JP2019111998A - 発光機の断線検出装置 - Google Patents
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Abstract
Description
鉄道に関する技術上の基準を定める省令には、発光信号を現示する装置は、接近する列車が当該列車の進路を支障する箇所までに停止することができる距離以上の地点から確認することができる位置に設置することと規定されている。そのため、鉄道事業者は、踏切から800m以上手前の地点で発光信号を確認することができるように特殊信号発光機を設置している。
特許文献1の信号灯の断線検知装置は、基板上に実装された複数のLEDを2以上の組に分割し、各組のLEDの直列回路を電源回路に並列に接続するとともに、各組のLEDの直列回路にそれぞれ検知素子を設けて各組の検知素子のAND(論理積)をとる回路を設け、AND条件が崩れたときにリレーを動作させて故障発生情報を監視装置へ出力するように構成されている。
また、特許文献1の断線検知技術と従来の人手による断線検査は、いずれもLEDの滅灯状態を検知するものであるため事後保全であり、LEDやケーブルが切れかかっている劣化状態までは検知できないつまり予防保全を行うことができないという課題がある。
本発明の他の目的は、発光機のLEDや配線、ケーブルが切れかかっているような劣化状態を検出することができる予防保全が可能な発光機の断線検出装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、断線を検出するタイミングで発光機の作動指令信号が入った場合に本来の発光動作が妨げられることのない発光機の断線検出装置を提供することにある。
発光ダイオードを光源とする発光機を駆動制御し発光させる発光制御器に対応して設けられ前記発光機内の断線、劣化または電源を供給するケーブルの断線、劣化を検知する断線検出装置において、
前記ケーブルが接続される一対の電源出力端子と、
前記一対の電源出力端子に接続され、前記発光機を発光させる際に電流を流す第1の経路および断線、劣化の検出時に電流を流す第2の経路と、
前記第2の経路に流れる電流を測定可能な電流測定手段と、
所定のタイミングで前記第2の経路に電流を流して前記電流測定手段による電流測定を実施させる機能および前記電流測定手段により検出された電流値に基づいて断線もしくは劣化を判定する機能を有する制御手段と、
を備え、前記第1の経路および第2の経路の途中には導通または非導通状態に切替え可能なスイッチ手段がそれぞれ設けられ、
前記第1の経路の途中の前記スイッチ手段は、外部からの発光機作動指令信号に応じて導通状態にされ、
前記第2の経路の途中の前記スイッチ手段は、外部からの発光機作動指令信号がないことを条件に前記制御手段からの測定指令信号により導通状態にされるように構成したものである。
かかる構成によれば、発光機の電源入力端子に逆方向の電圧が印加された際に点灯する確認用のLEDが設けられている場合に、作動指令信号が入っている場合に流す電流と逆の向きに電流を流すことで確認用のLEDを点灯させ、ケーブルの接続状態を表示させることができる。
かかる構成によれば、発光機へ電源を供給するケーブルを常時監視して断線もしくは劣化が発生した場合にはそれを検知することができる。
上記のような構成によれば、断線を検出するタイミングで特殊信号発光機の作動信号が入った場合には断線検知処理を実施しないあるいは処理を中止するので、緊急発報時の発光動作が妨げられることがないとともに、ノイズによる誤検知を回避することができる。
前記制御手段は、計時機能を備え、所定時間毎に前記電磁リレーを作動させる前記測定指令信号を出力して前記電磁リレーのコイルに電流を流し、前記第1の経路の途中の前記接点を非導通にさせる一方、前記第2の経路の途中の前記接点を導通させて前記電流測定手段による電流測定を実施させるように構成する。
図1は本発明の断線検出装置が適用される特殊信号発光機の制御システムの概略構成を、また図2は特殊信号発光機の発光部の外観および回路構成を示す。
図1に示すように、特殊信号発光機10は、発光部11と支持ロッド12とからなり踏切の手前数百メートルの位置に設置された支柱21によって支持されており、発光部11に電源を供給する配線(図示省略)は支柱21に装着されている接続箱22に接続され、接続箱22からケーブル23を介して踏切の近傍に設置されている踏切制御リレー等からなる踏切制御装置が内蔵された器具箱24に接続されている。
図3において、「V」印および「逆V」印はリレーの電気接点を表わしており、このうち「V」はリレーのコイルに電流が流れて励磁されるとオン(導通状態)になる接点(常開接点)を、また「逆V」はリレーのコイルに電流が流れて励磁されるとオフ(遮断状態)になる接点(常閉接点)を表わしている。また、図3において、符号RLYが付されているのは、リレーのコイルであるが、以下単にリレーと称する。各リレーとそのリレーの励磁によって作動される接点には同一の文字(EPR等)が付されている。
