定することができると理解すべきである。
選択的に、一実施例として、アクセスネットワーク装置が第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することは、アクセスネットワーク装置がコアネットワーク装置から第二指示情報を取得し、前記第二指示情報は第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を指示することに用いられることと、アクセスネットワーク装置が該第二指示情報に基づいて第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することと、を含む。
上記第二指示情報はコアネットワーク装置がアクセスネットワーク装置に第一パケットを送信する前に送信した情報であってもよい。
コアネットワーク装置はデータを端末装置に送信する前にアクセスネットワーク装置に上記第二指示情報を送信することができ、このように、アクセスネットワーク装置は該第二指示情報に基づいて第一パケットを受信する際のあるべき状態を直接決定することができ、そして、コアネットワーク装置がアクセスネットワーク装置に第一パケットを送信し、アクセスネットワーク装置が第一パケットを受信した後、第一パケットを端末装置に送信する。
また、コアネットワーク装置はアクセスネットワーク装置に1つの独立した指示情報(第二指示情報)を送信することにより、パケットを伝送する際の端末装置のあるべき状態を指示する以外、更に類似な指示情報をコアネットワーク装置がアクセスネットワーク装置に送信するパケットの中に含めることができる。
選択的に、一実施例として、上記第一パケットに第一パケットの第三指示情報を含めており、該第三指示情報は第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を指示することに用いられ、そして、アクセスネットワーク装置は第一パケットから第一パケットの第三指示情報を取得し、端末装置は該第三指示情報に基づいて第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定する。
上記第一パケットにほかのパケットの第三指示情報を含めてもよく、このように、アクセスネットワーク装置又は端末装置は第一パケットに含まれているほかのパケットの第三指示情報に基づいて、ほかのパケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することができると理解すべきである。
選択的に、上記第三指示情報を第一パケットのユーザプレーントンネリングプロトコル(GPRS Tunnelling Protocol for the Userplane、GTP−U)ヘッダフィールドに含めてもよい。
選択的に、一実施例として、アクセスネットワーク装置が第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することは、アクセスネットワーク装置が第二パケットに含まれている第一パケットの第四指示情報に基づいて、第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することを含み、第一パケットの第四指示情報は第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を指示することに用いられ、第二パケットはアクセスネットワーク装置が第一パケットを受信する前に受信したパケットである。
つまり、アクセスネットワーク装置は第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定するとき、第一パケット自体に含まれている第一パケットの第三指示情報又はほかのパケットに含まれている第一パケットの第四指示情報に基づいて、第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することができる。
選択的に、上記第二パケットには第一パケットを含む複数のパケットの第四指示情報を含めてもよく、具体的に、下記の(1)と(2)の二つの状況を含んでもよい。
(1)第二パケットには第二パケットからのN個のパケットの第四指示情報を含めており、該N個のパケットは第二パケット及び第一パケットを含み、Nは1より大きい整数である。
(2)第二パケットには第二パケットからシリアル番号Nまでの複数のパケットの第四指示情報を含めており、該複数のパケットは第二パケット及び第一パケットを含み、Nは1より大きい整数である。
つまり、第二パケットにとって、第二パケット自体の第四指示情報を含めてもよいだけではなく、ほかのパケットの第四指示情報を含めてもよい。
選択的に、アクセスネットワーク装置が端末装置に上記第二パケットを送信できることにより、端末装置は上記第二パケットに含まれているN個のパケットの第四指示情報に基づいて第一パケットを受信する際のあるべき状態を決定し、又は、端末装置は上記第二パケットに含まれている複数のパケットの第四指示情報に基づいて第一パケットを受信する際のあるべき状態を決定することができる。
具体的に、端末装置はアクセスネットワーク装置の第二パケットを受信した後、第二パケットに含まれているN個のパケット又は複数のパケットの第四指示情報から第一パケットの第四指示情報を取得することができ、このように、第一パケットの第四指示情報に基づいて第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することができる。
アクセスネットワーク装置は端末装置に第一パケットを送信する前に端末装置に第二パケットを送信することができると理解すべきである。
選択的に、第二パケットにおいて、複数のパケットの第四指示情報を第二パケットのGTP−Uヘッダフィールドに含めてもよい。
具体的に、表1に示すように、第一パケットのGTP−Uヘッダフィールドに1つのデータ状態(Data State)フィールドを追加してもよく、データ状態フィールドに第一パケットの第三指示情報を含めている。このように、アクセスネットワーク装置は該パケットを受信した後、第一パケットを解析することにより第一パケットの第三指示情報を取得することができ、次に第一パケットの第三指示情報に基づいて第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することができる。第一パケットにほかのパケットの第三指示情報を含めてもよいと理解すべきである。
また、第二パケットのGTP−Uヘッダフィールドに1つのデータ状態(Data State)フィールドを追加してもよく、第二パケットの番号が1である場合、第二パケットのデータ状態フィールドに番号1から番号N(Nは1より大きい整数である)までのN個のパケットの第四指示情報を含めてもよく、このN個のパケットは第二パケット自体及び第一パケットを含む。第二パケットの番号が3である場合、第二パケットのデータ状態フィールドに番号3から番号N(Nは3より大きい整数である)までの複数のパケットのデータ指示情報を含めてもよく、該複数のパケットは第二パケット自体及び上記第一パケットを含む。
第一パケットに含まれている第一パケットの第三指示情報及び第二パケットに含まれている第一パケットの第四指示情報の作用が同様であり、それらはいずれも第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を指示することに用いることができるが、第一パケットの第三指示情報を第一パケットに含めており、第一パケットの第四指示情報を第二パケットに含めていると理解すべきである。
Figure 2019532527
選択的に、アクセスネットワーク装置は端末装置にパケットを送信する前に、端末装置に第五指示情報を送信し、該第五指示情報は第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を指示することに用いられる。
具体的には、現在、端末装置が第一状態にあって、かつアクセスネットワーク装置は第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態が第一状態であると決定する場合、アクセスネットワーク装置が端末装置に第五指示情報を送信できることにより、第一状態で第一パケットを受信するように端末装置に通知し、又は、端末装置は端末装置に第五指示情報を送信せず、端末装置に第一パケットを直接送信することができる。
現在、端末装置が第二状態にある場合、アクセスネットワーク装置は端末装置に該第五指示情報を送信することができ、端末装置が該第五指示情報を受信すると、アクセスネットワーク装置と一連インタラクションし、第二状態から第一状態にハンドオーバー、次に第一状態でアクセスネットワーク装置から送信された第一パケットを受信する。
上記第五指示情報がページングメッセージであってもよく、つまり、アクセスネットワーク装置は端末装置にページングメッセージを送信することにより、パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を通知することができると理解すべきである。
