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JP2019184329A - 充電率表示装置及び充電率表示方法 - Google Patents

充電率表示装置及び充電率表示方法 Download PDF

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JP2019184329A JP2018072882A JP2018072882A JP2019184329A JP 2019184329 A JP2019184329 A JP 2019184329A JP 2018072882 A JP2018072882 A JP 2018072882A JP 2018072882 A JP2018072882 A JP 2018072882A JP 2019184329 A JP2019184329 A JP 2019184329A
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勇一郎 須藤
Yuichiro Sudo
勇一郎 須藤
西垣 研治
Kenji Nishigaki
研治 西垣
順一 波多野
Junichi Hatano
順一 波多野
隆介 長谷
Ryusuke Hase
隆介 長谷
真一 会沢
Shinichi Aizawa
真一 会沢
将成 石川
Masanari Ishikawa
将成 石川
祐希 村松
Yuki Muramatsu
祐希 村松
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Toyota Industries Corp
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Abstract

【課題】車両の表示部に表示させる充電率を電池の電圧により推定される充電率に追従させつつ、ドライバに与える違和感を低減する。【解決手段】車両Veの起動時、電池Bの電圧により推定される第2の充電率が、電池Bに流れる電流量により推定される第1の充電率より小さい場合、表示部61に表示させる新たな第1の充電率を、新たな第1の充電率=第1の充電率−(第1の補正値×推定された第1の充電率の減少分)で算出し、車両Veのアクセル開度または電池Bから負荷Loに流れる放電電流が大きくなると、1より大きい値である第1の補正値を大きくし、アクセル開度または放電電流が小さくなると、第1の補正値を小さくする。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載される電池の充電率(満容量に対する残容量の比率)を表示部に表示させる技術に関する。
充電率表示装置として、車両の走行中または外部充電器による電池の充電中、電池に流れる電流量により推定される充電率を表示部に表示させ、走行終了時または外部充電器による充電終了時に記憶部に記憶された充電率を車両の起動時に表示部に表示させるものがある。
ところで、電池に流れる電流量により充電率を推定する場合は、電池の電圧により充電率を推定する場合に比べて、電流検出誤差の影響により推定精度が低くなる場合がある。
そのため、上記充電率表示装置では、車両の起動時、走行終了時または充電終了時に記憶部に記憶された充電率が、電池の電圧により推定される充電率と異なる場合、車両の起動後において、実際の充電率(真の充電率)と異なる充電率を表示部に表示させてしまうという懸念がある。
そこで、他の充電率表示装置として、車両の起動時、走行終了時または充電終了時に記憶部に記憶された充電率と電池の電圧により推定される充電率との差が閾値以上である場合、電池に流れる電流量に定数を乗算することにより、表示部に表示される充電率を電池の電圧により推定される充電率に近づけるものがある。
関連する技術として、特許文献1〜4がある。
特開2012−210133号公報 特開平07−055903号公報 国際公開第2013/157050号 特開2011−257207号公報
しかしながら、上記他の充電率表示装置では、表示部に表示される充電率を電池の電圧により推定される充電率に早く近づけるために、定数が比較的大きな値に設定されていると、ドライバによりアクセルペダルの踏み込み量が比較的小さく、電池に流れる電流量が少ない状態にもかかわらず、表示部に表示される充電率が急峻に減少する場合など、ドライバによる車両の操作量と表示部に表示される充電率の変化量とが互いに一致しなくなる場合が発生し、ドライバに違和感を与えてしまうおそれがある。
本発明の一側面に係る目的は、表示部に表示させる充電率を電池の電圧により推定される充電率に追従させつつ、ドライバに与える違和感を低減することが可能な充電率表示装置を提供することである。
本発明に係る一つの形態である充電率表示装置は、表示部と、車両の停車中または走行中、車両に搭載される電池に流れる電流量により推定される第1の充電率を表示部に表示させる制御部とを備える。
制御部は、車両の起動時、電池の電圧により推定される第2の充電率が第1の充電率より小さい場合、表示部に表示させる新たな第1の充電率を、新たな第1の充電率=第1の充電率−(第1の補正値×推定された第1の充電率の減少分)で算出し、車両のアクセル開度または電池から負荷に流れる放電電流が大きくなると、1より大きい値である第1の補正値を大きくし、アクセル開度または放電電流が小さくなると、第1の補正値を小さくする。
これにより、第1の充電率を第2の充電率に追従させつつ、ドライバによる車両のアクセルペダルの操作量に合わせて第1の充電率を変化させることができるため、表示部に表示させる充電率を電池の電圧により推定される充電率に追従させつつ、ドライバに与える違和感を低減することができる。
本発明によれば、表示部に表示させる充電率を電池の電圧により推定される充電率に追従させつつ、ドライバに与える違和感を低減することができる。
実施形態の充電率表示装置を示す図である。 制御部の動作を示すフローチャートである。 記憶部に記憶される情報を示す図である。 第1の充電率、第2の充電率、従来の表示用充電率を示す図である。 記憶部に記憶される情報を示す図である。 記憶部に記憶される情報を示す図である。
