JP2019139866A - Corrugated tube-attached electric wire and corrugated tube - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、コルゲートチューブを電線に取付ける技術に関する。 The present invention relates to a technique for attaching a corrugated tube to an electric wire.
特許文献1は、管軸方向に沿って直線状に延びるスリットによって半割されたコルゲートチューブを電線に取付けるに当たり、スリット形成部分に対して電線を押し込むことによって電線をコルゲートチューブ内に収める技術を開示している。 Patent Document 1 discloses a technique for fitting an electric wire into the corrugated tube by pushing the electric wire into the slit forming portion when attaching the corrugated tube divided by a slit extending linearly along the tube axis direction to the electric wire. doing.
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、コルゲートチューブを押えつつ電線をスリット形成部分に対して正確に押し込む必要が有る。 However, in the technique described in Patent Document 1, it is necessary to accurately push the electric wire into the slit forming portion while holding the corrugated tube.
そこで本発明は、コルゲートチューブを電線に取付けることを容易にできる技術を提供することを目的とする。 Then, an object of this invention is to provide the technique which can make it easy to attach a corrugated tube to an electric wire.
上記課題を解決するため、第1の態様に係るコルゲートチューブ付電線は、環状凸部と環状凹部とが軸方向に沿って交互に連続する形状に形成されたチューブ本体部を含み、前記チューブ本体部の一端部から他端部にかけて螺旋状に延在するスリットが形成されたコルゲートチューブと、前記コルゲートチューブが被せられた電線と、を備える。 In order to solve the above problem, the corrugated tube-attached electric wire according to the first aspect includes a tube main body formed in a shape in which annular convex portions and annular concave portions are alternately continuous along the axial direction. A corrugated tube in which a slit extending in a spiral shape from one end to the other end is formed, and an electric wire covered with the corrugated tube.
第2の態様に係るコルゲートチューブ付電線は、第1の態様に係るコルゲートチューブ付電線であって、前記チューブ本体部において前記スリットによって隔てられた部分を連結する連結部をさらに備える。 The electric wire with a corrugated tube according to the second aspect is an electric wire with a corrugated tube according to the first aspect, and further includes a connecting portion that connects portions separated by the slit in the tube main body portion.
第3の態様に係るコルゲートチューブ付電線は、第2の態様に係るコルゲートチューブ付電線であって、前記連結部は、樹脂が硬化した樹脂硬化部を含む。 The electric wire with a corrugated tube according to a third aspect is an electric wire with a corrugated tube according to the second aspect, and the connecting portion includes a resin cured portion in which the resin is cured.
第4の態様に係るコルゲートチューブ付電線は、第3の態様に係るコルゲートチューブ付電線であって、前記樹脂は、熱可塑性樹脂を含む。 The electric wire with a corrugated tube which concerns on a 4th aspect is an electric wire with a corrugated tube which concerns on a 3rd aspect, Comprising: The said resin contains a thermoplastic resin.
第5の態様に係るコルゲートチューブ付電線は、第3又は第4の態様に係るコルゲートチューブ付電線であって、前記樹脂硬化部が形成された部分の少なくとも一部において前記チューブ本体部が曲がった形状に維持されている。 The electric wire with a corrugated tube according to a fifth aspect is the electric wire with a corrugated tube according to the third or fourth aspect, wherein the tube main body portion is bent in at least a part of the portion where the resin cured portion is formed. It is maintained in shape.
第6の態様に係るコルゲートチューブ付電線は、第2から第5のいずれか1つの態様に係るコルゲートチューブ付電線であって、前記連結部は、粘着テープが前記チューブ本体の周囲に巻き付けられたテープ巻付部を含む。 The electric wire with a corrugated tube according to a sixth aspect is the electric wire with a corrugated tube according to any one of the second to fifth aspects, and the connecting portion has an adhesive tape wound around the tube main body. Including tape winding part.
第7の態様に係るコルゲートチューブは、環状凸部と環状凹部とが軸方向に沿って交互に連続する形状に形成されたチューブ本体部を含み、前記チューブ本体部の一端部から他端部にかけて螺旋状に延在するスリットが形成されている。 The corrugated tube according to the seventh aspect includes a tube main body portion formed in a shape in which annular convex portions and annular concave portions are alternately continuous along the axial direction, from one end portion to the other end portion of the tube main body portion. A slit extending in a spiral shape is formed.
第8の態様に係るコルゲートチューブは、第7の態様に係るコルゲートチューブであって、前記チューブ本体部の外面と内面とのうち少なくとも一方に熱可塑性樹脂が設けられた樹脂部をさらに備え、前記樹脂部にも前記スリットが形成されている。 A corrugated tube according to an eighth aspect is the corrugated tube according to the seventh aspect, further comprising a resin portion in which a thermoplastic resin is provided on at least one of an outer surface and an inner surface of the tube main body portion, The slit is also formed in the resin portion.
