JP2019097083A - 情報提供システム、プログラム、情報提供方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本実施形態では、位置情報提供システムを挙げている。
図1は、情報提供システム1の構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、情報提供システム1は、管理サーバ10、複数のロボット100、複数の通信端末200、及び複数の周辺装置300を有している。通信端末200及びロボット100と、管理サーバ10とは、インターネット回線1000を介して通信可能とされている。通信端末200とロボット100とは、管理サーバ10を介して通信可能とされている。また、各ロボット100は、インターネット回線やWi−Fi等の無線通信網を介して各周辺装置300と通信可能とされている。
図2は、管理サーバ10の構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、管理サーバ10は、通信部11、記憶部20、及び処理部(以下、サーバ処理部ともいう。)30を有している。ここで、通信部11は、インターネット回線等を介してロボット100、通信端末200等の他の装置との間で通信を行う。記憶部20は、HDD等であって、各種データや各種プログラムが記憶されている。サーバ処理部30は、管理サーバ10における各種処理を実行する。サーバ処理部30は、例えば、マイクロコンピュータ及びその周辺回路を備え、例えば、CPU、ROM、RAM等によって構成されている。ROMには、1又は2以上のプログラムが格納されている。CPUは、ROMに格納されている1又は2以上のプログラムに従って各種処理を実行する。そして、サーバ処理部30は、必要に応じて、記憶部20に記憶されている各種データや各種プログラムに従って各種処理を実行する。
図3に示すように、ロボット100は、通信部101、タッチパネル部102、スピーカ105、マイク106、カメラ107、移動部108、GPSセンサ109、対物センサ110、記憶部111、及び処理部(以下、ロボット処理部ともいう。)120を有している。ここで、通信部101は、有線又は無線でインターネット回線等を介して管理サーバ10、周辺装置300等の他の装置との間で通信を行う。タッチパネル部102は、タッチパネル部102における画像表示機能を担う画像表示部103、及びタッチパネル部102における情報入力機能を担う接触検出部104を有している。移動部108は、ロボット100を移動させる機能を有する。GPSセンサ109は、ロボット100の位置を測位する。対物センサ110は、ロボット100の周囲にある物との距離を測定する。記憶部111は、例えば、ROM、RAM等である。ロボット処理部120は、ロボット100における各種処理を実行する。ロボット処理部120は、例えば、マイクロコンピュータ及びその周辺回路を備え、例えば、CPU、ROM、RAM等によって構成されている。ROMには、1又は2以上のプログラムが格納されている。CPUは、ROMに格納されている1又は2以上のプログラムに従って各種処理を実行する。そして、ロボット処理部120は、必要に応じて、記憶部111に記憶されている各種データや各種プログラムに従って各種処理を実行する。
図4に示すように、移動部108は、二輪を駆動させてロボット100を移動させる構成になっている。移動部108上に棒形状の支持部112が取り付けてあり、支持部112の上部に、スピーカ105、マイク106、タッチパネル部102、及びカメラ107が設けられている。また、ロボット100は、制御可能な関節構造を持つことで姿勢を変化させることもできる。この場合、ロボット100は、関節構造を複数のセンサによってセンシングすることで、姿勢を把握する。
通信端末200は、携帯可能な通信端末、タブレット、スマートフォン等の携帯電話、又はパーソナルコンピュータである。以下では、通信端末200が、携帯電話である場合を例に説明する。
