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JP2019156504A - 2方向エレベータおよび2方向エレベータの制御方法 - Google Patents

2方向エレベータおよび2方向エレベータの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】なるべく多くの利用者が乗り込むことができるようにする2方向エレベータおよび2方向エレベータの制御方法を提供する。【解決手段】乗りかご10の2方向にドアが設置された2方向エレベータは待ち利用者情報取得部23と混雑度算出部24A、Bと乗りかご10に設置されたスピーカ装置14とアナウンス情報出力指示部25A、Bとを備える。待ち利用者情報取得部23は乗りかご10の1方向のドアが戸開される階床の乗場にいる待ち利用者を検出する。混雑度算出部24A、Bはかご内混雑度を算出する。アナウンス情報出力指示部25A、Bは乗りかごが階床に着床して乗場側のドアが戸開した後、待ち利用者情報取得部23で当該乗場にいる待ち利用者が検出されているときに混雑度算出部で算出されたかご内混雑度が所定値以下であれば乗りかご内の利用者に奥につめるように促すためのアナウンス情報をスピーカ装置14から出力させる。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、2方向エレベータおよび2方向エレベータの制御方法に関する。
従来、2方向エレベータでは、所定階床でいずれか1方向のドアから乗りかごに乗り込んだ利用者が、他の階床に移動後、他方向のドアから降車する。そのため、利用者は乗りかごに乗り込んでから降車するまでの間、乗り込んだ方向つまり降車するドアの方向を向いている。
特開平7−25550号公報
上述したように、2方向エレベータの乗りかごに利用者が乗り込んでから降車するまでの間、乗り込んだ方向を向いたままでいると、当該利用者は、後から乗り込もうとする利用者に気づかないことがある。そのため、乗りかごの奥側、つまり降車する側のドア付近がすいていても、そちらに移動せずに戸開しているドア付近に留まり、新たな利用者が乗り込むことができない場合があるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、2方向にドアが設置された乗りかごに、なるべく多くの利用者が乗り込むことができるようにする2方向エレベータおよび2方向エレベータの制御方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するための実施形態によれば乗りかごの2方向にドアが設置された2方向エレベータは、待ち利用者検出装置と、混雑度算出部と、乗りかごに設置されたスピーカ装置と、アナウンス情報出力指示部とを備える。待ち利用者検出装置は、乗りかごの1方向のドアが戸開される階床の乗場にいる待ち利用者を検出する。混雑度算出部は、かご内混雑度を算出する。アナウンス情報出力指示部は、乗りかごが前記階床に着床して乗場側のドアが戸開した後、待ち利用者検出装置で当該乗場にいる待ち利用者が検出されているときに、混雑度算出部で算出されたかご内混雑度が所定値以下であれば、乗りかご内の利用者に奥につめるように促すためのアナウンス情報をスピーカ装置から出力させる。
第1実施形態による2方向エレベータの構成を示すブロック図。 第1実施形態による2方向エレベータの動作を示すフローチャート。 第2実施形態による2方向エレベータの戸開された乗りかごを乗場側から見た状態を示す外観斜視図。 第2実施形態による2方向エレベータの動作を示すフローチャート。
《第1実施形態》
〈第1実施形態による2方向エレベータの構成〉
本発明の第1実施形態による2方向エレベータの構成について、図1を参照して説明する。本実施形態による2方向エレベータ1Aは、建物内の昇降路2内を昇降する乗りかご10と、昇降路2の上部に設置されたエレベータ制御装置20Aとがテールコード(図示せず)で接続されて構成されている。当該建物内の1階には、昇降路2の建物正面側に1階乗場が設置され、2階には、昇降路2の建物背面側に2階乗場が設置されている。