点灯制御回路は、特殊信号発光機10に電源を供給するケーブル23A,23Bの一端が接続される一対の電源出力端子31A,31Bと電源入力端子32A,32Bとの間に設けられた電源配線L1,L2と、踏切近傍に設置されている図示しない緊急停止ボタンが操作されたときあるいは踏切内の障害物検知装置が動作したときなどに作動する緊急発報リレーによってオフ(遮断状態)にされる接点ERと、当該接点ERがオフされると電流が遮断されて非励磁される緊急制御用リレーRLY1(EPR)を備える。
なお、点灯制御回路には点滅制御回路33が設けられており、点滅制御回路33によって特殊信号発光機10に間欠的に電流が流されてLEDが点滅駆動されるように構成されている。
なお、断線検知動作中に、緊急発報リレーによって接点ERがオフ(非導通状態)されると、タイマにより検測指令が入ったとしても検測開始用リレーRLY2(検測R)に電流が流れず、断線検知回路がLEDの断線検知動作に移行することはない。
この変形例の発光制御器30は、同時に2個の特殊信号発光機10A,10Bを点灯制御できるように構成したものであり、2個目の特殊信号発光機10Bへのケーブル23C,23Dが接続される電源出力端子31C,31Dと、電源出力端子31C,31Dと電源入力端子32A,32Bとの間に接続された配線L5,L6と、電源出力端子31C,31Dと電源入力端子32A,32Bとの間に接続されたバイパス配線L13,L14が設けられている。
また、上記実施形態では、本発明を特殊信号発光機の発光制御器に適用した場合について説明したが、本発明は特殊信号発光機以外のLEDを光源とする表示灯(例えば警報灯や信号機)の発光制御器にも利用することができる。
11 発光部
12 支持ロッド
22 接続箱
23 ケーブル
24 器具箱
30 発光制御器
31A,31B 電源出力端子
32A,32B 電源入力端子
33 点滅制御回路
34 制御基板
36 電流測定器
37 断線短絡検知器
Claims (5)
- 発光ダイオードを光源とする発光機を駆動制御し発光させる発光制御器に対応して設けられ前記発光機内の断線、劣化または電源を供給するケーブルの断線、劣化を検知する断線検出装置であって、
前記ケーブルが接続される一対の電源出力端子と、
前記一対の電源出力端子に接続され、前記発光機を発光させる際に電流を流す第1の経路および断線、劣化の検出時に電流を流す第2の経路と、
前記第2の経路に流れる電流を測定可能な電流測定手段と、
所定のタイミングで前記第2の経路に電流を流して前記電流測定手段による電流測定を実施させる機能および前記電流測定手段により検出された電流値に基づいて断線もしくは劣化を判定する機能を有する制御手段と、
を備え、前記第1の経路および第2の経路の途中には導通または非導通状態に切替え可能なスイッチ手段がそれぞれ設けられ、
前記第1の経路の途中の前記スイッチ手段は、外部からの発光機作動指令信号に応じて導通状態にされ、
前記第2の経路の途中の前記スイッチ手段は、外部からの発光機作動指令信号がないことを条件に前記制御手段からの測定指令信号により導通状態にされるように構成されていることを特徴とする発光機の断線検出装置。 - 前記一対の電源出力端子から前記ケーブルへ流す電流の向きを反転させる電流反転手段を備え、前記電流反転手段は、前記発光機作動指令信号がない場合には前記発光機作動指令信号が入っている際に流す電流の向きと逆の向きに電流を流すように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の発光機の断線検出装置。
- 前記電流反転手段によって逆の向きに流されている電流を測定する第2電流測定手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載の発光機の断線検出装置。
- 前記発光機は、踏切支障報知装置または踏切内障害物検知装置が動作したときに生成される信号を前記発光機作動指令信号として発光する特殊信号発光機であり、
踏切警報装置を作動させる制御リレーの接点が落下していないことを条件に前記電流測定手段による電流測定が実施されるように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の発光機の断線検出装置。 - 前記電流測定手段による電流測定を実施させるための信号により作動される電磁リレーを備え、前記第1の経路および第2の経路の途中に前記電磁リレーの接点がそれぞれ設けられ、
前記制御手段は、計時機能を備え、所定時間毎に前記電磁リレーを作動させる前記測定指令信号を出力して前記電磁リレーのコイルに電流を流し、前記第1の経路の途中の前記接点を非導通にさせる一方、前記第2の経路の途中の前記接点を導通させて前記電流測定手段による電流測定を実施させるように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の発光機の断線検出装置。
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CN113219372A (zh) * | 2021-06-16 | 2021-08-06 | 陕西省电子技术研究所 | 电缆检测装置及导通电阻检测方法、绝缘电阻检测方法 |
JP7478091B2 (ja) | 2020-12-18 | 2024-05-02 | 株式会社鷺宮製作所 | 踏切警報灯監視装置 |
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