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JP2019079853A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法 Download PDF

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JP2019079853A JP2017203535A JP2017203535A JP2019079853A JP 2019079853 A JP2019079853 A JP 2019079853A JP 2017203535 A JP2017203535 A JP 2017203535A JP 2017203535 A JP2017203535 A JP 2017203535A JP 2019079853 A JP2019079853 A JP 2019079853A
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松村 明
Akira Matsumura
明 松村
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Toshiba Memory Corp
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Abstract

【課題】メモリセルの動作特性が向上した半導体記憶装置及びその製造方法を提供する。【解決手段】実施形態に係る半導体記憶装置は、基板と、積層体と、柱状部と、を備える。前記柱状部は、第1積層体及び第2積層体内にそれぞれ設けられた第1柱状部及び第2柱状部と、前記第1柱状部及び前記第2柱状部の間に設けられた連結部とを有する。前記連結部は、第1方向に交差する第2方向の厚さが前記連結部内の他の部分より広がっている部分であって、前記第1方向に関して第3電極層の上下面の間に一部が位置する第1部分を有する。【選択図】図1

Description

実施形態は、半導体記憶装置及びその製造方法に関する。
メモリセルを3次元的に配置した半導体記憶装置が提案されている。このような半導体記憶装置においては、基板上に複数の電極層を含む積層体が形成され、積層体を貫通するメモリホール内にチャネル及び電荷蓄積膜が形成される。積層体の積層数が増加すると、積層体及びメモリホールは段階的に形成され、積層体間のメモリホール内にチャネル及び電荷蓄積膜が形成され難いという問題がある。
米国特許第9397109号明細書 米国特許第9236395号明細書
実施形態の目的は、メモリセルの動作特性が向上した半導体記憶装置及びその製造方法を提供することである。
実施形態に係る半導体記憶装置は、基板と、積層体と、柱状部と、を備える。前記積層体は、前記基板上に設けられ、互いに離れて積層された複数の電極層を有する。前記柱状部は、前記積層体内に設けられ、前記複数の電極層が積層する第1方向に延びる半導体部と、前記積層体及び前記半導体部の間に設けられたメモリ膜と、を有する。前記複数の電極層は、複数の第1電極層及び複数の第2電極層と、前記複数の第1電極層及び前記複数の第2電極層の間に設けられた第3電極層とを有する。前記積層体は、前記基板上に位置し、前記複数の第1電極層を有する第1積層体と、前記第1積層体との間で前記第3電極層が位置し、前記複数の第2電極層を有する第2積層体とを有する。前記柱状部は、前記第1積層体及び前記第2積層体内にそれぞれ設けられた第1柱状部及び第2柱状部と、前記第1柱状部及び前記第2柱状部の間に設けられた連結部とを有する。前記連結部は、前記第1方向に交差する第2方向の厚さが前記連結部内の他の部分より広がっている部分であって、前記第1方向に関して前記第3電極層の上下面の間に一部が位置する第1部分を有する。
第1実施形態に係る半導体記憶装置を示す断面図である。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。 図14(a)は、参考例に係る半導体記憶装置の一部を示す断面図であって、図14(b)は、第1実施形態に係る半導体記憶装置の一部を示す断面図である。 第1実施形態の変形例に係る半導体記憶装置を示す断面図である。 第2実施形態に係る半導体記憶装置を示す断面図である。
