JP2019154611A - 錠剤フィーダ - Google Patents
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Abstract
【課題】錠剤フィーダに装備される軟質かつ櫛状の仕切部材について寿命を延ばす。【解決手段】基部31と作用部40とを具備した仕切部材30が容器部(11)に装着されると仕切部材30の作用部40が容器部(11)と整列盤(12)との環状間隙の底部の排出口(17)の上方に位置して環状間隙の一部を仕切ることで整列盤(12)の軸回転時に排出口(17)から錠剤が逐次排出される錠剤フィーダ(10)について、作用部40の櫛歯状体41〜46に軟質材を用い、そのうち先頭櫛歯41を他の櫛歯状体42〜46より短くするとともに、最後尾櫛歯46を他の櫛歯状体41〜45より長くし、基部31に作用部40より硬い部材を用い、基部31を横長の縦板状にして、基部31の中間部より上辺部32と下辺部33とを厚くし、その中間部の一端部(34)を止めて仕切部材30を片持ち支持する。【選択図】 図1
Description
この発明は、病院や薬局等で行われる調剤を自動化するための錠剤フィーダに関し、詳しくは、錠剤を収容する容器部とこの容器部の中で軸回転しうる整列盤とを具備していて整列盤が軸回転駆動されると整列盤の周縁部の区画室と容器部の排出口とを介して錠剤を逐次落下させる錠剤フィーダ(錠剤カセット)に関し、更に詳しくは、排出口の上方に装備した仕切部材にて錠剤を上下に仕切る錠剤フィーダ(錠剤カセット)に関する。
従来より多用されている錠剤フィーダ10+20は(例えば特許文献1,典型例の図5参照)、給電や制御のために錠剤分包機の引出棚などに取り付けて使用される駆動部20(ベース)と、錠剤補充作業の容易化などのため駆動部20に対して着脱自在になっている錠剤カセット10(錠剤フィーダ要部)とからなり(図5(a),(b)参照)、多数の錠剤を錠剤カセット10にランダム収容しておき、必要に応じて駆動部20を間欠動作や連続動作させて錠剤カセット10から錠剤8一つずつ送り出すようになっている。
このような錠剤フィーダ10+20のうち、錠剤カセット10は(図5(b)参照)、上蓋を開けて補充された多数の錠剤(図5(f)の二点鎖線を参照)を内部空間に収容する容器部11と、容器部11の内部空間の内底部に軸回転可能に設けられている整列盤12と、整列盤12の下端部中央に突設されていて錠剤カセット10の駆動部20への装着時には駆動部20の駆動軸23と係合して駆動軸23の軸回転運動を整列盤11に伝達する回転軸18(容器部側伝動機構)と、仕切部材16とを備えている。
それらのうち整列盤12は(図5(b),(f)参照)、錠剤の整列箇所である環状間隙を錠剤一つ分ずつ区切るために、環状間隙に突き出た羽根状の隔壁13が、整列盤12の外周面に等ピッチで多数形成されており、隣り合う隔壁13,13の間が、整列盤12の上から落ちてきた錠剤を一個ずつ或いは縦一列に並べて収める区画室になっている。
また、仕切部材16は(図5(b),(e),(f)参照)、容器部11と整列盤12との環状間隙の下端部を画する容器部21の底板に貫通形成された排出口17に対向させてその上方に設けられていて環状間隙の上端側の一部を仕切るようになっている。
また、仕切部材16は(図5(b),(e),(f)参照)、容器部11と整列盤12との環状間隙の下端部を画する容器部21の底板に貫通形成された排出口17に対向させてその上方に設けられていて環状間隙の上端側の一部を仕切るようになっている。
詳述すると、仕切部材16は、基部16aと作用部16bとを具備した小さな部材であり(図5(d)参照)、軟質材(例えば特許文献1参照)や金属(例えば特許文献2参照)などから作られるが、図示のものは、前者の軟質材製のものであり、基部16aも、作用部16bも、軟質プラスチック等(軟質部材)たとえばポリプロピレンで作られており、硬質プラスチック等(硬質部材)たとえばアクリルで作られた容器部11や整列盤12よりも、柔軟性に富んでいる。しかも、この仕切部材16は、作用部16bが平板状でなく櫛歯状に形成されているため、錠剤と当接した際、しなやかに変形しながら十分な反発力を生み出すことができるものとなっている。
さらに、仕切部材16は、取り扱いや取り替えの容易化等のため少し大きい外付部材15によって基部16aが保持され、容器部11に対して外側から外付部材15を着脱することで(図5(c)参照)、作用部16bが容器部11にスリットを介して容器部11に挿抜されるようになっている(図5(e),(f)参照)。そして、挿入状態で、区画室の中の最下の錠剤を上方の錠剤から切り分けることができる所に位置するよう、高低等の位置調整が施されてから、設置位置が固定される。しかも、挿入状態で(図5(e)参照)、作用部16bの先端が整列盤12の外周面に沿って並ぶように、作用部16bの中央部の櫛歯は少し短かめに、作用部16bの両端部の櫛歯は少し長めに作られている。