図5に示すように、通信端末200は、移動体通信部201、通信部202、タッチパネル部203、スピーカ206、マイク207、カメラ208、音声出力端子等の外部インターフェース209、記憶部210、及び処理部(以下、通信端末処理部ともいう。)220を有している。ここで、移動体通信部201は、電話通信を行うものとして機能する。通信部202は、有線又は無線でインターネット回線等を介して管理サーバ10等の装置との間で通信を行う。タッチパネル部203は、タッチパネル部203における画像表示機能を担う画像表示部204、及びタッチパネル部203における情報入力機能を担う接触検出部205を有している。記憶部210は、例えば、ROM、RAM等である。通信端末処理部220は、通信端末200における各種処理を実行する。通信端末処理部220は、例えば、マイクロコンピュータ及びその周辺回路を備え、例えば、CPU、ROM、RAM等によって構成されている。ROMには、1又は2以上のプログラムが格納されている。CPUは、ROMに格納されている1又は2以上のプログラムに従って各種処理を実行する。そして、通信端末処理部220は、必要に応じて、記憶部210に記憶されている各種データや各種プログラム210aに従って各種処理を実行する。
図6は、サービス提供の際の管理サーバ10、ロボット100、及び通信端末200で行う処理例を示す図である。
図7に示すように、サーバ処理部30は、サーバ側設定処理を実行するサーバ側設定処理部31、環境情報管理処理を実行する環境情報管理処理部32、及び管理サーバ10側の本制御処理(以下、サーバ側本制御処理ともいう。)を実行するサーバ側本制御処理部33を有している。管理サーバ10は、これら各処理を実行する際に用いる複数のデータベースも有している。サーバ処理部30は、これら各処理部によって、各処理を一定時間間隔で実行している。
図8に示すように、記憶部20には、ユーザ情報データベース21、予約情報データベース22、予約時刻情報データベース23、設定情報データベース24、環境情報データベース25、ロボット制御履歴情報データベース26、終了時制御情報データベース27、及び周辺装置情報データベース28が記憶されている。
図9に示すように、ユーザ情報データベース21は、ユーザID、ユーザの氏名、ユーザのメールアドレス、ユーザの連絡先となる電話番号、及びユーザの住所等のユーザに関する各情報を含み、これら情報が対応付けられている。
図10に示すように、予約情報データベース22は、ユーザID、及び予約IDを含み、これら情報が対応付けられている。ここで、予約IDは、ユーザIDのユーザがサービスの提供を受ける予約の識別情報である。
図11に示すように、予約時刻情報データベース23は、予約ID、予約時刻、n分、及び制御対象のロボットIDを含み、これら情報が対応付けられている。ここで、予約時刻は、ユーザが情報提供システム1によってサービスの提供を受ける開始時刻(サービス提供開始時刻)である。例えば、予約時刻は、ユーザによって設定された時刻である。n分は、予約時刻前にサービスの提供をするのに必要なロボット100の事前設定、準備設定をするための時間である。例えば、n分は、予め設定されている時間である。制御対象のロボットIDは、サービス提供の際に使用するロボット100のIDである。1つの予約IDには、少なくとも1つのロボットIDが対応付けられている。サービス提供の際に制御されるロボット100の数は、1つの場合もあれば、複数の場合もある。
図12に示すように、設定情報データベース24は、ロボットID、及び設定用制御情報を含み、これら情報が対応付けられている。ここで、ロボットIDは、ロボット100の識別情報である。設定用制御情報は、ロボットIDのロボット100を制御する情報であって、予約時刻前に当該ロボット100を設定するための制御の情報である。すなわち、設定用制御情報は、サービスの提供が開始される前、すなわち、本制御の実行前に行っておくことが好ましい制御情報であって、例えば、時間を要する等のために変更することが困難な制御の情報である。
図13に示すように、環境情報データベース25は、ロボットID、及び環境情報を含み、これら情報が対応付けられている。ここで、環境情報は、ロボット100の内部及び外部の環境情報である。
図14に示すように、ロボット制御履歴情報データベース26は、予約ID、及びロボット制御履歴情報(ロボット操作履歴情報)を含み、これら情報が対応付けられている。ここで、ロボット制御履歴情報は、予約IDのサービス開始後の本制御中にユーザによって操作されたロボット100の順序を示す情報である。
図15に示すように、終了時制御情報データベース27は、ロボットID、及び終了時制御情報を含み、これら情報が対応付けられている。ここで、終了時制御情報は、本制御で操作されたロボット100の制御終了時の制御情報である。例えば、終了時制御情報は、ロボット100のカメラ107のオン及びオフの状態を示す情報、スピーカ105のオン及びオフの状態を情報、及びロボット100の姿勢を示す情報である。
