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JP2019053398A - 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置、情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置、情報処理プログラム Download PDF

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JP2019053398A
JP2019053398A JP2017175727A JP2017175727A JP2019053398A JP 2019053398 A JP2019053398 A JP 2019053398A JP 2017175727 A JP2017175727 A JP 2017175727A JP 2017175727 A JP2017175727 A JP 2017175727A JP 2019053398 A JP2019053398 A JP 2019053398A
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Abstract

【課題】 処理対象のデータの特性に応じた最適な処理タイミングの決定条件となる閾値を時期に応じて動的に設定すること。【解決手段】 情報処理装置と当該情報処理装置からの指示に基づく特定処理を実行する機器とを含む情報処理システムであって、特定処理に係るデータである処理対象データのデータ量の判定に用いる閾値を、機器における処理の履歴情報に基づいて算出し保持する閾値保持部と、閾値を補正するための係数である補正係数を履歴情報が取得された時期ごとに算出し保持する閾値係数保持部と、閾値を指示に関連する時期により特定される補正係数により補正した現在閾値を算出して保持する現在閾値算出部と、データ量と現在閾値とに基づいて、指示に基づく特定処理の実行時期を判定する時刻指定判定部と、判定された実行時期に基づいて特定処理を実行する実行部と、を有する情報処理システムによる。【選択図】図6

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置、情報処理プログラムに関する。
複数のクライアントPC(Personal Computer)と画像処理装置であるプリンタとを通信ネットワークにより接続して構成される情報処理システムが知られている。このようなシステムは、ネットワークプリンティングシステムと呼ばれ、当該システムのユーザにおける全体のパフォーマンスの体感を向上させるための工夫がなされている。例えば、処理対象となる印刷ジョブのデータ量が多い場合に、当該印刷ジョブの処理(実行)のタイミングを即時にするのではなく、別の時間帯にまとめて行うように時刻指定にするなど、データ量に応じて実行タイミングを制御する工夫がなされる。
その他の工夫として、印刷ジョブの実行中に、より優先度が高い他の印刷ジョブが生じた場合、現在実行中の印刷ジョブを保留するか否かをクライアントが選択できるようにし、優先度が高い印刷ジョブの優先処理を可能にする方法も知られている(特許文献1を参照)。
特許文献1に開示されているような処理方法では、保留される印刷ジョブのユーザと優先する印刷ジョブのユーザが異なる場合には、保留されたユーザは当該システム全体の処理パフォーマンスが低下したように感じる可能性がある。また、ユーザの少ない時間帯になるまで印刷ジョブを保留する場合であっても、常に夜間帯が最適な実行タイミングとは限らない。
例えば、ネットワークプリンタの利用環境や季節などによっては、保留した印刷ジョブをまとめて実行する最適なタイミングとはならず、年末や年度末、月末などは、平時よりも印刷ジョブが集中することもある。この場合は、平時であれば集中しない時間帯(夜間)に保留しておいた印刷ジョブの処理をまとめて実行しても、ユーザ全体のパフォーマンスの体感が低下する可能性がある。
すなわち、従来の技術を用いて印刷ジョブの実行タイミングを制御しても、一律の判定条件に基づく、またはユーザの任意選択によるものとなるので、時期を問わずユーザ全体のパフォーマンスの体感の低下を抑制することについて課題がある。
本発明は、処理対象のデータの特性に応じた最適な処理タイミングの決定条件となる閾値を時期に応じて動的に設定することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、情報処理装置と当該情報処理装置からの指示に基づく特定処理を実行する機器とを含む情報処理システムであって、前記特定処理に係るデータである処理対象データのデータ量の判定に用いる閾値を、前記機器における処理の履歴情報に基づいて算出し保持する閾値保持部と、前記閾値を補正するための係数である補正係数を前記履歴情報が取得された時期ごとに算出し保持する閾値係数保持部と、前記閾値を前記指示に関連する時期により特定される前記補正係数により補正した現在閾値を算出して保持する現在閾値算出部と、前記データ量と前記現在閾値とに基づいて、前記指示に基づく前記特定処理の実行時期を判定する時刻指定判定部と、判定された前記実行時期に基づいて前記特定処理を実行する実行部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、処理対象のデータの特性に応じた最適な処理タイミングの決定条件となる閾値を時期に応じて動的に設定することができる。
本発明の一実施形態であるネットワークプリントシステムの全体構成を示すシステム図である。 本実施形態に係るクライアント端末のハードウェア構成図である。 本実施形態に係るプリンタのハードウェア構成図である。 本実施形態に係るクライアント端末が備えるドライバプログラムの例を示すブロック図である。 本実施形態に係るプリンタが備える機能構成の例を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係るドライバプログラムの機能構成の例を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係るネットワークプリントシステムにおける処理の例を示すシーケンス図である。 本実施形態に係るネットワークプリントシステムにおける処理の別の例を示すシーケンス図である。 本実施形態に係るネットワークプリントシステムにおける処理のさらに別の例を示すシーケンス図である。 本実施形態に係るネットワークプリントシステムにおける処理のさらに別の例を示すシーケンス図である。 本実施形態に係るネットワークプリントシステムに用いられる印刷ジョブ履歴の構成例を示す図である。 本実施形態に係るネットワークプリントシステムに用いられる時刻指定印刷閾値の算出に用いられる情報の例を示す図である。 本実施形態に係るネットワークプリントシステムに用いられる印刷データサイズ上限値の算出に用いられる情報の例を示す図である。 本実施形態に係るネットワークプリントシステムに用いられる月の係数係の構成例を示す図である。 本実施形態に係るネットワークプリントシステムに用いられる日の係数係の構成例を示す図である。 本実施形態に係るネットワークプリントシステムに用いられる最適な印刷時刻の算出に用いられる情報の例を示す図である。 本発明に係るネットワークプリントシステムにおける印刷処理の流れの例を示すフローチャートである。 本発明に係るプリンタUIにおいて表示される画面の例を示す図である。 本発明に係るドライバUIにおいて表示される画面の例を示す図である。 本発明に係るユーザ通知画面の例を示す図である。