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1実施形態)
図1は、半導体記憶装置1を示す断面図である。
図1に示すように、半導体記憶装置1には、基板10が設けられている。基板10は、半導体基板であって、単結晶シリコン等のシリコン(Si)を含む。
なお、本明細書において、基板10の上面10aに対して平行な方向であって、相互に直交する2方向をX方向及びY方向とする。X方向及びY方向の双方に対して直交する方向をZ方向とする。
半導体記憶装置1には、積層体15と、柱状部CLと、がさらに設けられている。積層体15は、第1積層体15aと、絶縁層22aと、電極層21と、絶縁層22bと、第2積層体15bと、を有する。
第1積層体15aは、基板10上に設けられている。第1積層体15aは、複数の電極層11と、複数の絶縁層12と、を有する。なお、第1積層体15aにおいて、電極層11の積層数は任意である。
例えば、第1積層体15aの複数の電極層11は、ソース側選択ゲート及びワード線によって構成される。例えば、第1積層体15aの複数の電極層11において、ソース側選択ゲートは、最下層の電極層11に相当し、ワード線は、最下層の電極層11を除いた電極層11に相当する。例えば、第1積層体15aの複数の電極層11において、最上層の電極層11aは、ダミー電極層であっても良い。
ここで、ダミー電極層とは、読出動作や書込動作では選択されない電極層であって、メモリセルに対する書込電圧や読出電圧が供給されない電極層に相当する。ダミー電極層は、電荷蓄積膜42を介してチャネル52を囲むトランジスタ(ダミーセル)のコントロールゲートとして機能する。ただし、このダミーセルにおける電荷蓄積膜42にはデータの書き込みが行われず、ダミーセルはデータの記憶や保持を行うメモリセルとしては機能しない。
例えば、データ書き込み時、ダミー電極層には、書き込み対象でない非選択のメモリセルの電極層11と同じ電位が与えられるが、ダミーセルにはデータが書き込まれない。また、データの読み出し時、ダミー電極層には、読み出し対象でない非選択のメモリセルの電極層11と同じ電位が与えられるが、ダミーセルからはデータが読み出されない。
なお、ダミー電極層でない電極層11は、読出動作や書込動作において選択される電極層11に相当する。
電極層11は、導電材料を含み、例えば、タングステン(W)等の金属を含む。電極層11には、例えばタングステンからなる本体部と、例えばチタン窒化物(TiN)からなり、本体部の表面を覆うバリアメタル層とが設けられても良い。
絶縁層12は、基板10上、及び、電極層11の間に設けられている。絶縁層12は、例えば、シリコン酸化物(SiO)を含む。
絶縁層22aは、第1積層体15a上に設けられている。例えば、絶縁層22aは、絶縁層12と同じ材料、例えばシリコン酸化物を含む。例えば、絶縁層22aのZ方向の厚さ(厚さW1)は、絶縁層12の各々のZ方向の厚さより厚い。
電極層21は、絶縁層22a上に設けられている。電極層21は、ダミー電極層である。例えば、電極層21は、電極層11と同じ材料、例えばタングステンを含む。
絶縁層22bは、電極層21上に設けられている。例えば、絶縁層22bは、絶縁層12と同じ材料、例えばシリコン酸化物を含む。例えば、絶縁層22bのZ方向の厚さは、絶縁層12の各々のZ方向の厚さより厚い。
第2積層体15bは、絶縁層22b上に設けられている。第2積層体15bは、複数の電極層11と、複数の絶縁層12と、を有する。例えば、第2積層体15bの構成要素は、第1積層体15aの構成要素と同じである。第2積層体15bにおいて、電極層11及び絶縁層12は、Z方向に交互に配置されている。なお、第2積層体15bにおいて、電極層11の積層数は任意である。