各態様によると、チューブ本体部を電線に対して螺旋状に巻付けていくことによって、コルゲートチューブを電線の周囲に容易に取付けることができる。 According to each aspect, a corrugated tube can be easily attached to the circumference | surroundings of an electric wire by winding a tube main-body part around an electric wire helically.
第2の態様によると、チューブ本体部においてスリットが形成された部分の口開きを連結部によって抑制可能である。 According to the 2nd aspect, the opening part of the part in which the slit was formed in the tube main-body part can be suppressed by the connection part.
第3の態様によると、樹脂を硬化させて連結部を形成することができる。 According to the 3rd aspect, resin can be hardened and a connection part can be formed.
第4の態様によると、熱可塑性樹脂を溶融させたのち硬化させて連結部を形成することができる。この場合、電線に取付ける前のコルゲートチューブに先に熱可塑性樹脂を設けることができる。 According to the fourth aspect, the thermoplastic resin can be melted and then cured to form the connecting portion. In this case, the thermoplastic resin can be provided first on the corrugated tube before being attached to the electric wire.
第5の態様によると、樹脂硬化部によって経路規制を行うことができる。 According to the 5th aspect, path | route regulation can be performed by the resin hardening part.
第6の態様によると、粘着テープを巻付けて連結部を形成することができる。 According to the 6th aspect, an adhesive tape can be wound and a connection part can be formed.
第8の態様によると、樹脂部が付いたチューブ本体部を電線に螺旋状に巻付けることができる。また樹脂部が付いたチューブ本体部を電線に巻付けた後、加熱することによって、熱可塑性樹脂を流動させることができる。そして、熱可塑性樹脂をスリットによって隔てられた部分を繋いだ状態で硬化させることによってスリットの口が開くことを抑制できる。 According to the 8th aspect, the tube main-body part with which the resin part was attached can be helically wound around an electric wire. Moreover, after winding the tube main-body part with the resin part around the electric wire, the thermoplastic resin can be flowed by heating. And it can suppress that the opening | mouth of a slit opens by hardening a thermoplastic resin in the state which connected the part separated by the slit.
{第1実施形態}
以下、第1実施形態に係るコルゲートチューブ付電線について説明する。図1は、第1実施形態に係るコルゲートチューブ付電線10を示す平面図である。図2は、図1のII−II線に沿って切断した縦断面図である。なお、理解容易とするため、図1では連結部40が仮想線で示されているのに対して図2では実線で示されている。
{First embodiment}
Hereinafter, the electric wire with a corrugated tube which concerns on 1st Embodiment is demonstrated. Drawing 1 is a top view showing
コルゲートチューブ付電線10は、電線12と、電線12に被せられたコルゲートチューブ20と、を備える。コルゲートチューブ付電線10は、連結部40をさらに備える。
The corrugated tube-attached
電線12は、例えば車両に搭載された機器同士をつなぐ配線部材として用いられる。電線12は、1本又は複数本含まれる。電線12は、例えば芯線と芯線を覆う絶縁被覆とを含む絶縁電線である。芯線は、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金などの導電材料によって形成された1本又は複数本の素線を含む。絶縁被覆は、PE(ポリエチレン)又はPVC(ポリ塩化ビニル)等の樹脂が芯線の周囲に押出成形されたり、エナメル等の樹脂塗料が芯線の周囲に塗布されたりすることによって形成される。
The
コルゲートチューブ20は、チューブ本体部22を含む。チューブ本体部22は、環状凸部23と環状凹部24とが軸方向に沿って交互に連続する、いわゆる蛇腹形状に形成されている。環状凸部23および環状凹部24は、それぞれ1周繋がった環状とされている。従って環状凸部23および環状凹部24は、螺旋状に延在していない。チューブ本体部22は、例えばPP(ポリプロプレン)等を材料とした一体成形品である。
