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JP2019178182A - 石炭調湿設備の制御方法及び制御装置 - Google Patents

石炭調湿設備の制御方法及び制御装置 Download PDF

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JP2019178182A
JP2019178182A JP2018066390A JP2018066390A JP2019178182A JP 2019178182 A JP2019178182 A JP 2019178182A JP 2018066390 A JP2018066390 A JP 2018066390A JP 2018066390 A JP2018066390 A JP 2018066390A JP 2019178182 A JP2019178182 A JP 2019178182A
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斉彦 藤田
Kiyohiko Fujita
斉彦 藤田
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JFE Steel Corp
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Abstract

【課題】集塵炉布での結露や粉塵の漏洩を抑制し、且つ、消費電力量を低減しつつ、石炭の水分量を良好に制御可能な石炭調湿設備の制御方法及び制御装置を提供すること。【解決手段】本発明に係る石炭調湿設備の制御方法は、キャリアガスと共に水分や粉塵を設備外に排出する集塵機を備え、蒸気によって間接加熱されたキャリアガスを用いて装入石炭を乾燥させる石炭調湿設備の制御方法であって、装入石炭の水分量を所定の水分量にするために必要なキャリアガスの流量を必要キャリアガス流量として算出し、算出された必要キャリアガス流量に従って石炭調湿設備に供給するキャリアガスの流量を制御すると共に、キャリアガスの流量に応じて集塵機の風量を制御するステップを含むことを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、キャリアガスと共に水分や粉塵を設備外に排出する集塵機を備え、蒸気によって間接加熱されたキャリアガスを用いて装入石炭を乾燥させる石炭調湿設備の制御方法及び制御装置に関する。
特許文献1には、石炭調湿設備での調湿炭の水分制御を良好に保ちつつ消費エネルギーを低減することを目的として、石炭調湿設備の物質収支及び熱収支を演算し、演算結果に基づいて石炭調湿設備に供給する蒸気量を制御する方法が記載されている。
特開平6−108058号公報
特許文献1には、石炭調湿設備において熱及び水分の媒体として用いられるキャリアガスの供給速度と、キャリアガスと共に水分や粉塵を設備外に排出する集塵機の風量とに関する効率的な制御方法は開示、示唆されていない。例えば石炭調湿設備に供給する蒸気量に応じてキャリアガスの流量を増減させることは可能であるが、キャリアガスの流量を増減させた場合、石炭調湿設備の出口でのキャリアガスの温度及び水分量が変化する。このため、必要な集塵機の風量はキャリアガスの流量に応じて一様には定まらず、集塵機の風量が過小である場合、乾燥効率が低下したり、集塵炉布での結露が発生したり、粉塵が漏洩する等の不具合が発生し得る。一方、集塵機の風量が過大である場合には、集塵機の排風ファンの電力コストの上昇のみならず、排熱、すなわち無効熱量が上昇する不具合が発生し得る。中でも、集塵機の風量不足による集塵炉布での結露や粉塵の漏洩は石炭調湿設備の操業停止に繋がるので、このような不具合を確実に回避するために集塵機の風量は高めに設定されており、電力が過剰に消費されているのが現状である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、集塵炉布での結露や粉塵の漏洩を抑制し、且つ、消費電力量を低減しつつ、石炭の水分量を良好に制御可能な石炭調湿設備の制御方法及び制御装置を提供することである。
