JP2019191501A - 現像剤収容体、画像形成ユニット、画像形成装置及び現像剤収容体制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】印刷品位を向上する。【解決手段】画像形成装置1は、アウター底板42dと、対向するアウター側壁42s及びキャップ44とにより、トナーを収容する空間であるトナー収容部35が内部に形成され、トナー収容部35と外部とを連通させトナー収容部35から外部へトナーを供給するアウター供給口37がアウター底板42dに設けられた外装部材34と、攪拌バー60を中心に正転方向Dfへ回転してトナー収容部35に収容されたトナーを攪拌する攪拌フィルム62と、攪拌バー60を挟んで対向するアウター側壁42s及びキャップ44のそれぞれに当接させた状態で停止するよう攪拌フィルム62を回転させる制御部5と、アウター供給口37から供給されたトナーをロール紙に転写する画像形成部15とを設ける。【選択図】図12
Description
本発明は現像剤収容体、画像形成ユニット、画像形成装置及び現像剤収容体制御方法に関し、例えば、電子写真方式のプリンタや複写機等の画像形成装置に適用して好適なものである。
従来、複数色の現像剤が収容される一体型の現像剤収容体を画像形成部に対して着脱可能とし、何れかの色の現像剤収容体の現像剤がなくなると現像剤収容体を交換される画像形成装置がある(例えば、特許文献1参照)。このような画像形成装置においては、現像剤収容体におけるトナー収容部に収容されたトナーから画像形成部へトナーが適宜供給される。
しかしながら、特にトナー収容部内に残留しているトナーの量が多い場合、トナー収容部内において下側に位置するトナーには、上側に位置するトナーから圧力がかかるため、下側に位置するトナーが凝集してしまい劣化し、印刷品位を保てないおそれがあった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、印刷品位を向上し得る現像剤収容体、画像形成ユニット、画像形成装置及び現像剤収容体制御方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の現像剤収容体においては、外装底板と、対向する外装側壁とにより、現像剤を収容する空間である現像剤収容部が内部に形成され、現像剤収容部と外部とを連通させ現像剤収容部から外部へ現像剤を供給する供給口が外装底板に設けられた外装部材と、攪拌バーを中心に正転方向へ回転して現像剤収容部に収容された現像剤を攪拌し、攪拌バーを挟んで対向する外装側壁のそれぞれに当接した状態で動作を停止する攪拌フィルムとを設けるようにした。
また本発明の画像形成ユニットにおいては、上述した現像剤収容体と、供給口から供給された現像剤を媒体に転写する画像形成部とを設けるようにした。
さらに本発明の画像形成装置においては、外装底板と、対向する外装側壁とにより、現像剤を収容する空間である現像剤収容部が内部に形成され、現像剤収容部と外部とを連通させ現像剤収容部から外部へ現像剤を供給する供給口が外装底板に設けられた外装部材と、攪拌バーを中心に正転方向へ回転して現像剤収容部に収容された現像剤を攪拌する攪拌フィルムと、攪拌バーを挟んで対向する外装側壁のそれぞれに当接させた状態で停止するよう攪拌フィルムを回転させる制御部と、供給口から供給された現像剤を媒体に転写する画像形成部とを設けるようにした。
さらに本発明の現像剤収容体制御方法においては、外装底板と、対向する外装側壁とにより、現像剤を収容する空間である現像剤収容部が内部に形成され、現像剤収容部と外部とを連通させ現像剤収容部から外部へ現像剤を供給する供給口が外装底板に設けられた外装部材と、攪拌バーを中心に正転方向へ回転して現像剤収容部に収容された現像剤を攪拌する攪拌フィルムとを有する現像剤収容体の制御方法であって、攪拌フィルムの回転姿勢を検出する検出ステップと、攪拌バーを挟んで対向する外装側壁のそれぞれに当接させた状態で停止するよう攪拌フィルムを回転させる回転制御ステップとを設けるようにした。
本発明は、現像剤収容部内において攪拌フィルムよりも上側に位置している現像剤が攪拌フィルムよりも下側へ落下することを防止し、攪拌フィルムよりも上側に位置している現像剤の圧力が攪拌フィルムよりも下側に位置している現像剤にかからなくすることにより、現像剤の劣化を抑えることができる。
本発明によれば、現像剤収容部内において攪拌フィルムよりも上側に位置している現像剤が攪拌フィルムよりも下側へ落下することを防止し、攪拌フィルムよりも上側に位置している現像剤の圧力が攪拌フィルムよりも下側に位置している現像剤にかからなくすることにより、現像剤の劣化を抑えることができる。かくして本発明は、印刷品位を向上し得る現像剤収容体、画像形成ユニット、画像形成装置及び現像剤収容体制御方法を実現できる。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
[1.第1の実施の形態]
[1−1.画像形成装置の構成]
図1に示すように画像形成装置1は、例えば電子写真方式を用いた画像形成ユニット22(図3)を有するロール紙プリンタであり、略箱型の筐体2を有している。以下では、図1における紙面の左側を前側、紙面の右側を後側とし、紙面の手前側を右側、奥側を左側とし、さらに上側及び下側を定義した上で、説明する。
[1−1.画像形成装置の構成]
図1に示すように画像形成装置1は、例えば電子写真方式を用いた画像形成ユニット22(図3)を有するロール紙プリンタであり、略箱型の筐体2を有している。以下では、図1における紙面の左側を前側、紙面の右側を後側とし、紙面の手前側を右側、奥側を左側とし、さらに上側及び下側を定義した上で、説明する。
筐体2内には、画像形成装置1全体を統括制御する制御部5が設けられている。制御部5は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を中心に構成されており、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して印刷処理等を行う。
図2に示すように画像形成装置1は、駆動源としてのモータ55が設けられている。制御部5は、モータ55を回転させることにより、後述する攪拌ギヤ駆動ギヤ32及び攪拌ギヤ75(図4)を介し攪拌バー60(図10)へ回転駆動力を伝達させて該攪拌バー60を回転させることにより、該攪拌バー60に取り付けられた攪拌フィルム62を回転させる。また画像形成装置1は、フォトセンサやエンコーダ等からなる回転検知センサ56が設けられている。制御部5は、回転検知センサ56(図5)から受信した検知結果を基に後述する攪拌フィルム62の姿勢を検出し、検出した攪拌フィルム62の姿勢を基にモータ55を回転させることにより、攪拌フィルム62の姿勢を制御する。
また画像形成装置1の制御部5は、各色の後述するトナー収容部35(図8)内のトナー残量をドットカウント方式により検出する。
筐体2(図1)の上部における前側には、円柱状に巻回されたロール紙を収納するロール紙収納部3が設けられている。また筐体2におけるロール紙収納部3の上側には、ロール紙収納部3を覆うカバー4が取り付けられている。画像形成装置1は、ロール紙収納部3の収納空間と、閉じたカバー4の内側の空間とで形成される円柱状の空間に、円柱状のロール紙を収納する。ロール紙収納部3には、収納空間の前端上部に搬送ローラ対6が設けられている。搬送ローラ対6における前側の搬送ローラは、カバー4が閉じたときに、搬送ローラ対6における後側のローラと当接し、ロール紙を挟持して搬送する。
画像形成装置1の筐体2の内部には、ロール紙収納部3の前端部からロール紙収納部3の下側を沿うようにロール紙収納部3の後端部まで延び、さらに搬送ローラ対7、8、9、10及び11を経由してロール紙排出口12まで繋がる搬送路13が設けられている。搬送路13は、ロール紙収納部3に収納されたロール紙をロール紙排出口12まで搬送する経路であり、ロール紙収納部3側が上流側、ロール紙排出口12側が下流側となる。
搬送ローラ対6、7、8、9、10及び11は、ロール紙を挟持して搬送するローラ対であり、搬送路13の上流側から順に、搬送ローラ対6、搬送ローラ対7、搬送ローラ対8、搬送ローラ対9、搬送ローラ対10及び搬送ローラ対11が配置されている。
