JP2019008637A - パラメータ推定装置、機器故障予測装置、最適施策探索装置、方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
まず、本発明の第1の実施の形態における概要を説明する。
<本発明の第1の実施の形態に係るパラメータ推定装置の構成>
次に、本発明の第1の実施の形態に係るパラメータ推定装置の構成について説明する。図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係るパラメータ推定装置100は、CPUと、RAMと、後述するパラメータ推定処理ルーチンを実行するためのプログラムや各種データを記憶したROMと、を含むコンピュータで構成することが出来る。このパラメータ推定装置100は、機能的には図1に示すように入力部10と、演算部20と、出力部40とを備えている。
入力部10は、解析対象である各機器の設置から観測終了までの期間、および観測期間中に生成された故障時刻のデータを受け付け、故障時刻データ22に格納する。
と表記)、から構成される。ただし、故障時刻は各機器の設置時刻からの経過時間で与えられるものとする。
入力部10は、解析対象である各機器が観測期間中に晒されていた外部環境のデータを受け付け、外部環境データ24に格納する。外部環境データ24は、機器ID u、機器uに対して外部環境値が与えられる時刻の個数(Iuと表記)、外部環境値が与えられる時刻の系列(
と表記)、各時刻の外部環境値の系列(
と表記)、から構成される。外部環境の値は一般に多次元で与えられる(気温と湿度と気圧、など)。ただし、時刻の系列{tu i} は各機器の設置時刻からの経過時間で与えられるものとする。また各機器において、外部環境の値は少なくとも設置時刻、観測終了時刻、及び故障時刻で与えられているものとする。
入力部10は、解析対象である各機器に対し、観測期間中に実施されたメンテナンスの時刻の系列を受け付け、メンテナンスデータ26に格納する。ここでメンテナンスとは、機器の故障確率を減少させる可能性がある施策を意味する。メンテナンスデータ26は、機器u、機器uのメンテナンス総数(M uと表記)、機器uで実施されたメンテナンスの時刻の系列(
と表記)、から構成される。ただし、メンテナンス時刻の系列{vu n}は各機器の設置時刻からの経過時間で与えられるものとし、計算の便宜上vu 0 =0とする。メンテナンスが行われなかった場合は Mu=0が入力として与えられる。
入力部10は、Virtual Age に対して故障確率が変動する、すなわち経年劣化する様子を表す経年劣化関数の指定を受け付け、経年劣化関数記憶部28に格納する。設置時刻からの経過時間をt、各経過時間に対する機器の単位時間当りの故障確率(以後、故障率と表記)をλu(t)、機器uのVirtual Ageをτu(t)、経年劣化関数をf(τ|θ)と表記すると、機器uの故障率は以下で定義される。
・・・(1)
・・・(2)
と表記)、から構成される。変換ルールの例として、最近接点への変換
・・・(3)
本実施の形態では、非線形な関数の確率過程の一例として、ガウス過程を利用するため、入力部10は、カーネル関数と呼ばれる、モデル化対象の関数の滑らかさを決める関数の指定を受け付け、カーネル関数記憶部32に格納する。なお、本実施の形態においてモデル化対象の関数とは、外部環境と劣化速度の非線形な関係(劣化速度)を表す関数である。
・・・(4)
・・・(5)
・・・(6)
・・・(7)
に対するパラメータの尤度関数を導出する。一般に故障率λu(t)が与えられた時 、パラメータの尤度関数は以下で書かれる。
・・・(8)
・・・(9)
・・・ (10)
・・・(11)
・・・(13)
は入力データDのみから計算されるので、一度事前計算し保存しておくことで、さまざまなパラメータ(θ,γ,G)での事後確率を効率よく評価することができる。
が与えられたとき、ガウス過程に従うG(y)の任意の点y に対する推定値は
・・・(14)
次に、本発明の第1の実施の形態に係る機器故障予測装置の構成について説明する。図2に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る機器故障予測装置200は、CPUと、RAMと、後述する機器故障予測処理ルーチンを実行するためのプログラムや各種データを記憶したROMと、を含むコンピュータで構成することが出来る。この機器故障予測装置200は、機能的には図2に示すように入力部50と、演算部60と、出力部90とを備えている。機器故障予測装置200は、各機器u∈{1,2,・・・,U}に対して将来の故障確率や故障回数、あるいはそれらの結果としてのコスト・リスクなどの予測値を出力する。
入力部50は、パラメータ推定装置100で推定されたパラメータ値、外部環境が取り得る値の列{zl}、及びカーネル関数k(y,y’)の入力を受け付け、パラメータ値記憶部62に格納する。
