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JP2019198602A - 調理保存容器 - Google Patents

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JP2019198602A
JP2019198602A JP2018105515A JP2018105515A JP2019198602A JP 2019198602 A JP2019198602 A JP 2019198602A JP 2018105515 A JP2018105515 A JP 2018105515A JP 2018105515 A JP2018105515 A JP 2018105515A JP 2019198602 A JP2019198602 A JP 2019198602A
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Abstract

【課題】食品の保存時の密閉性をより滅菌に近づけるとともに堅持な密閉を施し、低コストでの加熱調理、内圧を用いた調理を行う事。【解決手段】容体1の開口部の外周に傾斜凸条5を設けるとともに、蓋体2の内側に2か所の傾斜凹条を設け、傾斜凸条5と凹条6Bとの係合で加熱調理、蒸気排出を形成する。さらに6Aに相対回転させることで密閉状態に簡単に行える。又真空密閉状況になった場合、開閉孔を設けたことで簡易に蓋を開けることができる。【選択図】図1

Description

この発明は、食品を保存したり、電子レンジで加熱調理、圧力調理することを誰もが簡単に行え、密閉保存可能な容器に関わる。
技術背景
この種の容器は食材調理を電子レンジを利用し加熱調理を行う場合、上蓋を外しての調理が大半で、保管食品の蒸気発生と蒸気発散によりその食品に部分乾燥やパサつき、又それらの結果として乾燥硬化が生じやすい。又密閉状態として冷蔵庫などで保存した状態の食品をそのまま電子レンジで加熱調理をすると、容器の内圧が高まり容器の破損や破裂現象が起きる。
電子レンジでの加熱調理容器では、本体の内側に全体に波形突条が形成され、蓋は本体上部内部にはまり込み、外向きに波形突条が形成された電子レンジ調理用容器がある。
特許第4481367号
上記特許文献1に示す電子レンジ調理用容器は、蒸気排出溝を設け蓋が上方に移動したとき本体と蓋を連通させて蒸気を排出させることを特徴としている。この機構を構成するために蓋外突条部分が外周を覆い、本体内壁も突条部分が内周にある。よって、電子レンジ調理用容器に特化しており、調理後に次の課題として簡単な保存が別途必要になる。
そこでこの発明は電子レンジ調理用容器自体に加熱調理使用時の利便さと、調理後の食べ残しの保存および、保存時の密閉性を確保することを課題とする。
この発明は、高年齢層になっても孫と共に調理が行える簡単な容器であること、お父さんやお母さんのお手伝いで児童も楽しく調理手伝いが出来ることを念頭に置き、加熱調理の機能性並びに簡易性と安全性を重視し、容器としての基本用途を設けた。調理設定を時間を取らないよう容易にでき、加熱調理に加えて圧力調理を簡単に行えること、また安全な密閉保存が可能な機構を備えた容器とした。
この発明は、本体上部外側に3か所、もしくは4か所に傾斜のある凸線または凸点を作り、蓋体の内側に回転方向の傾斜を持つ凹線を2本(途中に隙間を作りクリック感を持たせる)3か所もしくは4か所に設け、同一方向への回転により蓋と本体に蒸気を排出する隙間を確保した状態で止め調理が出来、同一方向にさらに回転させるとクリック感で次のステップの 保管 となり、蓋窪み部分と本体内側に重なり合いが生じ、密閉状態となるよう形成された構成を採用した。
前記構成においては、前記容体及び蓋体の加熱調理設定では、蒸気排出が成され得る相対回転位置において、容体傾斜凸部(または凸点)と蓋体傾斜凹部(または凹点)が係合するようにすることが好ましい。
容器容体と蓋体の間の蒸気排出の隙間は容体と蓋体の相対回転位置によって決まるが、容体傾斜凸部(または凸点)と蓋体傾斜凹部(または凹点)が係合するときに、〔クリック感〕が発生する。その〔クリック感〕を感じ取り、加熱調理用の隙間の決定を容易に行えるようにした。
更に蓋体に掴み手を形成し開閉及び調理の段階における容体との相対回転位置の範囲において、本体容体の持ち手部分に目視可能な表示部分を設け、蓋体外周にも目視表示を付すことにより、より解り易く確認できる。
この発明では、調理後に一定時間除熱してから密閉するのを基本としているが、蓋体に開閉孔を付ける事で、たとえば加熱調理した後の残り物を真空密閉保存し、そのまま温める必要なく食す場合は、真空保存の場合は蓋体の開閉孔を開くと蓋を開けることができる。真空保存時は滅菌状態で内圧が掛かった状態の為、簡単に蓋は空けれないし、内容物は容器から漏れたりしない。
この発明に係る容器を示す分解斜視図 容体への蓋体の脱着の際における腰部平面図であり、図1での容体の位置表示にそっており、Cは開放状態で Dは調理可能状態で圧力による蒸気放出可能状態 Eは密閉状態 図2に示す容器の要部斜面図で容体表示を付した状態と蓋体の位置関係図 容体の形状の違うものの斜視図
発明を実施するための形状
この発明に係る容器を図1に示す。この容器は、容体1と蓋体2、開閉孔3とから構成される。容体1は円形の開口部をしており、この開口部の外周部側面には、開口部側に傾斜する傾斜突条5が、蓋体傾斜凹条6(A,B)との相対回転方向に対して90度回転対称の場合4か所、120度回転対称の場合3カ所設けられている。蓋体には簡単に回転させるための開閉掴み部4が設けられ、容体には持ち運び用把手が設けてある。
蓋体2の上部中央に開閉孔3を設け、容体1に調理食品が温かく冷めていないで蓋体2で密閉した場合、そのまま冷たい状態で蓋の開閉をしたい場合は容体内は真空密閉状態となっていて蓋は空かない。その場合は開閉孔3を開けると、真空状態は開放され、蓋は簡単に開けることが可能になる。
容体と蓋が真空密閉状態の場合、加熱する場合は、そのまま予定温めの時間を少な目にして電子レンジで温めると簡単に蓋は開ける事が可能となる。
図2に示す容器の調理蒸気排出状態(C〜E)と、図3に表示する機能表示(開、閉、調理)と使用状態、図1での蓋体と容体の相対回転位置について説明する。
蒸気排出可能調理可能状態(図2D)及び(図3D)では、蓋体表示照合突起部7が本体機能表示部Dの(調理)部分との回転位置、すなわち図1でいうところの本体傾斜突条5が蓋体凹条部分(6B)にクリック感をもって嵌合する位置にある。
蒸気排出可能 調理可能状態では、蓋体と容器に僅かに隙間が生じている。食品の加熱調理時にはこの隙間は少しの膨らみを柔軟に円形の蓋全周にもたらせ、程よく蒸気を排出可能にする。全体が円形で凹凸条の相対回転位置が生み出す狭い隙間は蒸気排出調理における蒸気排出を抑制させる機能を兼ね備え、加熱調理時の水分の蒸発を抑え、食品のパサつきを防止することを可能とした。
蒸気排出可能状態(図2(D)参照)では、図1A、Bと5の厚みに余裕があり、その遊びの分も蒸気排出に柔軟性をもたらせる。又上記は蓋の内側を通過して下方に排出されるため、より水分の排出を過剰に失われない状況を作っている。
また、この蒸気排出可能状態に至る際に、蓋回転時に凸部5が凹部Bに入り込む際使用者にクリック感が伝わる。このため使用者はDの表示と7の指示突起での確認時の大きな手助け、容易に使用者に蒸気排出可能 調理可能を伝える手助けとなる。
更に密閉状態では、蓋体2は容体1に対してEで示す通り相対回転がロックされこれ以上回転できない状態になる。またこの状態で蓋内側と本体天面内部の当節で密閉度はより強固になる。
更に、密閉状態では、蓋体2は容体1に対して、これ以上締め付け方向に回転出来ない事が図3Eの状況で確認できる。5とAとの嵌合は図2E図に於いて内側で円形に嵌合しており、なおかつ温度による真空状況も加わり密封状態が確実に維持される。
前記構成では、図3で開、閉、調理 としているが、絵柄や英文字や手表示イラスト凸記号などさまざまな表現が可能である。
1 容体
2 蓋体
3 開閉孔
4 蓋つまみ
5 傾斜突条
6A 傾斜凹条
6B 傾斜凹条
7 係合凸リブ
8 機能表示