以下図面に基づいて実施形態について詳細を説明する。
図1は、実施形態の充電率表示装置を示す図である。
図1に示す車両Veは、電池Bと、負荷Loと、電流検出部1と、電圧検出部2と、走行制御部3と、記憶部4と、充電率推定部5と、充電率表示装置6とを備える。
電池Bは、リチウムイオン電池またはニッケル水素電池などの1以上の二次電池により構成される。電池Bから負荷Loに電力が供給されているときに電池Bから負荷Loに放電電流が流れ電池Bが放電される。負荷Loまたは外部充電器から電池Bに電力が供給されているときに負荷Loまたは外部充電器から電池Bに充電電流が流れ電池Bが充電される。
負荷Loは、走行用モータを駆動するインバータ回路などとする。
電流検出部1は、電流計などにより構成され、放電電流または充電電流を検出する。
電圧検出部2は、電圧計などにより構成され、電池Bの電圧を検出する。
走行制御部3は、CPU(Central Processing Unit)またはプログラマブルなデバイス(FPGA(Field Programmable Gate Array)やPLD(Programmable Logic Device))などにより構成され、車両Veの走行制御を行う。
走行制御方法の具体例として、走行制御部3は、車両Veのドライバによるアクセルペダルの踏込み量に応じてアクセル開度が大きくなると、放電電流が大きくなるようにインバータ回路の動作を制御し、アクセル開度が小さくなると、放電電流が小さくなるようにインバータ回路の動作を制御する。また、走行制御部3は、ドライバによるブレーキペダルの踏込み量に応じてブレーキ開度が大きくなると、充電電流(回生電流)が大きくなるようにインバータ回路の動作を制御し、ブレーキ開度が小さくなると、充電電流が小さくなるようにインバータ回路の動作を制御する。なお、以降の「充電電流」はブレーキ時の回生電流を想定して説明する。
記憶部4は、RAM(Random Access Memory)またはROM(Read Only Memory)などにより構成され、後述する第1の充電率などを記憶する。
充電率推定部5は、CPUまたはプログラマブルなデバイスなどにより構成される。
また、充電率推定部5は、電池Bから負荷Loに電力が供給されている間、負荷Loから電池Bに電力が供給されている間、または、外部充電器から電池Bに電力が供給されている間、一定時間経過毎に発生する充電率推定タイミングにおいて、電流検出部1により検出される電流の電流量(積算値)により電池Bの充電率[%]を推定する。なお、電流検出部1により検出される電流の電流量により推定される充電率を、第1の充電率とする。
第1の充電率の推定方法の具体例として、充電率推定部5は、電池Bに放電電流が流れているとき、「新たな第1の充電率=第1の充電率−推定された第1の充電率の減少分」を計算することにより、新たな第1の充電率を推定する。言い換えると、充電率推定部5は、電池Bに放電電流が流れているとき、「今回の充電率推定タイミングにおける第1の充電率=前回の充電率推定タイミングで推定した第1の充電率−(前回の充電率推定タイミングから今回の充電率推定タイミングまでの間の第1の充電率の減少分)」を計算することにより、今回の充電率推定タイミングにおける第1の充電率を推定する。なお、前回の充電率推定タイミングから今回の充電率推定タイミングまでの間の第1の充電率の減少分=(前回の充電率推定タイミングから今回の充電率推定タイミングまでの間に電池Bから負荷Loに流れる電流量/電池Bの満容量)×100とする。
または、第1の充電率の推定方法の具体例として、充電率推定部5は、電池Bに充電電流が流れているとき、「新たな第1の充電率=第1の充電率+推定された第1の充電率の増加分」を計算することにより、新たな第1の充電率を推定する。言い換えると、充電率推定部5は、電池Bに充電電流が流れているとき、「今回の充電率推定タイングにおける第1の充電率=前回の充電率推定タイミングで推定した第1の充電率+(前回の充電率推定タイミングから今回の充電率推定タイミングまでの間の第1の充電率の増加分)」を計算することにより、今回の充電率推定タイミングにおける第1の充電率を推定する。なお、前回の充電率推定タイミングから今回の充電率推定タイミングまでの間の第1の充電率の増加分=(前回の充電率推定タイミングから今回の充電率推定タイミングまでの間に負荷Loまたは外部充電器から電池Bに流れる電流量/電池Bの満容量)×100とする。
また、充電率推定部5は、車両Veの駆動停止時、車両Veが駆動停止する前の最後の充電率推定タイミングにおいて推定した第1の充電率を、記憶部4に記憶させる。なお、車両Veの駆動停止時とは、ドライバにより車両Veのストップボタンが押されるなどして走行制御部3が停止することにより車両Veが走行不可能状態になるときとする。
また、充電率推定部5は、車両Veの起動時、電流検出部1により検出される電流がゼロまたは略ゼロのときに電圧検出部2により検出される電圧により電池Bの充電率[%]を推定する。なお、車両Veの起動時とは、ドライバにより車両Veのスタートボタンが押されるなどして走行制御部3が起動することにより車両Veが走行可能状態になるときとする。また、電圧検出部2により検出される電圧により電池Bの充電率を、第2の充電率とする。
第2の充電率の推定方法の具体例として、充電率推定部5は、電池Bの電圧と電池Bの充電率との対応関係を示す情報を参照して、電圧検出部2により検出される電圧に対応する充電率を、第2の充電率とする。また、第2の充電率は、電流検出部1による検出誤差がない分、第1の充電率より推定精度が高く、電池Bの実際の充電率(真値)に近いものとする。
充電率表示装置6は、表示部61と、記憶部62と、制御部63とを備える。
表示部61は、ディスプレイなどにより構成される。
記憶部62は、RAMまたはROMなどにより構成され、第1の充電率や後述する情報D1〜D4を記憶する。
制御部63は、CPUまたはプログラマブルなデバイスなどにより構成される。
