JP2019032588A - Image analysis apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、人等の移動物体により混雑が生じ得る空間を撮影した画像から移動物体の動きを解析する画像解析装置に関する。 The present invention relates to an image analysis apparatus that analyzes the movement of a moving object from an image of a space in which congestion can occur due to a moving object such as a person.
画像に撮影された移動物体の動きを解析する際の基礎情報のひとつとして動きベクトルが知られている。 A motion vector is known as one of basic information for analyzing the motion of a moving object photographed in an image.
下記特許文献1には、特徴点の座標を中心とする局所領域を設定し、局所領域を分析単位とするオプティカルフロー分析を行うことで、人や配置物の動きベクトルを算出して人や配置物の動きを解析する画像監視装置が例示されている。通常、この局所領域の大きさは予め定められる。
In the following
また、下記特許文献2には、時系列画像に時空間セグメンテーションを施して生成した複数の時空間セグメントのそれぞれから動きベクトルを算出して人の動きを解析する群衆解析装置が例示されている。その際の時空間セグメンテーションは0035段落の式(1)に示された基準で時空間セグメント同士を結合させることにより行われる。当該式においては緩和項α/Nのαの値が時空間セグメント同士の結合し易さを定め、当該αは予め設定された値とされる。
このように、従来技術においては、動きベクトルの分析のために撮影画像を分割する基準(以下、分割基準)が固定的に設定されていた。 As described above, in the prior art, a reference (hereinafter referred to as a division reference) for dividing a captured image for motion vector analysis is fixedly set.
従来手法においては、画像に撮影されている空間における移動物体の混雑の度合い(以下、密度)に関わらず、常に同じ分割基準で撮影画像を局所領域に分割して動きベクトルを算出していたため、密度が変動すると移動物体の動きを解析する精度が低下することがあった。 In the conventional method, regardless of the degree of congestion (hereinafter referred to as density) of the moving object in the space where the image is captured, the captured image is always divided into local regions based on the same division criterion, and the motion vector is calculated. When the density fluctuates, the accuracy of analyzing the movement of a moving object may decrease.
すなわち、人の密度が高いほど人の像同士が密接し易く、人の密度が低いほど人の像同士は分離した状態となり易い。そのため、例えば、人の密度が低い場合は人の部位(手、頭など)程度の大きさまたは部位よりも小さな局所領域を設定することによって詳細な動きを解析することが好適である。しかし、混雑が生じて人の密度が高くなってもそのままの設定で動きを解析していると、近傍人物の部位との混同が多発して誤った動きベクトルの算出が多発してしまう。 In other words, the higher the density of people, the easier the human images are in close contact with each other, and the lower the density of people, the more likely the human images are separated. Therefore, for example, when the density of a person is low, it is preferable to analyze the detailed movement by setting a local region that is about the size of a human part (hand, head, etc.) or smaller than the part. However, even if congestion occurs and the density of people increases, if the motion is analyzed with the setting as it is, confusion with nearby human parts often occurs and erroneous motion vectors are frequently calculated.
このように、常に同じ分割基準で動きベクトルの算出を行うと、混雑の変動によって動きベクトルの誤算出が多くなり、移動物体の動きを解析する精度が低下してしまう問題があった。 As described above, when motion vectors are always calculated based on the same division criterion, motion vectors are erroneously calculated due to fluctuations in congestion, and the accuracy of analyzing the motion of a moving object is reduced.
本発明は上記問題を鑑みてなされたものであり、人等の移動物体による混雑が生じ得る空間を撮影した画像から移動物体の動きを高い精度で解析可能な画像解析装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide an image analysis apparatus capable of analyzing the movement of a moving object with high accuracy from an image of a space in which congestion due to a moving object such as a person may occur. And
(1)本発明に係る画像解析装置は、所定の移動物体で混雑し得る空間を撮影した複数時刻の撮影画像を取得する画像取得手段と、所定の密度ごとに当該密度にて前記移動物体が存在する空間を撮影した密度画像それぞれの画像特徴を学習した密度推定器を用いて、前記撮影画像内の任意の領域に撮影された前記移動物体の前記密度を推定する密度推定手段と、推定された前記密度に基づいて前記撮影画像を前記密度に関し設定された複数の階級ごとに区分した区分領域のそれぞれを、前記階級ごとに定めた分割基準に従い複数の局所領域に分割する領域分割手段と、前記局所領域それぞれにおける動きベクトルを算出する動きベクトル算出手段と、前記複数の局所領域の前記動きベクトルから前記空間における前記移動物体の動きを解析する動き解析手段と、を備える。 (1) An image analysis apparatus according to the present invention includes an image acquisition unit that acquires a plurality of time-captured images obtained by capturing a space that can be crowded with a predetermined moving object, and the moving object has a predetermined density for each moving object. Density estimation means for estimating the density of the moving object imaged in an arbitrary region in the captured image using a density estimator that has learned the image characteristics of each density image captured of an existing space; Area dividing means for dividing each of the divided areas obtained by dividing the captured image into a plurality of classes set with respect to the density based on the density, into a plurality of local areas in accordance with a division criterion defined for each class; Motion vector calculating means for calculating a motion vector in each of the local regions, and analyzing the motion of the moving object in the space from the motion vectors of the plurality of local regions Comprising a motion analysis means.
(2)上記(1)に記載の画像解析装置において、前記分割基準は、前記移動物体の大きさを基準として予め定められたサイズを有する領域を前記局所領域とし、前記密度が高い前記階級ほど前記サイズを大きく設定するものとすることができる。 (2) In the image analysis apparatus according to (1), the division criterion is a region having a size determined in advance with respect to the size of the moving object as the local region, and the higher the density the higher the class. The size can be set large.
(3)上記(1)に記載の画像解析装置において、前記分割基準は、画素値と画素位置とで定義する画素の類似度に基づいて互いに類似する画素からなる領域を前記局所領域とし、前記密度が高い前記階級ほど前記局所領域のサイズが大きくなりやすく定められたものとすることができる。 (3) In the image analysis device according to (1), the division criterion is a region including pixels similar to each other based on pixel similarity defined by a pixel value and a pixel position, and It can be determined that the higher the density, the larger the size of the local region.
(4)上記(3)に記載の画像解析装置において、前記分割基準は、前記密度が高い前記階級ほど、単位面積当たりの前記局所領域の数を少なく設定することができる。 (4) In the image analysis device according to (3), the division criterion can be set such that the higher the density, the smaller the number of the local regions per unit area.
(5)上記(3)に記載の画像解析装置において、前記分割基準は、前記密度が高い前記階級ほど、前記画素について互いに類似すると判定する前記類似度の閾値を低く設定することができる。 (5) In the image analysis apparatus according to (3), the division criterion may set the similarity threshold that is determined to be similar to each other with respect to the pixels as the density is higher.
本発明によれば、移動物体による混雑が生じ得る空間を撮影した画像から移動物体の動きを高い精度で解析可能な画像解析装置を提供することが可能となる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, it becomes possible to provide the image analysis apparatus which can analyze the motion of a moving object with high precision from the image which image | photographed the space where the congestion by a moving object may arise.
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)に係る画像監視装置1について、図面に基づいて説明する。
Hereinafter, an
[第1の実施形態]
図1は画像監視装置1の概略の構成を示すブロック図である。画像監視装置1は、本発明に係る画像解析装置を用いて構成され、撮影部2、通信部3、記憶部4、画像処理部5および表示部6からなる。
[First Embodiment]
FIG. 1 is a block diagram showing a schematic configuration of the
撮影部2は、監視カメラであり、通信部3を介して画像処理部5と接続され、所定の物体が混雑し得る監視空間を所定の時間間隔で撮影して撮影画像を出力する撮影手段である。
The
例えば、撮影部2は、イベント会場に設置されたポールに監視空間を俯瞰する視野を有して設置される。その視野は固定されていてもよいし、予めのスケジュール或いは通信部3を介した外部からの指示に従って変更されてもよい。また、例えば、撮影部2は監視空間をフレーム周期1秒で撮影してカラー画像を生成する。カラー画像の代わりにモノクロ画像を生成してもよい。
For example, the
通信部3は、通信回路であり、その一端が画像処理部5に接続され、他端が同軸ケーブルまたはLAN(Local Area Network)、インターネットなどの通信網を介して撮影部2および表示部6と接続される。通信部3は、撮影部2から撮影画像を取得して画像処理部5に入力し、画像処理部5から入力された解析結果を表示部6に出力する。
The communication unit 3 is a communication circuit, one end of which is connected to the
記憶部4は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリ装置であり、各種プログラムや各種データを記憶する。記憶部4は、画像処理部5と接続されて画像処理部5との間でこれらの情報を入出力する。
The
画像処理部5は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、MCU(Micro Control Unit)等の演算装置で構成される。画像処理部5は、記憶部4と接続され、記憶部4からプログラムを読み出して実行することにより各種処理手段・制御手段として動作し、各種データを記憶部4に記憶させ、また記憶部4から読み出す。また、画像処理部5は、通信部3を介して撮影部2および表示部6とも接続され、通信部3経由で撮影部2から取得した撮影画像を解析することにより、人の動きを解析し、解析結果と撮影画像を通信部3経由で表示部6に出力する。
The
表示部6は、液晶ディスプレイ又はCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等のディスプレイ装置であり、通信部3を介して画像処理部5と接続され、画像処理部5による解析結果を表示する表示手段である。監視員は表示された解析結果を参照しながら撮影画像を視認して異常行動等の発生を判断し、必要に応じて人員配置の変更等の対処を行う。
The display unit 6 is a display device such as a liquid crystal display or a CRT (Cathode Ray Tube) display, and is a display unit that is connected to the
なお、本実施形態においては、撮影部2と画像処理部5の個数が1対1である画像監視装置1を例示するが、別の実施形態においては、撮影部2と画像処理部5の個数を多対1或いは多対多とすることもできる。
In the present embodiment, the
図2は画像監視装置1の機能を示す機能ブロック図である。通信部3は画像取得手段30および要注視情報出力手段31等として機能し、記憶部4は時系列画像記憶手段40、密度推定器記憶手段41および検出基準記憶手段42等として機能する。画像処理部5は、密度推定手段50、領域分割手段51、動きベクトル算出手段52、および要注視行動検出手段53(動き解析手段)等として機能する。
FIG. 2 is a functional block diagram showing functions of the
画像取得手段30は撮影手段である撮影部2から撮影画像を順次取得して、取得した撮影画像を密度推定手段50に順次出力するとともに、時系列画像記憶手段40に順次追加記憶させる。
The
時系列画像記憶手段40は、画像取得手段30から入力された撮影画像を時系列に記憶し、撮影画像を撮影時刻順に並べた時系列画像を動きベクトル算出手段52に出力する。時系列画像記憶手段40は少なくとも動きベクトル算出手段52が必要とする時間区間の撮影画像を記憶し、好ましくは不要となった時点で削除する。例えば、時系列画像記憶手段40は現時刻および現時刻の1時刻前から4時刻前までの撮影画像(つまり最新5フレームの撮影画像)を循環記憶する。
The time-series
密度推定器記憶手段41は、所定の密度ごとに当該密度にて移動物体(人)が存在する空間を撮影した画像(密度画像)それぞれの画像特徴を学習した推定密度算出関数であって、画像の特徴量を入力されると当該画像に撮影されている移動物体の密度の推定値(推定密度)を算出して出力する推定器(密度推定器)を表す情報を予め記憶している。つまり密度推定器記憶手段41は上記推定密度算出関数の係数等のパラメータを密度推定器の情報として予め記憶している。
The density
密度推定手段50は、画像取得手段30から入力された撮影画像内の任意の領域について当該領域に撮影された移動物体の密度を推定する。具体的には、密度推定手段50は、撮影画像の各所から密度推定用の特徴量(推定用特徴量)を抽出するとともに密度推定器記憶手段41から密度推定器を読み出して、抽出した推定用特徴量のそれぞれを密度推定器に入力することによって密度を推定する。これにより、撮影画像内での推定密度の分布(移動物体の密度分布)が求められ、密度推定手段50は推定した密度分布を動きベクトル算出手段52に出力する。
The
密度推定の処理と密度推定器について具体的に説明する。 The density estimation process and the density estimator will be specifically described.
