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JP2019029954A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像合成処理に応じて適切な情報を作成し、画像データに関連付けを行うようにした画像処理装置および画像処理方法を提供する。【解決手段】同一の対象物に対し、撮影条件を切り換えて複数の撮影画像データを取得し(S3)、異なる露出条件で取得した複数の撮影画像データを用いて第1の画像合成を行い(S17)、同一の露出条件、かつ露出以外の条件を異ならせて取得した複数の撮影画像データを用いて第2の画像合成を行い(S23)、第1画像合成または第2画像合成によって合成された合成画像データを表すメタデータを作成する際に、第1の画像合成を行う場合と、第2の画像合成を行う場合で、異なる露出条件を示す単一のメタデータを作成する(S19、S25)。【選択図】 図7

Description

本発明は、撮影の際に複数コマの画像データを取得し、この取得した画像データに合成処理を施し、この合成処理を施した画像データを記録することが可能な画像処理装置および画像処理方法に関する。
撮影の際に複数コマの画像データを取得し、この取得した複数の画像データに合成処理を施し記録することは従来より種々提案されている、例えば、特許文献1には、撮像方向を変位させながら複数のフレー画像データを取得し、この取得した画像データにパノラマ画像処理を施し、パノラマ画像データを生成する画像処理装置が記載されている。この画像処理装置では、全周パノラマ画像と判断される場合に、パノラマ画像データと全周パノラマ画像であることを示す情報を関連付けて記録されている。
また、写真用のメタデータを含む画像ファイルフォーマットとしてエクスチェンジャブル・イメージ・ファイル・フォーマット(Exif)が使用されている。このExif情報として、シャッタ速度、絞り値(F値)、ISO感度等の情報が画像データと共に記録される。
特開2015−156523号公報
複数コマの画像データに対する合成処理は、パノラマ合成処理以外にも、深度合成処理、超高解像合成処理、ハイダイナミックレンジ合成処理(HDR)等、種々の処理がある。これらの合成処理の際に使用される撮影コマの画像データの露出条件は同じ場合もあれば、異なる場合もある。前述の特許文献1には、露出条件の記録については何ら記載されていない。これらの露出条件等の撮影条件の記録の仕方によっては、不適切な記録となってしまう。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、画像合成処理に応じて適切な情報を作成し、画像データに関連付けを行うようにした画像処理装置および画像処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1の発明に係る画像処理装置は、同一の対象物に対し、撮影条件を切り換えて複数の撮影画像データを取得可能な画像データ取得部と、上記画像データ取得部によって、異なる露出条件で複数の撮影画像データを取得し、この取得した複数の撮影画像データを用いて第1の画像合成を行う第1画像合成部と、上記画像データ取得部によって、同一の露出条件、かつ露出以外の条件を異ならせて複数の撮影画像データを取得し、この取得した複数の撮影画像データを用いて第2の画像合成を行う第2画像合成部と、上記第1画像合成部または第2画像合成部によって合成された合成画像データを表すメタデータを作成するメタデータ作成部と、を有し、上記メタデータ作成部は、上記第1の画像合成を行う場合と、上記第2の画像合成を行う場合で、異なる露出条件を示す単一のメタデータを作成する。
第2の発明に係る画像処理装置は、上記第1の発明において、上記メタデータ作成部は、上記第1の画像合成と上記第2の画像合成を区別する情報を作成する。
第3の発明に係る画像処理装置は、上記第2の発明において、上記メタデータ作成部は、上記第1の画像合成を行った場合には上記画像データ取得部における露出条件に基づいて参考メタデータを作成し、上記第2の画像合成を行った場合には上記画像データ取得部における実際の露出条件を実施メタデータとする。
第4の発明に係る画像処理装置は、上記第1の発明において、上記メタデータ作成部は、上記第1の画像合成部によって第1の画像合成を行った場合には、上記第1の画像合成によって生成された合成画像の露出効果に相当するメタデータを作成する。
第5の発明に係る画像処理装置は、上記第1の発明において、上記メタデータ作成部は、上記第2の画像合成部によって第2の画像合成を行った場合には、上記画像データ取得部で1コマの画像データを取得する際の露出条件に基づいてメタデータを作成する。
第6の発明に係る画像処理装置は、同一の対象物に対し、第1の撮影条件を切り換えて複数の撮影画像データを取得可能な画像データ取得部と、上記画像データ取得部によって、第2の撮影条件を異ならせて複数の撮影画像データを取得し、この取得した複数の撮影画像データを用いて第1の画像合成を行う第1画像合成部と、上記画像データ取得部によって、第2の撮影条件を変えず、第3の撮影条件を異ならせて複数の撮影画像データを取得し、この取得した複数の撮影画像データを用いて第2の画像合成を行う第2画像合成部と、上記第1画像合成部または第2画像合成部によって合成された合成画像データを表すメタデータを作成するメタデータ作成部と、を有し、上記メタデータ作成部は、上記第1の画像合成を行う場合と、上記第2の画像合成を行う場合で、異なる撮影条件を示す単一のメタデータを作成する。
第7の発明に係る画像処理方法は、同一の対象物に対し、撮影条件を切り換えて複数の撮影画像データを取得し、異なる露出条件で取得した複数の撮影画像データを用いて第1の画像合成を行い、同一の露出条件、かつ露出以外の条件を異ならせて取得した複数の撮影画像データを用いて第2の画像合成を行い、上記第1画像合成または第2画像合成によって合成された合成画像データを表すメタデータを作成する際に、上記第1の画像合成を行う場合と、上記第2の画像合成を行う場合で、異なる露出条件を示す単一のメタデータを作成する。