搬送ローラ対9と搬送ローラ対10との間には、ロール紙を切断する筐体側カッタ14が配設されている。また搬送ローラ対10と搬送ローラ対11との間の搬送路13には、画像形成ユニット22(図3)の画像形成部15C、15M及び15Yが配設されている。以下では画像形成部15C、15M及び15Yをまとめて画像形成部15とも呼ぶ。画像形成部15C、15M及び15Yは、複数色(例えば3色)の現像剤としてのトナーの画像を形成するものであり、搬送路13の上流側から順に、画像形成部15C、画像形成部15M及び画像形成部15Yが並んで配置されている。この画像形成部15C、15M及び15Yは、それぞれのトナーを収容する収容部16C、16M及び16Yを有している。
また画像形成部15C、15M及び15Yの下側には、搬送路13に沿って前後方向に延びる環状の転写ベルト18と、転写ローラ19C、19M及び19Yとが設けられている。転写ローラ19C、19M及び19Yは、転写ベルト18を挟んで画像形成部15C、15M及び15Yの感光体ドラム20C、20M及び20Yのそれぞれに対向する位置に配置されている。さらに搬送路13における転写ベルト18の下流側には、定着器21が設けられ、さらに定着器21の下流側でロール紙排出口12の近傍に搬送ローラ対11が設けられている。
かかる構成において、ユーザによってロール紙の先端部がロール紙収納部3の前方に引き出された状態でロール紙がロール紙収納部3にセットされ、その後カバー4が閉じられると、ロール紙は搬送ローラ対6に挟持される。
画像形成装置1は、搬送ローラ対6でロール紙を挟持した状態で搬送ローラ対6における後側のローラを回転させると共に、各搬送ローラ対7、8、9、10及び11の一方の搬送ローラを回転させ、ロール紙を搬送路13に沿って転写ベルト18へ搬送する。画像形成装置1は、転写ベルト18へ搬送されたロール紙を転写ベルト18により搬送し、画像形成部15C、15M及び15Yの感光体ドラム20C、20M及び20Yと転写ローラ19C、19M及び19Yとの間を順に通過させる。このとき、感光体ドラム20C、20M及び20Yの表面に形成されたトナー画像がロール紙の印刷面に転写される。画像形成装置1は、トナー画像が転写されたロール紙を定着器21へ搬送し、定着器21によりトナー画像を定着させた後、搬送ローラ対11によりロール紙排出口12から排出させる。ロール紙は、筐体側カッタ14によって所定の長さで切断される。このため画像形成装置1は、所定の長さに切断された状態の印刷済みのロール紙をロール紙排出口12から排出する。
[1−2.画像形成ユニットの構成]
図3に示すように画像形成ユニット22は、トナーカートリッジ23、ステージ24及び画像形成部15により構成されている。
図3に示すように画像形成ユニット22は、トナーカートリッジ23、ステージ24及び画像形成部15により構成されている。
画像形成部15(画像形成部15C、15M及び15Y)は、電子写真方式を用いて現像剤像としてのトナー画像を形成する。この画像形成部15は、回転可能な像担持体としての感光体ドラム20C、20M及び20Y(図1)と、感光体ドラム20の表面を一様に帯電させる帯電手段と、帯電された感光体ドラム20の表面に光を選択的に照射して静電潜像を形成する露光手段と、感光体ドラム20に形成された静電潜像にトナーを供給してトナー画像を形成する現像手段とを有している。画像形成部15は、例えばイエロー色のトナー画像を形成する画像形成部15Yと、マゼンタ色のトナー画像を形成する画像形成部15Mと、シアン色のトナー画像を形成する画像形成部15Cとが順に媒体搬送方向である前後方向に沿って並んで配置されている。
ステージ24は、画像形成部15に対し媒体搬送方向と直交する左右方向における右側に設けられている。このステージ24は、画像形成部15に対しトナーカートリッジ23を着脱可能にしている。
現像剤収容体としてのトナーカートリッジ23は、内部に各色のトナーを収容するものであり、ステージ24に対し着脱可能に構成されている。画像形成ユニット22は、画像形成部15C、15M及び15Y内の何れかのトナーが不足した場合、ステージ24に装着されていたトナーカートリッジ23が取り外され、各色のトナーが収容されたトナーカートリッジ23をステージ24に対してトナーカートリッジ装着方向Dmに沿って挿入して装着されることにより、各色のトナーを画像形成部15C、15M及び15Yにそれぞれ供給する。
[1−3.ステージの構成]
図5に示すようにステージ24は、側壁26L、26R及び底板26Bと、レール27L及び27Rと、リミッタ28L及び28Rとを有しており、画像形成部15(図3)に図示しないネジにより固定されている。ステージ24は、画像形成部15の右方に配置され、下部にトナーを画像形成部15に受け渡すためのステージ供給口30C、30M及び30Yが3か所設けられる。以下ではステージ供給口30C、30M及び30Yをまとめてステージ供給口30とも呼ぶ。トナーカートリッジ23がステージ24に装着されると、ステージ24のステージ供給口30C、30M及び30Yとトナーカートリッジ23(図7)のシャッタ38のアウター供給口37C、37M及び37Yとのそれぞれが一致し、トナーカートリッジ23から画像形成部15C、15M及び15Yへトナーの受け渡しが可能となる。
図5に示すようにステージ24は、側壁26L、26R及び底板26Bと、レール27L及び27Rと、リミッタ28L及び28Rとを有しており、画像形成部15(図3)に図示しないネジにより固定されている。ステージ24は、画像形成部15の右方に配置され、下部にトナーを画像形成部15に受け渡すためのステージ供給口30C、30M及び30Yが3か所設けられる。以下ではステージ供給口30C、30M及び30Yをまとめてステージ供給口30とも呼ぶ。トナーカートリッジ23がステージ24に装着されると、ステージ24のステージ供給口30C、30M及び30Yとトナーカートリッジ23(図7)のシャッタ38のアウター供給口37C、37M及び37Yとのそれぞれが一致し、トナーカートリッジ23から画像形成部15C、15M及び15Yへトナーの受け渡しが可能となる。
側壁26L及び26Rは、ステージ24の左右の両側部に形成された壁である。底板26Bは、側壁26Lと側壁26Rとの間に形成され、ステージ24の底部を形成する。レール27L及び27Rは、それぞれ側壁26L及び26Rの内側に、トナーカートリッジ装着方向Dmに沿って延びるように互いに同様に形成されたガイド溝である。このレール27L及び27Rは、図7に示すトナーカートリッジ23の両側部に形成されたポスト45L及び45Rとポスト46L及び46Rとが嵌合することにより、トナーカートリッジ23がステージ24に装着される際の動きを規制し、トナーカートリッジ23を摺動可能に案内する。
リミッタ28L及び28Rは、側壁26L及び26Rの左右内側であって、底板26Bの左右両側部において、トナーカートリッジ装着方向Dmに沿って延びるように形成され、所定の高さを有する凸状部材である。このリミッタ28L及び28Rは、図7に示すトナーカートリッジ23のポスト45L及び45Rが、レール27L及び27Rに嵌合した際に、トナーカートリッジ23の底面の両側部と接触することにより、トナーカートリッジ23の底面と底板26Bとを離間させ、トナーカートリッジ23の底面に付着したトナーが底板26Bに付着することと、底板26Bに付着したトナーがトナーカートリッジ23の底面に付着することとを防止する。
側壁26Lと側壁26Rとの間における後端近傍には、トナーカートリッジ23の抜き差し方向に摺動可能な図6に示すホルダ29が設けられている。ホルダ29は、爪が設けられており、トナーカートリッジ23を左右からラッチする。
底板26Bには、ステージ供給口30C、30M及び30Yが穿設されている。このステージ供給口30C、30M及び30Yは、トナーカートリッジ装着方向Dmにおいて図7に示すトナーカートリッジ23のアウター供給口37C、37M及び37Yと同様の長さ及び同じ間隔を保持して形成されており、トナーカートリッジ23がステージ24に装着されたトナーカートリッジ装着状態においてアウター供給口37C、37M及び37Yと対向する。
またステージ供給口30C、30M及び30Yは、トナーカートリッジ装着状態において画像形成部15C、15M及び15Y(図3)の収容部16C、16M及び16Y(図1)とそれぞれ対向するよう配置されており、トナーカートリッジ23のトナー収容部35と画像形成部15の収容部16とを連通させている。このためステージ供給口30C、30M及び30Yは、トナーカートリッジ23のアウター供給口37C、37M及び37Yを通過したトナーをさらに通過させ、画像形成部15C、15M及び15Yの収容部16C、16M及び16Yへトナーを供給させる。