以上は図1を参照しながらアクセスネットワーク装置の角度から本発明の実施例のデータ伝送方法を詳しく説明したが、以下に図2を参照しながら端末装置の角度から本発明の実施例のデータ伝送方法を詳しく説明する。
図2は本発明の実施例のデータ伝送方法の模式的なフローチャートである。図2における方法はステップ210〜220を含む。
210、端末装置はアクセスネットワーク装置にパケットを送信する際のあるべき状態を決定し、アクセスネットワーク装置にパケットを送信する際のあるべき状態は少なくとも2つの状態のいずれか1つであり、該少なくとも2つの状態は端末装置及びネットワーク側装置がデータを伝送する際の異なる状態である。
上記少なくとも2つの状態は端末装置が接続モードにおいてネットワーク側とデータ伝送を行う際の2つの状態であってもよく、具体的に、上記少なくとも2つの状態は端末装置及びネットワーク側装置がRRC接続にある際の異なる状態であってもよい。
選択的に、上記少なくとも2つの状態は第一状態及び第二状態を含み、第一状態及び第二状態は端末装置が接続モードにある際の2つの異なる状態であり、第一状態において、端末装置及びアクセスネットワーク装置が接続されるように維持し、端末装置及びアクセスネットワーク装置には端末装置のコンテクスト情報を記憶し、端末装置がアクセスネットワーク装置の属するアクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動する際に、セル再選択プロセスを実行し、アクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行わない。一方、第二状態において、端末装置がアクセスネットワーク装置の属するアクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動する際に、アクセスネットワーク装置は端末装置がアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行うように制御する。
つまり、第一状態において、端末装置はアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行わず、アクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置及びコアネットワーク装置は該端末装置の移動を感知できず、ネットワーク側装置にとって、端末装置の移動が把握不可能である。第二状態において、端末装置が1つのセルからほかのセルまで移動する際に、該端末装置の属するアクセスネットワーク装置は端末装置がアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行うように制御し、このような場合、アクセスネットワーク装置は端末装置が異なるアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動することを感知できる。
上記第一状態は非アクティブ状態であってもよく、第二状態はアクティブ状態であってもよい。
220、端末装置はパケットを送信する際のあるべき状態においてアクセスネットワーク装置にパケットを送信する。
具体的には、現在、端末装置の状態が第一状態であって、端末装置はステップ210によってアップリンクデータを送信する際の端末装置のあるべき状態が第二状態であると決定することを仮定する場合、端末装置が現在の第一状態から第二状態に変換してから、第二状態でパケットを送信する必要があり、もし端末装置はステップ210によってアップリンクデータを送信する際の端末装置のあるべき状態が第一状態であると決定すれば、端末装置は状態の変換を行う必要がなく、第一状態においてパケットを送信する。
本発明の実施例において、端末装置は、パケットを送信する前に該パケットを送信する際のあるべき状態を決定することにより、パケットにマッチする状態において該パケットを送信することができる。
具体的には、上記パケットがより小さい場合、端末装置は第一状態(該第一状態が非アクティブ状態であってもよい)で該パケットを送信すると決定することができ、パケットがより大きい場合、端末装置は第二状態(該第二状態がアクティブ状態であってもよい)で該パケットを送信すると決定することができる。従来技術においてパケットの違いに応じて対応する状態を用いてパケットを送信すべきことを考慮せず、このため、本発明の実施例のデータ伝送方法はパケットにマッチする状態を選択してパケットを送信することができ、データ伝送を効率よく行うことができる。
選択的に、一実施例として、端末装置がパケットを送信する際のあるべき状態を決定することは、端末装置が予め取得されたパケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報に基づいてパケットを送信する際のあるべき状態を決定することを含む。
上記パケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報は端末装置がこの前にアクセスネットワーク装置から取得されたもの又は契約情報から取得されたものであってもよく、また、上記パケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報は端末装置がコアネットワーク装置から取得されたものであってもよい。端末装置はアップリンクデータを送信する必要があるとき、これらのベアラ情報又はデータストリーム情報に基づいて送信待つアップリンクデータのあるべき状態を決定することができる。
選択的に、一実施例として、端末装置が予め取得されたパケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報に基づいてパケットを送信する際のあるべき状態を決定することは、端末装置がベアラ又はデータストリームの設定情報における第一指示情報に基づいて、パケットを送信する際のあるべき状態を決定することを含み、上記第一指示情報はベアラ又はデータストリームに対応するパケットを伝送する際の端末装置のあるべき状態を指示することに用いられる。
選択的に、一実施例として、端末装置が予め設定されたベアラ情報又はデータストリーム情報に基づいてパケットを送信する際のあるべき状態を決定することは、端末装置がベアラ又はデータストリームの属性情報に基づいてパケットを送信する際のあるべき状態を判断することを含む。
上記属性情報はベアラ又はデータストリームのサービス品質(Quality of Service、QoS)情報を含んでもよい。上記端末装置はベアラ又はデータストリームの設定情報に含まれる情報に基づいてパケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を直接決定することができるだけでなく、ベアラ又はパケット自体のある属性情報に基づいて判断することにより、パケットを送信する際の端末装置のあるべき状態を決定することもできる。
上記ベアラ又はデータストリームの属性情報は具体的にベアラ又はデータストリームのデータ遅延情報、ベアラ又はデータストリームに対応するパケットサイズ、ベアラ又はデータストリームに対応するパケットの送信時間間隔等を含んでもよい。
端末装置は予め取得された第一指示情報に基づいてパケットを送信する際の端末装置のあるべき状態を直接決定することができるだけでなく、パケットに対応するベアラ又はデータストリーム自体の属性情報によってパケットを送信する際の端末装置のあるべき状態を判断することもできる。
選択的に、一実施例として、端末装置がベアラ又はデータストリームの属性情報に基づいてパケットを送信する際のあるべき状態を判断することは、端末装置がデータ遅延、パケットサイズ、パケット送信時間間隔のうちの少なくとも1つに基づいてパケットを送信する際の端末装置のあるべき状態を判断することを含む。
具体的に、ベアラ又はデータストリームのデータ遅延がプリセット閾値を超えるとき、端末装置はパケットを送信する際のあるべき状態が非アクティブ状態であると判断することができ、ベアラ又はデータストリームのデータ遅延がプリセット閾値より小さいとき、端末装置はパケットを送信する際のあるべき状態がアクティブ状態であると判断することができる。
パケットサイズがプリセット閾値より小さいとき、端末装置はパケットを送信する際のあるべき状態が非アクティブ状態であると判断することができ、パケットサイズがプリセット閾値より大きいとき、端末装置はパケットを送信する際のあるべき状態がアクティブ状態であると判断することができる。
パケットの送信時間間隔又は到着時間間隔がプリセット閾値を超えるとき、端末装置はパケットを送信する際のあるべき状態が非アクティブ状態であると判断することができ、パケットの送信時間間隔又は到着時間間隔がプリセット閾値より小さいとき、端末装置はパケットを送信する際のあるべき状態がアクティブ状態であると判断することができる。