また、制御部63は、車両Veの停車中または走行中(車両Veが起動してから車両Veが駆動停止するまでの間)、充電率推定タイミングが発生する度に、新たな第1の充電率を推定して表示部61に表示させる。なお、制御部63は、新たな第1の充電率を表示用充電率に変換して表示部61に表示させるように構成してもよい。
また、制御部63は、車両Veが駆動停止する前の最後の充電率推定タイミングにおいて充電率推定部5により推定された第1の充電率を、記憶部62に記憶させる。
図2は、制御部63の動作を示すフローチャートである。
まず、車両Veが起動すると、ステップS1において、制御部63は、記憶部62に記憶させた第1の充電率を表示部61に表示させる。なお、ステップS1において、制御部63は、記憶部62に記憶させた第1の充電率を表示部61に表示させるのではなく、記憶部4に記憶された第1の充電率を充電率推定部5から受け取り、その受け取った第1の充電率を表示部61に表示させるように構成してもよい。
ステップS2において、制御部63は、充電率推定部5により推定された第2の充電率を取得する。
ステップS3において、制御部63は、第2の充電率が第1の充電率より小さいか否かを判断する。車両Veの起動後の最初の充電率推定タイミングでは、ステップS3において、車両Veの起動時に充電率推定部5により推定される第2の充電率が、記憶部62または記憶部4に記憶される第1の充電率より小さいか否かが判断される。2回目以降の充電率推定タイミングでは、ステップS3において、充電率推定部5により新たに推定される第2の充電率が、後述するステップS6、ステップS11、またはステップS13において制御部63により算出される新たな第1の充電率より小さいか否かが判断される。なお、2回目以降の充電率推定タイミングで新たに推定される第2の充電率は、常に電圧検出部2により検出される電圧により求めた充電率である必要はなく、車両Veの起動後の最初の充電率推定タイミングで電圧により求めた第2の充電率を基準として、電流量により補正した充電率であってもよい。
制御部63は、第2の充電率が第1の充電率より小さいと判断すると(ステップS3:Yes)、走行制御部3から送られてくるアクセル開度または充電率推定部5から送られてくる放電電流を取得する(ステップS4)。
ステップS5において、制御部63は、ステップS4で取得したアクセル開度または放電電流を用いて第1の補正値を求める。第1の補正値の求め方の具体例として、制御部63は、記憶部62に記憶されている情報D1または情報D2を用いて第1の補正値を求める。
図3(a)は、情報D1の一例を示す図である。
図3(a)に示す情報D1は、第1の補正値(α11、α12、α21、α22、α31、α32)と、アクセル開度[%]と、車両Veの起動時に取得される第1の充電率と第2の充電率との差(Δ1、Δ2、Δ3)[%]との対応関係を示す。なお、1<α11<α12、1<α21<α22、1<α31<α32とする。また、Δ1<Δ2<Δ3、α11<α21<α31、α12<α22<α32とする。
アクセル開度がゼロである場合、差がΔ1〜Δ3の何れの値であっても、第1の補正値はゼロになる。
また、アクセル開度がゼロより大きく閾値Ath未満であり、かつ、差がΔ1である場合、第1の補正値は「α11」になる。
また、アクセル開度が閾値Ath以上であり、かつ、差がΔ1である場合、第1の補正値は「α12」になる。
また、アクセル開度がゼロより大きく閾値Ath未満であり、かつ、差がΔ2である場合、第1の補正値は「α21」になる。
また、アクセル開度が閾値Ath以上であり、かつ、差がΔ2である場合、第1の補正値は「α22」になる。
また、アクセル開度がゼロより大きく閾値Ath未満であり、かつ、差がΔ3である場合、第1の補正値は「α31」になる。
また、アクセル開度が閾値Ath以上であり、かつ、差がΔ3である場合、第1の補正値は「α32」になる。
図3(b)は、情報D2の一例を示す図である。
図3(b)に示す情報D2は、第1の補正値(α11、α12、α21、α22、α31、α32)と、放電電流[A]と、車両Veの起動時に取得される第1の充電率と第2の充電率との差(Δ1、Δ2、Δ3)[%]との対応関係を示す。
放電電流がゼロである場合、差がΔ1〜Δ3の何れの値であっても、第1の補正値はゼロになる。
また、放電電流がゼロより大きく閾値Idth未満であり、かつ、差がΔ1である場合、第1の補正値は「α11」になる。
また、放電電流が閾値Idth以上であり、かつ、差がΔ1である場合、第1の補正値は「α12」になる。
また、放電電流がゼロより大きく閾値Idth未満であり、かつ、差がΔ2である場合、第1の補正値は「α21」になる。
また、放電電流が閾値Idth以上であり、かつ、差がΔ2である場合、第1の補正値は「α22」になる。
また、放電電流がゼロより大きく閾値Idth未満であり、かつ、差がΔ3である場合、第1の補正値は「α31」になる。
また、放電電流が閾値Idth以上であり、かつ、差がΔ3である場合、第1の補正値は「α32」になる。
このように、アクセル開度または放電電流がゼロである場合、第1の補正値はゼロになる。
また、アクセル開度または放電電流がゼロより大きい場合、第1の補正値は1より大きい値になる。
また、アクセル開度が閾値Ath以上であるときの第1の補正値は、アクセル開度が閾値Athより小さいときの第1の補正値より大きくなる。または、放電電流が閾値Idth以上であるときの第1の補正値は、放電電流が閾値Idthより小さいときの第1の補正値より大きくなる。言い換えると、アクセル開度または放電電流が大きくなると、第1の補正値が大きくなり、アクセル開度または放電電流が小さくなると、第1の補正値が小さくなる。
また、車両Veの起動時に取得される第1の充電率と第2の充電率との差が大きいほど、第1の補正値が大きくなる。
すなわち、制御部63は、車両Veの起動時、第2の充電率が第1の充電率より小さい場合で、かつ、アクセル開度または放電電流がゼロである場合、第1の補正値をゼロにする。
また、制御部63は、車両Veの起動時、第2の充電率が第1の充電率より小さい場合で、かつ、アクセル開度または放電電流がゼロより大きい場合、第1の補正値を1より大きい値にする。