図16に示すように、周辺装置情報データベース28は、周辺装置情報として、周辺装置ID、ロボットID、ロケーション情報、及び周辺装置制御情報を含み、これら情報が対応付けられている。ここで、周辺装置IDは、周辺装置300の識別情報である。ロケーション情報は、周辺装置300が設置されている位置を示す情報である。周辺装置制御情報は、周辺装置300を制御するための情報である。例えば、周辺装置制御情報は、周辺装置300が室内灯であれば、その室内灯のオン及びオフを制御する情報であり、周辺装置300が警告ランプであれば、その警告ランプのオン及びオフを制御する情報である。また、周辺装置IDに対応付けられている周辺装置300は、複数であっても良い。すなわち、周辺装置IDに対応付けられているロボットIDのロボット100に複数の周辺装置300が対応付けられていても良い。
図17に示すように、ロボット処理部120は、ロボット側設定処理を実行するロボット側設定処理部121、及びロボット100側の本制御処理(以下、ロボット側本制御処理ともいう。)を実行するロボット側本制御処理部122を有している。ロボット処理部120は、これら各処理部によって、各処理を一定時間間隔で実行する。
図18に示すように、通信端末処理部220は、通信端末200側の本制御処理(以下、通信端末側本制御処理ともいう。)を実行する通信端末側本制御処理部221を有している。通信端末処理部220は、これら各処理部によって、各処理を一定時間間隔で実行する。
図19に示すように、先ずステップS1の処理として、サーバ側設定処理部31は、予約時刻情報データベース23から予約時刻、予約時刻に対応付けられているn分の情報を取得する。
図20に示すように、先ずステップS21の処理として、ロボット側設定処理部121は、管理サーバ10からの設定情報を受信したか否かを判定する。ロボット側設定処理部121は、管理サーバ10からの設定情報を受信したときに、ステップS22の処理に進む。
以上のようなロボット側設定処理によって、ロボット側設定処理部121は、管理サーバ10からの設定情報を受信すると、設定情報に含まれている設定用制御情報を基に、予約時刻前の設定処理の制御を行う。その後、ロボット側設定処理部121は、環境情報を取得し、取得した環境情報を管理サーバ10に送信する。
図21に示すように、先ずステップS41の処理として、環境情報管理処理部32は、ロボット100からの環境情報を受信したか否かを判定する。環境情報管理処理部32は、ロボット100からの環境情報を受信したと判定したときに、ステップS42の処理に進む。
以上のような環境情報管理処理によって、環境情報管理処理部32は、ロボット100からの環境情報を受信すると、受信した環境情報と当該環境情報を送信してきたロボット100のロボットIDとを対応づけて、記憶部20の環境情報データベース25に記憶する。
図22に示すように、先ずステップS61の処理として、通信端末側本制御処理部221は、サービス提供を開始したか否かを判定する。例えば、通信端末側本制御処理部221は、サービス提供を受ける予約をしたユーザが、通信端末200側にてタッチパネル部203に表示したサービス提供画面にてログインすると、サービス提供を開始したと判定する。通信端末側本制御処理部221は、サービス提供を開始したと判定したときに、ステップS62の処理に進む。
または、通信端末側本制御処理部221は、管理サーバ10からの環境情報を受信したか否かを判定する。この場合、例えば、管理サーバ10側では、環境情報管理処理部32は、先ず、ステップS42の処理で環境情報データベース25に記憶した環境情報の送信先のユーザを特定する。具体的には、環境情報管理処理部32は、予約情報データベース22を参照して、当該環境情報の取得の元となった予約IDに対応するユーザIDからユーザを特定する。そして、環境情報管理処理部32は、その特定したユーザの通信端末200に、ステップS42の処理で環境情報データベース25に記憶した環境情報を送信する。そして、通信端末側本制御処理部221は、管理サーバ10からの環境情報を受信すると、登録対象の環境情報があると判定する。
ステップS63の処理として、通信端末側本制御処理部221は、登録する環境情報(例えば、管理サーバ10から取得した環境情報又は管理サーバ10から送信されてきた環境情報)を記憶部210に記憶する。そして、通信端末側本制御処理部221は、ステップS63の処理に進む。
ステップS65の処理として、通信端末側本制御処理部221は、ロボット操作開始通知を管理サーバ10に送信する。このとき、通信端末側本制御処理部221は、ステップS64の処理にて判定した操作対象のロボット100のロボットID、又は後述のステップS68の処理にて判定した操作対象のロボット100のロボットIDをロボット操作開始通知に含める。
ステップS67の処理として、通信端末側本制御処理部221は、本制御を行う。