このような錠剤カセット10(錠剤フィーダ10+20)で取り扱う対象は、錠剤であって、散薬は対象外である。そして、よく取り扱われる錠剤としては、円板状の錠剤(図示した円板状錠剤)が典型的であるが、その他に、正多角形板状のものや、円筒状カプセル剤なども、しばしば錠剤カセット10(錠剤フィーダ)の取扱対象となる。
また、円形や球形あるいは正多角形や正多面形といった謂わば定形剤から外れた菱形板状の異形剤や、中央部の膨らんだ紡錘状の異形剤、一錠未満の単位で服用できるよう一錠を裁断等で2分割して作られた半錠なども、錠剤カセットで取り扱われることがある。
また、円形や球形あるいは正多角形や正多面形といった謂わば定形剤から外れた菱形板状の異形剤や、中央部の膨らんだ紡錘状の異形剤、一錠未満の単位で服用できるよう一錠を裁断等で2分割して作られた半錠なども、錠剤カセットで取り扱われることがある。
一方、駆動部20は(図5(a),(b)参照)、棚や筐体などに固定的に又は付け替え可能に取り付けられる基体21を具える他、装着された錠剤カセット10に対してその整列盤12の回転駆動を行うために、回転駆動源のモータ22と、その回転駆動力を外部へ伝達する駆動軸23(駆動部側伝動機構)とが、基体21に装備されている。また、錠剤排出の有無検出や排出錠剤の計数などのために、図示しない排出センサが排出路24の途中や排出先に付設されている。
そして、このような駆動部20に上述の錠剤カセット10が装着されると、両者10,20の伝動機構すなわち回転軸18と駆動軸23とが嵌合等にて連結されて協動可能となる。さらに、錠剤を逐次排出すべきタイミングでは、図示しない制御装置の制御に従ってモータ22が動作し、それに応じて上記の伝動機構18,23が軸回転し、更にそれに応じて整列盤12が軸回転することで、錠剤を一つずつ排出口17更には排出路24へ送り込んで落下させるようになっている。
このような図示の錠剤カセット10(錠剤フィーダ)では、仕切部材16について作用部16bの素材を以前の金属から軟質樹脂に代えるとともに作用部16bの形状を板状から櫛状に代えたことにより、仕切部材16の作用部16bとその仕切り対象の錠剤との当たり具合が以前と同様であれば勿論のこと以前より多少強くなったとしても、作用部16bの柔軟な一時的変形によって当接のショックが緩和されるため、錠剤が柔らかいものや脆弱なものであっても、詰まり掛かったり強く擦れたりして円滑には仕切られなかった錠剤が損傷するといった不所望な事態の発生頻度が、大幅に低減されることになった。
しかしながら、そのような利点を得た代償として、仕切部材16の寿命(的確に仕切ることができる回数)が短くなってしまった。
特に、作用部16bにおける多数の櫛歯状体のうち、整列盤12によって送られて来た錠剤に対して最初に当接する櫛歯状体(以下、先頭櫛歯と呼ぶ)が、根元から曲がって傾き、その曲がりが残存して、先頭櫛歯が元の立ち姿に完全には戻らなくなってしまうために、仕切部材16の寿命が尽きるということが多い。
そこで、軟質かつ櫛状の仕切部材の寿命を延ばすことが技術的な課題となる。
特に、作用部16bにおける多数の櫛歯状体のうち、整列盤12によって送られて来た錠剤に対して最初に当接する櫛歯状体(以下、先頭櫛歯と呼ぶ)が、根元から曲がって傾き、その曲がりが残存して、先頭櫛歯が元の立ち姿に完全には戻らなくなってしまうために、仕切部材16の寿命が尽きるということが多い。
そこで、軟質かつ櫛状の仕切部材の寿命を延ばすことが技術的な課題となる。
本発明の錠剤フィーダは(解決手段1)、このような課題を解決するために創案されたものであり、
錠剤を収容する容器部と、前記容器部の中で軸回転しうる整列盤と、軟質材からなる櫛歯状体を列ねた作用部とそれら複数の櫛歯状体を支持する基部とを具備した仕切部材とを備え、前記仕切部材が前記容器部に装着されると前記作用部が前記容器部と前記整列盤との環状間隙の底部の排出口の上方に位置して前記環状間隙の一部を仕切ることで前記整列盤の軸回転時に前記排出口から錠剤が逐次排出される錠剤フィーダにおいて、
前記の複数の櫛歯状体のうち最初に錠剤と当接する先頭櫛歯の長さが他の櫛歯状体の何れよりも短くなっていることを特徴とする。
