JP2019177002A - Rotation unit and toilet device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、回動ユニットおよび便器装置に関する。 The present invention relates to a rotating unit and a toilet device.
便器装置に備え付けられる多くの便座および便蓋は、便鉢部の上部開口を囲むリム部に載せられ、便器装置の後部において左右方向を軸方向とするヒンジ軸を備えるヒンジ部によって回動可能に支持されている。便器装置は、手動または電動で便座および便蓋を回動させることによって開閉させて使用される。 Many toilet seats and toilet lids provided in a toilet device are mounted on a rim portion that surrounds the upper opening of the toilet bowl, and can be rotated by a hinge portion having a hinge shaft whose axial direction is the left-right direction at the rear of the toilet device. It is supported. The toilet device is used by being opened or closed by manually or electrically rotating the toilet seat and the toilet lid.
例えば、特許文献1には、便座および便蓋の少なくともいずれかの一端および他端を支持する各ヒンジ軸において、便座および便蓋の開放方向へ付勢する第1および第2の付勢手段を備える便器装置が開示されている。
For example,
ところで、便器装置は、便座および便蓋等の可動体を回動可能に支持するヒンジ部に埃や水等の異物が付着すると、便座および便蓋が開閉し難くなり、更には美観も損なわれてしまう。特許文献1に記載の便座および便蓋のヒンジ部は、上方および左右方向から埃や水等の異物が浸入して堆積してしまうという問題点があった。
By the way, when a foreign object such as dust or water adheres to a hinge portion that rotatably supports a movable body such as a toilet seat and a toilet lid, the toilet seat and the toilet lid are difficult to open and close, and the aesthetics are also impaired. End up. The hinge part of the toilet seat and toilet lid described in
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、可動体を回動可能に支持するヒンジ部への異物の侵入を抑制することができる回動ユニットおよび便器装置を提供することにある。 The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a rotating unit and a toilet that can suppress entry of foreign matter into a hinge portion that rotatably supports a movable body. To provide an apparatus.
本発明に係る回動ユニットは、便器本体の前部に設けられた便鉢部の上方を覆い、後部に配設されたヒンジ部によって回動可能に支持される可動体を備える回動ユニットであって、前記可動体の後方に、前記ヒンジ部の上方を覆うカバーが設けられていることを特徴とする。 The rotation unit according to the present invention is a rotation unit including a movable body that covers the upper part of the toilet bowl provided at the front part of the toilet body and is rotatably supported by a hinge part provided at the rear part. And the cover which covers the upper direction of the said hinge part is provided in the back of the said movable body, It is characterized by the above-mentioned.
本発明によれば、回動ユニットは、可動体を回動可能に支持するヒンジ部への異物の侵入を抑制することができる。 According to the present invention, the rotation unit can suppress the entry of foreign matter into the hinge portion that rotatably supports the movable body.
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図1から図10を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。 Hereinafter, the present invention will be described based on preferred embodiments with reference to FIGS. The same or equivalent components and members shown in the drawings are denoted by the same reference numerals, and repeated descriptions are appropriately omitted. In addition, the dimensions of the members in each drawing are appropriately enlarged or reduced for easy understanding. Also, in the drawings, some of the members that are not important for describing the embodiment are omitted.