The
コルゲートチューブ20には、チューブ本体部22の一端部から他端部にかけて螺旋状に延在するスリットSが形成されている。スリットSはチューブ本体部22の一端部から他端部にかけてチューブ本体部22の周囲を複数周周回するように形成されている。図1に示す例ではスリットSは右巻きに形成されているが、左巻きに形成されていてもよい。環状凸部23および環状凹部24それぞれが1周繋がった環状とされているため、スリットSは、環状凸部23および環状凹部24それぞれを斜めに横断するようにして形成されている。
The
以下では、チューブ本体部22の長手方向に沿った隣り合う一対の環状凸部23および環状凹部24の寸法を、チューブ本体部22の1ピッチとする。また、スリットSがチューブ本体部22の周囲で1周するときのチューブ本体部22の長手方向に沿った寸法を、スリットSの1ピッチとする。
Below, let the dimension of a pair of adjacent
図1に示す例ではスリットSの1ピッチは、チューブ本体部22の2ピッチ分に相当するように形成されている。もっとも、スリットSの1ピッチは、チューブ本体部22の1ピッチ分などチューブ本体部22の2ピッチ分より短尺に形成されていてもよい。また、スリットSの1ピッチは、チューブ本体部22の3ピッチ分などチューブ本体部22の2ピッチ分より長尺に形成されていてもよい。この際、スリットSの1ピッチは、チューブ本体部22の1ピッチの整数倍でなくともよい。
In the example shown in FIG. 1, one pitch of the slits S is formed to correspond to two pitches of the tube
なお、図1に示す例ではチューブ本体部22の一端部から他端部にかけてスリットSが一定のピッチで形成されているが、スリットSが途中でピッチが変化するように警世されていてもよい。
In the example shown in FIG. 1, the slits S are formed at a constant pitch from one end portion to the other end portion of the tube
連結部40は、チューブ本体部22においてスリットSによって隔てられた部分を連結する。ここでは連結部40は、樹脂が硬化した樹脂硬化部42を含む。
The connecting
樹脂硬化部42は、チューブ本体部22の外面にスリットSを跨ぐ態様で設けられている。このとき樹脂硬化部42は、各環状凹部24の外面に入り込む複数の第1部分43と各第1部分43を繋ぐ第2部分44とを含む。従って第2部分44は各環状凸部23の外側を覆っている部分を有する。より詳細には、第1部分43は、環状凹部24の外面に生じる隣り合う環状凸部23間の隙間を完全に埋めている。そして当該第1部分43の外周側にも第2部分44が一様に形成されている。
The
第1部分43は環状凹部24の周囲全体に亘って形成されている。このため、第1部分43は環状に形成されている。もっとも、第1部分43は、環状に形成されていなくてもよい。しかしながら、第1部分43は、環状凹部24の周囲に180度より大きい範囲に亘って形成されているとよい。これにより、第1部分43が環状凹部24から抜けにくくなる。
The
同様に第2部分44は環状凹部24及び環状凸部23の周囲全体に亘って形成されている。このため、第2部分44は環状に形成されている。もっとも第2部分44は、環状に形成されていなくてもよい。
Similarly, the
ここでは第2部分44の外周面はチューブ本体部22の長手方向に沿って平坦とされている。もっとも、第2部分44の外周面はチューブ本体部22の凹凸形状に応じた凹凸形状を呈するように形成されていてもよい。例えば、樹脂硬化部を構成する樹脂の厚みがチューブ本体部22の長手方向に沿ってほぼ一定となるように形成されると、第2部分の外周面はチューブ本体部22の凹凸形状に応じた凹凸形状を呈する。このような凹凸形状に形成された樹脂硬化部は、図1の形状に形成された場合よりも曲がり易くなる。
Here, the outer peripheral surface of the
樹脂硬化部42はチューブ本体部22よりも軟らかく形成されており、図1の形状であっても可撓性を有する。このため、樹脂硬化部42が設けられていても、コルゲートチューブ付電線10は、樹脂硬化部42が設けられた部分で曲げ可能とされる。ここではコルゲートチューブ付電線10は直線状に形成されており、樹脂硬化部42が設けられた部分は、外力が加えられることによって曲げ可能である。そして、当該外力が除去されることによって樹脂硬化部42が設けられた部分は元の直線状に戻る。
The resin cured
当該樹脂硬化部42を構成する樹脂は、熱可塑性樹脂を含む。これにより、当該樹脂を電線12に被せる前のコルゲートチューブ20に先に設けておくことができる。これについて後述する製造方法において詳述する。
The resin constituting the resin cured
樹脂硬化部42は、チューブ本体部22と接着していてもよいし、接着していなくてもよい。樹脂硬化部42がチューブ本体部22と接着していない場合でも、樹脂硬化部42が第1部分43を含むため、樹脂硬化部42がチューブ本体部22から外れることが抑制されている。
The
かかる熱可塑性樹脂としては、例えばエチレン酢酸ビニル共重合樹脂等を採用することができる。 As such a thermoplastic resin, for example, ethylene vinyl acetate copolymer resin or the like can be employed.
