[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2019034024A - 手術顕微鏡用スタンド装置 - Google Patents

手術顕微鏡用スタンド装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019034024A
JP2019034024A JP2017158396A JP2017158396A JP2019034024A JP 2019034024 A JP2019034024 A JP 2019034024A JP 2017158396 A JP2017158396 A JP 2017158396A JP 2017158396 A JP2017158396 A JP 2017158396A JP 2019034024 A JP2019034024 A JP 2019034024A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
transmission gear
counterweight
forearm
longitudinal direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017158396A
Other languages
English (en)
Inventor
勝之 中村
Katsuyuki Nakamura
勝之 中村
土居 正雄
Masao Doi
正雄 土居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitaka Kohki Co Ltd
Original Assignee
Mitaka Kohki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitaka Kohki Co Ltd filed Critical Mitaka Kohki Co Ltd
Priority to JP2017158396A priority Critical patent/JP2019034024A/ja
Publication of JP2019034024A publication Critical patent/JP2019034024A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Gear Transmission (AREA)

Abstract

【課題】第2カウンタウェイト位置の手動による微調整を容易に行うことができる手術顕微鏡用スタンド装置を提供する。【解決手段】第2カウンタウェイトW2の位置の微調整が必要な時には伝達ギア15を手動によりスプリング17に抗してその位置を変化させることにより、伝達ギア15を作動ギア11のみに係合した調整位置にする。伝達ギア15を手動により回転させ作動ギア11を介してネジ軸10を回転させて第2カウンタウェイトW2の位置を微調整することができる。【選択図】図10