図23に示すように、サービス提供画面500には、ロボット100がカメラ107によって撮像した画像501、ロボット100を操作するための操作部502等が表示される。
図24に示すように、先ずステップS91の処理として、サーバ側本制御処理部33は、通信端末200からのロボット操作開始通知を受信したか否かを判定する。サーバ側本制御処理部33は、通信端末200からのロボット操作開始通知を受信したと判定すると、ステップS92の処理に進む。
続くステップS93の処理として、サーバ側本制御処理部33は、周辺装置情報データベース28を参照して、ステップS91の処理で受信したロボット操作開始通知に含まれるロボットIDに対応付けられている周辺装置ID及び周辺装置制御情報を取得する。
ステップS96の処理として、サーバ側本制御処理部33は、待機終了通知を通信端末200に送信する。
続くステップS98の処理として、サーバ側本制御処理部33は、新たにロボット操作開始通知を受信したか否かを判定する。サーバ側本制御処理部33は、新たにロボット操作開始通知を受信したと判定すると、ステップS100の処理に進む。一方、サーバ側本制御処理部33は、新たにロボット操作開始通知を受信していないと判定すると、ステップS99の処理に進む。
続くステップS101の処理として、サーバ側本制御処理部33は、現在操作中のロボット100の制御情報を取得する。例えば、現在制御中のロボット100の制御情報は、ロボット100のカメラ107のオン及びオフの状態を示す情報、スピーカ105のオン及びオフの状態を情報、及びロボット100の姿勢を示す情報等である。
図25に示すように、先ずステップS121の処理として、ロボット側本制御処理部122は、管理サーバ10からの準備処理用情報を受信したか否かを判定する。ロボット側本制御処理部122は、管理サーバ10からの準備処理用情報を受信したと判定したときに、ステップS122の処理に進む。
続くステップS124の処理として、ロボット側本制御処理部122は、周辺装置300からの制御終了通知を受信したか否かを判定する。すなわち、ロボット側本制御処理部122は、周辺装置300が周辺装置制御情報に基づく制御を終了したか否かを判定する。ロボット側本制御処理部122は、周辺装置300からの制御終了通知を受信したと判定したときに、ステップS125の処理に進む。
続くステップS126の処理として、ロボット側本制御処理部122は、管理サーバ10及び通信端末200と連動して、先に説明したような内容の本制御を行う。
図26に示すように、先ずステップS141の処理として、周辺装置300の処理部301は、周辺装置制御情報を受信したか否かを判定する。処理部301は、周辺装置制御情報を受信したと判定したときに、ステップS142の処理に進む。
ステップS144の処理として、処理部301は、管理サーバ10に制御終了通知を送信する。
次に、本実施形態における情報提供システム1の動作、作用等を説明する。
先ず、管理サーバ10では、サーバ側設定処理部31は、現在時刻が予約時刻からn分前の時刻になると、予約時刻に対応付けられているロボットIDの設定用制御情報を設定情報として、対応するロボットIDのロボット100に送信する。このとき、サーバ側設定処理部31は、予約時刻に複数のロボットIDが対応付けられていれば、それら各ロボットIDのロボット100に、各ロボット100に対応付けられている設定用制御情報を設定情報として送信する。
サービスの提供を開始すると、通信端末200では、通信端末側本制御処理部221は、登録する環境情報があるときには、当該環境情報を環境情報データベース25に記憶する。そして、通信端末側本制御処理部221は、サービスの提供を受けるためにロボット100の操作をユーザが開始すると、管理サーバ10にロボット操作開始通知を送信する。
ロボット100側では、ロボット側本制御処理部122は、管理サーバ10からの準備処理用情報を受信すると、準備処理として、準備処理用情報に含まれている終了時制御情報を基に当該ロボット100を制御する。さらに、ロボット側本制御処理部122は、準備処理として、周辺装置制御情報を基に周辺装置300に制御する。言い換えると、管理サーバ10(サーバ側本制御処理部33)は、ロボット100、周辺装置300を制御するための準備処理用情報をロボット100に送信して、ロボット側本制御処理部122を介してロボット100及び当該ロボット100の周辺にある周辺装置300を制御する。
管理サーバ10側では、サーバ側本制御処理部33は、ロボット100からの待機終了通知を受信すると、待機終了通知を通信端末200に送信するとともに、本制御を開始する。また、通信端末200側でも、通信端末側本制御処理部221は、管理サーバ10からの待機終了通知を受信すると、本制御を開始する。