また底板26Bには、爪31(図5)が形成されている。この爪31は、トナーカートリッジ装着状態においてシャッタ38のシャッタ孔51に係合することにより、トナーカートリッジ装着方向Dmへのシャッタ38の移動を規制する。
また図4に示すようにステージ24における後端面には、攪拌ギヤ駆動ギヤ32が回転可能に設けられている。攪拌ギヤ駆動ギヤ32は、画像形成装置1におけるモータ55(図2)から制御部5の制御に基づき回転駆動力が伝達され回転することにより、攪拌ギヤ75へ回転駆動力を伝達させる。さらにステージ24(図5)における後面側には、攪拌ギヤ75(図9)の突起75bの回転位置を検知する上述した回転検知センサ56が設けられており、検知結果を制御部5に通知する。制御部5は、この検知結果を基に攪拌フィルム62の姿勢を検出し、検出した攪拌フィルム62の姿勢を基にモータ55を回転させることにより、攪拌フィルム62の姿勢を制御する。
[1−4.トナーカートリッジの構成]
[1−4−1.トナーカートリッジの外部構成]
図7に示すようにトナーカートリッジ23は、左側面に略円柱状のポスト45L及び46Lが、右側面に略円柱状のポスト45R及び46Rがそれぞれ形成されている。ポスト45L及びポスト45Rはトナーカートリッジ23の前側に形成され、ポスト46L及びポスト46Rはトナーカートリッジ23の後側に形成されている。
[1−4−1.トナーカートリッジの外部構成]
図7に示すようにトナーカートリッジ23は、左側面に略円柱状のポスト45L及び46Lが、右側面に略円柱状のポスト45R及び46Rがそれぞれ形成されている。ポスト45L及びポスト45Rはトナーカートリッジ23の前側に形成され、ポスト46L及びポスト46Rはトナーカートリッジ23の後側に形成されている。
トナーカートリッジ23の後端部には、操作者がトナーカートリッジ23を操作するための把持部47が形成されている。操作者は、把持部47を把持してトナーカートリッジ23をステージ24(図5)に対してトナーカートリッジ装着方向Dmに移動させて装着し、またトナーカートリッジ23をステージ24(図5)に対してトナーカートリッジ装着方向Dmの反対方向であるトナーカートリッジ取外方向Ddに移動させて取り外す操作を行う。
[1−4−2.トナーカートリッジの内部構成]
図8に示すようにトナーカートリッジ23は、外装部材34と、トナー収容部35C、35M及び35Yと、隔壁36a、36b及び36cと、アウター供給口37C、37M及び37Yと、シャッタ38と、スプリング39と、攪拌部材40とを有している。以下ではトナー収容部35C、35M及び35Yをまとめてトナー収容部35とも呼び、アウター供給口37C、37M及び37Yをまとめてアウター供給口37とも呼ぶ。
図8に示すようにトナーカートリッジ23は、外装部材34と、トナー収容部35C、35M及び35Yと、隔壁36a、36b及び36cと、アウター供給口37C、37M及び37Yと、シャッタ38と、スプリング39と、攪拌部材40とを有している。以下ではトナー収容部35C、35M及び35Yをまとめてトナー収容部35とも呼び、アウター供給口37C、37M及び37Yをまとめてアウター供給口37とも呼ぶ。
現像剤収容部としてのトナー収容部35(トナー収容部35Y、35M及び35C)は、各色のトナーを収容する複数の収容室であり、トナーカートリッジ取外方向Ddに沿って並んで配列されている。またトナー収容部35は、把持部47からトナーカートリッジ装着方向Dmに向かって、イエロー色のトナーを収容するトナー収容部35Y、マゼンタ色のトナーを収容するトナー収容部35M、シアン色のトナーを収容するトナー収容部35Cが順に配置されており、それぞれのトナー収容部35Y、35M及び35Cは、画像形成部15C、15M及び15Y(図3)に対応するように配置されている。
外装部材34は、アウター42とキャップ44(キャップ44C、44M及び44Y)とにより構成されている。アウター42は、把持部47とトナー収容部35C、35M及び35Yとが形成されている。キャップ44C、キャップ44M及びキャップ44Yは、上下方向に沿う板状部材である。以下ではキャップ44C、44M及び44Yをまとめてキャップ44とも呼ぶ。
アウター42は、上下方向に沿う3つの隔壁36a、36b及び36cで仕切られている。隔壁36cは、トナー収容部35Yと把持部47との間に配置されており、トナー収容部35Yと把持部47とを仕切っている。隔壁36a及び36bは、トナー収容部35を仕切る壁である。隔壁36aは、トナー収容部35Cとトナー収容部35Mとの間に配置されており、トナー収容部35Cとトナー収容部35Mとを仕切っている。隔壁36bは、トナー収容部35Mとトナー収容部35Yとの間に配置されており、トナー収容部35Mとトナー収容部35Yとを仕切っている。
アウター42は、トナー収容部35Cにおける左側に上下方向に沿う板状部材であるアウター側壁42sが、下側に左右方向に沿う板状部材であるアウター底板42dが、上側に左右方向に沿う板状部材であるアウター天板42uが形成されており、トナー収容部35Cの右側は開放させている。このためアウター42におけるトナー収容部35Cを形成する箇所における横断面は、右側を開口する英字の”U”のような形状となっている。アウター42におけるトナー収容部35Cの右側の開口部には、キャップ44Cの全周が溶着されている。このため外装部材34におけるトナー収容部35Cを形成する箇所における横断面は、四角形状となっている。
またアウター42は、トナー収容部35Mにおける右側に上下方向に沿う板状部材であるアウター側壁42sが、下側に左右方向に沿う板状部材であるアウター底板42dが、上側に左右方向に沿う板状部材であるアウター天板42uが形成されており、トナー収容部35Mの左側は開放させている。アウター42におけるトナー収容部35Mの左側の開口部には、キャップ44Mの全周が溶着されている。
さらにアウター42は、トナー収容部35Yにおける左側に上下方向に沿う板状部材であるアウター側壁42sが、下側に左右方向に沿う板状部材であるアウター底板42dが、上側に左右方向に沿う板状部材であるアウター天板42uが形成されており、トナー収容部35Yの右側は開放させている。アウター42におけるトナー収容部35Yの右側の開口部には、キャップ44Yの全周が溶着されている。
図10に示すようにアウター側壁42sにおけるトナー収容部35と対向する側には、上下方向に沿う略平面形状であるアウター側壁内面42ssが形成されている。キャップ44におけるトナー収容部35と対向する側には、上下方向に沿う略平面形状であるキャップ内壁面44sが形成されている。このアウター側壁内面42ssとキャップ内壁面44sとは、攪拌バー60を挟んで対向する面となっている。アウター天板42uにおけるトナー収容部35と対向する側には、左右方向に沿う略平面形状であるアウター天板内面42usが形成されている。アウター底板42dにおけるトナー収容部35と対向する側には、左右方向に沿う略平面形状であるアウター底板内面42dsが形成されている。
アウター供給口37C、37M及び37Y(図8)は、アウター42におけるそれぞれトナー収容部35C、35M及び35Yの下方のアウター底板42dに形成された孔部であり、トナー収容部35C、35M及び35Yに収容されたトナーを通過させる。アウター供給口37C、37M及び37Yは、トナーカートリッジ装着方向Dmにおいて所定の長さ及び所定の間隔を保持して形成されている。このためアウター供給口37C、37M及び37Yのそれぞれのトナーカートリッジ装着方向Dmの長さは同じ長さになっている。
シャッタ38は、トナーカートリッジ23の下部において、トナーカートリッジ装着方向Dm及びトナーカートリッジ取外方向Ddに摺動可能に設けられており、アウター供給口37C、37M及び37Yを閉塞又は開放させる板状の部材であり、トナーカートリッジ23の底面を形成する。
シャッタ38には、シャッタ供給口48C、48M及び48Yが、トナーカートリッジ装着方向Dmにおいてアウター供給口37C、37M及び37Yと同じ所定の長さ及び間隔を保持して形成されている。このためシャッタ38は、シャッタ供給口48C、48M及び48Yがアウター42のアウター供給口37C、37M及び37Yと対向する位置に配置されるとアウター供給口37C、37M及び37Yを開放するシャッタ開放状態となる一方、シャッタ供給口48C、48M及び48Yがアウター42のアウター供給口37C、37M及び37Yと対向しない位置に配置されるとアウター供給口37C、37M及び37Yを閉塞するシャッタ閉鎖状態となる。以下ではシャッタ供給口48C、48M及び48Yをまとめてシャッタ供給口48とも呼ぶ。図7は、トナーカートリッジ23のシャッタ38がアウター供給口37C、37M及び37Yを開放しているシャッタ開放状態を示している。