錠剤を収容する容器部と、前記容器部の中で軸回転しうる整列盤と、軟質材からなる櫛歯状体を列ねた作用部とそれら複数の櫛歯状体を支持する基部とを具備した仕切部材とを備え、前記仕切部材が前記容器部に装着されると前記作用部が前記容器部と前記整列盤との環状間隙の底部の排出口の上方に位置して前記環状間隙の一部を仕切ることで前記整列盤の軸回転時に前記排出口から錠剤が逐次排出される錠剤フィーダにおいて、
前記の複数の櫛歯状体のうち最初に錠剤と当接する先頭櫛歯の長さが他の櫛歯状体の何れよりも短くなっていることを特徴とする。
また、本発明の錠剤フィーダは(解決手段2)、上記解決手段1の錠剤フィーダであって、
前記基部が前記作用部より硬い材質の部材からなることを特徴とする。
前記基部が前記作用部より硬い材質の部材からなることを特徴とする。
さらに、本発明の錠剤フィーダは(解決手段3)、上述の課題を解決するために創案されたものであり、
錠剤を収容する容器部と、前記容器部の中で軸回転しうる整列盤と、軟質材からなる櫛歯状体を列ねた作用部とそれら複数の櫛歯状体を支持する基部とを具備した仕切部材とを備え、前記仕切部材が前記容器部に装着されると前記作用部が前記容器部と前記整列盤との環状間隙の底部の排出口の上方に位置して前記環状間隙の一部を仕切ることで前記整列盤の軸回転時に前記排出口から錠剤が逐次排出される錠剤フィーダにおいて、
前記基部が前記作用部より硬い材質の部材からなることを特徴とする。
錠剤を収容する容器部と、前記容器部の中で軸回転しうる整列盤と、軟質材からなる櫛歯状体を列ねた作用部とそれら複数の櫛歯状体を支持する基部とを具備した仕切部材とを備え、前記仕切部材が前記容器部に装着されると前記作用部が前記容器部と前記整列盤との環状間隙の底部の排出口の上方に位置して前記環状間隙の一部を仕切ることで前記整列盤の軸回転時に前記排出口から錠剤が逐次排出される錠剤フィーダにおいて、
前記基部が前記作用部より硬い材質の部材からなることを特徴とする。
また、本発明の錠剤フィーダは(解決手段4)、上記解決手段2,3の錠剤フィーダであって、
前記基部が横長の縦板状であり、前記基部の上辺部と下辺部とが中間部より厚くなっており、前記中間部のうち前記作用部から外れた部位が固定されることで前記基部が片持ち支持されるようになっていることを特徴とする。
前記基部が横長の縦板状であり、前記基部の上辺部と下辺部とが中間部より厚くなっており、前記中間部のうち前記作用部から外れた部位が固定されることで前記基部が片持ち支持されるようになっていることを特徴とする。
また、本発明の錠剤フィーダは(解決手段5)、上記解決手段4の錠剤フィーダであって、
前記の複数の櫛歯状体のうち最後に錠剤と当接する最後尾櫛歯の長さが他の櫛歯状体の何れよりも長くなっていることを特徴とする。
前記の複数の櫛歯状体のうち最後に錠剤と当接する最後尾櫛歯の長さが他の櫛歯状体の何れよりも長くなっていることを特徴とする。
このような本発明の錠剤フィーダにあっては(解決手段1)、先頭櫛歯の長さを短縮したことにより、錠剤が先頭櫛歯に当接する位置が基部の方に近づいて、錠剤が先頭櫛歯を押し曲げる量(距離)が減少することから、先頭櫛歯の負担が軽減される。特に櫛歯状体の根元に掛かる曲げ力が大きく低減される。そのため、先頭櫛歯が根元から曲がるという不都合な状況が起きにくくなるので、先頭櫛歯ひいては作用部の寿命が延びる。
したがって、この発明によれば、軟質かつ櫛状の仕切部材の寿命を延ばすことができ、その結果、上述の技術課題が解決される。
したがって、この発明によれば、軟質かつ櫛状の仕切部材の寿命を延ばすことができ、その結果、上述の技術課題が解決される。
また、本発明の錠剤フィーダにあっては(解決手段2,3)、櫛歯状の作用部に軟質の部材を採用した仕切部材について、基部には作用部より硬い材質の部材を採用したことにより、作用部に連なる個々の櫛歯状体が各々の根元を基部によって比較的強固に保持されることから、櫛歯状体の変形(歪み量・歪み率)が根元に集中するのが回避・緩和される。そのため、先頭櫛歯はもちろん他の櫛歯状体についても、根元の支持が強化されて、根元から曲がるという不都合な状況が起きにくくなるので、作用部全体の寿命が延びる。
したがって、この発明によれば、軟質かつ櫛状の仕切部材の寿命を延ばすことができ、その結果、上述の技術課題が解決される。特に、解決手段1を引用する解決手段2の錠剤フィーダにあっては、相乗効果によって仕切部材の寿命が大きく延びる。
したがって、この発明によれば、軟質かつ櫛状の仕切部材の寿命を延ばすことができ、その結果、上述の技術課題が解決される。特に、解決手段1を引用する解決手段2の錠剤フィーダにあっては、相乗効果によって仕切部材の寿命が大きく延びる。