本発明によれば、画像合成処理に応じて適切な情報を作成し、画像データに関連付けを行うようにした画像処理装置および画像処理方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るカメラの主として電気的構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るカメラにおける深度合成処理を説明する図である。 本発明の一実施形態に係るカメラにおける超高解像合成処理を説明する図である。 本発明の一実施形態に係るカメラにおけるハイダイナミックレンジ合成処理(HDR)を説明する図である。 本発明の一実施形態に係るカメラにおけるノイズリダクション(NR)合成処理を説明する図である。 本発明の一実施形態に係るカメラにおける電子手振れ防止処理を説明する図である。 本発明の一実施形態におけるカメラのカメラ制御動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるカメラのカメラ制御動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるカメラにおいて、メタデータの表示の例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態としてデジタルカメラ(以下、「カメラ」と称す)に適用した例について説明する。このカメラは、撮像部を有し、この撮像部によって被写体像を画像データに変換し、この変換された画像データに基づいて、被写体像を本体の背面に配置した表示部にスルー画表示する。撮影者はスルー画表示を観察することにより、構図やシャッタタイミングを決定する。レリーズ操作時には、画像データが記録媒体に記録される。記録媒体に記録された画像データは、再生モードを選択すると、表示部に再生表示することができる。
また、本実施形態に係るカメラは、複数コマの画像データを取得し、この複数コマの画像データを用いて行う合成処理を行うことができる。この場合、複数の異なる露出条件で画像データを得て行う第1の画像合成処理と、同じ露出条件で複数の画像データを得て行う第2の画像合成処理とで、異なる露出条件(撮影条件)を示す単一のメタデータを生成し、画像データに関連付けて記録するようにしている。
図1は、本実施形態に係るカメラの主として電気的構成を示すブロック図である。このカメラは、制御部101、撮像部102、記録部105、表示部106、操作部107、通信部108を有する。
撮像部102は、光学系102a、撮像素子102b、ピント変更部102c、露出変更部102d、および撮像位置変更部102dを有する。なお、ピント変更部102c、露出変更部102dおよび撮像位置変更部102dは、設定可能なモードに応じて、適宜、省略してもよい。
光学系102aは、フォーカスレンズ等の光学レンズを有し、被写体像を形成することができる。光学102aのピント位置は、後述するピント変更部102cによって移動制御される。
撮像素子102bは、CCDイメージセンサ、CMOSイメーセンサ等のイメージセンサを有する。この撮像素子102bは、光学系102aによって被写体像が形成される位置付近に配置され、撮像制御部103bからの制御に従って、被写体像を画像データに変換し出力する。撮像素子102bは、同一の対象物に対し、撮影条件(第1の撮影条件)を切り換えて複数の撮影画像データを取得可能な画像データ取得部として機能する。
ピント変更部102cは、光学系102aの内のフォーカスレンズを光軸方向に移動する駆動機構および駆動回路を有する。ピント変更部102cは、制御部103からのピント合わせ信号に基づいてフォーカスレンズを合焦位置に移動させる。また、ピント変更部102cは、深度合成モードが設定された場合に、フォーカスレンズを所定の異なるピント位置に順次移動させ、それぞれのピント位置で画像データが取得される。
露出変更部102dは、撮影時の露出条件を変更させる。露出変更部102dは、絞りおよび絞り制御回路、シャッタおよびシャッタ制御回路、ISO感度変更回路等の内の少なくとも1つを有する。すなわち、露出変更部102dは、絞り値、シャッタ速度値、およびISO感度の内の少なくとも1つを変更することにより、露出条件を変更する。また、露出変更部102dは、ハイダイナミックレンジ合成(HDR)モードが設定された場合に、所定の異なる露出条件で順次撮影が行われ、それぞれの露出条件で画像データが取得される。
撮像位置変更部102eは、撮像素子102bを光軸と直交する面内で移動させる移動機構および移動回路を有する。撮像位置変更部102eは、超高解像合成モードが設定された場合に、撮像素子102bを光軸と直交する面内で所定の異なる撮像位置に撮像素子102bを順次移動させ、それぞれの撮像位置で画像データが取得される。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)とその周辺回路およびメモリ等を有したASIC(Application Specific Integrated Circuit)で構成される。CPUはメモリに記憶されたプログラムに従って、カメラ100内の各部を制御することによってカメラの全体を実行する。制御部101は、モード制御部101b、表示制御部101c、通信制御部101d、および画像処理部103を有する。これらの各部の一部の機能は、CPUとプログラムによって実現され、また他の一部の機能は周辺回路によって実現される。
モード制御部101bは、ユーザによって設定されたモード等に応じて、撮像制御部103b、撮影制御変更部103c、画像合成部103d等による制御を実行させる。
表示制御部101cは、表示部106における表示の制御を行う。表示としては、撮像素子102bによって取得された画像データに基づくスルー画表示、記録部105に記録された画像の再生画像表示、メニュー画面表示等、種々の表示がある。また、記録部105に記録された際の画像表示の際には、画像データに関連して記録されているメタデータの表示を行うようにしてもよい(後述する図9参照)。
通信制御部101dは、通信部108を介して行う外部との無線(赤外線等を含む)通信、または有線通信の制御を行う。本実施形態においては、後述するように、記録部105に記録された画像データ等は外部装置に通信可能である(図8のS45、S47参照)。
画像処理部103は、撮像制御部103b、撮影制御変更部103c、画像合成部103d、記録制御部103e、メタデータ作成部104を有する。
撮像制御部103bは、撮像素子102bから画像データの取得の制御を行う。すなわち、撮像制御部103bは、撮像素子102bの光電変換時間や画像データの読出しを制御し、読み出した画像データを制御部101に出力させる。
撮影制御変更部103cは、深度合成処理モード、ハイダイナミックレンジ合成処理(HDR)モード、超高解像合成処理モード等の設定されたモードに応じて、ピント変更部102b、露出変更部102c、撮像位置変更部102dを制御し、設定されたモードに応じた撮影制御を実行する。
画像合成部103dは、画像処理回路等を有し、深度合成処理モード、ハイダイナミックレンジ合成処理(HDR)モード、超高解像合成処理モード、ノイズリダクションモード、電子手振れ防止モード等に応じて、取得した複数コマの画像データに対して、画像処理を施す。深度合成処理モード、ハイダイナミックレンジ合成処理(HDR)モード、超高解像合成処理モードにおける画像処理については、図2ないし図4を用いて後述する。