[ネットワークプリントシステム1のシステム構成]
本発明に係る情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置、情報処理プログラムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、情報処理システムの実施形態であるネットワークプリントシステム1の全体構成を示すシステム図である。本実施形態において、ネットワークプリントシステム1は、一般的なコンピュータの実施形態であるクライアント端末100と、特定の情報処理を実行する情報処理装置として動作する機器の一種であり画像形成装置であるプリンタ200と、それぞれ通信ネットワーク300に接続して構成される。なお、ネットワークプリントシステム1は、クライアント端末100とプリンタ200を、それぞれ複数台備えていてもよい。
クライアント端末100に対するユーザの所定の操作により、クライアント端末100からプリンタ200に対する印刷処理が要求されると、クライアント端末100が「印刷ジョブ」をプリンタ200に送信する。プリンタ200は、当該印刷ジョブを受信し、当該印刷ジョブにふくまれる印刷データに基づく印刷処理を実行する。クライアント端末100からプリンタ200に印刷ジョブを送信する処理を制御するプリンタドライバ111は、一般的にはクライアント端末100が備える。このプリンタドライバ111は、プリンタ200に対して印刷ジョブの実行タイミングを指示するコマンドと共に、当該印刷ジョブをプリンタ200に送信する。
クライアント端末100とプリンタ200を接続する通信ネットワーク300は、例えばLAN(Local Area Network)等である。なお、通信ネットワーク300は、各装置を接続し、互いに通信できるものであれば、その方式等に制限はなく、適宜、運用形態に適した方式を用いることができる。
プリンタ200は、例えばMFP(Multi-Function Peripheral)であって、ユーザの要求に応じて様々な機能を提供する。本実施形態においては、ユーザがクライアント端末100を操作して「印刷処理」を要求した場合に、印刷ジョブを実行するものとする。すなわち、当該プリンタ200は外部の情報処理装置からの指示に基づき印刷処理を含む特定の情報処理である特定処理を実行する機器である。以下、本発明に係る実施形態の説明として、特定処理の例には印刷処理を用いる。なお、プリンタ200に代えて、ユーザの要求に応じて所定の機能を実現する機器を用いてもよい。当該機器は、例えば、処理対象データの特性(データ量、データ内容)によってユーザの全体のパフォーマンスに対する体感が影響を受けるような情報処理を実行する装置を含むものとする。
ネットワークプリントシステム1は、複数のクライアント端末100と、プリンタ200と、を接続し、クライアント端末100からプリンタ200に指示される印刷ジョブの実行タイミングを、時期に応じた最適なものに設定する。この設定に必要となる判定条件(閾値)を動的に決定し、これを設定する機能を備える。
例えば、プリンタ200が、プリンタ200の過去の稼働実績を分析して、処理対象となる印刷ジョブに含まれるデータサイズに基づくプリンタ200における稼働率や処理に要する時間から最適な時期を設定するための判定条件を算出する。プリンタ200に印刷ジョブを渡すクライアント端末100は、印刷ジョブが新たに指示された時期に応じてプリンタ200から判定条件(閾値)を取得する。そして、新たな印刷ジョブのデータサイズに基づいて、最適な実行時期を判定した結果から設定した印刷ジョブをネットワークプリンタに渡す。これによって、時期により変動するプリンタ200の稼働状態に照らして最も効率的に印刷ジョブを処理できる時間帯にデータ量の多い印刷ジョブを実行させることができるようになる。
なお、閾値の算出は、情報処理装置としてのクライアント端末100が行ってもよい。この場合、プリンタ200が保持しているジョブ履歴をクライアント端末100が取得して閾値の算出を行う。また、あるクライアント端末100が算出した閾値を、ネットワークプリントシステム1全体で共有化できるようにしてもよい。
なお、ネットワークプリントシステム1の過去の稼働状況を示す情報であるジョブ履歴は、PDL(Page Description Language)の種別、印刷ジョブに含まれる印刷データサイズ、当該ジョブを処理するときに要した時間(印刷に要した時間)、印刷実行日時(時期)、などを含む情報群である。
[クライアント端末100のハードウェア構成]
次に、図2を用いてクライアント端末100のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、本実施形態に係るクライアント端末100は、一般的なコンピュータと同様の構成を含む。すなわち、クライアント端末100は、CPU(Central Processing Unit)101、RAM(Random Access Memory)102、ROM(Read only Memory)103、HDD(Hard Disk Drive)104及びI/F(インタフェース)装置105がバス108を介して接続されている。また、I/F装置105には表示装置106と入力装置107が接続されている。
CPU101は演算手段であり、クライアント端末100の動作の全体を制御する。RAM102は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU101が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM103は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD104は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
I/F装置105は、バス108と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。表示装置106は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)であって、ユーザがクライアント端末100の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。入力装置107は、キーボードやマウス等、ユーザがクライアント端末100に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