端末装置は更にデータ遅延、パケットサイズ及びパケット送信時間間隔のうちの複数に基づいて、パケットを送信する際のあるべき状態を共同で決定することができると理解すべきである。
選択的に、一実施例として、現在、端末装置が第一状態にあって、端末装置がアップリンクパケットを送信する際のあるべき状態でアクセスネットワーク装置にパケットを送信することは、端末装置はパケットを送信する際のあるべき状態が第二状態であると決定すれば、端末装置を第一状態から第二状態に変換することと、端末装置が第二状態でアクセスネットワーク装置にパケットを送信することと、を含む。
例えば、端末装置がアップリンクデータを送信する前に、判断によって該アップリンクデータを送信する際の該あるべき状態がアクティブ状態であると決定するが、現在、端末装置が非アクティブ状態にある場合、端末装置が非アクティブ状態からアクティブ状態に変換する必要があり、そして、アクティブ状態においてアクセスネットワーク装置にアップリンクデータを送信する。アップリンクデータを送信した後、端末装置はアクティブ状態を維持し続けてもよいし、アクティブ状態から非アクティブ状態に変換してもよい。
以上は図1及び図2を参照しながら本発明の実施例のデータ伝送方法を詳しく説明したが、以下に図3〜図6を参照しながら本発明の実施例のアクセスネットワーク装置及び端末装置を詳しく説明する。図3〜図6におけるアクセスネットワーク装置及び端末装置はそれぞれ本発明の実施例のデータ伝送方法におけるアクセスネットワーク装置及び端末装置により実行される各ステップを実行することができると理解すべきであり、重複を避けるために、詳細な説明は省略する。
図3は本発明の実施例のアクセスネットワーク装置の模式的なブロック図である。図3に示すように、該アクセスネットワーク装置300は、
コアネットワーク装置から送信された第一パケットを受信するための受信モジュール310と、
前記第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することに用いられ、前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態は少なくとも2つの状態のいずれか1つであり、前記少なくとも2つの状態は前記端末装置及びネットワーク側装置がデータを伝送する際の異なる状態である決定モジュール320と、
前記端末装置に前記第一パケットを送信するための送信モジュール330と、を含む。
本発明の実施例において、アクセスネットワーク装置が第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することにより、端末装置は第一パケットにマッチする状態においてパケットを受信することができる。
具体的には、上記第一パケットがより小さい場合、アクセスネットワーク装置は端末装置が第一状態(該第一状態が非アクティブ状態であってもよい)で第一パケットを受信すると決定することができ、第一パケットがより大きい場合、アクセスネットワーク装置は端末装置が第二状態(該第二状態がアクティブ状態であってもよい)で第一パケットを受信すると決定することができる。ところが、従来技術においてパケットの違いに応じて対応する状態を用いてパケットを受信すべきことを考慮せず、このため、本発明の実施例のデータ伝送方法はパケットにマッチする状態を選択してパケットを受信することができ、データ伝送を効率よく行うことができる。
選択的に、一実施例として、前記少なくとも2つの状態は、第一状態と第二状態とを含む。前記第一状態において、前記端末装置及び前記アクセスネットワーク装置が接続されるように維持し、前記端末装置及び前記アクセスネットワーク装置には前記端末装置のコンテクスト情報を記憶し、前記端末装置が前記アクセスネットワーク装置の属するアクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動する際に、前記端末装置はセル再選択プロセスを実行し、前記端末装置はアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行わない。前記第二状態において、前記端末装置が前記アクセスネットワーク装置の属するアクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動する際に、前記アクセスネットワーク装置は前記端末装置がアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行うように制御する。
選択的に、一実施例として、前記アクセスネットワーク装置は、更に、
前記第一パケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報を取得するための取得モジュール340を含み、
前記決定モジュール320は前記ベアラ情報又はデータストリーム情報に基づいて、前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することに用いられる。
選択的に、一実施例として、前記取得モジュール340は、具体的に、前記第一パケットに対応するベアラ又はデータストリームの第一指示情報を取得することに用いられ、前記第一指示情報は前記ベアラ又は前記データストリームに対応するパケットを伝送する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられ、
前記決定モジュール320は、具体的に、前記第一指示情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することに用いられる。
選択的に、一実施例として、前記取得モジュール340は、具体的に、前記コアネットワーク装置から前記第一パケットに対応するベアラ又はデータストリームの属性情報を取得することに用いられ、
前記決定モジュール320は、具体的に、前記ベアラ又はデータストリームの属性情報に基づいて、前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を判断することに用いられる。
選択的に、一実施例として、前記決定モジュール320は、具体的に、データ遅延、パケットサイズ、パケット送信時間間隔のうちの少なくとも1つに基づいて、前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を判断することに用いられる。
選択的に、一実施例として、前記アクセスネットワーク装置は、
前記コアネットワーク装置から第二指示情報を取得し、前記第二指示情報は前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられる取得モジュール340を更に含み、
前記決定モジュール320は具体的に前記第二指示情報に基づいて、前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することに用いられる。
選択的に、一実施例として、前記第一パケットに前記第一パケットの第三指示情報を含めており、前記第三指示情報は前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられ、前記アクセスネットワーク装置は、
前記第一パケットから前記第一パケットの第三指示情報を取得するための取得モジュール340を更に含み、
前記決定モジュール320は具体的に前記第三指示情報に基づいて、前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することに用いられる。
選択的に、一実施例として、前記第三指示情報を前記第一パケットのGTP−Uヘッダフィールドに含めている。
選択的に、一実施例として、前記決定モジュール320は具体的に前記第二パケットに含まれている前記第一パケットの第四指示情報に基づいて、前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することに用いられ、前記第一パケットの第四指示情報は前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられ、前記第二パケットは前記アクセスネットワーク装置が前記第一パケットを受信する前に受信したパケットである。
選択的に、一実施例として、前記第二パケットには前記第二パケットからのN個のパケットの第四指示情報を含めており、前記N個のパケットは前記第二パケット及び前記第一パケットを含み、Nは1より大きい整数である。
選択的に、一実施例として、前記第二パケットには前記第二パケットからシリアル番号Nまでの複数のパケットの第四指示情報を含めており、前記複数のパケットは前記第二パケット及び前記第一パケットを含み、Nは1より大きい整数である。
選択的に、一実施例として、前記第四指示情報を前記第二パケットのGTP−Uヘッダフィールドに含めている。
選択的に、一実施例として、前記送信モジュール330は更に前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を指示するための第五指示情報を前記端末装置に送信することに用いられる。