さらに、本発明の錠剤フィーダにあっては(解決手段4)、基部を横長の縦板状にしたうえで、基部のうち作用部から外れた部位を固定して片持ち支持するようにしたことにより、多用されている金属製の片持ちタイプ仕切部材(例えば特許文献2参照)と同様にして容器部に着脱されるものとなる。また、詰まりかけた錠剤によって作用部が強く押されたようなときには、基部の片持ち梁状の変形によって作用部が大きく逃げるので、作用部の損傷が回避されることでも、寿命が延びる。
しかも、中間部については厚みを薄くして容器部への着脱に係る金属製の片持ちタイプ仕切部材との互換性を高める一方、基部が作用部より堅いとは言っても金属よりは柔らかくて剛性が不足しがちなので上辺部と下辺部とについては厚みを増して基部に必要な剛性を確保したことにより、同じ容器部に対して金属製の仕切部材を使用するか軟質材製の仕切部材を使用するのかという選択や付け替えが何時でも自由に行えることとなる。
そのため、使い勝手まで向上する。
そのため、使い勝手まで向上する。
また、本発明の錠剤フィーダにあっては(解決手段5)、最後尾櫛歯の長さを長くしたことにより、後続櫛歯の負担増加を回避しつつ、錠剤が排出口の上方を完全に通過し終えるまで仕切機能が維持される。
そのため、錠剤の補充作業時や錠剤カセットの着脱時などに整列盤が少々動いても錠剤が零れ落ちるといった不都合は生じない。
そのため、錠剤の補充作業時や錠剤カセットの着脱時などに整列盤が少々動いても錠剤が零れ落ちるといった不都合は生じない。
このような本発明の錠剤フィーダについて、これを実施するための具体的な形態を、以下の実施例1〜2により説明する。
図1〜図3に示した実施例1は、上述した解決手段1〜5(出願当初の請求項1〜5)を総て具現化したものであり、図4に示した実施例2は、その変形例である。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、ボルト等の締結具や,ヒンジ等の連結具,モータドライバ等の電気回路,コントローラ等の電子回路などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。また、それらの図示に際し従来と同様の構成要素には同一の符号を付して示したので、しかも、それらについて背景技術の欄で述べたことは以下の実施例についても共通するので、重複する再度の説明は割愛し、以下、従来との相違点を中心に説明する。
図1〜図3に示した実施例1は、上述した解決手段1〜5(出願当初の請求項1〜5)を総て具現化したものであり、図4に示した実施例2は、その変形例である。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、ボルト等の締結具や,ヒンジ等の連結具,モータドライバ等の電気回路,コントローラ等の電子回路などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。また、それらの図示に際し従来と同様の構成要素には同一の符号を付して示したので、しかも、それらについて背景技術の欄で述べたことは以下の実施例についても共通するので、重複する再度の説明は割愛し、以下、従来との相違点を中心に説明する。
本発明の錠剤フィーダの実施例1について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1は、新たな仕切部材30に係り、(a)が斜視図、(b)が右側面図、(c)が平面図、(d)が正面図である。また、図2は、(a)が外付部材15のみの斜視図、(b)がその外付部材15とそれに保持された仕切部材30とに係る斜視図である。さらに、図3は、(a)が仕切部材30を保持した外付部材15を装着された錠剤カセット10の背面図、(b)が上蓋を外した錠剤カセット10の平面図である。
この錠剤フィーダは、既述した錠剤フィーダ10+20のうち仕切部材16を改造したものであり、仕切部材16以外の錠剤カセット10と駆動部20は既述のものを踏襲している。すなわち、容器部11の底部には排出口17が形成されており、容器部11の後背部には外付部材15にて仕切部材16の取り付け互換品を着脱することができるようになっており、整列盤12は、容器部11の中に収められて放射状の隔壁13にて環状に列なる区画室14を画成しており、駆動部20は整列盤12を軸回転させるようになっているが、仕切部材16は仕切部材30になっている。
