JP2019023052A - 車体前部構造 - Google Patents
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Abstract
Description
前記サイドメンバ1は、車体のエンジンコンパートメントに対し、その車幅方向両側の下部において車体前後方向に沿って延びる左右一対の車体骨格部材である(図1および図2では左右一対のサイドメンバ1のうち車幅方向の左側に配設されたサイドメンバ1のみを示している)。このサイドメンバ1は複数の板材が溶接されることにより矩形状の閉断面構造で構成されている。このため、このサイドメンバ1は、図5にも示すように、底板部11、左右一対の縦壁部12,13、天板部14を備えている。
前記アンダリインフォース2は、前記サイドメンバ1よりも後側に配設され、且つこのサイドメンバ1の配設高さ位置よりも所定寸法だけ下側に配設された車体骨格部材である。より具体的に、このアンダリインフォース2は、車幅方向両側の下部(例えば図1に仮想線で示すフロアパネル5の下部)において車体前後方向に沿って延びる左右一対の車体骨格部材である(図1および図2では左右一対のアンダリインフォース2のうち車幅方向の左側に配設されたアンダリインフォース2のみを示している)。このアンダリインフォース2は、上方に開放された所謂ハット型断面を有している。このため、このアンダリインフォース2は、水平方向に延びる底板部21、この底板部21の両側端(車幅方向の両側端)から上方に延びる一対の縦壁部22,23、各縦壁部22,23の上端から水平方向に延びるフランジ部24,25を備えている。そして、このフランジ部24,25がフロアパネル5の下面に溶接されることで、アンダリインフォース2はフロアパネル5との間で閉断面構造を構成している。なお、フロアパネル5の車幅方向の両外側には閉断面構造で成る図示しないロッカが結合されている。
また、前記サイドメンバ1とアンダリインフォース2とは、前記キック部材3によって連結されている。前述したように、アンダリインフォース2は、サイドメンバ1の配設高さ位置よりも所定寸法だけ下側に配設され、且つサイドメンバ1の配設位置に対して車幅方向の外側にオフセットして配置されているため、このサイドメンバ1の後端とアンダリインフォース2の前端とを連結するキック部材3は、車体後方に向かって下側且つ車幅方向外側に向かうように傾斜配置されている。
本実施形態の特徴は、前記サイドメンバ1と前記キック部材3との結合部分に配設されて、これらサイドメンバ1およびキック部材3に亘って結合される補強部材4の構造にある。以下、この補強部材4の構造について具体的に説明する。
次に、車両前突時について説明する。車両前突時には、前記バンパリインフォースに入力された衝突荷重が、該バンパリインフォースからサイドメンバ1に伝達される。本実施形態における車体前部構造では、車幅方向におけるサイドメンバ1の配設位置に対してアンダリインフォース2の配設位置が所定寸法だけ外側にオフセットされており、キック部材3としては、車体後方に向かって外側に傾斜する配設状態となっている。このため、車両前突時にサイドメンバ1に衝突荷重が入力された場合には、サイドメンバ1とキック部材3との結合部に横曲げ方向の曲げモーメントが作用することになり、この結合部において車幅方向外側への折れ曲がりが発生してしまう可能性がある(図2の矢印を参照)。本実施形態では、前述したように、サイドメンバ1およびキック部材3に亘って結合される補強部材4のプレート部41にビード46,46,46を設け、これらビード46,46,46の平面視形状を、前記横曲げ方向の曲げモーメントによる当該横曲げ方向に向けて凸となるように湾曲された形状としている。このため、各ビード46,46,46が前記横曲げに対する抵抗として機能することになり、前記曲げモーメントによって補強部材4自体が曲がってしまうことを抑制でき、これにより、サイドメンバ1とキック部材3との結合部分の横曲げが抑制されることになる。このため、この横曲げに起因する座屈を抑制することができ、車両前突時における荷重吸収性能を十分に発揮させることができる。
次に、前記の効果を確認するために行った実験例について説明する。この実験例では、前記実施形態に係る補強部材4、つまり、プレート部41に複数のビード46,46,46を設けた補強部材4と、前記ビードを設けていない補強部材とに対し、同一の曲げモーメントを作用させ、その際の変形量を比較するものとした。
次に、補強部材4の変形例1について説明する。本変形例は補強部材4のプレート部41に設けられているビード46の個数が前記実施形態のものと異なっている。その他の構造は、前記実施形態のものと同様であるので、ここではビード46の個数についてのみ説明する。
次に、補強部材4の変形例2について説明する。本変形例は補強部材4のプレート部41に設けられているビード46の形状が前記実施形態のものと異なっている。その他の構造は、前記実施形態のものと同様であるので、ここではビード46の形状についてのみ説明する。
次に、補強部材4の変形例3について説明する。本変形例も補強部材4のプレート部41に設けられているビード46の形状が前記実施形態のものと異なっている。その他の構造は、前記実施形態のものと同様であるので、ここではビード46の形状についてのみ説明する。
なお、本発明は、前記実施形態および前記各変形例に限定されるものではなく、特許請求の範囲および該範囲と均等の範囲で包含される全ての変形や応用が可能である。
2 アンダリインフォース
3 キック部材
4 補強部材
41 プレート部
46 ビード
Claims (1)
- 車体前部において車体前後方向に沿って延びるサイドメンバと該サイドメンバよりも後側に配設され且つ車体前後方向に沿って延びるアンダリインフォースとが、車幅方向でオフセット配置され且つキック部材によって連結された車体前部構造において、
前記サイドメンバと前記キック部材との結合部分に、これらサイドメンバおよびキック部材に亘って結合される補強部材が配設され、該補強部材は、車体上下方向に対して交差する方向に沿って延びるプレート部を備え、該プレート部には、その板厚方向の一方側に向けて突出するビードが設けられており、該ビードの平面視形状は、車両前突時に前記サイドメンバと前記キック部材との結合部分に作用する横曲げ方向の曲げモーメントによる当該横曲げ方向に向けて凸となるように湾曲された形状とされていることを特徴とする車体前部構造。
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