JP2019153034A - 中継サーバ - Google Patents
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Abstract
【課題】中継サーバにおいて、効率よく適切に機器間の通信を中継する。【解決手段】中継サーバ3は、ネットワークインタフェース34と、記憶装置35と、制御部と、を備える。ネットワークインタフェース34は、ユーザ端末5及び機器との通信を行う。記憶装置35は、ログイン情報LIを記憶する。制御部は、ユーザ端末5がログインしたときに、特定したサブIDのデバイスリストを当該ユーザ端末5に送信する。また、ユーザ端末5から接続要求を受信したときに、制御部は、接続要求先の機器がログイン中の場合には、当該機器とユーザ端末5との間で通信セッションを確立させ、接続要求先の機器がログインしていない場合には、当該機器に対してログインを促し、当該機器がログイン後、ユーザ端末5との間で通信セッションを確立する。【選択図】図12
Description
本発明は、システムに含まれる機器間の通信を中継する中継サーバに関する。
従来、所定のシステムに含まれる複数の機器と外部のユーザ端末との通信を中継する中継サーバが知られている。例えば、特許文献1には、LAN内の複数のMFP(Multi−Functional Peripheral)と、クライアントなどのユーザ端末との間の通信を中継する管理サーバ及びゲートウェイが開示されている。
上記のような従来のシステムにおいては、当該システムに含まれる複数の機器が常時中継サーバに接続されていた。このような構成を採用した場合、システムに含まれる機器の数が膨大となると、膨大な機器が中継サーバに常時ログインすることとなる結果、中継サーバの処理負荷が増加し、機器とユーザ端末との間の中継処理に遅延が生じる。
また、従来の中継サーバは、ユーザ端末が通信可能な機器について制限を設けていなかったため、例えば、チャットサービスを実行中のユーザ端末が、チャットサービスを実行できない機器に誤って接続することを防止できなかった。
本発明の目的は、システム内の多数の機器とユーザ端末との間の通信を中継する中継サーバにおいて、効率よく適切に機器とユーザ端末との通信を中継することにある。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合せることができる。
中継サーバは、ネットワークインタフェースと、記憶装置と、制御部と、を備える。ネットワークインタフェースは、ユーザ端末及び接続対象機器との通信を行う。記憶装置は、ログイン情報を記憶する。ログイン情報は、ユーザIDと、ユーザIDが属するユーザ種別と、ユーザ種別に属する接続対象機器の機器IDと、を互いに関連付けて記憶した情報である。
中継サーバは、ネットワークインタフェースと、記憶装置と、制御部と、を備える。ネットワークインタフェースは、ユーザ端末及び接続対象機器との通信を行う。記憶装置は、ログイン情報を記憶する。ログイン情報は、ユーザIDと、ユーザIDが属するユーザ種別と、ユーザ種別に属する接続対象機器の機器IDと、を互いに関連付けて記憶した情報である。
制御部は、ユーザ端末がログインしたときに、当該ログイン時に用いられたユーザIDが属するユーザ種別と、当該ユーザ種別に属する機器IDとを、ログイン情報を用いて特定し、特定した機器IDのリストをログインしているユーザ端末に送信する。
また、ユーザ端末から機器IDの選択を受信したときに、制御部は、ユーザ端末にて選択された機器IDを用いて接続対象機器がログイン中の場合には、ログイン中の当該接続対象機器と、ログイン中の当該ユーザ端末と、の間で通信セッションを確立させる。
一方、ユーザ端末にて選択された機器IDを用いて接続対象機器がログインしていない場合には、制御部は、当該接続対象機器に対してログインを促し、当該接続対象機器がログイン後、ログイン中のユーザ端末との間で通信セッションを確立させる。
一方、ユーザ端末にて選択された機器IDを用いて接続対象機器がログインしていない場合には、制御部は、当該接続対象機器に対してログインを促し、当該接続対象機器がログイン後、ログイン中のユーザ端末との間で通信セッションを確立させる。
上記の中継サーバにおいては、制御部は、ユーザ端末と接続対象機器との間の通信の中継を開始する際に、ユーザ端末に対して、当該ユーザ端末と通信可能な接続対象機器の機器IDのリストを送信する。
これにより、ユーザ端末を使用中のユーザは、表示された上記の機器IDを選択することにより、無関係又は不適切な接続対象機器とユーザ端末とを接続することがなくなる。
これにより、ユーザ端末を使用中のユーザは、表示された上記の機器IDを選択することにより、無関係又は不適切な接続対象機器とユーザ端末とを接続することがなくなる。
また、上記の中継サーバにおいて、制御部は、機器IDが選択された場合、すなわち、ユーザ端末を用いて所定の接続対象機器と通信したい旨の要求があった場合にのみ、当該接続対象機器とユーザ端末との間に通信セッションを確立する。
一方、通信セッションを確立したい接続対象機器が中継サーバにログインしていない場合に、制御部は、当該接続対象機器に対してログインを促し、当該接続対象機器がログイン後に通信セッションを確立する。
このようにして、中継サーバは、ユーザ端末との間で通信をする必要がない接続対象機器を中継サーバにログインさせないことで、ログインさせておく接続対象機器の数を必要最小限とできる。その結果、中継サーバにおける中継処理の負荷を軽減できる。
一方、通信セッションを確立したい接続対象機器が中継サーバにログインしていない場合に、制御部は、当該接続対象機器に対してログインを促し、当該接続対象機器がログイン後に通信セッションを確立する。
このようにして、中継サーバは、ユーザ端末との間で通信をする必要がない接続対象機器を中継サーバにログインさせないことで、ログインさせておく接続対象機器の数を必要最小限とできる。その結果、中継サーバにおける中継処理の負荷を軽減できる。
ログインしていない接続対象機器の機器IDがユーザ端末において選択された場合には、制御部は、当該接続対象機器が接続されるゲートウェイ装置に対して、当該接続対象機器のログインを促すログイン要求信号を送信してもよい。
これにより、中継サーバは、ゲートウェイ装置に対して、接続対象機器のログインの催促機能を担当させることができる。
これにより、中継サーバは、ゲートウェイ装置に対して、接続対象機器のログインの催促機能を担当させることができる。
制御部は、ゲートウェイ装置に接続される接続対象機器に関する情報をゲートウェイ装置から受信し、当該ゲートウェイ装置に接続される接続対象機器に変更があった場合には、ログイン情報を更新してもよい。
これにより、中継サーバは、ゲートウェイ装置への機器の最新の接続状態をログイン情報に反映できる。
これにより、中継サーバは、ゲートウェイ装置への機器の最新の接続状態をログイン情報に反映できる。
上記の中継サーバは、システム内の多数の機器とユーザ端末との間の通信を、効率よく適切に中継できる。
1.第1実施形態
(1)通信システムの全体構成
以下、図1を用いて、第1実施形態に係る通信システム100の全体構成について説明する。図1は、通信システムの全体構成の一例を示す図である。
第1実施形態に係る通信システム100は、複数の拠点のそれぞれに設けられた自動倉庫の保守及び管理を、各種端末から行うためのシステムであり、具体的には、自動倉庫システム1と、保守拠点2と、中継サーバ3と、ユーザ端末5と、を備える。
自動倉庫システム1は、例えば、物流センターなどに配置され、荷物の入出庫を行うためのシステムである。
保守拠点2は、例えば、自動倉庫システム1の保守等を行う担当者が存在する拠点に設けられ、自動倉庫システム1の保守を行うための端末(保守端末21a、21b)を備える。
中継サーバ3は、自動倉庫システム1、保守拠点2、及び/又はユーザ端末5相互の通信を中継し管理するサーバである。
(1)通信システムの全体構成
以下、図1を用いて、第1実施形態に係る通信システム100の全体構成について説明する。図1は、通信システムの全体構成の一例を示す図である。
第1実施形態に係る通信システム100は、複数の拠点のそれぞれに設けられた自動倉庫の保守及び管理を、各種端末から行うためのシステムであり、具体的には、自動倉庫システム1と、保守拠点2と、中継サーバ3と、ユーザ端末5と、を備える。
自動倉庫システム1は、例えば、物流センターなどに配置され、荷物の入出庫を行うためのシステムである。
保守拠点2は、例えば、自動倉庫システム1の保守等を行う担当者が存在する拠点に設けられ、自動倉庫システム1の保守を行うための端末(保守端末21a、21b)を備える。
中継サーバ3は、自動倉庫システム1、保守拠点2、及び/又はユーザ端末5相互の通信を中継し管理するサーバである。
ユーザ端末5は、例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット端末などの端末である。
ユーザは、ユーザ端末5を用いて中継サーバ3にログインすることで、他のユーザ端末5を用いるユーザとビデオチャット通話できる。また、中継サーバ3にログインしたユーザ端末5により、自動倉庫システム1に設置されたカメラ(後述)にて取得された画像データ、及び、センサにて取得された測定データを参照できる。
ユーザは、ユーザ端末5を用いて中継サーバ3にログインすることで、他のユーザ端末5を用いるユーザとビデオチャット通話できる。また、中継サーバ3にログインしたユーザ端末5により、自動倉庫システム1に設置されたカメラ(後述)にて取得された画像データ、及び、センサにて取得された測定データを参照できる。
なお、本実施形態に係る通信システム100において、ユーザ端末5、後述するゲートウェイ装置、及び、自動倉庫システム1のカメラ及びセンサと中継サーバ3との間のコマンド等の送受信は、例えば、WebSocketプロトコルを用いて実行される。
また、自動倉庫システム1のカメラ及びセンサとユーザ端末5との間で通信セッションを確立後、カメラ及びセンサからユーザ端末5へのデータ(画像データ、測定データ)の取得は、例えば、WebRTC(Web Real−Time Communication)を用いて実行される。
また、自動倉庫システム1のカメラ及びセンサとユーザ端末5との間で通信セッションを確立後、カメラ及びセンサからユーザ端末5へのデータ(画像データ、測定データ)の取得は、例えば、WebRTC(Web Real−Time Communication)を用いて実行される。
(2)自動倉庫システム
(2−1)自動倉庫
以下、図2を用いて、通信システム100に含まれる自動倉庫システム1の具体的構成について説明する。図2は、自動倉庫システムの構成を示す図である。
自動倉庫システム1は、自動倉庫11を有する。自動倉庫11は、ラック、スタッカクレーン、コンベヤなどを有し、荷物の入出庫、移載、保管などを行う。
(2−1)自動倉庫
以下、図2を用いて、通信システム100に含まれる自動倉庫システム1の具体的構成について説明する。図2は、自動倉庫システムの構成を示す図である。
自動倉庫システム1は、自動倉庫11を有する。自動倉庫11は、ラック、スタッカクレーン、コンベヤなどを有し、荷物の入出庫、移載、保管などを行う。
本実施形態において、自動倉庫11のスタッカクレーン及びコンベヤには、例えば、静止画、及び、所定時間の長さを有する動画を撮影可能なカメラCA1〜CA4(接続対象機器の一例)が設けられ、スタッカクレーン及びコンベヤの状況を視覚的な情報として取得可能となっている。カメラCA1〜CA4は、例えば、魚眼カメラである。
また、スタッカクレーンには、所定の物理量を測定するセンサSE(接続対象機器の一例)が設けられ、スタッカクレーンにて荷崩れなどが発生したときに、当該荷崩れなどにより発生した振動及び/又は音の大きさを測定可能となっている。このようなセンサSEとしては、例えば、加速度センサ、音センサ、などがある。
さらに、自動倉庫11の近傍には、周囲の温度及び湿度を測定するセンサSE(例えば、温湿度センサ)が設けられている。
なお、図2に示す自動倉庫システム1においては、4台のカメラCA1〜CA4、及び、1つのセンサSEが設けられているが、自動倉庫11に設けられるカメラ及びセンサの数は、上記に限られず、自動倉庫システム1の規模等に応じて任意とできる。
また、スタッカクレーンには、所定の物理量を測定するセンサSE(接続対象機器の一例)が設けられ、スタッカクレーンにて荷崩れなどが発生したときに、当該荷崩れなどにより発生した振動及び/又は音の大きさを測定可能となっている。このようなセンサSEとしては、例えば、加速度センサ、音センサ、などがある。
さらに、自動倉庫11の近傍には、周囲の温度及び湿度を測定するセンサSE(例えば、温湿度センサ)が設けられている。
なお、図2に示す自動倉庫システム1においては、4台のカメラCA1〜CA4、及び、1つのセンサSEが設けられているが、自動倉庫11に設けられるカメラ及びセンサの数は、上記に限られず、自動倉庫システム1の規模等に応じて任意とできる。
(2−2)自動倉庫システムのネットワーク構成
以下、自動倉庫システム1において各機器が互いに通信するためのネットワーク構成について、説明する。
自動倉庫システム1のネットワーク構成は、第1スイッチングハブSH1を有する。第1スイッチングハブSH1は、図2に示すように、カメラCA1、CA2と、第1外部記憶装置13aと、を接続する。第1外部記憶装置13aは、例えばNAS(Network Attached Storage)装置であり、カメラCA1、CA2により取得された画像データを保存する。
以下、自動倉庫システム1において各機器が互いに通信するためのネットワーク構成について、説明する。
自動倉庫システム1のネットワーク構成は、第1スイッチングハブSH1を有する。第1スイッチングハブSH1は、図2に示すように、カメラCA1、CA2と、第1外部記憶装置13aと、を接続する。第1外部記憶装置13aは、例えばNAS(Network Attached Storage)装置であり、カメラCA1、CA2により取得された画像データを保存する。
また、第1スイッチングハブSH1は、搬送管理サーバ15を接続する。搬送管理サーバ15は、CPU、記憶装置(RAM、ROM、SSD、ハードディスクなど)、ネットワークインタフェースなどの各種インターフェースを有するコンピュータシステムであり、自動倉庫11のスタッカクレーン、コンベヤなどと通信可能となっている。
搬送管理サーバ15は、自動倉庫11に備わるスタッカクレーン及びコンベヤを制御することで、自動倉庫11における荷物の入出庫を制御・管理する。
搬送管理サーバ15は、自動倉庫11に備わるスタッカクレーン及びコンベヤを制御することで、自動倉庫11における荷物の入出庫を制御・管理する。
自動倉庫システム1のネットワーク構成は、第2スイッチングハブSH2を有する。第2スイッチングハブSH2は、カメラCA3、CA4、センサSE、及び、第2外部記憶装置13bを接続する。第2外部記憶装置13bは、例えばNAS装置であり、カメラCA3、CA4により取得された画像データ、及び、センサSEにより取得された測定データを保存する。
第2スイッチングハブSH2は、第1スイッチングハブSH1にも接続されており、カメラCA1、CA2にて取得した画像データは第2外部記憶装置13bにも保存でき、カメラCA3、CA4にて取得した画像データ、及び、センサSEにて取得したデータは第1外部記憶装置13aにも保存できる。
