JP2019010843A - ボールペン - Google Patents
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Abstract
【課題】筆圧の大小にかかわらず、インキの吐出量不足やインキの過剰流出のおそれがなく、適正なインキ吐出性が得られるとともに、連続筆記においても安定したインキ吐出性が得られ、しかも、筆圧の大小により筆跡幅の異なる抑揚のある筆跡が得られるボールペンを提供する。【解決手段】受け座部材4が、軸方向に貫通する内孔4bを備えた筒状体であり、支持部材5が、軸方向に貫通する内孔51を備える。受け座部材4より軟質の材料からなる筒状体である。受け座部材4の後端と支持部材5の前端とが当接され、受け座部材4の内孔4bと支持部材5の内孔51が連通される。筆記時の筆圧で、支持部材5が圧縮されて受け座部材4が後退可能に構成される。【選択図】 図1
Description
本発明は、ボールペンに関する。
この種のボールペンにおいて、特許文献1には、先端小口部でボールを抱持するパイプ状チツプを取り付けたチツプホルダーの中心孔内に、前記ボールの後側にその先端が当接する合成樹脂製棒状体、該棒状体を介し前記ボールを前方に付勢する弾性含液体、該弾性含液体とインキ接続するインキ誘導部材を順次挿入してなるとともに、少なくとも前記ボールがその先端を前記パイプ状チツプの先端と面一となる迄後方変位することを妨げないよう、前記パイプ状チツプの中心孔の少なくとも先部における径を前記ボールの径より大きく形成してなるボールペン先部が開示されている。
前記特許文献1のボールペンは、筆記時、弾性含侵体に保持されたインキが弾性含侵体の収縮により前方に移行する構造である。そのため、前記特許文献1のボールペンは、比較的小さな筆圧で筆記した際、弾性含侵体の圧縮変形量が少なく、チップ先端からのインキ吐出量が不足し、筆跡途切れが生じるおそれがある。また、前記特許文献1のボールペンは、比較的大きな筆圧で筆記した際、弾性含侵体が極めて大きく圧縮変形されて、インキがチップ先端から過剰に吐出するおそれがある。
また、前記特許文献1のボールペンは、一定の筆圧でチップ先端を紙面から離さず連続して筆記した場合、チップ先端からのインキ吐出量が次第に不足し、筆跡途切れが生じるおそれがある。
本発明は、前記従来の問題点を解決するものであって、筆圧の大小にかかわらず、インキの吐出量不足やインキの過剰流出のおそれがなく、適正なインキ吐出性が得られるとともに、連続筆記においても安定したインキ吐出性が得られ、しかも、筆圧の大小により筆跡幅の異なる抑揚のある筆跡が得られるボールペンを提供しようとするものである。
本発明で、「前」とは、ペン先のボール側を指し、「後」とは、その反対側を指す。
本発明で、「前」とは、ペン先のボール側を指し、「後」とは、その反対側を指す。
本願の第1の発明は、金属製の筒体2の前端に形成された内向きの前端縁部3と、前記前端縁部3の後方の筒体2内に前後方向に移動可能に収容され且つ前端にボール受け座4aを有する受け座部材4と、前記前端縁部3と前記受け座部材4との間で回転可能に抱持されたボール6と、前記筒体2内の前記受け座部材4の後方に配置され、前記受け座部材4の後端を支持する弾性変形可能な支持部材5と、を備えたボールペンであって、前記受け座部材4が、軸方向に貫通する内孔4bを備えた筒状体であり、前記支持部材5が、軸方向に貫通する内孔51を備えた、前記受け座部材4より軟質の材料からなる筒状体であり、前記受け座部材4の後端と前記支持部材5の前端とが当接され、前記受け座部材4の内孔4bと前記支持部材5の内孔51が連通されてなり、筆記時の筆圧で、前記支持部材5が圧縮されて前記受け座部材4が後退可能に構成されることを要件とする。
前記第1の発明のボールペン1は、前記受け座部材4が、軸方向に貫通する内孔4bを備えた筒状体であり、前記支持部材5が、軸方向に貫通する内孔51を備えた、前記受け座部材4より軟質の材料からなる筒状体であり、前記受け座部材4の後端と前記支持部材5の前端とが当接され、前記受け座部材4の内孔4bと前記支持部材5の内孔51が連通されてなり、筆記時の筆圧で、前記支持部材5が圧縮されて前記受け座部材4が後退可能に構成されることにより、筆圧の大小にかかわらず、インキの吐出量不足やインキの過剰流出のおそれがなく、適正なインキ吐出性が得られるとともに、連続筆記においても安定したインキ吐出性が得られ、しかも、筆圧の大小により筆跡幅の異なる抑揚のある筆跡が得られる。
本願の第2の発明は、前記第1の発明のボールペン1において、前記受け座部材4の外面が前記筒体2の内面を前後方向に摺動可能に構成されることを要件とする。