図7に示すようにシャッタ38のシャッタ供給口48C、48M及び48Yは、アウター供給口37C、37M及び37Yと対向する位置に配置されると、アウター供給口37C、37M及び37Yを開放する。このためトナー収容部35C、35M及び35Yに収容されたトナーは、それぞれシャッタ供給口48C、48M及び48Yとアウター供給口37C、37M及び37Yとを通過して落下し、画像形成部15C、15M及び15Y(図3)に供給される。
またシャッタ38(図8)におけるシャッタ供給口48Yよりもトナーカートリッジ取外方向Dd側には、スプリング39と当接する伝達部材50と、ステージ24に形成された爪31(図5)と係合するシャッタ孔51とが形成されている。
スプリング39は、アウター42におけるトナー収容部35Yを形成する底面において設けられたスプリング収容部52に収容されている。このスプリング収容部52は、キャップ53により塞がれている。スプリング39は、シャッタ38に係合した伝達部材50に当接することにより、シャッタ38をトナーカートリッジ装着方向Dmに向けて付勢する。シャッタ38は、スプリング39により付勢され、トナーカートリッジ23の下部の当接部54に当接して停止し、トナー収容部35のアウター供給口37C、37M及び37Yを閉塞し、シャッタ閉鎖状態となる。
トナーカートリッジ23がステージ24に乗せられると、ステージ24の爪31(図5)がシャッタ38のシャッタ孔51に係合することにより、トナーカートリッジ装着方向Dmへのシャッタ38の移動を規制する。続いてトナーカートリッジ23がトナーカートリッジ装着方向Dmへさらに押し込まれると、トナーカートリッジ23がステージ24に装着され、図3に示すトナーカートリッジ装着状態となる。このトナーカートリッジ装着状態は、シャッタ開放状態となっている。このシャッタ開放状態においては、トナーカートリッジ23のアウター供給口37と、シャッタ38のシャッタ供給口48と、ステージ24のステージ供給口30とが重なることにより、トナー収容部35から画像形成部15へトナーの供給が可能な状態となる。
トナーカートリッジ装着状態(図3)においては、トナーカートリッジ23に設けられた攪拌ギヤ75は、攪拌ギヤ駆動ギヤ32と噛み合い、画像形成装置1のモータ55(図2)からの回転駆動力が伝達され回転する。攪拌ギヤ75が回転すると攪拌バー60(図10)は回転し、攪拌バー60に設けた攪拌フィルム62及びサポート部材64も回転を始める。
一方トナーカートリッジ23がステージ24から取り外されると、スプリング39(図8)の反力によりシャッタ38がトナーカートリッジ装着方向Dmへ移動し、シャッタ閉鎖状態となる。
[1−4−3.攪拌部材の構成]
図8に示すように攪拌部材40は、トナーカートリッジ装着方向Dmに沿って延設された回転可能な部材であり、攪拌バー60と、攪拌フィルム62(攪拌フィルム62C、62M及び62Y)と、サポート部材64(サポート部材64C、64M及び64Y)とを有している。以下では攪拌フィルム62C、62M及び62Yをまとめて攪拌フィルム62とも呼び、サポート部材64C、64M及び64Yをまとめてサポート部材64とも呼ぶ。
図8に示すように攪拌部材40は、トナーカートリッジ装着方向Dmに沿って延設された回転可能な部材であり、攪拌バー60と、攪拌フィルム62(攪拌フィルム62C、62M及び62Y)と、サポート部材64(サポート部材64C、64M及び64Y)とを有している。以下では攪拌フィルム62C、62M及び62Yをまとめて攪拌フィルム62とも呼び、サポート部材64C、64M及び64Yをまとめてサポート部材64とも呼ぶ。
[1−4−3−1.攪拌バーの構成]
攪拌バー60は、略四角柱形状であり、外装部材34のほぼ中央部、すなわちトナー収容部35C、35M及び35Yのほぼ中央部を貫通するように配設されている。攪拌バー60は、前端部はアウター42内に設けられた軸受けにより支持される一方、後端部はアウター42の後端部に設けられた孔部で支持されEリング70で固定されている。また攪拌バー60と隔壁36a及び36bとの間には、シールスポンジ72a及び72bが設けられており、隣り合うトナー収容部35内部のトナーが混在してしまうことを防止している。
攪拌バー60は、略四角柱形状であり、外装部材34のほぼ中央部、すなわちトナー収容部35C、35M及び35Yのほぼ中央部を貫通するように配設されている。攪拌バー60は、前端部はアウター42内に設けられた軸受けにより支持される一方、後端部はアウター42の後端部に設けられた孔部で支持されEリング70で固定されている。また攪拌バー60と隔壁36a及び36bとの間には、シールスポンジ72a及び72bが設けられており、隣り合うトナー収容部35内部のトナーが混在してしまうことを防止している。
また攪拌バー60(図11)における対向する一対の面には、前後方向に沿って延びる平面である攪拌バー取付面60aが形成されている。この攪拌バー取付面60aには、前後方向に沿って複数個の攪拌バー係止突起60bが突出している。さらに攪拌バー60(図8)における、アウター42の後端面よりも後方へ突出した後端部には、シールスポンジ73を介し攪拌ギヤ75が取り付けられており、Eリング71により攪拌ギヤ75が攪拌バー60に固定されている。画像形成装置1(図1)は、モータ55(図2)からの回転駆動を制御部5の制御に基づき攪拌ギヤ駆動ギヤ32(図3)を介して攪拌ギヤ75に伝達させることにより、攪拌部材40を図10に示す正転方向Dfへ回転させる。これにより攪拌部材40は、トナー収容部35C、35M及び35Yに収容されたトナーを攪拌しトナーの凝固等を抑制すると共に、アウター側壁内面42ss及びキャップ内壁面44sに付着したトナーを除去する。
図9に示すように攪拌ギヤ75の後端面には、突起75bが設けられている。突起75bは、画像形成装置1が印刷動作を終了する際に、攪拌フィルム62を後述する収容部内分断状態で停止させるために用いられる。また突起75bは、トナーカートリッジ23の製造時において作業者によりトナーカートリッジ23のトナー収容部35にトナーが充填される際に、攪拌フィルム62が邪魔にならない姿勢となるようにするための目印としても用いられる。さらに突起75bは、トナーカートリッジ23の輸送時及び未使用時において攪拌フィルム62がアウター側壁内面42ss及びキャップ内壁面44sに長時間当接して撓み続け変形やヘタリが発生してしまうことを防止するための目印としても用いられる。
[1−4−3−2.攪拌フィルムの構成]
攪拌バー60(図8)には、トナー収容部35C、35M及び35Y毎にトナーを攪拌するための攪拌フィルム62が、サポート部材64と共に設けられている。攪拌フィルム62C、62M及び62Yは、互いにほぼ同様に構成されており、以下では攪拌フィルム62Mについて説明する。図11に示すように攪拌フィルム62Mは、攪拌バー60を軸として互いに180度回転した位置関係となるように、ほぼ同じ形状で一対設けられている。
攪拌バー60(図8)には、トナー収容部35C、35M及び35Y毎にトナーを攪拌するための攪拌フィルム62が、サポート部材64と共に設けられている。攪拌フィルム62C、62M及び62Yは、互いにほぼ同様に構成されており、以下では攪拌フィルム62Mについて説明する。図11に示すように攪拌フィルム62Mは、攪拌バー60を軸として互いに180度回転した位置関係となるように、ほぼ同じ形状で一対設けられている。
攪拌フィルム62Mは、全体として可撓性を有する長方形状の薄板部材であり、攪拌フィルム基部62aと攪拌フィルム突出部62bとが形成されている。攪拌フィルム基部62aは、前後方向に細長い形状であり、攪拌バー60の攪拌バー取付面60aに当接している。攪拌フィルム基部62aには、攪拌バー60の軸方向である攪拌バー軸方向(前後方向)に沿って複数個の攪拌フィルム取付孔62cが穿設されている。攪拌フィルム62Mは、攪拌バー60の攪拌バー取付面60aに攪拌フィルム基部62aが当接しつつ攪拌フィルム取付孔62cに攪拌バー60の攪拌バー係止突起60bが嵌まり込むことにより、攪拌バー60に固定される。