本発明に係る石炭調湿設備の制御方法は、キャリアガスと共に水分や粉塵を設備外に排出する集塵機を備え、蒸気によって間接加熱されたキャリアガスを用いて装入石炭を乾燥させる石炭調湿設備の制御方法であって、装入石炭の水分量を所定の水分量にするために必要なキャリアガスの流量を必要キャリアガス流量として算出し、算出された必要キャリアガス流量に従って石炭調湿設備に供給するキャリアガスの流量を制御すると共に、キャリアガスの流量に応じて前記集塵機の風量を制御するステップを含むことを特徴とする。
本発明に係る石炭調湿設備の制御方法は、上記発明において、装入石炭の水分量及び装入量に応じて前記必要キャリアガス流量及び前記集塵機の風量を変化させることを特徴とする。
本発明に係る石炭調湿設備の制御装置は、キャリアガスと共に水分や粉塵を設備外に排出する集塵機を備え、蒸気によって間接加熱されたキャリアガスを用いて装入石炭を乾燥させる石炭調湿設備の制御装置であって、装入石炭の水分量を所定の水分量にするために必要なキャリアガスの流量を必要キャリアガス流量として算出し、算出された必要キャリアガス流量に従って石炭調湿設備に供給するキャリアガスの流量を制御すると共に、キャリアガスの流量に応じて前記集塵機の風量を制御する手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る石炭調湿設備の制御方法及び制御装置によれば、装入石炭の水分量及び装入量に応じてキャリアガスの流量及び集塵機の風量を制御するので、集塵炉布での結露や粉塵の漏洩を抑制し、且つ、消費電力量を低減しつつ、装入石炭の水分量を良好に制御することができる。
図1は、本発明の一実施形態である石炭調湿設備の制御装置及び制御方法が適用される石炭調湿設備の構成を示す模式図である。 図2は、本発明の一実施形態である石炭調湿設備の制御方法の流れを示すフローチャートである。 図3は、装入石炭の装入量の変化に対する必要キャリアガス流量及び必要排ガス流量の変化を示す図である。 図4は、装入石炭の装入量の変化に対する補正係数の変化を示す図である。 図5は、装入石炭の水分率の変化に対する必要キャリアガス流量及び必要排ガス流量の変化を示す図である。 図6は、装入石炭の水分率の変化に対する補正係数の変化を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態である石炭調湿設備の制御装置及び制御方法について説明する。
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態である石炭調湿設備の制御装置及び制御方法が適用される石炭調湿設備の構成について説明する。
〔石炭調湿設備の構成〕
図1は、本発明の一実施形態である石炭調湿設備の制御装置及び制御方法が適用される石炭調湿設備の構成を示す模式図である。図1に示すように、本発明の一実施形態である石炭調湿設備の制御装置及び制御方法が適用される石炭調湿設備1は、乾燥ドラム11、駆動装置12、蒸気供給源13、送風機14、集塵機15、集塵ファン(排風ファン)16、及び煙突17を主な構成要素として備えている。
乾燥ドラム11は、円筒形状の部材によって構成され、石炭装入口11a側が石炭排出口11b側より鉛直方向上方に位置するように水平方向に対して斜めに配置されている。また、乾燥ドラム11の内部には図示しない複数の蒸気配管が配列されている。駆動装置12は、乾燥ドラム11の軸方向を回転軸方向として乾燥ドラム1を回転する装置である。蒸気供給源13は、乾燥ドラム11内の図示しない複数の蒸気配管の内部に蒸気を供給する装置である。
送風機14は、乾燥ドラム11の石炭装入口11a側に設けられたキャリアガス供給口11cから乾燥ドラム11の内部にキャリアガス(エアー)を供給する装置である。集塵機15は、乾燥ドラム11の石炭排出口11b側に設けられたキャリアガス排出口11dから排出されたキャリアガス(排ガス)中に含まれる水分や粉塵を除去した後に集塵ファン16側にキャリアガスを排出する装置である。集塵ファン16は、キャリアガス排出口11dから集塵機15に向けてキャリアガスを吸引すると共に、煙突17を介して集塵機15から排出されたキャリアガスを外部に排出する装置である。