また、制御部63は、車両Veの起動時、第2の充電率が第1の充電率より小さい場合、アクセル開度または放電電流が大きくなると、第1の補正値を大きくし、アクセル開度または放電電流が小さくなると、第1の補正値を小さくする。
また、制御部63は、車両Veの起動時、第1の充電率と第2の充電率との差が大きいほど、第1の補正値を大きくする。
次に、図2に示すフローチャートのステップS6において、制御部63は、ステップS5で求めた第1の補正値を用いて新たな第1の充電率を算出する。新たな第1の充電率の算出方法の具体例として、制御部63は、新たな第1の充電率=第1の充電率−(第1の補正値×推定された第1の充電率の減少分)を計算することにより、新たな第1の充電率を算出する。言い換えると、制御部63は、「今回の充電率推定タイミングにおける新たな第1の充電率=表示部61に表示させている第1の充電率−(第1の補正値×前回の充電率推定タイミングから今回の充電率推定タイミングまでの間の第1の充電率の減少分)」を計算することにより、今回の充電率推定タイミングにおける新たな第1の充電率を算出する。なお、制御部63は、第1の充電率の減少分を充電率推定部5から取得してもよいし、充電率推定部5から取得される電流の積算値を用いて第1の充電率の減少分を求めてもよい。
すなわち、制御部63は、車両Veの起動時、第2の充電率が第1の充電率より小さい場合、表示部61に表示させる新たな第1の充電率を、新たな第1の充電率=第1の充電率−(第1の補正値×推定された第1の充電率の減少分)で算出する。
そして、ステップS7において、制御部63は、ステップS6で算出した新たな第1の充電率を表示部61に表示させる。ステップS6で算出された新たな第1の充電率が表示部61に表示されている充電率と異なる場合は、表示部61に表示されている充電率がステップS6で算出された新たな第1の充電率に更新される。また、制御部63は、ステップS6で算出した新たな第1の充電率を表示部61に表示させた後、次の充電率推定タイミングが発生すると、ステップS2に戻り、充電率推定部5から新たな第2の充電率を取得する。すなわち、第2の充電率が第1の充電率より小さい状態が継続しているとき、制御部63は、充電率推定タイミング毎に、ステップS2〜S7を繰り返し実行する。
また、制御部63は、第2の充電率が第1の充電率より小さくないと判断すると(ステップS3:No)、第2の充電率が第1の充電率より大きいか否かを判断する(ステップS8)。車両Veの起動後の最初の充電率推定タイミングでは、ステップ8において、車両Veの起動時に充電率推定部5により推定される第2の充電率が、記憶部62または記憶部4に記憶される第1の充電率より大きいか否かが判断される。2回目以降の充電率推定タイミングでは、充電率推定部5により新たに推定される第2の充電率が、ステップS6、後述するステップS11、またはステップS13において制御部63により算出される新たな第1の充電率より大きいか否かが判断される。
制御部63は、第2の充電率が第1の充電率より大きいと判断すると(ステップS8:Yes)、走行制御部3から送られてくるブレーキ開度または充電率推定部5から送られてくる充電電流を取得する(ステップS9)。
ステップS10において、制御部63は、ステップS9で取得したブレーキ開度または充電電流を用いて第2の補正値を求める。第2の補正値の求め方の具体例として、制御部63は、記憶部62に記憶されている情報D3または情報D4を用いて第2の補正値を求める。
図3(c)は、情報D3の一例を示す図である。
図3(c)に示す情報D3は、第2の補正値(β11、β12、β21、β22、β31、β32)と、ブレーキ開度[%]と、車両Veの起動時に取得される第1の充電率と第2の充電率との差(Δ1、Δ2、Δ3)[%]との対応関係を示す。なお、1<β11<β12、1<β21<β22、1<β31<β32とする。また、Δ1<Δ2<Δ3、β11<β21<β31、β12<β22<β32とする。
ブレーキ開度がゼロである場合、差がΔ1〜Δ3の何れの値であっても、第2の補正値はゼロになる。
また、ブレーキ開度がゼロより大きく閾値Bth未満であり、かつ、差がΔ1である場合、第2の補正値は「β11」になる。
また、ブレーキ開度が閾値Bth以上であり、かつ、差がΔ1である場合、第2の補正値は「β12」になる。
また、ブレーキ開度がゼロより大きく閾値Bth未満であり、かつ、差がΔ2である場合、第2の補正値は「β21」になる。
また、ブレーキ開度が閾値Bth以上であり、かつ、差がΔ2である場合、第2の補正値は「β22」になる。
また、ブレーキ開度がゼロより大きく閾値Bth未満であり、かつ、差がΔ3である場合、第2の補正値は「β31」になる。
また、ブレーキ開度が閾値Bth以上であり、かつ、差がΔ3である場合、第2の補正値は「β32」になる。
図3(d)は、情報D4の一例を示す図である。
図3(d)に示す情報D4は、第2の補正値(β11、β12、β21、β22、β31、α32)と、充電電流[A]と、車両Veの起動時に取得される第1の充電率と第2の充電率との差(Δ1、Δ2、Δ3)[%]との対応関係を示す。
充電電流がゼロである場合、差がΔ1〜Δ3の何れの値であっても、第2の補正値はゼロになる。
また、充電電流がゼロより大きく閾値Icth未満であり、かつ、差がΔ1である場合、第2の補正値は「β11」になる。
また、充電電流が閾値Icth以上であり、かつ、差がΔ1である場合、第2の補正値は「β12」になる。
また、充電電流がゼロより大きく閾値Icth未満であり、かつ、差がΔ2である場合、第2の補正値は「β21」になる。
また、充電電流が閾値Icth以上であり、かつ、差がΔ2である場合、第2の補正値は「β22」になる。
また、充電電流がゼロより大きく閾値Icth未満であり、かつ、差がΔ3である場合、第2の補正値は「β31」になる。
また、充電電流が閾値Icth以上であり、かつ、差がΔ3である場合、第2の補正値は「β32」になる。
このように、ブレーキ開度または充電電流がゼロである場合、第2の補正値はゼロになる。
また、ブレーキ開度または充電電流がゼロより大きい場合、第2の補正値は1より大きい値になる。