図1は実施形態に係る回動ユニット9を有する便器装置100の外観を示す斜視図であり、図2は便蓋4および便座5を開状態とした便器装置100の外観を示す斜視図である。便器装置100は、便器本体1、ケーシング2、カバー3、便蓋4および便座5等を備える。回動ユニット9は、カバー3、可動体としての便蓋4および便座5、並びに後述する便蓋ヒンジ部21および便座ヒンジ部22を含んで構成されている。回動ユニット9は、便蓋4および便座5の両方と各ヒンジ部とを備えていてもよいし、便蓋4または便座5の一方と該一方に対応するヒンジ部とを備えていてもよい。便器本体1は、前端F側に便鉢部11、便鉢部11後方の後部に部品配置部12を有する。以下の説明において、便器装置100について左右方向は、便器装置100の前後方向に対して直交する水平方向であり、左および右は、前端F側から便器装置100を見て定義されているものとする。
FIG. 1 is a perspective view showing an appearance of a
便鉢部11は、汚物を受けるための鉢状の受け面11a、および受け面11aの上部開口の周囲に形成されたリム部11bを有し、リム部11bに便座5が載せ置かれる。受け面11aには、例えば、前端Fから見て左上部の後方から前方へ向けて洗浄水が吐出される。受け面11aに吐出された洗浄水は、受け面11aに沿って一方向に旋回しつつ下方へ流下して受け面11aを洗い流し、受け面11aの底に接続される排水路(図示略)から汚物とともに排出される。
The toilet bowl part 11 has a bowl-shaped receiving surface 11a for receiving filth, and a
部品配置部12は、上端部12aの高さが便鉢部11のリム部11bとほぼ同じであり、上端部12aにはケーシング2が載せ置かれる。ケーシング2には、不図示の複数の機能部品が収容される。機能部品には、例えば、便器洗浄装置や、洗浄水供給装置、着座者の局部を洗浄する局部洗浄装置、便座5を暖める便座暖房装置、便鉢部11内へ温風を送出する送風装置、および洗浄泡供給装置等が含まれる。
The
カバー3は、天板3aおよび側板3bを備え、ケーシング2の上方および上部の側面を覆う。カバー3は、ケーシング2に対して着脱可能である。天板3aは、後方側の角が丸みを帯びた平面視矩形状をなす。側板3bは、天板3aの側辺から下方に延びるように、天板3aの左右および後部に形成されている。天板3aの前端辺3cは、左右方向に延びる直線状となっている。
The cover 3 includes a top plate 3a and a
図3は、カバー3、便蓋4および便座5を取り外した便器装置100の外観を示す斜視図であり、図4は、カバー3、便蓋4および便座5を取り外した便器装置100の平面図である。ケーシング2は、箱状または皿状等をなし、上述のような機能部品を収容して構成されている。ケーシング2は、前後方向の幅が便器本体1の後端部から便鉢部11の後縁部付近に亘っており、左右方向の幅が便器本体1の左右方向の全幅に亘っている。ケーシング2は、周縁部2aで部品配置部12の上端部12aに載せ置かれる。ケーシング2の前部の左右それぞれに、便蓋ヒンジ部21および便座ヒンジ部22が設けられている。
FIG. 3 is a perspective view showing the appearance of the
便蓋ヒンジ部21は、凹所21aおよびヒンジ軸21bを有し、ケーシング2の左右の側辺部分に設けられている。凹所21aは、平面視で前後方向に長い矩形状をなし、ケーシング2の上面を穿つようにして設けられている。凹所21aは、前方が切り欠かれており、後述する便蓋4のアーム部41が回動して通過する空間を形成している。図4に示す凹所21aの左右方向の外側には側壁部21cが存在しているが、側壁部21cは切除されていてもよい。
The toilet
ヒンジ軸21bは、左右方向を軸方向とする円柱状の軸体であり、凹所21aに突出するように設けられている。左右の便蓋ヒンジ部21における各ヒンジ軸21bは互いに同軸となるように設けられている。また、ヒンジ軸21bは、高さ方向において、ケーシング2の上面に近く、該上面のやや下に設けられている。ヒンジ軸21bと側壁部21cとの間には隙間が設けられており、該隙間に便蓋4のアーム部41が挿入されるようにして組み付けられる。
The
便座ヒンジ部22は、支持部22a、ヒンジ軸受22bおよび凹所22cを有し、ケーシング2の左右の側辺部分における便蓋ヒンジ部21の更に前側に設けられている。支持部22aは、ケーシング2の前側の端面2bから前方へ延びる壁体状に設けられており、後方側および下方側がケーシング2に固定されている。
The toilet