図4は本発明の実施例の端末装置の模式的なブロック図である。図4に示すように、該端末装置400は、
前記端末装置がアクセスネットワーク装置にパケットを送信する際のあるべき状態を決定することに用いられ、前記アクセスネットワーク装置にパケットを送信する際のあるべき状態は少なくとも2つの状態のいずれか1つであり、前記少なくとも2つの状態は前記端末装置及びネットワーク側装置がデータを伝送する際の異なる状態である決定モジュール410と、
前記第一パケットを送信する際のあるべき状態で前記アクセスネットワーク装置に前記第一パケットを送信するための送信モジュール420と、を含む。
本発明の実施例において、端末装置が、パケットを送信する前に該パケットを送信する際のあるべき状態を決定することにより、端末装置はパケットにマッチする状態において該パケットを送信することができる。
選択的に、一実施例として、前記少なくとも2つの状態は、第一状態と第二状態とを含む。前記第一状態において、前記端末装置及び前記アクセスネットワーク装置が接続されるように維持し、前記端末装置及び前記アクセスネットワーク装置には前記端末装置のコンテクスト情報を記憶し、前記端末装置が前記アクセスネットワーク装置の属するアクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動する際に、前記端末装置はセル再選択プロセスを実行し、前記端末装置はアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行わない。前記第二状態において、前記端末装置が前記アクセスネットワーク装置の属するアクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動する際に、前記アクセスネットワーク装置は前記端末装置がアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行うように制御する。
具体的には、上記パケットがより小さい場合、端末装置は第一状態(該第一状態が非アクティブ状態であってもよい)で該パケットを送信すると決定することができ、パケットがより大きい場合、端末装置は第二状態(該第二状態がアクティブ状態であってもよい)で該パケットを送信すると決定することができる。ところが、従来技術においてパケットの違いに応じて対応する状態を用いてパケットを送信すべきことを考慮せず、このため、本発明の実施例のデータ伝送方法はパケットにマッチする状態を選択してパケットを送信することができ、データ伝送を効率よく行うことができる。
選択的に、一実施例として、前記決定モジュール410は具体的に予め取得された前記パケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報に基づいて、前記パケットを送信する際のあるべき状態を決定することに用いられる。
選択的に、一実施例として、前記決定モジュール410は具体的に前記ベアラ又は前記データストリームの設定情報における第一指示情報に基づいて、前記パケットを送信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することに用いられ、前記第一指示情報は前記ベアラ又は前記データストリームに対応するパケットを伝送する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられる。
選択的に、一実施例として、前記決定モジュール410は具体的に前記ベアラ又は前記データストリームの属性情報に基づいて、前記パケットを送信する際のあるべき状態を判断することに用いられる。
選択的に、一実施例として、前記決定モジュール410は具体的にデータ遅延、パケットサイズ、パケット送信時間間隔のうちの少なくとも1つに基づいて、前記第一パケットを送信する際の前記端末装置のあるべき状態を判断することに用いられる。
図5は本発明の実施例のアクセスネットワーク装置の模式的なブロック図である。図5におけるアクセスネットワーク装置500は、
プログラムを記憶するためのメモリ510と、
コアネットワーク装置から送信された第一パケットを受信するための送受信機520と、
前記メモリ510に記憶されるプログラムを実行することに用いられ、前記プログラムが実行されるとき、前記第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することに用いられ、前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態は少なくとも2つの状態のいずれか1つであり、前記少なくとも2つの状態は前記端末装置及びネットワーク側装置がデータを伝送する際の異なる状態であるプロセッサ530と、を備え、
前記送受信機520は更に前記端末装置に前記第一パケットを送信することに用いられる。
本発明の実施例において、アクセスネットワーク装置が第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することにより、端末装置は第一パケットにマッチする状態でパケットを受信することができる。
選択的に、一実施例として、前記少なくとも2つの状態は、第一状態と第二状態とを含む。前記第一状態において、前記端末装置及び前記アクセスネットワーク装置が接続されるように維持し、前記端末装置及び前記アクセスネットワーク装置には前記端末装置のコンテクスト情報を記憶し、前記端末装置が前記アクセスネットワーク装置の属するアクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動する際に、前記端末装置はセル再選択プロセスを実行し、前記端末装置はアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行わない。前記第二状態において、前記端末装置が前記アクセスネットワーク装置の属するアクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動する際に、前記アクセスネットワーク装置は前記端末装置がアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行うように制御する。
選択的に、一実施例として、前記プロセッサ530は具体的に前記第一パケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報を取得し、前記ベアラ情報又はデータストリーム情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することに用いられる。
選択的に、一実施例として、前記プロセッサ530は具体的に前記第一パケットに対応するベアラ又はデータストリームの第一指示情報を取得し、前記第一指示情報が前記ベアラ又は前記データストリームに対応するパケットを伝送する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられ、前記第一指示情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することに用いられる。
選択的に、一実施例として、前記プロセッサ530は具体的に前記コアネットワーク装置から前記第一パケットに対応するベアラ又はデータストリームの属性情報を取得し、前記ベアラ又はデータストリームの属性情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を判断することに用いられる。
選択的に、一実施例として、前記プロセッサ530は具体的にデータ遅延、パケットサイズ、パケット送信時間間隔のうちの少なくとも1つに基づいて、前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を判断することに用いられる。
選択的に、一実施例として、前記送受信機520は具体的にコアネットワーク装置から送信される第二指示情報を受信することに用いられ、前記第二指示情報は前記現在のパケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられ、前記プロセッサ530は具体的に前記第二指示情報に基づいて、前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することに用いられる。
選択的に、一実施例として、前記第一パケットに前記第一パケットの第三指示情報を含めており、前記第三指示情報は前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられ、前記プロセッサ530は具体的に前記第一パケットから前記第一パケットの第三指示情報を取得し、前記第三指示情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することに用いられる。