画像合成部103dは、画像データ取得部によって、異なる露出条件で複数の撮影画像データを取得し、この取得した複数の撮影画像データを用いて第1の画像合成を行う第1画像合成部として機能する。画像合成部103dは、画像データ取得部によって、同一の露出条件、かつ露出以外の条件を異ならせて複数の撮影画像データを取得し、この取得した複数の撮影画像データを用いて第2の画像合成を行う第2画像合成部として機能する。
記録制御部103eは、画像処理部103によって画像処理が施された画像データを、記録部105に記録する際の記録制御を行う。後述するように、画像データは、メタデータ作成部104によって生成されたメタデータと関連付けられ、記録部105に記録される。画像合成モードに応じて、実施データまたは参考データのいずれかが関連付けられる(図7のS13、S19、S25参照)。
メタデータ作成部104は、画像データに付随した情報を生成する。本実施形態においては、メタデータ作成部104は実施データ作成部104aと参考データ作成部104bを有する。実施データ作成部104aは、複数コマの画像データを取得した際の実際の露出条件に基づいてメタデータを生成する。参考データ作成部104bは、複数コマの画像データを取得した際の実際の複数の露出条件から参考となる露出条件を算出し、この露出条件に基づいてメタデータを生成する。
メタデータ作成部104は、第1画像合成部または第2画像合成部によって合成された合成画像データを表すメタデータを作成するメタデータ作成部として機能する。また、このメタデータ作成部は、第1の画像合成を行う場合と、第2の画像合成を行う場合で、異なる露出条件(撮影条件)を示す単一のメタデータを作成する(例えば、図2(d)、図3(d)、図4(d)、図7のS19、S25参照)。
メタデータ作成部は、第1の画像合成と上記第2の画像合成を区別する情報を作成する(例えば、図9(c)参照)。また、メタデータ作成部は、第1の画像合成を行った場合には画像データ取得部における露出条件に基づいて参考メタデータを作成し(例えば、図7のS19参照)、第2の画像合成を行った場合には画像データ取得部における実際の露出条件を実施メタデータとする(例えば、図7のS25参照)。
メタデータ作成部は、第1の画像合成部によって第1の画像合成を行った場合には、第1の画像合成によって生成された合成画像の露出効果に相当するメタデータを作成する(例えば、図4、図7のS19参照)。メタデータ作成部は、第2の画像合成部によって第2の画像合成を行った場合には、画像データ取得部で1コマの画像データを取得する際の露出条件に基づいてメタデータを作成する(例えば、図2、図3、図7のS25参照)。
記録部105は、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリを有する記録媒体である。記録部105には、画像データ105bと、この画像データ105bに関連付けられたメタデータ105cが記録可能である。記録部105に記録される画像データやメタデータ等は、例えば、Exif等の規格に従って記録される。
表示部106は、カメラの背面等に配置された表示ディスプレイを有し、表示ディスプレイには、スルー画表示、再生表示、メニュー画面等、種々の画像が表示される。
操作部107は、電源釦、レリーズ釦、再生釦、OK釦、タッチパネル等の種々の操作部材を有する。電源釦、レリーズ釦、再生釦、OK釦等の操作に応じてオンとなるスイッチを有し、操作部107は、スイッチの操作状態を検出し、制御部101に出力する。
通信部108は、外部機器やインターネット等と通信を行うための通信回路を有する。通信部108を介して、撮像素子102bによって取得され、記録部105に記録されたメタデータ付き画像データが外部に送信される。
次に、図2を用いて、深度合成モードが設定された場合の撮影方法と画像合成方法について説明する。図2(a)は、ユーザ10がカメラ20を用いて被写体30を、深度合成モードで撮影する様子を示す。被写体30の上部30aと下部30bは、カメラ20からの距離が異なるため、上部30aと下部30bの両方にピントを合わせるのは困難な場合がある。このような状況で、深度合成モードが設定されると、ピントの位置を変えながら複数コマを撮影し、撮影された画像内の部分を比較し、ピントの合った部分を合成してピントの合った画像を作成する。
図2(b)は、撮影タイミングとピントの合っている部分を示す。時刻t0において、レリーズ釦が操作され撮影が開始すると時刻t1〜t2の間に1回目の撮影がなされる。この時のシャッタ速度SSは1/100秒であり、また撮影画像の内、黒塗りの部分F1(上部30aに相当)にピント合っている。撮影が終わると、時刻t2〜t3の間に、ピント変更部102cによって光学系102aのピント位置を移動させる。
続いて、時刻t4〜t4の間に2回目の撮影がなされる。この時のシャッタ速度SSも1/100秒であり、また撮影画像の内、黒塗りの部分F2(下部30bに相当)にピント合っている。1回目および2回目に撮影された2つの撮影画像に深度合成処理を施すと、黒塗りの部分F1およびF2(上部30aおよび下部30b)にピントが合った画像を得ることができる。
図2(c)において、画像41は1枚目の撮影画像を示し、この撮影により被写体30の上部30a(図2(b)のF1参照)にピントを合わせた画像データを取得する。次に、画像42は2枚目の撮影画像を示し、この撮影により被写体30の下部30b(図2(b)のF2参照)にピントを合わせた画像データを取得する。
画像41および画像42の画像データを取得すると、次に、画像合成部103dは、両画像データを深度合成する。この深度合成処理は、画像ごとに、画像の先鋭度(コントラスト)の高い領域を抽出し、先鋭度が高い領域の画像データを合成する。これにより、上部30aおよび下部30bの両方にピントがあった画像43の画像データを生成する。深度合成処理は、単写よりも深い被写界深度の画像データを生成することができる。
また、画像合成部103dが深度合成処理によって画像データを生成すると、メタデータ生成部104は、メタデータも生成する。深度合成を行うための1回目の撮影と、2回目の撮影と、露出は2回行われている。1回目と2回目の露出条件はいずれもシャッタ速度SSが1/100秒であり、絞りはFNo.16で同一であるので、露出データは、実施データとなる。そこで、メタデータ44としては、図2(d)に示すように、この共通の露出条件である実施データを記録し、参考データは記録しない。他のユーザは、この実施データを使用することにより、深度合成画像と同様の明るさの画像を得ることができる。