図27に示すように、自宅にいるユーザは、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の通信端末200を操作し、管理サーバ10を介して遠隔操作によって店舗A内に配置されているロボット100の移動を操作し、店舗A内でロボット100を移動させながら店員の説明を聞きつつ、買い物をすることができる。
(1)各ロボット100は、予約時刻以降から開始される情報を取得する処理に準備が必要な場合でもあっても、予約時刻前に事前に設定されるため、予約時刻から直ぐに通信端末200を介したユーザからの要求に対して処理できるので、通信端末200を介したユーザの要求に対して遅滞なく情報を取得し取得情報を当該通信端末200に送信できる。
(4)ロボット100は、設定処理や準備処理によって事前に所望の位置に移動することができる。これにより、ロボット100は、通信端末200を介したユーザの要求に対して遅滞なく情報を取得し取得情報を当該通信端末200に送信できる。
なお、前記の実施形態の説明において、ロボット100は、例えば、情報取得装置を構成する。また、サーバ側本制御処理部33は、例えば、制御手段を構成する。また、通信端末200は、例えば、出力端末を構成する。また、カメラ107、GPSセンサ109、及び対物センサ110は、例えば、検出手段を構成する。また、ロボット100の設定用制御情報によって制御された処理は、例えば、ユーザが通信端末によって取得するための事前の処理を構成する。また、カメラ107は、例えば、撮像手段を構成する。また、予約時刻は、例えば、画像データを通信端末が受信可能になる時刻を構成する。
前記の実施形態の他の例として、ロボット100を移動しない固定型にすることもできる。
図28は、ロボット100の外観の構成の他の例を示す図である。図28に示すように、ロボット100は、移動部を有することなく、設置部401上に、スピーカ、マイク、カメラ、及びタッチパネル部を有する入出力部402が設けられている。
また、前記の実施形態の他の例として、管理サーバ10は、ロボット100を制御する際に、当該ロボット100から得た環境情報を基に、ロボット100の移動動作等を制御することもできる。
また、前記の実施形態の他の例として、環境情報は、内部環境及び外部環境の何れかを含むようにすれば良い。
また、前記の実施形態の他の例として、前記ステップS93の処理において、サーバ側本制御処理部33は、周辺装置を検索する際に、環境情報で取得したロボット100の位置情報及び周辺装置のロケーション情報を基に、周辺装置を検索することもできる。そして、サーバ側本制御処理部33は、周辺装置情報データベース28を参照して、検索して特定した周辺装置の周辺装置ID及び周辺装置制御情報を取得する。
また、前記の実施形態の他の例として、終了時制御情報に周辺装置の制御情報を含めることができる。この場合、前記ステップS101の処理において、サーバ側本制御処理部33は、現在操作中のロボット100が制御する周辺装置の制御中の制御情報も取得する。例えば、周辺装置の制御中の制御情報は、室内灯であればオン及びオフの状態を示す情報である。以上のような処理によって、前記ステップS94においてロボット100に送信される準備処理用情報の終了時制御情報には、当該周辺装置の制御中の制御情報も含まれることになる。すなわち、終了時制御情報には、ロボット100の制御を終了した時の当該ロボット100が制御していた周辺装置の制御状態が含まれる。
また、前記の実施形態では、通信端末を介したユーザからの要求に応じて情報を取得し当該通信端末に送信する複数の情報取得装置を制御するプログラムであって、記憶手段が、互いに離れた位置に配置された複数の情報取得装置が取得した情報である取得情報を通信網を介して前記通信端末によって受信し取得するユーザの情報、前記複数の情報取得装置が取得した取得情報を前記ユーザが前記通信端末によって取得するための事前の処理を当該情報取得装置に開始させるタイミングである開始タイミング、及び前記複数の情報取得装置それぞれの処理を制御する制御情報が対応付けられて記憶する記憶ステップと、前記制御手段が、開始タイミングで当該開始タイミングに対応付けられた前記制御情報を基に前記複数の情報取得装置を制御する制御ステップと、をコンピュータに実行させるプログラムを実現している。