クライアント端末100は、上記のようなハードウェア構成において、ROM103やHDD104などにコンピュータプログラムが読み出されて、CPU101の制御に従って動作することにより、ソフトウェア制御部が構成される。当該ソフトウェア制御部と、上記のハードウェア構成との組み合わせによって、本実施形態に係るクライアント端末100が備える機能を実現する機能ブロックが構成される。
[プリンタ200のハードウェア構成]
次に、プリンタ200のハードウェア構成について図3を用いて説明する。プリンタ200は、コントローラ210とエンジン部220とを備え、これらがPCI(Peripheral Component Interface)バス230を介して接続される構成を備える。
コントローラ210は、プリンタ200全体の制御と描画、通信、操作表示部240からの入力を制御する機能を備える。
エンジン部220は、PCIバス230に接続可能なプリンタエンジンであり、白黒プロッタ、カラープロッタ、スキャナ、ファックスユニット等を備える。また、誤差拡散やガンマ変換等の画像処理を行う機能も備える。
コントローラ210は、CPU211と、ノースブリッジ(NB)212と、システムメモリ(MEM−P)213と、サウスブリッジ(SB)214と、ローカルメモリ(MEM−C)215と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)216と、HDD(Hard Disk Drive)218とを備え、NB212とASIC216との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス217で接続した構成を備える。なお、MEM−P213は、ROM213aとRAM213bとを備える。
CPU211は、プリンタ200の動作を制御する。また、CPU211は、NB212、MEM−P213及びSB214を備えるチップセットを介して他の機器との接続を制御する。
NB212は、CPU211をMEM−P213、SB214、AGPバス217と、各々接続させるためのブリッジであり、MEM−P213に対するデータの読み書き(データの読み出しと書き込み)などを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを備える。
MEM−P213はシステムメモリであって、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のROM213aと、プログラムやデータの書き込み及び読み出し可能なメモリであるRAM214bとを備える。
SB214は、NB212と周辺デバイスとを接続するためのブリッジであり、PCIバスを介してNB212と接続されている。このPCIバス230には、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC216は、画像処理用のハードウェア要素を備える画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス217、HDD206及びおよびMEM−C215をそれぞれ接続するブリッジとして機能する。また、ASIC216は、いずれもPCIターゲット、AGPマスタ、アービタ(ARB)、MEM−C215を制御するメモリコントローラ、ハードウェアロジック等により画像データの回転等を行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部220との間でPCIバス230を介したデータ転送をおこなうPCIユニットとを備える。ASIC216には、PCIバス230を介してFCU(Facsimile Control Unit)250、USB(Universal Serial Bus)260、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)I/F270が接続される。なお、操作表示部240はASIC216に直接接続されている。
MEM−C215は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリである。
HDD206は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。また、HDD206は、プリンタ200で実行されるアプリケーションのライセンスファイルが保存される。
AGPバス217は、グラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P213に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速化する。
[クライアント端末100が備える印刷管理プログラム群]
次に、本実施形態に係るクライアント端末100による印刷処理の実行を制御する印刷管理プログラム群の例について図4を用いて説明する。図4に示すように、クライアント端末100はプリンタ200における印刷処理の実行を制御するための印刷管理プログラム群(制御プログラム)として、CUPS(Common Unix Printing System)といわれる印刷管理システム110を備える。印刷管理システム110は、文書作成用ソフトウェアなどのアプリケーション120から、印刷処理の指示を受け付けて、当該印刷処理の指示の対象となる印刷データを受け取り、プリンタ200に対して当該データを出力する処理を実行する。
印刷管理システム110は、少なくとも、画像処理プログラムの実施形態であるプリンタドライバ111と、プリンタ設定情報保持ファイル112と、スプーラ115と、フィルタパイプライン形成情報ファイル116と、データ変換モジュール117と、バックエンドモジュール118と、を有している。
スプーラ115は、印刷処理を実行するときに、フィルタパイプライン形成情報ファイル116を参照して処理コストの低いフィルタパイプラインを形成する。なお、「フィルタパイプラインを形成する」とは、印刷データのデータ形式を変換するデータ変換モジュール117を所定の順番に並べる処理をいう。
フィルタパイプライン形成情報ファイル116は、フィルタパイプラインを形成するための情報として、データ変換モジュール117ごとに、入力データ形式、出力データ形式、処理コストの情報を保存している。
データ変換モジュール117は、アプリケーション120から受け取った印刷データのデータ形式を変換する処理を実行する。データ変換モジュール117は、様々な入力形式と出力形式に対応するために、複数のものが用意されている。例えばPDFからPostscript(登録商標)への変換を実行するもの、PDFからラスターデータへの変換を実行するもの、ラスターデータからtiff形式に変換するものなど、様々な形式のデータを様々な形式のデータに変換する。
バックエンドモジュール118は、プリンタ200との通信処理を実行する。したがって、クライアント端末100とプリンタ200との間で用いられる通信プロトコルごとに実行ファイルが区別されている。