次に、図3を用いて、超解像合成モードが設定された場合の撮影方法と画像合成方法について説明する。図3(a)は、ユーザ10がカメラ20を用いて被写体31を、超解像合成モードで撮影する様子を示す。被写体31は、遠方にあり、通常の焦点距離で撮影しても被写体31は小さく写り、拡大表示(拡大プリント)しても十分な解像度の表示とはならない。
このような図3(a)に示す状況で、超解像合成モードが設定されると、撮像位置変更部102eは、撮像素子102bの位置を変えながら複数コマを撮影する。そして、1回目の撮影で取得した画像における画素と画素の中間位置を、2回目から4回目の撮影において撮像素子102bの位置を変えて撮影した画像を用いて、補間することにより、解像度の高い画像を合成する。超解像合成で画像45が生成されると、図3(b)に示すように、拡大画像46の解像度は高く、拡大鑑賞が可能となる。
図3(c)は、超解像撮影時のタイミングチャートと撮像素子102bの移動を示す。時刻t0において、レリーズ釦が操作され撮影が開始すると時刻t11〜t12の間に1回目の撮影がなされる。この時のシャッタ速度SSは1/100秒であり、また撮像素子102bは位置P1にある。時刻t12において撮影が終わると、撮像位置変更部102eは、時刻t13までの間に撮像素子102bを位置P2まで移動させる。
次に、時刻t13〜t14の間に2回目の撮影がなされる。この時のシャッタ速度SSは1/100秒であり、また撮像素子102bは位置P2にある。このタイミングにおいて位置P1は破線で示しており、撮像素子102bの位置P2は図3(c)に示すように、右下に所定量だけ移動している。この所定量は、画素間隔(画素ピッチ)よりも小さな値(例えば、画素ピッチの1/2)である。時刻t14において撮影が終わると、撮像位置変更部102eは、時刻t15までの間に撮像素子102bを位置P3まで移動させる。
次に、時刻t15〜t16の間に3回目の撮影がなされる。この時のシャッタ速度SSは1/100秒であり、また撮像素子102bは位置P3にある。このタイミングにおいて位置P1は破線で示しており、撮像素子102bの位置P3は図3(c)に示すように、右上に所定量だけ移動している。
以後、時刻t17〜t18において4回目の撮影がなされ、時刻t19〜t20において5回目の撮影がなされる。これらタイミングでもシャッタ速度SSは1/100秒であり、また撮像素子102bは位置P4、P5と、位置P1よりも左下、左上に所定量だけ移動している。
複数の画像データを取得すると、画像合成部103dは超解像合成処理を施す。すなわち、撮像素子102bの位置P1を基準として、画素が所定量移動した際の画像データを用いて、画素間の画素値を補間する。例えば、撮像素子102bの移動量が画素ピッチの1/2であれば、画素の前後左右1/2ピッチずれた位置の画素値を補間することができ、画素数が4倍相当の高解像の画像データとなる。
画像合成部103dが超解像合成処理によって画像データを生成すると、メタデータ生成部104は、メタデータも生成する。超解像合成を行うために、露出は5回行われている。1回目から5回目の露出条件はいずれもシャッタ速度SSが1/100秒であり、絞りはFNo.16で同一であるので、露出データは、実施データとなる。そこで、メタデータ47としては、図3(d)に示すように、この共通の露出条件である実施データを記録し、参考データは記録しない。
すなわち、複数枚の画像データが生成されると、画像合成部103dは、超解像合成処理を施し、超解像成画像データを生成する。メタデータ作成部104は、実施データ104aとして、図3に示した例では、1回の撮影の際の露出条件であるシャッタ速度SS=1/100秒、また絞り値FNo.16を生成する。ここで生成されたメタデータ(実施データ104a)は、記録部105内にメタデータ105cとして画像データに関連付けて記録される。他のユーザは、この実施データを使用することにより、超解像合成画像と同様の明るさの画像を得ることができる。
次に、図4を用いて、ハイダイナミックレンジ合成処理(HDR)モードが設定された場合の撮影方法と画像合成方法について説明する。図4(a)は、ユーザ10がカメラ20を用いて、被写体である人物32および桜の木33を撮影する様子を示す。これらの被写体は晴天の下にあり、桜の木33は非常に明るく、一方人物は逆光のため非常に暗くなっている。すなわち、撮像素子102bが明暗を再現できる範囲が非常に広くないと、両方の被写体の明暗を適正に表現することができない。このような場合に、HDRモードに設定して撮影を行う。
図4(c)は、HDRモードに設定されたときの撮像のタイミングチャートである。図4(a)の状態で撮影する際の標準露出(適正露出)、すなわち、被写体32、33の両方を考慮した標準露出は、シャッタ速度1/100秒、絞り値FNo.16とする。HDRモードが設定されると、この標準露出よりオーバ露光となる露出条件で1回目の撮影を行い、続いて、アンダ露光となる露出条件で2回目の撮影を行う。
本実施形態においては、図4(c)に示すように、時刻t0において、レリーズ釦が操作され撮影が開始すると時刻t21〜t23の間に1回目の撮影がなされる。この時のシャッタ速度SSは1/100秒の2倍の露出時間(SSは2/100秒)である。続いて、時刻t24〜t25の間に2回目の撮影がなされる。このときのシャッタ速度SSは1/100の1/2倍の露出時間(SSは1/200秒)である。なお、光学系102aのピント位置は1回目と2回目の撮影において同じである。
1回目の撮影で取得した露出オーバの画像データと、2回目の撮影で取得した露出アンダの画像データを用いて、画像合成部103dはHDR合成を行い、暗部から明部までの明暗の再現に優れた画像データを生成する。このHDR合成にあたっては、それぞれの画像(被写体)で適正露出となっている部分を繋ぎ合わせることによって、画面全体で白飛びや黒つぶれがない画像データを合成する。
図4(b)は、HDR合成処理を施さない画像48と、HDR合成処理を施した画像49を示す。HDR合成処理を施していない画像48は、桜の木33は白飛びとなっており、一方人物32は黒つぶれとなっている。これに対して、HDR合成処理を施した画像49は、桜の木33および人物32は適正に明暗が表現されている。
HDR合成処理を施した画像49のメタデータ50は、図4(b)に示すように、シャッタ速度SS=1/100秒、絞りFNo.=16である。前述したように、HDR合成モードでは、露出は2回行われているが、各々異なる露出量であることから、実施データ(SS:1/50、1/200)104aを記録せず、参考データ(SS:1/100)104bを記録する(図4(d)参照)。