密度推定手段50は、撮影画像の各画素の位置に窓(推定用抽出窓)を設定し、各推定用抽出窓における撮影画像から推定用特徴量を抽出する。推定用特徴量はGLCM(Gray Level Co-occurrence Matrix)特徴である。 The density estimation means 50 sets a window (estimation extraction window) at the position of each pixel of the captured image, and extracts an estimation feature amount from the captured image in each estimation extraction window. The estimation feature amount is a GLCM (Gray Level Co-occurrence Matrix) feature.
各推定用抽出窓に撮影されている監視空間内の領域は同一サイズであることが望ましい。すなわち、好適には密度推定手段50は不図示のカメラパラメータ記憶手段から予め記憶されている撮影部2のカメラパラメータを読み出し、カメラパラメータを用いたホモグラフィ変換により撮影画像の任意の画素に撮影されている監視空間内の領域が同一サイズとなるように撮影画像を変形してから推定用特徴量を抽出する。
It is desirable that the area in the monitoring space photographed by each estimation extraction window is the same size. That is, preferably, the density estimation means 50 reads out the camera parameters of the photographing
密度推定器は多クラスの画像を識別する識別器で実現することができ、多クラスSVM(Support Vector Machine)法で学習した識別関数とすることができる。 The density estimator can be realized by a classifier that identifies multi-class images, and can be a discrimination function learned by a multi-class SVM (Support Vector Machine) method.
密度は、例えば、人が存在しない「背景」クラス、0人/m2より高く2人/m2以下である「低密度」クラス、2人/m2より高く4人/m2以下である「中密度」クラス、4人/m2より高い「高密度」クラスの4クラスと定義することができる。
Density, for example, there is no human "Background" class is 0 people / m higher than 2 is two / m 2 or less "low density" class, higher than two /
推定密度は各クラスに予め付与された値であり、分布推定の結果として出力される値である。本実施形態では各クラスに対応する値を「背景」、「低密度」、「中密度」、「高密度」と表記する。 The estimated density is a value given in advance to each class, and is a value output as a result of distribution estimation. In the present embodiment, values corresponding to each class are expressed as “background”, “low density”, “medium density”, and “high density”.
すなわち、密度推定器は「背景」クラス、「低密度」クラス、「中密度」クラス、「高密度」クラスのそれぞれに帰属する多数の画像(密度画像)の特徴量に多クラスSVM法を適用して学習して得られる、各クラスの画像を他のクラスと識別するための識別関数である。この学習により導出された識別関数のパラメータが密度推定器として記憶されている。なお、密度画像の特徴量は、推定用特徴量と同種であり、GLCM特徴である。 That is, the density estimator applies the multi-class SVM method to the feature quantities of a large number of images (density images) belonging to the “background” class, “low density” class, “medium density” class, and “high density” class. It is an identification function for discriminating images of each class obtained from learning and other classes. The parameters of the discriminant function derived by this learning are stored as a density estimator. The feature amount of the density image is the same type as the estimation feature amount and is a GLCM feature.
密度推定手段50は、各画素に対応して抽出した推定用特徴量のそれぞれを密度推定器に入力することによってその出力値である推定密度を取得する。なお、撮影画像を変形させて推定用特徴量を抽出した場合、密度推定手段50はカメラパラメータを用いたホモグラフィ変換により密度分布を元の撮影画像の形状に変形させる。
The density estimation means 50 acquires the estimated density which is the output value by inputting each of the estimation feature quantities extracted corresponding to each pixel to the density estimator. Note that when the estimated feature value is extracted by deforming the photographed image, the
こうして得られた、撮影画像の画素ごとの推定密度の集まりが密度分布である。 A collection of estimated densities for each pixel of the captured image thus obtained is a density distribution.
領域分割手段51は、密度推定手段50から入力される密度分布を参照して、撮影画像を密度に応じて区分して、当該区分した領域のそれぞれを密度に応じて定めた分割基準に従って複数の局所領域に分割し、分割結果を動きベクトル算出手段52に出力する。以下、密度に応じて区分した領域を区分領域と称する。 The area dividing means 51 refers to the density distribution input from the density estimating means 50, divides the captured image according to the density, and sets a plurality of divided areas according to the division criteria determined according to the density. The image is divided into local areas, and the division result is output to the motion vector calculation means 52. Hereinafter, the area divided according to the density is referred to as a divided area.
具体的には、領域分割手段51はまず、密度推定手段50により推定された密度分布に基づいて撮影画像を、密度に関し設定された複数の階級ごとの区分領域に分ける。本実施形態では、密度に関する階級として、密度推定手段50が出力する密度のクラスのうち「背景」と「低密度」とを統合し「低混雑度」という1つの階級を定義し、また「中密度」および「高密度」をそれぞれ「中混雑度」、「高混雑度」という階級に定義する。これら3つの階級に対応して、撮影画像は、推定密度が「背景」クラスである画素と推定密度が「低密度」クラスである画素との集まりからなる低混雑領域、推定密度が「中密度」クラスである画素の集まりからなる中混雑領域、および推定密度が「高密度」クラスである画素の集まりからなる高混雑領域の3種類の区分領域に分けられる。
Specifically, the
図3は撮影画像の例、およびそれに対応する区分領域の例を示す模式図である。図3(a)は撮影画像の例であり、人の像60が示されている。また、図3(b)が区分領域を表しており、白抜き部が低混雑領域であり、また、斜線部が中混雑領域、網掛け部が高混雑領域である。
FIG. 3 is a schematic diagram illustrating an example of a captured image and an example of a segmented area corresponding to the captured image. FIG. 3A is an example of a photographed image, and a
次に領域分割手段51は区分領域を、密度の階級、つまり混雑度ごとに定めた分割基準に従い複数の局所領域に分割する。つまり、撮影画像内の各区分領域は、当該区分領域に対応する混雑度について定められた分割基準により複数の局所領域に分割される。
Next, the
本実施形態では撮影画像を単位ブロックに分割し、当該単位ブロックを単位として局所領域を定義する。例えば、撮影画像を当該撮影画像に撮影される立位の人の大きさの8分の1程度に見積もった間隔で格子状に分割し、これにより生成される矩形領域を単位ブロックとすることができる。領域分割手段51は、混雑度に応じて区分した各区分領域に、混雑度に応じて予め定めた数の単位ブロックからなる局所領域を設定することによって、区分領域それぞれの撮影画像を当該密度に応じた大きさの局所領域に分割する。 In the present embodiment, a captured image is divided into unit blocks, and a local region is defined using the unit block as a unit. For example, the captured image may be divided into a grid at intervals estimated to be about one-eighth the size of a standing person photographed in the captured image, and a rectangular area generated thereby may be used as a unit block. it can. The area dividing means 51 sets a local area composed of a predetermined number of unit blocks according to the degree of congestion in each of the divided areas divided according to the degree of congestion, so that the captured images of the respective divided areas are set to the density. Divide into local areas of appropriate size.