また、ブレーキ開度が閾値Bth以上であるときの第2の補正値は、ブレーキ開度が閾値Bthより小さいときの第2の補正値より大きくなる。または、充電電流が閾値Icth以上であるときの第2の補正値は、充電電流が閾値Icthより小さいときの第2の補正値より大きくなる。言い換えると、ブレーキ開度または充電電流が大きくなると、第2の補正値が大きくなり、ブレーキ開度または充電電流が小さくなると、第2の補正値が小さくなる。
また、車両Veの起動時に取得される第1の充電率と第2の充電率との差が大きいほど、第2の補正値が大きくなる。
すなわち、制御部63は、車両Veの起動時、第2の充電率が第1の充電率より大きい場合で、かつ、ブレーキ開度または充電電流がゼロである場合、第2の補正値をゼロにする。
また、制御部63は、車両Veの起動時、第2の充電率が第1の充電率より大きい場合で、かつ、ブレーキ開度または充電電流がゼロより大きい場合、第2の補正値を1より大きい値にする。
また、制御部63は、車両Veの起動時、第2の充電率が第1の充電率より大きい場合、ブレーキ開度または充電電流が大きくなると、第2の補正値を大きくし、ブレーキ開度または充電電流が小さくなると、第2の補正値を小さくする。
また、制御部63は、車両Veの起動時、第1の充電率と第2の充電率との差が大きいほど、第2の補正値を大きくする。
次に、図2に示すフローチャートのステップS11において、制御部63は、ステップS10で求めた第2の補正値を用いて新たな第1の充電率を算出する。新たな第1の充電率の算出方法の具体例として、制御部63は、新たな第1の充電率=第1の充電率+(第2の補正値×推定された第1の充電率の増加分)を計算することにより、新たな第1の充電率を算出する。言い換えると、制御部63は、「今回の充電率推定タイミングにおける新たな第1の充電率=表示部61に表示させている第1の充電率+(第2の補正値×前回の充電率推定タイミングから今回の充電率推定タイミングまでの間の第1の充電率の増加分)」を計算することにより、今回の充電率推定タイミングにおける新たな第1の充電率を算出する。なお、制御部63は、第1の充電率の増加分を充電率推定部5から取得してもよいし、充電率推定部5から取得される電流の積算値を用いて第1の充電率の増加分を求めてもよい。
すなわち、制御部63は、車両Veの起動時、第2の充電率が第1の充電率より大きい場合、表示部61に表示させる新たな第1の充電率を、新たな第1の充電率=第1の充電率+(第2の補正値×推定された第1の充電率の増加分)で算出する。
そして、ステップS7において、制御部63は、ステップS11で算出した新たな第1の充電率を表示部61に表示させる。ステップS11で算出された新たな第1の充電率が表示部61に表示されている充電率と異なる場合は、表示部61に表示されている充電率がステップS11で算出された新たな第1の充電率に更新される。また、制御部63は、ステップS11で算出した新たな第1の充電率を表示部61に表示させた後、次の充電率推定タイミングが発生すると、ステップS2に戻り、第2の充電率を取得する。すなわち、第2の充電率が第1の充電率より大きい状態が継続しているとき、制御部63は、充電率推定タイミング毎に、ステップS2、ステップS3、ステップS8、ステップS9、ステップS10、ステップS11、及びステップS7を繰り返し実行する。
また、制御部63は、第1の充電率と第2の充電率とが互いに同じであると判断し(ステップS8:No)、かつ、車両Veが駆動停止していないと判断すると(ステップ12:No)、第1の補正値及び第2の補正値を用いずに、新たな第1の充電率を算出する(ステップS13)。新たな第1の充電率の算出方法の具体例として、制御部63は、充電率推定部5により放電電流を取得する場合、新たな第1の充電率=第1の充電率−(推定された第1の充電率の減少分)を計算し、充電率推定部5により充電電流を取得する場合、新たな第1の充電率=第1の充電率+(推定された第1の充電率の増加分)を計算することにより、新たな第1の充電率を算出する。
そして、ステップS7において、制御部63は、ステップS13で算出した新たな第1の充電率を表示部61に表示させる。ステップS13で算出された新たな第1の充電率が表示部61に表示されている充電率と異なる場合は、表示部61に表示されている充電率がステップS13で算出された新たな第1の充電率に更新される。また、制御部63は、ステップS13で算出した新たな第1の充電率を表示部61に表示させた後、次の充電率推定タイミングが発生すると、ステップS2に戻り、第2の充電率を取得する。すなわち、第1の充電率と第2の充電率とが互いに同じである状態が継続しているとき、充電率推定タイミング毎に、ステップS2、ステップS3、ステップS8、ステップS12、ステップS13、及びステップS7を繰り返し実行する。
また、制御部63は、走行制御部3から送られてくるストップボタンが押された旨の情報を受け取り車両Veが駆動停止したと判断すると(ステップS12:Yes)、最後に表示部61に表示させた第1の充電率を記憶部62に記憶させる(ステップS14)。
図4(a)は、第1の充電率、第2の充電率、及び従来の表示用充電率を示す図である。なお、車両Veの起動時(時刻t11)において、第2の充電率(破線)は第1の充電率(実線)より小さいものとする。また、時刻t12は、アクセル開度または放電電流がゼロより大きくなる時刻とし、時刻t13は、アクセル開度が閾値Ath以上になる時刻または放電電流が閾値Idth以上になる時刻とする。時刻t11<時刻t12<時刻t13<時刻t14。
実施形態の充電率表示装置6によれば、アクセル開度または放電電流がゼロである場合、第1の補正値はゼロになる。そのため、アクセル開度または放電電流がゼロである期間(ドライバによるアクセルペダルの踏み込み量がゼロである時刻t11〜t12の期間)、第1の補正値がゼロになるため、表示部61に表示される第1の充電率を変化させないようにすることができる。このように、ドライバによるアクセルペダルの操作と表示部61に表示される充電率とを合わせることができるため、図4(a)に示す従来の表示用充電率(一点鎖線)のように、車両Veの起動時からすぐに表示用充電率が第2の充電率に近づく場合に比べて、ドライバに与える違和感を低減することができる。