乗りかご10は、建物正面側に対応する第1かごドア11−1と、建物背面側に対応する第2かごドア11−2と、第1かごドア11−1の上部に設置された第1カメラ装置12−1と、第2かごドア上部に設置された第2カメラ装置12−2と、床面下に設置された荷重検知装置13Aと、乗りかご10内上部に設置されたスピーカ装置14とを有する。
第1カメラ装置12−1は、1階乗場で第1かごドアが戸開したときに、当該1階乗場を撮影し、その撮像情報を解析することで、当該1階乗場にいる待ち利用者を検出する。第2カメラ装置12−2は、2階乗場で第2かごドア11−2が戸開したときに、当該2階乗場を撮影し、その撮像情報を解析することで、当該2階乗場にいる待ち利用者を検出する。つまり、第1カメラ装置12−1および第2カメラ装置12−2は、それぞれ該当する乗場にいる待ち利用者を検出する待ち利用者検出装置として機能する。荷重検知装置13Aは、乗りかご10にかかる荷重量を検知する。スピーカ装置14は、エレベータ制御装置20Aから指示されたアナウンス情報を出力する。
エレベータ制御装置20Aは、運転状況情報取得部21と、動作制御部22と、待ち利用者情報取得部23と、混雑度算出部24Aと、アナウンス情報出力指示部25Aとを有する。運転状況情報取得部21は、2方向エレベータ1Aの運転状況情報を取得する。動作制御部22は、運転状況情報取得部21で取得された運転状況情報に基づいて、2方向エレベータ1A内の各機器の動作を制御する。また動作制御部22は、後述するアナウンス情報出力指示部25Aからの指示に基づいて、所定のアナウンス情報を乗りかご10内に出力させる。待ち利用者情報取得部23は、第1カメラ装置12−1で検出された1階乗場の待ち利用者の情報を取得するとともに、第2カメラ装置12−2で検出された2階乗場の待ち利用者の情報を取得する。
混雑度算出部24Aは、荷重検知装置13Aで検知された乗りかご10にかかる荷重量に基づいて、乗りかご10の混雑度合を示すかご内混雑度を算出する。アナウンス情報出力指示部25Aは、乗りかご10がいずれかの階床に着床して該当する乗場側のドアが戸開した後、当該乗場にいる待ち利用者が検出されているときに、混雑度算出部24Aで算出されたかご内混雑度が所定値以下であれば、当該待ち利用者が乗りかご10に乗り込み可能と判断する。そして、当該待ち利用者が乗りかご10に乗り込み可能と判断すると、乗りかご10内の利用者に奥につめることを促すためのアナウンス情報を、乗りかご10内に出力させるための出力指示を動作制御部22に送出する。
〈第1実施形態による2方向エレベータの動作〉
次に、本実施形態による2方向エレベータ1Aの動作について、図2のフローチャートを参照して説明する。まず、1階乗場で利用者により乗場呼び操作が行われると、当該操作の情報がエレベータ制御装置20Aの運転状況情報取得部21取得され、これに基づいて動作制御部22により巻上げ機(図示せず)等の動作が制御され、乗りかご10が1階乗場に着床される。乗りかご10が1階乗場に着床して第1かごドア11−1が戸開すると(S1の「YES」)、当該動作の情報が運転状況情報取得部21で取得される。
また、乗りかご10の第1かごドア11−1が1階乗場で戸開すると、第1カメラ装置12−1で当該1階乗場の撮影が開始され、撮影された撮像情報が解析されることで、当該第1乗場にいる待ち利用者が検出される。このとき、撮像情報内で乗りかご10に向かって動いている人物は乗りかご10に乗り込もうとしている待ち利用者として検出され、乗場を横切るように動いている人物は乗りかごに乗り込もうとしている待ち利用者としては検出されない。第1カメラ装置12−1で待ち利用者が検出されると、待ち利用者検出情報が生成され、エレベータ制御装置20Aに送信される。第1カメラ装置12−1から送信された待ち利用者検出情報は、エレベータ制御装置20Aの待ち利用者情報取得部23で取得される。