<製造方法>
図3および図4は、第1実施形態に係るコルゲートチューブ付電線10を製造する様子を示す説明図である。
<Manufacturing method>
FIG. 3 and FIG. 4 are explanatory views showing a state in which the corrugated tube-attached
コルゲートチューブ付電線10を製造するに当たって、まず電線12とコルゲートチューブ20Aとを準備する。なお、以下では、電線12に装着前のコルゲートチューブについてコルゲートチューブ20Aと称し、コルゲートチューブ付電線10におけるコルゲートチューブ20と区別することがある。このコルゲートチューブ20Aには、チューブ本体部22の一端部から他端部にかけて螺旋状に延在するスリットSが形成されている。
In manufacturing the
このとき、ここではコルゲートチューブ20Aには樹脂部30が形成されている。樹脂部30は、チューブ本体部22の外面に熱可塑性樹脂が設けられて形成されている。そしてコルゲートチューブ20Aにおいては樹脂部30にもスリットSが形成されている。従ってコルゲートチューブ20Aは、チューブ本体部22と樹脂部30とを含む。そして、コルゲートチューブ20Aの長手方向全体に亘ってチューブ本体部22と樹脂部30との両方にスリットSが形成されている。
At this time, the
例えば、スリットSが形成される前のチューブ本体部22の外面に熱可塑性樹脂を塗布して樹脂部30を形成したのち、樹脂部30付きのチューブ本体部22にスリットSを形成することによって樹脂部30とチューブ本体部22との両方にスリットSが入ったコルゲートチューブ20Aを形成することができる。また例えば、スリットSが形成された後のチューブ本体部22の外面にスリットSを塞がないように熱可塑性樹脂を塗布することによっても、樹脂部30にもスリットSが入ったコルゲートチューブ20Aを形成することができる。
For example, after forming the
樹脂部30は、樹脂硬化部42における上記第1部分43及び第2部分44に相当する第1部分33および第2部分34が生じるように設けられている。このとき樹脂部30は、チューブ本体部22と接着していてもよいし、接着していなくてもよい。樹脂部30がチューブ本体部22と接着していない場合でも、第1部分33が設けられているため、チューブ本体部22から外れることが抑制されている。しかしながら、コルゲートチューブ20Aにおいては、樹脂部30にスリットSが形成されている分、樹脂部30は、コルゲートチューブ付電線10における樹脂硬化部42よりもチューブ本体部22から外れたり、端部がめくれたりしやすい。この際、樹脂部30がチューブ本体部22と接着していると、スリットSが形成されていても、チューブ本体部22から外れたり端部がめくれたりしにくくなる。
The
電線12とコルゲートチューブ20Aとを準備したら次に、電線12にコルゲートチューブ20Aを被せる。このとき、チューブ本体部22及び樹脂部30に螺旋状のスリットSが形成されているため、電線12に対してコルゲートチューブ20Aを巻付けていくことができる。例えば、図3に示すように、コルゲートチューブ20Aの一端部を電線12に被せたのち、それより他端部側のコルゲートチューブ20Aを電線12周りに回転させることによって、コルゲートチューブ20Aを電線12に巻付けることができる。
Once the
電線12にコルゲートチューブ20Aを被せたら、次に、樹脂部30を加熱する。例えば、図4に示すように、ヒータ等の加熱装置80を用いて樹脂部30を加熱する。加熱された樹脂部30は、流動状となり、やがて樹脂部30のうちスリットSによって隔てられていた部分同士が繋がる。
If the
その後、樹脂部30を冷却して硬化させる。これにより、チューブ本体部22のスリットSが樹脂硬化部42によって繋がった上記コルゲートチューブ付電線10が完成となる。なお、コルゲートチューブ120Aは、粘着テープ等の図示省略の位置決め手段によって電線12に対して位置決めされているとよい。
Thereafter, the
以上のように構成されたコルゲートチューブ付電線10によると、チューブ本体部22を電線12に対して螺旋状に巻付けていくことによって、コルゲートチューブ20を電線12の周囲に容易に取付けることができる。このとき汎用のチューブ本体部22に対してスリットSを形成して、コルゲートチューブ20とすることができる。
According to the
また、チューブ本体部22においてスリットSが形成された部分の口開きを連結部40によって抑制可能である。このとき、樹脂を硬化させて連結部40としての樹脂硬化部42を形成することができる。特に、熱可塑性樹脂を溶融させたのち硬化させて樹脂硬化部42を形成することができる。この場合、電線12に取付ける前のコルゲートチューブ20Aに先に熱可塑性樹脂を含む樹脂部30を設けておくことができる。
Further, the opening of the portion where the slit S is formed in the tube
そして、樹脂部30付のコルゲートチューブ20Aを用いることによって樹脂部30が付いたチューブ本体部22を電線12に螺旋状に巻付けることができる。また樹脂部30が付いたチューブ本体部22を電線12に巻付けた後、加熱することによって、熱可塑性樹脂を流動させることができる。そして、熱可塑性樹脂をスリットSによって隔てられた部分を繋いだ状態で硬化させることによって樹脂硬化部42を形成でき、もってスリットSの口が開くことを抑制できる。
Then, by using the
また樹脂硬化部42がチューブ本体部22の外面側に設けられているため、電線12への付着が抑制される。樹脂硬化部42が可撓性を有するため、コルゲートチューブ付電線10を曲げた場合に樹脂硬化部42がスリットSを覆う状態が解消されることを抑制可能である。これにより、コルゲートチューブ付電線10を曲げた場合に電線12がスリットSから飛び出すことを抑制可能である。