ヒンジ軸受22bは、左右方向を中心軸方向とする円筒状であり、支持部22aの前部の上端部において内方向に延びるように設けられている。ヒンジ軸受22bは、周側部のうち上方側が切り欠かれており、中心軸に直交する断面で見ると、直径よりも小さい幅で開口している。左右の便座ヒンジ部22における各ヒンジ軸受22bは互いに中心軸が同軸となるように設けられている。凹所22cは、ケーシング2の前側の端面2bとヒンジ軸受22bとの間に、ケーシング2の上面から下方に穿たれるようにして形成されている。凹所22cは、左右方向の外側が壁体状の支持部22aによって閉ざされており、内側に貫通している。
The
図5は、便蓋4の下方から見た斜視図である。便蓋4は、便座5および便器本体1の便鉢部11を覆う平板状の天板4a、並びに便座5の前方および左右の側方を覆う側板4bを備える。天板4aは、便鉢部11を覆うべく、前部側が半円状および後部側が矩形状をなし、後端辺4cが左右方向に延びる直線状としてある。左右の側板4bそれぞれの後端部40には、アーム部41が設けられている。尚、後端部40では、側板4bの他の部分よりも厚みを増すなどして剛性を高めてある。
FIG. 5 is a perspective view of the
アーム部41は、左右方向を厚み方向とする板状であり、中途部で屈曲または湾曲した形状としてあり、側板4bの後端部40から後方に延び、更に上方へ屈曲または湾曲している。アーム部41の先端部41aには、左右に貫通する軸通孔41bが設けられている。左右のアーム部41に設けられた軸通孔41bは、中心軸が互いに同軸である。軸通孔41bには、便蓋ヒンジ部21のヒンジ軸21bが挿通される。
The
図6は、図4に示すA−A線による便蓋4およびケーシング2の断面図である。図6においてケーシング2の内部に配設された機能部品の表示は省略されている。上述のように、アーム部41の軸通孔41bにはヒンジ軸21bが挿通されており、便蓋4は、便蓋ヒンジ部21によって、ヒンジ軸21bの軸まわりに回動可能に支持されている。アーム部41の先端部41aは、ヒンジ軸21bに対して、ヒンジ軸21bの半径方向であって、便器装置100の後方かつ下方に延びている。アーム部41は、中途部で屈曲または湾曲して前方へ延び、ヒンジ軸21bより前側で、便蓋4の側板4bの後端部40に接続されている。アーム部41は、凹所21a内の空間に配置されており、便蓋4が開閉する際に周囲の部品に機械的に干渉することはない。
6 is a cross-sectional view of the
便蓋4は、便蓋ヒンジ部21へ着脱可能となっている。便蓋4は、アーム部41を凹所21aの前側から挿入し、ヒンジ軸21bと軸通孔41bとが嵌合するようにして、ケーシング2側へ装着される。また便蓋4は、ヒンジ軸21bと軸通孔41bとの嵌合が外れるように上方または前方等へ力を加えることによって、便蓋ヒンジ部21から取り外すことができる。
The
カバー3の天板3aは、前端辺3cが便蓋4の天板4aの後端辺4cに僅かな隙間を空けて突き合わされており、上面が便蓋4の天板4aと面一としてある。また、天板3aの前端辺3cおよび天板4aの後端辺4cは、ともに平面視において直線状となっている。カバー3の天板3aは、便蓋ヒンジ部21の上方を覆っており、埃や水等が便蓋ヒンジ部21に侵入し、堆積することを抑制する。
The top plate 3 a of the cover 3 has a
図1を参照し、カバー3の側板3bの前端辺は、便蓋4の側板4bの後端辺に僅かな隙間を空けて突き合わされており、側板3bおよび側板4bの外面は面一としてある。またカバー3の側板3bの前端辺は、便蓋4の側板4bの後端辺と高さ方向の長さ寸法が同一であり、カバー3および便蓋4について視覚的な一体感を与えている。
Referring to FIG. 1, the front end side of the
図7は、便座5の外観を示す斜視図である。便座5は、座部5a、基端部5bおよびヒンジ軸52bを有し、ケーシング2側の便座ヒンジ部22によって回動可能に支持されている。座部5aは、便鉢部11における受け面11aの上部開口に対応する孔を有する円環板状に形成されており、底面がリム部11bに接触する。基端部5bは、左右方向の中央部において下方に膨らみを持たせて内部に機能部品を収容する空間を形成した収容部51(図2参照)を有する。
FIG. 7 is a perspective view showing the appearance of the
収容部51は、例えば局部洗浄装置等を収容する。局部洗浄装置は、座部5aの中央方向へ前進し、収容部51の内部へ後退するノズルを有する。収容部51には、ノズルを前進および後退させる駆動機構が収容されるようにする。
The
便座5の基端部5bの左右両側には、基端部5bの上部から垂下し、左右方向を板面の法線方向とする支持板52aが設けられている。ヒンジ軸52bは、左右両側の支持板52aの板面から突起し、左右の外方向へ延びるように形成されている。ヒンジ軸52bは、便座ヒンジ部22のヒンジ軸受22bに挿通される。