例えば、第2積層体15bの複数の電極層11は、ドレイン側選択ゲート及びワード線によって構成される。例えば、第2積層体15bの複数の電極層11において、ドレイン側選択ゲートは、最上層の電極層11に相当し、ワード線は、最上層の電極層11を除いた電極層11に相当する。例えば、第2積層体15bの複数の電極層11において、最下層の電極層11bは、ダミー電極層であっても良い。
積層体15にはメモリホールMH(貫通孔)が設けられている。柱状部CLは、メモリホールMH内に位置する。柱状部CLを複数設ける場合、例えば、複数の柱状部CLは、X方向及びY方向に格子状に配置される。
柱状部CLは、コア絶縁膜51と、チャネル52と、メモリ膜55と、を有する。メモリ膜55は、トンネル絶縁膜41と、電荷蓄積膜42と、ブロック絶縁膜43と、を有する。
コア絶縁膜51は、例えば、シリコン酸化物を含む。例えば、コア絶縁膜51は、柱状にZ方向に延びている。コア絶縁膜51は、柱状部CLに含まれなくても良い。
チャネル52は、コア絶縁膜51の周囲に設けられている。チャネル52は、半導体部であって、例えば、シリコンを含む。チャネル52は、例えば、アモルファスシリコンを結晶化させたポリシリコンを含む。チャネル52は、筒状にZ方向に延びている。チャネル52の下端は、メモリセルアレイのソースとなる基板10に接続されている。
コア絶縁膜51の上端には、シリコン等によって形成されたプラグ(図示せず)が設けられている。プラグは、周囲をチャネル52によって囲まれており、その上端はコンタクト等を介してビット線(図示せず)に接続されている。
トンネル絶縁膜41は、チャネル52の周囲に設けられている。トンネル絶縁膜41は、例えば、シリコン酸化物を含む。図1に示す例では、トンネル絶縁膜41は、シリコン酸化膜等の単層の膜で構成されているが、複数の膜で構成されても良い。トンネル絶縁膜41が複数の膜で構成される場合、シリコン酸化膜及びシリコン窒化膜またはシリコン酸窒化膜の積層膜でも良い。
トンネル絶縁膜41は、電荷蓄積膜42と、チャネル52との間の電位障壁である。書込時には、トンネル絶縁膜41においてチャネル52から電荷蓄積膜42に電子がトンネリングして情報が書き込まれる。一方、消去時には、トンネル絶縁膜41においてチャネル52から電荷蓄積膜42に正孔がトンネリングして電子の電荷を打ち消すことにより保持されている情報が消去される。
電荷蓄積膜42は、トンネル絶縁膜41の周囲に設けられている。電荷蓄積膜42は、例えば、シリコン窒化物(SiN)を含む。
チャネル52と電極層11(ワード線)との交差部分に、電荷蓄積膜42を含むメモリセルが形成される。電荷蓄積膜42は、膜内に、電荷をトラップするトラップサイトを有する。メモリセルの閾値電圧は、トラップサイトにトラップされた電荷の有無、及び、トラップされた電荷の量によって変化する。これにより、メモリセルは、情報を保持する。
ブロック絶縁膜43は、電荷蓄積膜42の周囲に設けられている。ブロック絶縁膜43は、例えば、シリコン酸化物を含む。図1に示す例では、ブロック絶縁膜43は、シリコン酸化膜等の単層の膜で構成されているが、複数の膜で構成されても良い。ブロック絶縁膜43が複数の膜で構成される場合、シリコン酸化膜及びアルミニウム酸化膜等の金属酸化膜の積層膜でも良い。ブロック絶縁膜43は、電極層11を形成するとき、例えば、電荷蓄積膜42をエッチングから保護する。また、ブロック絶縁膜43は、電荷蓄積膜42に蓄積された電荷の電極層11への放出や、電極層11から柱状部CLへの電子のバックトンネリングを防止する。
柱状部CLは、第1柱状部CL1と、第2柱状部CL2と、連結部C1とによって構成される。第1柱状部CL1、第2柱状部CL2及び連結部C1は、メモリホールMH内で一体的に形成されている。
第1柱状部CL1は、第1積層体15a内に位置する柱状部CLの一部である。第1柱状部CL1は、コア絶縁膜51と、チャネル52と、トンネル絶縁膜41と、電荷蓄積膜42と、ブロック絶縁膜43と、を有する。