また、第2スイッチングハブSH2は、情報管理サーバ17を接続する。情報管理サーバ17は、CPU、記憶装置(RAM、ROM、SSD、ハードディスクなど)、ネットワークインタフェースなどの各種インターフェースを有するコンピュータシステムであり、第1外部記憶装置13a及び第2外部記憶装置13bに保存された各種データ(例えば、カメラCA1〜CA4及びセンサSEにて取得されたデータ)を管理する。情報管理サーバ17は、必要に応じて、搬送管理サーバ15が管理している情報を取得する。
自動倉庫システム1のネットワーク構成は、第1ゲートウェイ装置19を有する。第1ゲートウェイ装置19は、CPU、記憶装置(RAM、ROM、SSD、ハードディスクなど)、ネットワークインタフェースなどの各種インターフェースを有するコンピュータシステムである。また、第1ゲートウェイ装置19は、その機能の一部又は全部をSoCなどにより実現したハードウェアであってもよい。
第1ゲートウェイ装置19は、第2スイッチングハブSH2、及び、外部のネットワーク(例えば、WAN(Wide Area Network))に接続され、自動倉庫システム1のネットワーク構成中の各機器と外部との通信を中継できる。
第1ゲートウェイ装置19は、第2スイッチングハブSH2、及び、外部のネットワーク(例えば、WAN(Wide Area Network))に接続され、自動倉庫システム1のネットワーク構成中の各機器と外部との通信を中継できる。
また、第1ゲートウェイ装置19は、その記憶装置に第1機器リストEL1を記憶する。第1機器リストEL1は、自動倉庫システム1に含まれ、かつ、第1ゲートウェイ装置19と接続されている各機器を管理するための情報である。
後述するように、第1ゲートウェイ装置19は、他のゲートウェイ装置(例えば、第2ゲートウェイ装置23)との間に通信セッションを確立する際に、第1機器リストEL1を相手方のゲートウェイ装置に送信する。
後述するように、第1ゲートウェイ装置19は、他のゲートウェイ装置(例えば、第2ゲートウェイ装置23)との間に通信セッションを確立する際に、第1機器リストEL1を相手方のゲートウェイ装置に送信する。
第1ゲートウェイ装置19は、第1ゲートウェイ装置19に接続された機器のうち、サブIDを有し中継サーバ3にログイン可能な機器のリスト(「ログイン可能機器リストEL3」と呼ぶ)を、中継サーバ3に送信する。
また、第1ゲートウェイ装置19は、所定の時間毎に、自動倉庫システム1のネットワーク構成中の機器の接続状態を確認し、機器の接続状態に変更があった場合には、第1機器リストEL1の内容を更新する。上記確認時に、サブIDを有する機器の接続状態が変化していれば、第1ゲートウェイ装置19は、中継サーバ3に対し、サブIDを有する機器の接続状態が変化したことを通知する。
これにより、中継サーバ3は、最新の接続状態を示したログイン可能機器リストEL3を保存できる。
また、第1ゲートウェイ装置19は、所定の時間毎に、自動倉庫システム1のネットワーク構成中の機器の接続状態を確認し、機器の接続状態に変更があった場合には、第1機器リストEL1の内容を更新する。上記確認時に、サブIDを有する機器の接続状態が変化していれば、第1ゲートウェイ装置19は、中継サーバ3に対し、サブIDを有する機器の接続状態が変化したことを通知する。
これにより、中継サーバ3は、最新の接続状態を示したログイン可能機器リストEL3を保存できる。
後述するように、第1機器リストEL1に含まれる各機器には、「192.168.0.*」とのIPアドレスが割り当てられており、当該各機器と同一のLANに属する第1ゲートウェイ装置19にも、「192.168.0.*」とのIPアドレスが割り当てられている。それと同時に、第1ゲートウェイ装置19には、外部のネットワークと接続するためのグローバルアドレスが割り当てられる。
なお、上記の「*」は、いわゆる「ワイルドカード」であり、任意の数(1〜255の間の整数)を表すものである。
なお、上記の「*」は、いわゆる「ワイルドカード」であり、任意の数(1〜255の間の整数)を表すものである。
なお、図2に示すネットワーク構成において、カメラCA1〜CA4及びセンサSEは、中継サーバ3と直接通信できる。この場合に、第1ゲートウェイ装置19が、デフォルトゲートウェイとして、カメラCA1〜CA4及びセンサSEと中継サーバ3との通信を中継してもよい。
(3)保守拠点
以下、図3を用いて、通信システム100に含まれる保守拠点2の具体的構成について説明する。図3は、保守拠点の構成を示す図である。
保守拠点2は、保守端末21a、21bを有する。保守端末21a、21bは、第3スイッチングハブSH3に接続される。保守端末21a、21bは、例えば、パーソナルコンピュータであり、保守担当者が自動倉庫システム1の上記機器等の保守をする際に使用される。
以下、図3を用いて、通信システム100に含まれる保守拠点2の具体的構成について説明する。図3は、保守拠点の構成を示す図である。
保守拠点2は、保守端末21a、21bを有する。保守端末21a、21bは、第3スイッチングハブSH3に接続される。保守端末21a、21bは、例えば、パーソナルコンピュータであり、保守担当者が自動倉庫システム1の上記機器等の保守をする際に使用される。
保守拠点2は、第2ゲートウェイ装置23を有する。第2ゲートウェイ装置23は、CPU、記憶装置(RAM、ROM、SSD、ハードディスクなど)、ネットワークインタフェースなどの各種インターフェースを有するコンピュータシステムである。また、第2ゲートウェイ装置23は、その機能の一部又は全部をSoCなどにより実現したハードウェアであってもよい。
第2ゲートウェイ装置23は、第3スイッチングハブSH3、及び、外部のネットワークに接続され、保守端末21a、21bと外部との通信を中継する。
第2ゲートウェイ装置23は、第3スイッチングハブSH3、及び、外部のネットワークに接続され、保守端末21a、21bと外部との通信を中継する。
第2ゲートウェイ装置23は、その記憶装置に第2機器リストEL2を記憶する。第2機器リストEL2は、第2ゲートウェイ装置23に接続可能な保守端末21a、21bを管理するための情報である。後述するように、第2ゲートウェイ装置23は、他のゲートウェイ装置(例えば、第1ゲートウェイ装置19)との間に通信セッションを確立する際に、第2機器リストEL2を相手方のゲートウェイ装置に送信する。
後述するように、第2機器リストEL2に含まれる保守端末21a、21bには、「172.28.0.*」とのIPアドレスが割り当てられ、保守端末21a、21bと同一のLANに属する第2ゲートウェイ装置23にも、「172.28.0.*」とのIPアドレスが割り当てられる。それと同時に、第2ゲートウェイ装置23には、外部のネットワークと接続するためのグローバルアドレスが割り当てられる。
(4)中継サーバ
以下、図4を用いて、通信システム100に含まれる中継サーバ3の具体的なハードウェア構成について説明する。図4は、中継サーバのハードウェア構成を示す図である。
図4に示すように、中継サーバ3は、プロセッサ31と、RAM32と、ROM33と、ネットワークインタフェース34と、記憶装置35と、を有するコンピュータシステムである。
プロセッサ31は、CPU、又は、CPUと各種インターフェースとを1つのチップに集積したSoCである。プロセッサ31は、記憶装置35などに記憶されたプログラムを実行し、中継サーバ3において行われる各種情報処理を行う。
以下、図4を用いて、通信システム100に含まれる中継サーバ3の具体的なハードウェア構成について説明する。図4は、中継サーバのハードウェア構成を示す図である。
図4に示すように、中継サーバ3は、プロセッサ31と、RAM32と、ROM33と、ネットワークインタフェース34と、記憶装置35と、を有するコンピュータシステムである。
プロセッサ31は、CPU、又は、CPUと各種インターフェースとを1つのチップに集積したSoCである。プロセッサ31は、記憶装置35などに記憶されたプログラムを実行し、中継サーバ3において行われる各種情報処理を行う。
RAM32は、記憶装置35に記憶されたプログラムなど一時的に必要な情報を記憶する。ROM33は、中継サーバ3を制御するためのプログラム及び設定などを記憶する。
ネットワークインタフェース34は、外部の端末及び/又は機器などとの通信を実行する。ネットワークインタフェース34は、例えば、有線通信により外部の端末及び/又は機器と通信をするイーサネット(登録商標)カード、及び/又は、無線通信により外部の端末及び/又は機器と通信をする無線LANインターフェースなどである。
ネットワークインタフェース34は、外部の端末及び/又は機器などとの通信を実行する。ネットワークインタフェース34は、例えば、有線通信により外部の端末及び/又は機器と通信をするイーサネット(登録商標)カード、及び/又は、無線通信により外部の端末及び/又は機器と通信をする無線LANインターフェースなどである。
記憶装置35は、中継サーバ3にて実行されるプログラム、ログイン情報LI、及び、ログイン可能機器リストEL3を記憶する、例えば、ハードディスク、SSDなどの記憶装置である。また、記憶装置35は、中継サーバ3を動作させるために必要な設定を記述した設定ファイルなどを記憶する。
ログイン情報LIは、中継サーバ3にログインするためのユーザIDを管理するための情報である。ログイン可能機器リストEL3は、ゲートウェイ装置にて管理されている機器リストのうち、中継サーバ3にログイン可能な機器、すなわち、サブIDを有する機器のリストである。
ログイン情報LIは、中継サーバ3にログインするためのユーザIDを管理するための情報である。ログイン可能機器リストEL3は、ゲートウェイ装置にて管理されている機器リストのうち、中継サーバ3にログイン可能な機器、すなわち、サブIDを有する機器のリストである。
他の実施形態において、中継サーバ3は、ディスプレイ36を有してもよい。ディスプレイ36は、中継サーバ3についての各種情報を表示する、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどのディスプレイである。これにより、ユーザは、例えば、ディスプレイ36に表示された情報を参照しながら、中継サーバ3を管理できる。
他の実施形態において、中継サーバ3は、ユーザからの入力を受け付ける入力インターフェース37を有してもよい。入力インターフェース37は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネルなどの入力機器である。これにより、ユーザは、入力インターフェース37を用いて、中継サーバ3を直接管理できる。
なお、中継サーバ3は、上記の入力インターフェース37及び/又はディスプレイ36がなくとも、例えば、ネットワークインタフェース34を介してアクセス可能な端末を用いて、中継サーバ3に関する情報を参照しつつ中継サーバ3を管理できる。
(5)通信システムにて管理される情報
(5−1)機器リスト
以下、中継サーバ3、第1ゲートウェイ装置19、及び、第2ゲートウェイ装置23に記憶されている機器リスト及びログイン情報LIの具体的なデータ構成について説明する。最初に、図5A及び図5Bを用いて、ゲートウェイ装置が記憶する機器リストのデータ構成について説明する。図5Aは、第1機器リストのデータ構成の一例を示す図である。図5Bは、第2機器リストのデータ構成の一例を示す図である。
機器リストは、ゲートウェイ装置に接続された機器を管理するための情報であり、具体的には、図5A及び図5Bに示すように、機器名記録部分R1と、アドレス記録部分R2と、サブID記録部分R3と、サブタイプ記録部分R4と、状態記録部分R5と、を有する。
(5−1)機器リスト
以下、中継サーバ3、第1ゲートウェイ装置19、及び、第2ゲートウェイ装置23に記憶されている機器リスト及びログイン情報LIの具体的なデータ構成について説明する。最初に、図5A及び図5Bを用いて、ゲートウェイ装置が記憶する機器リストのデータ構成について説明する。図5Aは、第1機器リストのデータ構成の一例を示す図である。図5Bは、第2機器リストのデータ構成の一例を示す図である。
機器リストは、ゲートウェイ装置に接続された機器を管理するための情報であり、具体的には、図5A及び図5Bに示すように、機器名記録部分R1と、アドレス記録部分R2と、サブID記録部分R3と、サブタイプ記録部分R4と、状態記録部分R5と、を有する。
機器名記録部分R1は、機器名を記録する。
第1ゲートウェイ装置19が管理する第1機器リストEL1においては、図5Aに示すように、機器名記録部分R1には、カメラCA1〜CA4の名称(カメラ#1〜カメラ#4)と、センサSEの名称(センサ#1)と、第1外部記憶装置13aの名称(外部記憶装置#1)と、第2外部記憶装置13bの名称(外部記憶装置#2)と、情報管理サーバ17の名称(情報管理サーバ)と、搬送管理サーバ15の名称(搬送管理サーバ)と、が記録される。
一方、第2ゲートウェイ装置23が管理する第2機器リストEL2においては、図5Bに示すように、機器名記録部分R1には、保守端末21aの名称(保守端末#1)と、保守端末21bの名称(保守端末#2)と、が記録される。
第1ゲートウェイ装置19が管理する第1機器リストEL1においては、図5Aに示すように、機器名記録部分R1には、カメラCA1〜CA4の名称(カメラ#1〜カメラ#4)と、センサSEの名称(センサ#1)と、第1外部記憶装置13aの名称(外部記憶装置#1)と、第2外部記憶装置13bの名称(外部記憶装置#2)と、情報管理サーバ17の名称(情報管理サーバ)と、搬送管理サーバ15の名称(搬送管理サーバ)と、が記録される。
一方、第2ゲートウェイ装置23が管理する第2機器リストEL2においては、図5Bに示すように、機器名記録部分R1には、保守端末21aの名称(保守端末#1)と、保守端末21bの名称(保守端末#2)と、が記録される。
アドレス記録部分R2は、ゲートウェイ装置に接続可能な機器に割り当てられたネットワークアドレスを記録する。
第1機器リストEL1においては、図5Aに示すように、アドレス記録部分R2には、カメラ#1〜カメラ#4との機器名を有する行のそれぞれに、「192.168.0.1」〜「192.168.0.4」とのIPアドレスが記録されている。また、センサ#1との機器名を有する行に、「192.168.0.11」とのIPアドレスが記録されている。
さらに、外部記憶装置#1〜外部記憶装置#2との機器名を有する行に、それぞれ、「192.168.0.21」〜「192.168.0.22」とのIPアドレスが記録されている。
また、情報管理サーバ及び搬送管理サーバとの機器名を有する行に、それぞれ、「192.168.0.31」〜「192.168.0.32」とのIPアドレスが記録されている。
第1機器リストEL1においては、図5Aに示すように、アドレス記録部分R2には、カメラ#1〜カメラ#4との機器名を有する行のそれぞれに、「192.168.0.1」〜「192.168.0.4」とのIPアドレスが記録されている。また、センサ#1との機器名を有する行に、「192.168.0.11」とのIPアドレスが記録されている。
さらに、外部記憶装置#1〜外部記憶装置#2との機器名を有する行に、それぞれ、「192.168.0.21」〜「192.168.0.22」とのIPアドレスが記録されている。
また、情報管理サーバ及び搬送管理サーバとの機器名を有する行に、それぞれ、「192.168.0.31」〜「192.168.0.32」とのIPアドレスが記録されている。
すなわち、本実施形態の自動倉庫システム1においては、カメラCA1〜CA4には、それぞれ、「192.168.0.1」〜「192.168.0.4」とのIPアドレスが割り当てられ、センサSEには、「192.168.0.11」とのIPアドレスが割り当てられている。