On both left and right sides of the
図8は、図4に示すB−B線による便座5およびケーシング2の断面図である。図8において便座5およびケーシング2の内部に配設された機能部品の表示は省略されている。上述のように、便座5のヒンジ軸52bが便座ヒンジ部22のヒンジ軸受22bに挿通されており、便座5は、便座ヒンジ部22によって、ヒンジ軸52bの軸まわりに回動可能に支持されている。便座5の基端部5bにおける後端辺5cは、ヒンジ軸52bの上方を覆っており、便座5の回動によって、凹所22cによる空間を通過し、機械的に干渉することはない。
FIG. 8 is a cross-sectional view of the
便座5の後端辺5cは、カバー3の天板3aの前端辺3cに僅かな隙間を空けて突き合わされている。また、便座5の後端辺5c、およびカバー3の天板3aの前端辺3cは、ともに平面視において直線状となっている。カバー3の天板3aは、便座ヒンジ部22における凹所22cの上方を覆っており、埃や水等が便座ヒンジ部22に侵入し、堆積することを抑制する。
The
便座5は、便座ヒンジ部22へ着脱可能となっている。便座5は、上述のようにヒンジ軸受22bの上方側が切り欠かれているので、ヒンジ軸52bを上方からヒンジ軸受22bの切り欠きに押し込んで嵌合させることによって、ケーシング2側へ装着される。また便座5は、ヒンジ軸52bとヒンジ軸受22bとの嵌合が外れるように上方等へ力を加えることによって、便座ヒンジ部22から取り外すことができる。
The
次に回動ユニット9を有する便器装置100における便蓋4および便座5等の作用について説明する。図9(a)および図9(b)は、便蓋4の開閉状態について説明するための模式図である。図9(a)に示す便蓋4は閉状態であり、図9(b)に示す便蓋4は開状態であり、いずれも図4に示すA−A線による便蓋4およびケーシング2の断面に相当する。
Next, operations of the
便蓋4は、図9(a)に示すように便器本体1の便鉢部11および便座5の上に被せられて閉状態となっている。便蓋4における天板4aの後端辺4cと、カバー3における天板3aの前端辺3cは直線状であり、互いに僅かな隙間を空けて対抗し、突き合わされている。カバー3の天板3aは便蓋ヒンジ部21の上方を覆っている。これにより、回動ユニット9における便蓋ヒンジ部21は、上方から埃や水等が侵入し、堆積することが抑制される。
As shown in FIG. 9A, the
また便蓋ヒンジ部21の側方は、カバー3の側板3bによって覆われており、側方から埃や水等が侵入し、堆積することが抑制される。図4に示すように、凹所21aの左右方向の外側には側壁部21cが存在するが、側壁部21cは切除されていてもよく、この場合であっても、カバー3の側板3bによって便蓋ヒンジ部21の側方が覆われることで、埃や水等が侵入し、堆積することが抑制される。
Further, the side of the toilet
一方、便蓋ヒンジ部21の前方等における隙間から埃や水等が侵入することもあるが、カバー3がケーシング2に着脱可能であるので、カバー3をケーシング2から取り外すことによって、便蓋ヒンジ部21を上方から清掃することが可能である。また、便蓋4を便蓋ヒンジ部21から取り外すことによって、便蓋ヒンジ部21およびアーム部41等における清掃が容易に行える。
On the other hand, although dust, water, or the like may enter through a gap in front of the toilet
便蓋4およびカバー3の突き合わせ部分は、上面および左右両側面において直線状となっており、視覚的な一体感を与えるとともに、上面および左右両側面の清掃が容易に行える。便蓋4およびカバー3の突き合わせ部分に屈曲した部分などがあると、布等の清掃具で、便蓋4およびカバー3の上面および左右両側面の汚れを拭き取る際に屈曲した部分に汚れが付着する蓋然性があるが、直線状であれば、そのような蓋然性は抑制される。
The abutting portions of the
便蓋4は、便蓋ヒンジ部21にアーム部41によって連結されていることにより、例えばカバー3に機械的に干渉することなく開閉することができる。図9(b)に示すように、便蓋4を上方へ回動させて開状態としたとき、便蓋4は、上部がヒンジ軸21bの直上からやや後方側へ移動した位置で静止し、全体として後方側へ倒れるように傾斜した状態となる。上述のように、アーム部41の先端部41aがヒンジ軸21bに対して便器装置100の後方かつ下方に延びているため、便蓋4は、上部がヒンジ軸21bの直上からやや後方側へ移動した位置まで回動させることができる。またアーム部41自体も、中途部で屈曲または湾曲していることによって、カバー3に機械的に干渉しないようにすることができる。尚、便蓋4が開状態となっても、便蓋ヒンジ部21は、上方および側方がカバー3の天板3aおよび側板3bによって覆われているので、埃や水等が侵入し、堆積することが抑制される。