また、実施形態の充電率表示装置6によれば、アクセル開度または放電電流がゼロより大きい場合、第1の補正値は1より大きい値になる。これにより、第1の充電率の変化量を第2の充電率の変化量より大きくすることができるため、図4(a)に示すように、第1の充電率を第2の充電率に近づけることができる。
また、実施形態の充電率表示装置6によれば、アクセル開度または放電電流が大きくなると、第1の補正値が大きくなり、アクセル開度または放電電流が小さくなると、第1の補正値が小さくなる。そのため、アクセル開度がゼロより大きく閾値Ath未満である期間または放電電流がゼロより大きく閾値Idth未満である期間(ドライバによるアクセルペダルの踏み込み量が比較的小さい時刻t12〜時刻t13の期間)では、第1の補正値を小さくすることができる。また、アクセル開度が閾値Ath以上になっている期間または放電電流が閾値Idth以上になっている期間(ドライバによるアクセルペダルの踏み込み量が比較的大きい時刻t13〜t14の期間)では、第1の補正値を大きくすることができる。これにより、図4(a)に示す第1の充電率のように、ドライバによる車両Veのアクセルペダルの踏み込み量に応じて表示部61に表示される第1の充電率の減少量を変化させることができる。従って、図4(a)に示す従来の表示用充電率のように、アクセル開度や放電電流の変化によらず、表示用充電率の単位時間あたりの減少幅が一定である場合に比べて、ドライバに与える違和感をより低減させることができる。
図4(b)は、第1の充電率、第2の充電率、及び従来の表示用充電率を示す図である。なお、車両Veの起動時(時刻t21)において、第2の充電率(破線)は第1の充電率(実線)より大きいものとする。また、時刻t22は、ブレーキ開度または充電電流がゼロより大きくなる時刻とし、時刻t23は、ブレーキ開度が閾値Bth以上になる時刻または充電電流が閾値Icth以上になる時刻とする。時刻t21<時刻t22<時刻t23<時刻t24。
実施形態の充電率表示装置6によれば、ブレーキ開度または充電電流がゼロである場合、第2の補正値はゼロになる。そのため、ブレーキ開度または充電電流がゼロである期間(ドライバによるブレーキペダルの踏み込み量がゼロである時刻t21〜t22の期間)、第2の補正値がゼロになるため、表示部61に表示される第1の充電率を変化させないようにすることができる。このように、ドライバによるブレーキペダルの操作と表示部61に表示される充電率とを合わせることができるため、図4(b)に示す従来の表示用充電率(一点鎖線)のように、車両Veの起動時からすぐに表示用充電率が第2の充電率に近づく場合に比べて、ドライバに与える違和感を低減することができる。
また、実施形態の充電率表示装置6によれば、ブレーキ開度または充電電流がゼロより大きい場合、第2の補正値は1より大きい値になる。これにより、第1の充電率の変化量を第2の充電率の変化量より大きくすることができるため、図4(b)に示すように、第1の充電率を第2の充電率に近づけることができる。
また、実施形態の充電率表示装置6によれば、ブレーキ開度または充電電流が大きくなると、第2の補正値が大きくなり、ブレーキ開度または充電電流が小さくなると、第2の補正値が小さくなる。そのため、ブレーキ開度がゼロより大きく閾値Bth未満である期間または充電電流がゼロより大きく閾値Icth未満である期間(ドライバによるブレーキペダルの踏み込み量が比較的小さい時刻t22〜時刻t23の期間)では、第2の補正値を小さくすることができる。また、ブレーキ開度が閾値Bth以上になっている期間または充電電流が閾値Icth以上になっている期間(ドライバによるブレーキペダルの踏み込み量が比較的大きい時刻t23〜t24の期間)では、第2の補正値を大きくすることができる。これにより、図4(b)に示す第1の充電率のように、ドライバによる車両Veのブレーキペダルの踏み込み量に応じて表示部61に表示される第1の充電率の増加量を変化させることができる。従って、図4(b)に示す従来の表示用充電率のように、ブレーキ開度や充電電流の変化によらず、表示用充電率の単位時間あたりの増加幅が一定である場合に比べて、ドライバに与える違和感をより低減させることができる。
また、実施形態の充電率表示装置6によれば、第1の充電率と第2の充電率とが互いに同じになると、第1の補正値または第2の補正値を用いず、新たな第1の充電率を算出する。そのため、図4(a)または図4(b)に示すように、第1の充電率と第2の充電率とが互いに同じ値になった以降も、第1の充電率を第2の充電率に追従させることができる。
また、実施形態の充電率表示装置6によれば、車両Veの起動時に取得される第1の充電率と第2の充電率との差が大きいほど、第1の補正値または第2の補正値が大きくなる。そのため、車両Veの起動時に取得される第1の充電率と第2の充電率との差が大きいほど、第1の充電率の減少量または増加量を大きくすることができる。これにより、車両Veの起動時に取得される第1の充電率と第2の充電率との差が大きいほど、第1の充電率と第2の充電率とが互いに同じ値になるまでの時間が長くなることを低減することができる。
すなわち、実施形態の充電率表示装置6によれば、第1の充電率を第2の充電率に追従させつつ、ドライバによるアクセルペダルやブレーキペダルの操作量に合わせて第1の充電率を変化させることができるため、表示部61に表示させる充電率を電池Bの電圧により推定される充電率に追従させつつ、ドライバに与える違和感を低減することができる。
また、本発明は、以上の実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
<変形例1>
制御部63は、図2に示すステップS7において、記憶部62に記憶されている情報D1´または情報D2´を用いて第1の補正値を求め、ステップS11において、記憶部62に記憶されている情報D3´または情報D4´を用いて第2の補正値を求めるように構成してもよい。