具体的には、撮影画像の横方向をX軸、縦方向をY軸として、撮影画像をX軸方向、Y軸方向それぞれに沿って分割して単位ブロックを定義する。そして、低混雑領域においては各単位ブロックを局所領域に設定する。これにより、低混雑領域においては、例えば、小さくとも人の手ほどの大きさであり、大きくとも人の頭ほどの大きさの局所領域が設定される。 Specifically, the unit block is defined by dividing the photographed image along the X-axis direction and the Y-axis direction, with the horizontal direction of the photographed image as the X axis and the vertical direction as the Y axis. In the low congestion area, each unit block is set as a local area. Thereby, in the low congestion area, for example, a local area that is as small as a human hand and as large as a human head is set.
また、中混雑領域においては単位ブロックを2つずつ統合した統合ブロックそれぞれを局所領域に設定する。例えば、当該局所領域とする統合ブロックはY軸方向に隣り合う2つの単位ブロックからなり、中混雑領域内にて、X軸方向に1ブロック間隔、Y軸方向に2ブロック間隔で配置される。これにより、中混雑領域においては、小さくとも人の頭ほどの大きさであり、大きくとも人の上半身ほどの大きさの局所領域が設定される。 In the middle congestion area, each integrated block obtained by integrating two unit blocks is set as a local area. For example, the integrated block as the local area is composed of two unit blocks adjacent in the Y-axis direction, and is arranged at an interval of 1 block in the X-axis direction and at an interval of 2 blocks in the Y-axis direction in the middle congestion area. As a result, in the medium congestion area, a local area that is as small as a person's head and as large as the upper body of the person is set.
高混雑領域においては単位ブロックを4つずつ統合した統合ブロックそれぞれを局所領域に設定する。例えば、当該局所領域とする統合ブロックはX軸方向およびY軸方向に2つずつ並んだ2×2の配列をなす4つの単位ブロックからなり、高混雑領域内にて、X軸方向およびY軸方向それぞれに2ブロック間隔で配置される。これにより、高混雑領域においては、小さくとも人の上半身ほどの大きさであり、大きくとも人の全身ほどの大きさの局所領域が設定される。 In the highly congested area, each integrated block obtained by integrating four unit blocks is set as a local area. For example, the integrated block as the local region is composed of 4 unit blocks having a 2 × 2 array arranged two by two in the X-axis direction and the Y-axis direction, and in the highly congested region, the X-axis direction and the Y-axis Arranged at intervals of 2 blocks in each direction. Thereby, in the high congestion area, a local area is set which is at least as large as the upper body of the person and as large as the whole body of the person.
図4は各混雑度での局所領域および動きベクトルの模式図であり、図4(a)〜(c)はそれぞれ低混雑領域、中混雑領域、高混雑領域での局所領域および動きベクトルを示している。図4の局所領域は上述した単位ブロックに基づいて設定される例を示しており、図4(a)に示す低混雑領域では、撮影画像70内のマス目の1つ1つが単位ブロックであり、当該単位ブロックが局所領域72aとされる。図4(b)に示す中混雑領域では、撮影画像70内の各マス目はY軸方向に並ぶ2つの単位ブロックからなる統合ブロックであり、当該統合ブロックが局所領域72bとされる。図4(c)に示す高混雑領域では、撮影画像70内の各マス目はX軸方向およびY軸方向に2つずつ並ぶ4つの単位ブロックからなる統合ブロックであり、当該統合ブロックが局所領域72cとされる。
FIG. 4 is a schematic diagram of local areas and motion vectors at each degree of congestion. FIGS. 4A to 4C show local areas and motion vectors in low congestion areas, medium congestion areas, and high congestion areas, respectively. ing. 4 shows an example in which the local area is set based on the unit block described above. In the low congestion area shown in FIG. 4A, each square in the captured
以上のように、領域分割手段51は、撮影画像を密度に応じて区分した区分領域のそれぞれを、密度に応じて定めた分割基準に従って複数の局所領域に分割する。そして、その際に領域分割手段51は、区分領域のそれぞれを、移動物体の大きさを基準とする大きさの局所領域であって、密度が高いほど大きく予め定められた大きさの局所領域に分割する。
As described above, the
動きベクトル算出手段52は領域分割手段51が設定した局所領域それぞれにおける動きベクトルを算出し、算出した動きベクトルを要注視行動検出手段53に出力する。
The motion
密度の推定によって人どうしが接近していないことが判っている低混雑領域においては人の8分の1程度の小さな局所領域についての動きベクトルが算出されるので、手や足の動きなどの詳細な動きを表す動きベクトルが他人どうしの局所領域を混同することなく高精度に算出されることが期待できる。 In low-congestion areas where it is known that people are not approaching by density estimation, motion vectors for small local areas that are about one-eighth of humans are calculated. It can be expected that a motion vector representing a simple motion is calculated with high accuracy without confusion with the local area between others.
その一方、密度の推定によって人どうしの接近が生じていることが判っている中混雑領域および高混雑領域においては、人の4分の1〜2分の1程度の大きめな局所領域についての動きベクトルが算出される。大きめの局所領域を算出単位とすることで局所領域内に含まれ得る複数人の部位のかたまりについての動きを表す動きベクトルを算出でき、混雑するほどこれら複数人の位置関係は短時間で変化しにくくなるため、局所領域を大きくしても動きベクトルの精度は低下しにくくなる。よって、混雑の程度によらず精度良く動きベクトルを算出できる。 On the other hand, in medium and high congestion areas where it is known that humans are approaching each other by density estimation, the movement of a large local area of about one-quarter to one-half of a person A vector is calculated. By using a larger local area as a calculation unit, it is possible to calculate a motion vector that represents the movement of a group of multiple people that can be included in the local area. Therefore, even if the local area is enlarged, the accuracy of the motion vector is not easily lowered. Therefore, a motion vector can be calculated with high accuracy regardless of the degree of congestion.
なお、その際、好適には、動きベクトルは、推定された密度が高いほど長く設定した期間(分析時間間隔)における画像の動きから算出する。すなわち、動きベクトル算出手段52は各局所領域が低混雑領域、中混雑領域および高混雑領域のいずれに帰属するかによって、当該局所領域における動きベクトルの分析時間間隔を切り替える。例えば、動きベクトル算出手段52は低混雑領域においては分析時間間隔を1時刻間隔(1フレーム間隔)とし、また、中混雑領域においては2時刻間隔(2フレーム間隔)、高混雑領域においては4時刻間隔(4フレーム間隔)として動きベクトルを算出する。 At this time, preferably, the motion vector is calculated from the motion of the image during a set period (analysis time interval) as the estimated density is higher. That is, the motion vector calculation means 52 switches the motion vector analysis time interval in the local area depending on whether each local area belongs to a low congestion area, a medium congestion area, or a high congestion area. For example, the motion vector calculation means 52 sets the analysis time interval to one time interval (one frame interval) in the low congestion region, two time intervals (two frame interval) in the medium congestion region, and four times in the high congestion region. Motion vectors are calculated as intervals (4 frame intervals).
すなわち、動きベクトル算出手段52は、時系列画像記憶手段40から現時刻の撮影画像と1時刻前の撮影画像とを読み出し、現時刻の撮影画像において低混雑領域に帰属する局所領域(注目局所領域)それぞれに所定の探索範囲を設定して、1時刻前の撮影画像に設定した局所領域の中から各注目局所領域の探索範囲内に位置し且つ特徴量同士が最も類似する対応局所領域を検出し、対応局所領域の重心を始点とし注目局所領域の重心を終点とするベクトルを低混雑領域における現時刻の動きベクトルとして算出する。
That is, the motion
同様に、動きベクトル算出手段52は、時系列画像記憶手段40から現時刻の撮影画像と2時刻前の撮影画像とを読み出し、現時刻の撮影画像において中混雑領域に帰属する注目局所領域それぞれに所定の探索範囲を設定して、2時刻前の撮影画像に設定した局所領域の中から各注目局所領域の探索範囲内に位置し且つ特徴量同士が最も類似する対応局所領域を検出し、対応局所領域と注目局所領域の重心同士を結ぶベクトルを中混雑領域における現時刻の動きベクトルとして算出する。
Similarly, the motion
また、動きベクトル算出手段52は、時系列画像記憶手段40から現時刻の撮影画像と4時刻前の撮影画像とを読み出し、現時刻の撮影画像において高混雑領域に帰属する注目局所領域それぞれに所定の探索範囲を設定して、4時刻前の撮影画像に設定した局所領域の中から各注目局所領域の探索範囲内に位置し且つ特徴量同士が最も類似する対応局所領域を検出し、対応局所領域と注目局所領域の重心同士を結ぶベクトルを高混雑領域における現時刻の動きベクトルとして算出する。 Also, the motion vector calculation means 52 reads the captured image at the current time and the captured image at 4 hours before from the time-series image storage means 40, and determines the predetermined local area belonging to the highly congested area in the captured image at the current time. A corresponding local region that is located within the search range of each local region of interest and that has the most similar features is detected from among the local regions set in the captured image four times before, and the corresponding local region is detected. A vector connecting the centroids of the region and the local region of interest is calculated as a motion vector at the current time in the highly congested region.
