JP2019052585A - Actuator for variable compression ratio mechanism for internal combustion engine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、内燃機関の可変圧縮比機構のアクチュエータに関する。 The present invention relates to an actuator for a variable compression ratio mechanism of an internal combustion engine.
特許文献1には、内燃機関の可変圧縮比機構の姿勢を変化させるアームリンク、アームリンクと固定された制御軸および制御軸を収容するハウジングを有するアクチュエータが開示されている。
上記ハウジングに回転角センサからのハーネスを固定する際、ハーネスを保持する固定部品の固定角度が動くおそれがあった。
本発明の目的の一つは、ハーネスの固定部品の固定角度を規制できる内燃機関の可変圧縮比機構のアクチュエータを提供することにある。
When the harness from the rotation angle sensor is fixed to the housing, the fixing angle of the fixing component that holds the harness may move.
One of the objects of the present invention is to provide an actuator for a variable compression ratio mechanism of an internal combustion engine that can regulate the fixing angle of a fixing component of a harness.
本発明の一実施形態における内燃機関の可変圧縮比機構のアクチュエータは、ハウジングの外面に固定され、ハーネスを保持する固定部品と、ハウジングの鋳造成形時に形成されるゲート座と一体であって、ハウジングの外面に凸状に成形され、固定部品の固定角度を規制するガイド壁と、を有する。 An actuator of a variable compression ratio mechanism for an internal combustion engine according to an embodiment of the present invention is integrally formed with a fixed part that is fixed to an outer surface of a housing and holds a harness, and a gate seat that is formed when the housing is cast. And a guide wall that regulates the fixing angle of the fixed component.
よって、本発明の好ましい態様によれば、ハーネスの固定部品の固定角度を規制できる。 Therefore, according to the preferable aspect of this invention, the fixing angle of the fixing component of a harness can be controlled.
〔実施形態1〕
図1は、実施形態1の可変圧縮比機構を備えた内燃機関の概略図である。基本的な構成は、特開2011-169251号公報の図1に記載されたものと同じであるため、簡単に説明する。
ピストン1は、内燃機関(ガソリンエンジン)におけるシリンダブロックのシリンダ内を往復運動する。ピストン1には、ピストンピン2を介してアッパリンク3の上端が回転可能に連結する。アッパリンク3の下端には、連結ピン6を介してロアリンク5が回転可能に連結する。ロアリンク5には、クランクピン4aを介してクランクシャフト4が回転可能に連結する。ロアリンク5には、連結ピン8を介して第1制御リンク7の上端部が回転可能に連結する。第1制御リンク7の下端部は、複数のリンクを有する連結機構9と連結する。連結機構9は、第1制御軸10、第2制御軸(制御軸)11、第2制御リンク12およびアームリンク13を有する。
FIG. 1 is a schematic view of an internal combustion engine including the variable compression ratio mechanism according to the first embodiment. The basic configuration is the same as that described in FIG. 1 of Japanese Patent Laid-Open No. 2011-169251, and will be described briefly.
The
第1制御軸10は、内燃機関内部の気筒列方向に沿って配置されたクランクシャフト4と平行に配置されている。第1制御軸(第1軸部)10は、第1ジャーナル部10a、制御偏心軸部10b、偏心軸部10c、第1アーム部10dおよび第2アーム部10eを有する。第1ジャーナル部10aは、内燃機関本体に回転可能に支持されている。制御偏心軸部10bは、第1制御リンク7の下端部と回転可能に連結する。偏心軸部10cは、第2制御リンク(第1リンク)12の一端部12aと回転可能に連結する。第1アーム部10dの一端は、第1ジャーナル部10aと連結する。第1アーム部10dの他端は、制御偏心軸部10bと連結する。制御偏心軸部10bは、第1ジャーナル部10aに対して所定量偏心した位置にある。第2アーム部10eの一端は、第1ジャーナル部10aと連結する。第2アーム部10eの他端は、偏心軸部10cと連結する。偏心軸部10cは、第1ジャーナル部10aに対して所定量偏心した位置にある。第2制御リンク12の他端部12bは、アームリンク13の一端が回転可能に連結する。アームリンク13の他端は、第2制御軸11と連結する。アームリンク13と第2制御軸11は相対移動しない。第2制御軸11は、後述するハウジング20内に回転可能に支持されている。