仕切部材30は(図1参照)、整列盤12の軸回転時に排出口17から一時に排出される錠剤の個数を限定するために、既述の仕切部材16と同様に(図5(d)〜(f)参照)、軟質材からなる櫛歯状体を列ねた作用部と、それら複数の櫛歯状体を支持する基部とを具備していて、外付部材15に保持されて容器部11に装着されると、作用部が排出口17の上に位置して容器部11と整列盤12との環状間隙の一部を仕切るものであるが、改造によって基部16aが基部31になり作用部16bが作用部40になっている。
この新たな仕切部材30は(図1参照)、基部31と作用部40とで材質が異なっており、作用部40が柔軟性に富んだ軟質プラスチック等(軟質部材)たとえばポリプロピレンで作られるのに対し、基部31は、それより硬い硬質プラスチック等(硬質部材)たとえばアクリルで作られる。硬さの異なる両部材が良く結合するよう、仕切部材30の形成は、作用部40の型と基部31の型とを一体化した型に対して、先ず作用部40対応部分へ軟質部材を射出注入し、次いで直ちに基部31対応部分へ硬質部材を射出注入するといった謂わば二段成型によって行われる。
このような二段成型によって仕切部材30の品質が安定するので、基部31の材質は容器部11や整列盤12と同様の硬質部材で良いことが多いが、更なる長寿命化等のため基部31と作用部40との結合部における急な硬度変化を緩和したいときには、二段成型において作用部40と容器部11等との中間の硬さを持った部材で基部31を作るのも良い。あるいは、そのような中間の硬さを持った部材を基部31と作用部40との結合部に採用して、二段成型を謂わば三段成型に拡張し、軟質部材と中間部材と硬質部材とを順に素早く切り替えて射出注入するといった製法で仕切部材30を作り上げると更に良い。
基部31の形状は、既述した横板状の基部16a(図5,特許文献1参照)と異なり、公知の金属板製のもの(特許文献2参照)と同様に、横長の縦板状になっている(図1〜図3参照)。また、基部31の大部分を占める中間部の厚さも、薄くされて、金属板製のものに近くなっている(図1参照)。とはいえ、基部31の上辺部32と下辺部33は中間部より厚くなっているので、仕切部材30の全体が金属製でなく軟質材製であっても、更には基部31の中間部が薄くても、基部31の曲げ剛性は、公知の金属板製(特許文献2参照)のものの曲げ剛性に近くなっている。
さらに(図1参照)、基部31の一端部には縦に長い長穴34が貫通形成されている。しかも、基部31の片面のうち長穴34から離れている他端寄りの所には、作用部40がほぼ垂直な植設状態で結合している。そのため(図2参照)、その長穴34に止めネジ35のネジ部を通してから、止めネジ35を外付部材15のネジ穴15aにねじ込むと、外付部材15によって仕切部材30が片持ち状態で支持されるとともに、作用部40の要部が外付部材15のスリット15bから突き出すようになっている。なお、外付部材15は、図2のものも図5のものも公知であって仕切部材を保持した状態で容器部に着脱して使用される点で同じなので同一符号を付したが、図5のものは両持ちの態様で実施されているのに対し、図2のものは片持ちの態様で実施されている点では、異なっている。
作用部40は、平板状でなく櫛歯状に形成されている点では既述の作用部16bを踏襲しており、複数(図1では6本)の櫛歯状体41〜46が横方向すなわち基部31の長手方向へ一列に並んでいるが、上述したように櫛歯状体41〜46と基部31との堅さを異ならせるような材質変更がなされている。それに加えて、櫛歯状体41〜46の形状や長さも変更されている。具体的には、櫛歯状体41〜46の夫々の形状が円錐よりも円錐台に近いものになっており、先端・自由端の曲げ変形がほどよく抑制されている。
また、多数の櫛歯状体41〜46のうち、基部31の固定端部の長穴34に最も近い先頭櫛歯41は、これは整列盤12が平面視で時計回りに回転したときに多数の櫛歯状体41〜46のうち最初に錠剤と当接する櫛歯状体41であるが、その長さが他の櫛歯状体42〜46の何れよりも短くなっている。他の櫛歯状体42〜46は、容器部11に挿入された状態で(図3参照)、従来と同様に先端が整列盤12の外周面に沿って並ぶように、中央部の櫛歯状体43,44より外側の櫛歯状体42,45が少し長くなっており、それより更に外側に在って櫛歯状体41〜46のうち最後に錠剤と当接する最後尾櫛歯46の長さは他の櫛歯状体41〜45の何れよりも長くなっている。
この実施例1の錠剤フィーダ(具体的には仕切部材30を装備した錠剤カセット10)について、その使用態様及び動作を、上述の図1〜図3を引用して説明する。
仕切部材30は(図1参照)、上述したように、片持ち支持タイプであって同タイプの金属板製のものと取り付け互換性があるので、先ずは使用実績のある外付部材15に取り付けられ(図2(b)参照)、それから外付部材15が容器部11に着脱されるのに随伴して、容器部11の後背部に着脱される(図3(a)参照)。