ここで、特徴量は例えば平均画素値(平均色または平均濃度)とすることができる。また、探索範囲は動き解析の対象とする移動物体が移動可能な広さとすることができる。例えば、各注目局所領域に対し、当該注目局所領域の重心を中心とする所定半径の円を探索範囲として設定することができ、その半径は例えば1時刻の間に人が走って移動可能な距離に予め定めることができる。ここで、混雑度の増加は人の移動可能な速さを低くする効果がある。当該効果を考慮して、分析時間間隔は混雑度が高いほど長く設定される。一方、当該効果により、低混雑度より分析時間間隔を長く設定される中混雑度や高混雑度の領域での移動物体の移動可能な広さは、分析時間間隔に対応しては変化しない。この観点から、上述のように混雑度の各クラスにおける探索範囲の大きさを共通とすることが可能である。 Here, the feature amount can be, for example, an average pixel value (average color or average density). In addition, the search range can be set to an area in which a moving object to be subjected to motion analysis can move. For example, for each local area of interest, a circle with a predetermined radius centered on the center of gravity of the local area of interest can be set as a search range, and the radius is a distance that a person can run and move during, for example, one time Can be predetermined. Here, the increase in the degree of congestion has the effect of reducing the speed at which a person can move. Considering the effect, the analysis time interval is set longer as the congestion degree is higher. On the other hand, due to this effect, the movable range of the moving object in the medium congestion level or high congestion area where the analysis time interval is set longer than the low congestion level does not change in accordance with the analysis time interval. From this viewpoint, as described above, the size of the search range in each class of the congestion degree can be made common.
図4を用いて動きベクトルを説明する。図4(a)〜(c)にはそれぞれ低混雑領域、中混雑領域、高混雑領域に関して複数時刻Tの撮影画像70を示している。図4(a)に示す低混雑領域での動きベクトル算出では、現時刻(T=t)の撮影画像70の低混雑度の注目局所領域の動きベクトル74aの始点として1時刻前(T=t−1)の撮影画像70にて対応局所領域が探索される。また、図4(b)に示す中混雑領域での動きベクトル算出では現時刻(T=t)の撮影画像70の中混雑度の注目局所領域の動きベクトル74bの始点として2時刻前(T=t−2)の撮影画像70にて対応局所領域が探索され、図4(c)に示す高混雑領域での動きベクトル算出では現時刻(T=t)の撮影画像70の中混雑度の注目局所領域の動きベクトル74cの始点として4時刻前(T=t−4)の撮影画像70にて対応局所領域が探索される。
The motion vector will be described with reference to FIG. 4A to 4C show captured
検出基準記憶手段42は、要注視行動を検出するために予め定められた検出基準を記憶している。この検出基準は混雑度合いごとに記憶され、各検出基準はそれぞれに対応する混雑度合いの領域において算出された動き分布に基づく要注視行動の検出に用いられる。 The detection criterion storage means 42 stores a predetermined detection criterion for detecting a gaze action requiring attention. This detection criterion is stored for each degree of congestion, and each detection criterion is used for detecting a gaze action requiring attention based on the motion distribution calculated in the corresponding congestion degree region.
要注視行動検出手段53は、動きベクトル算出手段52から複数の局所領域の動きベクトルを入力され、それら動きベクトルから撮影空間における移動物体の動きを解析することによって移動物体による要注視行動を検出し、検出した要注視行動の情報(要注視情報)を要注視情報出力手段31に出力する。
The gaze
要注視行動検出手段53は、混雑度ごとに、当該混雑度の領域にて算出された動きベクトルを集計して動き分布を算出するとともに、検出基準記憶手段42から当該混雑度に対応する検出基準を読み出し、動き分布を検出基準と比較することによって当該混雑度の領域において要注視行動が発生しているか否かを判定する。例えば、要注視行動検出手段53は、混雑度ごとに動きベクトルを集計して移動方向の頻度分布および/または速さの頻度分布を算出し、当該混雑度と対応付けて記憶されている検出基準と比較することによって要注視行動を検出する。 The gaze-behavior detection means 53 calculates the motion distribution by summing up the motion vectors calculated in the area of the congestion degree for each congestion degree, and also detects the detection reference corresponding to the congestion degree from the detection reference storage means 42. Is read out and the motion distribution is compared with the detection criterion to determine whether or not the behavior requiring attention is occurring in the area of the congestion level. For example, the gaze-behavior detection means 53 calculates the motion direction frequency distribution and / or the speed frequency distribution by summing up the motion vectors for each degree of congestion, and stores the detection criterion stored in association with the congestion degree. To detect gaze behavior.
ここで、要注視行動検出手段53は、例えば、対応付けられている検出基準が要注視行動の特徴量である要注視パターンおよび閾値である場合は、要注視パターンと動き分布との類似度を算出して、類似度が閾値以上である場合に要注視行動が発生していると判定する。また、要注視行動検出手段53は、対応付けられている検出基準が正常行動の特徴量である正常パターンおよび閾値である場合は、正常パターンと動き分布との相違度を算出して、相違度が閾値以上である場合に要注視行動が発生していると判定する。
Here, the gaze-behavior detection means 53, for example, determines the similarity between the gaze pattern and the motion distribution when the associated detection criterion is a gaze pattern and a threshold value that are features of the gaze behavior. When it is calculated and the similarity is equal to or greater than the threshold value, it is determined that the gaze action is occurring. Further, the gaze
要注視行動検出手段53は、要注視行動が発生していると判定した場合に、検出基準を満たした動き分布が算出された領域、満たされた検出基準と対応する事象名を重畳させた監視画像を要注視情報として生成し、生成した要注視情報を要注視情報出力手段31に出力する。
When it is determined that the gaze action is required, the gaze-
要注視情報出力手段31は要注視行動検出手段53から入力された要注視情報を表示部6に順次出力し、表示部6は要注視情報出力手段31から入力された要注視情報に含まれる情報を表示する。例えば、要注視情報はインターネット経由で送受信され、表示部6に表示される。監視員は、表示された情報を視認することによって要注視行動の対処要否を判断し、対処が必要と判断すると対処員を派遣するなどの対処を行う。 The gaze information output means 31 sequentially outputs the gaze information input from the gaze behavior detection means 53 to the display unit 6, and the display unit 6 includes information included in the gaze information input from the gaze information output means 31. Is displayed. For example, the attention required information is transmitted / received via the Internet and displayed on the display unit 6. The monitoring person determines whether or not the action requiring attention is necessary by visually checking the displayed information, and takes measures such as dispatching a handling person when it is determined that the action is necessary.
次に、画像監視装置1の動作について説明する。図5は画像監視装置1における監視動作の概略の処理フロー図である。
Next, the operation of the
撮影部2は監視空間を撮影して、撮影した画像を順次、画像処理部5に入力する。画像処理部5は画像取得手段30として動作し、撮影部2から撮影画像を取得して(ステップS1)、記憶部4に入力する。記憶部4は時系列画像記憶手段40として機能し、入力された撮影画像を記憶、蓄積する(ステップS2)。
The
要注視行動の検出に用いる動きベクトルの算出には予め定めた複数フレームの画像撮影を要するため、当該所定フレーム数の撮影画像が時系列画像記憶手段40に蓄積されるまで(ステップS3にて「NO」の場合)、画像処理部5はステップS1,S2を繰り返す。本実施形態では当該フレーム数を5フレームとしている。
Since the calculation of the motion vector used for detecting the gaze action requires the photographing of a plurality of predetermined frames, until the predetermined number of photographed images are accumulated in the time-series image storage means 40 (in step S3, “ In the case of “NO”), the
時系列画像記憶手段40に所定フレーム数の撮影画像が蓄積されると(ステップS3にて「YES」の場合)、画像処理部5は密度推定手段50として動作し、密度推定手段50は撮影画像の各画素の位置に推定用抽出窓を設定し、各推定用抽出窓における撮影画像から抽出した推定用特徴量に基づいて当該画素における移動物体の推定密度を算出する(ステップS4)。
When a predetermined number of frames of captured images are accumulated in the time-series image storage means 40 (in the case of “YES” in step S3), the
密度推定手段50により撮影画像における推定密度の分布が求められると、画像処理部5は領域分割手段51として動作し、撮影画像を混雑度ごとの領域に区分する(ステップS5)。これにより、撮影画像は、推定密度が「背景」または「低密度」の画素群である低混雑領域、推定密度が「中密度」の画素群である中混雑領域、および推定密度が「高密度」の画素群である高混雑領域に区分される。
When the
画像処理部5は混雑度ごとの領域を順次、処理領域に設定して(ステップS6)、要注視行動検出処理を行う(ステップS7)。低混雑領域、中混雑領域、高混雑領域の全ての領域について要注視行動検出処理が完了するまで(ステップS8にて「NO」の場合)、ステップS6,S7を繰り返す。全領域について完了すると(ステップS8にて「YES」の場合)、要注視行動が検出された場合には(ステップS9にて「YES」の場合)、要注視情報出力手段31に要注視情報が出力され(ステップS10)、処理はステップS1に戻る。一方、要注視行動が検出されなかった場合には(ステップS9にて「NO」の場合)、ステップS10は省略される。なお、ステップS1に戻るときに画像処理部5は現時刻の撮影画像および局所領域の情報を記憶部4に記憶させる。
The
図6は要注視行動検出処理S7の概略のフロー図である。図6に示す処理では、撮影画像を格子状に分割して、混雑度が低、中、高の各領域についての局所領域の設定に用いる単位ブロックを設定する(ステップS100)。 FIG. 6 is a schematic flowchart of the gaze action detection process S7 requiring attention. In the process shown in FIG. 6, the captured image is divided into a grid pattern, and unit blocks used for setting local areas for the low, medium, and high congestion areas are set (step S100).