Moreover, since the
{第2実施形態}
第2実施形態に係るコルゲートチューブ付電線について説明する。図5は、第2実施形態に係るコルゲートチューブ付電線110を示す平面図である。図6は、第2実施形態に係るコルゲートチューブ付電線110を製造する様子を示す説明図である。以下の説明においてこれまで説明したものと同様構成要素については同じ符号を付し、その説明は省略する。
{Second Embodiment}
The electric wire with a corrugated tube according to the second embodiment will be described. FIG. 5 is a plan view showing the corrugated tube-attached
コルゲートチューブ付電線110においては連結部140を構成する部材が、コルゲートチューブ付電線10において連結部40を構成する部材とは異なる。
In the corrugated tube-attached
連結部140は、テープ巻付部50を含む。テープ巻付部50は、粘着テープ52がチューブ本体部22の周囲に巻き付けられて形成されている。
The connecting
この場合、電線12に装着前のコルゲートチューブ120Aとしては、チューブ本体部22にスリットSが形成されたコルゲートチューブ120Aであって、樹脂部30が形成されていないコルゲートチューブ120Aを用いることが考えられる。
In this case, as the
コルゲートチューブ付電線110を製造するに当たっては、まずコルゲートチューブ120Aを電線12に巻付ける。この後、図6に示すように、電線12の周囲に粘着テープ52を巻付ける。粘着テープ52は、スリットSを跨ぐように巻付けられる。これにより、コルゲートチューブ付電線110においてスリットSの口が開くことを抑制できる。
In manufacturing the
このとき粘着テープ52は、コルゲートチューブ120Aに対して一端部から他端部まで螺旋状に巻付けられていてもよいし、螺旋状に巻き付けられるのではなく周方向にのみ巻付けられる部分巻が長手方向に沿った1箇所又は複数箇所で施されるものであってもよい。粘着テープ52が螺旋状に巻付けられる場合、その巻き方は、いわゆる荒巻などの隣り合う粘着テープ52同士が間隔をあけた巻き方であってもよいし、いわゆる二重巻などの隣り合う粘着テープ52同士が重なり合う巻き方であってもよい。図5に示す例では、粘着テープ52は、隣り合う粘着テープ52同士が重なり合う巻き方で巻付けられている。これにより、スリットSの露出が抑制されている。
At this time, the
粘着テープ52が螺旋状に巻付けられる場合、粘着テープ52の螺旋の向きは、スリットSの螺旋の向きと同じであってもよいし、異なっていてもよい。つまり、粘着テープ52の螺旋の向きと、スリットSの螺旋の向きとが、共に右巻き又は左巻きであってもよいし、粘着テープ52の螺旋の向きとスリットSの螺旋の向きとのうち一方が右巻きとされ、他方が左巻きとされていてもよい。図5に示す例では、粘着テープ52の螺旋の向きは、スリットSの螺旋の向きと同じ右巻きとされている。
When the
粘着テープ52は、通常、環状凸部23の外周面に貼り付けられて環状凹部24を跨ぐように巻付けられる。
The
このように形成されたコルゲートチューブ付電線110によると、粘着テープ52をコルゲートチューブ120Aに巻付けることによって連結部40としてのテープ巻付部50を形成することができる。
According to the
{第1変形例}
図7は、第1変形例に係るコルゲートチューブ付電線210を示す縦断面図である。図8は、第1変形例に係るコルゲートチューブ付電線210の製造に用いられるコルゲートチューブ220Aの一例を示す縦断面図である。
{First modification}
FIG. 7 is a longitudinal sectional view showing an
コルゲートチューブ付電線210においては連結部240がチューブ本体部22の内面に設けられている。連結部240は、樹脂が硬化した樹脂硬化部242である。
In the corrugated tube-attached
樹脂硬化部242は、各環状凸部23の内周面に入りこむ複数の第1部分243と、各第1部分243を繋ぐ第2部分244とを含む。従って第2部分244は各環状凹部24の内側を覆っている部分を有する。より詳細には、第1部分243は、環状凸部23の内面に生じる隣り合う環状凹部24間の隙間を完全に埋めている。そして当該第1部分243の内周側にも第2部分244が一様に形成されている。
The
第1部分243は環状凹部24の内周全体に亘って形成されている。このため、第1部分243は環状に形成されている。もっとも、第1部分243は、環状に形成されていなくてもよい。
The
同様に第2部分244は環状凹部24及び環状凸部23の内周全体に亘って形成されている。このため、第2部分244は環状に形成されている。もっとも第2部分244は、環状に形成されていなくてもよい。
Similarly, the
ここでは第2部分244の内周面はチューブ本体部22の長手方向に沿って平坦とされている。もっとも、第2部分244の内周面はチューブ本体部22の凹凸形状に応じた凹凸形状を呈するように形成されていてもよい。例えば、連結部240を構成する樹脂の厚みがチューブ本体部22の長手方向に沿ってほぼ一定となるように形成されると、第2部分244の内周面はチューブ本体部22の凹凸形状に応じた凹凸形状を呈する。
Here, the inner peripheral surface of the
コルゲートチューブ付電線210を製造するに当たっては、例えば図8に示すコルゲートチューブ220Aを用いることができる。
In manufacturing the corrugated tube-attached