また、第1外部記憶装置13a及び第2外部記憶装置13bには、それぞれ、「192.168.0.21」及び「192.168.0.22」とのIPアドレスが割り当てられ、情報管理サーバ17及び搬送管理サーバ15には、それぞれ、「192.168.0.31」及び「192.168.0.32」とのIPアドレスが割り当てられている。
また、第1外部記憶装置13a及び第2外部記憶装置13bには、それぞれ、「192.168.0.21」及び「192.168.0.22」とのIPアドレスが割り当てられ、情報管理サーバ17及び搬送管理サーバ15には、それぞれ、「192.168.0.31」及び「192.168.0.32」とのIPアドレスが割り当てられている。
一方、第2機器リストEL2においては、図5Bに示すように、アドレス記録部分R2には、保守端末#1〜#2との機器名を有する行のそれぞれに、「172.28.0.2」〜「172.28.0.3」とのIPアドレスが記録されている。
すなわち、本実施形態の保守拠点2においては、保守端末21a、21bには、それぞれ、「172.28.0.2」、「172.28.0.3」とのIPアドレスが割り当てられている。
すなわち、本実施形態の保守拠点2においては、保守端末21a、21bには、それぞれ、「172.28.0.2」、「172.28.0.3」とのIPアドレスが割り当てられている。
後述するように、上記アドレス記録部分R2に記録されたIPアドレスは、ゲートウェイ装置間で通信セッションを確立したときに、当該ゲートウェイ装置に接続された機器同士が、ゲートウェイ装置を介して通信する際に使用される。
サブID記録部分R3は、機器が中継サーバ3にログインするためのログインID(サブID)を記録する。
第1機器リストEL1においては、図5Aに示すように、カメラ#1〜カメラ#4との機器名を有する行に、それぞれ、「cam001」〜「cam004」とのサブIDが記録され、センサ#1との機器名を有する行に「sen001」とのサブIDが記録されている。
すなわち、カメラCA1〜CA4は、「cam001」〜「cam004」との中継サーバ3にログインするためのID(サブID)を有し、センサSEは「sen001」とのサブIDを有する。
第1機器リストEL1においては、図5Aに示すように、カメラ#1〜カメラ#4との機器名を有する行に、それぞれ、「cam001」〜「cam004」とのサブIDが記録され、センサ#1との機器名を有する行に「sen001」とのサブIDが記録されている。
すなわち、カメラCA1〜CA4は、「cam001」〜「cam004」との中継サーバ3にログインするためのID(サブID)を有し、センサSEは「sen001」とのサブIDを有する。
サブタイプ記録部分R4は、ゲートウェイ装置に接続された機器の種別を表すユーザタイプ(サブタイプ)を記録する。
第1機器リストEL1においては、図5Aに示すように、カメラ#1〜カメラ#4との機器名を有する行に「camera」とのサブタイプが記録され、センサ#1との機器名を有する行に「sensor」とのサブタイプが記録されている。
すなわち、カメラCA1〜CA4は「camera」との共通のサブタイプを有し、センサSEは「sensor」とのサブタイプを有する。
第1機器リストEL1においては、図5Aに示すように、カメラ#1〜カメラ#4との機器名を有する行に「camera」とのサブタイプが記録され、センサ#1との機器名を有する行に「sensor」とのサブタイプが記録されている。
すなわち、カメラCA1〜CA4は「camera」との共通のサブタイプを有し、センサSEは「sensor」とのサブタイプを有する。
一方、第1機器リストEL1において、外部記憶装置#1、外部記憶装置#2、情報管理サーバ、及び、搬送管理サーバとの機器名を有する行には、サブID及びサブタイプが記録されていない。これは、自動倉庫システム1の第1外部記憶装置13a、第2外部記憶装置13b、搬送管理サーバ15、及び、情報管理サーバ17は、サブID及びサブタイプが割り当てられておらず、中継サーバ3にログインできないことを示している。
また、第2機器リストEL2は、サブID及びサブタイプを全く記憶していない。これは、第2機器リストEL2に含まれる保守端末21a、21bは、中継サーバ3にログインできないことを示している。
また、第2機器リストEL2は、サブID及びサブタイプを全く記憶していない。これは、第2機器リストEL2に含まれる保守端末21a、21bは、中継サーバ3にログインできないことを示している。
状態記録部分R5は、機器リストに記録された各機器がゲートウェイ装置と通信可能な状態にあるか否かを記録する。
図5Aに示す第1機器リストEL1の例では、カメラ#3及びカメラ#4との機器名を有する行において「NG」と記録されている一方、その他の行においては「OK」と記録されている。すなわち、図5Aに示す第1機器リストEL1の例では、自動倉庫システム1のカメラCA3、CA4が第1ゲートウェイ装置19と通信可能となっていない。
図5Aに示す第1機器リストEL1の例では、カメラ#3及びカメラ#4との機器名を有する行において「NG」と記録されている一方、その他の行においては「OK」と記録されている。すなわち、図5Aに示す第1機器リストEL1の例では、自動倉庫システム1のカメラCA3、CA4が第1ゲートウェイ装置19と通信可能となっていない。
その一方、第2機器リストEL2においては、状態記録部分R5には情報が記録されていない。これは、第2機器リストEL2にて管理されている保守端末21a、21bについては、第2ゲートウェイ装置23と通信可能か否かを監視しないことを示している。
上記のデータ構成を有することにより、機器リストは、ゲートウェイ装置に接続された機器が中継サーバ3にログインするためのサブID、当該機器の種別(サブタイプ)、及び、各機器とゲートウェイ装置との接続状態などを記録できる。また、ゲートウェイ装置間で通信セッションを確立した際に使用されるアドレスを管理できる。
(5−2)ログイン可能機器リスト
次に、図6を用いて、中継サーバ3にて管理されるログイン可能機器リストEL3のデータ構成を説明する。図6は、ログイン可能機器リストのデータ構成の一例を示す図である。
ログイン可能機器リストEL3は、自動倉庫システム1に含まれるゲートウェイ装置により作成され、中継サーバ3に送信される。したがって、中継サーバ3にて管理されるログイン可能機器リストEL3のそれぞれは、当該ログイン可能機器リストEL3を作成したゲートウェイ装置のユーザIDと関連付けられる。
図6に示すログイン可能機器リストEL3は、自動倉庫システム1の第1ゲートウェイ装置19が作成し、中継サーバ3に送信したものである。
次に、図6を用いて、中継サーバ3にて管理されるログイン可能機器リストEL3のデータ構成を説明する。図6は、ログイン可能機器リストのデータ構成の一例を示す図である。
ログイン可能機器リストEL3は、自動倉庫システム1に含まれるゲートウェイ装置により作成され、中継サーバ3に送信される。したがって、中継サーバ3にて管理されるログイン可能機器リストEL3のそれぞれは、当該ログイン可能機器リストEL3を作成したゲートウェイ装置のユーザIDと関連付けられる。
図6に示すログイン可能機器リストEL3は、自動倉庫システム1の第1ゲートウェイ装置19が作成し、中継サーバ3に送信したものである。
ログイン可能機器リストEL3は、ゲートウェイ装置が管理する機器リストとは、サブIDを有しない機器の情報を記録しない点、及び、各機器のアドレス(IPアドレス)を記録しない点で異なる。
具体的には、図6に示すように、ログイン可能機器リストEL3は、機器名記録部分R1’と、サブID記録部分R2’と、サブタイプ記録部分R3’と、状態記録部分R4’と、を有する。
具体的には、図6に示すように、ログイン可能機器リストEL3は、機器名記録部分R1’と、サブID記録部分R2’と、サブタイプ記録部分R3’と、状態記録部分R4’と、を有する。
機器名記録部分R1’、サブID記録部分R2’、サブタイプ記録部分R3’、及び、状態記録部分R4’は、それぞれ、機器リストの機器名記録部分R1、サブID記録部分R3、サブタイプ記録部分R4、及び、状態記録部分R5と同一内容を記録する。よって、ここでは詳細な説明を省略する。
(5−3)ログイン情報
以下、図7を用いて、中継サーバ3にて管理されるログイン情報LIについて説明する。図7は、ログイン情報のデータ構成の一例を示す図である。
ログイン情報LIは、中継サーバ3にログイン可能なユーザID等を管理する情報であり、具体的には、ユーザID記録部分R6と、ユーザタイプ記録部分R7と、グループ記録部分R8と、サブID記録部分R9と、サブタイプ記録部分R10と、ログイン状態記録部分R11と、を有する。
ユーザID記録部分R6は、各機器が中継サーバ3にログインするためのログインID(ユーザID)を記録する。図7に示す例では、「service001」〜「service004」と、「vpn001」〜「vpn006」と、が当該記録部分にユーザIDとして記録されている。
「service***」とのユーザIDは、ユーザがユーザ端末5を用いて中継サーバ3にログインするために使用される。一方、「vpn***」とのユーザIDは、ゲートウェイ装置が中継サーバ3にログインするために使用される。
なお、図7に示すログイン情報LIでは、第1ゲートウェイ装置19は「vpn005」とのユーザIDにて中継サーバ3にログインし、第2ゲートウェイ装置23は「vpn001」とのユーザIDにて中継サーバ3にログインする。
以下、図7を用いて、中継サーバ3にて管理されるログイン情報LIについて説明する。図7は、ログイン情報のデータ構成の一例を示す図である。
ログイン情報LIは、中継サーバ3にログイン可能なユーザID等を管理する情報であり、具体的には、ユーザID記録部分R6と、ユーザタイプ記録部分R7と、グループ記録部分R8と、サブID記録部分R9と、サブタイプ記録部分R10と、ログイン状態記録部分R11と、を有する。
ユーザID記録部分R6は、各機器が中継サーバ3にログインするためのログインID(ユーザID)を記録する。図7に示す例では、「service001」〜「service004」と、「vpn001」〜「vpn006」と、が当該記録部分にユーザIDとして記録されている。
「service***」とのユーザIDは、ユーザがユーザ端末5を用いて中継サーバ3にログインするために使用される。一方、「vpn***」とのユーザIDは、ゲートウェイ装置が中継サーバ3にログインするために使用される。
なお、図7に示すログイン情報LIでは、第1ゲートウェイ装置19は「vpn005」とのユーザIDにて中継サーバ3にログインし、第2ゲートウェイ装置23は「vpn001」とのユーザIDにて中継サーバ3にログインする。
ユーザタイプ記録部分R7は、各ユーザIDのユーザタイプを記録する。
「service***」とのユーザIDに対して、ユーザタイプ記録部分R7は、「videoChat」とのユーザタイプを記録している。これは、「service***」とのユーザIDにてログインしているユーザ端末5が、ビデオチャットによる通信が可能であることを示している。すなわち、当該ユーザ端末5が、ビデオチャットクライアントとして機能することを示している。
また、このユーザタイプが関連付けられたユーザIDにてログインしたユーザ端末5は、自動倉庫システム1のカメラCA1〜CA4及びセンサSEなどにて取得したデータを受信できる。
「service***」とのユーザIDに対して、ユーザタイプ記録部分R7は、「videoChat」とのユーザタイプを記録している。これは、「service***」とのユーザIDにてログインしているユーザ端末5が、ビデオチャットによる通信が可能であることを示している。すなわち、当該ユーザ端末5が、ビデオチャットクライアントとして機能することを示している。
また、このユーザタイプが関連付けられたユーザIDにてログインしたユーザ端末5は、自動倉庫システム1のカメラCA1〜CA4及びセンサSEなどにて取得したデータを受信できる。
一方、「vpn***」とのユーザIDに対して、ユーザタイプ記録部分R7は、「gateway」とのユーザタイプを記録している。これは、当該ユーザタイプを有するユーザID(vpn***)にてログインするゲートウェイ装置が、他のゲートウェイ装置との通信が可能であることを示す。
グループ記録部分R8は、各ユーザIDが属するグループ(ユーザ種別の一例)を記憶する。
図7に示す例では、各ユーザIDが属するグループとして3つのグループ「G1」〜「G3」が存在し、例えば、「service001」とのユーザIDは、全てのグループに属している。一方、「vpn001」とのユーザIDは、G2及びG3とのグループに属している。さらに、「vpn005」とのユーザIDは、G2とのグループのみに属している。
図7に示す例では、各ユーザIDが属するグループとして3つのグループ「G1」〜「G3」が存在し、例えば、「service001」とのユーザIDは、全てのグループに属している。一方、「vpn001」とのユーザIDは、G2及びG3とのグループに属している。さらに、「vpn005」とのユーザIDは、G2とのグループのみに属している。
サブID記録部分R9及びサブタイプ記録部分R10は、それぞれ、機器リストのサブID記録部分R3及びサブタイプ記録部分R4と同一の情報を記録する。したがって、ここでは、説明を省略する。
ログイン状態記録部分R11は、各ユーザID及び/又は各サブIDによる中継サーバ3へのログインがなされているか否かを記録する。ログイン状態記録部分R11において、「OK」は、当該記録がされている行のユーザIDにて中継サーバ3へのログインがなされていることを示す。一方、「NG」は、当該記録がなされている行のユーザIDにて中継サーバ3へのログインがなされていないことを示す。
すなわち、図7に示す例では、「service003」、「vpn001」〜「vpn004」、「cam001」、「cam002」、「sen001」、「cam011」、「sen012」とのユーザID又はサブIDにて中継サーバ3へのログインがされている。
なお、ログイン情報LIは、各ユーザIDに対して個別のパスワードを関連付けて記録してもよい。
ログイン状態記録部分R11は、各ユーザID及び/又は各サブIDによる中継サーバ3へのログインがなされているか否かを記録する。ログイン状態記録部分R11において、「OK」は、当該記録がされている行のユーザIDにて中継サーバ3へのログインがなされていることを示す。一方、「NG」は、当該記録がなされている行のユーザIDにて中継サーバ3へのログインがなされていないことを示す。
すなわち、図7に示す例では、「service003」、「vpn001」〜「vpn004」、「cam001」、「cam002」、「sen001」、「cam011」、「sen012」とのユーザID又はサブIDにて中継サーバ3へのログインがされている。
なお、ログイン情報LIは、各ユーザIDに対して個別のパスワードを関連付けて記録してもよい。
上記のようなデータ構成を有することにより、ログイン情報LIは、中継サーバ3にログインするためのユーザIDと、各ユーザIDのユーザタイプと、各ユーザIDが属するグループ(ユーザ種別)と、各グループに属するカメラCA1〜CA4、センサSEなどのサブIDと、を互いに関連付けて記憶できる。すなわち、ログイン情報LIは、中継サーバ3にログインするためのログインIDと、各ログインIDに関する情報と、を記録できる。
(6)中継サーバの動作
(6−1)中継サーバの動作概略