Description

本発明は手術顕微鏡用スタンド装置に関する。
脳神経外科手術等において使用される手術顕微鏡用スタンド装置は手術顕微鏡を支持するためのものである。スタンド装置のスタンド本体はベースによりフロアに立設した状態になっている。スタンド本体には縦方向に長い平行リンク機構が回転軸において回転自在に軸支されており、その平行リンク機構の上部から前方に延長した支持アームの前端に手術顕微鏡が支持されている。平行リンク機構の下部には後方に向けて第1カウンタウェイトが設けられている。この第1カウンタウェイトは駆動モータにより横方向に移動して、前記手術顕微鏡の重量に対する回転軸を中心とした横方向での重量バランスを図っている。
前アームの下部には前アームの長手方向に沿って縦方向で移動自在な第2カウンタウェイトが設けられている。第2カウンタウェイトも駆動モータにより縦方向に移動して、手術顕微鏡の重量に対する回転軸を中心とした縦方向での重量バランスを図っている(例えば、特許文献1参照)。
特公平7−73587号公報
しかしながら、このような関連技術においては、第1カウンタウェイト及び第2カウンタウェイトを駆動モータにより移動させた後に、手術顕微鏡に関連するわずかな重量変化(ケーブルの追加等による)が生じた場合に、第1カウンタウェイト及び第2アームの位置を更に微調整したい場合がある。その微調整は移動量が小さいため駆動モータでは行えず手動により行われる。第1カウンタウェイトはスタンド装置の外部に露出しているため手動による作業が容易だが、第2カウンタウェイトは前アームの下部の比較的手を伸ばしにくい位置にあるため手動による作業が行いにくい。
本発明はこのような従来の要請に応じてなされたものであり、第2カウンタウェイト位置の手動による微調整を容易に行うことができる手術顕微鏡用スタンド装置を提供することを目的としている。
本発明の第1の技術的側面によれば、フロアに設置されたスタンド本体に対して、2本の平行な前アームと後アームを含む縦方向に長い平行リンク機構を、前アームの途中に設定された回転軸を中心に回転自在に取付け、該平行リンク機構の上部から前方へ延長した支持アームの前端に手術顕微鏡を支持し、平行リンク機構の下部から後方へ向けて手術顕微鏡の重量に対する回転軸を中心とした横方向での重量バランスを図る第1カウンタウェイトを設け、前アームの回転軸よりも下方部位に、手術顕微鏡の重量に対する回転軸を中心とした縦方向での重量バランスを図る第2カウンタウェイトを、前アームの長手方向に沿って移動自在に設けた手術顕微鏡用スタンド装置であって、前記第2カウンタウェイトは前アームの長手方向に沿って設けられたネジ軸に螺合してネジ軸の回転方向に応じて移動自在であり、ネジ軸の下端には作動ギアが一体的に固定されており、前アームの下端部には駆動モータにより正逆転方向に回転自在で且つ作動ギアとは前アームの長手方向において位置が相違した駆動ギアが設けられており、作動ギアと駆動ギアの間には、フリー回転自在で且つ前アームの長手方向に沿って移動自在な伝達ギアが設けられており、該伝達ギアは通常時は付勢手段により作動ギアと駆動ギアの両方に係合して駆動ギアの力を作動ギアに伝達可能な通常位置に保持されていると共に、必要時に付勢手段に抗して手動により長手方向での位置を変化させて作動ギアのみに係合した調整位置に保持可能で、調整位置で手動により伝達ギアを回転させて第2カウンタウェイトの位置を調整可能であることを特徴とする。
本発明の第2の技術的側面によれば、伝達ギアが支持軸に回転自在且つ支持軸に沿って移動自在に設けられ、付勢手段が伝達ギアの内部における伝達ギアと支持軸の間に設けられていることを特徴とする。
本発明の第1の技術的側面によれば、第2カウンタウェイト位置の微調整が必要な時には伝達ギアを手動により付勢手段に抗してその位置を変化させることにより、伝達ギアを作動ギアのみに係合した調整位置にすることができる。従って調整位置で伝達ギアを手動により回転させることにより作動ギアを介してネジ軸を回転させ、第2カウンタウェイト位置を微調整することができる。
本発明の第2の技術的側面によれば、付勢手段が伝達ギアの内部に収納されているため、伝達ギアの構造がコンパクトとなり、前アームの下部の狭い空間にも設置が容易である。
スタンド装置を示す斜視図。 スタンド装置を示す側面図。 前アームの下部を示す斜視図。 前アームの下部を示す正面図。 前アームの下部を示す側面図。 図5図中矢示SA−SA線に沿う断面図。 前アームの下部を矢示DA方向から見た底面図。 前アームの下部のギア構造を示す斜視図。 図7中矢示DB方向から見たギア構造を示す側面図。 伝達ギアを下げた状態を示す図9相当の側面図。 伝達ギアを示す断面図。 伝達ギアを下げた状態を示す図11相当の断面図。
本発明の好適な実施形態を図1〜図12に基づいて説明する。以上及び以下において前後左右の方向性は図1に示された通りである。
スタンド装置1のスタンド本体2は手術室のフロア上に設置されている。スタンド本体2の前方に突出した部分には、前アーム3と後アーム4を含む縦方向での平行リンク機構Lが、その前アーム3の途中部分に一体形成された回転軸3aにおいて回転自在に支持されている。