設定された処理領域が低混雑領域である場合(ステップS102にて「YES」の場合)、領域分割手段51は各単位ブロックを局所領域に設定する(ステップS103)。そして、動きベクトル算出手段52が、記憶部4から1時刻前の撮影画像と1時刻前の処理で設定した局所領域の情報とを読み出し、現時刻の撮影画像における低混雑領域に設定された局所領域ごとに、分析時間間隔を1時刻間隔(1フレーム間隔)として動きベクトルを算出し(ステップS104)、低混雑領域について算出した動きベクトルを集計して移動方向の頻度分布と速さの頻度分布を算出する(ステップS105)。
When the set processing area is a low congestion area (in the case of “YES” in step S102), the area dividing means 51 sets each unit block as a local area (step S103). Then, the motion vector calculation means 52 reads the captured image one time ago from the
動きベクトル算出手段52が低混雑領域について動き分布を算出すると、要注視行動検出手段53は動き分布について低混雑時の検出基準を満たすか否かを調べる(ステップS106)。具体的には、要注視行動検出手段53は検出基準記憶手段42から低混雑時の検出基準を読み出す。すなわち、要注視行動検出手段53は、動き分布の正常パターンと閾値TL11を読み出す。次に、ステップS105で求めた各分布が要注視行動の検出基準を満たすか否かを判定する。
When the motion vector calculation means 52 calculates the motion distribution for the low congestion area, the gaze
例えば、要注視行動検出手段53は、ステップS105で動き分布として求めた各頻度分布をそれぞれと対応する正常パターンと比較して相違度を算出する。相違度として、動き分布とその正常パターンの面積差DL11を算出することができる。そして、面積差DL11を閾値TL11と比較し、DL11≧TL11である場合は検出基準を満たすと判定し(ステップS106にて「YES」の場合)、DL11<TL11である場合は検出基準を満たさないと判定する(ステップS106にて「NO」の場合)。
For example, the gaze
DL11≧TL11である場合は、低混雑領域内に急加速もしくは急減速している局所領域があり、ひったくり時の手の動きやひったくり後の逃走行動もしくはひったくり前の手の動きやひったくり前の接近行動等が発生している可能性がある。このように、要注視行動の検出基準を満たす分布が検出された場合(ステップS106にて「YES」の場合)、要注視行動検出手段53は、当該分布についての要注視情報を生成し記録し(ステップS107)、図5のステップS8に処理を進める。例えば、要注視行動検出手段53は、当該分布が満たした検出基準と対応する事象名「ひったくりなどの可能性あり」、および抽出対象領域である局所領域の座標を要注視情報として生成する。一方、分布が検出基準を満たさない場合(ステップS106にて「NO」の場合)、ステップS107は省略される。
When D L11 ≧ T L11 , there is a local area that suddenly accelerates or decelerates in a low-congestion area, and the movement of the hand before snatching, the escape running movement after snatching, or the hand movement before snatching There is a possibility that an approaching action or the like has occurred. As described above, when a distribution satisfying the detection criterion for the gaze action required is detected (in the case of “YES” in step S106), the gaze
要注視行動検出処理S7に対して設定された処理領域が中混雑領域である場合(ステップS102にて「NO」かつステップS108にて「YES」の場合)、領域分割手段51は上述したようにY軸方向に並ぶ2つの単位ブロックからなる統合ブロックを局所領域に設定する(ステップS109)。そして、動きベクトル算出手段52は、記憶部4から2時刻前の撮影画像と2時刻前の処理で設定した局所領域の情報とを読み出し、現時刻の撮影画像における中混雑領域に設定された局所領域ごとに、分析時間間隔を2時刻間隔(2フレーム間隔)として動きベクトルを算出し(ステップS110)、中混雑領域について算出した動きベクトルを集計して動き分布を算出する(ステップS111)。例えば、動きベクトル算出手段52は中混雑領域の動き分布として、移動方向の頻度分布を算出する。
When the processing area set for the gaze-behavior detection process S7 is a medium congestion area ("NO" in step S102 and "YES" in step S108), the area dividing means 51 is as described above. An integrated block composed of two unit blocks arranged in the Y-axis direction is set as a local region (step S109). Then, the motion vector calculation means 52 reads the captured image two hours before and the information on the local area set by the processing two hours before from the
動きベクトル算出手段52が中混雑領域について動き分布を算出すると、要注視行動検出手段53は動き分布について中混雑時の検出基準を満たすか否かを調べる(ステップS112)。具体的には、要注視行動検出手段53は検出基準記憶手段42から中混雑時の検出基準を読み出す。すなわち、要注視行動検出手段53は、移動方向が特定方向に偏った頻度を有する複数の移動方向の頻度分布とその閾値TM11を読み出す。また移動方向の偏りが無い移動方向の頻度分布とその閾値TM12を読み出す。これら頻度分布は要注視パターンに相当する。
When the motion vector calculation means 52 calculates the motion distribution for the middle congestion area, the gaze required behavior detection means 53 checks whether or not the motion distribution satisfies the detection criterion for the middle congestion (step S112). Specifically, the watch-at-behavior detection means 53 reads out the detection reference at the time of medium congestion from the detection reference storage means 42. That is, the gaze
要注視行動検出手段53は、ステップS111で算出した移動方向の頻度分布を要注視パターンと比較して類似度を算出する。例えば、類似度として、ステップS111で算出した移動方向の頻度分布とその要注視パターンである偏った頻度を有する複数のパターンとの重複面積SM11、偏りの無い頻度を有するパターンとの重複面積SM12を算出する。
The gaze
要注視行動検出手段53は、重複面積SM11と閾値TM11と比較する。SM11≧TM11であれば、人物グループをなす各人物が特定の位置に向かって移動し、さらに移動方向が一致していることから、当該人物グループは行列を生成している可能性がある。
The gazing
また、要注視行動検出手段53は、重複面積SM12と閾値TM12と比較する。SM12≧TM12であれば、人物グループをなす各人物が特定の位置に向かって移動し、さらに移動方向が均等であることから、当該人物グループは、特定位置に向かって囲い込む行動をとっており、急病人や喧嘩などのトラブルが生じている可能性を示す。
In addition, the gazing
このような要注視行動の検出基準を満たす分布が検出された場合(ステップS112にて「YES」の場合)、要注視行動検出手段53は、当該分布についての要注視情報を生成し記録し(ステップS107)、図5のステップS8に処理を進める。例えば、要注視行動検出手段53は、当該分布が満たした検出基準と対応する「囲い込み発生」などの事象名、および抽出対象領域である局所領域の座標を要注視情報として生成する。一方、分布が検出基準を満たさない場合(ステップS112にて「NO」の場合)、ステップS107は省略される。 When a distribution satisfying the detection criteria for such a watch-at-behavior is detected (in the case of “YES” at step S112), the watch-at-behavior detection means 53 generates and records the watch-at-watch information for the distribution ( In step S107), the process proceeds to step S8 in FIG. For example, the gaze-behavior detection means 53 generates an event name such as “enclosed” corresponding to the detection criterion satisfied by the distribution and the coordinates of the local area that is the extraction target area as the gaze information. On the other hand, when the distribution does not satisfy the detection criterion (“NO” in step S112), step S107 is omitted.
要注視行動検出処理S7に対して設定された処理領域が高混雑領域である場合(ステップS102およびS108にて「NO」の場合)、領域分割手段51は上述したようにX軸方向、Y軸方向に2×2の配列をなす4つの単位ブロックからなる統合ブロックを局所領域に設定する(ステップS113)。そして、動きベクトル算出手段52は、記憶部4から4時刻前の撮影画像と4時刻前の処理で設定した局所領域の情報とを読み出し、現時刻の撮影画像における高混雑領域に設定された局所領域ごとに、分析時間間隔を4時刻間隔(4フレーム間隔)として動きベクトルを算出し(ステップS114)、高混雑領域について算出した動きベクトルを集計して動き分布を算出する(ステップS115)。例えば、動きベクトル算出手段52は、複数の局所領域それぞれの動きベクトルと当該局所領域の周囲の局所領域の動きベクトルとの差ベクトルの平均ベクトル(相対動きベクトル)を算出して、複数の局所領域それぞれの重心と相対動きベクトルを対応付けた動き分布を算出する。なお、注目局所領域に隣接する局所領域を注目局所領域の周囲の局所領域としてもよいし、注目局所領域の重心から予め定めた半径の円内に重心が含まれる局所領域を注目局所領域の周囲の局所領域としてもよい。
When the processing area set for the gaze behavior detection process S7 is a highly congested area (in the case of “NO” in steps S102 and S108), the area dividing means 51 is in the X-axis direction and the Y-axis as described above. An integrated block composed of four unit blocks having a 2 × 2 array in the direction is set as a local region (step S113). Then, the motion vector calculation means 52 reads the captured
動きベクトル算出手段52が高混雑領域について動き分布を算出すると、要注視行動検出手段53は動き分布について高混雑時の検出基準を満たすか否かを調べる(ステップS116)。具体的には、要注視行動検出手段53は検出基準記憶手段42から高混雑時の検出基準を読み出す。すなわち、要注視行動検出手段53は、高混雑領域の動き分布の正常パターンと閾値TH11、閾値TH12を読み出す。
When the motion vector calculation means 52 calculates the motion distribution for the highly congested area, the gaze
要注視行動検出手段53は、ステップS115で算出した分布を正常パターンと比較して相違度を算出する。例えば、要注視行動検出手段53は、ステップS115で算出した動き分布とその正常パターンの間で対応する局所領域の相対動きベクトルどうしの差ベクトルの大きさを閾値TH11と比較して、差ベクトルの大きさが閾値TH11以上である局所領域の総面積DH12を算出する。なお、注目局所領域の重心に最も近い重心を有する局所領域を注目局所領域に対応する局所領域としてもよい。
The gaze
要注視行動検出手段53は、総面積DH12を閾値TH12と比較し、DH12≧TH12である場合は検出基準を満たすと判定し(ステップS116にて「YES」の場合)、DH12<TH12である場合は検出基準を満たさないと判定する(ステップS116にて「NO」の場合)。
Main watching
DH12≧TH12である場合は、高混雑領域中に他の大勢の動きとは異なる動きが生じており、人の集団移動の中での逆行や滞留など、ひったくり後の逃走行動もしくはひったくり前の接近行動等が発生している可能性がある。 When D H12 ≧ T H12 , there is a movement different from many other movements in the high-congestion area, such as backward running or staying in a group movement of people, before the runaway movement after snatching or snatching There is a possibility that an approaching action or the like has occurred.
