JP2019011001A - 車両用シート装置 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、図1〜図11に基づいて、本発明の実施形態1に係る車両用シート装置の説明を行なう。本実施形態に係る車両用シート装置は、図1等に示すように、乗用車Cの助手席等に使用されるシート装置である。ここで、図中に示す前後左右及び上下は、車両用シート装置10を備える乗用車Cの前後左右及び上下に対応している。また、図中のシート前後、シート左右は、車両用シート装置10のシート本体12における前後左右に対応している。
車両用シート装置10は、図1から図5に示すように、シート本体12と、シート本体12に着座している乗員が足を載せるフットレスト機構60と、そのシート本体12、フットレスト機構60を車室内の着座位置とドア開口部Dの乗降位置間で移動させるシート移動装置200とから構成されている。なお、図2では、フットレスト機構60は省略されている。シート本体12は、シートクッション14とシートバック16とを備えており、前記シートクッション14とシートバック16との連結位置にシートバック16の傾斜角度(リクライニング角度)を調整するリクライナ18が設けられている。シート移動装置200は、図3〜図5に示すように、車両フロアF上に設置された前後スライド機構20と、その前後スライド機構20の前後スライドベース21上に設置された回転機構30と、その回転機構30の回転テーブル35上に設置された4節リンク機構40とを備えている。そして、4節リンク機構40の支持リンク45等によってシート本体12とフットレスト機構60とが支持されている。即ち、4節リンク機構40の支持リンク45等が本発明の移動フレームに相当する。
前後スライド機構20は、車室内でシート本体12を車両前後方向に移動させる機構である。前後スライド機構20は、図3等に示すように、車両フロアFの固定ベース23上で車両前後方向に延びる左右一対の固定側レール22と、左右一対の固定側レール22に沿って摺動する左右の摺動体22sとを備えている。そして、左右の摺動体22sが前後スライドベース21の下面に固定されている。また、固定ベース23と前後スライドベース21間には、固定ベース23に対して前後スライドベース21を前後スライドさせるための駆動部(図示省略)が設けられている。
回転機構30は、シート本体12を車両前向きの着座位置とドア開口部D側を向く横向き位置との間で約100°水平回転させる機構である。回転機構30は、図3等に示すように、前後スライドベース21上に固定された内輪31と、内輪31に対して回転可能に支持された外輪33と、外輪33上に固定された回転テーブル35とを備えている。そして、前後スライドベース21上に内輪31に対して外輪33を回転させる駆動部(図示省略)が設けられている。
4節リンク機構40は、シート本体12を前記横向き位置とドア開口部Dの乗降位置間で移動させる機構であり、回転テーブル35の幅方向両側(シート左側と右側)とにそれぞれ設けられている。4節リンク機構40は、図3〜図5に示すように、シート本体12をシート前方向に移動させながら下降させ、さらにシート本体12を徐々に前傾させられるように構成されている。回転テーブル35上には、図6に示すように、幅方向両側(シート左右)にシート前側が低くシート後側高い山形の側壁部35wが設けられており、左右の側壁部35wが4節リンク機構40の固定リンクを構成している。
回転テーブル35上には、左右の4節リンク機構40の後側リンク43を同時に上下回動させる駆動装置50が設置されている。駆動装置50は、図7に示すように、回転テーブル35上を横断するように配置された直線状のドライブシャフト51を備えており、前記ドライブシャフト51の一端側と他端側とがそれぞれ左右の後側リンク43の係合溝43mと係合している。ドライブシャフト51は、補強ブラケット52によって補強されている。補強ブラケット52は、ドライブシャフト51と平行に設けられた補強板52bと、補強板52bとドライブシャフト51とを長さ方向において複数箇所で連結する連結板52cとから構成されている。
フットレスト機構60は、シート本体12に着座している乗員が足を載せる機構であり、図3等に示すように、4節リンク機構40の支持リンク45の先端部に取付けられて、シート本体12の前側に配置されている。フットレスト機構60は、図8、図9に示すように、左右の4節リンク機構40の支持リンク45の先端部に取付けられる左右の支持架台62を備えている。そして、左右の支持架台62間にそれらの支持架台62をつなぐように配置された格納部64が設けられている。格納部64は、右側板部64rと、左側板部64fと、左右の側板部64r,64fの後端縁をつなぐ中央縦板部64sとから平面略コ字形に形成されている。即ち、格納部64は、前面側と上面側、下面側が開放されている。そして、格納部64の右側板部64rが右側の支持架台62に固定されており、格納部64の左側板部64fが左側の支持架台62に固定されている。
次に、車両用シート装置10の動作について説明する。先ず、車室内の着座位置(図1参照)にあるシート本体12をドア開口部Dの乗降位置(図2参照)まで移動させる場合について説明する。ここで、シート本体12が車室内にある状態では、フットレスト機構60の第1足載せ台65と第2足載せ台67とは格納部64に格納されている(図8参照)。また、4節リンク機構40は、図3に示すように、前側リンク44が回転テーブル35に対して直角に起立した状態で、後側リンク43が回転テーブル35に対して後方に傾斜した状態で起立し、支持リンク45、及びシート本体12が水平に保持されている。