入力部50は、パラメータ推定装置100と同じ経年劣化関数の指定を受け付け、経年劣化関数記憶部64に格納する。
入力部50は、予測対象となる量の指定を受け付け、予測対象記憶部66に格納する。以下、予測対象となる量の例を列挙するが、それらに限るものではない。
入力部50は、各機器に対し、設置から予測期間までに晒されると予定されている外部環境の値を受け付け、外部環境情報記憶部68に格納する。外部環境の情報として、機器IDu、機器uに対して外部環境値が与えられる時刻の個数(
と表記)、外部環境値が与えられる時刻の系列(
と表記)、各時刻の外部環境値の系列(
と表記)を受け付ける。ただし、時刻の系列
は各機器の設置時刻からの経過時間で与えられるものとする 。また各機器において、外部環境値の最初の時点は設置時刻と一致するものとする(
)。なお、ここでの表記で使用している上付き横線は、パラメータ推定部34の入力データと区別する為のものである。
入力部50は、各機器に対し、設置から予測期間までに計画されているメンテナンス時刻の系列であるメンテナンス計画を受け付け、メンテナンス計画記憶部70に格納する。また、メンテナンス計画は、入力部50は、各機器に対し、機器uのメンテナンス総数(
と表記)、機器uで実施予定のメンテナンス時刻の系列(
と表記)を受け付ける。ただし、メンテナンス時刻の系列
は各機器の設置時刻からの経過時間で与えられるものとし、計算の便宜上
とする。
・・・ (15)
・・・ (16)
・・・ (17)
故障予測部72で算出された予測値が、予測値記憶部74に格納される。そして、予測値記憶部74に格納された予測値が、出力部90により出力される 。出力例を表3に示す。
次に、本発明の第1の実施の形態に係るパラメータ推定装置100の作用について説明する。入力部10において、解析対象である各機器の設置から観測終了までの期間、および観測期間中に生成された故障時刻のデータを受け付けると、パラメータ推定装置100は、故障時刻データ22に格納する。また、入力部10において、解析対象である各機器が観測期間中に晒されていた外部環境のデータを受け付けると、パラメータ推定装置100は、外部環境データ24に格納する。また、入力部10において、解析対象である各機器に対し、観測期間中に実施されたメンテナンスの時刻の系列を受け付けると、パラメータ推定装置100は、メンテナンスデータ26に格納する。また、入力部10において、経年劣化関数の指定を受け付けると、パラメータ推定装置100は、経年劣化関数記憶部28に格納する。また、入力部10において、外部環境の値の離散化の方法の指定を受け付けると、パラメータ推定装置100は、離散化方法記憶部30に格納する。また、入力部10において、カーネル関数の指定を受け付けると、パラメータ推定装置100は、カーネル関数記憶部32に格納する。そして、パラメータ推定装置100は、図3に示すパラメータ推定処理ルーチンを実行する。
を事前計算する。
次に、本発明の第1の実施の形態に係る機器故障予測装置200の作用について説明する。入力部50において、パラメータ推定装置100で推定されたパラメータ値、外部環境が取り得る値の列{zl}、及びカーネル関数k(y,y’)の入力を受け付けると、機器故障予測装置200は、パラメータ値記憶部62に格納する。入力部50において、パラメータ推定装置100と同じ経年劣化関数の指定を受け付けると、機器故障予測装置200は、経年劣化関数記憶部64に格納する。また、入力部50において、予測対象となる量の指定を受け付けると、機器故障予測装置200は、予測対象記憶部66に格納する。また、入力部50において、各機器に対し、設置から予測期間までに晒されると予定されている外部環境の値を受け付けると、機器故障予測装置200は、外部環境情報記憶部68に格納する。また、入力部50において、各機器に対し、設置から予測期間までに計画されているメンテナンス時刻の系列であるメンテナンス計画を受け付けると、機器故障予測装置200は、メンテナンス計画記憶部70に格納する。そして、機器故障予測装置200は、図4に示す予測処理ルーチンを実行する。
ついて説明する。なお、第1の実施の形態と同様の構成となる部分については、同一符号を付して説明を省略する。
上記第1の実施の形態で説明したように、外部環境と劣化速度の非線形な関係を表す関数を、ガウス過程(非特許文献4)を用いてモデル化することで、データから非線形な関数をノンパラメトリックに、すなわち関数の形を強く仮定することなく推定する。推定される非線形な関数は外部環境の値に対し連続であり、またアドホックな象限分けも要しない。
第2の実施の形態に係るパラメータ推定装置100は、上記第1の実施の形態で説明したように、機器のVirtual Ageを引数とする経年劣化関数で用いられるパラメータと、離散化された外部環境値の各々に対する劣化速度とを含む推定パラメータを推定し、推定されたパラメータ値、外部環境が取り得る値の列{zl}、及び使用したカーネル関数k(y,y’)を出力する。