選択的に、一実施例として、前記第三指示情報を前記第一パケットのGTP−Uヘッダフィールドに含めている。
選択的に、一実施例として、前記プロセッサ530は具体的に前記第二パケットに含まれている前記第一パケットの第四指示情報に基づいて、前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することに用いられ、前記第一パケットの第四指示情報は前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられ、前記第二パケットは前記アクセスネットワーク装置が前記第一パケットを受信する前に受信したパケットである。
選択的に、一実施例として、前記第二パケットには前記第二パケットからのN個のパケットの第四指示情報を含めており、前記N個のパケットは前記第二パケット及び前記第一パケットを含み、Nは1より大きい整数である。
選択的に、一実施例として、前記第二パケットには前記第二パケットからシリアル番号Nまでの複数のパケットの第四指示情報を含めており、前記複数のパケットは前記第二パケット及び前記第一パケットを含み、Nは1より大きい整数である。
選択的に、一実施例として、前記第四指示情報を前記第二パケットのGTP−Uヘッダフィールドに含めている。
選択的に、一実施例として、前記送受信機520は更に前記端末装置に第五指示情報を送信することに用いられ、前記第五指示情報は前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられる。
図6は本発明の実施例の端末装置の模式的なブロック図である。図6におけるアクセスネットワーク装置600は、
プログラムを記憶するためのメモリ610と、
前記メモリ610に記憶されるプログラムを実行することに用いられ、前記プログラムが実行されるとき、前記端末装置がアクセスネットワーク装置にパケットを送信する際のあるべき状態を決定することに用いられ、前記アクセスネットワーク装置にパケットを送信する際のあるべき状態は少なくとも2つの状態のいずれか1つであり、前記少なくとも2つの状態は前記端末装置及びネットワーク側装置がデータを伝送する際の異なる状態であるプロセッサ620と、
前記パケットを送信する際のあるべき状態で前記アクセスネットワーク装置に前記パケットを送信するための送受信機630と、を備える。
本発明の実施例において、端末装置がパケットを送信する前に該パケットを送信する際のあるべき状態を決定することにより、端末装置はパケットにマッチする状態で該パケットを送信することができる。
選択的に、一実施例として、前記少なくとも2つの状態は、第一状態と第二状態とを含む。前記第一状態において、前記端末装置及び前記アクセスネットワーク装置が接続されるように維持し、前記端末装置及び前記アクセスネットワーク装置には前記端末装置のコンテクスト情報を記憶し、前記端末装置が前記アクセスネットワーク装置の属するアクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動する際に、前記端末装置はセル再選択プロセスを実行し、前記端末装置はアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行わない。前記第二状態において、前記端末装置が前記アクセスネットワーク装置の属するアクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動する際に、前記アクセスネットワーク装置は前記端末装置がアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行うように制御する。
選択的に、一実施例として、前記プロセッサ620は具体的に予め取得された前記パケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報に基づいて、前記パケットを送信する際のあるべき状態を決定することに用いられる。
選択的に、一実施例として、前記プロセッサ620は具体的に前記ベアラ又は前記データストリームの設定情報における第一指示情報に基づいて、前記パケットを送信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することに用いられ、前記第一指示情報は前記ベアラ又は前記データストリームに対応するパケットを伝送する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられる。
選択的に、一実施例として、前記プロセッサ620は具体的に前記ベアラ又は前記データストリームの属性情報に基づいて、前記パケットを送信する際のあるべき状態を判断することに用いられる。
選択的に、一実施例として、前記プロセッサ620は具体的にデータ遅延、パケットサイズ、パケット送信時間間隔のうちの少なくとも1つに基づいて、前記パケットを送信する際の前記端末装置のあるべき状態を判断することに用いられる。
当業者であれば、本明細書に開示された実施例に説明される各例のユニット及びアルゴリズムステップを参照して、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせによって実現できると理解される。これらの機能はハードウェアそれともソフトウェアの方式で実行するかは、技術案の特定アプリケーション及び設計された制約条件によって決定される。当業者は各特定アプリケーションに対して様々な方法で説明された機能を実現することができるが、このような実現は本発明の範囲を超えると見なされるべきではない。
当業者は、説明の都合上、上記説明されたシステム、装置及びユニットの具体的な動作過程が上記方法実施例における対応する過程を参照してもよく、詳細な説明が省略することを明確に理解することができる。
本発明に係るいくつかの実施例において、開示されたシステム、装置及び方法がほかの方式で実現されてもよいと理解すべきである。例えば、以上に説明された装置実施例は単なる模式的なものであり、例えば、前記ユニットの分割は単なる論理的機能の分割であり、実際に実現する場合に別の分割方式でもよく、例えば複数のユニット又はアセンブリを別のシステムに結合又は統合することができ、又はいくるかの特徴を省略してもよいし、実行しなくてもよい。また、表示又は検討された相互間の結合又は直接結合又は通信接続がいくつかのインターフェース、装置又はユニットによる間接結合又は通信接続であってもよく、電気、機械又はほかのタイプであってもよい。
前記分離部材として説明されたユニットは物理的に分離されるものであってもよいし、そうでないものであってもよく、ユニットとして表示される部材は物理ユニットであってもよいし、そうでなくてもよく、つまり、一箇所に位置してもよいし、複数のネットワークユニットに分布してもよい。実際の必要に応じて、そのユニットの一部又は全部を選択して本実施例案の目的を実現してもよい。
また、本発明の各実施例における各機能ユニットは1つの処理ユニットに統合されてもよく、各ユニットは独立して物理的に存在してもよく、2つ又は2つ以上のユニットは1つのユニットに統合されてもよい。
前記機能がソフトウェア機能ユニットの形式で実現されて、独立した製品として販売又は使用されるとき、1つのコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解の上で、本発明の技術案は本質的に、又は従来技術に貢献した部分又は該技術案の一部はソフトウェア製品の形式で具現されてもよく、該コンピュータソフトウェア製品は、1つの記憶媒体に記憶されてもよく、一台のコンピュータ機器(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク機器等であってもよい)で本発明の各実施例に記載の方法のステップの全部又は一部を実行するための複数の命令を含む。上記記憶媒体は、USBメモリ、ポータブルハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM、Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスク等のプログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。
以上の説明は本発明の具体的な実施形態であるが、本発明の保護範囲を制限するためのものではなく、当業者が本発明に開示された技術的範囲内に容易に想到しうる変更又は置換は、いずれも本発明の保護範囲内に含まれるべきである。従って、本発明の保護範囲は前記特許請求の保護範囲に準ずるべきである。
第二態様においてデータ伝送方法を提供し、端末装置はアクセスネットワーク装置にパケットを送信する際のあるべき状態を決定し、前記端末装置がパケットを送信する際のあるべき状態は少なくとも2つの状態のいずれか1つであり、前記少なくとも2つの状態は前記端末装置及びネットワーク側装置がデータを伝送する際の異なる状態であることと、前記端末装置は、前記パケットを送信する際のあるべき状態で、前記アクセスネットワーク装置に前記パケットを送信することと、を含む。