このような要注視行動の検出基準を満たす分布が検出された場合(ステップS116にて「YES」の場合)、要注視行動検出手段53は、当該分布についての要注視情報を生成し記録し(ステップS107)、図5のステップS8に処理を進める。例えば、要注視行動検出手段53は、当該分布が満たした検出基準と対応する「ひったくりなどの可能性あり」などの事象名、および抽出対象領域である高混雑領域において差ベクトルの大きさが閾値TH11以上であった局所領域の重心座標を要注視情報として生成する。一方、分布が検出基準を満たさない場合(ステップS116にて「NO」の場合)、ステップS107は省略される。
When a distribution satisfying the detection criteria for such a watch-at-behavior is detected (“YES” at step S116), the watch-at-behavior detection means 53 generates and records the watch-at-watch information for the distribution ( In step S107), the process proceeds to step S8 in FIG. For example, the gaze-
以上により、混雑が生じ得る空間を撮影した撮影画像から、当該空間内の移動物体の動きベクトルを、混雑度が低い区分領域では移動物体の部位の動きまで考慮して詳細に算出しつつ、混雑度が高い区分領域では移動物体の部位の混同を原因とする誤算出を低減して、精度良く算出できる。そのため、混雑が生じ得る空間を撮影した撮影画像から移動物体の動きを精度良く解析できる。 As described above, the motion vector of the moving object in the space that is likely to be crowded is calculated in detail in consideration of the movement of the moving object in the segmented area where the degree of congestion is low. In a highly divided area, it is possible to reduce the erroneous calculation caused by the confusion of the parts of the moving object and to calculate with high accuracy. Therefore, it is possible to accurately analyze the movement of a moving object from a captured image obtained by capturing a space where congestion can occur.
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態に係る画像監視装置1は領域分割手段51の処理が上述した第1の実施形態とは異なり、他の点は基本的に第1の実施形態と同様である。以下、第2の実施形態について、第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付して上述の説明を援用し、以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
[Second Embodiment]
The
第1の実施形態において領域分割手段51は区分領域をその密度に応じて予め定めた大きさの局所領域に分割したが、第2の実施形態において領域分割手段51は撮影画像ごとにその撮影内容に応じた局所領域を動的に設定する。具体的には、領域分割手段51は、画素値(色または濃度)と画素位置とが互いに類似する画素からなる局所領域に分割する分割基準であって密度に関し定めた階級が高いほど大きな局所領域となりやすく定める分割基準に従って、区分領域のそれぞれを局所領域に分割する。
In the first embodiment, the
第2の実施形態の領域分割手段51は、密度に関する階級として、第1の実施形態と同様に定義した混雑度を用いる。よって、第2の実施形態における区分領域は、第1の実施形態と同様に生成され、撮影画像内には低混雑領域、中混雑領域および高混雑領域の3通りの区分領域が設定され得る。 The area dividing means 51 of the second embodiment uses the degree of congestion defined as in the first embodiment as the class relating to the density. Therefore, the partitioned areas in the second embodiment are generated in the same manner as in the first embodiment, and three partitioned areas of a low congestion area, a medium congestion area, and a high congestion area can be set in the captured image.
図7は各混雑度の領域からなる撮影画像の例とそれに対する局所領域の例を示す模式図である。具体的には、図7の上段には、低混雑領域のみからなる撮影画像とそれに対する局所領域とが示されている。同様に、図7の中段、下段にはそれぞれ中混雑領域、高混雑領域のみからなる撮影画像とそれに対する局所領域とが示されている。 FIG. 7 is a schematic diagram showing an example of a photographed image composed of areas of respective congestion degrees and an example of a local area corresponding thereto. Specifically, in the upper part of FIG. 7, a captured image including only a low congestion area and a local area corresponding thereto are shown. Similarly, a middle image and a lower image in FIG. 7 show a captured image including only a medium congestion area and a high congestion area, and a local area corresponding thereto.
例えば、領域分割手段51は、各区分領域にSLIC(Simple Linear Iterative Clustering)法を適用することによって各区分領域の撮影画像を複数のクラスタに分割する。その複数のクラスタのそれぞれが局所領域である。 For example, the area dividing means 51 divides the captured image of each divided area into a plurality of clusters by applying an SLIC (Simple Linear Iterative Clustering) method to each divided area. Each of the plurality of clusters is a local region.
SLIC法においては、分割に先立って分割数が定められて、定められた分割数と同数のクラスタ中心を初期値として対象の画像上に設定し、対象の画像が分割数と同数のクラスタに分割される。 In the SLIC method, the number of divisions is determined prior to division, the same number of cluster centers as the determined number of divisions are set as initial values on the target image, and the target image is divided into the same number of clusters as the number of divisions. Is done.
このようなSLIC法の特性に対応して、領域分割手段51は、密度が高いほど大きな局所領域となりやすいよう、区分領域ごとに、当該区分領域の混雑度が高いほど少ない割合の分割数を定める。つまり単位面積当たりの局所領域の数を少なく設定する分割基準に従って、区分領域のそれぞれを局所領域に分割する。 Corresponding to the characteristics of the SLIC method, the region dividing means 51 determines a smaller number of divisions for each divided region as the density of the divided region is higher, so that a larger local region is more likely to be generated. . That is, each of the segmented areas is divided into local areas according to a division criterion that sets a small number of local areas per unit area.
例えば、領域分割手段51は、区分領域ごとに以下のステップA1〜A6の処理を行って区分領域をクラスタに分割する。
For example, the
(ステップA1)区分領域を、区分領域の混雑度に応じた分割面積で格子状に略等分割して、当該分割により生成された矩形領域である各ブロックの中心をクラスタ中心の初期値とする。この処理により、クラスタ中心の数(ブロック数)だけの分割数(>1)を分割基準として定めたことになる。 (Step A1) The segmented region is divided into substantially equal grids with a divided area corresponding to the degree of congestion of the segmented region, and the center of each block, which is a rectangular region generated by the segmentation, is set as the initial value of the cluster center. . With this processing, the number of divisions (> 1) equal to the number of cluster centers (number of blocks) is determined as the division criterion.
具体的には、低混雑領域については、当該領域の面積SLと人の1/8ほどの大きさに予め定めた分割面積ULの商SL/ULを四捨五入した整数値を当該領域の分割数kLと定め、当該領域をそれぞれの面積が略ULのブロックに分割して、各ブロックの中心を当該領域におけるクラスタ中心の初期値とする。
Specifically, the low congestion area, the area S L and predetermined divided area U L quotient S L / U L the integer value obtained by rounding off the region of the extent of the
同様に、中混雑領域については、当該領域の面積SMと人の1/4ほどの大きさに予め定めた分割面積UMの商SM/UMを四捨五入した整数値を当該領域の分割数kMと定め、当該領域をそれぞれの面積が略UMのブロックに分割して、各ブロックの中心を当該領域におけるクラスタ中心の初期値とする。 Similarly, for a middle crowded area, an integer value obtained by rounding off a quotient S M / U M of a predetermined divided area U M that is approximately ¼ of the area S M of the area and a person is divided into the areas. defined as the number k M, the area is each area is divided into blocks of substantially U M, the center of each block and the initial value of the cluster centers in the area.
また、高混雑領域については、当該領域の面積SHと人の1/2ほどの大きさに予め定めた分割面積UHの商SH/UHを四捨五入した整数値を当該領域の分割数kHと定め、当該領域をそれぞれの面積が略UHのブロックに分割して、各ブロックの中心を当該領域におけるクラスタ中心の初期値とする。 As for the high congestion area, the division number of the region area S H and human predetermined splitting area U H quotient S H / U H that region an integer value obtained by rounding off the about the size of half of the k H is defined, the region is divided into blocks each having an area of approximately U H , and the center of each block is set as the initial value of the cluster center in the region.
なお、分割数の算出に際し、四捨五入による整数値化に代えて、切り捨てまたは切り上げにより整数値化を行ってもよく、いずれとするかは予め定めておけばよい。 In calculating the number of divisions, instead of rounding to an integer value, rounding or rounding may be used to make an integer value, and either one may be determined in advance.
また、分割数が2未満となる場合は、局所領域への分割および動きベクトルの算出は行わないよう制御する。 Further, when the number of divisions is less than 2, control is performed so as not to perform division into local regions and calculation of motion vectors.
(ステップA2)区分領域内の各画素と各クラスタ中心との組み合わせに対して評価値を算出する。評価値として、例えば、当該画素から当該クラスタ中心までの距離の逆数と、当該画素とクラスタ中心との間の輝度の類似度との重みづけ和を用いることができる。すなわち、評価値は、画素位置の類似度と画素値の類似度とを統合した統合類似度で定義することができる。 (Step A2) An evaluation value is calculated for a combination of each pixel and each cluster center in the partitioned area. As the evaluation value, for example, a weighted sum of the reciprocal of the distance from the pixel to the cluster center and the luminance similarity between the pixel and the cluster center can be used. That is, the evaluation value can be defined by an integrated similarity obtained by integrating the similarity of pixel positions and the similarity of pixel values.
(ステップA3)区分領域内の各画素を、当該画素との評価値が最も高いクラスタ中心に帰属させる。 (Step A3) Each pixel in the segmented region is assigned to the cluster center having the highest evaluation value with the pixel.
(ステップA4)全画素の評価値の総和を求める。 (Step A4) The sum of evaluation values of all pixels is obtained.