図5(a)は、情報D1´の一例を示す図である。
図5(a)に示す情報D1´は、第1の補正値(α11、α12、α21、α22、α31、α32)と、アクセル開度[%]と、車両Veの起動時に取得される第1の充電率と第2の充電率との差(Δ1、Δ2、Δ3)[%]との対応関係を示す。なお、1<α11<α12、1<α21<α22、1<α31<α32とする。また、Δ1<Δ2<Δ3、α11<α21<α31、α12<α22<α32とする。
アクセル開度が閾値Ath未満であり、かつ、差がΔ1である場合、第1の補正値は「α11」になる。
また、アクセル開度が閾値Ath以上であり、かつ、差がΔ1である場合、第1の補正値は「α12」になる。
また、アクセル開度が閾値Ath未満であり、かつ、差がΔ2である場合、第1の補正値は「α21」になる。
また、アクセル開度が閾値Ath以上であり、かつ、差がΔ2である場合、第1の補正値は「α22」になる。
また、アクセル開度が閾値Ath未満であり、かつ、差がΔ3である場合、第1の補正値は「α31」になる。
また、アクセル開度が閾値Ath以上であり、かつ、差がΔ3である場合、第1の補正値は「α32」になる。
図5(b)は、情報D2´の一例を示す図である。
図5(b)に示す情報D2´は、第1の補正値(α11、α12、α21、α22、α31、α32)と、放電電流[A]と、車両Veの起動時に取得される第1の充電率と第2の充電率との差(Δ1、Δ2、Δ3)[%]との対応関係を示す。
放電電流が閾値Idth未満であり、かつ、差がΔ1である場合、第1の補正値は「α11」になる。
また、放電電流が閾値Idth以上であり、かつ、差がΔ1である場合、第1の補正値は「α12」になる。
また、放電電流が閾値Idth未満であり、かつ、差がΔ2である場合、第1の補正値は「α21」になる。
また、放電電流が閾値Idth以上であり、かつ、差がΔ2である場合、第1の補正値は「α22」になる。
また、放電電流が閾値Idth未満であり、かつ、差がΔ3である場合、第1の補正値は「α31」になる。
また、放電電流が閾値Idth以上であり、かつ、差がΔ3である場合、第1の補正値は「α32」になる。
このように構成する場合、第1の補正値は常に1より大きい値になる。また、制御部63は、車両Veの起動時、第2の充電率が第1の充電率より小さい場合、アクセル開度または放電電流が大きくなると、第1の補正値を大きくし、アクセル開度または放電電流が小さくなると、第1の補正値を小さくする。また、制御部63は、車両Veの起動時、第1の充電率と第2の充電率との差が大きいほど、第1の補正値を大きくする。
図5(c)は、情報D3´の一例を示す図である。
図5(c)に示す情報D3´は、第2の補正値(β11、β12、β21、β22、β31、β32)と、ブレーキ開度[%]と、車両Veの起動時に求められた第1の充電率と第2の充電率との差(Δ1、Δ2、Δ3)[%]との対応関係を示す。なお、1<β11<β12、1<β21<β22、1<β31<β32とする。また、Δ1<Δ2<Δ3、β11<β21<β31、β12<β22<β32とする。
ブレーキ開度が閾値Bth未満であり、かつ、差がΔ1である場合、第2の補正値は「β11」になる。
また、ブレーキ開度が閾値Bth以上であり、かつ、差がΔ1である場合、第2の補正値は「β12」になる。
また、ブレーキ開度が閾値Bth未満であり、かつ、差がΔ2である場合、第2の補正値は「β21」になる。
また、ブレーキ開度が閾値Bth以上であり、かつ、差がΔ2である場合、第2の補正値は「β22」になる。
また、ブレーキ開度が閾値Bth未満であり、かつ、差がΔ3である場合、第2の補正値は「β31」になる。
また、ブレーキ開度が閾値Bth以上であり、かつ、差がΔ3である場合、第2の補正値は「β32」になる。
図5(d)は、情報D4´の一例を示す図である。
図5(d)に示す情報D4´は、第2の補正値(β11、β12、β21、β22、β31、α32)と、放電電流[A]と、車両Veの起動時に求められた第1の充電率と第2の充電率との差(Δ1、Δ2、Δ3)[%]との対応関係を示す。
充電電流が閾値Icth未満であり、かつ、差がΔ1である場合、第2の補正値は「β11」になる。
また、充電電流が閾値Icth以上であり、かつ、差がΔ1である場合、第2の補正値は「β12」になる。
また、充電電流が閾値Icth未満であり、かつ、差がΔ2である場合、第2の補正値は「β21」になる。
また、充電電流が閾値Icth以上であり、かつ、差がΔ2である場合、第2の補正値は「β22」になる。
また、充電電流が閾値Icth未満であり、かつ、差がΔ3である場合、第2の補正値は「β31」になる。
また、充電電流が閾値Icth以上であり、かつ、差がΔ3である場合、第2の補正値は「β32」になる。
このように構成する場合、第2の補正値は常に1より大きい値になる。また、制御部63は、車両Veの起動時、第2の充電率が第1の充電率より大きい場合、ブレーキ開度または充電電流が大きくなると、第2の補正値を大きくし、ブレーキ開度または充電電流が小さくなると、第2の補正値を小さくする。また、制御部63は、車両Veの起動時、第1の充電率と第2の充電率との差が大きいほど、第2の補正値を大きくする。
変形例1の充電率表示装置においても、第1の充電率を第2の充電率に追従させつつ、ドライバによるアクセルペダルやブレーキペダルの操作量に合わせて第1の充電率を変化させることができるため、表示部61に表示させる充電率を電池Bの電圧により推定される充電率に追従させつつ、ドライバに与える違和感を低減することができる。
<変形例2>
制御部63は、ステップS7において、記憶部62に記憶されている情報D1´´または情報D2´´を用いて第1の補正値を求め、ステップS11において、記憶部62に記憶されている情報D3´´または情報D4´´を用いて第2の補正値を求めるように構成してもよい。
図6(a)は、情報D1´´の一例を示す図である。
図6(a)に示す情報D1´´は、第1の補正値(α11、α12)と、アクセル開度[%]との対応関係を示す。なお、1<α11<α12とする。
アクセル開度が閾値Ath未満である場合、第1の補正値は「α11」になる。