第八態様においてコンピュータ可読媒体を提供し、前記コンピュータ可読媒体はアクセスネットワーク装置によって実行するためのプログラムコードを記憶することに用いられ、前記プログラムコードは第二態様の方法を実行するための命令を含む。
具体的に、アクセスネットワーク装置がベアラ又はデータストリームの属性情報に基づいて第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を判断することは、アクセスネットワーク装置がデータ遅延、パケットサイズ、パケット送信時間間隔のうちの少なくとも1つに基づいて第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を判断することを含む。
また、第二パケットのGTP−Uヘッダフィールドに1つのデータ状態(Data State)フィールドを追加してもよく、第二パケットの番号が1である場合、第二パケットのデータ状態フィールドに番号1から番号N(Nは1より大きい整数である)までのN個のパケットの第四指示情報を含めてもよく、このN個のパケットは第二パケット自体及び第一パケットを含む。第二パケットの番号が3である場合、第二パケットのデータ状態フィールドに番号3から番号N(Nは3より大きい整数である)までの複数のパケットの第四指示情報を含めてもよく、該複数のパケットは第二パケット自体及び上記第一パケットを含む。
選択的に、アクセスネットワーク装置は端末装置に第一パケットを送信する前に、端末装置に第五指示情報を送信し、該第五指示情報は第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を指示することに用いられる。
210、端末装置はアクセスネットワーク装置にパケットを送信する際のあるべき状態を決定し、端末装置がパケットを送信する際のあるべき状態は少なくとも2つの状態のいずれか1つであり、該少なくとも2つの状態は端末装置及びネットワーク側装置がデータを伝送する際の異なる状態である。
上記属性情報はベアラ又はデータストリームのサービス品質(Quality of Service、QoS)情報を含んでもよい。上記端末装置はベアラ又はデータストリームの設定情報に含まれる情報に基づいてパケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を直接決定することができるだけでなく、ベアラ又はデータストリーム自体のある属性情報に基づいて判断することにより、パケットを送信する際の端末装置のあるべき状態を決定することもできる。
図4は本発明の実施例の端末装置の模式的なブロック図である。図4に示すように、該端末装置400は、
前記端末装置がアクセスネットワーク装置にパケットを送信する際のあるべき状態を決定することに用いられ、前記端末装置がパケットを送信する際のあるべき状態は少なくとも2つの状態のいずれか1つであり、前記少なくとも2つの状態は前記端末装置及びネットワーク側装置がデータを伝送する際の異なる状態である決定モジュール410と、
前記第一パケットを送信する際のあるべき状態で前記アクセスネットワーク装置に前記第一パケットを送信するための送信モジュール420と、を含む。
図6は本発明の実施例の端末装置の模式的なブロック図である。図6におけるアクセスネットワーク装置600は、
プログラムを記憶するためのメモリ610と、
前記メモリ610に記憶されるプログラムを実行することに用いられ、前記プログラムが実行されるとき、前記端末装置がアクセスネットワーク装置にパケットを送信する際のあるべき状態を決定することに用いられ、前記端末装置がパケットを送信する際のあるべき状態は少なくとも2つの状態のいずれか1つであり、前記少なくとも2つの状態は前記端末装置及びネットワーク側装置がデータを伝送する際の異なる状態であるプロセッサ620と、
前記パケットを送信する際のあるべき状態で前記アクセスネットワーク装置に前記パケットを送信するための送受信機630と、を備える。

Claims (40)

  1. データ伝送方法であって、
    アクセスネットワーク装置はコアネットワーク装置から送信された第一パケットを受信することと、
    前記アクセスネットワーク装置は前記第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定し、前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態は少なくとも2つの状態のいずれか1つであり、前記少なくとも2つの状態は前記端末装置及びネットワーク側装置がデータを伝送する際の異なる状態であることと、
    前記アクセスネットワーク装置は前記端末装置に前記第一パケットを送信することと、を含むことを特徴とするデータ伝送方法。
  2. 前記少なくとも2つの状態は、第一状態と第二状態とを含み、
    前記第一状態において、前記端末装置及び前記アクセスネットワーク装置が接続されるように維持し、前記端末装置及び前記アクセスネットワーク装置には前記端末装置のコンテクスト情報を記憶し、前記端末装置が前記アクセスネットワーク装置の属するアクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動する際に、前記端末装置はセル再選択プロセスを実行し、前記端末装置はアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行わなく、
    前記第二状態において、前記端末装置が前記アクセスネットワーク装置の属するアクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動する際に、前記アクセスネットワーク装置は前記端末装置がアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行うように制御することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記方法は、更に、
    前記アクセスネットワーク装置が前記コアネットワーク装置から前記第一パケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報を取得することを含み、
    前記アクセスネットワーク装置が前記第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することは、
    前記アクセスネットワーク装置が前記ベアラ情報又はデータストリーム情報に基づいて、前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記アクセスネットワーク装置が前記コアネットワーク装置から前記第一パケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報を取得することは、
    前記アクセスネットワーク装置が前記ベアラ又はデータストリームの第一指示情報を取得することを含み、前記第一指示情報は前記ベアラ又は前記データストリームに対応するパケットを伝送する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられ、
    前記アクセスネットワーク装置が前記ベアラ情報又はデータストリーム情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することは、
    前記アクセスネットワーク装置が前記第一指示情報に基づいて、前記第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記アクセスネットワーク装置が前記コアネットワーク装置から前記第一パケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報を取得することは、
    前記アクセスネットワーク装置が前記コアネットワーク装置から前記第一パケットに対応するベアラ又はデータストリームの属性情報を取得することを含み、
    前記アクセスネットワーク装置が前記ベアラ情報又はデータストリーム情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することは、
    前記アクセスネットワーク装置が前記ベアラ又はデータストリームの属性情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を判断することを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  6. 前記アクセスネットワーク装置が前記ベアラ又はデータストリームの属性情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を判断することは、
