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JP2019113111A - 部材締結構造 - Google Patents

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JP2019113111A
JP2019113111A JP2017246794A JP2017246794A JP2019113111A JP 2019113111 A JP2019113111 A JP 2019113111A JP 2017246794 A JP2017246794 A JP 2017246794A JP 2017246794 A JP2017246794 A JP 2017246794A JP 2019113111 A JP2019113111 A JP 2019113111A
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JP
Japan
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screw
hole
fastened
fastening structure
screwed
Prior art date
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Pending
Application number
JP2017246794A
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English (en)
Inventor
慎悟 鳥居
Shingo Torii
慎悟 鳥居
啓一 宮田
Keiichi Miyata
啓一 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Seiko Co Ltd
Original Assignee
Nitto Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nitto Seiko Co Ltd filed Critical Nitto Seiko Co Ltd
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Abstract

【課題】インサートナットを用いなくても樹脂製の相手材に被締結部材を固定可能な部材締結構造を提供する。【解決手段】頭部11と軸部12と軸部12の先端側に設けられる第1ねじ部13と軸部の頭部側に設けられ、第1ねじ部より外径が大きく形成された第2ねじ部14とから成るタッピンねじ10を有し、タッピンねじ10の軸部が挿通する貫通孔21を有し、第1ねじ部は貫通孔から突出する一方、第2ねじ部が貫通孔の内周面に雌ねじを形成しながらねじ込まれる相手材20と、タッピンねじの第1ねじ部が挿通する通し穴31を有する被締結部材30と、第1ねじ部に螺合し、相手材に被締結部材を固定するナットとを備える部材締結構造1による。これによれば、タッピンねじは相手材に雌ねじを形成しながらねじ込まれるものであるため、樹脂等の相手材にインサートナットを用いなくても、相手材とタッピンねじとの間で緩みが生じることのない締結構造となる。【選択図】図1