プリンタドライバ111は、プリンタ設定情報書換モジュール113と、印刷データ生成モジュール114と、を有している。
プリンタ設定情報保持ファイル112は、印刷管理システム110や、プリントキューの情報を保存するデータファイルである。ここで、プリントキューとは、印刷処理に使用する印刷プロトコルと、印刷プロトコルによる接続先のアドレスと、使用するプリンタ記述ファイル(PPD:PostScript Printer Description)の種類を示す情報と、を含み、プリンタ200毎に設定される情報群をいう。なお、プリンタ記述ファイル(PPD)は、プリンタ200の固有の構成に既存した情報を保持するデータファイルである。
プリンタ設定情報書換モジュール113は、プリントキューを作成するために、プリンタ設定情報保持ファイル112を書き換えるプログラムである。プリンタ設定情報書換モジュール113は、一般的にプリンタ200を提供するメーカが開発して提供する。
印刷データ生成モジュール114は、一般的にプリンタ200のメーカが提供するものである。すなわち、プリンタドライバ111には、プリンタ200に対応する印刷データ生成モジュール114が複数含まれている。印刷データ生成モジュール114は、データ変換モジュール117におけるデータ変換が実行された後のデータについて、プリンタベンダー独自の印刷データ形式への変換、ベンダー独自の印刷コマンドの付加などを実行する。処理対象の印刷データに対して使用される印刷データ生成モジュール114を指定する情報は、プリンタ設定情報保持ファイル112に定義されている。
印刷管理システム110が稼働しているクライアント端末100は、他のクライアント端末100からの印刷ジョブに基づいて、適切なプリンタ200に印刷データを送る処理を実行する、いわゆるプリンタサーバとして機能する。
[プリンタ200の機能構成]
次に、プリンタ200の機能構成について図5を用いて説明する。プリンタ200は、印刷ジョブ処理部21と、印刷ジョブ保留部22と、ジョブ履歴保存部23と、現在閾値算出部24と、閾値保持部25、閾値係数保持部26と、問い合わせ受付部27と、設定値保存部28と、プリンタUI部29と、を有する。
プリンタUI部29は、「規定の時間」、「稼働率の上限」、「印刷時刻」を入力するためのユーザインタフェースを提供する。ここで「規定の時間」とは、印刷ジョブに係る印刷所要時間に基づいて時刻指定印刷とするか否かを判定するための第二閾値である。印刷所要時間が規定の時間を超える場合、印刷ジョブを即時印刷ではなく時刻指定印刷にする。「稼働率」とは、プリンタ200が実際に印刷処理を実行している時間の割合をいう。印刷時刻とは、これを経過したときに、保留されている印刷ジョブに係る印刷処理を開始する時刻をいう。なお印刷時刻は、ジョブの履歴から最適な時刻を計算して、ユーザに提案してもよい。プリンタUI部29は、第二閾値を入力する第二閾値入力部を構成する。
設定値保存部28は、プリンタUI部29を介してユーザから入力された「規定の時間」、「稼働率の上限」、「印刷時刻」を設定値として保持する。また、設定値保存部28は、入力された「規定の時間」を超えることになる印刷ジョブのサイズ(データサイズ)を算出し、これを「規定のサイズ」として保持する。
問い合わせ受付部27は、プリンタドライバ111からの問い合わせを受けて、「現在の閾値」、および設定値保存部28に保持されている「規定のサイズ」と「印刷時刻」をプリンタドライバ111に返す。
現在閾値算出部24は、プリンタドライバ111から印刷ジョブが送られてきたタイミングに相当する「現在の時間帯」を当該印刷ジョブである指示に関連する時期として、この時期に基づいて、当該時期に係る閾値と、月の係数と、日の係数と、を特定する。特定された閾値と係数に基づいて、当該印刷ジョブに対して適用する、印刷ジョブのサイズの閾値(規定のサイズ)を算出する。ここで算出された閾値は、現在閾値算出部24において保持される。
印刷ジョブ処理部21は、プリンタドライバ111から受け取った印刷データにおいて、印刷時刻が指定されているかどうかを判定し、判定結果に応じて印刷処理を実行する実行部である。印刷時刻が指定されているかどうかの判定は、印刷時刻を指定するコマンドが印刷データにあるかどうかを判定することで行う。印刷ジョブ処理部21は、一連の印刷にかかった時間を計測する。
印刷ジョブ保留部22は、印刷時刻が設定された印刷ジョブを、当該時刻まで保留する。指定された時刻になったら、保留状態を解除して、当該印刷ジョブの処理を開始する。
ジョブ履歴保存部23は、閾値を計算するための情報として、処理を行った印刷ジョブの履歴情報(ジョブ履歴)を時系列で区別した時期ごとに蓄積する。
閾値保持部25は、曜日、時間帯において最適な印刷ジョブの閾値を、過去のジョブ履歴から算出し、算出した値を保持する。具体的には、各曜日、各時間帯の閾値に対して、閾値係数保持部26に保持されている「月の係数」と、「日の係数」を乗算し、算出された値を「現在の閾値」として保持する。
閾値係数保持部26は、「月の係数」と「日の係数」を保持する。「月の係数」は、プリンタ200の全体の稼働率に対する各月の稼働率における偏りを示す係数であって、過去のジョブ履歴に基づいて算出される。「日の係数」は、プリンタ200の全体の稼働率に対する各日の稼働率における偏りを示す係数であって、過去のジョブ履歴に基づいて算出される。「月の係数」および「日の係数」は閾値を補正して「現在の閾値」を算出するための補正係数である。
[プリンタドライバ111の機能構成]
次に、プリンタドライバ111の機能構成について図6を用いて説明する。プリンタドライバ111は、ドライバUI部11と、問い合わせ部12と、印刷データサイズ取得部13と、時刻指定判定部14と、ユーザ通知部15と、印刷データ処理部16と、を有する。
ドライバUI部11は、即時印刷の指定を入力するためのユーザインタフェースを提供する。図19は、ドライバUI部11によってユーザに提示される即時印刷指定画面191の例である。図19に示すように、即時印刷指定画面19が備える「即時印刷」のチェックボックスがチェックされている場合、印刷ジョブの実行は保留されることなく即時的に実行される。すなわち、「即時印刷」のチェックボックスは、実行時期設定値を規定するインタフェースであって、これがチェックされていると実行時期が固定される。言い換えると、即時印刷指定画面19において「即時印刷」のチェックボックスがチェックされていない場合、印刷ジョブの実行は、閾値を用いた判定によって制御される。
問い合わせ部12は、プリンタ200に対して、現在の閾値と、規定のサイズと、印刷時刻と、を問い合わせる。また、問い合わせ部12は、プリンタ200に問い合わせにより取得した上記の各値を保持する。
印刷データサイズ取得部13は、印刷データのサイズを取得し、値を保持する。
時刻指定判定部14は、即時印刷設定の有無、印刷データのサイズ、現在の閾値、規定のサイズから、時刻指定印刷するかどうかを判定する。