(ステップA5)各クラスタ中心を、当該クラスタ中心に帰属する画素の座標を当該画素の評価値で重み付けて平均した重み付け平均座標に更新する。 (Step A5) Each cluster center is updated to weighted average coordinates obtained by weighting and averaging the coordinates of the pixels belonging to the cluster center with the evaluation values of the pixels.
(ステップA6)クラスタ中心の更新値を用いてステップA2〜A5を繰り返し、ステップA4で求めた総和と前回のステップA4で総和した値との差の絶対値が所定値未満となり、クラスタの更新処理が収束したと判断される場合、または繰り返し回数が規定回数に達した場合は、処理を終了し、直近に得られたクラスタを局所領域に決定する。 (Step A6) Steps A2 to A5 are repeated using the cluster center update value, and the absolute value of the difference between the sum obtained in step A4 and the sum total obtained in the previous step A4 becomes less than a predetermined value, and the cluster update process is performed. When it is determined that has converged, or when the number of repetitions reaches the specified number, the process is terminated, and the most recently obtained cluster is determined as a local region.
図7の上段、中段、下段の図はそれぞれ低混雑領域の撮影画像、中混雑領域の撮影画像、高混雑領域の撮影画像のそれぞれが人の8分の1程度の大きさの局所領域、人の4分の1程度の大きさの局所領域、人の2分の1程度の大きさの局所領域に分割される様子を例示している。 The upper, middle, and lower diagrams in FIG. 7 are a captured image of a low-congested area, a captured image of a medium-congested area, and a captured image of a highly-congested area, respectively. Is illustrated as being divided into a local region having a size of about one-fourth of the above and a local region having a size of about one-half of a person.
第2の実施形態における領域分割手段51の上述の区分領域から局所領域を生成する処理は、第1の実施形態と同様、図5に示した動作における要注視行動検出処理S7にて行われる。つまり、第2の実施形態の画像監視装置1における監視動作は、第1の実施形態について説明した図5と同様の処理フローで行われるが、領域分割手段51の処理の相違に関連して、要注視行動検出処理S7の詳細にて第1の実施形態と違いを有する。
The process of generating a local area from the above-described segmented area by the
図8は第2の実施形態における要注視行動検出処理S7の概略のフロー図である。 FIG. 8 is a schematic flowchart of the gaze-behavior detection processing S7 in the second embodiment.
図5のステップS6にて設定された処理領域が低混雑領域である場合(ステップS200にて「YES」の場合)、領域分割手段51は、人の1/8ほどの大きさに定めた分割面積ULを用いた上述の局所領域の生成処理を行い、低混雑領域を平均面積が1/8人分となる数の局所領域に分割する(ステップS201)。
When the processing area set in step S6 in FIG. 5 is a low-congestion area (in the case of “YES” in step S200), the area dividing means 51 is divided into a size about 1/8 of a person. performs generation processing of the above-described local region using the area U L, is divided into the number of local regions where the average area of
当該局所領域に対して、動きベクトル算出手段52は第1の実施形態の図6のステップS104,S105と同様にして動きベクトルの算出、および動き分布の算出を行う(ステップS202,S203)。そして、要注視行動検出手段53が第1の実施形態について図6のステップS106,S107と同様にして、低混雑時の検出基準を満たすか否かの判定、および要注視情報の記録を行う(ステップS204,S205)。
For the local region, the motion vector calculation means 52 calculates a motion vector and a motion distribution in the same manner as steps S104 and S105 in FIG. 6 of the first embodiment (steps S202 and S203). Then, in the same manner as steps S106 and S107 in FIG. 6, the gazing
図5のステップS6にて設定された処理領域が中混雑領域である場合(ステップS200にて「NO」かつステップS206にて「YES」の場合)、領域分割手段51は、人の1/4ほどの大きさに定めた分割面積UMを用いた上述の局所領域の生成処理を行い、中混雑領域を平均面積が1/4人分となる数の局所領域に分割する(ステップS207)。 When the processing area set in step S6 in FIG. 5 is a medium congestion area (in the case of “NO” in step S200 and “YES” in step S206), the area dividing means 51 is ¼ of the person. The above-described local region generation process using the divided area U M set to a moderate size is performed, and the middle crowded region is divided into a number of local regions whose average area is ¼ (step S207).
当該局所領域に対して、動きベクトル算出手段52は図6のステップS110,S111と同様にして動きベクトルの算出、および動き分布の算出を行い(ステップS208,S209)、要注視行動検出手段53は図6のステップS112,S107と同様にして、中混雑時の検出基準を満たすか否かの判定、および要注視情報の記録を行う(ステップS210,S205)。
For the local region, the motion
また、図5のステップS6にて設定された処理領域が高混雑領域である場合(ステップS200にて「NO」かつステップS206にて「NO」の場合)、領域分割手段51は、人の1/2ほどの大きさに定めた分割面積UHを用いた上述の局所領域の生成処理を行い、高混雑領域を平均面積が1/2人分となる数の局所領域に分割する(ステップS211)。
In addition, when the processing area set in step S6 in FIG. 5 is a highly congested area (“NO” in step S200 and “NO” in step S206), the
当該局所領域に対して、動きベクトル算出手段52は図6のステップS114,S115と同様にして動きベクトルの算出、および動き分布の算出を行い(ステップS212,S213)、要注視行動検出手段53は図6のステップS116,S107と同様にして、高混雑時の検出基準を満たすか否かの判定、および要注視情報の記録を行う(ステップS214,S205)。
For the local region, the motion
上述した本実施形態の局所領域の生成処理では、分割数を少なくすればひとつひとつの局所領域が大きくなり易く、分割数を多くすればひとつひとつの局所領域が小さくなり易い。 In the local region generation processing of the present embodiment described above, each local region is likely to be increased if the number of divisions is reduced, and each local region is likely to be reduced if the number of divisions is increased.
このように区分領域を当該領域における移動物体の密度が高いほど少ない割合の分割数で分割することによっても、少なくとも移動物体に関する局所領域は、密度に応じて区分した領域においてその密度が高いほど大きく、密度が低いほど小さく分割されることが期待できる。 As described above, even if the divided area is divided by a smaller number of divisions as the density of the moving object in the area is higher, at least the local area related to the moving object is larger as the density is higher in the area divided according to the density. It can be expected that the lower the density, the smaller the division.
そのため、混雑が生じ得る空間を撮影した撮影画像から、当該空間内の移動物体の動きベクトルを、移動物体の部位の混同を原因とする誤算出を低減して、精度良く算出できる。そのため、混雑が生じ得る空間を撮影した撮影画像から移動物体の動きを精度良く解析できる。 For this reason, it is possible to accurately calculate a motion vector of a moving object in the space from a captured image obtained by capturing a space in which congestion may occur, by reducing erroneous calculation due to confusion of the parts of the moving object. Therefore, it is possible to accurately analyze the movement of a moving object from a captured image obtained by capturing a space where congestion can occur.
以上、第2の実施形態として、区分領域から局所領域を生成する際の分割数の多寡により混雑度に応じた局所領域の大きさを制御する手法を、SLIC法を用いて実現する構成を説明した。 As described above, as the second embodiment, a configuration for realizing a method for controlling the size of a local region in accordance with the degree of congestion by using a large number of divisions when generating a local region from a segmented region is described using the SLIC method. did.
ここで、SLIC法に代えて群平均法などを用いたボトムアップな領域分割方法を採用する場合も、分割数の多寡によって局所領域の大きさを制御できる。この場合、領域分割手段51は以下のステップB1〜B5の処理を行って区分領域をクラスタに分割する。 Here, even when a bottom-up region dividing method using a group average method or the like is employed instead of the SLIC method, the size of the local region can be controlled by the number of divisions. In this case, the area dividing means 51 performs the following steps B1 to B5 to divide the divided area into clusters.
(ステップB1)区分領域の面積を区分領域の密度に応じた分割面積で除して分割数(>1)を定める。具体的には、低混雑領域については、当該領域の面積SLと人の1/8ほどの大きさに予め定めた分割面積ULの商SL/ULを四捨五入した整数値を当該領域の分割数kLと定める。中混雑領域については、当該領域の面積SMと人の1/4ほどの大きさに予め定めた分割面積UMの商SM/UMを四捨五入した整数値を当該領域の分割数kMと定める。また、高混雑領域については、当該領域の面積SHと人の1/2ほどの大きさに予め定めた分割面積UHの商SH/UHを四捨五入した整数値を当該領域の分割数kHと定める。
(Step B1) The number of divisions (> 1) is determined by dividing the area of the divided region by the divided area corresponding to the density of the divided region. Specifically, the low congestion area, the area S L and predetermined divided area U L quotient S L / U L the integer value obtained by rounding off the region of the extent of the
(ステップB2)撮影画像中の各画素を初期のクラスタに設定する。 (Step B2) Each pixel in the captured image is set as an initial cluster.
(ステップB3)隣り合うクラスタの組み合わせごとに評価値を算出する。評価値として、例えば、クラスタ中心間の距離の逆数と、クラスタ間の平均輝度の類似度との重みづけ和を用いることができる。すなわち評価値は、画素位置の類似度と画素値の類似度とを統合した統合類似度で定義することができる。なお、統合類似度の代わりに画素値の類似度を評価値としてもよい。ちなみにその場合も「隣り合うクラスタ」という条件によって画素位置の類似性の要件が含まれている。 (Step B3) An evaluation value is calculated for each combination of adjacent clusters. As the evaluation value, for example, a weighted sum of the reciprocal of the distance between the cluster centers and the similarity of the average luminance between the clusters can be used. That is, the evaluation value can be defined by an integrated similarity obtained by integrating the similarity of pixel positions and the similarity of pixel values. Note that the similarity of pixel values may be used as the evaluation value instead of the integrated similarity. Incidentally, in that case as well, the requirement of similarity of pixel positions is included under the condition of “adjacent clusters”.