以下、本実施形態に係る通信システム100における中継サーバ3の動作について、説明する。本実施形態において、中継サーバ3は、各機器(ユーザ端末5、ゲートウェイ装置、自動倉庫システム1に含まれるカメラ、センサなど)からの要求に応じて、(i)中継サーバ3へのログイン処理、(ii)ログイン中の機器(ユーザ端末5、ゲートウェイ装置)へのデバイスリストの送信処理、(iii)機器間の通信セッションの確立処理、及び、(iv)その他の制御処理、を実行する。
(6−1)中継サーバの動作概略
以下、本実施形態に係る通信システム100における中継サーバ3の動作について、説明する。本実施形態において、中継サーバ3は、各機器(ユーザ端末5、ゲートウェイ装置、自動倉庫システム1に含まれるカメラ、センサなど)からの要求に応じて、(i)中継サーバ3へのログイン処理、(ii)ログイン中の機器(ユーザ端末5、ゲートウェイ装置)へのデバイスリストの送信処理、(iii)機器間の通信セッションの確立処理、及び、(iv)その他の制御処理、を実行する。
中継サーバ3のログイン処理は、各機器を中継サーバ3にログインさせる処理である。
デバイスリストの送信処理は、ユーザ端末5又はゲートウェイ装置からの要求に応じて、これら端末及び装置が接続可能な機器のリストを作成し、これら端末及び装置に送信する処理である。以後、ユーザ端末5及びゲートウェイ装置が接続可能な機器のリストを「デバイスリスト」と呼ぶことにする。
機器間の通信セッションの確立処理は、ユーザ端末5又はゲートウェイ装置と接続要求をした機器との間の通信セッションを確立する処理である。
その他の制御処理には、通信セッションの監視処理、通信セッションの切断処理、通信セッションを用いたデータ送受信処理、ログイン情報LI及び機器リストの更新に関する処理、等が含まれる。
デバイスリストの送信処理は、ユーザ端末5又はゲートウェイ装置からの要求に応じて、これら端末及び装置が接続可能な機器のリストを作成し、これら端末及び装置に送信する処理である。以後、ユーザ端末5及びゲートウェイ装置が接続可能な機器のリストを「デバイスリスト」と呼ぶことにする。
機器間の通信セッションの確立処理は、ユーザ端末5又はゲートウェイ装置と接続要求をした機器との間の通信セッションを確立する処理である。
その他の制御処理には、通信セッションの監視処理、通信セッションの切断処理、通信セッションを用いたデータ送受信処理、ログイン情報LI及び機器リストの更新に関する処理、等が含まれる。
上記の各処理は、中継サーバ3のプロセッサ31、RAM32、及びROM33などからなる制御部が、記憶装置35に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
以下、上記(i)〜(iv)における具体的な処理の流れについて説明していく。
以下、上記(i)〜(iv)における具体的な処理の流れについて説明していく。
(6−2)ログイン処理
以下、図8を用いて、中継サーバ3において実行されるログイン処理の詳細について説明する。図8は、ログイン処理を示すフローチャートである。以下においては、ユーザ端末5において「service001」とのユーザIDを用いて中継サーバ3にログインする例を説明する。ゲートウェイ装置、及び、自動倉庫システム1に含まれるカメラ及びセンサも、ほぼ同様にして中継サーバ3にログインする。
まず、ユーザが、例えば、ユーザ端末5のWebブラウザ又は専用のアプリケーションなどを用いて、中継サーバ3へアクセスする。その後、中継サーバ3は、アクセスしてきたユーザ端末5に対して、ユーザID及びパスワードの入力を要求する。
当該要求に対して、Webブラウザ上にてユーザID(及びパスワード)がユーザによって入力されると、ユーザ端末5が入力されたユーザID(及びパスワード)を中継サーバ3に送信する。
以下、図8を用いて、中継サーバ3において実行されるログイン処理の詳細について説明する。図8は、ログイン処理を示すフローチャートである。以下においては、ユーザ端末5において「service001」とのユーザIDを用いて中継サーバ3にログインする例を説明する。ゲートウェイ装置、及び、自動倉庫システム1に含まれるカメラ及びセンサも、ほぼ同様にして中継サーバ3にログインする。
まず、ユーザが、例えば、ユーザ端末5のWebブラウザ又は専用のアプリケーションなどを用いて、中継サーバ3へアクセスする。その後、中継サーバ3は、アクセスしてきたユーザ端末5に対して、ユーザID及びパスワードの入力を要求する。
当該要求に対して、Webブラウザ上にてユーザID(及びパスワード)がユーザによって入力されると、ユーザ端末5が入力されたユーザID(及びパスワード)を中継サーバ3に送信する。
ユーザ端末5、ゲートウェイ装置、又は、自動倉庫システム1のカメラ又はセンサからユーザIDを受信すると(ステップS11において、「Yes」の場合)、ログイン処理は、ステップS12に進む。
ステップS12において、中継サーバ3は、受信したユーザIDとパスワードにより、ユーザ認証処理を実行する。
具体的には、中継サーバ3は、まず、ログイン情報LIのユーザID記録部分R6及びサブID記録部分R9を参照し、受信したユーザIDがログイン情報LI中に存在していなければ、ユーザ認証に失敗したと判断する。
ログイン情報LI中に受信したユーザIDが存在していれば、中継サーバ3は、受信したパスワードが、ログイン情報LI中のユーザIDに関連付けられたパスワードと一致するか否かを判断し、一致すればユーザ認証に成功したと判断する。一方、入力したパスワードと記憶されているパスワードとが一致しなければ、ユーザ認証に失敗したと判断する。
ステップS12において、中継サーバ3は、受信したユーザIDとパスワードにより、ユーザ認証処理を実行する。
具体的には、中継サーバ3は、まず、ログイン情報LIのユーザID記録部分R6及びサブID記録部分R9を参照し、受信したユーザIDがログイン情報LI中に存在していなければ、ユーザ認証に失敗したと判断する。
ログイン情報LI中に受信したユーザIDが存在していれば、中継サーバ3は、受信したパスワードが、ログイン情報LI中のユーザIDに関連付けられたパスワードと一致するか否かを判断し、一致すればユーザ認証に成功したと判断する。一方、入力したパスワードと記憶されているパスワードとが一致しなければ、ユーザ認証に失敗したと判断する。
ユーザ認証に失敗した場合(ステップS12において「No」の場合)、中継サーバ3は、アクセスしてきたユーザ端末5に対して、ユーザID及びパスワードの再入力を要求する。
なお、中継サーバ3は、ユーザID及びパスワードの再入力を何度でも要求してもよいし、所定の回数だけ要求してもよい。また、所定の回数だけユーザID及びパスワードの再入力を要求してもユーザ認証に失敗する場合、中継サーバ3は、ユーザ端末5に対してユーザ認証に失敗した旨の通知をさせてもよい。
なお、中継サーバ3は、ユーザID及びパスワードの再入力を何度でも要求してもよいし、所定の回数だけ要求してもよい。また、所定の回数だけユーザID及びパスワードの再入力を要求してもユーザ認証に失敗する場合、中継サーバ3は、ユーザ端末5に対してユーザ認証に失敗した旨の通知をさせてもよい。
一方、受信したユーザIDとパスワードによりユーザ認証に成功した場合(ステップS12において「Yes」の場合)、ステップS13において、中継サーバ3は、当該ユーザIDを送信したユーザ端末5との接続を保持する処理を実行する。その後、ログイン処理は、ステップS14に進む。
ステップS14において、中継サーバ3は、「service001」とのユーザIDによるログインがなされたことに伴い、ログイン情報LIを更新する。
具体的には、中継サーバ3は、ログイン情報LIのログイン状態記録部分R11において、「service001」とのユーザIDについてのログイン状態が記録されている行を、「NG」から「OK」に書き換える。
これにより、中継サーバ3は、受信したユーザIDによるログインがなされたことをログイン情報LIに反映できる。
具体的には、中継サーバ3は、ログイン情報LIのログイン状態記録部分R11において、「service001」とのユーザIDについてのログイン状態が記録されている行を、「NG」から「OK」に書き換える。
これにより、中継サーバ3は、受信したユーザIDによるログインがなされたことをログイン情報LIに反映できる。
ログイン情報LIを更新後、ステップS15において、中継サーバ3は、ログイン情報LIのユーザタイプ記録部分R7を参照し、ログインに成功したユーザIDのユーザタイプが「videoChat」であるか否かを判断する。
ログインに成功したユーザIDのユーザタイプが「videoChat」である場合(ステップS15において「Yes」の場合)、ログイン処理は、ステップS16に進む。
一方、ログインに成功したユーザIDのユーザタイプが「videoChat」でない場合(ステップS15において「No」の場合)、中継サーバ3は、ログイン処理を終了する。
ログインに成功したユーザIDのユーザタイプが「videoChat」である場合(ステップS15において「Yes」の場合)、ログイン処理は、ステップS16に進む。
一方、ログインに成功したユーザIDのユーザタイプが「videoChat」でない場合(ステップS15において「No」の場合)、中継サーバ3は、ログイン処理を終了する。
ステップS16において、中継サーバ3は、ユーザタイプが「videoChat」であるユーザID(すなわち、「service***」とのユーザID)にてログイン中の各ユーザ端末5に対して、ビデオチャットに参加できるユーザIDが新たにログインしたこと(接続状態更新)を通知する。
これにより、ビデオチャットクライアントであるユーザ端末5は、例えば、ビデオチャットアプリケーション上にて、新たなユーザが参加可能であることを表示できる。
これにより、ビデオチャットクライアントであるユーザ端末5は、例えば、ビデオチャットアプリケーション上にて、新たなユーザが参加可能であることを表示できる。
上記のステップS11〜S16をログイン処理として実行することにより、中継サーバ3は、ユーザ端末5、ゲートウェイ装置、自動倉庫システム1に含まれるカメラ、センサを、ログイン情報LIに登録されたユーザIDを用いて、中継サーバ3にログインさせることができる。
(6−3)デバイスリストの送信処理
次に、図9を用いて、デバイスリストの送信処理について説明する。図9は、デバイスリストの送信処理を示すフローチャートである。
中継サーバ3にログイン中のユーザ端末5又はゲートウェイ装置からデバイスリストの送信要求がなされると、中継サーバ3は、最初に、当該ユーザ端末5又はゲートウェイ装置のためのデバイスリストを作成する。
具体的には、以下のステップを実行することにより、デバイスリストが作成される。
次に、図9を用いて、デバイスリストの送信処理について説明する。図9は、デバイスリストの送信処理を示すフローチャートである。
中継サーバ3にログイン中のユーザ端末5又はゲートウェイ装置からデバイスリストの送信要求がなされると、中継サーバ3は、最初に、当該ユーザ端末5又はゲートウェイ装置のためのデバイスリストを作成する。
具体的には、以下のステップを実行することにより、デバイスリストが作成される。
まず、ステップS21において、中継サーバ3は、ログイン情報LIのユーザID記録部分R6を参照し、デバイスリストの送信要求をしてきたユーザ端末5又はゲートウェイ装置のユーザIDを特定する。その後、ログイン情報LIのユーザタイプ記録部分R7を参照し、特定したユーザIDのユーザタイプを判断する。
特定したユーザタイプが「videoChat」である場合(ステップS21において「videoChat」の場合)、すなわち、デバイスリストの送信要求がユーザ端末5からされた場合、デバイスリストの送信処理はステップS22に進む。
一方、特定したユーザタイプが「gateway」である場合(ステップS21において「gateway」の場合)、すなわち、デバイスリストの送信要求がゲートウェイ装置からされた場合、デバイスリストの送信処理はステップS23に進む。
さらに、特定したユーザタイプが上記以外である場合(ステップS21において「その他」の場合)、デバイスリストの送信処理はステップS24に進む。
特定したユーザタイプが「videoChat」である場合(ステップS21において「videoChat」の場合)、すなわち、デバイスリストの送信要求がユーザ端末5からされた場合、デバイスリストの送信処理はステップS22に進む。
一方、特定したユーザタイプが「gateway」である場合(ステップS21において「gateway」の場合)、すなわち、デバイスリストの送信要求がゲートウェイ装置からされた場合、デバイスリストの送信処理はステップS23に進む。
さらに、特定したユーザタイプが上記以外である場合(ステップS21において「その他」の場合)、デバイスリストの送信処理はステップS24に進む。
特定したユーザタイプが「videoChat」及び「geteway」以外となる場合とは、以下のように、ユーザ端末5にて実行されているアプリケーションからデバイスリストの送信要求がなされる場合である。
一つの例としては、ユーザ端末5がカメラCA1〜CA4からの画像を取得する画像取得アプリケーションを実行中の場合がある。この場合、画像取得アプリケーションは、「camera」をユーザタイプとして、デバイスリストの送信要求を行う。
他の例としては、ユーザ端末5がセンサSEにて取得した測定データを取得するデータ取得アプリケーションを実行中の場合がある。この場合、データ取得アプリケーションは、「sensor」をユーザタイプとして、デバイスリストの送信要求を行う。
一つの例としては、ユーザ端末5がカメラCA1〜CA4からの画像を取得する画像取得アプリケーションを実行中の場合がある。この場合、画像取得アプリケーションは、「camera」をユーザタイプとして、デバイスリストの送信要求を行う。
他の例としては、ユーザ端末5がセンサSEにて取得した測定データを取得するデータ取得アプリケーションを実行中の場合がある。この場合、データ取得アプリケーションは、「sensor」をユーザタイプとして、デバイスリストの送信要求を行う。
ステップS22において、中継サーバ3は、デバイスリストの送信要求をしたユーザ端末5のためのデバイスリストを作成する。
具体的には、中継サーバ3は、まず、デバイスリストの送信要求をしたユーザ端末5のユーザIDが属するグループを特定する。その後、ログイン情報LIにおいてユーザタイプが「videoChat」であるユーザIDから上記の特定したグループに属するものを選択し、デバイスリストに含める。
また、中継サーバ3は、特定したグループに属するゲートウェイ装置のログイン可能機器リストEL3に含まれるサブIDとサブタイプをデバイスリストに含める。
具体的には、中継サーバ3は、まず、デバイスリストの送信要求をしたユーザ端末5のユーザIDが属するグループを特定する。その後、ログイン情報LIにおいてユーザタイプが「videoChat」であるユーザIDから上記の特定したグループに属するものを選択し、デバイスリストに含める。
また、中継サーバ3は、特定したグループに属するゲートウェイ装置のログイン可能機器リストEL3に含まれるサブIDとサブタイプをデバイスリストに含める。
例えば、デバイスリストの送信要求をしたユーザ端末5が「service001」とのユーザIDにてログインしている場合において、上記ステップS22を実行することにより、例えば、図10Aに示すようなデバイスリストが作成される。図10Aは、ユーザ端末のために作成されたデバイスリストの一例を示す図である。
図7のログイン情報LIに示されるように、「service001」は全てのグループに属しているので、中継サーバ3は、「G1」〜「G3」とのグループのいずれかに属する「service002」〜「service004」とのユーザIDと、「cam001」〜「cam004」、「sen001」、「cam011」、「sen011」、及び、「sen012」とのサブIDとを含むデバイスリストを作成する。