攪拌フィルム突出部62bは、全体として短冊状であり、攪拌フィルム基部62aから、攪拌バー軸方向にほぼ直交する攪拌フィルム突出方向へ向かって突出している。攪拌フィルム突出部62bは、切れ込みである攪拌フィルム片分割スリット62dが攪拌フィルム突出方向に沿って複数本形成されていることにより、攪拌バー軸方向に並ぶ複数個の攪拌フィルム片62eに分割されている。また攪拌フィルム突出部62bは、攪拌バー60からアウター側壁内面42ss及びキャップ内壁面44s(図12)までの間隔よりも長く形成されることにより、図12(B)に示す収容部内分断状態において先端がアウター側壁内面42ss及びキャップ内壁面44sに当接する。このため攪拌フィルム62は、アウター側壁内面42ss及びキャップ内壁面44sに接触しつつ回転する。
また攪拌フィルム突出部62bは、攪拌フィルム62が可撓性を有しているため、アウター側壁内面42ss及びキャップ内壁面44sに当接した際には、撓んで、先端の攪拌フィルム突出方向の所定の範囲がアウター側壁内面42ss及びキャップ内壁面44sに当接する。一方攪拌フィルム突出部62bは、攪拌バー60からアウター天板内面42usまでの間隔よりも短く形成されることにより、攪拌フィルム62が回転する際にアウター天板内面42usには接触しない。
攪拌フィルム突出部62bにおける先端近傍には、ほぼ1つおきの攪拌フィルム片62eにおいて、四角形状の攪拌フィルム孔62fが穿設されている。攪拌フィルム孔62fにおける攪拌バー軸方向の両縁からは、切り込みである攪拌フィルムスリット62gが、攪拌フィルム突出部62bの先端側に向かって攪拌フィルム突出方向に沿って形成されている。
[1−4−3−3.サポート部材の構成]
サポート部材64C、64M及び64Y(図8)は、互いにほぼ同様に構成されており、以下ではサポート部材64Mについて説明する。図11に示すようにサポート部材64Mは、攪拌バー60を軸として互いに180度回転した位置関係となるように、ほぼ同じ形状で一対設けられている。
サポート部材64C、64M及び64Y(図8)は、互いにほぼ同様に構成されており、以下ではサポート部材64Mについて説明する。図11に示すようにサポート部材64Mは、攪拌バー60を軸として互いに180度回転した位置関係となるように、ほぼ同じ形状で一対設けられている。
サポート部材64Mは、全体として例えば英字の”T”のような薄板部材であり、サポート部材基部64aとサポート部材突出部64bとが形成されている。サポート部材基部64aは、前後方向に細長い形状であり、攪拌フィルム62の攪拌フィルム基部62aに当接している。サポート部材突出部64bは、攪拌バー軸方向がアウター供給口37と同様の位置において、サポート部材基部64aから攪拌フィルム突出方向へ向かって、攪拌フィルム突出部62bの先端よりも攪拌フィルム突出方向の外側まで突出している。サポート部材基部64aには、攪拌バー軸方向に沿って複数個のサポート部材取付孔64cが穿設されている。サポート部材64Mは、攪拌フィルム62Mの攪拌フィルム基部62aにサポート部材基部64aが当接しつつサポート部材取付孔64cに攪拌バー60の攪拌バー係止突起60bが嵌まり込むことにより、攪拌フィルム62Mを挟んで攪拌バー60に固定される。サポート部材64Mは、攪拌フィルム62Mと共に回転してサポート部材突出部64bがアウター供給口37Mよりも下側まで突出することにより、トナーをアウター供給口37Mとシャッタ供給口48Mとから押し出すサポートをする。
[1−4−3−4.爪部の構成]
アウター42におけるトナー収容部35C、35M及び35C(図8)に対応する箇所は、互いにほぼ同様に構成されており、以下ではアウター42におけるトナー収容部35Mに対応する箇所について説明する。またキャップ44C、44M及び44Yは互いにほぼ同様に構成されており、以下ではキャップ44について説明する。
アウター42におけるトナー収容部35C、35M及び35C(図8)に対応する箇所は、互いにほぼ同様に構成されており、以下ではアウター42におけるトナー収容部35Mに対応する箇所について説明する。またキャップ44C、44M及び44Yは互いにほぼ同様に構成されており、以下ではキャップ44について説明する。
図10、図12(A)及び図12(B)に示すように、アウター側壁42sのアウター側壁内面42ssにおける上下方向のほぼ中央部であり、攪拌フィルム62Mの各攪拌フィルム孔62fと同じ攪拌バー軸方向の位置、すなわち攪拌フィルム孔62fと対向する位置には、アウター爪80が形成されている。アウター爪80は正面視で略三角形状であり、係止面80a及び摺動面80bが形成されている。係止面80aは、アウター側壁内面42ssから左方へ水平方向に沿って延びる平面であり、逆転方向Drへ回転する攪拌フィルム62Mの先端の回転軌跡とほぼ直交する面になっている。このため係止面80aは、逆転方向Drへ回転する攪拌フィルム62Mの先端に衝突することにより、攪拌フィルム62Mの回転移動を妨げるようになっている。摺動面80bは、アウター側壁内面42ssから係止面80aの左端部へ向かって、上方へ向かうに連れて左方へ傾斜する平面であり、正転方向Dfへ回転する攪拌フィルム62Mの先端の回転軌跡にほぼ沿う面になっている。このため摺動面80bは、正転方向Dfへ回転する攪拌フィルム62Mの先端を摺動させることにより、攪拌フィルム62Mの回転移動を妨げないようになっている。
キャップ44Mのキャップ内壁面44sにおける上下方向のほぼ中央部であり、攪拌フィルム62Mの各攪拌フィルム孔62fと同じ前後方向の位置、すなわち攪拌フィルム孔62fと対向する位置には、攪拌バー60を対称の中心としてアウター爪80と点対称となるような形状であるキャップ爪82が形成されている。キャップ爪82は正面視で略三角形状であり、攪拌バー60を対称の中心としてアウター爪80の係止面80a及び摺動面80bと点対称に係止面82a及び摺動面82bが形成されている。
これにより外装部材34の内壁には、左右方向に対向するように、且つ回転する攪拌フィルム62に対する引っ掛かりの向きが互いに逆向きとなるように、アウター爪80及びキャップ爪82が形成されている。以下ではアウター爪80及びキャップ爪82をまとめて爪部83とも呼ぶ。
[1−5.動作及び効果等]
以上の構成においてトナーカートリッジ23の製造時は、攪拌ギヤ75の突起75b(図9)の位置を作業者が確認し、攪拌ギヤ75を正転方向Dfへ適宜回転させることにより、図12(A)に示すように、攪拌フィルム62が延びる方向を上下方向、すなわちアウター供給口37及びシャッタ供給口48(図8)が開口している左右方向である供給口開口方向と垂直な姿勢になるようにする。この状態において攪拌フィルム62は、アウター側壁内面42ss及びキャップ内壁面44sと平行な姿勢になっている。
以上の構成においてトナーカートリッジ23の製造時は、攪拌ギヤ75の突起75b(図9)の位置を作業者が確認し、攪拌ギヤ75を正転方向Dfへ適宜回転させることにより、図12(A)に示すように、攪拌フィルム62が延びる方向を上下方向、すなわちアウター供給口37及びシャッタ供給口48(図8)が開口している左右方向である供給口開口方向と垂直な姿勢になるようにする。この状態において攪拌フィルム62は、アウター側壁内面42ss及びキャップ内壁面44sと平行な姿勢になっている。
このため攪拌フィルム62は、アウター側壁内面42ss及びキャップ内壁面44sとほぼ平行な姿勢になり、トナーカートリッジ23を、トナー収容部35全体をアウター供給口37を介し外部に対して開放した状態である収容部開放状態とする。製造時におけるトナー充填時においてはトナーカートリッジ23が収容部開放状態となっており、攪拌フィルム62がトナー収容部35を塞いでいないため、作業者はアウター供給口37からトナー収容部35へトナーを充填し易くなる。
一方、トナーカートリッジ23が画像形成装置1に取り付けられている装着使用時において印刷を行う印刷動作時の場合、画像形成装置1の制御部5は、モータ55を回転させて攪拌ギヤ75を正転方向Dfへ回転させて攪拌フィルム62を正転方向Dfへ回転させることにより、トナー収容部35に収容されたトナーを攪拌すると共に、アウター側壁内面42ss及びキャップ内壁面44sに付着したトナーを除去する。攪拌ギヤ75が正転方向Dfへ回転すると、攪拌フィルム62は、図12(C)に示すように、先端がアウター爪80の摺動面80b(図示せず)とキャップ爪82の摺動面82bとに当接しつつ、回転を妨げられることなく正常に回転する。