前記第2の発明のボールペン1は、前記受け座部材4の外面が前記筒体2の内面を前後方向に摺動可能に構成されることにより、筆記時、ボール受け座4aが筒体2の軸心から大きく外れることがないため、ボールの安定した回転が得られる。
本願の第3の発明は、前記第1または第2の発明のボールペン1において、前記支持部材5が、非多孔質の合成樹脂からなることを要件とする。
前記第3の発明のボールペン1は、前記支持部材5が、非多孔質の合成樹脂からなることにより、より一層、筆圧の大小にかかわらず、インキの吐出量不足やインキの過剰流出のおそれがなく、適正なインキ吐出性が得られる。
本発明のボールペンは、筆圧の大小にかかわらず、インキの吐出量不足やインキの過剰流出のおそれがなく、適正なインキ吐出性が得られるとともに、連続筆記においても安定したインキ吐出性が得られ、しかも、筆圧の大小により筆跡幅の異なる抑揚のある筆跡が得られる。
本発明の実施の形態を図1乃至図5に示す。
本実施の形態のボールペン1は、前端に回転可能にボール6が抱持された金属製の筒体2と、該筒体2を前端部に保持する合成樹脂製のペン先保持部7とを備える。
本実施の形態のボールペン1は、前端に回転可能にボール6が抱持された金属製の筒体2と、該筒体2を前端部に保持する合成樹脂製のペン先保持部7とを備える。
・筒体
筒体2は、金属製(例えば、SUS304等のオーステナイト系のステンレス鋼製)の直円筒状体からなる。前記筒体2の前端部には、内向きの環状の内向突起よりなる前端縁部3が一体に形成される。前記前端縁部3の最小内径は、ボール6の直径より小さく設定される。前記筒体2の前端部の内径は、ボール6が回転可能に抱持されるよう、ボール6より僅かに大きく設定される。本実施の形態では、前記筒体2の内径は一定である。
筒体2は、金属製(例えば、SUS304等のオーステナイト系のステンレス鋼製)の直円筒状体からなる。前記筒体2の前端部には、内向きの環状の内向突起よりなる前端縁部3が一体に形成される。前記前端縁部3の最小内径は、ボール6の直径より小さく設定される。前記筒体2の前端部の内径は、ボール6が回転可能に抱持されるよう、ボール6より僅かに大きく設定される。本実施の形態では、前記筒体2の内径は一定である。
・ボール
ボール6の材質は特に限定されないが、一般に金属またはセラミックスからなるものが用いられる。前記ボールは、例えば、炭化タングステン、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、酸化ケイ素、炭化ケイ素などのセラミックスやステンレス鋼などの金属が用いられる。また、前記ボールは、セラミックスと金属性結合材とからなる超硬合金を用いてもよい。このような超硬合金としては、タングステンカーバイトと、コバルトまたはニッケルなどの金属性結合材とからなるものが知られている。
ボール6の材質は特に限定されないが、一般に金属またはセラミックスからなるものが用いられる。前記ボールは、例えば、炭化タングステン、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、酸化ケイ素、炭化ケイ素などのセラミックスやステンレス鋼などの金属が用いられる。また、前記ボールは、セラミックスと金属性結合材とからなる超硬合金を用いてもよい。このような超硬合金としては、タングステンカーバイトと、コバルトまたはニッケルなどの金属性結合材とからなるものが知られている。
ボール6は、直径0.3mm〜2.0mmの範囲内のものが採用される。ボール6は、例えば、直径0.5mm、0.6mm、0.7mm、1.0mmのものが採用される。
・受け座部材
受け座部材4は、金属製(例えば、SUS304等のオーステナイト系のステンレス鋼製)の直円筒状体からなり、軸方向に内孔4bが貫通される。なお、前記受け座部材4の材質は、金属以外にも、硬質の合成樹脂製(例えば、ポリアセタール樹脂製)であってもよい。前記受け座部材4は、前端にボール受け座4aを備える。
受け座部材4は、金属製(例えば、SUS304等のオーステナイト系のステンレス鋼製)の直円筒状体からなり、軸方向に内孔4bが貫通される。なお、前記受け座部材4の材質は、金属以外にも、硬質の合成樹脂製(例えば、ポリアセタール樹脂製)であってもよい。前記受け座部材4は、前端にボール受け座4aを備える。
前記受け座部材4の前端部に、軸方向に延びる複数(例えば4本)のインキ流通溝4cが形成される。前記インキ流通溝4cの各々は、周方向に等間隔に配置される。前記インキ流通溝4cの各々は、軸方向前方及び径方向内方に開口される。本実施の形態では、前記インキ流通溝4cの各々は、径方向に貫通され、それにより、容易にインキ流通溝4cを形成できるとともに、ボール受け座4a近傍において潤沢にインキを保持することが可能となり、その結果、一層、ボール6への安定したインキ供給が可能となる。受け座部材4の外径は、支持部材5の外面と筒体2の内面と摺動可能な寸法に設定される。本実施の形態では、支持部材5の外径は、ボール6の直径と略同等の寸法に設定される。