図7のログイン情報LIに示されるように、「service001」は全てのグループに属しているので、中継サーバ3は、「G1」〜「G3」とのグループのいずれかに属する「service002」〜「service004」とのユーザIDと、「cam001」〜「cam004」、「sen001」、「cam011」、「sen011」、及び、「sen012」とのサブIDとを含むデバイスリストを作成する。
また、ステップS22にて作成されるデバイスリストは、図10Aに示すように、各ユーザID及びサブIDのユーザタイプ名を含んでいる。これにより、ユーザ端末5のユーザは、適切な機器のユーザID及び/又はサブIDを選択できる。
一方、ステップS23において、中継サーバ3は、デバイスリストの送信要求をしたゲートウェイ装置のためのデバイスリストを作成する。
具体的には、中継サーバ3は、デバイスリストの送信要求をしたゲートウェイ装置のユーザIDが属するグループを特定し、ユーザタイプが「gateway」であるユーザIDのうち当該特定したグループに属するものを選択し、デバイスリストに含める。
具体的には、中継サーバ3は、デバイスリストの送信要求をしたゲートウェイ装置のユーザIDが属するグループを特定し、ユーザタイプが「gateway」であるユーザIDのうち当該特定したグループに属するものを選択し、デバイスリストに含める。
例えば、第2ゲートウェイ装置23(ユーザID:vpn001)がデバイスリストの送信要求をした場合において、上記ステップS23を実行することにより、例えば、図10Bに示すようなデバイスリストが作成される。図10Bは、ゲートウェイ装置のために作成されたデバイスリストの一例を示す図である。
図7のログイン情報LIに示されるように、「vpn001」とのユーザIDは、「G2」とのグループ、及び、「G3」とのグループに属しているので、中継サーバ3は、図10Bに示すような、「vpn002」〜「vpn006」をユーザIDとして含むデバイスリストを作成する。
図7のログイン情報LIに示されるように、「vpn001」とのユーザIDは、「G2」とのグループ、及び、「G3」とのグループに属しているので、中継サーバ3は、図10Bに示すような、「vpn002」〜「vpn006」をユーザIDとして含むデバイスリストを作成する。
さらに、ステップS24において、中継サーバ3は、ユーザ端末5において実行中のアプリケーションなどに応じて、適切なデバイスリストを作成する。
例えば、画像取得アプリケーションからデバイスリストの送信要求があった場合には、中継サーバ3は、当該画像取得アプリケーションを実行しているユーザ端末5が属するグループに属し、かつ、サブタイプが「camera」であるサブIDを選択して、デバイスリストを作成する。
一方、データ取得アプリケーションからデバイスリストの送信要求があった場合には、当該データ取得アプリケーションを実行しているユーザ端末5が属するグループに属し、かつ、サブタイプが「sensor」であるサブIDを選択して、デバイスリストを作成する。
例えば、画像取得アプリケーションからデバイスリストの送信要求があった場合には、中継サーバ3は、当該画像取得アプリケーションを実行しているユーザ端末5が属するグループに属し、かつ、サブタイプが「camera」であるサブIDを選択して、デバイスリストを作成する。
一方、データ取得アプリケーションからデバイスリストの送信要求があった場合には、当該データ取得アプリケーションを実行しているユーザ端末5が属するグループに属し、かつ、サブタイプが「sensor」であるサブIDを選択して、デバイスリストを作成する。
上記のステップS21〜S24を実行してデバイスリストを作成後、ステップS25において、中継サーバ3は、作成したデバイスリストを、デバイスリストの送信要求をしたユーザ端末5又はゲートウェイ装置に送信する。
中継サーバ3が上記のデバイスリストをユーザ端末5又はゲートウェイ装置に送信することにより、ユーザ端末5又はゲートウェイ装置配下の保守端末21a、21bを使用するユーザは、接続したい所望の機器をデバイスリストから選択できる。つまり、ユーザ端末5又は保守端末21a、21bのユーザは、ユーザ端末5又はゲートウェイ装置を、ユーザ端末5又はゲートウェイ装置に無関係であるか又は不適切である機器に誤って接続することがなくなる。これにより、中継サーバ3は、ユーザ端末5又はゲートウェイ装置と機器との間の通信を適切に中継できる。
(6−4)通信セッション確立処理
(6−4−1)ユーザ端末間の通信セッション確立処理
以下、中継サーバ3にて実行される通信セッション確立処理について説明する。本実施形態において、中継サーバ3は、ユーザ端末5間、及び、ユーザ端末5と自動倉庫システム1のカメラ又はセンサとの間で通信するための通信セッションを確立する。また、中継サーバ3は、ゲートウェイ装置間の通信セッションの確立に関与する。
以下では、これら3つの場合における通信セッションの確立処理について具体的に説明していく。
(6−4−1)ユーザ端末間の通信セッション確立処理
以下、中継サーバ3にて実行される通信セッション確立処理について説明する。本実施形態において、中継サーバ3は、ユーザ端末5間、及び、ユーザ端末5と自動倉庫システム1のカメラ又はセンサとの間で通信するための通信セッションを確立する。また、中継サーバ3は、ゲートウェイ装置間の通信セッションの確立に関与する。
以下では、これら3つの場合における通信セッションの確立処理について具体的に説明していく。
まず、図11を用いて、ユーザ端末5間の通信セッションの確立処理について説明する。図11は、ユーザ端末間の通信セッションの確立処理を示すフローチャートである。
本実施形態においては、ユーザ端末5間の通信セッションは、ユーザ端末5間でビデオチャット通信をするときに確立される。
よって、以下の説明では、「service001」とのユーザIDでログインしているユーザ端末5(「第1ユーザ端末」と呼ぶ)と、「service002」とのユーザIDでログインしているユーザ端末5(「第2ユーザ端末」と呼ぶ)との間でビデオチャット通信する場合を例にとって、ユーザ端末5間の通信セッションの確立処理について説明する。
本実施形態においては、ユーザ端末5間の通信セッションは、ユーザ端末5間でビデオチャット通信をするときに確立される。
よって、以下の説明では、「service001」とのユーザIDでログインしているユーザ端末5(「第1ユーザ端末」と呼ぶ)と、「service002」とのユーザIDでログインしているユーザ端末5(「第2ユーザ端末」と呼ぶ)との間でビデオチャット通信する場合を例にとって、ユーザ端末5間の通信セッションの確立処理について説明する。
まず、第1ユーザ端末が中継サーバ3にデバイスリストの送信要求をすると、中継サーバ3は、図10Aに示すようなデバイスリストを作成し、第1ユーザ端末に送信する。なぜなら、第1ユーザ端末は、「service001」とのユーザIDにて中継サーバ3にログインしているからである。当該デバイスリストを受信した第1ユーザ端末は、当該デバイスリストをディスプレイに表示する。
その後、ステップS31において、第1ユーザ端末のユーザが、当該デバイスリストから「service002」とのユーザIDを選択すると、第1ユーザ端末は、接続要求先である第2ユーザ端末の「service002」とのユーザIDと、接続要求元である「service001」とのユーザIDと、を含む接続要求を中継サーバ3に送信する。
その後、ステップS31において、第1ユーザ端末のユーザが、当該デバイスリストから「service002」とのユーザIDを選択すると、第1ユーザ端末は、接続要求先である第2ユーザ端末の「service002」とのユーザIDと、接続要求元である「service001」とのユーザIDと、を含む接続要求を中継サーバ3に送信する。
上記接続要求を受信した中継サーバ3は、ステップS32において、ログイン情報LIのユーザID記録部分R6を参照して、接続要求先のユーザIDにてログインしている第2ユーザ端末を特定する。
その後、中継サーバ3は、第1ユーザ端末からビデオチャット通信の要求があった旨の接続要求を、特定した第2ユーザ端末に送信する。このとき、中継サーバ3が送信する接続要求には、「service001」とのユーザID、すなわち、第1ユーザ端末を特定するためのIDが含まれる。
その後、中継サーバ3は、第1ユーザ端末からビデオチャット通信の要求があった旨の接続要求を、特定した第2ユーザ端末に送信する。このとき、中継サーバ3が送信する接続要求には、「service001」とのユーザID、すなわち、第1ユーザ端末を特定するためのIDが含まれる。
中継サーバ3から上記接続要求を受信した第2ユーザ端末は、ステップS33において、「service001」とのユーザIDをビデオチャットの相手として受け入れるか否かを決定する。
例えば、第2ユーザ端末のユーザが、第2ユーザ端末にて実行されているビデオチャットクライアントにおいて、「service001」とのユーザIDをビデオチャットの相手として拒絶した場合(ステップS33において「No」の場合)、第2ユーザ端末は、中継サーバ3に「service001」とのユーザIDをビデオチャット通信の相手として受け入れない旨を通知する。
当該通知を受信した中継サーバ3は、第1ユーザ端末と第2ユーザ端末との間に通信セッションを確立することなく、通信セッションの確立処理を終了する。このとき、中継サーバ3は、第1ユーザ端末に対して、ビデオチャット通信が拒絶された旨を通知する。
例えば、第2ユーザ端末のユーザが、第2ユーザ端末にて実行されているビデオチャットクライアントにおいて、「service001」とのユーザIDをビデオチャットの相手として拒絶した場合(ステップS33において「No」の場合)、第2ユーザ端末は、中継サーバ3に「service001」とのユーザIDをビデオチャット通信の相手として受け入れない旨を通知する。
当該通知を受信した中継サーバ3は、第1ユーザ端末と第2ユーザ端末との間に通信セッションを確立することなく、通信セッションの確立処理を終了する。このとき、中継サーバ3は、第1ユーザ端末に対して、ビデオチャット通信が拒絶された旨を通知する。
一方、第2ユーザ端末のユーザが「service001」とのユーザIDをビデオチャットの相手として受け入れた場合(ステップS33において「Yes」の場合)、ステップS34において、第2ユーザ端末は、中継サーバ3に、「service001」とのユーザIDのビデオチャット通信を受け入れた旨の信号を送信する。
「service001」とのユーザIDのビデオチャット通信を受け入れた旨の信号を受信した中継サーバ3は、ステップS35において、第1ユーザ端末と第2ユーザ端末と間に通信セッションを確立する。
これにより、第1ユーザ端末と第2ユーザ端末は、当該確立した通信セッションを用いて、互いにビデオチャット通信可能となる。
これにより、第1ユーザ端末と第2ユーザ端末は、当該確立した通信セッションを用いて、互いにビデオチャット通信可能となる。
(6−4−2)ユーザ端末とカメラ/センサとの間の通信セッション確立処理
以下、図12を用いて、ユーザ端末5と、自動倉庫システム1のカメラ及びセンサとの間の通信セッションの確立処理について説明する。図12は、ユーザ端末とカメラ又はセンサとの間の通信セッションの確立処理を示すフローチャートである。
ユーザ端末5とカメラ及びセンサとの間の通信セッションは、例えば、カメラにて取得した画像データ、又は、センサにて取得した測定データを、ユーザ端末5を用いて監視したい場合などに確立される。
以下では、「service001」とのユーザIDにより中継サーバ3にログインしたユーザ端末5が、自動倉庫システム1のカメラCA1(サブID:cam001)に接続要求をした場合を例にとって、ユーザ端末とカメラ/センサ間の通信セッションの確立処理を説明する。
以下、図12を用いて、ユーザ端末5と、自動倉庫システム1のカメラ及びセンサとの間の通信セッションの確立処理について説明する。図12は、ユーザ端末とカメラ又はセンサとの間の通信セッションの確立処理を示すフローチャートである。
ユーザ端末5とカメラ及びセンサとの間の通信セッションは、例えば、カメラにて取得した画像データ、又は、センサにて取得した測定データを、ユーザ端末5を用いて監視したい場合などに確立される。
以下では、「service001」とのユーザIDにより中継サーバ3にログインしたユーザ端末5が、自動倉庫システム1のカメラCA1(サブID:cam001)に接続要求をした場合を例にとって、ユーザ端末とカメラ/センサ間の通信セッションの確立処理を説明する。
ユーザ端末5が中継サーバ3にデバイスリストの送信要求をすると、中継サーバ3は、図10Aに示すようなデバイスリストを作成し、このユーザ端末5に送信する。なぜなら、ユーザ端末5は、「service001」とのユーザIDにて中継サーバ3にログインしているからである。当該デバイスリストを受信したユーザ端末5は、当該デバイスリストをディスプレイに表示する。
このユーザ端末5のユーザが、デバイスリストから「cam001」とのサブIDを選択すると、ステップS41において、当該ユーザ端末5は、接続要求先である「cam001」とのサブIDを含む接続要求を中継サーバ3に送信する。
このユーザ端末5のユーザが、デバイスリストから「cam001」とのサブIDを選択すると、ステップS41において、当該ユーザ端末5は、接続要求先である「cam001」とのサブIDを含む接続要求を中継サーバ3に送信する。
上記接続要求を受信した中継サーバ3は、ステップS42において、「cam001」とのサブIDにて中継サーバ3にログインがされているか否かを判断する。
具体的には、中継サーバ3は、ログイン情報LIのログイン状態記録部分R11を参照して、ログイン状態記録部分R11の「cam001」とのサブIDに対応する行が「OK」となっていれば、当該サブIDにより中継サーバ3へのログインがされていると判断する。一方、「NG」となっていれば、当該サブIDによる中継サーバ3へのログインがなされていないと判断する。
具体的には、中継サーバ3は、ログイン情報LIのログイン状態記録部分R11を参照して、ログイン状態記録部分R11の「cam001」とのサブIDに対応する行が「OK」となっていれば、当該サブIDにより中継サーバ3へのログインがされていると判断する。一方、「NG」となっていれば、当該サブIDによる中継サーバ3へのログインがなされていないと判断する。
「cam001」とのサブIDにより中継サーバ3へのログインがなされている場合(ステップS42において「Yes」の場合)、通信セッションの確立処理は、ステップS48に進む。
一方、当該サブIDにより中継サーバ3へのログインがされていない場合(ステップS42において「No」の場合)、通信セッションの確立処理は、ステップS43に進む。
一方、当該サブIDにより中継サーバ3へのログインがされていない場合(ステップS42において「No」の場合)、通信セッションの確立処理は、ステップS43に進む。
ステップS43において、中継サーバ3は、ログイン情報LI及び/又は機器リスト(第1機器リストEL1、第2機器リストEL2)を参照して、「cam001」とのサブIDを有するカメラCA1が接続されたゲートウェイ装置を特定する。本実施形態では、カメラCA1が接続されたゲートウェイ装置として、第1ゲートウェイ装置19が特定される。