ユーザ通知部15は、時刻指定印刷する場合に、その旨をユーザへ伝達するために、ダイアログボックスなどでユーザへメッセージを表示する。
印刷データ処理部16は、アプリケーション120から受け取った印刷データに対して、時刻指定印刷などの印刷コマンドを印刷データへ付加して、プリンタ200に対する印刷データを送信する。
[プリンタ設定値を変更するシーケンス]
次に、ネットワークプリントシステム1において実行される処理の流れについて図面を用いて説明する。まず、プリンタ200に対して設定値を変更するときに実行される処理の流れについて説明する。図7に示すように、ユーザが入力する「規定の時間」「稼働率の上限」「印刷時刻の設定」の値を引数として、プリンタUI部29から設定値保存部28に対して、各値に対する設定値の保存を指示する。
図18は、プリンタUI29においてユーザに定時される設定値入力画面291の例を示す図である。図18に示すように、設定値入力画面291は、「規定の時間」を秒数で入力する為のテキストボックスと、「稼働率の上限」を数字で入力するためのテキストボックスと、「印刷時刻」の“時”と“分”を入力するためのスピン付きのテキストボックスと、を備える。各入力欄に所定の情報を入力し、OKボタンを操作することにより、設定値保存部28に対して、各値(パラメータ)に対する設定値が保存される。
[プリンタ200がプリンタドライバ111へ応答するシーケンス]
次に、ネットワークプリントシステム1において実行される処理であって、プリンタ200がプリンタドライバ111からの問い合わせに応答する処理の流れについて説明する。図8に示すように、まず、プリンタドライバ111から問い合わせ受付部27に対して「現在の閾値」を問い合わせると、問い合わせ受付部27が現在閾値算出部24に対して「現在の閾値」を要求する(S801)。
現在閾値算出部24は、閾値保持部25に対して「現在の閾値」を算出するための、その曜日と、その時間帯の「閾値」を問い合わせる(S802)。続いて、現在閾値算出部24は、閾値係数保持部26に対して「月の係数」を問い合わせる(S803)。また、現在閾値算出部24は、閾値係数保持部26に対して「日の係数」を問い合わせる(S804)。続いて、現在閾値算出部24は、「閾値」と「月の係数」と「日の係数」とを掛け合わせて「現在の閾値」を算出し、算出された「現在の閾値」を問い合わせ受付部27に通知する(S805)。
次に、問い合わせ受付部27は、設定値保存部28に対して、「規定のサイズ」と「印刷時刻」を問い合わせる(S806)。その後、問い合わせ受付部27は、プリンタドライバ111に対して「現在の閾値」、「規定のサイズ」、「印刷時刻」を返す(S807)。
[プリンタ200がプリンタドライバ111へ印刷データを受け取ったシーケンス]
次に、ネットワークプリントシステム1において、プリンタ200がプリンタドライバ111から印刷データを受け取った後の処理の流れについて説明する。図9に示すように、まず、プリンタドライバ111から受け取った印刷データを、印刷ジョブ処理部21が解釈して、時刻指定印刷の設定がされているか否かを判定する(S901)。
印刷データに時刻指定印刷の設置がなされていた場合について説明する。この場合、印刷ジョブ処理部21は、印刷ジョブ保留部22に対して印刷ジョブの保留を依頼する(S902)。実際の印刷処理を開始する前には、印刷ジョブ処理部21は、印刷処理にかかる時刻を計測する(S903)。その後、印刷ジョブ処理部21は、印刷処理を実行する(S904)。
印刷処理を終了した印刷ジョブ処理部21は、ジョブ履歴保存部23に対して、当該印刷を実行した「ユーザ名」、印刷を実行した「日時」、印刷ジョブに係る「PDLの種類」、実際に「印刷に要した時間」を引数として、印刷ジョブ履歴の保存を依頼する(S905)。
印刷ジョブ処理部21は、印刷処理が終了し、印刷ジョブ履歴を保存した後に、ジョブ履歴保存部23に対してジョブ履歴更新処理を指示する(S906)。続いて、ジョブ履歴保存部23は、閾値保持部25に対して「閾値」の更新処理を依頼する(S907)。閾値保持部25は、「閾値」を算出して更新するための演算処理に用いる稼働率の上限を設定値保存部28に対して問い合わせる(S908)。続いて、ジョブ履歴保存部23は、閾値係数保持部26に対して「月の係数」の更新処理を依頼する(S909)。続いて、ジョブ履歴保存部23は、設定値保存部28に対して、「規定のサイズ」の更新を依頼する(S910)。
[印刷実行時のプリンタドライバ111の処理シーケンス]
次に、ネットワークプリントシステム1が印刷処理を実行するときのプリンタドライバ111における処理の流れについて説明する。図10に示すように、まず、クライアント端末100において印刷処理を実行するための操作が行われた場合を想定する。この場合、プリンタドライバ111の問い合わせ部12がプリンタ200に対して「現在の閾値」、「規定のサイズ」、「印刷時刻」の問い合わせを実行する(S1001)。
S1001の後において、問い合わせ部12は、時刻指定判定部14に対して、「現在の閾値」と「規定のサイズ」と「印刷時刻」と、を引数として時刻指定をするかどうかの判定を依頼する(S1002)。続いて、時刻指定判定部14が印刷データサイズ取得部13に対して印刷データのサイズの取得を依頼する(S1003)。S1003によって、時刻指定判定部14は印刷処理の対象とされる印刷データのデータサイズを取得する。
続いて、時刻指定判定部14は、ドライバUI部11に対して、即時印刷設定の指定がされているか否かを問い合わせる(S1004)。S1004によって、時刻指定判定部14は即時印刷の設定がなされているか否かを示す情報を取得する。
続いて、時刻指定判定部14は、S1004において取得した即時印刷の設定、S1003において取得した印刷データのデータサイズ、「現在の閾値」、および「規定のサイズ」を元に、時刻指定印刷するかどうかを判定する(S1005)。時刻指定印刷をする場合、時刻指定判定部14は、ユーザ通知部15に対して、ユーザへ時刻指定印刷を行うことの通知を依頼する(S1006)。ユーザ通知部15は、S1006における依頼に基づいて、ダイアログ画面などを表示してユーザへ時刻指定印刷を行うことを通知する(S1007)。図20は、S1007においてクライアント端末100の表示装置106に表示される印刷時刻変更通知画面151の例である。図20に示すように、印刷時刻変更通知画面151には、印刷処理の対象を明示するファイル名、および指定された時刻が識別できる状態で表示される。
また、時刻指定判定部14は、時刻指定印刷をすることになった印刷データを印刷データ処理部16に対して引数として渡すときに、指定された印刷時刻も引数として渡す(S1008)。印刷データ処理部16は、S1008において渡された指定時刻を引数とする時刻指定コマンドを印刷データに追加する(S1009)。印刷データ処理部16は、時刻指定コマンドが追加された印刷データをプリンタ200へ送信する(S1010)。