第2柱状部CL2は、第2積層体15b内に位置する柱状部CLの一部である。第2柱状部CL2は、コア絶縁膜51と、チャネル52と、トンネル絶縁膜41と、電荷蓄積膜42と、ブロック絶縁膜43と、を有する。例えば、第2柱状部CL2のX方向(Y方向)の厚さは、第1柱状部CL1のX方向(Y方向)の厚さと概ね同じである。なお、第1柱状部CL1及び第2柱状部CL2が内部に形成されるメモリホールMHに関して、その加工の際にホール径に加工ばらつきが生じることがあるが、ここで第1柱状部CL1及び第2柱状部CL2の厚さは、加工ばらつきに起因する寸法の違いを有する程度であれば、互いに実質的に等しいものとする。また、Z方向から見て、第2柱状部CL2の一部は、第1柱状部CL1と重ならない。
連結部C1は、絶縁層22a、電極層21及び絶縁層22b内に位置する柱状部CLの一部である。連結部C1は、第1柱状部CL1及び第2柱状部CL2の間に位置する。連結部C1は、コア絶縁膜51と、チャネル52と、トンネル絶縁膜41と、電荷蓄積膜42と、ブロック絶縁膜43と、を有する。
連結部C1は、支持部分P1及び膨大部分P2を有する。支持部分P1は、絶縁層22a内に位置する。支持部分P1は、Z方向に厚さW1を有する。支持部分P1のZ方向の厚さW1は、絶縁層22aのZ方向の厚さと略同じである。厚さW1は、例えば、40ナノメートル以上であって110ナノメートル以下である。
膨大部分P2は、電極層21及び絶縁層22b内に位置し、連結部C1内のX方向(Y方向)の厚さが広がっている部分である。電極層21の上面及び下面の間に膨大部分P2の一部が位置する。図1に示す例では、膨大部分P2のX方向(Y方向)の厚さは、支持部分P1と比較して広がっている。例えば、膨大部分P2のX方向(Y方向)の厚さは、例えば、支持部分P1のX方向(Y方向)の厚さに対して1.05倍以上であって1.15倍以下である。膨大部分P2は、Z方向に厚さW2を有する。膨大部分P2のZ方向の厚さW2は、電極層21及び絶縁層22bのZ方向の厚さの和と略同じである。厚さW2は、例えば、50ナノメートル以上であって110ナノメートル以下である。例えば、膨大部分P2の形成工程(図4乃至図6の工程)を考慮すると、厚さW2は、70ナノメートル程度である。
連結部C1のZ方向の厚さは、厚さW1と厚さW2の和である。また、厚さW1は、連結部C2の膨大部分P2と、第1積層体15aの最上層の電極層11aと、の間のZ方向の距離に相当する。
連結部C1(支持部分P1)には、不足部分f1及び充足部分s1が設けられている。不足部分f1は、メモリ膜55によって構成される部分であって、充足部分s1と比較してメモリ膜55の厚さが不足している部分に相当する。不足部分f1は、絶縁層22a内に位置する。充足部分s1は、メモリ膜55によって構成される部分であって、不足部分f1以外の部分に相当する。図1に示す例では、不足部分f1のX方向の厚さは、充足部分s1のX方向の厚さより小さい。
半導体記憶装置1においては、電荷蓄積膜42をそれぞれ含む多数のメモリセルが、X方向、Y方向及びZ方向に沿って三次元格子状に配列されてメモリセルアレイを構成しており、各メモリセルにデータを記憶することができる。
次に、本実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法について説明する。
図2〜図13は、半導体記憶装置1の製造方法を示す図である。図2〜図13に示された領域は、図1に示された領域に相当する。
先ず、図2に示すように、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法により、基板10上に絶縁層12及び犠牲層61をZ方向に沿って交互に積層させて、積層体15cを形成する。例えば、絶縁層12は、シリコン酸化物により形成され、犠牲層61は、シリコン窒化物により形成される。
続いて、例えばCVD法により、積層体15c上に絶縁層22aを形成し、絶縁層22a上に犠牲層71を形成する。その後、犠牲層71上に絶縁層22bを形成する。例えば、絶縁層22a及び絶縁層22bは、シリコン酸化物により形成され、犠牲層71は、犠牲層61と同じ材料、例えばシリコン窒化物により形成される。