すなわち、複数枚の画像データが生成されると、画像合成部103dは、HDR合成処理を施し、HDR合成画像データを生成する。メタデータ作成部104は、参考データ104bとして、図4に示した例では、HDR合成によって生成された画像の露出条件に相当するシャッタ速度SS=1/100秒、また絞り値FNo.16を生成する。ここで生成されたメタデータ(参考データ104b)は、記録部105内にメタデータ105cとして画像データに関連付けて記録される。この参考データで撮影すれば、色表現などを除けば、同様の明るさの画像を得ることができる。
次に、図5を用いて、ノイズリダクションモード(NRモード)が設定された場合の撮影タイミングについて説明する。ISO感度を高感度に設定すると、画像にノイズが増加し、見苦しくなる。そこで、同一の露出条件で複数コマの撮影を行い、各画像の対応する画素の出力値を平均化することにより、ノイズを低減させた画像を合成することができる。
NRモードが設定された状態で、レリーズ釦が操作され撮影が開始すると、時刻t31〜t32、t33〜t34、t35〜t36、t37〜t38、t39〜t40の間で、撮影が行われる。このときの露出条件は、いずれもシャッタ速度SSは1/100秒であり、ISO感度は6400である。なお、NRモードの際の撮影回数は、適宜、最適な回数を選択すればよい。
複数枚の画像データが生成されると、画像合成部103dは、対応する画素の画素値の平均値を算出し、NR合成画像データを生成する。メタデータ作成部104は、実施データ104aとして、図5に示した例では、各撮影の際の露出条件、すなわちシャッタ速度SSとして1/100秒、ISO感度6400を生成する。ここで生成されたメタデータ(実施データ104a)は、記録部105内にメタデータ105cとして画像データに関連付けて記録される。
次に、図6を用いて、電子手振れ防止モードが設定された場合の撮影タイミングについて説明する。カメラを保持するユーザの手が振れていると、画像がぶれてしまい、見苦しい画像となってしまう。そこで、同一の露出条件で複数コマの撮影を行い、各画像の画素位置を手振れ量に応じてずらし、対応する画素の出力値を平均化することにより、手振れを軽減させた画像データを得ることができる。
電子手振れ防止モードが設定された状態で、レリーズ釦が操作され撮影が開始すると、時刻t41〜t42、t43〜t44、t45〜t46、t47〜t48、t49〜t50の間で、撮影が行われる。このときの露出条件は、いずれもシャッタ速度SSは1/100秒であり、ISO感度は6400である。なお、手振れ量が所定量以上の場合には(図6の時刻t43〜t44の撮影参照)、手振れ補正が困難な場合が多いので、手振れ防止合成処理の対象画像から除外する。電子手振れ防止モードの際の撮影回数は、適宜、最適な回数を選択すればよい。
複数枚の画像データが生成されると、画像合成部103dは、手振れ量を検出し、この手振れ量に応じて、画素の位置をずらして、対応する画素の画素値の平均値を算出し、電子手振れ防止画像データを生成する。手振れ量は、ジャイロ等のセンサ出力を利用してもよく、また2つの画像データの相関演算により手振れ量を算出してもよい。
メタデータ作成部104は、実施データ104aとして、図6に示した例では、各撮影の際の露出条件、すなわちシャッタ速度SSとして1/100秒、ISO感度6400を生成する。ここで生成されたメタデータ(実施データ104a)は、記録部105内にメタデータ105cとして画像データに関連付けて記録される。
図2ないし図6を用いて説明したように、本実施形態においては、複数コマの露出を行い、この露出によって取得した画像データを用いて画像合成部103dが画像合成を行っている。メタデータ生成部104は、画像合成の種類に応じて、実施データ104aまたは参考データ104dのいずれかを作成し、記録部105内にメタデータ105cを記録するようにしている。
メタデータの作成にあたっては、複数コマのそれぞれのコマでの露出条件が同じ場合には、実際に制御した露出条件を実施データ104aとして作成している。一方、複数コマのそれぞれのコマでの露出条件が異なる場合には、合成処理によって生成された画像に相当する露出条件を算出して、この露出条件を参考データ104bとして作成している。
また、メタデータとして、メタデータ作成部104は、合成処理を区別するための情報も作成し、この合成処理を区別するための情報を記録部105に記録するようにしてもよい。この場合、メタデータ作成部104で作成したデータが、実施データであるか、参考データであるかを区別できるような情報であってもよい。
なお、画像合成処理としては、上述した深度合成処理、超解像合成処理、HDR合成処理、NR合成処理、電子手振れ防止合成処理に限らず、例えば、比較明合成処理、比較暗合成処理、平均加算合成処理、ライブバルブ合成処理等、複数コマの画像データを用いて合成処理を行うものであればよい。この場合、例えば、比較明合成処理の場合には、トータルの露出時間を実施データとしてメタデータとして記録すればよい。
次に、図7および図8に示すフローチャートを用いて、本実施形態におけるカメラ制御について説明する。このフローチャートは、制御部101内のCPUがメモリに記憶されたプログラムに従って、カメラ内の各部を制御することにより、実行する。
カメラ制御のフローに入ると、まず、撮影モードか否かを判定する(S1)。カメラのモードは、ユーザが再生モード等他のモードに設定しなければ、デフォルトとして撮影モードに設定されている。このステップでは、モードの設定状態を検出し、その検出結果に基づいて判定する。
ステップS1における判定の結果、撮影モードであれば、次に、スルー画用撮像を行う(S3)。ここでは、撮像素子102bによって取得された画像データを取得する。この画像データは所定のフレームレートで繰り返し取得される。
スルー画用撮像を行うと、次に、スルー画表示、ピント合わせ、標準露出を設定する(S5)。ステップS3において取得した画像データに対して、画像処理部103においてスルー画表示用の画像処理を施し、この処理された画像データに基づいて、表示部106にスルー画表示を行う。スルー画表示は所定のフレームレートで更新される。また、取得した画像データのコントラスト値を算出し、このコントラスト値がピークとなるように、光学系102aのフォーカスレンズの位置を調整する。なお、ピント合わせは、前述のコントラストAF以外にも位相差AF等、他の方法によって行ってもよい。また、画像データから輝度情報等を算出し、この輝度情報に基づいて、シャッタ速度、絞り値、ISO感度等の標準露出を設定する。