以上説明したとおり、ネットワークプリントシステム1における印刷処理は、プリンタドライバ111がプリンタ200から取得したデータに基づいて時刻指定印刷とするか否かの判定を動的に行うことができる。
次に、ネットワークプリントシステム1において用いられる各種データについて説明する。
≪印刷ジョブ履歴231≫
図11は、プリンタ200が有するジョブ履歴保存部に保存される情報の一例を説明する図である。図11に示すように印刷ジョブ履歴231は、プリンタ200が印刷処理を実行する度に、1つのレコードが形成される。印刷ジョブ履歴231を構成する各レコードには、印刷ジョブを一意に識別するための「ジョブID」、プリンタ200を利用するユーザを一意に識別するための「ユーザ名」、印刷ジョブを実行したタイミングを示す「日時」、当該印刷ジョブに用いられたPDLの種別を示す「PDL」、当該印刷ジョブのデータ量を示す「ジョブサイズ」、当該印刷ジョブの実行の要した時間を示す「印刷所要時間」、が含まれる。
≪ジョブ履歴保存部23に保存される情報≫
図12は、プリンタ200が有するジョブ履歴保存部23に保存される情報の一例を説明する図である。図12は、「規定のサイズ」を算出するために印刷ジョブ履歴231から抜き出した判定用データ251の例である。図12において、判定用データ251は、便宜上、PDLの種別毎に区別して構成されている。判定用データ251は、印刷ジョブ履歴231から「PDLの種類」と「ジョブサイズ」と「印刷所要時間」とを抜き出したものである。
「規定のサイズ」は、印刷ジョブのサイズがそれ以上の大きさだった場合に、時刻指定印刷とするための閾値である。プリンタ200には、「規定の時間」という設定値が保持されている。「規定の時間」とは、印刷所要時間がその時間を超える場合、時刻指定印刷とするための閾値である。規定の時間はプリンタ200に設定される値である。
判定用データ251に保持されている印刷所要時間は、印刷ジョブ履歴231に保持されているものである。すなわち、この「印刷所要時間」は、実際に印刷処理を実行してみなければ定まらないデータである。そこでまず、判定用データ251に保持されている過去の印刷履歴から、規定の時間以上かかる可能性のある印刷サイズを求める。具体的には、PDLごとに、過去の印刷処理において、「既定の時間」よりも処理時間を要した印刷ジョブの中で、ジョブサイズが最も小さいもののジョブサイズを特定する。
例えば、図12に例示によれば、PDLの種類が「PS3」(以下、PSと表記することがある。)と「PCL XL」(以下、PCLと表記することがある。)の二種類であって、プリンタ200に設定されている「規定の時間」が120秒の場合について説明する。PSの場合は、符号2511にて示したデータ(ジョブサイズが19,872KB)が規定の時間を超えて、かつ、最も小さいジョブサイズになる。このジョブサイズが、PSの場合の「規定のサイズ」として設定される。また、PCLの場合は、符号2512にて示したデータ(ジョブサイズが16,613KB)が規定の時間を超えて、かつ、最も小さいジョブサイズになる。このジョブサイズが、PCLの「規定のサイズ」として設定される。
≪閾値の算出方法≫
次に、ネットワークプリントシステム1において用いられる「閾値」の算出方法について説明する。閾値とは、プリンタ200が一定の稼働率以上にならないようにするための、即時印刷を行う印刷ジョブの、データサイズの上限である。閾値を超えるデータサイズを有する印刷ジョブは、時刻指定印刷となる。なお、時刻指定印刷において指定される印刷時刻の特定方法は後述する。
閾値は、PDLの種別ごと、プリンタ200が印刷処理を実行する曜日ごと、および時間帯ごとに設定される。具体的には、印刷ジョブ履歴231に基づいて、PDLごとに、曜日と時間帯によるプリンタ200の平均稼働率を算出し、各PDLの平均稼働率を合算した値を算出する。この算出値をプリンタ200の全体稼働率とする。この全体稼働率を上限とした場合、当該プリンタ200の稼働率が全体稼働率以下となる様に、印刷所要時間の大きい印刷ジョブから順に除外していく。全体稼働率以下となったとき、除外した印刷ジョブのうち、PDLごとに最も小さいデータサイズの「ジョブサイズ」を、PDLごとの閾値として設定する。ここで、除外した印刷ジョブがなければ、そのPDLではジョブサイズの閾値は設定しない。
例えば、曜日が「月曜日」であって、時間帯が「10時から11時」における平均稼働率が図13(a)に示すようであったとする。そして、「月曜日」の「10時から11時」において実行された印刷ジョブに係る印刷ジョブ履歴から、印刷所要時間の値が大きい十に並べたものが図13(b)および図13(c)に示すようであったとする。この図13(a)および図13(b)の例示を用いて「月曜日」の「10時から11時」の時間帯に係る閾値を算出する例を説明する。なお、計算を簡単にするために、印刷所要時間は分単位としているが、ミリ秒単位など、もっと細かい単位を使用してもよい。
PDLごとの平均稼働率は、月曜日の10時から11時にプリンタ200が受け付けた印刷ジョブのPDLごとの合計印刷所要時間を、10時から11時の間に印刷ジョブ履歴(ログ)を記録した時間の合計で割った値となる。時刻指定印刷と判定され、夜間などに印刷を実行したジョブについても、10時から11時にプリンタ200が受け付けた印刷ジョブであれば、10時から11の間の印刷ジョブとして印刷所要時間に含んで計算する。
図13(a)に示すように、10時から11時の間で印刷ジョブのログを記録した時間が620分(620m)であって、合計印刷所要時間がPSの場合が155(155m)、PCLの場合が186分(186m)である。この場合、PDL毎の平均稼働率と、プリンタ200の全体稼働率は、以下のように算出される。
PS3に係る平均稼働率は、25%(=155÷620×100)となる。PCLに係る平均稼働率は、30%(=186÷620×100)となる。そこで、プリンタ200の全体稼働率は、55%(=25%+30%)となる。
続いて、プリンタ200の全体稼働率が稼働率の上限として定める50%を下回るまで、印刷所要時間の大きい印刷ジョブから順に除外しながら、プリンタ200の全体稼働率の計算を繰り返す。
すなわち、図13(b)と図13(c)の印刷ジョブの中で、符号2551にて示した「印刷所要時間=10m」のものを除外して、各PDLにおける平均稼働率を再計算する。この場合、PSに係る平均稼働率は変わらず25%であるが、PCLに係る平均稼働率は28.4%(=(186―10)÷620×100)となる。そこで、プリンタ200の全体稼働率は、53.4%(=25%+28.4%)となる。この場合、全体平均稼働率が稼働率の上限を下回っていないため、次に印刷所要時間が大きい印刷ジョブを除外する。
すなわち、図13(b)と図13(c)の印刷ジョブの中で、符号2552にて示した「印刷所要時間=9m」のものを除外して平均稼働率を再計算する。この場合、PSに係る平均稼働率は変わらず(25%)、PCLに係る平均稼働率は26.9%(=(186―10−9)÷620×100)となる。したがって、プリンタ200の全体稼働率は、51.9%(=25%+26.9%)となり、まだ、全体平均稼働率が稼働率の上限を下回っていない。そこで、次に印刷所要時間が大きい印刷ジョブをさらに除外する。