その装着状態では、横長板状の基部31が縦の姿勢になり、その一端部(図3(a)では右側)が固定されるが、他端部(図3(a)では左側)は固定されないので後方(図3(a)では手前側・紙面の表側)へ揺動することができる。
その装着状態では、横長板状の基部31が縦の姿勢になり、その一端部(図3(a)では右側)が固定されるが、他端部(図3(a)では左側)は固定されないので後方(図3(a)では手前側・紙面の表側)へ揺動することができる。
また(図3(b)参照)、横に列なる櫛歯状体41〜46の先端部が、容器部11の中に入れられて、容器部11と整列盤12との環状間隙に達する。
そして、それらのうち先頭櫛歯41を除いた他の櫛歯状体42〜46の先端は、整列盤12のうち隔壁13の根元の円筒面(整列盤12の外周面)に対して同程度の短い離隔距離で向き合うが、先頭櫛歯41は、先端部が整列盤12の上記円筒面(外周面)から上記の離隔距離(他の櫛歯状体42〜46の短い離隔距離)より遠くへ離れる。
そして、それらのうち先頭櫛歯41を除いた他の櫛歯状体42〜46の先端は、整列盤12のうち隔壁13の根元の円筒面(整列盤12の外周面)に対して同程度の短い離隔距離で向き合うが、先頭櫛歯41は、先端部が整列盤12の上記円筒面(外周面)から上記の離隔距離(他の櫛歯状体42〜46の短い離隔距離)より遠くへ離れる。
このようにして仕切部材30を装備した錠剤カセット10に錠剤をランダム収容して錠剤排出動作を行わせると、駆動部20の駆動に応じて整列盤12が軸回転して(図3(b)矢付き一点鎖線参照)、区画室14に入った錠剤が(図3(b)二点鎖線参照)、作用部40に向かって移送される。
そのとき、その錠剤が、区画室14の中に完全に収まっていれば、先頭櫛歯41や櫛歯状体42の下を潜って排出口17へ運ばれ、そこから落下して排出される。
そのとき、その錠剤が、区画室14の中に完全に収まっていれば、先頭櫛歯41や櫛歯状体42の下を潜って排出口17へ運ばれ、そこから落下して排出される。
また、その際、排出錠剤の上に他の錠剤が載っていると、この乗載錠剤も排出錠剤に連れて作用部40に向かって移送されるが、乗載錠剤は、大部分が作用部40より高位置にあるので、先ず最下部が先頭櫛歯41に当接して乗り上げ、それによって全体が少し持ち上げられてから次々に他の櫛歯状体42〜46の上を乗り継ぎ、その間に排出口17を通り過ぎる。このような錠剤逐次排出の進行は既述のものと同様であり、作用部40が軟質材製の櫛歯状体41〜46の列なりであるため乗載錠剤への衝撃が緩和されることも既述のものと概ね同様であるが、寿命が既述のものより延びている。
すなわち、仕切部材30は、先頭櫛歯41が他の櫛歯状体42〜46ひいては既述の仕切部材16の先頭櫛歯より短くなっていることと、先頭櫛歯41や他の櫛歯状体42〜46の根元がそれらより硬い基部31によって支えられており延いては既述の仕切部材16の作用部16bよりしっかり支持されていることから、先頭櫛歯41は特に、さらには他の櫛歯状体42〜46もそれなりに、永久変形が顕著化するまでの仕切回数・使用回数が延びる。
さらに、区画室14に入った錠剤が区画室14の底に達しないで区画室14の中に完全には収まっていないときには、その錠剤が作用部40に向かって移送されると、その錠剤が櫛歯状体41〜46に対して次々に当接する。すると、当接された櫛歯状体41〜46には後方(櫛歯状体の先端から根元に向かう方向)へ押す強い力が掛かるが、それには片持ちの基部31の自由端が後方へ遊動する形で基部31が曲がり、それによって作用部40が後方へ逃がされることから、作用部40に掛かる力が緩和される。
しかも、そのような基部31の曲げ変形では、同一距離を変形移動にて逃げる際に掛かる力が基部31の固定部となる長穴34に近いところほど強くなるので、更には分担する個数が少ないほど個々の櫛歯状体に掛かる力が強くなるので、先頭櫛歯41の長さが後続の櫛歯状体42より長ければもちろんのこと同等であっても先頭櫛歯41の負担が過大になりがちなところ、この仕切部材30の作用部40にあっては、先頭櫛歯41の長さが他の櫛歯状体42〜46より短くなっているため、先頭櫛歯41に掛かる力が大幅に緩和されることから、作用部40全体の負担が効果的に軽減される。
そして、錠剤は、そのような櫛歯状体41〜46及び基部31の柔軟な変形によって優しく且つ的確に櫛歯状体41〜46と整列盤12との間に挟持されながら、整列盤12の隔壁13によって移送され、整列盤12の外周に沿って先端部を並べた他の櫛歯状体42〜45によって排出口17へ落ちるのを防止され、長い最後尾櫛歯46によって排出口17を確実に通過するまで排出口17の上方に保持される。