Claims (3)

  1. 容体と蓋体と開閉孔を備え、前記開閉孔を備えた蓋体を前記容体の開口部にのせ時計回りに回すと、クリック感があり、前記蓋体と前記容体の隙間から蒸気を排出し、更に時計回りに回し込むと前記開口部の上内縁が蓋体内側傾斜部の裏側と密接しこの容体が密閉状態となり、調理後ひと肌程度で保存すると解熱時には密閉保存状態となり、開閉孔で真空状況を解除できる機能を備えた容器。
  2. 蓋に凹条設け本体凸部を形成するとともに、相対回転位置において双方の接合が簡易に行え、ワンクリックでの蒸気孔位置での係合、さらに容器の密閉が片手で容易に出来る容器。
  3. 前記蓋体にツマミ部を形成し、開閉を簡単に片手で行えるようにし、蓋部に係合凸リブを成し容体本体に機能表示を設け、回転位置を目視でも行え、蓋嵌めのセンター合わせ回転も楽に行える容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102287094B1 (ko) * 2020-02-07 2021-08-09 에코그린 (주) 덮개의 개폐가 용이한 음식물 저장용기

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JPH04118349U (ja) * 1991-01-30 1992-10-22 山津製陶株式会社 食品用蓋物
JP2012143385A (ja) * 2011-01-12 2012-08-02 Mimugo:Kk 容器

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