その後、ステップS44において、中継サーバ3は、特定した第1ゲートウェイ装置19に、カメラCA1に対して中継サーバ3へのログインを促す信号(「ログイン要求信号」と呼ぶ)を送信する。なお、このログイン要求信号には、接続要求がされた機器(カメラCA1)のサブID(cam001)が含まれている。これにより、第1ゲートウェイ装置19は、接続されたどの機器にログインを促すべきかを判断できる。
その後、ステップS44において、中継サーバ3は、特定した第1ゲートウェイ装置19に、カメラCA1に対して中継サーバ3へのログインを促す信号(「ログイン要求信号」と呼ぶ)を送信する。なお、このログイン要求信号には、接続要求がされた機器(カメラCA1)のサブID(cam001)が含まれている。これにより、第1ゲートウェイ装置19は、接続されたどの機器にログインを促すべきかを判断できる。
上記のログイン要求信号を受信した第1ゲートウェイ装置19は、ステップS45において、ログイン要求信号に含まれるサブIDから、接続要求がされている機器がカメラCA1であることを特定する。次に、第1ゲートウェイ装置19は、特定したカメラCA1に対して、中継サーバ3にログインするよう指令するログイン指令信号を送信する。
なお、第1ゲートウェイ装置19が記憶する第1機器リストEL1の状態記録部分R5においてカメラCA1に対応する行が「NG」となっている場合、すなわち、カメラCA1が第1ゲートウェイ装置19と通信可能となっていない場合には、第1ゲートウェイ装置19は、例えば、「Wake On LAN」機能などにより、カメラCA1の起動を試みてもよい。そして、カメラCA1と通信可能となった後に、ログイン指令信号をカメラCA1に送信してもよい。
また、カメラCA1が起動して第1ゲートウェイ装置19と通信可能となったときに、第1ゲートウェイ装置19は、状態記録部分R5のカメラCA1に対応する行を「NG」から「OK」に変更して、第1機器リストEL1を更新する。
なお、第1ゲートウェイ装置19が記憶する第1機器リストEL1の状態記録部分R5においてカメラCA1に対応する行が「NG」となっている場合、すなわち、カメラCA1が第1ゲートウェイ装置19と通信可能となっていない場合には、第1ゲートウェイ装置19は、例えば、「Wake On LAN」機能などにより、カメラCA1の起動を試みてもよい。そして、カメラCA1と通信可能となった後に、ログイン指令信号をカメラCA1に送信してもよい。
また、カメラCA1が起動して第1ゲートウェイ装置19と通信可能となったときに、第1ゲートウェイ装置19は、状態記録部分R5のカメラCA1に対応する行を「NG」から「OK」に変更して、第1機器リストEL1を更新する。
上記ステップS45を実行後、ステップS46において、ログイン指令信号を受信したカメラCA1は、カメラCA1のサブID(cam001)及び中継サーバ3にログインするためのパスワードを、中継サーバ3に送信する。
その後、ステップS47において、上記サブID及びパスワードを受信した中継サーバ3は、上記のステップS11〜S16によりログイン処理を実行し、カメラCA1を「cam001」とのサブIDにてログインさせる。
カメラCA1のログインに成功後、又は、上記のステップS42においてカメラCA1がすでにログインしていると判断された場合、ステップS48において、中継サーバ3は、ユーザ端末5とカメラCA1との間に、通信セッションを確立する。
その後、ステップS47において、上記サブID及びパスワードを受信した中継サーバ3は、上記のステップS11〜S16によりログイン処理を実行し、カメラCA1を「cam001」とのサブIDにてログインさせる。
カメラCA1のログインに成功後、又は、上記のステップS42においてカメラCA1がすでにログインしていると判断された場合、ステップS48において、中継サーバ3は、ユーザ端末5とカメラCA1との間に、通信セッションを確立する。
上記のステップS41〜S48を実行することにより、中継サーバ3は、ユーザ端末5にてサブIDが選択された場合のみ、すなわち、ユーザ端末5を用いてカメラ又はセンサと通信したい旨の接続要求があった場合にのみ、当該カメラ又はセンサとユーザ端末5との間に通信セッションを確立できる。
また、ユーザ端末5との間に通信セッションを確立したい機器が中継サーバ3にログインしていない場合には、中継サーバ3は、当該機器に対してログインを促し、当該機器がログイン後に通信セッションを確立する。
つまり、接続要求がなかった機器は、中継サーバ3にログインしていなければ、その状態を維持する。このようにして、中継サーバ3は、ログインさせておく機器の数を必要最小限とできるので、機器とユーザ端末5との間の中継処理の負荷を軽減できる。
また、ユーザ端末5との間に通信セッションを確立したい機器が中継サーバ3にログインしていない場合には、中継サーバ3は、当該機器に対してログインを促し、当該機器がログイン後に通信セッションを確立する。
つまり、接続要求がなかった機器は、中継サーバ3にログインしていなければ、その状態を維持する。このようにして、中継サーバ3は、ログインさせておく機器の数を必要最小限とできるので、機器とユーザ端末5との間の中継処理の負荷を軽減できる。
また、上記のステップS43〜S44を実行して、接続要求のあった機器を中継サーバ3にログインさせるログイン要求信号をゲートウェイ装置に送信することで、中継サーバ3は、ゲートウェイ装置に対して、当該ゲートウェイ装置に接続された機器のログインの催促機能を担当させることができる。
上記のステップS41〜S48を実行後、ユーザ端末5と自動倉庫システム1のカメラCA1とは、ステップS41〜S48の実行により確立した通信セッションを用いて、互いに通信可能となる。
(6−4−3)ゲートウェイ装置間の通信セッション確立処理
以下、ゲートウェイ装置間の通信セッションの確立処理について、図13を用いて説明する。図13は、ゲートウェイ装置間の通信セッションの確立処理を示すフローチャートである。
以下では、保守拠点2の第2ゲートウェイ装置23から、自動倉庫システム1の第1ゲートウェイ装置19に対して接続要求があった場合において、第1ゲートウェイ装置19と第2ゲートウェイ装置23との間で通信セッションを確立する場合を例にとって、ゲートウェイ装置間の通信セッションの確立処理を説明する。
以下、ゲートウェイ装置間の通信セッションの確立処理について、図13を用いて説明する。図13は、ゲートウェイ装置間の通信セッションの確立処理を示すフローチャートである。
以下では、保守拠点2の第2ゲートウェイ装置23から、自動倉庫システム1の第1ゲートウェイ装置19に対して接続要求があった場合において、第1ゲートウェイ装置19と第2ゲートウェイ装置23との間で通信セッションを確立する場合を例にとって、ゲートウェイ装置間の通信セッションの確立処理を説明する。
例えば、保守端末21aにて、自動倉庫システム1の保守アプリケーションが実行され、当該保守アプリケーションから第2ゲートウェイ装置23に、自動倉庫システム1のゲートウェイ装置への接続要求がされる。
その後、ステップS51において、第2ゲートウェイ装置23は、中継サーバ3に対して、第2ゲートウェイ装置23が接続可能な他のゲートウェイ装置のデバイスリストの送信要求を送信する。当該送信要求には、どのゲートウェイ装置からの送信要求であるかを示すために、第2ゲートウェイ装置23の「vpn001」とのユーザIDが情報として含まれる。
その後、ステップS51において、第2ゲートウェイ装置23は、中継サーバ3に対して、第2ゲートウェイ装置23が接続可能な他のゲートウェイ装置のデバイスリストの送信要求を送信する。当該送信要求には、どのゲートウェイ装置からの送信要求であるかを示すために、第2ゲートウェイ装置23の「vpn001」とのユーザIDが情報として含まれる。
上記送信要求を受信した中継サーバ3は、ステップS52において、上記のステップS21〜25によりデバイスリストの送信処理を実行して、第2ゲートウェイ装置23のためのデバイスリストを作成し、第2ゲートウェイ装置23に送信する。
第2ゲートウェイ装置23からのデバイスリストの送信要求に対して、中継サーバ3は、図10Bに示すようなデバイスリストを作成し送信する。
第2ゲートウェイ装置23からのデバイスリストの送信要求に対して、中継サーバ3は、図10Bに示すようなデバイスリストを作成し送信する。
デバイスリストを受信した第2ゲートウェイ装置23は、ステップS53において、当該デバイスリストを保守端末21aに転送する。これにより、保守端末21aにおいて、第2ゲートウェイ装置23が接続可能な他のゲートウェイ装置のリストが表示される。
保守端末21aのユーザが、デバイスリストから「vpn005」とのユーザIDを接続先として選択すると、ステップS54において、当該保守端末21aは、第2ゲートウェイ装置23に対して、「vpn005」とのユーザIDを情報に含んだ接続要求を送信する。
保守端末21aのユーザが、デバイスリストから「vpn005」とのユーザIDを接続先として選択すると、ステップS54において、当該保守端末21aは、第2ゲートウェイ装置23に対して、「vpn005」とのユーザIDを情報に含んだ接続要求を送信する。
上記接続要求を受信した第2ゲートウェイ装置23は、ステップS55において、当該接続要求を中継サーバ3に送信する。
この接続要求を受信した中継サーバ3は、ステップS56において、接続要求先の「vpn005」とのユーザIDから第1ゲートウェイ装置19を特定し、当該接続要求を第1ゲートウェイ装置19に送信する。
この接続要求を受信した中継サーバ3は、ステップS56において、接続要求先の「vpn005」とのユーザIDから第1ゲートウェイ装置19を特定し、当該接続要求を第1ゲートウェイ装置19に送信する。
上記の接続要求を受信した第1ゲートウェイ装置19は、ステップS57において、当該接続要求を受け入れるか否かを決定する。接続要求を受け入れないと決定した場合(ステップS57において「No」の場合)、第1ゲートウェイ装置19と第2ゲートウェイ装置23との間に通信セッションを確立することなく、通信セッションの確立処理は終了する。
一方、接続要求を受け入れると決定した場合(ステップS57において「Yes」の場合)、ステップS58において、第1ゲートウェイ装置19は、接続要求を受け入れる旨の通知を、第2ゲートウェイ装置23に送信する。
一方、接続要求を受け入れると決定した場合(ステップS57において「Yes」の場合)、ステップS58において、第1ゲートウェイ装置19は、接続要求を受け入れる旨の通知を、第2ゲートウェイ装置23に送信する。
上記通知を受信した第2ゲートウェイ装置23は、ステップS59において、第1ゲートウェイ装置19との間で通信セッション(例えば、VPN(Virtual Private Network)セッション)を確立する処理を実行する。
具体的には、まず、第1ゲートウェイ装置19と第2ゲートウェイ装置23は、互いが有する第1機器リストEL1と第2機器リストEL2を交換する。これにより、第1ゲートウェイ装置19と第2ゲートウェイ装置23は、共に、第1機器リストEL1と第2機器リストEL2を有することとなる。
その後、第1ゲートウェイ装置19と第2ゲートウェイ装置23との間の通信セッションが確立される。
具体的には、まず、第1ゲートウェイ装置19と第2ゲートウェイ装置23は、互いが有する第1機器リストEL1と第2機器リストEL2を交換する。これにより、第1ゲートウェイ装置19と第2ゲートウェイ装置23は、共に、第1機器リストEL1と第2機器リストEL2を有することとなる。
その後、第1ゲートウェイ装置19と第2ゲートウェイ装置23との間の通信セッションが確立される。
上記のように第1ゲートウェイ装置19と第2ゲートウェイ装置23との間で通信セッションを確立することにより、保守端末21aは、第2ゲートウェイ装置23と第1ゲートウェイ装置19とを介して、第1ゲートウェイ装置19に接続された全ての機器にアクセスできる。
すなわち、保守端末21aは、自動倉庫システム1のカメラCA1〜CA4及びセンサSEだけでなく、第1外部記憶装置13a、第2外部記憶装置13b、搬送管理サーバ15、及び、情報管理サーバ17へもアクセスできる。
さらに言い換えると、中継サーバ3へログインできない保守端末21aが、自動倉庫システム1の中継サーバ3へログイン可能な機器だけでなく、中継サーバ3へログインできない機器にもアクセスできる。
さらに言い換えると、中継サーバ3へログインできない保守端末21aが、自動倉庫システム1の中継サーバ3へログイン可能な機器だけでなく、中継サーバ3へログインできない機器にもアクセスできる。
また、第1ゲートウェイ装置19と第2ゲートウェイ装置23との間に通信セッションを確立後、保守端末21a及び自動倉庫システム1の各機器は、交換した第1機器リストEL1及び第2機器リストEL2のアドレス記録部分R2に記録されているIPアドレスを用いて、互いに通信できる。
例えば、保守端末21aは、「192.168.0.21」とのIPアドレスを用いて第2ゲートウェイ装置23と通信することで、第1外部記憶装置13aにアクセスできる。
一方、例えば、第1外部記憶装置13aは、「172.28.0.2」とのIPアドレスをデータの宛先として第1ゲートウェイ装置19と通信することで、当該データを保守端末21aに送信できる。
例えば、保守端末21aは、「192.168.0.21」とのIPアドレスを用いて第2ゲートウェイ装置23と通信することで、第1外部記憶装置13aにアクセスできる。
一方、例えば、第1外部記憶装置13aは、「172.28.0.2」とのIPアドレスをデータの宛先として第1ゲートウェイ装置19と通信することで、当該データを保守端末21aに送信できる。
(6−5)中継サーバにおけるその他の制御処理
(6−5−1)その他の制御処理の概略
以下、ログイン処理、デバイスリストの送信処理、通信セッションの確立処理以外の、中継サーバ3にて実行されるその他の制御処理について説明する。
本実施形態において、中継サーバ3は、その他の制御処理として、(i)通信セッションを通じたデータ送受信の中継、(ii)確立した通信セッションが接続状態となっているか否かの監視、(iii)ユーザ端末5等からログアウト要求があったときのログアウト処理、及び、(iv)各ゲートウェイ装置の機器リストの更新の監視を、保持している通信セッションにおいて各機器からなされた要求に応じて実行する。
以下、上記の各処理について詳細に説明する。
(6−5−1)その他の制御処理の概略
以下、ログイン処理、デバイスリストの送信処理、通信セッションの確立処理以外の、中継サーバ3にて実行されるその他の制御処理について説明する。
本実施形態において、中継サーバ3は、その他の制御処理として、(i)通信セッションを通じたデータ送受信の中継、(ii)確立した通信セッションが接続状態となっているか否かの監視、(iii)ユーザ端末5等からログアウト要求があったときのログアウト処理、及び、(iv)各ゲートウェイ装置の機器リストの更新の監視を、保持している通信セッションにおいて各機器からなされた要求に応じて実行する。
以下、上記の各処理について詳細に説明する。
(6−5−2)通信セッションを通じたデータ送受信の中継処理
最初に、通信セッションを通じたデータの送受信を中継する処理について、図14を用いて説明する。図14は、通信セッションを通じたデータの送受信の中継処理を示すフローチャートである。
以下においては、自動倉庫システム1のカメラCA1から「service001」とのユーザIDにてログインしているユーザ端末5へデータ送信を実行する場合を例にとって説明する。
また、本実施形態において、通信セッションが確立されたユーザ端末5及びカメラCA1は、通信の宛先としてユーザID又はサブIDを用いて、互いに通信するものとする。