The
図10(a)および図10(b)は、便座5の開閉状態について説明するための模式図である。図10(a)に示す便座5は閉状態であり、図10(b)に示す便座5は開状態であり、いずれも図4に示すB−B線による便座5およびケーシング2の断面に相当する。
FIG. 10A and FIG. 10B are schematic diagrams for explaining the open / closed state of the
便座5は、図10(a)に示すように便器本体1のリム部11b上に接触して閉状態となっている。便座5における基端部5bの後端辺5cと、カバー3における天板3aの前端辺3cとは、僅かな隙間を空けて突き合わされている。便座5の基端部5bにおける後端辺5cはヒンジ軸52bの上方を覆っており、カバー3の天板3aは便座ヒンジ部22における凹所22cの上方を覆っている。これにより、回動ユニット9におけるヒンジ軸52b、並びに便座ヒンジ部22におけるヒンジ軸受22bおよび凹所22cに上方から埃や水等が侵入し、堆積することが抑制される。
As shown in FIG. 10A, the
また、便座ヒンジ部22の凹所22cは、左右方向の外側が壁体状の支持部22aによって閉ざされており、側方から埃や水等が侵入し、堆積することが抑制される。
Further, the
一方、便座ヒンジ部22の前方等における隙間から埃や水等が侵入することもあるが、カバー3がケーシング2に着脱可能であるので、カバー3をケーシング2から取り外すことによって、便座ヒンジ部22における凹所22c等を上方から清掃することが可能である。また、便蓋4を開状態または取り外すことによって、便座ヒンジ部22における清掃が容易になる。また便座5を便座ヒンジ部22から取り外すことによって、便座ヒンジ部22およびヒンジ軸52b等における清掃が更に容易に行える。
On the other hand, dust or water may enter through a gap in front of the toilet
便座5の後端辺4cおよびカバー3の前端辺3cの突き合わせ部分は、平面視において直線状となっており、視覚的な一体感を与えるとともに、上面の清掃が容易に行える。便座5の後端辺4cおよびカバー3の前端辺3cに屈曲した部分などがあると、布等の清掃具で、便座5およびカバー3の上面の汚れを拭き取る際に、屈曲した部分に汚れが付着する蓋然性があるが、直線状であれば、そのような蓋然性は抑制される。
The abutting portion of the
図10(b)に示すように、便座5を上方へ回動させて開状態としたとき、便座5は、開状態となっている便蓋4に接触し、上部がヒンジ軸52bの直上からやや後方側へ移動した位置で静止し、全体として後方側へ倒れるように傾斜した状態となる。尚、便座5が開状態となっても、便座5の基端部5bにおける後端辺5cはヒンジ軸52bの上方を覆っており、カバー3の天板3aは便座ヒンジ部22における凹所22cの上方を覆っている。また、便座ヒンジ部22の凹所22cは、左右方向の外側が壁体状の支持部22aによって閉ざされている。このため、便座ヒンジ部22は、埃や水等が侵入し、堆積することが抑制されている。
As shown in FIG. 10 (b), when the
次に、実施形態に係る便器装置100の特徴を説明する。
本発明の実施形態の回動ユニット9は、便器装置100の前部に設けられた便鉢部11の上方を覆い、後部に配設された便蓋ヒンジ部21および便座ヒンジ部22(ヒンジ部)によって回動可能に支持される便蓋4および便座5(可動体)を備える。回動ユニット9は、可動体である便蓋4および便座5の後方に、ヒンジ部である便蓋ヒンジ部21および便座ヒンジ部22の上方を覆うカバー3が設けられている。これにより、回動ユニット9は、便蓋ヒンジ部21および便座ヒンジ部22において、上方から埃や水等が侵入して堆積することが抑制される。
Next, features of the
The
またカバー3は、便蓋ヒンジ部21の側方を覆っている。これにより、回動ユニット9は、便蓋ヒンジ部21において、側方から埃や水等が侵入し、堆積することが抑制される。
The cover 3 covers the side of the toilet
またカバー3は、ケーシング2に対して着脱可能に設けられている。これにより、回動ユニット9は、カバー3をケーシング2から取り外すことによって、便蓋ヒンジ部21を上方から清掃することが可能である。
The cover 3 is detachably attached to the
また可動体である便蓋4は、便蓋ヒンジ部21に連結されるアーム部41を有する。便蓋4は、便蓋ヒンジ部21にアーム部41によって連結されていることにより、例えばカバー3に機械的に干渉することなく開閉することができる。