こうして、仕切部材30を装着された錠剤フィーダ10+20は、ランダム収容錠剤の逐次排出を長期に及んで的確に遂行する。
こうして、仕切部材30を装着された錠剤フィーダ10+20は、ランダム収容錠剤の逐次排出を長期に及んで的確に遂行する。
本発明の錠剤フィーダの実施例2について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図4は、仕切部材50の斜視図である。
この錠剤フィーダが上述した実施例1のものと相違するのは仕切部材30が仕切部材50になった点であり、仕切部材50が上述の仕切部材30と相違するのは作用部40が作用部60になった点であり、作用部60が上述の作用部40と相違するのは櫛歯状体41〜46が櫛歯状体61〜67になった点である。
この錠剤フィーダが上述した実施例1のものと相違するのは仕切部材30が仕切部材50になった点であり、仕切部材50が上述の仕切部材30と相違するのは作用部40が作用部60になった点であり、作用部60が上述の作用部40と相違するのは櫛歯状体41〜46が櫛歯状体61〜67になった点である。
櫛歯状体61〜67は、櫛歯状体が一本増えて櫛歯状体の総数が七本になっているが、先頭櫛歯61と最後尾櫛歯67との距離は先頭櫛歯41と最後尾櫛歯46との距離とほぼ同じである。その代わりに、個々の櫛歯状体が細くなるとともに、ピッチ即ち隣間距離が狭くなっている。そのため、個々の櫛歯状体と錠剤との当たり具合が穏やかになる一方、個々の櫛歯状体と錠剤との当接頻度が高まって仕切り力の減少分がそれなりに補填されることから、錠剤が多少なら脆弱であっても傷めることなく的確に仕切ることができる。
[その他]
上述の実施例や既述の公知例では、錠剤フィーダが錠剤カセットと駆動部とに分離されていて錠剤カセットが駆動部に着脱されるようになっていたが、本発明が適用される錠剤フィーダは、駆動部に着脱しうる錠剤カセットに限定されるものでなく、錠剤カセットと駆動部とが一体的に固定されているものであっても良い。
上述の実施例や既述の公知例では、錠剤フィーダが錠剤を一つずつ落下排出するようになっていたが、二つずつなど複数個を逐次排出するようになっていても良い。
上述の実施例や既述の公知例では、錠剤フィーダが錠剤カセットと駆動部とに分離されていて錠剤カセットが駆動部に着脱されるようになっていたが、本発明が適用される錠剤フィーダは、駆動部に着脱しうる錠剤カセットに限定されるものでなく、錠剤カセットと駆動部とが一体的に固定されているものであっても良い。
上述の実施例や既述の公知例では、錠剤フィーダが錠剤を一つずつ落下排出するようになっていたが、二つずつなど複数個を逐次排出するようになっていても良い。
上記実施例では、櫛歯状体41〜46,61〜67のうち整列盤12の外周面から外れるほど短いのは先頭櫛歯41,61だけであったが、他の櫛歯状体42〜46,62〜67が整列盤12の外周面に沿って並ぶのは必須でなく、例えば、先頭櫛歯41,61の隣の櫛歯状体42,62等が先頭櫛歯41,61より長ければ整列盤12の外周面から離れ気味になるようにしても良く、あるいは櫛歯状体41〜46,61〜67の長さが並び順で単調に増えるようにしても良い。
本発明の錠剤フィーダは、錠剤分包機のように多数の錠剤フィーダを搭載する調剤機に限らず、錠剤分割装置や瓶詰機のように単一の又は少数の錠剤フィーダを搭載する調剤機にも適用することができる。
また、全自動の調剤機に限らず、例えば手動操作の度に一錠ずつ処理する半自動の調剤機などにも、使用することができる。
また、全自動の調剤機に限らず、例えば手動操作の度に一錠ずつ処理する半自動の調剤機などにも、使用することができる。
さらに、本発明が主として仕切部材に係るものであることから、錠剤フィーダが、容器部と整列盤と仕切部材とを具備した錠剤カセットと、それを着脱可能に保持して軸回転駆動を行う駆動部(ベース)とに分離しうるようなものである場合は、仕切部材を装備する方が本願発明の前提部・要部になるので、本発明の仕切部材を装備した錠剤カセットは、駆動部から取り外されていても、本願発明の錠剤フィーダに該当する。
10+20…錠剤フィーダ、
10…錠剤カセット(錠剤フィーダ要部)、11…容器部、
12…整列盤、13…隔壁、14…区画室、
15…外付部材(着脱式保持部)、15a…ネジ穴、15b…スリット、
16…仕切部材、16a…基部(非挿入部,非仕切部)、
16b…作用部(挿入部,仕切部)、17…排出口、18…回転軸、
20…駆動部(ベース)、21…基体、22…モータ、23…駆動軸、24…排出路、