また一方、装着使用時において、例えば画像形成装置1の電源が落とされる動作終了時や、印刷動作を終了する印刷終了時等の、動作停止時の場合、画像形成装置1の制御部5は、攪拌ギヤ75の突起75bを回転検知センサ56で検知しつつモータ55を回転させて、攪拌ギヤ75を正転方向Dfへ適宜回転させることにより、図12(B)に示すように、攪拌フィルム62の特に攪拌フィルム基部62a(図11)が延びる方向を供給口開口方向に平行に対向するような水平な姿勢で攪拌フィルム62を停止させる。この状態において攪拌フィルム62は、アウター側壁内面42ss及びキャップ内壁面44sとほぼ直交する姿勢になっている。このとき攪拌フィルム62の攪拌フィルム突出部62bの先端は、アウター側壁内面42ss及びキャップ内壁面44sに当接し、攪拌フィルム62の回転方向にほぼ沿うように撓んでいる。
このため攪拌フィルム62は、トナーカートリッジ23を、トナー収容部35内部の上下方向のほぼ中央部分に蓋をし、トナー収容部35内部を上下に分断した状態である収容部内分断状態とする。この収容部内分断状態は、トナー収容部35における攪拌フィルム62よりも上側の空間を外部から閉塞させた状態とも言える。
この収容部内分断状態において攪拌フィルム62は、トナー収容部35内において攪拌フィルム62よりも上側に位置しているトナーが攪拌フィルム62よりも下側へ落下することを防止する。このためトナー収容部35内のトナーは、攪拌フィルム62よりも上側と下側とに分断される。これにより、攪拌フィルム62よりも上側に位置しているトナーの圧力は攪拌フィルム62にかかることになり、攪拌フィルム62よりも下側に位置しているトナーにはかからなくなる。
これにより画像形成装置1は、特にトナー収容部35内に残留しているトナーの量が多い場合であっても、トナー収容部35内において下側に位置するトナーに、上側に位置するトナーから過大な圧力がかかることを防止できる。このため画像形成装置1は、トナー収容部35内において下側に位置するトナーが凝集して劣化してしまうことを防止し、印刷品位を向上できる。特に、画像形成装置1の電源が落とされる際は、次に画像形成装置1の電源が投入されて印刷動作が行われるまでに長い時間を要する場合もあるため、トナー収容部35内において下側に位置するトナーに、上側に位置するトナーから過大な圧力が長時間にわたって加わり続けてしまう可能性がある。
これに対し画像形成装置1は、印刷動作を終了させる際や電源を落とす際にトナーカートリッジ23を収容部内分断状態とすることにより、その後印刷動作が行われるまでに長い時間を要した場合であっても、トナー収容部35内において下側に位置するトナーに、上側に位置するトナーから過大な圧力が長時間にわたって加わり続けてしまうことを防止し、トナーの劣化を抑止できる。
また画像形成装置1は、収容部内分断状態において、攪拌フィルム62の攪拌フィルム突出部62bの先端を、アウター側壁内面42ss及びキャップ内壁面44sに当接させ、攪拌フィルム62の回転方向にほぼ沿うように撓ませるようにした。このため画像形成装置1は、攪拌フィルム62の先端のみがアウター側壁内面42ss及びキャップ内壁面44sに接触しているだけの状態と比較して、攪拌フィルム62の上側に載ったトナーを下側へより一層漏らさないようにできる。
また地球環境への配慮等の観点から、トナー収容部35内のトナーが空になったトナーカートリッジ23にトナーを再充填することにより、トナーカートリッジ23を再利用することも考えられる。画像形成装置1は、印刷終了時から次の印刷時までは収容部内分断状態とするため、その間は攪拌フィルム62がアウター側壁内面42ss及びキャップ内壁面44sに当接して撓み続けることとなり、攪拌フィルム62に変形やヘタリが発生しやすい傾向になる可能性がある。攪拌フィルム62に変形やヘタリが発生すると、攪拌能力が低下してしまうため、トナー再充填時において攪拌フィルム62を新品に交換し、印画品質を保つことが好ましい。
このトナー再充填時において、作業者が攪拌ギヤ75を逆転方向Drへ回転させた場合、攪拌フィルム62は、図12(D)に示すように、攪拌フィルム孔62fにアウター爪80の係止面80a(図示せず)とキャップ爪82の係止面80aとが入り込み、攪拌ギヤ75が逆転方向Drへさらに回転されると、図12(E)に示すように、攪拌フィルム孔62fにアウター爪80の係止面80a(図示せず)とキャップ爪82の係止面80aとが引っ掛かることとなる。
この状態で攪拌ギヤ75がさらに逆転方向Drへ回転されると、攪拌フィルム62に設けた攪拌フィルムスリット62gから攪拌フィルム62が破れたりちぎれたりして破損することとなる。このときトナーカートリッジ23からは、攪拌フィルム62が破損する際に異音が発生することとなる。このためトナーカートリッジ23は、攪拌フィルム62を新品に交換すべきであることを、異音で作業者に通知し、攪拌フィルム62の交換を促すことができる。
さらに、装着使用時において、トナー収容部35C、35M及び35Y内の何れかのトナーの残量が所定量以下、例えば空になったことをドットカウント方式により検出した場合も、画像形成装置1の制御部5は、攪拌フィルム62を正転方向Dfへ適宜回転させることにより、トナーカートリッジ23を収容部内分断状態(図12(B))とする。
ここで、トナーカートリッジ23は、シアン色、マゼンタ色及びイエロー色の3色のトナーがトナー収容部35C、35M及び35Yそれぞれに収容されているため、例えばトナー収容部35Y内のトナーが空になったとしても、トナー収容部35C及び35M内のトナーはまだ空になっていない可能性がある。そこで、地球環境への配慮等の観点から、何れかのトナー収容部35内のトナーが空になったトナーカートリッジ23から、残存しているトナーを取り出して他のトナーカートリッジに充填することにより、トナーを再利用することも考えられる。
これに対し画像形成装置1は、何れかのトナー収容部35内のトナーが空になったトナーカートリッジ23を収容部内分断状態に遷移させることにより、該トナーカートリッジ23内において残存しているトナーが該トナーカートリッジ23から取り出されその後再利用されるまでの間に圧力により劣化してしまうことを抑止できる。
以上の構成によれば画像形成装置1は、外装底板としてのアウター底板42dと、対向する外装側壁としてのアウター側壁42s及びキャップ44とにより、現像剤としてのトナーを収容する空間である現像剤収容部としてのトナー収容部35が内部に形成され、トナー収容部35と外部とを連通させトナー収容部35から外部へトナーを供給する供給口としてのアウター供給口37がアウター底板42dに設けられた外装部材34と、攪拌バー60を中心に正転方向Dfへ回転してトナー収容部35に収容されたトナーを攪拌する攪拌フィルム62と、攪拌バー60を挟んで対向するアウター側壁42s及びキャップ44のそれぞれに当接させた状態で停止するよう攪拌フィルム62を回転させる制御部5と、アウター供給口37から供給されたトナーを媒体としてのロール紙に転写する画像形成部15とを設けるようにした。
これにより画像形成装置1は、トナー収容部35内において攪拌フィルム62よりも上側に位置しているトナーが攪拌フィルム62よりも下側へ落下することを防止し、攪拌フィルム62よりも上側に位置しているトナーの圧力が攪拌フィルム62よりも下側に位置しているトナーにかからなくすることにより、トナーの劣化を抑えることができる。
[2.第2の実施の形態]
[2−1.画像形成装置及び画像形成ユニットの構成]
図1及び図3に示すように第2の実施の形態による画像形成装置101は、第1の実施の形態による画像形成装置1と比較して、画像形成ユニット122が画像形成ユニット22と異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。図3及び図4に示すように第2の実施の形態による画像形成ユニット122は、第1の実施の形態による画像形成ユニット22と比較して、トナーカートリッジ123がトナーカートリッジ23と異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。
[2−1.画像形成装置及び画像形成ユニットの構成]
図1及び図3に示すように第2の実施の形態による画像形成装置101は、第1の実施の形態による画像形成装置1と比較して、画像形成ユニット122が画像形成ユニット22と異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。図3及び図4に示すように第2の実施の形態による画像形成ユニット122は、第1の実施の形態による画像形成ユニット22と比較して、トナーカートリッジ123がトナーカートリッジ23と異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。