次に、図3に示すように、マスクを用いたフォトリソグラフィ法、及び、RIE(Reactive Ion Etching)等のエッチング処理により、積層体15c、絶縁層22a、犠牲層71及び絶縁層22bに貫通孔H1を形成する。貫通孔H1は、絶縁層22b、犠牲層71、絶縁層22a及び積層体15cを貫通して基板10に達する。貫通孔H1が複数形成される場合、複数の貫通孔H1は、Z方向から見て、例えば格子状に形成される。
次に、図4に示すように、貫通孔H1内に、アモルファスシリコン等を堆積させて犠牲膜81を形成する。犠牲膜81は、アモルファスシリコンを結晶化したポリシリコンで形成されても良い。
続いて、RIE等のエッチング処理により、貫通孔H1の上部から貫通孔H1内の犠牲膜81の一部を除去する。犠牲膜81の上面81aが犠牲層71の上面及び下面の間に位置するように、犠牲膜81をエッチバックする。
次に、図5に示すように、貫通孔H1における犠牲膜81の一部が除去された部分からウェットエッチングを施すことにより、絶縁層22bの一部を除去する。これにより、犠牲層71の一部が露出すると共に、貫通孔H1の上部の幅がX方向及びY方向に広がる。
次に、図6に示すように、RIE等のエッチング処理により、露出した犠牲層71の一部を除去する。これにより、貫通孔H1の上部がX方向、Y方向及びZ方向に広がって、上面81aを含む犠牲膜81の一部と、絶縁層22aの一部とが露出する。
次に、図7に示すように、貫通孔H1内をアモルファスシリコン(またはポリシリコン)で埋め込んで犠牲膜81を再度形成した後、RIE等のエッチング処理により、絶縁層22b上の犠牲膜81を除去する。これにより、犠牲膜81の上面81aは、絶縁層22bの上面と概ね同じ平面上に位置する。
次に、図8に示すように、例えばCVD法により、絶縁層22b及び犠牲膜81上に犠牲層61及び絶縁層12をZ方向に沿って交互に積層させて、積層体15dを形成する。
次に、図9に示すように、マスクを用いたフォトリソグラフィ法、及び、RIE等のエッチング処理により、積層体15dに貫通孔H2を形成する。貫通孔H2は積層体15dを貫通し、犠牲膜81に達する。このエッチング処理において、積層体15dにおける犠牲層61及び絶縁層12は犠牲膜81に対して選択性を有し、犠牲膜81はエッチングストッパーとして用いられるものの、貫通孔H2のオーバーエッチングによって犠牲膜81の一部が除去されることがある。
次に、図10に示すように、貫通孔H2の上面からウェットエッチングを施すことにより、犠牲膜81を選択的に除去する。ウェットエッチングのエッチング液として、例えば、コリン水溶液(TMY)が用いられる。これにより、積層体15c、絶縁層22a、犠牲層71、絶縁層22b及び積層体15dにメモリホールMHが形成される。
次に、図11に示すように、例えばCVD法により、メモリホールMHの内面上にシリコン酸化物を堆積させてブロック絶縁膜43を形成し、ブロック絶縁膜43上にシリコン窒化物を堆積させて電荷蓄積膜42を形成する。その後、電荷蓄積膜42上にシリコン酸化物を堆積させてトンネル絶縁膜41を形成する。これにより、トンネル絶縁膜41、電荷蓄積膜42及びブロック絶縁膜43を有するメモリ膜55が形成される。
次に、図12に示すように、例えばRIE等のエッチング処理により、メモリホールMHの底面からトンネル絶縁膜41、電荷蓄積膜42及びブロック絶縁膜43を除去し、基板10の上面10aを露出させる。
ここで、例えば、(図3の工程で形成された)貫通孔H1のX−Y方向の位置に対して、(図9の工程で形成された)貫通孔H2のX−Y方向の位置がずれている場合、メモリホールMHの底面のエッチング処理によって、絶縁層22a内に位置するメモリ膜55の一部が除去され易くなる。これにより、メモリホールMHの内壁面上に不足部分f1が形成される。不足部分f1は、絶縁層22a内に位置し、充足部分s1と比較してメモリ膜55の厚さが不足している部分に相当する。
次に、図13に示すように、シリコンを堆積させてチャネル52を形成し、シリコン酸化物を堆積させてコア絶縁膜51を形成する。これにより、メモリホールMH内に、第1柱状部CL1、第2柱状部CL2及び連結部C1を有する柱状部CLが形成される。第1柱状部CL1、第2柱状部CL2及び連結部C1のそれぞれは、コア絶縁膜51と、チャネル52と、トンネル絶縁膜41と、電荷蓄積膜42と、ブロック絶縁膜43と、を有する。また、連結部C1は、支持部分P1及び膨大部分P2を有する。なお、チャネル52は、基板10に接している。