最初に、通信セッションを通じたデータの送受信を中継する処理について、図14を用いて説明する。図14は、通信セッションを通じたデータの送受信の中継処理を示すフローチャートである。
以下においては、自動倉庫システム1のカメラCA1から「service001」とのユーザIDにてログインしているユーザ端末5へデータ送信を実行する場合を例にとって説明する。
また、本実施形態において、通信セッションが確立されたユーザ端末5及びカメラCA1は、通信の宛先としてユーザID又はサブIDを用いて、互いに通信するものとする。
ステップS61において、カメラCA1から「service001」とのユーザIDを宛先としたデータ送信の要求が中継サーバ3にされた場合(ステップS61において「Yes」の場合)、中継サーバ3は、ステップS62において、ログイン情報LIのユーザID記録部分R6及び/又は機器リストのサブID記録部分R3を参照し、「service001」とのユーザID又はサブIDから、データの送信先の機器を特定する。
上記の場合、中継サーバ3は、「service001」とのユーザIDから、データの送信先であるユーザ端末5を特定する。
上記の場合、中継サーバ3は、「service001」とのユーザIDから、データの送信先であるユーザ端末5を特定する。
その後、ステップS63において、中継サーバ3は、当該データの送信先であるユーザ端末5の接続状態を確認する。
具体的には、ログイン情報LIのログイン状態記録部分R11を参照し、ログイン状態記録部分R11の「service001」とのユーザIDに対応する行の記載が「NG」となっている場合(ステップS63において「No」の場合)、すなわち、「service001」とのユーザIDを用いて中継サーバ3にログインされていない場合、ステップS64において、中継サーバ3は、データを当該ユーザ端末5に送信できないとして、送信元であるカメラCA1にエラーを通知する。
一方、上記のログイン状態記録部分R11の記載が「OK」となっている場合(ステップS63において「Yes」の場合)、ステップS65において、中継サーバ3は、宛先であるユーザ端末5に、カメラCA1からのデータを送信する。
具体的には、ログイン情報LIのログイン状態記録部分R11を参照し、ログイン状態記録部分R11の「service001」とのユーザIDに対応する行の記載が「NG」となっている場合(ステップS63において「No」の場合)、すなわち、「service001」とのユーザIDを用いて中継サーバ3にログインされていない場合、ステップS64において、中継サーバ3は、データを当該ユーザ端末5に送信できないとして、送信元であるカメラCA1にエラーを通知する。
一方、上記のログイン状態記録部分R11の記載が「OK」となっている場合(ステップS63において「Yes」の場合)、ステップS65において、中継サーバ3は、宛先であるユーザ端末5に、カメラCA1からのデータを送信する。
上記のステップS61〜S65を実行することにより、データの送信宛先を中継サーバ3にログインするためのユーザID又はサブIDとして、ユーザ端末5間、ユーザ端末5と自動倉庫システム1のカメラ及び/又はセンサとの間でデータの送受信が可能となる。
(6−5−3)通信セッションの監視処理
次に、通信セッションの接続状態を監視する処理について、図15を用いて説明する。図15は、通信セッションの監視処理を示すフローチャートである。
ステップS71において、通信セッションの監視を開始する中継サーバ3は、まず、通信セッションが「アクティブ」状態であるか否かを判定する。通信セッションが「アクティブ」であるとは、通信セッションを確立した機器間が通信可能であることを意味する。
例えば、中継サーバ3に通信セッションを確立したユーザ端末5、ゲートウェイ装置などに対して、定期的に接続確認の信号を送信し、当該信号に対して応答があればアクティブ状態であると判定する。
次に、通信セッションの接続状態を監視する処理について、図15を用いて説明する。図15は、通信セッションの監視処理を示すフローチャートである。
ステップS71において、通信セッションの監視を開始する中継サーバ3は、まず、通信セッションが「アクティブ」状態であるか否かを判定する。通信セッションが「アクティブ」であるとは、通信セッションを確立した機器間が通信可能であることを意味する。
例えば、中継サーバ3に通信セッションを確立したユーザ端末5、ゲートウェイ装置などに対して、定期的に接続確認の信号を送信し、当該信号に対して応答があればアクティブ状態であると判定する。
監視対象の通信セッションがアクティブでない、すなわち、上記の接続確認の信号に対して応答がないと判定した場合(ステップS71において「No」の場合)、ステップS72において、中継サーバ3は、接続監視タイマーを加算する。具体的には、中継サーバ3は、接続監視タイマーに1を加算する。その後、通信セッションの監視処理は、ステップS74に進む。
このように、接続監視タイマーは、監視対象の通信セッションのいずれかの機器が接続確認の信号に応答しなかった回数として定義される。この接続確認の信号は、特定の時間間隔を空けて出力されるものであるので、接続監視タイマーは、監視対象の通信セッションがアクティブでない状態が継続している時間に対応するものである。
このように、接続監視タイマーは、監視対象の通信セッションのいずれかの機器が接続確認の信号に応答しなかった回数として定義される。この接続確認の信号は、特定の時間間隔を空けて出力されるものであるので、接続監視タイマーは、監視対象の通信セッションがアクティブでない状態が継続している時間に対応するものである。
一方、監視対象の通信セッションがアクティブであると判定された場合(ステップS71において「Yes」の場合)、ステップS73において、中継サーバ3は、当該監視対象の通信セッションについての接続監視タイマーをリセットし(接続監視タイマーの値を0とし)、通信セッションの監視を継続する。
通信セッションがアクティブ状態でないと判定後、ステップS74において、中継サーバ3は、監視対象の通信セッションが所定の時間以上アクティブ状態となっていないか否かを判定する。以後、通信セッションが所定の時間以上アクティブ状態となっていないことを、「通信セッションがタイムアウトした」と呼ぶことにする。
中継サーバ3は、通信セッションがタイムアウトしたか否かを、接続監視タイマーの値に基づいて判定する。
具体的には、中継サーバ3は、接続監視タイマーが所定の値よりも小さい場合には、監視対象の通信セッションがタイムアウトしていないと判定する。この場合(ステップS74において「No」の場合)、中継サーバ3は、当該通信セッションの接続を維持し、当該通信セッションの監視を継続する。
一方、中継サーバ3は、接続監視タイマーが所定の値以上である場合には、監視対象の通信セッションがタイムアウトしていると判定する。この場合(ステップS74において「Yes」の場合)、中継サーバ3は、ステップS75において、タイムアウトした通信セッションを切断する処理を実行する。
具体的には、中継サーバ3は、接続監視タイマーが所定の値よりも小さい場合には、監視対象の通信セッションがタイムアウトしていないと判定する。この場合(ステップS74において「No」の場合)、中継サーバ3は、当該通信セッションの接続を維持し、当該通信セッションの監視を継続する。
一方、中継サーバ3は、接続監視タイマーが所定の値以上である場合には、監視対象の通信セッションがタイムアウトしていると判定する。この場合(ステップS74において「Yes」の場合)、中継サーバ3は、ステップS75において、タイムアウトした通信セッションを切断する処理を実行する。
以下、ステップS75におけるタイムアウトした通信セッションを切断する処理について説明する。以下では、ユーザ端末5とカメラCA1との間に確立された通信セッションにおいて、ユーザ端末5が中継サーバ3からログアウトしたため、当該通信セッションがタイムアウトした場合を例にとって説明する。
まず、中継サーバ3が、カメラCA1と他のユーザ端末5等との間で確立されたアクティブ状態である通信セッションが存在するかを判定する。
次に、カメラCA1と他のユーザ端末5等との間にアクティブな通信セッションが存在していなければ、中継サーバ3が、当該カメラCA1に対して中継サーバ3からログアウトする指令を送信する。当該指令を受信したカメラCA1は、中継サーバ3からログアウトする。
まず、中継サーバ3が、カメラCA1と他のユーザ端末5等との間で確立されたアクティブ状態である通信セッションが存在するかを判定する。
次に、カメラCA1と他のユーザ端末5等との間にアクティブな通信セッションが存在していなければ、中継サーバ3が、当該カメラCA1に対して中継サーバ3からログアウトする指令を送信する。当該指令を受信したカメラCA1は、中継サーバ3からログアウトする。
このようにして、中継サーバ3は、タイムアウトした通信セッションに含まれるユーザ端末5及び/又は機器を無駄にログイン状態のままにすることを回避できる。その結果、中継サーバ3における通信の中継処理に対する処理負担を軽減できる。
その後、中継サーバ3は、ステップS76において、ログアウトさせたユーザ端末5及び/又は機器に対応するログイン状態記録部分R11に「NG」を記録して、ログイン情報LIを更新する。
上記のステップS75〜S76を実行して監視対象であった通信セッションを切断後、ステップS77において、中継サーバ3は、切断した通信セッションを確立していたユーザ端末5中に、ユーザタイプが「videoChat」であるユーザIDにてログインしていたユーザ端末5が存在していたか否かを判定する。
ユーザタイプが「videoChat」であるユーザIDにてログインしていたユーザ端末5が存在していたと判定した場合(ステップS77において「Yes」の場合)、ステップS78において、中継サーバ3は、ビデオチャットクライアントを実行中のユーザ端末5に、当該ログアウトしたユーザIDに対してビデオチャットの参加を呼びかけることができなくなった旨を通知する。
これにより、ビデオチャットクライアントであるユーザ端末5は、例えば、ビデオチャットアプリケーション上にて、参加可能であったユーザがビデオチャットから抜けたことを表示できる。
これにより、ビデオチャットクライアントであるユーザ端末5は、例えば、ビデオチャットアプリケーション上にて、参加可能であったユーザがビデオチャットから抜けたことを表示できる。
一方、ユーザタイプが「videoChat」であるユーザIDにてログインしていたユーザ端末5が存在していなかったと判定した場合(ステップS77において「No」の場合)、中継サーバ3は、接続状態の更新を通知することなく、切断した通信セッションの監視処理を終了する。
(6−5−4)ログアウト処理
以下、ユーザ端末5等からのログアウト要求に応じて、当該ユーザ端末5等を中継サーバ3からログアウトさせる処理について、図16を用いて説明する。図16は、ログアウト処理を示すフローチャートである。
図16のステップS81において、ユーザ端末5又は自動倉庫システム1の機器からログアウト要求を受信すると、中継サーバ3は、ステップS82において、当該要求があったユーザ端末5又は機器をログアウトさせる処理を実行する。
以下、ユーザ端末5等からのログアウト要求に応じて、当該ユーザ端末5等を中継サーバ3からログアウトさせる処理について、図16を用いて説明する。図16は、ログアウト処理を示すフローチャートである。
図16のステップS81において、ユーザ端末5又は自動倉庫システム1の機器からログアウト要求を受信すると、中継サーバ3は、ステップS82において、当該要求があったユーザ端末5又は機器をログアウトさせる処理を実行する。
ユーザ端末5又は機器をログアウトさせた後、ステップS83において、中継サーバ3は、当該ログアウトさせたユーザ端末5又は機器に対応するログイン状態記録部分R11の記載を「NG」と変更して、ログイン情報LIを更新する。
その後、ステップS84において、中継サーバ3は、ログアウトさせたユーザ端末5に、ユーザタイプが「videoChat」であるユーザIDにてログインしていたユーザ端末5が存在していたか否かを判定する。
ユーザタイプが「videoChat」であるユーザIDにてログインしていたユーザ端末5が存在していたと判定した場合(ステップS84において「Yes」の場合)、ステップS85において、中継サーバ3は、ビデオチャットクライアントを実行中のユーザ端末5に、当該ログアウトしたユーザIDに対してビデオチャットの参加を呼びかけることができなくなった旨を通知する。
これにより、ビデオチャットクライアントであるユーザ端末5は、例えば、ビデオチャットアプリケーション上にて、参加可能であったユーザがビデオチャットから抜けたことを表示できる。
これにより、ビデオチャットクライアントであるユーザ端末5は、例えば、ビデオチャットアプリケーション上にて、参加可能であったユーザがビデオチャットから抜けたことを表示できる。
一方、ユーザタイプが「videoChat」であるユーザIDにてログインしていたユーザ端末5が存在していなかったと判定した場合(ステップS84において「No」の場合)、中継サーバ3は、接続状態の更新を通知することなく、ログアウト処理を終了する。
(6−5−5)ログイン可能機器リストの更新処理
以下、ゲートウェイ装置が有する機器リストに更新があったときの中継サーバ3側での処理について、図17を用いて説明する。図17は、ログイン可能機器リストの更新処理を示すフローチャートである。
自動倉庫システム1のゲートウェイ装置のいずれかから、中継サーバ3にログイン可能な機器の接続状態が変化した旨の通知があった場合(ステップS91において「Yes」の場合)、ステップS92において、中継サーバ3は、記憶装置35に記憶しているログイン可能機器リストEL3を更新する。
具体的には、中継サーバ3は、ログイン可能機器リストEL3において、接続状態が変化した機器のサブIDに対応する状態記録部分R4’の行の記載を「OK」から「NG」へ、又はその逆に書き換える。
以下、ゲートウェイ装置が有する機器リストに更新があったときの中継サーバ3側での処理について、図17を用いて説明する。図17は、ログイン可能機器リストの更新処理を示すフローチャートである。
自動倉庫システム1のゲートウェイ装置のいずれかから、中継サーバ3にログイン可能な機器の接続状態が変化した旨の通知があった場合(ステップS91において「Yes」の場合)、ステップS92において、中継サーバ3は、記憶装置35に記憶しているログイン可能機器リストEL3を更新する。
具体的には、中継サーバ3は、ログイン可能機器リストEL3において、接続状態が変化した機器のサブIDに対応する状態記録部分R4’の行の記載を「OK」から「NG」へ、又はその逆に書き換える。
また、例えば、新たな自動倉庫システム1が追加された、自動倉庫システム1において新たなゲートウェイ装置が追加された、及び/又は、既存の自動倉庫システム1においてカメラCA/センサSEなどの中継サーバ3にログイン可能な機器が除去及び/又は追加された場合などには、ステップS91において、上記通知とともに、新たなログイン可能機器リストEL3がゲートウェイ装置にて作成され送信されてくる。
その後、ステップS92において、中継サーバ3は、当該新たなログイン可能機器リストEL3を記憶装置35に記憶するとともに、更新のあった機器リストに対応するように、ログイン情報LIを更新する 。
これにより、自動倉庫システム1におけるカメラ及び又はセンサ等の追加又は除去等をログイン情報LIにも反映できる。