コルゲートチューブ220Aにおいて、チューブ本体部22の内面に樹脂部230が形成されている。樹脂部230は、チューブ本体部22の内面に熱可塑性樹脂が設けられて形成されている。そしてコルゲートチューブ220Aにおいては樹脂部230にもスリットSが形成されている。例えば、スリットSが形成される前のチューブ本体部22の内面に熱可塑性樹脂を塗布して樹脂部230を形成したのち、樹脂部230付きのチューブ本体部22にスリットSを形成することによって樹脂部230とチューブ本体部22との両方にスリットSが入ったコルゲートチューブ220Aを形成することができる。また例えば、スリットSが形成された後のチューブ本体部22の内面にスリットSを塞がないように熱可塑性樹脂を塗布することによっても、樹脂部230にもスリットSが入ったコルゲートチューブ220Aを形成することができる。
In the corrugated tube 220 </ b> A, a
樹脂部230は、樹脂硬化部242における上記第1部分243及び第2部分244に相当する第1部分233及び第2部分234が生じるように設けられている。このとき樹脂部230は、チューブ本体部22と接着していてもよいし、接着していなくてもよい。樹脂部230がチューブ本体部22と接着していない場合でも、第1部分243が設けられているため、チューブ本体部22から外れることが抑制されている。しかしながら、コルゲートチューブ220Aにおいては、樹脂部230にスリットSが形成されている分、樹脂部230は、コルゲートチューブ付電線210における樹脂硬化部242よりもチューブ本体部22から外れたり、端部がめくれたりしやすい。この際、樹脂部230がチューブ本体部22と接着していると、スリットSが形成されていても、チューブ本体部22から外れたり端部がめくれたりしにくくなる。
The
樹脂硬化部がチューブ本体部22の内面に設けられる場合、樹脂硬化部が電線12と当接している場合もあり得るし、当接していない場合もあり得る。例えば、樹脂硬化部242のように樹脂硬化部が環状凹部24の内周面に一様に形成されていると、樹脂硬化部が電線12と当接する。これに対して、例えば樹脂硬化部が環状凸部23の径方向外側の内周面にのみ形成されていると、樹脂硬化部が電線12と当接しない。樹脂硬化部が電線12と当接している場合、樹脂硬化部が電線12と接着している場合もあり得るし、接着していない場合もあり得る。樹脂硬化部が電線12と接着している場合、電線12とコルゲートチューブ20とを位置決めすることができる。
When the resin cured portion is provided on the inner surface of the tube
{第2変形例}
図9は、第2変形例に係るコルゲートチューブ付電線310を示す縦断面図である。
{Second modification}
FIG. 9 is a longitudinal sectional view showing an
第2変形例に係るコルゲートチューブ付電線310において、連結部340として樹脂硬化部342が形成されている。そして樹脂硬化部342が形成された部分の少なくとも一部においてチューブ本体部22が曲がった形状に維持されている。ここでは、チューブ本体部22の外面側に樹脂硬化部342が形成されている。この場合、例えば、樹脂部30付のコルゲートチューブ20Aを電線12に被せてから、樹脂部30を含む部分でチューブ本体部22を曲げつつ樹脂部30を加熱する。これにより流動して繋ぎ合わされた樹脂部30を硬化させることによって、樹脂硬化部342が曲がった形状に形成される。この結果、樹脂硬化部342が形成された部分で、チューブ本体部22を曲がった形状に維持することができる。このようにコルゲートチューブ付電線310によると、樹脂硬化部342によって経路規制を行うことができる。
In the corrugated tube-attached
樹脂硬化部342によって経路規制を行う場合、樹脂硬化部342は、曲げ変形可能に形成されていてもよいし、曲げ変形不可に形成されていてもよいが、曲げ変形し難い比較的硬い樹脂で形成されていることが好ましい。このとき、コルゲートチューブ付電線は、直線状に経路規制される場合もあり得る。
When path regulation is performed by the
また、チューブ本体部22の内面側に形成された樹脂硬化部によって経路規制を行ってもよい。この場合、例えば、樹脂部230付のコルゲートチューブ220Aを電線12に被せてから、樹脂部230を含む部分でチューブ本体部22を曲げつつ樹脂部230を加熱する。これにより流動して繋ぎ合わされた樹脂部230を硬化させることによって、樹脂硬化部が曲がった形状に形成される。
Further, the path regulation may be performed by a resin curing portion formed on the inner surface side of the tube
{その他の変形例}
これまで連結部40、140、240、340が設けられるものとして説明してきたが、このことは必須の構成ではない。コルゲートチューブ付電線において連結部が設けられていない場合もあり得る。すなわち、電線12に対して樹脂部30、230のないコルゲートチューブ120Aが被されて、連結部40、140、240、340がもうけられないままコルゲートチューブ付電線とされる場合もあり得る。この場合、コルゲートチューブ120Aは、粘着テープ等の位置決め手段によって電線12に対して位置決めされているとよい。
{Other variations}
Although it has been described so far that the connecting
これまでチューブ本体部22の外面および内面のいずれか一方に樹脂硬化部42、242、342が形成されるものとして説明してきたが、チューブ本体部22の外面および内面の両方に樹脂硬化部42、242、342が形成されていてもよい。
So far, it has been described that the resin cured