本実施形態に係る車両用シート装置10によると、フットレスト機構60の複数枚(二枚)の足載せ台65,67が展開した状態で、前端位置にある第2足載せ台67は前側が高くなるように傾斜し、手前側にある第1足載せ台65は前側が低くなるように傾斜している。このため、シート本体12を乗降位置まで移動させる過程で、シート本体12が前傾しても前端位置にある第2足載せ台67は前側が低くなるように傾斜しなくなる。したがって、シート本体102に着座している乗員は第2足載せ台67に対して足を踏ん張り易くなる。即ち、前傾するシート本体12の場合でもフットレスト機構60が乗員の足を効果的に支えられるようになり、乗員の負担軽減を図れる。また、フットレスト機構60は、シート本体12の前側に配置される縦向きの格納部64を備えており、第1,第2足載せ台65,67が折り畳まれて起立させられた状態で格納部64に格納される。このため、フットレスト機構60をシート本体12の前側にコンパクトに収納できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、二枚の足載せ台65,67からなるフットレスト機構60を例示したが、幅寸法の小さい三枚以上の足載せ台からなるフットレスト機構を使用することも可能である。また、本実施形態では、第1,第2足載せ台65,67を展開させた状態で、前側の第2足載せ台67を前側が高くなるように傾斜させ、手前側の第1足載せ台65を前側が低くなるように傾斜させる例を示した。しかし、第1,第2足載せ台65,67を展開させた状態で、手前側の第1足載せ台65を水平に保持することも可能である。また、本実施形態では、4節リンク機構40の支持リンク45の先端部にフットレスト機構60の支持架台62を取付ける例を示した。しかし、例えば、シート本体12のシートフレームにフットレスト機構60の支持架台62を取付けることも可能である。また、本実施形態では、4節リンク機構40を備えるシート移動装置200を例示したが、4節リンク機構40の代わりに外スライド機構、昇降機構を備えるシート移動装置を使用することも可能である。
12・・・・シート本体
14・・・・シートクッション
16・・・・シートバック
18・・・・リクライナ
200・・・シート移動装置
40・・・・4節リンク機構(シート移動装置)
43・・・・後側リンク
44・・・・前側リンク
45・・・・支持リンク(移動フレーム)
60・・・・フットレスト機構
64・・・・格納部
65・・・・第1足載せ台
67・・・・第2足載せ台(前端側にある足載せ台)
Claims (6)
- シート本体と、前記シート本体の前側に設けられたフットレスト機構と、前記シート本体と前記フットレスト機構とを車両前向きの着座位置と車両のドア開口部の乗降位置間で移動させるシート移動装置とを備える車両用シート装置であって、
前記シート移動装置は、前記シート本体を前記乗降位置まで移動させる過程で、前記シート本体の前側が低くなるように傾斜させる構成であり、
前記フットレスト機構は、シート前後方向に折り畳み、展開可能に構成された複数枚の足載せ台を有しており、
前記複数枚の足載せ台が展開した状態で、前端側にある足載せ台は前側が高くなるように傾斜した状態に保持されている車両用シート装置。 - 請求項1に記載された車両用シート装置であって、
前記フットレスト機構は、前記シート本体の前側に配置される縦向きの格納部を備えており、前記複数枚の足載せ台が折り畳まれて起立させられた状態で前記格納部に格納される構成である車両用シート装置。 - 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された車両用シート装置であって、
前記フットレスト機構は、手前側にある第1足載せ台と、前記第1足載せ台の前端縁に相対回動可能な状態で連結された前端側の第2足載せ台とを備えており、前記第1足載せ台と第2足載せ台とが展開された状態で、前記第1足載せ台と第2足載せ台との成す角が鈍角になる車両用シート装置。 - 請求項3に記載の車両用シート装置であって、
前記フットレスト機構の前記第1足載せ台の後端縁が上下回動可能な状態で前記格納部の下端部に連結されており、
展開された状態の前記第1足載せ台に対して上から前記第2足載せ台が重ねられ、さらに前記第1足載せ台が前記格納部に対して上方に回動することで、前記第1足載せ台と第2足載せ台とが前記格納部に格納される車両用シート装置。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載された車両用シート装置であって、
前記フットレスト機構は、前記シート本体と共に前記シート移動装置の移動フレームに支持されている車両用シート装置。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載された車両用シート装置であって、
前記シート移動装置は、前記シート本体を前記乗降位置まで移動させる過程で、前記シート本体をシート前方向に移動させながら下降させ、前記シート本体の前側が低くなるように傾斜させる構成である車両用シート装置。
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- 2017-06-30 JP JP2017129492A patent/JP6899045B2/ja active Active
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