その後、ステップS92において、中継サーバ3は、当該新たなログイン可能機器リストEL3を記憶装置35に記憶するとともに、更新のあった機器リストに対応するように、ログイン情報LIを更新する 。
これにより、自動倉庫システム1におけるカメラ及び又はセンサ等の追加又は除去等をログイン情報LIにも反映できる。
ログイン可能機器リストEL3及びログイン情報LIを更新後、ステップS93において、中継サーバ3は、ユーザID及び/又はサブIDのログイン情報LIへの登録状態に変化があった場合には、新たなデバイスリストを作成し、ユーザタイプが「videoChat」であるユーザID(すなわち、ユーザ端末5)、及び/又は、ユーザタイプが「gateway」であるユーザID(すなわち、ゲートウェイ装置)に送信する。
上記の「ユーザID及び/又はサブIDのログイン情報LIへの登録状態に変化があった場合」とは、例えば、通信システム100におけるゲートウェイ装置及び/又はカメラ/センサの設置数に増減があったためにログイン情報LIに記録されているユーザID及び/又はサブIDの数が増減した場合、及び/又は、ログイン情報LIに記録されているユーザID及び/又はサブIDの記載内容が変化した場合、などである。
上記の「ユーザID及び/又はサブIDのログイン情報LIへの登録状態に変化があった場合」とは、例えば、通信システム100におけるゲートウェイ装置及び/又はカメラ/センサの設置数に増減があったためにログイン情報LIに記録されているユーザID及び/又はサブIDの数が増減した場合、及び/又は、ログイン情報LIに記録されているユーザID及び/又はサブIDの記載内容が変化した場合、などである。
具体的には、例えば、通信システム100におけるゲートウェイ装置の設置数に増減があった場合、ゲートウェイ装置に設定されていたユーザIDに変更があった場合などには、ユーザタイプが「gateway」であるユーザIDを含む新たなデバイスリストが作成され、中継サーバ3にログイン中のゲートウェイ装置に送信される。
一方、例えば、自動倉庫システム1のカメラ及び/又はセンサの設置数に増減があった場合、カメラ及び/又はセンサに設定されていたサブIDに変更があった場合などには、ユーザタイプが「videoChat」であるユーザID、サブタイプが「camera」であるサブID、及びサブタイプが「sensor」であるサブIDを含む新たなデバイスリストが作成され、中継サーバ3にログイン中のユーザ端末5に送信される。
一方、例えば、自動倉庫システム1のカメラ及び/又はセンサの設置数に増減があった場合、カメラ及び/又はセンサに設定されていたサブIDに変更があった場合などには、ユーザタイプが「videoChat」であるユーザID、サブタイプが「camera」であるサブID、及びサブタイプが「sensor」であるサブIDを含む新たなデバイスリストが作成され、中継サーバ3にログイン中のユーザ端末5に送信される。
上記のステップS93を実行することにより、中継サーバ3にログイン中のユーザ端末5を使用するユーザ、及び/又は、保守端末21a、21bを使用するユーザは、通信できるカメラ、センサ、ゲートウェイ装置に変化(増減など)があったことを知ることができる。
2.実施形態の共通事項
上記第1実施形態は、下記の構成及び機能を有している。
中継サーバ3(中継サーバの一例)は、ネットワークインタフェース34(ネットワークインタフェースの一例)と、記憶装置35(記憶装置の一例)と、制御部(制御部の一例)と、を備える。ネットワークインタフェース34は、ユーザ端末5(ユーザ端末の一例)及びカメラ及び/又はセンサなどの機器(接続対象機器の一例)との通信を行う。記憶装置35は、ログイン情報LI(ログイン情報の一例)を記憶する。ログイン情報LIは、ユーザIDと、ユーザIDが属するグループ(ユーザ種別の一例)と、サブID(機器IDの一例)と、を関連付けて記憶した情報である。
上記第1実施形態は、下記の構成及び機能を有している。
中継サーバ3(中継サーバの一例)は、ネットワークインタフェース34(ネットワークインタフェースの一例)と、記憶装置35(記憶装置の一例)と、制御部(制御部の一例)と、を備える。ネットワークインタフェース34は、ユーザ端末5(ユーザ端末の一例)及びカメラ及び/又はセンサなどの機器(接続対象機器の一例)との通信を行う。記憶装置35は、ログイン情報LI(ログイン情報の一例)を記憶する。ログイン情報LIは、ユーザIDと、ユーザIDが属するグループ(ユーザ種別の一例)と、サブID(機器IDの一例)と、を関連付けて記憶した情報である。
制御部は、ユーザ端末5がログインしたときに、当該ログイン時に用いられたユーザIDが属するグループと、当該グループに属するサブIDとを、ログイン情報LIを用いて特定し、特定したサブIDのデバイスリスト(機器IDのリストの一例)を、当該ログインしているユーザ端末5に送信する。
また、ユーザ端末5からサブIDを含む接続要求(機器IDの選択の一例)を受信したときに、制御部は、ユーザ端末5にて選択されたサブIDを用いて接続要求先の機器がログイン中の場合には、ログイン中の当該機器と、ログイン中のユーザ端末5と、の間で通信セッションを確立させる。一方、ユーザ端末5にて選択されたサブIDを用いて接続要求先の機器がログインしていない場合には、制御部は、当該機器に対してログインを促し、当該機器がログイン後、ログイン中のユーザ端末5との間で通信セッションを確立させる。
中継サーバ3においては、ユーザ端末5と機器との間の通信の中継を開始する際に、ユーザ端末5に対して、ユーザ端末5と通信可能な機器のサブIDのリスト(デバイスリスト)を送信する。これにより、ユーザ端末を使用中ユーザは、表示された上記のサブIDを選択することにより、無関係又は不適切な機器とユーザ端末5とを接続することがなくなる。すなわち、中継サーバ3は、機器とユーザ端末5との間の通信を適切に中継できる。
また、中継サーバ3において、制御部は、サブIDが選択された場合、すなわち、ユーザ端末5を用いて所定の機器と通信したい旨の要求があった場合にのみ、機器とユーザ端末5との間に通信セッションを確立する。
一方、通信セッションを確立したい機器が中継サーバ3にログインしていない場合に、制御部は、当該機器に対してログインを促し、当該機器がログイン後に、当該機器とユーザ端末5との間に通信セッションを確立する。
このようにして、中継サーバ3は、ログインさせておく機器の数を必要最小限とできるので、中継サーバ3における中継処理の負荷を軽減できる。
一方、通信セッションを確立したい機器が中継サーバ3にログインしていない場合に、制御部は、当該機器に対してログインを促し、当該機器がログイン後に、当該機器とユーザ端末5との間に通信セッションを確立する。
このようにして、中継サーバ3は、ログインさせておく機器の数を必要最小限とできるので、中継サーバ3における中継処理の負荷を軽減できる。
3.他の実施形態
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
上記の第1実施形態においてフローチャートなどを用いて説明した各処理において、各ステップの処理の内容、各ステップの順番、などは、発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更できる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
上記の第1実施形態においてフローチャートなどを用いて説明した各処理において、各ステップの処理の内容、各ステップの順番、などは、発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更できる。
(A)1つの自動倉庫システム1に対して2以上のゲートウェイ装置が設けられてもよい。ゲートウェイ装置の数は、例えば、自動倉庫システム1に設けられるカメラ及び/又はセンサの数、自動倉庫システム1の管理サーバの数、などに応じた任意の数とできる。
(B)例えば、ファイヤーウォールの設定上ゲートウェイ装置同士で通信ができない場合などに、これら2つのゲートウェイ装置間の通信セッションを、中継サーバ3を介して確立してもよい。この場合、中継サーバ3は、当該2つのゲートウェイ装置に対して、上記のステップS61〜S65を実行して、当該2つのゲートウェイ装置間のデータの送受信を中継してもよい。
(C)サブIDを含むデバイスリストには、当該サブIDに対応するカメラ及び/又はセンサがゲートウェイ装置と通信可能な状態にあるか否かの情報が含まれていてもよい。
これにより、ゲートウェイ装置と通信可能となっていない機器をデバイスリスト上で確認可能となる。
これにより、ゲートウェイ装置と通信可能となっていない機器をデバイスリスト上で確認可能となる。
4.付記事項
ユーザ端末と、接続対象機器を接続するゲートウェイ装置と、前記ユーザ端末と前記接続対象機器との間の通信を中継する中継サーバと、を備える通信システムであって、
前記中継サーバは、
前記ユーザ端末及び前記接続対象機器との通信を行うネットワークインタフェースと、
ユーザIDと、前記ユーザIDが属するユーザ種別と、前記ユーザ種別に属する前記接続対象機器の機器IDと、を互いに関連付けて記憶したログイン情報を記憶する記憶装置と、
前記ユーザ端末がログインしたときに、当該ログイン時に用いられた前記ユーザIDが属する前記ユーザ種別と、当該ユーザ種別に属する前記機器IDとを、前記ログイン情報を用いて特定し、
特定した前記機器IDのリストをログイン中の前記ユーザ端末に送信し、
前記ユーザ端末から前記機器IDの選択を受信したとき、前記ユーザ端末にて選択された機器IDを用いて前記接続対象機器がログインしている場合には、ログイン中の当該接続対象機器とログイン中の当該ユーザ端末との間で通信セッションを確立させ、
前記ユーザ端末にて選択された機器IDを用いて前記接続対象機器がログインしていない場合には、前記ゲートウェイ装置に対して当該接続対象機器のログインを促す信号を送信するよう指令し、当該接続対象機器がログイン後、ログイン中の前記ユーザ端末との間で通信セッションを確立させる、
処理を実行する制御部と、
を有する、
通信システム。
ユーザ端末と、接続対象機器を接続するゲートウェイ装置と、前記ユーザ端末と前記接続対象機器との間の通信を中継する中継サーバと、を備える通信システムであって、
前記中継サーバは、
前記ユーザ端末及び前記接続対象機器との通信を行うネットワークインタフェースと、
ユーザIDと、前記ユーザIDが属するユーザ種別と、前記ユーザ種別に属する前記接続対象機器の機器IDと、を互いに関連付けて記憶したログイン情報を記憶する記憶装置と、
前記ユーザ端末がログインしたときに、当該ログイン時に用いられた前記ユーザIDが属する前記ユーザ種別と、当該ユーザ種別に属する前記機器IDとを、前記ログイン情報を用いて特定し、
特定した前記機器IDのリストをログイン中の前記ユーザ端末に送信し、
前記ユーザ端末から前記機器IDの選択を受信したとき、前記ユーザ端末にて選択された機器IDを用いて前記接続対象機器がログインしている場合には、ログイン中の当該接続対象機器とログイン中の当該ユーザ端末との間で通信セッションを確立させ、
前記ユーザ端末にて選択された機器IDを用いて前記接続対象機器がログインしていない場合には、前記ゲートウェイ装置に対して当該接続対象機器のログインを促す信号を送信するよう指令し、当該接続対象機器がログイン後、ログイン中の前記ユーザ端末との間で通信セッションを確立させる、
処理を実行する制御部と、
を有する、
通信システム。
本発明は、システムに含まれる機器間の通信を中継する中継サーバに広く適用できる。
100 通信システム
1 自動倉庫システム
11 自動倉庫
13a 第1外部記憶装置
13b 第2外部記憶装置
15 搬送管理サーバ
17 情報管理サーバ
19 第1ゲートウェイ装置
CA1〜CA4カメラ
SE センサ
SH1 第1スイッチングハブ
SH2 第2スイッチングハブ
2 保守拠点
21a、21b保守端末
23 第2ゲートウェイ装置
SH3 第3スイッチングハブ
3 中継サーバ
31 プロセッサ
32 RAM
33 ROM
34 ネットワークインタフェース
35 記憶装置
36 ディスプレイ
37 入力インターフェース
5 ユーザ端末
EL1 第1機器リスト
EL2 第2機器リスト
R1 機器名記録部分
R2 アドレス記録部分
R3 サブID記録部分
R4 サブタイプ記録部分
R5 状態記録部分
EL3 ログイン可能機器リスト
R1’ 機器名記録部分
R2’ サブID記録部分
R3’ サブタイプ記録部分
R4’ 状態記録部分
LI ログイン情報
R6 ユーザID記録部分
R7 ユーザタイプ記録部分
R8 グループ記録部分
R9 サブID記録部分
R10 サブタイプ記録部分
R11 ログイン状態記録部分
1 自動倉庫システム
11 自動倉庫
13a 第1外部記憶装置
13b 第2外部記憶装置
15 搬送管理サーバ
17 情報管理サーバ
19 第1ゲートウェイ装置
CA1〜CA4カメラ
SE センサ
SH1 第1スイッチングハブ
SH2 第2スイッチングハブ
2 保守拠点
21a、21b保守端末
23 第2ゲートウェイ装置
SH3 第3スイッチングハブ
3 中継サーバ
31 プロセッサ
32 RAM
33 ROM
34 ネットワークインタフェース
35 記憶装置
36 ディスプレイ
37 入力インターフェース
5 ユーザ端末
EL1 第1機器リスト
EL2 第2機器リスト
R1 機器名記録部分
R2 アドレス記録部分
R3 サブID記録部分
R4 サブタイプ記録部分
R5 状態記録部分
EL3 ログイン可能機器リスト
R1’ 機器名記録部分
R2’ サブID記録部分
R3’ サブタイプ記録部分
R4’ 状態記録部分
LI ログイン情報
R6 ユーザID記録部分
R7 ユーザタイプ記録部分
R8 グループ記録部分
R9 サブID記録部分
R10 サブタイプ記録部分
R11 ログイン状態記録部分
Claims (3)
- ユーザ端末及び接続対象機器との通信を行うネットワークインタフェースと、
ユーザIDと、前記ユーザIDが属するユーザ種別と、前記ユーザ種別に属する前記接続対象機器の機器IDと、を互いに関連付けて記憶したログイン情報を記憶する記憶装置と、
前記ユーザ端末がログインしたときに、当該ログイン時に用いられた前記ユーザIDが属する前記ユーザ種別と、当該ユーザ種別に属する前記機器IDとを、前記ログイン情報を用いて特定し、
特定した前記機器IDのリストをログイン中の前記ユーザ端末に送信し、
前記ユーザ端末から前記機器IDの選択を受信したとき、前記ユーザ端末にて選択された機器IDを用いて前記接続対象機器がログインしている場合には、ログイン中の当該接続対象機器とログイン中の当該ユーザ端末との間で通信セッションを確立させ、
前記ユーザ端末にて選択された機器IDを用いて前記接続対象機器がログインしていない場合には、当該接続対象機器に対してログインを促し、当該接続対象機器がログイン後、ログイン中の前記ユーザ端末との間で通信セッションを確立させる、
制御部と、
を備える中継サーバ。 - 前記制御部は、ログインしていない前記接続対象機器の機器IDがユーザ端末において選択された場合には、当該接続対象機器が接続されるゲートウェイ装置に対して、当該接続対象機器のログインを促すログイン要求信号を送信する、請求項1に記載の中継サーバ。
- 前記制御部は、前記ゲートウェイ装置に接続される前記接続対象機器に関する情報を前記ゲートウェイ装置から受信し、当該ゲートウェイ装置に接続される前記接続対象機器に変更があった場合には前記ログイン情報を更新する、請求項2に記載の中継サーバ。
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