    前記アクセスネットワーク装置がデータ遅延、パケットサイズ、パケット送信時間間隔のうちの少なくとも1つに基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を判断することを含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記方法は、更に、
    前記アクセスネットワーク装置が前記コアネットワーク装置から第二指示情報を取得することを含み、前記第二指示情報は前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられ、
    前記アクセスネットワーク装置が前記第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することは、
    前記アクセスネットワーク装置が前記第二指示情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  8. 前記第一パケットに前記第一パケットの第三指示情報を含めており、前記第三指示情報は前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられ、前記方法は、更に、
    前記アクセスネットワーク装置が前記第一パケットから前記第一パケットの第三指示情報を取得することを含み、
    前記アクセスネットワーク装置が前記第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することは、
    前記アクセスネットワーク装置が前記第三指示情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  9. 前記第三指示情報を前記第一パケットのユーザプレーントンネリングプロトコルGTP−Uヘッダフィールドに含めていることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記アクセスネットワーク装置が前記第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することは、
    前記アクセスネットワーク装置が第二パケットに含まれている前記第一パケットの第四指示情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することを含み、前記第一パケットの第四指示情報は前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられ、前記第二パケットは前記アクセスネットワーク装置が前記第一パケットを受信する前に受信したパケットであることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  11. 前記第二パケットには前記第二パケットからのN個のパケットの第四指示情報を含めており、前記N個のパケットは前記第二パケット及び前記第一パケットを含み、Nは1より大きい整数であることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記第二パケットには前記第二パケットからシリアル番号Nまでの複数のパケットの第四指示情報を含めており、前記複数のパケットは前記第二パケット及び前記第一パケットを含み、Nは1より大きい整数であることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  13. 前記第四指示情報を前記第二パケットのGTP−Uヘッダフィールドに含めていることを特徴とする請求項10〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記方法は、更に、
    前記アクセスネットワーク装置が第五指示情報を前記端末装置に送信することを含み、前記第五指示情報は前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. データ伝送方法であって、
    端末装置はアクセスネットワーク装置にパケットを送信する際のあるべき状態を決定し、前記アクセスネットワーク装置にパケットを送信する際のあるべき状態は少なくとも2つの状態のいずれか1つであり、前記少なくとも2つの状態は前記端末装置及びネットワーク側装置がデータを伝送する際の異なる状態であることと、
    前記端末装置は、前記パケットを送信する際のあるべき状態で、前記アクセスネットワーク装置に前記パケットを送信することと、を含むことを特徴とするデータ伝送方法。
  16. 前記少なくとも2つの状態は、第一状態と第二状態とを含み、
    前記第一状態において、前記端末装置及び前記アクセスネットワーク装置が接続されるように維持し、前記端末装置及び前記アクセスネットワーク装置には前記端末装置のコンテクスト情報を記憶し、前記端末装置が前記アクセスネットワーク装置の属するアクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動する際に、前記端末装置はセル再選択プロセスを実行し、前記端末装置はアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行わなく、
    前記第二状態において、前記端末装置が前記アクセスネットワーク装置の属するアクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動する際に、前記アクセスネットワーク装置は前記端末装置がアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行うように制御することを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記端末装置がパケットを送信する際のあるべき状態を決定することは、
    前記端末装置が予め取得された前記パケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報に基づいて前記パケットを送信する際のあるべき状態を決定することを含むことを特徴とする請求項15又は16に記載の方法。
  18. 前記端末装置が予め取得された前記パケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報に基づいて前記第一パケットを送信する際のあるべき状態を決定することは、
    前記端末装置が前記ベアラ又は前記データストリームの設定情報における第一指示情報に基づいて前記パケットを送信する際のあるべき状態を決定することを含み、前記第一指示情報は前記ベアラ又は前記データストリームに対応するパケットを伝送する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記端末装置が予め設定されたベアラ情報又はデータストリーム情報に基づいて前記パケットを送信する際のあるべき状態を決定することは、
    前記端末装置が前記ベアラ又は前記データストリームの属性情報に基づいて前記パケットを送信する際のあるべき状態を判断することを含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  20. 前記端末装置が前記ベアラ又は前記データストリームの属性情報に基づいて前記パケットを送信する際のあるべき状態を判断することは、
    前記端末装置がデータ遅延、パケットサイズ、パケット送信時間間隔のうちの少なくとも1つに基づいて前記パケットを送信する際の前記端末装置のあるべき状態を判断することを含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. アクセスネットワーク装置であって、
    コアネットワーク装置から送信された第一パケットを受信するための受信モジュールと、
    前記第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することに用いられ、前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態は少なくとも2つの状態のいずれか1つであり、前記少なくとも2つの状態は前記端末装置及びネットワーク側装置がデータを伝送する際の異なる状態である決定モジュールと、
    前記端末装置に前記第一パケットを送信するための送信モジュールと、を含むことを特徴とするアクセスネットワーク装置。
  22. 前記少なくとも2つの状態は、第一状態と第二状態とを含み、
    前記第一状態において、前記端末装置及び前記アクセスネットワーク装置が接続されるように維持し、前記端末装置及び前記アクセスネットワーク装置には前記端末装置のコンテクスト情報を記憶し、前記端末装置が前記アクセスネットワーク装置の属するアクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動する際に、前記端末装置はセル再選択プロセスを実行し、前記端末装置はアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行わなく、