続いて、モード切換があったか否かを判定する(S7)。操作部107の操作部材によってモードの切換を行うことができる。ここでのモードは、前述した撮影モード、再生モードの他、深度合成モード、超解像合成モード、HDR合成モード等、複数コマの露出を行い、合成処理を行うモードを含む。
ステップS7における判定の結果、モード切換があった場合には、モード設定を行う(S9)。ここでは、操作部107によるモードに切換に応じて、モード制御部101bにおけるモードを設定する。
ステップS9においてモード設定を行うと、またはステップS7における判定の結果、モード切換がなかった場合には、次に、レリーズスイッチが操作されたか否かを判定する(S11)。レリーズ釦が操作されると、レリーズスイッチの状態が変化する。ここでは、レリーズスイッチの状態変化に基づいて判定する。この判定の結果、レリーズスイッチが操作されていない場合には、ステップS1に戻る。
ステップS11における判定の結果、レリーズスイッチが操作された場合には、次に、露出変更を伴うモードか否かを判定する(S13)。ここでは、最初に設定されているモード、またはステップS9において設定されたモードに基づいて判定する。露出変更を伴うモードとしては、例えば、HDR合成モードがある。また、露出変更を伴わないモードとしては、例えば、深度合成モード、超解像合成モード、ノイズリダクション(NR)モード、電子手ブレ防止モード等がある。
ステップS13における判定の結果、露出変更を伴うモードの場合には、標準露出から長秒時、短秒時に変更して複数枚の撮影を行う(S15)。この場合は、複数コマの撮影を行う際に、それぞれのコマで露出条件が異なる場合である。例えば、図4を用いて説明したHDR合成モードでは、1コマ目では標準露出(ステップS5において設定)よりも露出オーバとなるように、シャッタ速度を長秒時に設定し、2コマ目では標準露出よりも露出アンダとなるようにシャッタ速度を短秒時に設定し、撮影している。
続いて、画像合成を行う(S17)。ここでは、ステップS15において取得した複数の画像データに対して、画像合成部103dが設定されているモードに従って、画像合成処理を施す。
画像合成を行うと、次に、画像データとメタデータ(参考露出)を記録する(S19)。ここでは、メタデータ作成部104が参考データ104bを作成する。参考データ104bは、前述したように、画像合成によって生成された画像の効果に相当する露出条件を示すデータである。この作成された参考データ104bは、ステップS17において合成された画像データに関連付けられて記録部105の画像データ105bおよびメタデータ105cとして記録される。データの記録を行うと、ステップS1に戻る。
ステップS13に戻り、このステップでの判定の結果、露出変更を伴うモードでない場合には、標準露出でピントや撮像素子位置を変更して複数枚の撮影を行う(S21)。ここでは、設定されているモードに応じた処理を行う。例えば、深度合成モードが設定されている場合には、ピント位置を変更し、変更した複数のピント位置でそれぞれ撮影を行う。また、超解像合成モードが設定されている場合には、撮像素子102bの位置を変更し、変更した複数の位置でそれぞれ撮影を行う。このときの露出条件は、ステップS5において算出された標準露出である。
続いて、画像合成を行う(S23)。ここでは、ステップS21において取得した複数の画像データに対して、画像合成部103dが設定されているモードに従って、画像合成処理を施す。
画像合成を行うと、次に、画像データとメタデータ(実施露出)を記録する(S25)。ここでは、メタデータ作成部104が実施データ104aを作成する。実施データ104aは、前述したように、複数コマの撮影を行った際の各コマにおいて実際に露出制御された露出条件を示すデータである。この作成された実施データ104aは、ステップS23において合成された画像データに関連付けられて記録部105の画像データ105bおよびメタデータ105cとして記録される。データの記録を行うと、ステップS1に戻る。
ステップS1に戻り、この判定の結果、撮影モードでない場合には、再生モードか否かを判定する(S31)。ユーザが操作部107の再生釦等の操作部材を操作することにより、再生モードを設定することができる。このステップにおける判定の結果、再生モードでない場合には、その他のモードに移行する。
ステップS31における判定の結果、再生モードの場合には、次に、アイコン一覧を表示する(S33)。ここでは、記録部105に記録されている画像データのサムネイルデータに基づいて、記録画像のアイコンを表示部106に表示する。
次に、画像が選択されたか否かについて判定する(S35)。ユーザは表示部106に表示された一覧表示されたアイコンの中から拡大表示したいアイコンをタッチ、または十字釦等によって選択する。このステップでは、ユーザによってアイコンが選択されたか否かを判定する。
ステップS35における判定の結果、画像が選択されていない場合には、戻るか否かを判定する(S37)。ユーザが再生モードを終了したい場合には、操作部107の内の戻る釦を操作するか、戻るアイコンをクリックする(総称して戻る操作)。ここでは、戻る操作がなされたか否かに基づいて判定する。この判定の結果、戻る操作がなされていない場合には、ステップS33に戻る。一方、戻る操作がなされた場合には、ステップS1に戻る。
ステップS35における判定の結果、画像が選択された場合には、拡大表示を行う(S39)。ここでは、選択されたアイコンの画像データを読出し、表示部106に拡大表示を行う。
拡大表示を行うと、次に、詳細表示を行うか否かの判定を行う(S41)。ユーザが選択した画像に関連付けて記録されているメタデータを表示させたい場合には、操作部107の内の詳細釦を操作するか又は詳細アイコンをクリックする(総称して詳細表示操作)。ここでは、詳細表示操作がなされたか否かに基づいて判定する。
ステップS41における判定の結果、詳細表示操作がなされていた場合には、メタデータを表示する(S43)。ここでは、画像データに関連付けて記録されたメタデータ105cを記録部105から読み出し、表示部106に表示する。表示例については図9を用いて後述する。
ステップS43においてメタデータを表示すると、またはステップS41における判定の結果、詳細表示操作がなされていない場合には、外部送信か否かを判定する(S45)。ユーザが記録部105に記録された画像データを、インターネット等を介して、無線また有線通信等によって送信した場合には、操作部107の送信釦を操作し、または送信アイコンをタッチ操作する(総称して外部送信操作)。このステップでは、外部送信操作がなされたか否かに基づいて判定する。