すなわち、図13(b)と図13(c)の印刷ジョブの中で、符号2553にて示した「印刷所要時間=9m」のものを除外して平均稼働率を再計算する。この場合、PSに係る平均稼働率は変わらず(25%)、PCLに係る平均稼働率は25.5%(=(186―10−9−9)÷620×100)となる。したがって、プリンタ200の全体稼働率は、50.5%(=25%+25.5%)となり、まだ、全体平均稼働率が稼働率の上限を下回っていない。そこで、次に印刷所要時間が大きい印刷ジョブをさらに除外する。
すなわち、図13(b)と図13(c)の印刷ジョブの中で、符号2541にて示した「印刷所要時間=8m」のものを除外して平均稼働率を再計算する。この場合、PSに係る平均稼働率は23.7%(=(155−8)÷620×100)となり、PCLに係る平均稼働率は25.5%となる。この場合、プリンタ200の全体稼働率は、49.2%(=23.7%+25.5%)となる。ここで、全体平均稼働率が稼働率の上限を下回るので、この数値に至るまでに除外された各PDLの印刷ジョブのうち、最も小さいジョブサイズを「閾値」とする。この場合、PSに係る閾値は「200MB」、PCLに係る閾値は「290MB」となる。
以上のように、PDLごとの閾値が算出される。このPDLごとの閾値に対して、月の係数と日の係数を掛け合わせることで「現在の閾値」を算出することができる。
≪月の係数≫
次に、月の係数の算出方法について説明する。図14は、プリンタ200が有するジョブ履歴保存部に保存される情報の一例を説明する図である。月の係数は、月の稼働率を全体の稼働率で除算することで算出される値である。例えば、図14(a)に示す様に、1月のログ記録時間が「255h」、合計印刷所要時間が「36h」とする。また、全体のログ記録時間が「600h」、合計印刷所要時間が「100h」とする。この場合、1月の係数は「0.8((=36÷225)÷(120÷600))」となる。なお、合計印刷所要時間が0時間の場合は、その月の係数は「1」とする。上記のように、各月の係数が算出された結果が、図14(b)に示すように、月ごとの係数として、閾値係数保持部26に保持される。
≪日の係数≫
次に、日の係数の算出方法について説明する。図15は、プリンタ200が有するジョブ履歴保存部に保存される情報の一例を説明する図である。日の係数は、その日の稼働率を全体の稼働率で除算することで算出される値である。例えば、図15(a)に示すように、31日の合計印刷所要時間が「6.5h」、31日のログ記録時間が「25h」、全体の合計印刷所要時間が「120h」、全体のログ記録時間が「600h」とする。この場合、31日の係数は「1.3(=(6.5÷25)÷(120÷600))」となる。なお、合計印刷所要時間が0時間の場合、その日の係数は「1」とする。上記のように、各日の係数が算出された結果が、図15(b)に示すように、日毎の係数として、閾値係数保持部26に保持される。
[最適な印刷時刻を算出する方法]
次に、プリンタUI部29を介して印刷時刻を設定するときに、印刷ジョブ履歴から最適な時刻を計算する例について説明する。
図16は、ジョブ履歴保存部23に保存されている印刷ジョブ履歴に基づく、連続した時間帯ごとのログ記録時間、合計印刷所要時間、平均稼働率を一覧にしたデータの例である。図16は、3時間を「連続した時間帯」の単位とした例である。この場合、3時間単位の平均稼働率を、1時間ごとに算出する。すなわち、0時から3時までのログ記録時間等を算出した場合、次には、1時から4時までのログ記録時間等を算出する。このように、連続した時間帯に係るログ記録時間等を、所定の時間ごとに算出し、結果として、平均稼働率が最も低い時間を最適な印刷時刻とする。この場合、最適な印刷時刻とは、当該時間帯の開始時刻とする。
以上のように、連続した時間帯で印刷ジョブ履歴を捉えてから最適な印刷時刻を算出とするのは、データサイズの大きい印刷ジョブをまとめて処理するためには、ある程度の時間を要するからである。すなわち、データサイズの大きな印刷ジョブの処理が終了するまでに十分な時間を確保できる時間帯を特定するために、連続した時間帯で印刷ジョブ履歴を捉えるようにする。なお、図16に例示したように、平均稼働率が最低値となる時間帯が複数存在するときには、最低平均稼働率がより多く連続している時間帯の開始時刻を最適な印刷時刻として設定する。図16の例であれば、平均稼働率の最低値は「0%」であって、この値が0時から7時まで連続している。この場合、当該時間帯の開始時刻である0時を最適な印刷時刻とする。
[処理フロー]
次に、ネットワークプリントシステム1において実行される印刷処理のフローについて図17を用いて説明する。この処理フローは、プリンタドライバ111の時刻指定判定部14が、即時印刷を行うか、時刻指定印刷を行うかの判断を行う処理について説明している。
まず、印刷管理システム110かプリンタドライバ111に対して印刷データが通知されると、時刻指定判定部14が、当該印刷データのデータサイズを取得し、合わせて、即時印刷の設定が予めなされているから否かを取得する(S1701)。すでに説明したとおり、ユーザはドライバUIを介して即時印刷の設定を有効にすることができる。したがって、即時印刷の設定が有効になっている場合(S1701:Yes)、当該印刷ジョブに対する処理は即時印刷とすることが確定する。そこで、即時印刷処理を実行する(S1704)。なお、即時印刷処理とは、印刷ジョブを保留せずに即実行する処理をいう。すなわち、即時印刷の設定が有効になっている場合は、プリンタ200の過去の稼働状況から分析されて導出された最適な実行タイミングが別のタイミングであったとしても、即実行する。
S1701において、即時印刷の設定が無効の場合(S1701:NO)、印刷データのデータサイズが規定のサイズを超えるか否かの判定を行う(S1702)。印刷データのデータサイズが規定のサイズを超える場合(S1702:Yes)、当該印刷ジョブに対する処理は時刻指定印刷とすることが確定する。そこで、時刻指定印刷処理を実行する(S1705)。なお、時刻指定印刷処理とは、プリンタUI部29を介して予め設定された「印刷時刻」において印刷ジョブの処理を実行する。印刷データのデータサイズが規定のサイズを超えない場合(S1702:No)、印刷データサイズが現在の閾値(プリンタ200から取得した現在の閾値)を超えるか否かの判定を行う(S1703)。
印刷データのデータサイズが現在の閾値を超える場合は(S1703:YES)、当該印刷ジョブに対する処理は時刻指定印刷とすることが確定する。そこで、時刻印刷処理を実行する(S1705)。印刷データのデータサイズが現在の閾値を超えない場合は(S1703:NO)、当該印刷ジョブに対する処理は即時印刷とすることが確定する。そこで、即時印刷処理を実行する(S1704)。