その後、積層体15c、絶縁層22a、犠牲層71、絶縁層22b及び積層体15dにZ方向に延びる複数のスリット(図示せず)を形成する。
次に、図1に示すように、スリットを介したエッチング処理により、犠牲層61、71を除去する。例えば、犠牲層61、71をシリコン窒化物により形成した場合には、ウェットエッチングのエッチャントには燐酸を使用する。スリットを介して犠牲層61、71を除去することで空洞が形成され、スリットを介してタングステン等の金属を堆積させて空洞内を埋め込む。これにより、積層体15c、15dの犠牲層61が電極層11に置換され、電極層11及び絶縁層12をそれぞれ有する第1積層体15a及び第2積層体15bが形成される。第1積層体15aは下層の積層体に相当し、第2積層体15bは上層の積層体に相当する。
その後、柱状部CL上に、チャネル52に接続するコンタクト及びビット線を形成する。
このようにして、本実施形態に係る半導体記憶装置1が製造される。
次に、本実施形態の効果について説明する。
図14(a)は、参考例に係る半導体記憶装置の一部を示す断面図である。
図14(b)は、第1実施形態に係る半導体記憶装置の一部を示す断面図である。
図14(a)及び図14(b)に示された領域は、図1に示された領域の一部にそれぞれ相当する。
3次元構造の半導体記憶装置においては、積層体の積層数が増加すると、積層体及びメモリホールは段階的に形成される。例えば、図14(a)に示すように、下層の積層体15e上に上層の積層体15fが設けられ、積層体15e及び積層体15fに形成されたメモリホールMH内に柱状部CLがZ方向に延びている。また、柱状部CLは、コア絶縁膜51、チャネル52及びメモリ膜55を有する。そして、積層体15eの最上層の絶縁層12内に位置する柱状部CLの連結部C2によって、積層体15e及び積層体15f内に、コア絶縁膜51、チャネル52及びメモリ膜55を形成できる。
例えば、メモリホールMHの形成時、積層体15e内の貫通孔と、積層体15fの貫通孔とのX−Y方向の位置ずれによって、メモリホールMHの内壁面上に不足部分f2が形成される場合がある。なお、不足部分f2は、積層体15eや連結部C2内に位置し、他の部分と比較してメモリ膜55の厚さが不足している部分に相当する。不足部分f2によって、メモリセルの動作時に、積層体15eの電極層11と、柱状部CLのチャネル52との間でリーク電流が発生し易くなる。
ここで、不足部分f2におけるリーク電流の発生を抑制するために、積層体15eの複数の電極層11の内、最上層の電極層11aと、連結部C2の膨大部分P2との間のZ方向の距離d1を広げることが考えられる。しかしながら、距離d1を広げると、積層体15eの複数の電極層11の内の最上層の電極層11aと、積層体15fの複数の電極層11の内の最下層の電極層11bとの間のZ方向の距離が広がる。一方、膨大部分P2はエッチング工程等によって形成されるので、膨大部分P2の形成工程を考慮すると、膨大部分P2のZ方向の厚さに相当する距離d2は一定の距離を確保することが望ましい。
したがって、距離d1を広げることによって、距離d1と距離d2の和に相当する連結部C2の厚さが広がることになる。これにより、電極層11a及び電極層11b間の距離が長くなって、メモリセルの動作時にセル電流量が減少し易くなる。したがって、メモリセルの動作特性が低下し易くなる。
本実施形態の半導体記憶装置1では、柱状部CLに、X方向(Y方向)の厚さが広がっている膨大部分P2を有する連結部C1が設けられている。また、Z方向において、膨大部分P2の上面及び下面の間に電極層21が位置している。このように連結部C1及び電極層21を設けると、リーク電流の発生を抑えつつメモリセルの動作時にセル電流量が減少することを抑制することができる。
例えば、図14(b)に示すように、第1積層体15aの複数の電極層11の内、最上層の電極層11aと、連結部C1の膨大部分P2との間のZ方向の距離d1を多く確保すれば、不足部分f1が生じる位置を第1積層体15aの最上層の電極層11aから離すことができるので、リーク電流が抑えられる。