また、乗りかご10の戸開中、荷重検知装置13Aで乗りかご10にかかる荷重量が所定時間間隔で取得され、エレベータ制御装置20Aに送信される。荷重検知装置13Aから送信された荷重量の情報は、エレベータ制御装置20Aの混雑度算出部24Aで取得される。混雑度算出部24Aでは、取得された乗りかご10の荷重量に基づいて、乗りかご10のかご内混雑度が算出される。かご内混雑度は、例えば、予め設定された当該乗りかご10の最大積載重量に対する、取得された荷重量の割合で算出される。
そして、運転状況情報取得部21で乗りかご10が1階乗場に着床して第1かごドア11−1が戸開したことを示す動作情報が取得されると、アナウンス情報出力指示部25Aにおいて、待ち利用者情報取得部23で第1カメラ装置12−1から待ち利用者検出情報が取得されているか否かが判断される。ここで、第1カメラ装置12−1から待ち利用者検出情報が取得されているときには1階乗場に待ち利用者がいると判断され(S2の「YES」)、アナウンス情報出力指示部25Aにおいてさらに、混雑度算出部24Aで算出された乗りかご10内のかご内混雑度の情報が取得される。
ここで、かご内混雑度が所定値以下であるときには(S3の「YES」)、アナウンス情報出力指示部25Aにより、1階乗場にいる待ち利用者が乗りかご10に乗り込み可能であると判断される。1階乗場にいる待ち利用者が乗りかご10に乗り込み可能であると判断されると、アナウンス情報出力指示部25Aにより、乗りかご10内の利用者に奥につめるように促すためのアナウンス情報の出力指示が生成される。生成されたアナウンス情報の出力指示は、動作制御部22から乗りかご10に送信される(S4)。乗りかご10では、エレベータ制御装置20Aからアナウンス情報の出力指示が取得されると、該当するアナウンス情報、例えば「まだエレベータに乗り込んでいない乗客がいらっしゃるため、もう少し詰めてください。」が、スピーカ装置14から繰り返し出力される。
アナウンス情報の出力が開始された後、待ち利用者情報取得部23で第1カメラ装置12−1から待ち利用者検出情報が取得されなくなると、アナウンス情報出力指示部25Aにおいて、1階乗場にいた待ち利用者が乗りかご10に乗り込んだかまたは乗場から離れたために乗場からいなくなったと判断される(S5の「YES」)。アナウンス情報出力指示部25Aにおいて1階乗場から待ち利用者がいなくなったと判断されると、出力中のアナウンス情報を停止させるためのアナウンス情報の出力停止指示が生成される。生成されたアナウンス情報の出力停止指示は、動作制御部22から乗りかご10に送信される(S6)。乗りかご10では、エレベータ制御装置20Aからアナウンス情報の出力停止指示が取得されると、スピーカ装置14からのアナウンス情報の出力が停止される。
その後、戸開時間が所定時間を過ぎるかまたは、乗りかご10内の利用者により戸閉ボタンが操作された情報が運転状況情報取得部21で取得されると、動作制御部22において戸閉タイミングが到来したと判断される(S7の「YES」)。戸閉タイミングが到来したと判断されると、動作制御部22の指示により乗りかご10の第1かごドア11−1が戸閉され、乗りかご10内の利用者が指定する行先階(2階)に向けて昇降が開始される(S8)。
また、ステップS5において、アナウンス情報の出力が開始された後、1階乗場にいる待ち利用者がいる状態で所定時間が経過すると(S5の「NO」、S9の「YES」)、アナウンス情報出力指示部25Aにおいて出力中のアナウンス情報の出力停止指示が生成される。生成されたアナウンス情報の出力停止指示は、動作制御部22から乗りかご10に送信される。乗りかご10では、エレベータ制御装置20Aからアナウンス情報の出力停止指示が取得されると、スピーカ装置14からのアナウンス情報の出力が停止される。