また、チューブ本体部22においてスリットSが形成されることによって生じる側端面に樹脂硬化部が形成されていてもよい。つまり、チューブ本体部22においてスリットSによって隔てられる部分が間隔をあけて対向し、この隙間を埋めるように樹脂硬化部が形成されてもよい。このとき、コルゲートチューブ付電線において、チューブ本体部22の外面および内面の少なくとも一方に加えて当該側端面に樹脂硬化部が形成されている場合もあり得るし、当該側端面にのみ樹脂硬化部が形成されている場合もあり得る。前者の場合、例えば対向する側端面同士が隙を開けた状態で樹脂がチューブ本体部22の外面又は内面に設けられた後に、流動する樹脂がチューブ本体部22の外面又は内面から当該隙間に達して形成されることが考えられる。後者の場合、当該側端面のみに樹脂が塗布されることが考えられる。後者の場合、チューブ本体部22との接着力が強い接着剤によって樹脂硬化部42が形成されるとよい。
Moreover, the resin hardening part may be formed in the side end surface produced by forming the slit S in the tube main-
これまで樹脂硬化部42、242、342を構成する樹脂が熱可塑性樹脂を含むものとして説明してきたが、このことは必須の構成ではない。例えば、樹脂硬化部42、242、342は、湿気硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂、熱硬化性樹脂、2液硬化性樹脂など、流動状態から硬化状態への状態変更が不可逆的な反応を伴う樹脂を含むものであってもよい。この場合、樹脂部30、230のないコルゲートチューブ120Aが電線12に巻付けられた後に、これらの樹脂を塗布し、硬化させることが好ましい。
So far, it has been described that the resin constituting the cured
また、樹脂硬化部42、242、342を構成する樹脂が熱可塑性樹脂を含む場合でも、樹脂部30、230の付いていないコルゲートチューブ120Aを電線12に被せたのち流動状の熱可塑性樹脂をコルゲートチューブ120Aに塗布してスリットSによって隔てられる部分が連結された状態で当該熱可塑性樹脂を硬化させて樹脂硬化部42、242、342を形成するものであってもよい。
Further, even when the resin constituting the cured
例えば、チューブ本体部22の外面に樹脂硬化部42、342が形成されたコルゲートチューブ付電線10、310の場合、以下のようにして製造されることも考えられる。すなわち、電線12の周囲に樹脂部30、230が設けられていないコルゲートチューブ120Aが被せられたのち、その周囲に熱可塑性樹脂が設けられる。そして、コルゲートチューブ120Aの周囲に設けられた熱可塑性樹脂が硬化されて樹脂硬化部42、342が形成される。この際、コルゲートチューブ120Aの周囲に設けられる熱可塑性樹脂は、加熱が必要な硬化した状態であってもよいし、加熱が不要な流動状態であってもよい。前者の場合、例えばホットメルト樹脂がシート状に硬化したホットメルトフィルム又はホットメルトテープなどが電線12の周囲に巻き付けられることが考えられる。後者の場合、例えば加熱流動された熱可塑性樹脂が電線12の周囲に塗布されることが考えられる。この場合、流動状の熱可塑性樹脂が複数の電線12の間に浸透し、硬化することによって線間止水を併せて行うことが考えられる。
For example, in the case of the corrugated tube-attached
また例えば、チューブ本体部22の内面に樹脂硬化部242が形成されたコルゲートチューブ付電線210の場合、以下のようにして製造されることも考えられる。すなわち、電線12の周囲に熱可塑性樹脂が設けられる。そして、その周囲に樹脂部30、230が設けられていないコルゲートチューブ120Aが被せられたのち電線12の周囲に設けられた熱可塑性樹脂が硬化されて樹脂硬化部242が形成される。この際、電線12の周囲に設けられる熱可塑性樹脂は、加熱が必要な硬化した状態であってもよいし、加熱が不要な流動状態であってもよい。前者の場合、例えばホットメルト樹脂がシート状に硬化したホットメルトフィルム又はホットメルトテープなどが電線12の周囲に巻き付けられることが考えられる。後者の場合、例えば加熱流動された熱可塑性樹脂が電線12の周囲に塗布されて、当該熱可塑性樹脂が硬化しないうちにコルゲートチューブ120Aが被せられることが考えられる。熱可塑性樹脂が電線12の周囲に設けられる場合、流動状の熱可塑性樹脂が複数の電線12の間に浸透した状態で硬化することによって線間止水を併せて行うことが可能となる。
Further, for example, in the case of the corrugated tube-attached
また、樹脂硬化部42が第1部分43と第2部分44との両方を含むものとして説明してきたが、このことは必須の構成ではない。例えば、コルゲートチューブ付電線10がスリットSの多少の口開きが許容される部分に配設される場合、樹脂硬化部42が第1部分43と第2部分44とのいずれか1方のみを含む場合もあり得る。樹脂硬化部242、342においても同様である。
Moreover, although the
なお、上記各実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。例えば、連結部として、樹脂硬化部42、242、342とテープ巻付部50とを併用することもあり得る。
In addition, each structure demonstrated by said each embodiment and each modification can be suitably combined unless it mutually contradicts. For example, the