[2−2.トナーカートリッジの構成]
図12と対応する部材に同一符号を付した図13に示すように第2の実施の形態によるトナーカートリッジ123は、第1の実施の形態によるトナーカートリッジ23と比較して、攪拌部材140が攪拌部材40と異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。
図12と対応する部材に同一符号を付した図13に示すように第2の実施の形態によるトナーカートリッジ123は、第1の実施の形態によるトナーカートリッジ23と比較して、攪拌部材140が攪拌部材40と異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。
[2−3.攪拌部材の構成]
図13に示すように第2の実施の形態による攪拌部材140は、第1の実施の形態による攪拌部材40と比較して、両面テープ86が追加されていると共に、それぞれ攪拌バー160が攪拌バー60と、攪拌フィルム162が攪拌フィルム62と異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。
図13に示すように第2の実施の形態による攪拌部材140は、第1の実施の形態による攪拌部材40と比較して、両面テープ86が追加されていると共に、それぞれ攪拌バー160が攪拌バー60と、攪拌フィルム162が攪拌フィルム62と異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。
図13(A)に示すように第2の実施の形態による攪拌バー160は、攪拌バー取付面60aにおける正転方向Df側に、前後方向に沿って複数個の攪拌バー係止フック88が突出している。攪拌バー係止フック88は、英字の”L”のような形状であり、攪拌バー取付面60aから立設し、正転方向Df側に屈曲している。第2の実施の形態による攪拌フィルム162は、第1の実施の形態による攪拌フィルム62と比較して、攪拌フィルムスリット62g(図示せず)が設けられていない点が異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。
攪拌フィルム162の攪拌フィルム基部62aにおける逆転方向Dr側と、攪拌バー160の攪拌バー取付面60aとの間には、両面テープ86が貼り付けられている。攪拌フィルム162の攪拌フィルム基部62aにおける正転方向Df側には、攪拌バー60の攪拌バー係止フック88が嵌まり込む孔部が穿設されている。攪拌フィルム162は、攪拌バー160の攪拌バー取付面60aに攪拌フィルム基部62aが両面テープ86で貼り付けられつつ、孔部に攪拌バー160の攪拌バー係止フック88が嵌まり込むことにより、攪拌バー160に固定される。
かかる構成において攪拌フィルム162は、正転方向Dfへ回転すると、図13(B)に示すように、先端がアウター爪80の摺動面80bとキャップ爪82の摺動面82bとに当接しつつ、回転を妨げられることなく正常に回転する。
一方トナー再充填時において、作業者が攪拌ギヤ75を逆転方向Drへ回転させた場合、攪拌フィルム162は、図14(A)に示すように、攪拌フィルム孔62fにアウター爪80の係止面80aとキャップ爪82の係止面80aとが入り込んで引っ掛かり、攪拌フィルム162の回転が抑制されることとなる。この状態で攪拌ギヤ75がさらに逆転方向Drへ回転されると、図14(B)に示すように攪拌フィルム162は両面テープ86から剥がれることとなる。この状態から攪拌ギヤ75がさらに逆転方向Drへ回転されると、図14(C)に示すように攪拌フィルム162は攪拌バー係止フック88から外れることにより、攪拌バー160から外れることとなる。
このときトナーカートリッジ123からは、攪拌フィルム162が攪拌バー160から外れる際に異音が発生することとなる。このためトナーカートリッジ123は、攪拌フィルム162を新品に交換すべきであることを、異音で作業者に通知し、攪拌フィルム162の交換を促すことができる。それと共にトナーカートリッジ123は、攪拌フィルム162を攪拌バー160から外す作業を簡略化できる。このようにトナーカートリッジ123は、正転時には攪拌バー160から攪拌フィルム162が外れない一方、逆転時には攪拌バー160から攪拌フィルム162を外れやすくするようにした。
[3.他の実施の形態]
なお上述した第1の実施の形態においては、攪拌フィルム62を供給口開口方向にほぼ平行に対向するような水平な姿勢で停止させる場合について述べた。本発明はこれに限らず、攪拌フィルム62は供給口開口方向にほぼ平行でなくても良く、要は攪拌バー60を挟んで対向するアウター側壁42s及びキャップ44それぞれに当接していれば良い。第2の実施の形態においても同様である。
なお上述した第1の実施の形態においては、攪拌フィルム62を供給口開口方向にほぼ平行に対向するような水平な姿勢で停止させる場合について述べた。本発明はこれに限らず、攪拌フィルム62は供給口開口方向にほぼ平行でなくても良く、要は攪拌バー60を挟んで対向するアウター側壁42s及びキャップ44それぞれに当接していれば良い。第2の実施の形態においても同様である。
また上述した第1の実施の形態においては、攪拌フィルム孔62fにおける攪拌バー軸方向の両縁から攪拌フィルムスリット62gを形成する(図11)場合について述べた。本発明はこれに限らず、攪拌フィルム孔62fにおける攪拌バー軸方向の何れか一方の縁からのみ攪拌フィルムスリット62gを形成しても良い。この場合、仮に装着使用時において攪拌ギヤ75が逆転方向Drへ回転されてしまい、攪拌フィルム62が破損したとしても、破損した攪拌フィルム62の破片を発生し難くでき、その破片が画像形成部15まで到達して画像形成部15に悪影響を与えてしまうことを防止できる。
また上述した実施の形態においては、ほぼ1つおきの攪拌フィルム片62eの先端に攪拌フィルム孔62fを設ける(図11)場合について述べた。本発明はこれに限らず、全ての攪拌フィルム片62eや、2つおき等、複数の攪拌フィルム片62eのうちの種々の攪拌フィルム片62eの先端に攪拌フィルム孔62fを設けても良い。
さらに上述した実施の形態においては、攪拌バー60又は160を外装部材34のほぼ中央部に配置させる(図12)場合について述べた。本発明はこれに限らず、攪拌バー60又は160を外装部材34の中央部よりも上寄りや下寄りに配置させても良い。
さらに上述した実施の形態においては、攪拌フィルム62又は162は、アウター側壁内面42ss及びキャップ内壁面44sには当接するもののアウター天板内面42usには当接しない(図12)場合について述べた。本発明はこれに限らず、攪拌フィルム62又は162は、アウター側壁内面42ss及びキャップ内壁面44sに加えてアウター天板内面42usにも当接しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、外装部材34におけるトナー収容部35に対応した箇所の横断面が四角形状(図12)である場合について述べた。本発明はこれに限らず、外装部材34におけるトナー収容部35に対応した箇所の横断面は他の種々の形状であっても良い。要は、アウター供給口37が形成されたアウター底板42dと、攪拌バー60を挟んで対向するアウター側壁42s及びキャップ内壁面44sとによりトナー収容部35が形成されていれば良い。
また動作終了時において、攪拌フィルム62又は162を逆転方向Drへ1回転程度回転させても良い。その場合、トナー再充填時に攪拌フィルム62又は162がアウター爪80及びキャップ爪82に引っ掛かりやすくでき、攪拌フィルム62又は162の交換忘れを防止できる。
