JP2019513435A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. 検体受け器であって：
   物質を含んだ流体の流れを受け取るよう構成された第1受け器ポートを含む第1受け器部材であって、前記検体受け器の内部の第1部分を形成する第1受け器部材と；
   前記内部の前記第1部分に流体連通すると共に前記流体の流れから物質の標本を採取するよう構成された検体捕捉部材であって、前記内部の前記第1部分と前記内部の前記第2部分との間に配置され、前記流体の流れを濾過して前記物質の前記標本を採取するよう構成された検体捕捉部材と、
   前記第1受け器部材に結合されるよう構成されると共に前記検体受け器の前記内部の第2部分を形成する第2受け器部材とを含み、前記第2部分は前記第1部分の下流側にあり、前記第2受け器部材は、真空源に結合されるよう構成された第2受け器ポートを含む、検体受け器。
2. 前記第1受け器ポートの内径は前記第2受け器ポートの内径より小さく、前記第1受け器ポートから前記第2受け器ポートへの流体の流れ方向における圧力勾配を減少させる、請求項1に記載の検体受け器。
3. 前記第2受け器部材は、前記第2受け器ポートに流体連通されている第2受け器チャンネルを含み、前記第2受け器チャンネルは、前記検体捕捉部材の直径より小さいチャンネル径を画定する、請求項1に記載の検体受け器。
4. 前記検体捕捉部材は、前記流体の流れ内の物質をサイズにより分離するよう構成されたサイズフィルタであり、この分離は、前記フィルタのメッシュサイズより大きい物質が前記検体捕捉部材を通過して前記内部の前記第2部分に至るのを遮ることにより行う、請求項1に記載の検体受け器。
5. 前記検体捕捉部材の前記メッシュサイズは、前記物質の前記標本の予期されるサイズに一致し未満である、請求項4に記載の検体受け器。
6. 前記検体捕捉部材の周りに配置される流体封止部材であって、前記第1受け器部材が前記第2受け器部材に結合される境界の近傍に配置されて、前記境界を封止するよう構成された流体封止部材をさらに含む、請求項1に記載の検体受け器。
7. 物質が前記検体捕捉部材により採取されたかどうかを視覚的に示すよう構成された指示器をさらに含み、前記指示器は半透明または透明部分を含む、請求項1に記載の検体受け器。
8. 前記第1受け器部材または前記第2受け器部材の一方は外側リムを含み、前記外側リムは、当該外側リムから延伸する少なくとも1つの受け器係合部材を備え、前記第1受け器部材または前記第2受け器部材の他方は、前記第1受け器部材を前記第2受け器部材に取り外し可能に結合するために、前記受け器係合部材を摺動収容するよう構成された少なくとも1つのトラックを形成する内側リムを含む、請求項1に記載の検体受け器。
9. 前記第2受け器部材は前記第2受け器ポートに対向する内側開口部および前記内側開口部を囲む内側リム表面を形成し、前記内側開口部は前記内部の前記第2部分に流体連通し、前記検体捕捉部材が前記内側開口部を覆う一方で、前記内側リム表面は前記検体捕捉部材を収容するよう成形されている、請求項1に記載の検体受け器。
10. 前記第1受け器ポートの開口部から前記第2受け器ポートの開口部までの前記検体受け器の長さは1インチより大きく、5インチ未満である、請求項1に記載の検体受け器。
11. 検体受け器において内視鏡用具から物質の標本を採取する方法であって：
    検体捕捉部材を第1受け器部材と第2受け器部材との間に配置する段階と；
    前記第1受け器部材の第1受け器ポートにおいて物質を含んだ流体の流れを受け取る段階であって、前記第1受け器部材は、前記検体捕捉部材が内部に配置された前記検体受け器の内部の第1部分を形成する、受け取る段階と；
    前記第2受け器部材を前記第1受け器部材に結合する段階であって、前記第2受け器部材は、前記検体受け器の前記内部の第2部分を形成する、結合する段階と；
    前記流体の流れを前記検体受け器を通過して流動させるために、真空源を前記第2受け器部材の第2受け器ポートに結合する段階と；
    前記検体捕捉部材を用いて前記流体の流れを濾過することによって前記物体の標本を採取する段階とを含む、方法。
12. 前記第1受け器ポートの内径は前記第2受け器ポートの内径より小さく、前記方法は、前記第1受け器ポートから前記第2受け器ポートへの流体の流れ方向における圧力勾配の減少を生じさせる段階をさらに含む、請求項11に記載の方法。
13. 前記第2受け器部材は、前記第2受け器ポートに流体連通されている第2受け器チャンネルを含み、前記第2受け器チャンネルは、前記検体捕捉部材の直径より小さいチャンネル径を画定する、請求項11に記載の方法。
14. 前記検体捕捉部材は、前記流体の流れ内の物質をサイズにより分離するよう構成されたサイズフィルタであり、前記方法は、前記フィルタのメッシュサイズ未満の物質が前記検体捕捉部材を通過して前記内部の前記第2部分に到達するのを遮ることにより行う、請求項11に記載の方法。
15. 前記検体捕捉部材の前記メッシュサイズを、前記物質の前記標本の予期されるサイズに基づいて選択する段階をさらに含む、請求項14に記載の方法。
16. 前記検体捕捉部材の周りに配置される流体封止部材を配置する段階であって、前記第1受け器部材が前記第2受け器部材に結合される境界の近傍に前記流体封止部材を配置して前記境界を封止する、配置する段階をさらに含む、請求項11に記載の方法。
17. 物質が前記検体捕捉部材により採取されたかどうかを視覚的に示す段階をさらに含み、前記指示器は半透明または透明部分を含む、請求項11に記載の方法。
18. 前記第1受け器部材または前記第2受け器部材の一方は外側リムを含み、前記外側リムは、当該外側リムから延伸する少なくとも1つの受け器係合部材を備え、前記第1受け器部材または前記第2受け器部材の他方は少なくとも1つのトラックを形成する内側リムを含んでおり、前記方法は、前記第1受け器部材を前記第2受け器部材に取り外し可能に結合するため、前記受け器係合部材を前記少なくとも1つのトラックに摺動収容する段階をさらに含む、請求項11に記載の方法。
19. 前記第2受け器部材の内側開口部を囲む前記第2受け器部材の内側リム表面に前記検体捕捉部材を配置する段階であって、前記内側開口部は前記内部の前記第2部分に流体連通する、配置する段階と、前記検体捕捉部材で前記内側開口部を覆う段階とを含む、請求項11に記載の方法。
20. 前記第1受け器ポートの開口部から前記第2受け器ポートの開口部までの前記検体受け器の長さは1インチより大きく、5インチ未満である、請求項11に記載の方法。