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。 As described above, the present invention has been described in detail. However, the above description is illustrative in all aspects, and the present invention is not limited thereto. It is understood that countless variations that are not illustrated can be envisaged without departing from the scope of the present invention.
10 コルゲートチューブ付電線
12 電線
20 コルゲートチューブ
22 チューブ本体部
23 環状凸部
24 環状凹部
30 樹脂部
40 連結部
42 樹脂硬化部
43 第1部分
44 第2部分
50 テープ巻付部
52 粘着テープ
80 加熱装置
S スリット
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記コルゲートチューブが被せられた電線と、
を備える、コルゲートチューブ付電線。 Including a tube main body portion formed in a shape in which the annular convex portions and the annular concave portions are alternately continuous along the axial direction, and a slit extending spirally from one end portion to the other end portion of the tube main body portion is formed. Corrugated tube,
An electric wire covered with the corrugated tube;
An electric wire with a corrugated tube.
前記チューブ本体部において前記スリットによって隔てられた部分を連結する連結部をさらに備える、コルゲートチューブ付電線。 It is an electric wire with a corrugated tube of Claim 1,
An electric wire with a corrugated tube, further comprising a connecting portion for connecting portions separated by the slit in the tube main body portion.
前記連結部は、樹脂が硬化した樹脂硬化部を含む、コルゲートチューブ付電線。 It is an electric wire with a corrugated tube according to claim 2,
The connecting portion is an electric wire with a corrugated tube, including a cured resin portion in which the resin is cured.
前記樹脂は、熱可塑性樹脂を含む、コルゲートチューブ付電線。 It is an electric wire with a corrugated tube according to claim 3,
The resin is an electric wire with a corrugated tube, including a thermoplastic resin.
前記樹脂硬化部が形成された部分の少なくとも一部において前記チューブ本体部が曲がった形状に維持されている、コルゲートチューブ付電線。 It is an electric wire with a corrugated tube according to claim 3 or claim 4,
An electric wire with a corrugated tube, wherein the tube main body portion is maintained in a bent shape in at least a part of a portion where the resin cured portion is formed.
前記連結部は、粘着テープが前記チューブ本体の周囲に巻き付けられたテープ巻付部を含む、コルゲートチューブ付電線。 It is an electric wire with a corrugated tube given in any 1 paragraph of Claims 2-5,
The connecting portion is an electric wire with a corrugated tube, including a tape winding portion in which an adhesive tape is wound around the tube body.
前記チューブ本体部の外面と内面とのうち少なくとも一方に熱可塑性樹脂が設けられた樹脂部をさらに備え、
前記樹脂部にも前記スリットが形成されている、コルゲートチューブ。 The corrugated tube according to claim 7,
Further comprising a resin portion provided with a thermoplastic resin on at least one of the outer surface and the inner surface of the tube body portion,
A corrugated tube in which the slit is also formed in the resin portion.
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