30…仕切部材、
31…基部(非挿入部,非仕切部)、
32…上辺部、33…下辺部、34…長穴、35…止めネジ、
40…作用部、41…先頭櫛歯(櫛歯状体)、
41〜46…櫛歯状体、46…最後尾櫛歯(櫛歯状体)、
50…仕切部材、
60…作用部、61…先頭櫛歯(櫛歯状体)、
61〜67…櫛歯状体、67…最後尾櫛歯(櫛歯状体)
10…錠剤カセット(錠剤フィーダ要部)、11…容器部、
12…整列盤、13…隔壁、14…区画室、
15…外付部材(着脱式保持部)、15a…ネジ穴、15b…スリット、
16…仕切部材、16a…基部(非挿入部,非仕切部)、
16b…作用部(挿入部,仕切部)、17…排出口、18…回転軸、
20…駆動部(ベース)、21…基体、22…モータ、23…駆動軸、24…排出路、
30…仕切部材、
31…基部(非挿入部,非仕切部)、
32…上辺部、33…下辺部、34…長穴、35…止めネジ、
40…作用部、41…先頭櫛歯(櫛歯状体)、
41〜46…櫛歯状体、46…最後尾櫛歯(櫛歯状体)、
50…仕切部材、
60…作用部、61…先頭櫛歯(櫛歯状体)、
61〜67…櫛歯状体、67…最後尾櫛歯(櫛歯状体)
Claims (5)
- 錠剤を収容する容器部と、前記容器部の中で軸回転しうる整列盤と、軟質材からなる櫛歯状体を列ねた作用部とそれら複数の櫛歯状体を支持する基部とを具備した仕切部材とを備え、前記仕切部材が前記容器部に装着されると前記作用部が前記容器部と前記整列盤との環状間隙の底部の排出口の上方に位置して前記環状間隙の一部を仕切ることで前記整列盤の軸回転時に前記排出口から錠剤が逐次排出される錠剤フィーダにおいて、
前記の複数の櫛歯状体のうち最初に錠剤と当接する先頭櫛歯の長さが他の櫛歯状体の何れよりも短くなっていることを特徴とする錠剤フィーダ。 - 前記基部が前記作用部より硬い材質の部材からなることを特徴とする請求項1記載の錠剤フィーダ。
- 錠剤を収容する容器部と、前記容器部の中で軸回転しうる整列盤と、軟質材からなる櫛歯状体を列ねた作用部とそれら複数の櫛歯状体を支持する基部とを具備した仕切部材とを備え、前記仕切部材が前記容器部に装着されると前記作用部が前記容器部と前記整列盤との環状間隙の底部の排出口の上方に位置して前記環状間隙の一部を仕切ることで前記整列盤の軸回転時に前記排出口から錠剤が逐次排出される錠剤フィーダにおいて、
前記基部が前記作用部より硬い材質の部材からなることを特徴とする錠剤フィーダ。 - 前記基部が横長の縦板状であり、前記基部の上辺部と下辺部とが中間部より厚くなっており、前記中間部のうち前記作用部から外れた部位が固定されることで前記基部が片持ち支持されるようになっている、ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載された錠剤フィーダ。
- 前記の複数の櫛歯状体のうち最後に錠剤と当接する最後尾櫛歯の長さが他の櫛歯状体の何れよりも長くなっていることを特徴とする請求項4記載の錠剤フィーダ。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022039177A1 (ja) * | 2020-08-19 | 2022-02-24 | 株式会社トーショー | 錠剤カセット |
Citations (5)
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JP2000203502A (ja) * | 1999-01-14 | 2000-07-25 | Yuyama Seisakusho:Kk | 錠剤フィ―ダ |
JP2002153541A (ja) * | 2000-11-20 | 2002-05-28 | Tosho Inc | 薬剤フィーダ |
JP2005289507A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Yuyama Manufacturing Co Ltd | 薬剤フィーダ及び薬剤フィーダの制御方法 |
JP2007202796A (ja) * | 2006-02-02 | 2007-08-16 | Takazono Sangyo Co Ltd | 薬剤収容容器に用いる仕切り体 |
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-
2018
- 2018-03-09 JP JP2018042775A patent/JP2019154611A/ja active Pending
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