ステップS45における判定の結果、外部送信操作がなされた場合には、設定先に送信する(S47)。ここでは、設定された送信先に、ステップS35において選択された画像の画像データおよび関連付けされたメタデータを送信する。送信先では、受信した画像データに基づく画像およびメタデータを表示させることができる。この時の表示例については図9を用いて後述する。
ステップS47において設定先に送信すると、またはステップS45における判定の結果、外部送信操作がされていない場合には、戻るか否かを判定する(S49)。ユーザが再生モードを終了したい場合には、戻る操作を行う。ここでは、この戻る操作がなされたか否かに基づいて判定する。この判定の結果、戻る操作がなされていない場合には、ステップS39に戻る。一方、戻る操作がなされた場合には、ステップS1に戻る。
このように、本実施形態におけるカメラ制御のフローにおいては、レリーズ操作がなされた際に、露出変更を伴うモードが設定されている場合には(S13Yes)、メタデータとして、参考データを作成し記録している(S19)。一方、露出変更を伴わないモードが設定されている場合には(S13No)、メタデータとして実施データを作成し記録している(S25)。すなわち、露出変更を伴わない場合には実際に露出制御された制御値が記録され、一方、露出変更を伴う場合には合成画像の効果に応じた露出制御値が記録されることから、ユーザがメタデータを見た際に、どのような制御がなされたかが分かり易いという効果がある。
なお、ステップS19およびS25においては、メタデータとしては、参考データおよび実施データのいずれか一方のみを作成し、記録するようにしていた。いずれか一方のみを記録することにより、メタデータ105cの容量を小さくすることができ、また単純化することにより、処理が容易となる。しかし、ステップS19およびS25において、参考データおよび実施データの両方を作成し、これをメタデータ105cとして記録するようにしてもよい。この場合には、例えば、メタデータの記録領域の内、Exif規格のメーカノートのように、製造元が記録可能としている領域を利用してもよい。
次に、図9を用いて、メタデータの表示について説明する。この表示は、図8のステップS43、およびステップS47で送信された送信先で行われる。
図9(a)は、図2で示したような深度合成モードが設定された場合の表示例である。この場合には、深度合成された画像43と、実施データとして記録されたシャッタ速度および絞り値を示すメタデータが表示される。図9(b)は、図3で示したような超解像合成モードが設定された場合の表示例である。この場合には、深度合成された画像46と、実施データとして記録されたシャッタ速度および絞り値を示すメタデータが表示される。
図9(c)は、図4で示したようなHDR合成モードが設定された場合の表示例である。この場合には、HDR合成された画像49と、参考データとして記録されたシャッタ速度および絞り値を示すメタデータが表示される。なお、図9(c)においては、参考データであることを明示するために、「参考」が表示される。このために、メタデータ105cに、参考データであることを示す情報も併せて記録しておく。
このように、記録された画像に加えて、メタデータを表示することにより、撮影画像の露出条件を確認することが簡単にできる。また、この表示の際に、露出変更を伴わない場合には各コマを撮影した際の実際の露出値が表示され、露出変更を伴う場合には、合成画像の効果に相当する露出値が表示されるようしたので、分かり易い表示となる。撮影者以外の他のユーザは、このメタデータに基づく露出値を参考にすることにより、類似の写真を撮影することが容易となる。
なお、図9においては、参考データの場合のみ、「参考」と表示したが、この表示を消去しておいてもよい。また、実施データの場合にも、実施データであることを明示するような表示を付加してもよい。また、図9においては、メタデータを画像の外側で表示していたが、画像に重畳して表示するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明の一実施形態においては、同一の対象物に対し、撮影条件を切り換えて複数の撮影画像データを取得し(例えば、図7のS3参照)、異なる露出条件で取得した複数の撮影画像データを用いて第1の画像合成を行い(例えば、図7のS17参照)、同一の露出条件、かつ露出以外の条件を異ならせて取得した複数の撮影画像データを用いて第2の画像合成を行い(例えば、図7のS23参照)、第1画像合成または第2画像合成によって合成された合成画像データを表すメタデータを作成する際に、第1の画像合成を行う場合と、第2の画像合成を行う場合で、異なる露出条件を示す単一のメタデータを作成する(例えば、図2(d)、図3(d)、図4(d)、図7のS19、S25参照)。このため、画像合成処理に応じて適切な情報を作成し、画像データに関連付けを行うことができる。すなわち、複数の撮影画像データを取得する際に、露出変更を行っている場合と露出変更を行わない場合で、異なる露出条件を示すようにしており、画像合成処理に応じた情報の表示が可能となる。
なお、本発明の一実施形態においては、モードが露出変更を伴うか否かを判定し(図7のS13参照)、この結果に応じて、メタデータとして参考データまたは実施データを記録するようにしている。しかし、モードが露出変更を伴うか否かに限らず、例えば、撮影距離の変更を伴うか否か等、撮影条件に応じて、メタデータの種類を適宜決定するようにしてもよい。この場合には、画像データ取得部は、同一の対象物に対し、第1の撮影条件を切り換えて複数の撮影画像データを取得可能であり、第1画像合成部は画像データ取得部によって、第2の撮影条件を異ならせて複数の撮影画像データを取得し、この取得した複数の撮影画像データを用いて第1の画像合成を行い、第2画像合成部は画像データ取得部によって、第2の撮影条件を変えず、第3の撮影条件を異ならせて複数の撮影画像データを取得し、この取得した複数の撮影画像データを用いて第2の画像合成を行い、メタデータ作成部は、第1画像合成部または第2画像合成部によって合成された合成画像データを表すメタデータを作成する際に、第1の画像合成を行う場合と、上記第2の画像合成を行う場合で、異なる撮影条件を示す単一のメタデータを作成すればよい。
また、本発明の一実施形態においては、ピント変更部102c、露出変更部102d、撮像位置変更部102e等は、CPUおよびメモリに記憶したプログラムによってソフトウエアでその機能を実現してもよく、また制御部101内のCPUとメモリに記憶したプログラムでその機能を実現するようにしても勿論かまわない。