さらに上述した実施の形態においては、アウター爪80及びキャップ爪82を設ける場合について述べた。本発明はこれに限らず、アウター爪80又はキャップ爪82の何れか一方は設けずに省略しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、ドットカウント方式によりトナー収容部35のトナー残量を検出する場合について述べた。本発明はこれに限らず、光学式等の種々のセンサによりトナー収容部35内部のトナー残量を検出しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、直接転写方式の画像形成装置1又は101に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、中間転写ベルト上に1次転写されたトナー画像を用紙に2次転写する中間転写方式等、種々の方式のプリンタに本発明を適用しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、3つの画像形成部15を用いる画像形成装置1又は101に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、1つの画像形成部を用いる単色画像形成装置や、2つ又は4つ以上の任意の個数の画像形成部を用いる画像形成装置に本発明を適用しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、3つのトナー収容部35を有するトナーカートリッジ23又は123に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、画像形成部15の個数に対応するものであれば、1つ、2つ又は4つ以上の任意の個数のトナー収容部35を有するトナーカートリッジに本発明を適用しても良い。
さらに上述した実施の形態では、電子写真方式のプリンタである画像形成装置1又は101に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、MFP(MultiFunction Printer:複合機)、複写機、FAX等にも本発明を適用して良い。
さらに上述した実施の形態においては、外装部材としての外装部材34と、攪拌フィルムとしての攪拌フィルム62と、制御部としての制御部5と、画像形成部としての画像形成部15とによって、画像形成装置としての画像形成装置1を構成する場合について述べた。本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる外装部材と、攪拌フィルムと、制御部と、画像形成部とによって、画像形成装置を構成しても良い。
本発明は、現像剤を収容するトナーカートリッジを有する種々の機器でも利用できる。
1、101……画像形成装置、2……筐体、3……ロール紙収納部、4……カバー、5……制御部、6、7、8、9、10、11……搬送ローラ対、12……ロール紙排出口、13……搬送路、14……筐体側カッタ、15C、15M、15Y……画像形成部、16C、16M、16Y……収容部、18……転写ベルト、19C、19M、19Y……転写ローラ、20C、20M、20Y……感光体ドラム、21……定着器、22、122……画像形成ユニット、23、123……トナーカートリッジ、24……ステージ、26L、26R……側壁、26B……底板、27L、27R……レール、28L、28R……リミッタ、29……ホルダ、30C、30M、30Y……ステージ供給口、31……爪、32……攪拌ギヤ駆動ギヤ、34……外装部材、35C、35M、35Y……トナー収容部、36a、36b、36c……隔壁、37C、37M、37Y……アウター供給口、38……シャッタ、39……スプリング、40、140……攪拌部材、42……アウター、42s……アウター側壁、42ss……アウター側壁内面、42u……アウター天板、42us……アウター天板内面、42d……アウター底板、42ds……アウター底板内面、44……キャップ、44s……キャップ内壁面、45L、45R……ポスト、46L、46R……ポスト、47……把持部、48C、48M、48Y……シャッタ供給口、50……伝達部材、51……シャッタ孔、52……スプリング収容部、53……キャップ、54……当接部、55……モータ、56……回転検知センサ、60、160……攪拌バー、60a……攪拌バー取付面、60b……攪拌バー係止突起、62、162……攪拌フィルム、62a……攪拌フィルム基部、62b……攪拌フィルム突出部、62c……攪拌フィルム取付孔、62d……攪拌フィルム片分割スリット、62e……攪拌フィルム片、62f……攪拌フィルム孔、62g……攪拌フィルムスリット、64……サポート部材、64a……サポート部材基部、64b……サポート部材突出部、64c……サポート部材取付孔、70、71……Eリング、72a、72b……シールスポンジ、73……シールスポンジ、75……攪拌ギヤ、75b……突起、80……アウター爪、80a……係止面、80b……摺動面、82……キャップ爪、82a……係止面、82b……摺動面、83……爪部、86……両面テープ、88……攪拌バー係止フック、Dm……トナーカートリッジ装着方向、Dd……トナーカートリッジ取外方向、Df……正転方向、Dr……逆転方向。
Claims (14)
- 外装底板と、対向する外装側壁とにより、現像剤を収容する空間である現像剤収容部が内部に形成され、前記現像剤収容部と外部とを連通させ前記現像剤収容部から外部へ前記現像剤を供給する供給口が前記外装底板に設けられた外装部材と、
攪拌バーを中心に正転方向へ回転して前記現像剤収容部に収容された前記現像剤を攪拌し、前記攪拌バーを挟んで対向する前記外装側壁のそれぞれに当接した状態で動作を停止する攪拌フィルムと
を有する現像剤収容体。 - 前記攪拌フィルムは、前記外装側壁のそれぞれに当接した収容部内分断状態において、前記現像剤収容部内の前記現像剤を前記攪拌フィルムの上側と下側とに分断する
請求項1に記載の現像剤収容体。 - 前記攪拌フィルムは、
前記収容部内分断状態において、前記供給口とほぼ平行となる姿勢で停止する
請求項2に記載の現像剤収容体。 - 前記攪拌フィルムは、前記収容部内分断状態において、先端が前記外装側壁に当接して前記攪拌フィルムの回転方向に沿って撓む
請求項2に記載の現像剤収容体。 - 前記攪拌フィルムは、前記攪拌バーに対し両側に設けられる
請求項2に記載の現像剤収容体。 - 前記攪拌フィルムは、先端近傍に孔部が設けられ、
前記外装側壁の内壁側において前記孔部と対向する箇所には、逆転方向へ回転する前記攪拌フィルムの前記孔部に入り込む爪部が設けられる
請求項2に記載の現像剤収容体。 - 前記攪拌フィルムは、前記孔部の縁から前記攪拌フィルムの先端方向に向かってスリットが設けられる
請求項6に記載の現像剤収容体。 - 前記攪拌フィルムは、
前記収容部内分断状態から逆転方向へ回転すると、前記爪部に前記孔部が係止し、回転が抑制される
請求項6に記載の現像剤収容体。 - 請求項1乃至請求項8の何れかに記載の現像剤収容体と、
前記供給口から供給された前記現像剤を媒体に転写する画像形成部と
を有する画像形成ユニット。 - 外装底板と、対向する外装側壁とにより、現像剤を収容する空間である現像剤収容部が内部に形成され、前記現像剤収容部と外部とを連通させ前記現像剤収容部から外部へ前記現像剤を供給する供給口が前記外装底板に設けられた外装部材と、
攪拌バーを中心に正転方向へ回転して前記現像剤収容部に収容された前記現像剤を攪拌する攪拌フィルムと、
前記攪拌バーを挟んで対向する前記外装側壁のそれぞれに当接させた状態で停止するよう前記攪拌フィルムを回転させる制御部と、
前記供給口から供給された前記現像剤を媒体に転写する画像形成部と
を有する画像形成装置。 - 前記制御部は、前記画像形成装置の電源が落とされる際に、前記外装側壁のそれぞれに当接させた状態で前記攪拌フィルムを停止させる
請求項10に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、印刷を終了する際に、前記外装側壁のそれぞれに当接させた状態で前記攪拌フィルムを停止させる
請求項10に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記現像剤収容部内の前記現像剤が所定量以下になった際に、前記外装側壁のそれぞれに当接させた状態で前記攪拌フィルムを停止させる
請求項10に記載の画像形成装置。 - 外装底板と、対向する外装側壁とにより、現像剤を収容する空間である現像剤収容部が内部に形成され、前記現像剤収容部と外部とを連通させ前記現像剤収容部から外部へ前記現像剤を供給する供給口が前記外装底板に設けられた外装部材と、攪拌バーを中心に正転方向へ回転して前記現像剤収容部に収容された前記現像剤を攪拌する攪拌フィルムとを有する現像剤収容体の制御方法であって、
前記攪拌フィルムの回転姿勢を検出する検出ステップと、
前記攪拌バーを挟んで対向する前記外装側壁のそれぞれに当接させた状態で停止するよう前記攪拌フィルムを回転させる回転制御ステップと
を有する現像剤収容体制御方法。
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