乗りかご10内へのアナウンス情報の出力が停止された後、動作制御部22の指示により乗りかご10の第1かごドア11−1が戸閉され、乗りかご10内の利用者が指定する行先階に向けて昇降が開始される(S10)。
その後、乗りかご10が2階乗場に着床され戸開されたときも同様に、ステップS1〜S10の処理が実行される。
以上の第1実施形態によれば、2方向エレベータが戸開した際に、乗りかごに乗り込んだ利用者が乗り込んだ方向を向いたままであっても、後から乗り込もうとする待ち利用者がいるときに、当該待ち利用者の存在を乗りかご内の利用者に報知することができる。これにより、乗りかご内の利用者が乗りかごの奥に移動して乗場の待ち利用者が乗り込みやすい状態になるため、多くの利用者を乗車させることができ、2方向エレベータを効率よく運転させることができる。
上述した第1実施形態では、乗りかご10に設置された荷重検知装置13Aによる検知情報に基づいて乗りかご10内のかご内混雑度を算出する場合について説明したが、乗りかご10内に設置された監視カメラ装置(図示せず)で撮影された撮像情報の解析情報に基づいて、乗りかご内のかご内混雑度を算出するようにしてもよい。
上述した実施形態において、第1カメラ装置12−1、第2カメラ装置12−2において、撮影された撮像情報から待ち利用者を検出した際に、その人数も検出してエレベータ制御装置20Aに送信するようにしてもよい。この場合、エレベータ制御装置20Aのアナウンス情報出力指示部25Aでは、待ち利用者の人数ごとに予め設定されたかご内混雑度の閾値に基づいて、乗場にいる待ち利用者が全員乗り込み可能であるか否かが判断される。そして、乗場にいる待ち利用者が全員乗り込み可能であると判断された場合に、乗りかご10内の利用者に奥につめるように促すためのアナウンス情報が出力される。
《第2実施形態》
〈第2実施形態による2方向エレベータの構成〉
本発明の第2実施形態による2方向エレベータ1Bの構成は、第1実施形態で説明した2方向エレベータ1Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
本実施形態において荷重検知装置13Bは、図3に示すように、乗りかご10床面下の第1かごドア側の半面(第1エリアX1)にかかる荷重量を検知する第1エリア荷重検知装置13−1Bと、第2かごドア側の半面(第2エリアX2)にかかる荷重量を検知する第2エリア荷重検知装置13−2Bとで構成される。
エレベータ制御装置20Bの混雑度算出部24Bは、第1エリア荷重検知装置13−1Bで検知された荷重量に基づいて、乗りかご10内の第1エリアX1の混雑度合いを示す第1エリア混雑度を算出する。また混雑度算出部24Bは、第2エリア荷重検知装置13−2Bで検知された荷重量に基づいて、乗りかご10内の第2エリアX2の混雑度合いを示す第2エリア混雑度を算出する。また混雑度算出部24Bは、第1エリア荷重検知装置13−1Bで検知された荷重量と第2エリア荷重検知装置13−2Bで検知された荷重量の合計値に基づいて、乗りかご10内全体の混雑度合いを示すかご内混雑度を算出する。
エレベータ制御装置20Bのアナウンス情報出力指示部25Bは、混雑度算出部24Bで算出された乗りかご10内全体のかご内混雑度が所定値以下であり、戸開しているドア側エリアの混雑度が戸閉しているドア側エリアの混雑度よりも高いときに、アナウンス情報の出力指示を送信する。
〈第2実施形態による2方向エレベータの動作〉
次に、本実施形態による2方向エレベータ1Bの動作について、図4のフローチャートを参照して説明する。本実施形態において、1階乗場で利用者により乗場呼び操作が行われ、乗りかご10が1階乗場に着床して第1かごドア11−1が戸開すると(S1の「YES」)、当該動作の情報がエレベータ制御装置20Bの運転状況情報取得部21で取得される。また、乗りかご10の第1かごドア11−1が戸開すると、第1カメラ装置12−1で1階乗場の撮影が開始され、撮影された撮像情報が解析されることで、当該第1乗場にいる待ち利用者が検出される。第1カメラ装置12−1で待ち利用者が検出されると、待ち利用者検出情報が生成され、エレベータ制御装置20Aに送信される。第1カメラ装置12−1から送信された待ち利用者検出情報は、待ち利用者情報取得部23で取得される。