・支持部材
支持部材5は、受け座部材4よりも軟質な材料からなり、例えば、軟質の合成樹脂、合成ゴム、または合成樹脂のエラストマー等により得られる。支持部材5は、弾性変形可能である。支持部材5は、円筒体または環状であり、内部に内孔51が軸方向に貫通される。支持部材5は、筒体2内に収容される。支持部材5の前端と受け座部材4の後端が当接され、それにより、支持部材5の内孔51と受け座部材4の内孔4bが連通される。支持部材5の前端と受け座部材4の後端とが環状に当接され、それにより、支持部材5の内孔51から受け座部材4の内孔4bへのスムーズなインキ流通が可能となる。
支持部材5は、受け座部材4よりも軟質な材料からなり、例えば、軟質の合成樹脂、合成ゴム、または合成樹脂のエラストマー等により得られる。支持部材5は、弾性変形可能である。支持部材5は、円筒体または環状であり、内部に内孔51が軸方向に貫通される。支持部材5は、筒体2内に収容される。支持部材5の前端と受け座部材4の後端が当接され、それにより、支持部材5の内孔51と受け座部材4の内孔4bが連通される。支持部材5の前端と受け座部材4の後端とが環状に当接され、それにより、支持部材5の内孔51から受け座部材4の内孔4bへのスムーズなインキ流通が可能となる。
前記支持部材5の後端は、ペン先保持部7内面に形成された係止壁部74に係止され、前記支持部材5の後方移動が阻止される。前記支持部材5の前端は、受け座部材4の後端に当接される。前記支持部材5は、筒体2の後端開口部内面に圧入される。
筆記時、筆圧によりボール6が後方に押圧されると、受け座部材4が後退されるとともに、支持部材5が前後方向に圧縮弾性変形される。支持部材5が弾性変形可能な軟質材料からなることによって、ソフトな筆記感と抑揚のある筆跡が得られる。
図4の示すように、比較的小さな筆圧で筆記した場合、受け座部材4がわずかに後退し、ボールと前端縁部との比較的小さな隙間から比較的少量のインキが吐出され、比較的細幅の筆跡が得られる。
図5の示すように、比較的大きな筆圧で筆記した場合、受け座部材が大きく後退し、ボールと前端縁部との比較的大きな隙間から比較的多量のインキが吐出され、比較的太幅の筆跡が得られる。
図4の示すように、比較的小さな筆圧で筆記した場合、受け座部材4がわずかに後退し、ボールと前端縁部との比較的小さな隙間から比較的少量のインキが吐出され、比較的細幅の筆跡が得られる。
図5の示すように、比較的大きな筆圧で筆記した場合、受け座部材が大きく後退し、ボールと前端縁部との比較的大きな隙間から比較的多量のインキが吐出され、比較的太幅の筆跡が得られる。
・ペン先保持部
ペン先保持部7は、合成樹脂の成形体からなり、前端部に筒体2が保持可能な保持孔71を備える。前記保持孔71の底部には、筒体2の後端が当接可能な当接壁部73が一体に形成される。前記保持孔71の後方にはインキ流通孔72が連設される。前記保持孔71の底部(またはインキ流通孔72の内部)には、前記支持部材5の後端が当接可能な係止壁部74が一体に形成される。尚、前記支持部材5の後端が当接可能な係止壁部74は筒体2の内面に形成される構成でもよい。
ペン先保持部7は、合成樹脂の成形体からなり、前端部に筒体2が保持可能な保持孔71を備える。前記保持孔71の底部には、筒体2の後端が当接可能な当接壁部73が一体に形成される。前記保持孔71の後方にはインキ流通孔72が連設される。前記保持孔71の底部(またはインキ流通孔72の内部)には、前記支持部材5の後端が当接可能な係止壁部74が一体に形成される。尚、前記支持部材5の後端が当接可能な係止壁部74は筒体2の内面に形成される構成でもよい。
本実施の形態のボールペン1は、前記受け座部材4が、軸方向に貫通する内孔4bを備えた筒状体であり、前記支持部材5が、軸方向に貫通する内孔51を備えた、前記受け座部材4より軟質の材料からなる筒状体であり、前記受け座部材4の後端と前記支持部材5の前端とが当接され、前記受け座部材4の内孔4bと前記支持部材5の内孔51が連通されてなり、筆記時の筆圧で、前記支持部材5が圧縮されて前記受け座部材4が後退可能に構成されることにより、筆圧の大小にかかわらず、インキの吐出量不足やインキの過剰流出のおそれがなく、適正なインキ吐出性が得られるとともに、連続筆記においても安定したインキ吐出性が得られ、しかも、筆圧の大小により筆跡幅の異なる抑揚のある筆跡が得られる。