このような構成を有する石炭調湿設備1において石炭の水分量を調整する際には、まず、蒸気供給源13が乾燥ドラム11内の蒸気配管の内部に蒸気を供給すると共に、送風機14が乾燥ドラム11内にキャリアガスを導入する。これにより、キャリアガスは、蒸気配管内の蒸気と熱交換することによって間接加熱される。次に、駆動装置12によって乾燥ドラム11を回転させながら、ベルトコンベア21を利用して石炭装入口11aから乾燥ドラム11内に石炭WCを装入する。乾燥ドラム11内に装入された石炭(装入石炭)WCは、キャリアガスによって加熱されることによって所定の水分量に調整される。そして、所定の水分量に調整された石炭(排出石炭)DCは、ベルトコンベア22を利用して石炭排出口11bを介して乾燥ドラム11の外に排出される。
〔制御系の構成〕
次に、図1を参照して、上記石炭調湿設備1の制御系の構成について説明する。
図1に示すように、石炭調湿設備1の制御系は、秤量機31、入側水分計32、秤量機33、出側水分計34、インバータ装置35、及び制御装置36を備えている。
秤量機31は、装入石炭WCの装入量W[t/hr]を測定し、装入石炭WCの装入量W[t/hr]を示す電気信号を制御装置36に出力する装置である。
入側水分計32は、装入石炭WCの水分率H1[%−WB]を測定し、装入石炭WCの水分率H1[%−WB]を示す電気信号を制御装置36に出力する装置である。
秤量機33は、排出石炭DCの排出量[t/hr]を測定し、排出石炭DCの排出量[t/hr]を示す電気信号を制御装置36に出力する装置である。
出側水分計34は、排出石炭DCの水分率H2[%−WB]を測定し、排出石炭DCの水分率H2[%−WB]を示す電気信号を制御装置36に出力する装置である。
インバータ装置35は、制御装置36からの制御信号に基づいて集塵ファン16の回転数を制御することにより集塵機15の風量を制御する装置である。
制御装置36は、DCS(Distributed Control System)等の制御装置によって構成され、石炭調湿設備1全体の動作を制御する。
〔石炭調湿設備の制御方法〕
次に、本発明の一実施形態である石炭調湿設備の制御方法について説明する。
本発明の発明者は、キャリアガス排出口11dにおけるキャリアガスの湿度(出口ガス湿度)が一定となるように各種測定値に基づいてキャリアガス供給口11cから供給されるキャリアガスの必要流量(必要キャリアガス流量)を計算し、制御されたキャリアガス流量に基づいて集塵機15の風量(必要排ガス流量)を調整すれば消費電力を低減できると考え、必要キャリアガス風量の算出を試みた。具体的には、まず、集塵炉布での結露を回避するために出口ガス湿度を規定値以下とする観点から、出口ガス湿度Dを結露限界により定まる上限値Dcとすることによって、結露を回避できる最低限のキャリアガスの流量を計算した。詳しくは、以下に示す数式(1)を用いてキャリアガス流量の増減調整の必要量dXを計算し、キャリアガス流量の実績値X[Nm/hr]を流量X+dXに調整する操作を行ない、出口ガス湿度Dの測定値が上限値Dcよりも低い場合はキャリアガスの流量を減らし、出口ガス湿度Dの測定値が上限値Dcよりも高い場合にはキャリアガスの流量を増加させた。なお、出口ガス湿度Dの上限値Dcは、公知の飽和水蒸気量の計算値から求めた値であり、温度によって定まる値である。
Figure 2019178182
ところが、この方式では、出口ガス湿度Dが収束せずに発散する不具合が多発したため、結露を回避するために必要排ガス流量を高く設定せざるを得なかった。これは、キャリアガスの流量が変化するとキャリアガスの温度も変化し、飽和水蒸気量と水蒸気発生量が変化することが原因であると考えられる。そこで、本発明の発明者は、キャリアガスの温度の変化を予測し、予測されたキャリアガスの温度から飽和水蒸気量を計算し、飽和水蒸気量に応じて水蒸気発生量が変化することを必要キャリアガス流量の計算に反映させた。具体的には、以下に示す数式(2)を用いてキャリアガスの流量を調整した後のキャリアガス排出口11dにおけるキャリアガスの温度T’を推定し、以下に示す数式(3),(4)を用いてキャリアガスの流量の調整前後におけるキャリアガスの飽和水蒸気量V,V’を推定する。そして、キャリアガスの温度T’及び飽和水蒸気量V,V’を以下に示す数式(5)に代入することによって水蒸気発生量の変化を反映した必要キャリアガス流量X’[Nm/hr]を算出した。