また、乗りかご10の戸開中、第1エリア荷重検知装置13−1Bで乗りかご10内の第1エリアX1にかかる荷重量(第1エリア荷重量)が所定時間間隔で取得されるとともに、第2エリア荷重検知装置13−2Bで第2エリアX2にかかる荷重量(第2エリア荷重量)が所定時間間隔で取得され、それぞれエレベータ制御装置20Bに送信される。第1エリア荷重検知装置13−1Bから送信された第1エリア荷重量の情報および、第2エリア荷重検知装置13−2Bから送信された第2エリア荷重量の情報は、エレベータ制御装置20Bの混雑度算出部24Bで取得される。混雑度算出部24Bでは、取得された第1エリア荷重量に基づいて、乗りかご10内の第1エリアX1に関する第1エリア混雑度が算出されるとともに、取得された第2エリア荷重量に基づいて、乗りかご10内の第2エリアX2に関する第2エリア混雑度が算出される。また、混雑度算出部24Bでは、取得された第1エリア荷重量と第2エリア荷重量との合計値に基づいて、乗りかご10内全体の混雑度合いを示すかご内混雑度が算出される。
そして、乗りかご10が1階乗場に着床して第1かごドア11−1が戸開したことを示す動作情報が運転状況情報取得部21で取得され、アナウンス情報出力指示部25Aにおいて第1カメラ装置12−1から取得された待ち利用者検出情報に基づいて1階乗場に待ち利用者がいると判断されると(S2の「YES」)、混雑度算出部24Bで算出された第1エリア混雑度、第2エリア混雑度、およびかご内混雑度が取得される。
ここで、混雑度算出部24Bで算出された乗りかご10内全体のかご内混雑度が所定値以下であり、戸開している第1かごドア11−1側の第1エリア混雑度が、戸閉している第2かごドア11−2側の第2エリア混雑度よりも高いときに、乗りかご10の奥(第2エリア)がすいていると判断され、アナウンス情報出力指示部25Bにおいてアナウンス情報の出力指示が生成される。生成されたアナウンス情報の出力指示は、動作制御部22から乗りかご10に送信される(S4)。乗りかご10では、エレベータ制御装置20Aから送信されたアナウンス情報の出力指示が取得されると、該当するアナウンス情報が、スピーカ装置14から繰り返し出力される。
アナウンス情報の出力が開始された後に実行されるステップS5〜S10の処理は、第1実施形態で説明した処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
以上の第2実施形態によれば、2方向エレベータが戸開した際に、乗りかごに乗り込んだ利用者が乗り込んだ方向を向いたままで乗り込んだドアの付近に留まっているが、後から乗り込もうとする待ち利用者がいるときに、当該待ち利用者の存在を乗りかご内の利用者に報知することができる。これにより、乗りかご内の利用者が乗りかごですいている奥に移動して乗場の待ち利用者が乗り込みやすい状態になるため、多くの利用者を乗車させることができ、2方向エレベータを効率よく運転させることができる。
上述した第2実施形態では、乗りかご10に設置された第1エリア荷重検知装置13−1Bによる検知情報および第2エリア荷重検知装置13−2Bによる検知情報に基づいて、第1エリア混雑度、第2エリア混雑度、および乗りかご10内全体のかご内混雑度を算出する場合について説明したが、乗りかご10内に設置された監視カメラ装置(図示せず)で撮影された撮像情報の解析情報に基づいて、第1エリア混雑度、第2エリア混雑度、およびかご内混雑度を算出するようにしてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1A,1B…方向エレベータ、2…昇降路、10…乗りかご、11−1…第1かごドア、11−2…第2かごドア、12−1…第1カメラ装置、12−2…第2カメラ装置、13A,13B…荷重検知装置、13−1B…第1エリア荷重検知装置、13−2B…第2エリア荷重検知装置、14…スピーカ装置、20A,20B…エレベータ制御装置、21…運転状況情報取得部、22…動作制御部、23…待ち利用者情報取得部、24A,24B…混雑度算出部、25A,25B…アナウンス情報出力指示部