また、本発明の一実施形態においては、撮像制御部103b、撮影制御変更部103c等の各部の機能の全部または一部をCPU(Central Processing Unit)と周辺回路およびプログラムによって実現していたが、DSP(Digital Signal Processor)等のプログラムコードで実行される回路で実現するようにしてもよく、ヴェリログ(Verilog)によって記述されたプログラム言語に基づいて生成されたゲート回路等のハードウエア構成でもよく、またハードウエア回路によって実行するようにしても勿論かまわない。
また、本発明の一実施形態においては、撮影のための機器として、デジタルカメラを用いて説明したが、カメラとしては、デジタル一眼レフカメラでもミラーレスカメラでもコンパクトデジタルカメラでもよく、ビデオカメラ、ムービーカメラのような動画用のカメラでもよく、さらに、携帯電話、スマートフォン、携帯情報端末、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレット型コンピュータ、ゲーム機器等に内蔵されるカメラ、医療用カメラ、顕微鏡等の科学機器用のカメラ、自動車搭載用カメラ、監視用カメラでも構わない。いずれにしても、画像データと共にメタデータを記録する撮影のための機器であれば、本発明を適用することができる。
また、本明細書において説明した技術のうち、主にフローチャートで説明した制御に関しては、プログラムで設定可能であることが多く、記録媒体や記録部に収められる場合もある。この記録媒体、記録部への記録の仕方は、製品出荷時に記録してもよく、配布された記録媒体を利用してもよく、インターネットを介してダウンロードしたものでもよい。
また、本発明の一実施形態においては、フローチャートを用いて、本実施形態における動作を説明したが、処理手順は、順番を変えてもよく、また、いずれかのステップを省略してもよく、ステップを追加してもよく、さらに各ステップ内における具体的な処理内容を変更してもよい。
また、特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず」、「次に」等の順番を表現する言葉を用いて説明したとしても、特に説明していない箇所では、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
本発明は、上記実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10・・・ユーザ、20・・・カメラ、101・・・制御部、101b・・・モード制御部、101c・・・表示制御部、101d・・・通信制御部、102・・・撮像部、102a・・・光学系、102b・・・撮像素子、102c・・・ピント変更部、102d・・・露出変更部、102e・・・撮像位置変更部、103・・・画像処理部、103b・・・撮像制御部、103c・・・撮影制御変更部、103d・・・画像合成部、103e・・・記録制御部、104・・・メタデータ作成部、104a・・・実施データ、104b・・・参考データ、105・・・記録部、105a・・・画像データ、105b・・・メタデータ、106・・・表示部、107・・・操作部、108・・・通信部

Claims (7)

  1. 同一の対象物に対し、撮影条件を切り換えて複数の撮影画像データを取得可能な画像データ取得部と、
    上記画像データ取得部によって、異なる露出条件で複数の撮影画像データを取得し、この取得した複数の撮影画像データを用いて第1の画像合成を行う第1画像合成部と、
    上記画像データ取得部によって、同一の露出条件、かつ露出以外の条件を異ならせて複数の撮影画像データを取得し、この取得した複数の撮影画像データを用いて第2の画像合成を行う第2画像合成部と、
    上記第1画像合成部または第2画像合成部によって合成された合成画像データを表すメタデータを作成するメタデータ作成部と、
    を有し、
    上記メタデータ作成部は、上記第1の画像合成を行う場合と、上記第2の画像合成を行う場合で、異なる露出条件を示す単一のメタデータを作成することを特徴とする画像処理装置。
  2. 上記メタデータ作成部は、上記第1の画像合成と上記第2の画像合成を区別する情報を作成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 上記メタデータ作成部は、上記第1の画像合成を行った場合には上記画像データ取得部における露出条件に基づいて参考メタデータを作成し、上記第2の画像合成を行った場合には上記画像データ取得部における実際の露出条件を実施メタデータとすることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 上記メタデータ作成部は、上記第1の画像合成部によって第1の画像合成を行った場合には、上記第1の画像合成によって生成された合成画像の露出効果に相当するメタデータを作成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 上記メタデータ作成部は、上記第2の画像合成部によって第2の画像合成を行った場合には、上記画像データ取得部で1コマの画像データを取得する際の露出条件に基づいてメタデータを作成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 同一の対象物に対し、第1の撮影条件を切り換えて複数の撮影画像データを取得可能な画像データ取得部と、
    上記画像データ取得部によって、第2の撮影条件を異ならせて複数の撮影画像データを取得し、この取得した複数の撮影画像データを用いて第1の画像合成を行う第1画像合成部と、
    上記画像データ取得部によって、第2の撮影条件を変えず、第3の撮影条件を異ならせて複数の撮影画像データを取得し、この取得した複数の撮影画像データを用いて第2の画像合成を行う第2画像合成部と、
    上記第1画像合成部または第2画像合成部によって合成された合成画像データを表すメタデータを作成するメタデータ作成部と、
    を有し、
    上記メタデータ作成部は、上記第1の画像合成を行う場合と、上記第2の画像合成を行う場合で、異なる撮影条件を示す単一のメタデータを作成することを特徴とする画像処理装置。
  7. 同一の対象物に対し、撮影条件を切り換えて複数の撮影画像データを取得し、
    異なる露出条件で取得した複数の撮影画像データを用いて第1の画像合成を行い、
    同一の露出条件、かつ露出以外の条件を異ならせて取得した複数の撮影画像データを用いて第2の画像合成を行い、
    上記第1画像合成または第2画像合成によって合成された合成画像データを表すメタデータを作成する際に、上記第1の画像合成を行う場合と、上記第2の画像合成を行う場合で、異なる露出条件を示す単一のメタデータを作成する、
    ことを特徴とする画像処理方法。
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