(ステップB4)評価値が最大であるクラスタの組み合わせを1つのクラスタに統合する。 (Step B4) The combination of clusters having the maximum evaluation value is integrated into one cluster.
(ステップB5)ステップB3,B4を繰り返し、クラスタ数がステップB1で定めた分割数以下になれば処理を終了し、直近に得られたクラスタを局所領域に決定する。一方、クラスタ数がステップB1で定めた分割数以下でなければステップB3,B4をさらに繰り返す。 (Step B5) Steps B3 and B4 are repeated, and if the number of clusters is equal to or less than the number of divisions determined in step B1, the process is terminated, and the most recently obtained cluster is determined as a local region. On the other hand, if the number of clusters is not less than the number of divisions determined in step B1, steps B3 and B4 are further repeated.
以上、分割数の多寡によって局所領域の大きさを制御する方法を2通り説明したが、分割数の多寡によって制御するのではなく、上述した評価値(統合類似度)に対する閾値の高さによって局所領域の大きさを制御する別方法を採用することもできる。 As described above, two methods for controlling the size of the local region based on the number of divisions have been described. However, instead of controlling based on the number of divisions, the local region is controlled based on the height of the threshold for the evaluation value (integrated similarity) described above. Another method for controlling the size of the region can also be adopted.
すなわち領域分割手段51は、画素値の類似度と画素位置の類似度とを統合した統合類似度に対する閾値を密度が高いほど低く定める分割基準に従って、区分領域のそれぞれを統合類似度が閾値を超える画素からなる局所領域に分割する。つまり、分割基準は、混雑度が高いほど、画素について互いに類似すると判断する統合類似度の閾値を低く設定する。
That is, the
この場合、領域分割手段51は、区分領域ごとに以下のステップC1〜C4の処理を行って区分領域をクラスタに分割する。 In this case, the area dividing means 51 performs the following steps C1 to C4 for each divided area to divide the divided area into clusters.
(ステップC1)撮影画像中の各画素を初期のクラスタに設定する。 (Step C1) Each pixel in the captured image is set as an initial cluster.
(ステップC2)隣り合うクラスタの組み合わせごとに評価値を算出する。評価値として、例えば、上述した統合類似度を用いることができる。 (Step C2) An evaluation value is calculated for each combination of adjacent clusters. As the evaluation value, for example, the integrated similarity described above can be used.
(ステップC3)ステップC2で算出した評価値を閾値と比較し、評価値が閾値以下のクラスタの組み合わせを1つのクラスタに統合する。閾値は区分領域の混雑度ごとに予め定めた値であり、混雑度が高いほど低く定められた値である。 (Step C3) The evaluation value calculated in Step C2 is compared with a threshold value, and a combination of clusters having an evaluation value equal to or less than the threshold value is integrated into one cluster. The threshold value is a predetermined value for each degree of congestion of the segmented area, and is a value set lower as the degree of congestion is higher.
(ステップC4)ステップC3にて評価値が閾値以下のクラスタの組み合わせが1つ以上あればステップC2,C3を繰り返し、ステップC3にて評価値が閾値以下のクラスタの組み合わせが1つも無ければ処理を終了し、直近に得られたクラスタを局所領域に決定する。 (Step C4) Steps C2 and C3 are repeated if there is at least one combination of clusters whose evaluation value is less than or equal to the threshold value in Step C3, and processing is performed if there is no combination of clusters whose evaluation value is less than or equal to the threshold value in Step C3. End and determine the most recently obtained cluster as the local region.
なお、第2の実施形態においては、分割基準として分割数、類似度の閾値を例示したが、それ以外にも局所領域の大きさの範囲を制限する閾値(密度が高い階級ほど範囲を広く、密度が低い階級ほど範囲を狭く定める)、またはクラスタの統合回数を制限する閾値(密度が高い階級ほど統合回数の上限を高く、密度が低い階級ほど統合回数の上限を低く定める)などの分割基準によっても、密度が高い階級ほど局所領域のサイズが大きくなりやすく定めることができる。 In the second embodiment, the number of divisions and the similarity threshold are exemplified as the division criteria. However, other thresholds limit the size range of the local region (the higher the density, the wider the range, A division criterion such as a threshold that limits the number of cluster integrations (a lower density class) or a threshold that limits the number of cluster integrations (a higher density class has a higher upper limit on integration times, and a lower density class has a lower upper limit on integration times) Also, it can be determined that the higher the density, the easier the local area size becomes.
(1)上記各実施形態においては、検出対象の物体を人とする例を示したが、これに限らず、検出対象の物体を車両、牛や羊等の動物等とすることもできる。 (1) In each of the embodiments described above, an example in which the object to be detected is a person has been shown. However, the present invention is not limited to this, and the object to be detected may be a vehicle, an animal such as a cow or a sheep, or the like.
(2)上記各実施形態およびその変形例においては、多クラスSVM法にて学習した密度推定器を例示したが、多クラスSVM法に代えて、決定木型のランダムフォレスト法、多クラスのアダブースト(AdaBoost)法または多クラスロジスティック回帰法などにて学習した密度推定器など種々の密度推定器とすることができる。 (2) In each of the above-described embodiments and modifications thereof, the density estimator learned by the multi-class SVM method has been exemplified. However, instead of the multi-class SVM method, a decision tree type random forest method, a multi-class Adaboost Various density estimators such as a density estimator learned by (AdaBoost) method or multi-class logistic regression method can be used.
或いは識別型のCNN(Convolutional Neural Network)を用いた密度推定器とすることもできる。 Alternatively, a density estimator using a discriminating CNN (Convolutional Neural Network) may be used.
(3)上記各実施形態およびその各変形例においては、密度推定器が推定する背景以外の密度のクラスを3クラスとしたが、より細かくクラスを分けてもよい。 (3) In each of the above embodiments and their modifications, the density classes other than the background estimated by the density estimator are set to three classes. However, the classes may be divided more finely.
(4)上記各実施形態およびその各変形例においては、多クラスに分類する密度推定器を例示したがこれに代えて、特徴量から密度の値(推定密度)を回帰する回帰型の密度推定器とすることもできる。すなわち、リッジ回帰法、サポートベクターリグレッション法、回帰木型のランダムフォレスト法またはガウス過程回帰(Gaussian Process Regression)などによって、特徴量から推定密度を求めるための回帰関数のパラメータを学習した密度推定器とすることができる。 (4) In each of the above-described embodiments and modifications thereof, a density estimator that classifies into multiple classes is illustrated, but instead of this, a regression type density estimation that regresses a density value (estimated density) from a feature quantity It can also be a container. That is, a density estimator that has learned the parameters of the regression function for obtaining the estimated density from the features by ridge regression method, support vector regression method, regression tree-type random forest method or Gaussian Process Regression, etc. can do.
或いは回帰型のCNNを用いた密度推定器とすることもできる。 Alternatively, a density estimator using a regression type CNN may be used.
(5)上記各実施形態およびその各変形例においては、密度推定器が学習する特徴量および推定用特徴量としてGLCM特徴を例示したが、これらはGLCM特徴に代えて、局所二値パターン(Local Binary Pattern:LBP)特徴量、ハールライク(Haar-like)特徴量、HOG特徴量、輝度パターンなどの種々の特徴量とすることができ、またはGLCM特徴とこれらのうちの複数を組み合わせた特徴量とすることもできる。 (5) In each of the above embodiments and the modifications thereof, the GLCM feature is exemplified as the feature amount learned by the density estimator and the estimation feature amount. However, instead of the GLCM feature, the local binary pattern (Local Binary Pattern (LBP) feature value, Haar-like feature value, HOG feature value, luminance pattern, and other various feature values, or a combination of GLCM features and a plurality of them You can also
1 画像監視装置、2 撮影部、3 通信部、4 記憶部、5 画像処理部、6 表示部、30 画像取得手段、31 要注視情報出力手段、40 時系列画像記憶手段、41 密度推定器記憶手段、42 検出基準記憶手段、50 密度推定手段、51 領域分割手段、52 動きベクトル算出手段、53 要注視行動検出手段。
DESCRIPTION OF
Claims (5)
所定の密度ごとに当該密度にて前記移動物体が存在する空間を撮影した密度画像それぞれの画像特徴を学習した密度推定器を用いて、前記撮影画像内の任意の領域に撮影された前記移動物体の前記密度を推定する密度推定手段と、
推定された前記密度に基づいて前記撮影画像を前記密度に関し設定された複数の階級ごとに区分した区分領域のそれぞれを、前記階級ごとに定めた分割基準に従い複数の局所領域に分割する領域分割手段と、
前記局所領域それぞれにおける動きベクトルを算出する動きベクトル算出手段と、
前記複数の局所領域の前記動きベクトルから前記空間における前記移動物体の動きを解析する動き解析手段と、
を備えたことを特徴とする画像解析装置。 Image acquisition means for acquiring a plurality of time-captured images of a space that can be crowded with a predetermined moving object;
The moving object photographed in an arbitrary region in the photographed image by using a density estimator that has learned the image characteristics of each of the density images obtained by photographing the space where the moving object exists at the density for each predetermined density Density estimation means for estimating the density of
Area dividing means for dividing each of the divided areas obtained by dividing the captured image into a plurality of classes set with respect to the density based on the estimated density into a plurality of local areas in accordance with a division criterion determined for each of the classes. When,
Motion vector calculating means for calculating a motion vector in each of the local regions;
Motion analysis means for analyzing the motion of the moving object in the space from the motion vectors of the plurality of local regions;
An image analysis apparatus comprising:
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