以上説明をした本実施形態によれば、印刷データのサイズに一定の閾値を設けて、当該閾値よりもデータサイズが大きい印刷ジョブに対する印刷処理は、夜間などにまとめて印刷できるようにする。ここで、閾値はプリンタ200の稼働状況に基づいて、「月」、「日」、「曜日」、「時間帯」に対して最適な値を算出するための演算処理を実行する。この演算処理の結果、データ量の多い印刷ジョブの処理中に他のジョブが処理できない状況をプリンタ200の稼働状況において最適な条件で減少させることができ、他のユーザ全体のパフォーマンスの体感をより向上させることができる。
なお、以上説明をした実施形態は、本発明の範囲を限定するものではない。例えば、クライアント端末100が、印刷ジョブ処理部21、印刷ジョブ保留部22、現在閾値算出部24、閾値保持部25、閾値係数保持部26、設定値保存部28に相当する機能をそなえてもよい。また、ネットワークプリントシステム1を構成する複数のクライアント端末100のそれぞれに、同様の機能をそなえてもよいし、一部の機能を分散して備え、強調して動作させるようにしてもよい。
1 ネットワークプリントシステム
11 ドライバUI部
12 問い合わせ部
13 印刷データサイズ取得部
14 時刻指定判定部
15 ユーザ通知部
16 印刷データ処理部
19 即時印刷指定画面
21 印刷ジョブ処理部
22 印刷ジョブ保留部
23 ジョブ履歴保存部
24 現在閾値算出部
25 閾値保持部
26 閾値係数保持部
27 問い合わせ受付部
28 設定値保存部
29 プリンタUI部
100 クライアント端末
110 印刷管理システム
111 プリンタドライバ
112 プリンタ設定情報保持ファイル
113 プリンタ設定情報書換モジュール
114 印刷データ生成モジュール
115 スプーラ
116 フィルタパイプライン形成情報ファイル
117 データ変換モジュール
118 バックエンドモジュール
120 アプリケーション
200 プリンタ
特開平9−282121号公報

Claims (9)

  1. 情報処理装置と当該情報処理装置からの指示に基づく特定処理を実行する機器とを含む情報処理システムであって、
    前記特定処理に係るデータである処理対象データのデータ量の判定に用いる閾値を、前記機器における処理の履歴情報に基づいて算出し保持する閾値保持部と、
    前記閾値を補正するための係数である補正係数を前記履歴情報が取得された時期ごとに算出し保持する閾値係数保持部と、
    前記閾値を前記指示に関連する時期により特定される前記補正係数により補正した現在閾値を算出して保持する現在閾値算出部と、
    前記データ量と前記現在閾値とに基づいて、前記指示に基づく前記特定処理の実行時期を判定する時刻指定判定部と、
    判定された前記実行時期に基づいて前記特定処理を実行する実行部と、
    を有する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記時刻指定判定部は、前記特定処理の前記実行時期を即時とするか、保留して指定時とするか、の判定をし、
    前記実行部は、前記指定時を経過したときに、保留されている前記特定処理を実行する、
    請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記閾値係数保持部は、前記機器の稼働率の月および日ごとの偏りを補正するように前記補正係数を算出する、
    請求項1または2記載の情報処理システム。
  4. 前記特定処理の完了までに要する処理時間が所要時間を超えるときに前記時刻指定判定部において当該特定処理の実行を指定時とするための第二閾値を入力する第二閾値入力部を有し、
    前記時刻指定判定部は、前記データ量と前記現在閾値と前記第二閾値と、に基づいて、前記実行時期を判定する、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  5. 前記実行時期を即時に固定する実行時期設定値の入力を受け付けて保持する入力部を有し、
    前記時刻指定判定部は、前記実行時期設定値に基づいて前記実行時期を判定する、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  6. 前記時刻指定判定部において判定された前記実行時期を前記機器のユーザに通知するユーザ通知部を有する、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  7. 情報処理装置と当該情報処理装置からの指示に基づく特定処理を実行する機器における情報処理方法であって、
    前記特定処理に係る処理対象データのデータ量の判定に用いる閾値を、前記機器における処理の履歴情報に基づいて算出して保持し、
    前記閾値を補正するための補正係数を、前記履歴情報を時系列で区別して時期ごとに算出して保持し、
    前記指示の時期に係る前記補正係数と前記閾値とに基づく現在閾値を算出して保持し、
    前記データ量と前記現在閾値とに基づいて、前記指示に係る前記特定処理の実行時期を判定し、
    判定された前記実行時期に基づいて前記特定処理を実行する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  8. 外部からの指示に基づき印刷処理を含む特定処理を実行する情報処理装置であって、
    前記特定処理に係る処理対象データのデータ量の判定に用いる閾値を、過去の特定処理の履歴情報に基づいて算出し保持する閾値保持部と、
    前記閾値を補正するための補正係数を、前記履歴情報を時系列で区別して時期ごとに算出し保持する閾値係数保持部と、
    前記指示の時期に係る前記補正係数と前記閾値とに基づく現在閾値を算出して保持する現在閾値算出部と、
    前記データ量と前記現在閾値とに基づいて、前記指示に係る前記特定処理の実行時期を判定する時刻指定判定部と、
    判定された前記実行時期に基づいて前記特定処理を実行する実行部と、
    を有する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  9. 外部からの指示に基づき印刷処理を含む特定処理を実行する情報処理装置に、
    前記特定処理に係る処理対象データのデータ量の判定に用いる閾値を、過去の特定処理の履歴情報に基づいて算出し保持する閾値保持ステップと、
    前記閾値を補正するための補正係数を、前記履歴情報を時系列で区別して時期ごとに算出し保持する閾値係数保持ステップと、
    前記指示の時期に係る前記補正係数と前記閾値とに基づく現在閾値を算出して保持する現在閾値算出ステップと、
    前記データ量と前記現在閾値とに基づいて、前記指示に係る前記特定処理の実行時期を判定する時刻指定判定ステップと、
    判定された前記実行時期に基づいて前記特定処理を実行する実行ステップと、
    を実行させる、
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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