また、距離d1を広げることで連結部C1の厚さ(距離d1と距離d2の和)が広がったとしても、第1積層体15a及び第2積層体15bの間に電極層21が位置しているので、メモリセルの動作時にセル電流量が減少することを抑制する。したがって、メモリセルの動作特性の低下を抑制する。そして、膨大部分P2のZ方向の厚さに相当する距離d2を変えることなく一定の距離を確保できるので、膨大部分P2の形成工程において膨大部分P2を形成し易くなる。
本実施形態によれば、メモリセルの動作特性が向上した半導体記憶装置及びその製造方法を提供する。
以下、本実施形態の変形例について説明する。
図15は、第1実施形態の変形例に係る半導体記憶装置1Aを示す断面図である。
本変形例では、基板10と第1積層体15aとの間に下地層90が設けられている。それ以外の構成は本実施形態と同じであるので詳細な説明は省略する。
図15に示すように、半導体記憶装置1Aには下地層90が設けられている。下地層90は、メモリセルアレイのソースとなりチャネル52が接続される配線層を下地層90の上面側に含み、その下にセル下回路としての図示しない回路素子及び配線等を有する。つまり、本変形例のように、第1積層体15aは下地として基板10に限らず、基板10上に回路素子や配線等が形成された下地層90を下地として形成しても良い。
(第2実施形態)
図16は、半導体記憶装置2を示す断面図である。
本実施形態に係る半導体記憶装置2は、連結部C1の構成において第1実施形態の半導体記憶装置1とは異なる。それ以外の構成は第1実施形態と同じであるので詳細な説明は省略する。
図16に示すように、柱状部CLは、第1柱状部CL1と、第2柱状部CL2と、連結部C1とによって、メモリホールMH内で一体的に構成される。
例えば、第1実施形態と同様に、第2柱状部CL2のX方向(Y方向)の厚さは、第1柱状部CL1のX方向(Y方向)の厚さと概ね同じである。一方、Z方向から見て、第2柱状部CL2は、第1柱状部CL1と概ね重なる。第1柱状部CL1及び第2柱状部CL2は、支持部分P1及び膨大部分P2を有する連結部C1を介して、Z方向に延びている。第2柱状部CL2が第1柱状部CL1とZ方向に関して概ね重なる場合は、支持部分P1には不足部分f1が形成されない。このように柱状部CLは、第1柱状部CL1、第2柱状部CL2及び連結部C1によって、図16に示すような位置関係、形状で形成されていても良い。
なお、第2実施形態の効果は、第1実施形態の効果と同じである。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明及びその等価物の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1、1A、2:半導体記憶装置、10:基板、10a、81a:上面、11、11a、11b、21:電極層、12、22a、22b:絶縁層、15、15c、15d:積層体、15a:第1積層体、15b:第2積層体、41:トンネル絶縁膜、42:電荷蓄積膜、43:ブロック絶縁膜、51:コア絶縁膜、52:チャネル、55:メモリ膜、61、71:犠牲層、81:犠牲膜、90:下地層、C1:連結部、CL:柱状部、CL1:第1柱状部、CL2:第2柱状部、d1、d2:距離、H1、H2:貫通孔、MH:メモリホール、P1:支持部分、P2:膨大部分、W1、W2:厚さ

Claims (5)

  1. 基板と、
    前記基板上に設けられ、互いに離れて積層された複数の電極層を有する積層体と、
    前記積層体内に設けられ、前記複数の電極層が積層する第1方向に延びる半導体部と、前記積層体及び前記半導体部の間に設けられたメモリ膜と、を有する柱状部と、
    を備え、
    前記複数の電極層は、複数の第1電極層及び複数の第2電極層と、前記複数の第1電極層及び前記複数の第2電極層の間に設けられた第3電極層とを有し、
    前記積層体は、前記基板上に位置し、前記複数の第1電極層を有する第1積層体と、前記第1積層体との間で前記第3電極層が位置し、前記複数の第2電極層を有する第2積層体とを有し、