図5に示すように、第2の実施の形態に係る最適施策探索装置300は、入力部250、演算部260、及び出力部90を備えている。最適施策探索装置300は、解析対象である機器が晒される予定の各時刻の外部環境値を表す外部環境情報と、機器に対して実施される予定のメンテナンスの時刻の系列を表すメンテナンス計画と、の少なくとも一方を、最適化対象の施策として、最適な施策を探索する。
入力部250は、パラメータ推定装置100で推定されたパラメータ値、外部環境が取り得る値の列{zl}、及びカーネル関数k(y,y’)の入力を受け付け、パラメータ値記憶部62に格納する。
入力部250は、パラメータ推定装置100と同じ経年劣化関数の指定を受け付け、経年劣化関数記憶部64に格納する。
入力部250は、最小化すべきコストを表現する関数の指定を受け付け、コスト関数記憶部266に格納する。コストを表現する関数は各事業者が想定する状況によりさまざまである。ここでは例として、空調により一定に保たれる室温が外部環境であり、かつ、機器uのある期間での維持費用をコスト関数と想定する場合を挙げる。いまCpがメンテナンス1回の費用、Cfが故障修理1回の費用、Cα(y)がある期間で室温をyに保った時の空調費用、
がある期間でのメンテナンスの回数、Nu fが機器 uのある期間での総故障回数の期待値、とすると、機器uのある期間での維持費用は
・・・(18)
入力部250は、コスト関数記憶部266に記憶されたコスト関数に影響を与える施策の内、最適化の対象とする施策(ρuと表記)の指定を受け付け、施策記憶部268に格納する。上記のコスト関数の例では、コスト関数に影響を与える施策はメンテナンス計画(回数と実施時刻)と外部環境情報としての空調の設定温度であり、最適化する施策の選択肢はメンテナンス計画と空調の設定温度の両方かあるいはそのどちらかである。もしどちらか一方のみを最適化の対象とする場合は、もう一方の施策の値を、他の施策の設定値として入力する。
・・・(19)
最小コスト値及び最適施策記憶部276には、最適施策探索部274で各機器について探索された最小のコスト値COSTu(ρu *)及びそれを実現する施策ρu *が格納され、最小コスト値及び最適施策記憶部276に格納された、最小のコスト値COSTu(ρu *)及びそれを実現する施策ρu *が、出力部90により出力される。出力例を表4に示す。
次に、本発明の第2の実施の形態に係るパラメータ推定装置100は、第1の実施の形態と同様に、上記図3に示すパラメータ推定処理ルーチンを実行する。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る最適施策探索装置300の作用について説明する。入力部250において、パラメータ推定装置100で推定されたパラメータ値、外部環境が取り得る値の列{zl}、及びカーネル関数k(y,y’)の入力を受け付けると、最適施策探索装置300は、パラメータ値記憶部62に格納する。入力部250において、パラメータ推定装置100と同じ経年劣化関数の指定を受け付けると、最適施策探索装置300は、経年劣化関数記憶部64に格納する。また、入力部250において、コスト関数の指定を受け付けると、最適施策探索装置300は、コスト関数記憶部266に格納する。また、入力部250において、最適化する施策の指定と他の施策の設定を受け付けると、最適施策探索装置300は、施策記憶部268に格納する。そして、最適施策探索装置300は、図6に示す最適施策探索処理ルーチンを実行する。
20、60、260 演算部
22 故障時刻データ
24 外部環境データ
26 メンテナンスデータ
28、64 経年劣化関数記憶部
30 離散化方法記憶部
32 カーネル関数記憶部
34 パラメータ推定部
36、62 パラメータ値記憶部
40、90 出力部
66 予測対象記憶部
68 外部環境情報記憶部
70 メンテナンス計画記憶部
72、272 故障予測部
74 予測値記憶部
100 パラメータ推定装置
200 機器故障予測装置
266 コスト関数記憶部
268 施策記憶部
274 最適施策探索部
276 最適施策記憶部
300 最適施策探索装置
Claims (8)
- 解析対象である機器の故障時刻データと、前記機器が晒されていた各時刻の外部環境値を表す外部環境データと、前記機器に対して実施されたメンテナンスの時刻の系列を表すメンテナンスデータと、に基づいて、予め定められた、前記機器のVirtual Ageを引数とする経年劣化関数で用いられるパラメータと、離散化された外部環境値の各々に対する劣化速度とを含む推定パラメータを推定するパラメータ推定部であって、
前記機器のVirtual Ageは、前記離散化された外部環境値の各々に対する劣化速度と、前記外部環境データと、前記メンテナンスデータとを用いて表され、
前記機器の故障率が、前記経年劣化関数の値に、前記機器のVirtual Ageに対応する時間を乗算して求められるときに、前記機器の故障時刻と前記故障率とを用いて表される前記推定パラメータの尤度関数を含む、前記推定パラメータの事後確率を最大化するように、前記推定パラメータを推定するパラメータ推定部