上記目的を達成するための実施形態によれば乗りかごの2方向にドアが設置された2方向エレベータは、乗りかごの1方向のドア上部に設置されたカメラ装置と、混雑度算出部と、乗りかごに設置されたスピーカ装置と、アナウンス情報出力指示部とを備える。カメラ装置は、ドアが戸開されたときに該当する階床の乗場を撮影し、その撮像情報を解析することで当該乗場にいる待ち利用者を検出する。混雑度算出部は、かご内混雑度を算出する。アナウンス情報出力指示部は、乗りかごが前記階床に着床して乗場側のドアが戸開した後、カメラ装置で当該乗場にいる待ち利用者が検出されているときに、混雑度算出部で算出されたかご内混雑度が所定値以下であれば、乗りかご内の利用者に奥につめるように促すためのアナウンス情報をスピーカ装置から出力させる。

Claims (5)

  1. 乗りかごの2方向にドアが設置された2方向エレベータにおいて、
    前記乗りかごの1方向のドアが戸開される階床の乗場にいる待ち利用者を検出する待ち利用者検出装置と、
    前記乗りかご内の混雑度合いを示すかご内混雑度を算出する混雑度算出部と、
    前記乗りかごに設置されたスピーカ装置と、
    前記乗りかごが前記階床に着床して前記乗場側のドアが戸開した後、前記待ち利用者検出装置で当該乗場にいる待ち利用者が検出されているときに、前記混雑度算出部で算出されたかご内混雑度が所定値以下であれば、前記乗りかご内の利用者に奥につめるように促すためのアナウンス情報を、前記スピーカ装置から出力させるアナウンス情報出力指示部と
    を備えることを特徴とする2方向エレベータ。
  2. 前記混雑度算出部は、前記乗りかご内全体のかご内混雑度と、前記乗りかご内の戸開しているドア側のエリアに関する戸開ドア側混雑度と、戸閉しているドア側のエリアに関する戸閉ドア側混雑度とを算出し、
    前記アナウンス情報出力指示部は、前記乗りかごが前記階床に着床して前記乗場側のドアが戸開した後、前記待ち利用者検出装置で当該乗場にいる待ち利用者が検出されているときに、前記混雑度算出部で算出された前記乗りかご内全体のかご内混雑度が所定値以下であり、前記戸開ドア側混雑度が前記戸閉ドア側混雑度よりも高いときに、前記アナウンス情報を前記スピーカ装置から出力させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の2方向エレベータ。
  3. 前記待ち利用者検出装置は、前記乗りかごの該当する方向のドア上部に設置されたカメラ装置である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の2方向エレベータ。
  4. 前記混雑度算出部は、前記乗りかごの荷重検知装置で検出された検知情報に基づいて前記かご内混雑度を算出するかまたは、前記乗りかご内のカメラ装置で撮影された撮像情報の解析情報に基づいて前記かご内混雑度を算出する
    ことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の2方向エレベータ。
  5. 2方向にドアが設置された2方向エレベータの乗りかごが、いずれか1方向のドアが戸開される階床に着床して対応する乗場側のドアが戸開した後、当該乗場にいる待ち利用者が検出されているときに、かご内混雑度が所定値以下であれば、前記乗りかご内の利用者に奥につめるように促すためのアナウンス情報を、前記乗りかごに設置されたスピーカ装置から出力させる
    ことを特徴とする2方向エレベータの制御方法。
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