    前記柱状部は、前記第1積層体及び前記第2積層体内にそれぞれ設けられた第1柱状部及び第2柱状部と、前記第1柱状部及び前記第2柱状部の間に設けられた連結部とを有し、
    前記連結部は、前記第1方向に交差する第2方向の厚さが前記連結部内の他の部分より広がっている部分であって、前記第1方向に関して前記第3電極層の上下面の間に一部が位置する第1部分を有する半導体記憶装置。
  2. 前記第3電極層は、ダミー電極層である請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第1積層体及び前記第3電極層の間に設けられ、前記第3電極層の下面に対向する第1中間絶縁層と、
    前記第2積層体及び前記第3電極層の間に設けられ、前記第3電極層の上面に対向する第2中間絶縁層と、
    をさらに備え、
    前記積層体は、前記第1積層体内であって前記複数の第1電極層間に位置する第1層間絶縁層と、前記第2積層体内であって前記複数の第2電極層間に位置する第2層間絶縁層とをさらに有し、
    前記第1中間絶縁層及び前記第2中間絶縁層の前記第1方向の厚さは、前記第1層間絶縁層の前記第1方向の厚さより厚く、
    前記第1中間絶縁層及び前記第2中間絶縁層の前記第1方向の厚さは、前記第2層間絶縁層の前記第1方向の厚さより厚く、
    前記連結部は、前記第1柱状部及び前記第1部分の間に設けられた第2部分をさらに有する請求項1または2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記連結部の前記第1部分の前記第2方向の厚さは、前記第1柱状部の前記第2方向の厚さ、及び、前記第2柱状部の前記第2方向の厚さより厚い請求項1〜3のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
  5. 下地上に、第1絶縁層及び第1層を交互に積層して第1積層体を形成する工程と、
    前記第1積層体上に第2絶縁層を形成する工程と、
    前記第2絶縁層上に第2層を形成する工程と、
    前記第2層上に第3絶縁層を形成する工程と、
    前記第1積層体、前記第2絶縁層、前記第2層及び前記第3絶縁層に第1方向に延びる第1貫通孔を形成する工程と、
    前記第1貫通孔内に第1膜を形成する工程と、
    前記第1貫通孔の上部から前記第1膜の一部を除去する工程と、
    前記第2層の一部が露出するように、前記第1貫通孔における前記第1膜の一部が除去された部分から、前記第1方向と直交し、互いに交差する第2方向及び第3方向に向かって前記第3絶縁層の一部を除去する工程と、
    前記第2絶縁層の一部が露出するように、露出した前記第2層の一部を除去する工程と、
    前記第2層の一部を除去した後、前記第1貫通孔の上部内に第2膜を形成する工程と、
    前記第3絶縁層及び前記第2膜上に、第3層及び第4絶縁層を交互に積層して第2積層体を形成する工程と、
    前記第2積層体に前記第1方向に延び、前記第2膜に達する第2貫通孔を形成する工程と、
    前記第2貫通孔から前記第1貫通孔内の前記第1膜及び前記第2膜を除去する工程と、
    前記第1貫通孔の内壁面上、及び、前記第2貫通孔の内壁面上にメモリ膜を形成する工程と、
    前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔内の前記メモリ膜上に半導体部を形成する工程と、
    前記第1積層体、前記第2絶縁層、前記第2層、前記第3絶縁層及び前記第2積層体に前記第1方向に延びるスリットを形成する工程と、
    前記スリットを介して、前記第1積層体の前記第1層、前記第2層、及び、前記第2積層体の前記第3層を除去する工程と、
    前記第1層、前記第2層及び前記第3層の除去によって形成された空洞内に電極層を形成する工程と、
    を備えた半導体記憶装置の製造方法。
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