を含むパラメータ推定装置。 - 前記パラメータ推定部は、非線形な回帰関数の確率過程に従って、前記離散化された外部環境値の各々に対する劣化速度を推定する請求項1記載のパラメータ推定装置。
- 解析対象である機器が晒される予定の各時刻の外部環境値を表す外部環境情報と、前記機器に対して実施される予定のメンテナンスの時刻の系列を表すメンテナンス計画と、に基づいて、請求項1又は2記載のパラメータ推定装置によって推定された、前記機器のVirtual Ageを引数とする経年劣化関数で用いられるパラメータと、離散化された外部環境値の各々に対する劣化速度とを含む推定パラメータを用いて、前記機器の故障に関する情報、又はVirtual Ageを予測する故障予測部
を含む機器故障予測装置。 - 解析対象である機器が晒される予定の各時刻の外部環境値を表す外部環境情報と、前記機器に対して実施される予定のメンテナンスの時刻の系列を表すメンテナンス計画と、の少なくとも一方を、最適化対象の施策として、最適な施策を探索する最適施策探索装置であって、
前記最適化対象の施策についての施策候補の各々に対し、前記機器が晒される予定の各時刻の外部環境値を表す外部環境情報と、前記機器に対して実施される予定のメンテナンスの時刻の系列を表すメンテナンス計画と、に基づいて、請求項1又は2記載のパラメータ推定装置によって推定された、前記機器のVirtual Ageを引数とする経年劣化関数で用いられるパラメータと、離散化された外部環境値の各々に対する劣化速度とを含む推定パラメータを用いて、前記機器の故障に関する情報を予測する故障予測部と、
前記故障予測部によって前記施策候補の各々に対して予測された前記機器の故障に関する情報に基づいて、前記機器の故障に関する情報を含む予め定められたコスト関数を最小化する施策として、前記施策候補の何れかを決定する最適施策探索部と
を含む最適施策探索装置。 - パラメータ推定部が、解析対象である機器の故障時刻データと、前記機器が晒されていた各時刻の外部環境値を表す外部環境データと、前記機器に対して実施されたメンテナンスの時刻の系列を表すメンテナンスデータと、に基づいて、予め定められた、前記機器のVirtual Ageを引数とする経年劣化関数で用いられるパラメータと、離散化された外部環境値の各々に対する劣化速度とを含む推定パラメータを推定することであって、
前記機器のVirtual Ageは、前記離散化された外部環境値の各々に対する劣化速度と、前記外部環境データと、前記メンテナンスデータとを用いて表され、
前記機器の故障率が、前記経年劣化関数の値に、前記機器のVirtual Ageに対応する時間を乗算して求められるときに、前記機器の故障時刻と前記故障率とを用いて表される前記推定パラメータの尤度関数を含む、前記推定パラメータの事後確率を最大化するように、前記推定パラメータを推定すること
を含むパラメータ推定方法。 - 故障予測部が、解析対象である機器が晒される予定の各時刻の外部環境値を表す外部環境情報と、前記機器に対して実施される予定のメンテナンスの時刻の系列を表すメンテナンス計画と、に基づいて、請求項5記載のパラメータ推定方法によって推定された、前記機器のVirtual Ageを引数とする経年劣化関数で用いられるパラメータと、離散化された外部環境値の各々に対する劣化速度とを含む推定パラメータを用いて、前記機器の故障に関する情報、又はVirtual Ageを予測する
機器故障予測方法。 - 解析対象である機器が晒される予定の各時刻の外部環境値を表す外部環境情報と、前記機器に対して実施される予定のメンテナンスの時刻の系列を表すメンテナンス計画と、の少なくとも一方を、最適化対象の施策として、最適な施策を探索する最適施策探索装置における最適施策探索方法であって、
故障予測部が、前記最適化対象の施策についての施策候補の各々に対し、前記機器が晒される予定の各時刻の外部環境値を表す外部環境情報と、前記機器に対して実施される予定のメンテナンスの時刻の系列を表すメンテナンス計画と、に基づいて、請求項5記載のパラメータ推定方法によって推定された、前記機器のVirtual Ageを引数とする経年劣化関数で用いられるパラメータと、離散化された外部環境値の各々に対する劣化速度とを含む推定パラメータを用いて、前記機器の故障に関する情報を予測し、
最適施策探索部が、前記故障予測部によって前記施策候補の各々に対して予測された前記機器の故障に関する情報に基づいて、前記機器の故障に関する情報を含む予め定められたコスト関数を最小化する施策として、前記施策候補の何れかを決定する
最適施策探索方法。 - コンピュータを、請求項1若しくは請求項2に記載のパラメータ推定装置、請求項3に記載の機器故障予測装置、又は請求項4に記載の最適施策探索装置を構成する各部として機能させるためのプログラム。
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