また、前記の実施形態では、通信端末を介したユーザからの要求に応じて情報を取得し当該通信端末に送信する複数の情報取得装置を制御する情報提供方法であって、互いに離れた位置に配置された複数の情報取得装置が取得した情報である取得情報を通信網を介して前記通信端末によって受信し取得するユーザの情報、前記複数の情報取得装置が取得した取得情報を前記ユーザが前記通信端末によって取得するための事前の処理を当該情報取得装置に開始させるタイミングである開始タイミング、及び前記複数の情報取得装置それぞれの処理を制御する制御情報が対応付けられて記憶する記憶ステップと、開始タイミングで当該開始タイミングに対応付けられた前記制御情報を基に前記複数の情報取得装置を制御する制御ステップと、を有する情報提供方法を実現している。
Claims (8)
- 互いに離れた位置に配置された複数の情報取得装置を制御する制御手段と、
前記複数の情報取得装置が取得した情報である取得情報を通信網を介して通信端末によって受信し取得するユーザの情報、前記複数の情報取得装置が取得した取得情報を前記ユーザが前記通信端末によって取得するための事前の処理を当該情報取得装置に開始させるタイミングである開始タイミング、及び前記複数の情報取得装置それぞれの処理を制御する制御情報が対応付けられて記憶される記憶手段と、を有し、
前複数の情報取得装置は、前記通信端末を介した前記ユーザからの要求に応じて情報を取得し前記取得情報として当該通信端末に送信し、
前記制御手段は、前記開始タイミングで当該開始タイミングに対応付けられた前記制御情報を基に前記複数の情報取得装置を制御する情報提供システム。 - 前記制御手段は、前記通信端末が一の情報取得装置から取得情報を受信し、次いで他の情報取得装置から取得情報を受信するとき、前記一の情報取得装置の状況を基に、前記他の情報取得装置を制御する請求項1に記載の情報提供システム。
- 前記情報取得装置は、当該情報取得装置の内部状況及び外部状況の少なくとも何れかを検出する検出手段を有し、
前記制御手段は、前記検出手段の検出結果を基に、当該検出手段を有する情報取得装置を制御する請求項1又は2に記載の情報提供システム。 - 前記制御手段は、前記情報取得装置の制御を開始する前に当該情報取得装置の制御を開始することを周囲に報知する請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報提供システム。
- 前記情報取得装置は、さらに前記制御手段に制御されて当該情報取得装置を移動させる移動手段を有し、
前記制御手段は、前記開始タイミングで当該開始タイミングに対応付けられた前記制御情報を基に前記移動手段を制御して前記情報取得装置を移動させる請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報提供システム。 - 前記開始タイミングは、前記取得情報を前記通信端末が受信可能になる時刻から予め設定されている時間前の時刻である請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報提供システム。
- 通信端末を介したユーザからの要求に応じて情報を取得し当該通信端末に送信する複数の情報取得装置を制御するプログラムであって、
記憶手段が、互いに離れた位置に配置された複数の情報取得装置が取得した情報である取得情報を通信網を介して前記通信端末によって受信し取得するユーザの情報、前記複数の情報取得装置が取得した取得情報を前記ユーザが前記通信端末によって取得するための事前の処理を当該情報取得装置に開始させるタイミングである開始タイミング、及び前記複数の情報取得装置それぞれの処理を制御する制御情報が対応付けられて記憶する記憶ステップと、
前記制御手段が、開始タイミングで当該開始タイミングに対応付けられた前記制御情報を基に前記複数の情報取得装置を制御する制御ステップと、
をコンピュータに実行させるプログラム。 - 通信端末を介したユーザからの要求に応じて情報を取得し当該通信端末に送信する複数の情報取得装置を制御する情報提供方法であって、
互いに離れた位置に配置された複数の情報取得装置が取得した情報である取得情報を通信網を介して前記通信端末によって受信し取得するユーザの情報、前記複数の情報取得装置が取得した取得情報を前記ユーザが前記通信端末によって取得するための事前の処理を当該情報取得装置に開始させるタイミングである開始タイミング、及び前記複数の情報取得装置それぞれの処理を制御する制御情報が対応付けられて記憶する記憶ステップと、
開始タイミングで当該開始タイミングに対応付けられた前記制御情報を基に前記複数の情報取得装置を制御する制御ステップと、
を有する情報提供方法。
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