Figure 2019178182
Figure 2019178182
Figure 2019178182
Figure 2019178182
なお、数式(2)中、Tは、キャリアガスの流量を調整する前のキャリアガス排出口11dにおけるキャリアガスの温度[℃]を示す。また、数式(3),(4)において、Vはキャリアガスの流量調整前におけるキャリアガスの飽和水蒸気量[kg/Nm]を示し、V’はキャリアガスの流量調整後におけるキャリアガスの飽和水蒸気量[kg/Nm]を示す。
しかしながら、この方式によれば、出口ガス湿度Dが収束せずに発散する不具合は減少したものの、解消には至らなかった。これは、装入石炭WC中の水分の蒸発は必ずしもキャリアガスの飽和水蒸気量に依存する蒸発反応律速ではなく、装入石炭WCの装入速度や形状及び乾燥ドラム11内の流動状況の変動に応じて、熱量の供給速度や装入石炭WC内部の水分の移動速度等の律速因子が変化するためであると考えられる。すなわち、乾燥ドラム11内でのキャリアガスの滞留時間は装入石炭WCの滞留時間に比べて極めて短いため、キャリアガス排出口11dにおけるキャリアガスの温度や湿度は短時間の律速因子の変化にも敏感に反応する。しかしながら、これは石炭排出口11bでの排出石炭DCの乾燥度合を反映しているとは言い難く、必要キャリアガス流量の計算に用いることは不適当である。
そこで、本発明の発明者は、キャリアガス排出口11dにおけるキャリアガスの湿度の測定値は計算に用いずに、キャリアガスによって乾燥ドラム11外に排出されるべき水分量、すなわち装入石炭WCと排出石炭DCの水分量差と装入石炭量から必要キャリアガス流量を計算することを着想した。図2は、本発明の一実施形態である石炭調湿設備の制御方法の流れを示すフローチャートである。図2に示すように、本発明の一実施形態である石炭調湿設備の制御方法では、まず、制御装置36が、秤量機31、入側水分計32、及び出側水分計34の測定値を用いて、以下に示す数式(6),(7)により装入石炭WCの水分量A[t/hr]及び排出石炭DCの水分量B[t/hr]を算出する(ステップS1)。ここで、数式(6),(7)中、H1は装入石炭WCの水分率[%−WB]、H2は排出石炭DCの水分率[%−WB]、Wは装入石炭の装入量[t/hr]を示す。
Figure 2019178182
Figure 2019178182
次に、制御装置36は、以下に示す数式(8),(9)を用いて必要キャリアガス流量X[Nm/hr]及び必要排ガス流量Y[Nm/hr]を算出する(ステップS2)。ここで、数式(8)中、Cはキャリアガス供給口11cにおけるキャリアガスの湿度[%]を示し、Dはキャリアガス排出口11dにおけるキャリアガスの湿度を示す。キャリアガスの湿度C,Dは、測定値ではなく固定の目標値とすることにより、必要キャリアガス流量X及び必要排ガス必要流量Yを自律的に収束させる効果が得られる。
Figure 2019178182
Figure 2019178182
次に、制御装置36は、算出された必要排ガス流量Yに基づいて集塵ファン16の必要回転数r[rpm]を算出する(ステップS3)。具体的には、集塵機15の定格集塵風量をZ[Nm/hr]とし、定格集塵風量Zに必要な集塵ブロア16の回転数を定格回転数R[rpm]とする。そして、定格集塵風量Zに対する必要排ガス流量Yの比率(以下、補正係数αと表記)が集塵ファン16の必要回転数となるため、集塵ファン16の必要回転数r[rpm]を以下に示す数式(10),(11)により求める。なお、最低排風量を設定する必要がある場合には、補正係数αに下限値を設けるとよい。
Figure 2019178182
Figure 2019178182
そして最後に、制御装置36は、算出された必要回転数rに応じた回転数指令をインバータ装置35に出力することによって、集塵ファン16の回転数を必要回転数rに制御する(ステップS4)。これにより、装入石炭WCの水分量に応じて集塵ファン16の回転数が制御されるので、必要排ガス流量に応じて集塵機15の風量を変化させ、消費電力を低減できる。