Description

本発明は、予め相手材にタッピンねじを螺合し、そのタッピンねじの先端に被締結部材を位置決めしてから、ボルトにナットを締め付けることにより、相手材に被締結部材を固定する部材締結構造に関する。
従来から、自動車では車軸フランジのように、ブレーキドラム、ホイールといった取り付けおよび取り外しが繰り返し発生する部品の取り付けには、部品の位置決めの容易さも兼ねて、スタッドボルトとナットを用いた部材締結構造が知られている。その一例として、特許文献1(特開2016−50597号公報)に示す部材締結構造は、中つば付きのスタッドボルトを有しており、その一端は、相手材に予め設けられた貫通ねじ穴に中つば部が着座するまで螺合される。一方、スタッドボルトの他端は、相手材から突出することになるため、この突出した部分に被締結部材に予め設けられた通し穴を挿入することにより、被締結部材が位置決めされる。この状態でスタッドボルトにナットを締め付けることにより、相手材に被締結部材が固定される。
また、昨今では部品の軽量化に伴い、樹脂製の相手材が多くなっているが、このような相手材に予め雌ねじを形成し、ここに金属製のスタッドボルトを螺合することは、強度的に好ましくない。そのため、上記部材締結構造は、相手材にインサートナットを埋め込み、ここにスタッドボルトを螺合する構造になっている。
特開2016−50597号公報
しかしながら、上記部材締結構造では、中つば付きのスタッドボルトを使用しているため、相手材と被締結部材との間に、中つばの厚みの分だけ不要な隙間が生じてしまう問題があった。また、樹脂製の相手材の場合、インサートナットを用いなければならず、部品点数の増加およびコスト面の問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みて創生されたものであり、インサートナットを用いなくても樹脂製の相手材に被締結部材を固定可能な部材締結構造を提供することを目的とする。
頭部と、軸部と、軸部の先端側に設けられる第1ねじ部と、軸部の頭部側に設けられ、第1ねじ部より外径が大きく形成された第2ねじ部と、から成るタッピンねじを有し、前記タッピンねじの軸部が挿通する貫通孔を有し、第1ねじ部は貫通孔から突出する一方、第2ねじ部が貫通孔の内周面に雌ねじを形成しながらねじ込まれる相手材と、前記タッピンねじの第1ねじ部が挿通する通し穴を有する被締結部材と、第1ねじ部に螺合し、相手材に被締結部材を固定するナットと、を備える部材締結構造による。
タッピンねじの第1ねじ部は、その外径が相手材の貫通孔の内径および被締結部材の通し穴の内径よりも小さく形成されていることが好ましい。
相手材の貫通孔にタッピンねじをねじ込んでから、第1ねじ部に被締結部材の通し穴を挿通してナットを螺合することが好ましい。
本発明によれば、予め相手材にタッピンねじを螺合し、そのタッピンねじの先端に被締結部材を位置決めしてから、タッピンねじにナットを締め付けることにより、相手材に被締結部材を固定する部材締結構造において、タッピンねじは相手材に雌ねじを形成しながらねじ込まれるものであるため、樹脂等の相手材にインサートナットを用いなくても、相手材とタッピンねじとの間で緩みが生じることのない部材締結構造を提供することができる。
本発明の部材締結構造を示す縦断面図である。 本発明の部材締結構造の締結方法の第一工程を示す縦断面図である。 本発明の部材締結構造の締結方法の第二工程を示す縦断面図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。図1において、1は本発明の部材締結構造であり、タッピンねじ10と、相手材20と、相手材20に固定される被締結部材30と、タッピンねじ10に螺合し、相手材20と被締結部材30を固定するナット40とから構成される。
タッピンねじ10は、ドライバビット(図示せず)が嵌合可能な十字穴(図示せず)を有する頭部11と、この頭部11に一体成形されるねじ軸部12とから構成される。ねじ山を除いたねじ軸部12の横断面形状は、円形または略三角形を成している。また、ねじ軸部12は、軸部の中程から先端にかけてその外周面に形成される第1ねじ部13と、軸部の中程から頭部の首下にかけてその外周面に形成される第2ねじ部14とを有する。さらに、第2ねじ部14の外径は、第1ねじ部13の外径よりも大きく設定されている。
相手材20には、タッピンねじ10がねじ込まれる貫通孔21が穿設されている。この貫通孔21の内径は、タッピンねじ10の第1ねじ部13の外径より大きく、かつ第2ねじ部14の外径より小さく設定されている。このため、図2に示すように、相手材20の底面から貫通孔21にタッピンねじ10を挿入した際に、第1ねじ部13は、貫通孔21の内周面に接触することなく相手材20の上面から突出する一方、第2ねじ部14は、貫通孔21の内周面に雌ねじを形成しながらねじ込まれる。
被締結部材30には、通し穴31が穿設されており、この通し穴31の内径は、タッピンねじ10の第1ねじ部13の外径より大きく設定されている。このため、図3に示すように、被締結部材30の通し穴31は、相手材20の上面から突出した第1ねじ部13に嵌め込まれる。このようにして、被締結部材30は、相手材20の上面に位置決めされる。そして、図1に示すように、第1ねじ部13にナット40を螺合することにより、相手材20に被締結部材30が固定される。
本発明の部材締結構造1の締結方法としては、相手材20の底面からタッピンねじ10を螺合し、相手材10の上面にタッピンねじ10の第1ねじ部13を突出させる。続いて、この第1ねじ部13に被締結部材30の通し穴31を嵌め合わせることにより位置決めされる。最後に、タッピンねじ10の第1ねじ部13にナット40を締め付けることにより、相手材20に被締結部材30を固定する。本発明の部材締結構造1によれば、タッピンねじ10は相手材20に雌ねじを形成しながらねじ込まれるものであるため、相手材20が樹脂製であっても、緩みが生じることのない締結構造を提供することができる。
なお、本発明の各部の具体的な構成は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1 部材締結構造
10 タッピンねじ
11 頭部
12 ねじ軸部
13 第1ねじ部
14 第2ねじ部
20 相手材
21 貫通孔
30 被締結部材
31 通し穴
40 ナット

Claims (3)

  1. 頭部と、
    軸部と、
    軸部の先端側に設けられる第1ねじ部と、
    軸部の頭部側に設けられ、第1ねじ部より外径が大きく形成された第2ねじ部と、
    から成るタッピンねじを有し、
    前記タッピンねじの軸部が挿通する貫通孔を有し、第1ねじ部は貫通孔から突出する一方、第2ねじ部が貫通孔の内周面に雌ねじを形成しながらねじ込まれる相手材と、
    前記タッピンねじの第1ねじ部が挿通する通し穴を有する被締結部材と、
    第1ねじ部に螺合し、相手材に被締結部材を固定するナットと、
    を備えることを特徴とする部材締結構造。
  2. タッピンねじの第1ねじ部は、その外径が相手材の貫通孔の内径および被締結部材の通し穴の内径よりも小さく形成されていることを特徴とする請求項1に記載の部材締結構造。
  3. 相手材の貫通孔にタッピンねじをねじ込んでから、第1ねじ部に被締結部材の通し穴を挿通してナットを螺合することを特徴とする請求項1又は2に記載の部材締結構造。

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021065024A1 (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 日東精工株式会社 ねじ締結構造

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