平行リンク機構Lの上部からは前方に向けて支持アーム5が延びており、この支持アーム5の先端に手術顕微鏡6が支持されている。平行リンク機構L全体が回転軸3aを中心に前後へ傾くことができ、且つ支持アーム5は前アーム3の上端を中心にして上下させることができるため、支持アーム5の先端に支持された手術顕微鏡6を任意の空中位置に移動させることができる。
平行リンク機構Lの下部には後方へ向けて第1カウンタウェイトW1が取付けられている。この第1カウンタウェイトW1は図示せぬ駆動モータにより横方向に移動して手術顕微鏡6の重量に対する回転軸3aを中心とした横方向での重量バランスを図るためのものである。駆動モータによる第1カウンタウェイトW1の移動量は図示せぬバランスセンサーからの出力により制御される。
前アーム3の下端部7には、その下端部7の下面と連続した下面を有する支持板8が突設されている。その支持板8と上方の回転軸3aの間には前アーム3の幅方向中央で長手方向に沿うレール9が形成されている。そのレール9に第2カウンタウェイトW2がスライド自在に係合している。第2カウンタウェイトW2は手術顕微鏡6の重量に対する回転軸3aを中心とした縦方向での重量バランスを図るためのものである。
支持板8と回転軸3aとの間におけるレール9の隣接位置には、レール9と同様に長手方向に延びるネジ軸10が設けられている。ネジ軸10には第2カウンタウェイトW2が螺合しており、ネジ軸10を回転させることによりその回転方向及び回転量に応じて第2カウンタウェイトW2をレール9に沿って移動させることができる。ネジ軸10の下端には支持板8から離れた状態でネジ軸10を回転させるための作動ギア11が固定されている。
作動ギア11の近くには下端部7内に駆動モータ12が設けられている。駆動モータ12の回転軸は下端部7から下方へ突出し、その先端に駆動ギア13が固定されている。駆動ギア13は前記作動ギア11よりも上側に位置している。
作動ギア11と駆動ギア13の間には支持軸14が形成され、その支持軸14に前記作動ギア11や駆動ギア13よりも厚いギア面を有する伝達ギア15が設けられている。伝達ギア15は支持軸14に対してフリー回転自在で且つ支持軸14に沿って移動自在に設けられている。また伝達ギア15の下部には手で持つためのハンドル部16が一体的に設けられている。
伝達ギア15の内部には図11及び図12に示すように付勢手段としてのスプリング17が内蔵されている。支持軸14の外面には所定長さの細径部18が途中部分に設けられている。伝達ギア15の内面にはその細径部18に沿って移動自在なリング状の凸部19が形成され、スプリング17はこの凸部19と細径部18の下端の間の空間に収納されている。
伝達ギア15はこのスプリング17により上方へ付勢され、凸部19が細径部18に上端相当位置に当接した通常位置(図9及び図11)に保持される。この通常位置で伝達ギア15は作動ギア11と駆動ギア13の両方に係合した状態となる。そしてハンドル部16を手で持って伝達ギア15をスプリング17に抗して下げると調整位置(図10及び図12)となり、伝達ギア15は作動ギア11のみに係合した状態となる。
伝達ギア15は作動ギア11と駆動ギア13の両方に係合した通常位置においては、図示せぬバランスセンサーにより制御される駆動モータ12の回転力を駆動ギア13から作動ギア11に伝達し、ネジ軸10を必要な方向に必要な回転数だけ回転させて、第2カウンタウェイトW2を前アーム3の長手方向において最適な位置に移動させる。そうすることにより縦方向での重量バランスが図られることになる。
第2カウンタウェイトW2を駆動モータ12により最適な位置に移動させた後に、手術顕微鏡6に関連するわずかな重量変化(ケーブルの追加等による)により、第2カウンタウェイトW2の位置を微調整したい場合がある。そのような微調整は回転数がわずかなため駆動モータ12では行えず手動により行われる。
すなわち伝達ギア15のハンドル部16を手で持って下に引っ張り、伝達ギア15を調整位置にする。そして伝達ギア15が作動ギア11にのみ係合した状態にして、ハンドル部16を必要な方向に必要な分だけ手動により回転させる。そうすると作動ギア11の回転に伴ってネジ軸10が回転し、第2カウンタウェイトW2をわずかに移動させる。手動による微調整を行った後は、ハンドル部16から手を離せばスプリング17の付勢力により元の通常位置に戻る。
このように伝達ギア15を下げて回すだけの作業で済むため、前アーム3の下部の狭い領域でも容易に作業を行うことができる。尚、第1カウンタウェイトW1は外側に露出しているため、第1カウンタウェイトW1による横方向での微調整は別の方法により簡単に行えるようになっている。
またこの実施形態では、スプリング17を伝達ギア15の内部に収納した構造にしたため、伝達ギア15の構造がコンパクトとなり、前アーム3の下部の狭い空間にも設置が容易である。
1 スタンド装置
2 スタンド本体
3 前アーム
3a 回転軸
5 支持アーム
6 手術顕微鏡
10 ネジ軸
11 作動ギア
12 駆動モータ
13 駆動ギア
14 支持軸
15 伝達ギア
16 ハンドル部
17 スプリング(付勢手段)
L 平行リンク機構
W1 第1カウンタウェイト
W2 第2カウンタウェイト