本実施例では、まず、装入石炭WCの水分率H1を11.2[%−WB]、排出石炭DCの水分率H2を7.8[%−WB]として、装入石炭WCの装入量Wの変化(100〜410[t/hr])に対する必要キャリアガス流量X及び必要排ガス流量Yの変化を評価した。また、装入石炭WCの装入量Wを410[t/hr]、排ガス流量を定格集塵風量Zとして、装入石炭WCの装入量Wの変化(100〜410[t/hr])に対する補正係数αの変化を評価した。評価結果をそれぞれ図3(a),(b)及び図4に示す。図3(a),(b)及び図4に示すように、装入石炭WCの装入量Wが減れば、必要キャリアガス流量X、必要排ガス流量Y、及び補正係数αも下がり、その分だけ、集塵ファン16の回転数を下げられることが確認された。
次に、排出石炭DCの水分率H2を7.8[%−WB]、装入石炭WCの装入量Wを410[t/hr]としたときの、装入石炭WCの水分率H1の変化(9〜11.2[%−WB])に対する必要キャリアガス流量X及び必要排ガス流量Yの変化を評価した。また、装入石炭WCの水分率H1を11.2[%−WB]で必要排ガス流量Yを定格集塵風量Zとしたときの、装入石炭WCの水分率H1の変化(9〜11.2[%−WB])に対する補正係数αの変化を評価した。評価結果をそれぞれ図5(a),(b)及び図6に示す。図5(a),(b)及び図6に示すように、装入石炭WCの装入量Wと同様に、装入石炭WCの水分率H1が下がれば、必要キャリアガス流量X、必要排ガス流量Y、及び補正係数αも下がり、その分だけ集塵ファン16の回転数を下げられることが確認された。これにより、集塵ファン16の回転数を下げた分だけ消費電力の低減を図ることができる。
以上、本発明者らによってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす記述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、本実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例、及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
1 石炭調湿設備
11 乾燥ドラム
11a 石炭装入口
11b 石炭排出口
11c キャリアガス供給口
11d キャリアガス排出口
12 駆動装置
13 蒸気供給源
14 送風機
15 集塵機
16 集塵ファン(排風ファン)
17 煙突
31,33 秤量機
32 入側水分計
34 出側水分計
35 インバータ装置
36 制御装置

Claims (3)

  1. キャリアガスと共に水分や粉塵を設備外に排出する集塵機を備え、蒸気によって間接加熱されたキャリアガスを用いて装入石炭を乾燥させる石炭調湿設備の制御方法であって、
    装入石炭の水分量を所定の水分量にするために必要なキャリアガスの流量を必要キャリアガス流量として算出し、算出された必要キャリアガス流量に従って石炭調湿設備に供給するキャリアガスの流量を制御すると共に、キャリアガスの流量に応じて前記集塵機の風量を制御するステップを含むことを特徴とする石炭調湿設備の制御方法。
  2. 請求項1に記載の石炭調湿設備の制御方法であって、
    装入石炭の水分量及び装入量に応じて前記必要キャリアガス流量及び前記集塵機の風量を変化させることを特徴とする石炭調湿設備の制御方法。
  3. キャリアガスと共に水分や粉塵を設備外に排出する集塵機を備え、蒸気によって間接加熱されたキャリアガスを用いて装入石炭を乾燥させる石炭調湿設備の制御装置であって、
    装入石炭の水分量を所定の水分量にするために必要なキャリアガスの流量を必要キャリアガス流量として算出し、算出された必要キャリアガス流量に従って石炭調湿設備に供給するキャリアガスの流量を制御すると共に、キャリアガスの流量に応じて前記集塵機の風量を制御する手段を備えることを特徴とする石炭調湿設備の制御装置。
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