本実施の形態のボールペン1は、前記受け座部材4の外面が前記筒体2の内面を前後方向に摺動可能に構成されることにより、筆記時、ボール受け座4aが筒体2の軸心から大きく外れることがないため、ボール6の安定した回転が得られる。
本実施の形態のボールペン1は、前記支持部材5が、非多孔質の合成樹脂からなることにより、より一層、筆圧の大小にかかわらず、インキの吐出量不足やインキの過剰流出のおそれがなく、適正なインキ吐出性が得られる。
尚、本発明のボールペン1は、非筆記時、ボール6を前方に付勢し、ボール3を前端縁部3の内面に密接させる構成であってもよい。それにより、非筆記時、ペン先からのインキ漏出や空気混入を防止できる。前記ボールを前方に付勢する構成としては、具体的には、支持部材5の弾性力によって前方に押圧された受け座部材4によってボール3を前方に付勢し、非筆記時、ボール3を前端縁部3の内面に密接させる構成、または弾発部材(例えばスプリング)の前端をボール3の後面に当接させ、弾発部材を受け座部材4の内孔4b及び支持部材5の内孔51の内部に収容され、弾発部材の後端をペン先保持部7のインキ流通孔72内面に係止させた構成が挙げられる。
本発明のボールペン1は、非筆記時、前端縁部3内面とボール受け座4aとにボール3が同時に接触しない構成を採用することもできる。
尚、本発明のボールペン1は、非筆記時、前端縁部3内面とボール受け座4aとにボール3が同時に接触しない前記構成と、非筆記時、前記弾発部材によりボール6を前方に付勢し、ボール3を前端縁部3の内面に密接させる前記構成と、を組み合わせることも可能である。
1 ボールペン
2 筒体
3 前端縁部
4 受け座部材
4a ボール受け座
4b 内孔
4c インキ流通溝
5 支持部材
51 内孔
6 ボール
7 ペン先保持部
71 保持孔
72 インキ流通孔
73 当接壁部
74 係止壁部
2 筒体
3 前端縁部
4 受け座部材
4a ボール受け座
4b 内孔
4c インキ流通溝
5 支持部材
51 内孔
6 ボール
7 ペン先保持部
71 保持孔
72 インキ流通孔
73 当接壁部
74 係止壁部
Claims (3)
- 金属製の筒体の前端に形成された内向きの前端縁部と、
前記前端縁部の後方の筒体内に前後方向に移動可能に収容され且つ前端にボール受け座を有する受け座部材と、
前記前端縁部と前記受け座部材との間で回転可能に抱持されたボールと、
前記筒体内の前記受け座部材の後方に配置され、前記受け座部材の後端を支持する弾性変形可能な支持部材と、を備えたボールペンであって、
前記受け座部材が、軸方向に貫通する内孔を備えた筒状体であり、
前記支持部材が、軸方向に貫通する内孔を備えた、前記受け座部材より軟質の材料からなる筒状体であり
前記受け座部材の後端と前記支持部材の前端とが当接され、前記受け座部材の内孔と前記支持部材の内孔が連通されてなり、
筆記時の筆圧で、前記支持部材が圧縮されて前記受け座部材が後退可能に構成されることを特徴とするボールペン。 - 前記受け座部材の外面が前記筒体の内面を前後方向に摺動可能に構成される請求項1に記載のボールペン。
- 前記支持部材が、非多孔質の合成樹脂からなる請求項1または2に記載のボールペン。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022230918A1 (ja) * | 2021-04-30 | 2022-11-03 | 株式会社パイロットコーポレーション | ボールペン |
WO2023074505A1 (ja) | 2021-10-29 | 2023-05-04 | 三菱鉛筆株式会社 | ボールペンリフィル及びボールペン |
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2017
- 2017-06-30 JP JP2017129986A patent/JP2019010843A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022230918A1 (ja) * | 2021-04-30 | 2022-11-03 | 株式会社パイロットコーポレーション | ボールペン |
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US12275271B2 (en) | 2021-10-29 | 2025-04-15 | Mitsubishi Pencil Company, Limited | Ballpoint pen refill and ballpoint pen |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20170630 |