Further, the
またアーム部41は、中途部において屈曲または湾曲している。これにより、回動ユニット9は、便蓋ヒンジ部21を覆うように設けられたカバー3とアーム部41とが機械的に干渉しないようにすることができる。
Moreover, the
また可動体である便蓋4および便座5は、便蓋ヒンジ部21および便座ヒンジ部22において着脱可能としてある。これにより、回動ユニット9は、便蓋4および便座5を取り外して、便蓋ヒンジ部21および便座ヒンジ部22等の清掃が容易に行える。
The
便器装置100は、上述の回動ユニット9と、便鉢部11が前部に設けられた便器本体1とを備える。これにより、便器装置100は、便蓋ヒンジ部21および便座ヒンジ部22において、上方から埃や水等が侵入して堆積することが抑制される。
The
上述の実施形態では便器装置100に便蓋4および便座5を設けているが、便蓋4がなく便座5のみを設ける構成としてもよい。上述の実施形態においては、便蓋4がアーム部41を有するように構成しているが、便座5の後部に後方へ延びるアーム部を設け、便座ヒンジ部22の上方をヒンジ軸部分も含めてカバー3で覆うようにすることも可能である。また、上述の実施形態では可動体として便蓋4および便座5の例を示したが、便鉢部11の上方を覆い、ヒンジ部によって回動可能に支持される他の可動体にも適用することが可能である。
In the above-described embodiment, the
以上、本発明の実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。 In the above, it demonstrated based on embodiment of this invention. Those skilled in the art will understand that these embodiments are examples, and that various modifications and changes are possible within the scope of the claims of the present invention, and that such modifications and changes are also within the scope of the claims of the present invention. It is where it is done. Accordingly, the description and drawings herein are to be regarded as illustrative rather than restrictive.
11 便鉢部、 21 便蓋ヒンジ部(ヒンジ部)、
22 便座ヒンジ部(ヒンジ部)、 3 カバー、 4 便蓋(可動体)、
41 アーム部、 5 便座(可動体)、 9 回動ユニット、 100 便器装置。
11 toilet bowl part, 21 toilet lid hinge part (hinge part),
22 Toilet seat hinge (hinge), 3 Cover, 4 Toilet lid (movable),
41 Arm part, 5 Toilet seat (movable body), 9 Rotating unit, 100 Toilet bowl device.
Claims (8)
前記可動体の後方に、前記ヒンジ部の上方を覆うカバーが設けられていることを特徴とする回動ユニット。 A rotating unit that includes a movable body that covers the upper part of the toilet bowl provided at the front part of the toilet body and is rotatably supported by a hinge part disposed at the rear part.
A rotating unit characterized in that a cover is provided behind the movable body so as to cover the upper part of the hinge part.
便鉢部が前部に設けられた便器本体と、
を備えることを特徴とする便器装置。 The turning unit according to any one of claims 1 to 7,
A toilet bowl body with a toilet bowl in the front,
A toilet device comprising:
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