    前記第二状態において、前記端末装置が前記アクセスネットワーク装置の属するアクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動する際に、前記アクセスネットワーク装置は前記端末装置がアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行うように制御することを特徴とする請求項21に記載のアクセスネットワーク装置。
  23. 前記アクセスネットワーク装置は、
    前記第一パケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報を取得するための取得モジュールを更に含み、
    前記決定モジュールは前記ベアラ情報又はデータストリーム情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することに用いられることを特徴とする請求項21又は22に記載のアクセスネットワーク装置。
  24. 前記取得モジュールは、具体的に、
    前記第一パケットに対応するベアラ又はデータストリームの第一指示情報を取得することに用いられ、前記第一指示情報は前記ベアラ又は前記データストリームに対応するパケットを伝送する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられ、
    前記決定モジュールは、具体的に、
    前記第一指示情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の端末装置のあるべき状態を決定することに用いられることを特徴とする請求項23に記載のアクセスネットワーク装置。
  25. 前記取得モジュールは、具体的に、
    前記コアネットワーク装置から前記第一パケットに対応するベアラ又はデータストリームの属性情報を取得することに用いられ、
    前記決定モジュールは、具体的に、
    前記ベアラ又はデータストリームの属性情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を判断することに用いられることを特徴とする請求項23に記載のアクセスネットワーク装置。
  26. 前記決定モジュールは、具体的に、
    データ遅延、パケットサイズ、パケット送信時間間隔のうちの少なくとも1つに基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を判断することに用いられることを特徴とする請求項25に記載のアクセスネットワーク装置。
  27. 前記アクセスネットワーク装置は、
    前記コアネットワーク装置から第二指示情報を取得し、前記第二指示情報は前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられる取得モジュールを更に含み、
    前記決定モジュールは、具体的に、
    前記第二指示情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することに用いられることを特徴とする請求項21又は22に記載のアクセスネットワーク装置。
  28. 前記第一パケットに前記第一パケットの第三指示情報を含めており、前記第三指示情報は前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられ、前記アクセスネットワーク装置は、
    前記第一パケットから前記第一パケットの第三指示情報を取得するための取得モジュールを更に含み、
    前記決定モジュールは、具体的に、
    前記第三指示情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することに用いられることを特徴とする請求項21又は22に記載のアクセスネットワーク装置。
  29. 前記第三指示情報を前記第一パケットのユーザプレーントンネリングプロトコルGTP−Uヘッダフィールドに含めていることを特徴とする請求項28に記載のアクセスネットワーク装置。
  30. 前記決定モジュールは、具体的に、
    前記第二パケットに含まれている前記第一パケットの第四指示情報に基づいて前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することに用いられ、前記第一パケットの第四指示情報は前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられ、前記第二パケットは前記アクセスネットワーク装置が前記第一パケットを受信する前に受信したパケットであることを特徴とする請求項21又は22に記載のアクセスネットワーク装置。
  31. 前記第二パケットには前記第二パケットからのN個のパケットの第四指示情報を含めており、前記N個のパケットは前記第二パケット及び前記第一パケットを含み、Nは1より大きい整数であることを特徴とする請求項30に記載のアクセスネットワーク装置。
  32. 前記第二パケットには前記第二パケットからシリアル番号Nまでの複数のパケットの第四指示情報を含めており、前記複数のパケットは前記第二パケット及び前記第一パケットを含み、Nは1より大きい整数であることを特徴とする請求項30に記載のアクセスネットワーク装置。
  33. 前記第四指示情報を前記第二パケットのGTP−Uヘッダフィールドに含めていることを特徴とする請求項30〜32のいずれか一項に記載のアクセスネットワーク装置。
  34. 前記送信モジュールは更に前記第一パケットを受信する際の前記端末装置のあるべき状態を指示するための第五指示情報を前記端末装置に送信することに用いられることを特徴とする請求項21〜33のいずれか一項に記載のアクセスネットワーク装置。
  35. 端末装置であって、
    アクセスネットワーク装置にパケットを送信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することに用いられ、前記アクセスネットワーク装置にパケットを送信する際のあるべき状態は少なくとも2つの状態のいずれか1つであり、前記少なくとも2つの状態は前記端末装置及びネットワーク側装置がデータを伝送する際の異なる状態である決定モジュールと、
    前記パケットを送信する際のあるべき状態において前記アクセスネットワーク装置に前記パケットを送信するための送信モジュールと、を含むことを特徴とする端末装置。
  36. 前記少なくとも2つの状態は、第一状態と第二状態とを含み、
    前記第一状態において、前記端末装置及び前記アクセスネットワーク装置が接続されるように維持し、前記端末装置及び前記アクセスネットワーク装置には前記端末装置のコンテクスト情報を記憶し、前記端末装置が前記アクセスネットワーク装置の属するアクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動する際に、前記端末装置はセル再選択プロセスを実行し、前記端末装置はアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行わなく、
    前記第二状態において、前記端末装置が前記アクセスネットワーク装置の属するアクセスネットワーク装置群内のすべてのアクセスネットワーク装置のカバレッジ範囲内に移動する際に、前記アクセスネットワーク装置は前記端末装置がアクセスネットワーク装置のハンドオーバーを行うように制御することを特徴とする請求項35に記載の端末装置。
  37. 前記決定モジュールは、具体的に、
    予め取得された前記パケットに対応するベアラ情報又はデータストリーム情報に基づいて前記パケットを送信する際のあるべき状態を決定することに用いられることを特徴とする請求項35又は36に記載の端末装置。
  38. 前記決定モジュールは、具体的に、
    前記ベアラ又は前記データストリームの設定情報における第一指示情報に基づいて前記パケットを送信する際の前記端末装置のあるべき状態を決定することに用いられ、前記第一指示情報は前記ベアラ又は前記データストリームに対応するパケットを伝送する際の前記端末装置のあるべき状態を指示することに用いられることを特徴とする請求項37に記載の端末装置。
  39. 前記決定モジュールは、具体的に、
    前記ベアラ又は前記データストリームの属性情報に基づいて前記パケットを送信する際のあるべき状態を判断することに用いられることを特徴とする請求項37に記載の端末装置。
  40. 前記決定モジュールは、具体的に、
    データ遅延、パケットサイズ、パケット送信時間間隔のうちの少なくとも1つに基づいて前記パケットを送信する際の前記端末装置のあるべき状態を判断することに用いられることを特徴とする請求項39に記載の端末装置。
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