Claims (2)

  1. フロアに設置されたスタンド本体に対して、2本の平行な前アームと後アームを含む縦方向に長い平行リンク機構を、前アームの途中に設定された回転軸を中心に回転自在に取付け、
    該平行リンク機構の上部から前方へ延長した支持アームの前端に手術顕微鏡を支持し、平行リンク機構の下部から後方へ向けて手術顕微鏡の重量に対する回転軸を中心とした横方向での重量バランスを図る第1カウンタウェイトを設け、
    前アームの回転軸よりも下方部位に、手術顕微鏡の重量に対する回転軸を中心とした縦方向での重量バランスを図る第2カウンタウェイトを、前アームの長手方向に沿って移動自在に設けた手術顕微鏡用スタンド装置であって、
    前記第2カウンタウェイトは前アームの長手方向に沿って設けられたネジ軸に螺合してネジ軸の回転方向に応じて移動自在であり、ネジ軸の下端には作動ギアが一体的に固定されており、
    前アームの下端部には駆動モータにより正逆転方向に回転自在で且つ作動ギアとは前アームの長手方向において位置が相違した駆動ギアが設けられており、
    作動ギアと駆動ギアの間には、フリー回転自在で且つ前アームの長手方向に沿って移動自在な伝達ギアが設けられており、
    該伝達ギアは通常時は付勢手段により作動ギアと駆動ギアの両方に係合して駆動ギアの力を作動ギアに伝達可能な通常位置に保持されていると共に、必要時に付勢手段に抗して手動により長手方向での位置を変化させて作動ギアのみに係合した調整位置に保持可能で、調整位置で手動により伝達ギアを回転させて第2カウンタウェイトの位置を調整可能であることを特徴とする手術顕微鏡用スタンド装置。
  2. 伝達ギアが支持軸に回転自在且つ支持軸に沿って移動自在に設けられ、付勢手段が伝達ギアの内部における伝達ギアと支持軸の間に設けられていることを特徴とする請求項1記載の手術顕微鏡用スタンド装置。
JP2017158396A 2017-08-21 2017-08-21 手術顕微鏡用スタンド装置 Pending JP2019034024A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017158396A JP2019034024A (ja) 2017-08-21 2017-08-21 手術顕微鏡用スタンド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017158396A JP2019034024A (ja) 2017-08-21 2017-08-21 手術顕微鏡用スタンド装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019034024A true JP2019034024A (ja) 2019-03-07

Family

ID=65636160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017158396A Pending JP2019034024A (ja) 2017-08-21 2017-08-21 手術顕微鏡用スタンド装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019034024A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115399899A (zh) * 2022-09-15 2022-11-29 苏州睿视医疗科技有限公司 医用显微镜系统及其使用方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115399899A (zh) * 2022-09-15 2022-11-29 苏州睿视医疗科技有限公司 医用显微镜系统及其使用方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6506324B2 (ja) 水平多関節型ロボットとその設置反転方法
JP5135069B2 (ja) 医療用器具保持アーム装置
JP5520490B2 (ja) X線検出装置およびx線撮影装置
JP2012050622A5 (ja) 眼科装置
JP2004267774A (ja) 医療光学機器のためのスタンド装置
JP2008308082A (ja) 建設機械のコンソール高さ調整装置
JP2003195960A (ja) コントロールボックスの高低調節装置
JP4677213B2 (ja) 顕微鏡
JP2005173587A (ja) 調節可能な楽器用スタンド
JP2019034024A (ja) 手術顕微鏡用スタンド装置
JP2008253116A (ja) 柱体昇降作業装置
CA2572077A1 (fr) Dispositif de commande a distance de gouvernes d'un aeronef
KR101567330B1 (ko) 동력전달 커플링의 성능 시험장치
JP2005342056A (ja) 超音波診断装置
JP2008036283A (ja) モニタ支持装置及び超音波診断装置
JPH10164465A (ja) モニター装置
JP2011039159A (ja) 赤道儀架台
JP2002191617A (ja) 架台、特に手術顕微鏡用架台
JP2007261393A (ja) 表示パネル装置
JP2009072568A (ja) 超音波診断装置
KR101303564B1 (ko) 자동차의 변속기 노브 각도 및 위치 조절장치
JP2007334112A (ja) 平面ディスプレイのヒンジ装置
JP2001121452A (ja) 作業台
JPH07194535A (ja) 眼科装置用架台
JP5228178B2 (ja) 遊技機の可動装飾装置