また、アクセル開度が閾値Ath以上である場合、第1の補正値は「α12」になる。
図6(b)は、情報D2´´の一例を示す図である。
図6(b)に示す情報D2´´は、第1の補正値(α11、α12)と、放電電流[A]との対応関係を示す。
放電電流が閾値Idth未満である場合、第1の補正値は「α11」になる。
また、放電電流が閾値Idth以上である場合、第1の補正値は「α12」になる。
このように構成する場合、第1の補正値は常に1より大きい値になる。また、制御部63は、車両Veの起動時、第2の充電率が第1の充電率より小さい場合、アクセル開度または放電電流が大きくなると、第1の補正値を大きくし、アクセル開度または放電電流が小さくなると、第1の補正値を小さくする。
図6(c)は、情報D3´´の一例を示す図である。
図6(c)に示す情報D3´´は、第2の補正値(β11、β12)と、ブレーキ開度[%]との対応関係を示す。なお、1<β11<β12とする。
ブレーキ開度が閾値Bth未満である場合、第2の補正値は「β11」になる。
また、ブレーキ開度が閾値Bth以上である場合、第2の補正値は「β12」になる。
図6(d)は、情報D4´´の一例を示す図である。
図6(d)に示す情報D4´´は、第2の補正値(β11、β12)と、充電電流[A]との対応関係を示す。
充電電流が閾値Icth未満である場合、第2の補正値は「β11」になる。
また、充電電流が閾値Icth以上である場合、第2の補正値は「β12」になる。
このように構成する場合、第2の補正値は常に1より大きい値になる。また、制御部63は、車両Veの起動時、第2の充電率が第1の充電率より大きい場合、ブレーキ開度または充電電流が大きくなると、第2の補正値を大きくし、ブレーキ開度または充電電流が小さくなると、第2の補正値を小さくする。
変形例2の充電率表示装置においても、第1の充電率を第2の充電率に追従させつつ、ドライバによるアクセルペダルやブレーキペダルの操作量に合わせて第1の充電率を変化させることができるため、表示部61に表示させる充電率を電池Bの電圧により推定される充電率に追従させつつ、ドライバに与える違和感を低減することができる。
なお、「充電電流」は回生電流に限定される必要はなく、外部充電器から電池Bに流れる電流を想定してもよい。
1 電流検出部
2 電圧検出部
3 走行制御部
4 記憶部
5 充電率推定部
6 充電率表示装置
61 表示部
62 記憶部
63 制御部
Ve 車両
Lo 負荷
B 電池

Claims (7)

  1. 表示部と、
    車両の停車中または走行中、前記車両に搭載される電池に流れる電流量により推定される第1の充電率を前記表示部に表示させる制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記車両の起動時、前記電池の電圧により推定される第2の充電率が前記第1の充電率より小さい場合、
    前記表示部に表示させる新たな第1の充電率を、前記新たな第1の充電率=前記第1の充電率−(第1の補正値×推定された前記第1の充電率の減少分)で算出し、
    前記車両のアクセル開度または前記電池から負荷に流れる放電電流が大きくなると、1より大きい値である前記第1の補正値を大きくし、前記アクセル開度または前記放電電流が小さくなると、前記第1の補正値を小さくする
    ことを特徴とする充電率表示装置。
  2. 請求項1に記載の充電率表示装置であって、
    前記制御部は、前記アクセル開度または前記放電電流がゼロである場合、前記第1の補正値をゼロにする
    ことを特徴とする充電率表示装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の充電率表示装置であって、
    前記制御部は、前記車両の起動時、前記第1の充電率と前記第2の充電率との差が大きいほど、前記第1の補正値を大きくする
    ことを特徴とする充電率表示装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の充電率表示装置であって、
    前記制御部は、前記車両の起動時、前記第2の充電率が前記第1の充電率より大きい場合、
    前記表示部に表示させる新たな第1の充電率を、前記新たな第1の充電率=前記第1の充電率+(第2の補正値×推定された前記第1の充電率の増加分)で算出し、
    前記車両のブレーキ開度または前記負荷から前記電池に流れる充電電流が大きくなると、1より大きい値である前記第2の補正値を大きくし、前記ブレーキ開度または前記充電電流が小さくなると、前記第2の補正値を小さくする
    ことを特徴とする充電率表示装置。
  5. 請求項4に記載の充電率表示装置であって、
    前記制御部は、前記ブレーキ開度または前記充電電流がゼロである場合、前記第2の補正値をゼロにする
    ことを特徴とする充電率表示装置。
  6. 請求項4または請求項5に記載の充電率表示装置であって、
    前記制御部は、前記車両の起動時、前記第1の充電率と前記第2の充電率との差が大きいほど、前記第2の補正値を大きくする
    ことを特徴とする充電率表示装置。
  7. 表示部と、車両の停車中または走行中、前記車両に搭載される電池に流れる電流量により推定される第1の充電率を前記表示部に表示させる制御部とを備える充電率表示装置における充電率表示方法であって、
    前記制御部は、前記車両の起動時、前記電池の電圧により推定される第2の充電率が前記第1の充電率より小さい場合、
    前記表示部に表示させる新たな第1の充電率を、前記新たな第1の充電率=前記第1の充電率−(第1の補正値×推定された前記第1の充電率の減少分)で算出し、
    前記車両のアクセル開度または前記電池から負荷に流れる放電電流が大きくなると、1より大きい値である前記第1の補正値を大きくし、前記アクセル開度または前記放電電流が小さくなると、前記第1の補正値を小さくする
    ことを特徴とする充電率表示方法。
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