The first control shaft 10 is disposed in parallel to the crankshaft 4 disposed along the cylinder row direction inside the internal combustion engine. The first control shaft (first shaft portion) 10 includes a
第2制御リンク12は、レバー形状であり、偏心軸部10cに連結された一端部12aは、略直線的に形成されている。一方、アームリンク13が連結された他端部12bは、湾曲形成されている。一端部12aの先端部には、偏心軸部10cが回転可能に挿通された連通孔12cが貫通形成されている(図3参照)。他端部12bは、図5(アクチュエータの縦断面図)に示すように、二股状に形成された先端部12dを有する。先端部12dには、連結用孔12eが貫通形成されている。また、アームリンク13の突起部13bには、連結用孔12eと略同径の連結用孔13cが貫通形成されている。二股状に形成された各先端部12d間には、アームリンク13の突起部13bが挿通され、この状態で、連結ピン14が連結用孔12eおよび13cを貫通し、圧入固定されている。
The
アームリンク13は、図2(アクチュエータの分解斜視図)に示すように、第2制御軸11とは別体に形成されている。アームリンク13は、鉄系金属材料によって形成された肉厚部材であり、略中央に圧入用孔13aが貫通形成された円環状部と、外周に向けて突出した突起部13bとを有する。圧入用孔13aは、第2制御軸11の固定部23bが圧入され、この圧入により第2制御軸11とアームリンク13とが固定されている。突起部13bには、連結ピン14が回転可能に支持された連結用孔13cが形成されている。連結用孔13cの軸心(連結ピン14の軸心)は、第2制御軸11の回転軸線Oから径方向に所定量偏心している。
As shown in FIG. 2 (exploded perspective view of the actuator), the
第2制御軸11は、内燃機関の可変圧縮比機構のアクチュエータの一部である波動歯車型減速機21を介して電動モータ22から伝達されたトルクによって回転角度が変更される。第2制御軸11は、360[deg]未満の所定角度範囲内(例えば150[deg]程度)を回転する。第2制御軸11の回転角度が変更されると、第2制御リンク12の姿勢が変化して第1制御軸10が回転し、第1制御リンク7の下端部の位置を変更する。これにより、ロアリンク5の姿勢が変化し、ピストン1のシリンダ内におけるストローク位置やストローク量を変化させ、これに伴って内燃機関の圧縮比が変更される。
The rotation angle of the
次に、実施形態1のアクチュエータの構成を説明する。
図2は実施形態1のアクチュエータの分解斜視図、図3はアクチュエータの斜視図、図4は実施形態1のアクチュエータの平面図、図5は図4のS1-S1矢視断面図である。内燃機関の可変圧縮比機構のアクチュエータは、図2〜図5に示すように、電動モータ22、波動歯車型減速機21、ハウジング20および第2制御軸11を有する。波動歯車型減速機21は、電動モータ22の出力軸48先端側に取り付けられている。ハウジング20は、波動歯車型減速機21を内部に収容する。第2制御軸11は、ハウジング20に回転可能に支持されている。
Next, the configuration of the actuator of the first embodiment will be described.
2 is an exploded perspective view of the actuator according to the first embodiment, FIG. 3 is a perspective view of the actuator, FIG. 4 is a plan view of the actuator according to the first embodiment, and FIG. 5 is a cross-sectional view taken along line S1-S1 in FIG. As shown in FIGS. 2 to 5, the actuator of the variable compression ratio mechanism of the internal combustion engine includes an
電動モータ22は、ブラシレスモータであり、モータケーシング45、コイル46、ロータ47、出力軸48およびレゾルバ(回転角センサ)55を有する。モータケーシング45は、有底円筒状に形成されている。モータケーシング45は、前端外周に4つのボス部45aを有する。ボス部45aには、スクリュ49が挿通するスクリュ挿通孔45bが貫通する。コイル46は、筒状に形成され、モータケーシング45の内周面に固定されている。ロータ47は、コイル46の内側に回転可能に設けられている。出力軸48は、一端部48aがロータ47の中心に固定されている。出力軸48は、モータケーシング45の底部に設けられたボールベアリング52により回転可能に支持されている。
The
レゾルバ55は、出力軸48の回転角度を検出する。レゾルバ55は、モータケーシング45の開口から突出した位置に設けられている。レゾルバ55は、レゾルバロータ55aおよびセンサ部55bを有する。レゾルバロータ55aは、出力軸48の外周に圧入固定されている。センサ部55bは、レゾルバロータ55aの外周面に形成された複歯状のターゲット(不図示)を検出する。センサ部55bは、モータケーシング45に収容された図外のコントロールユニットに検出信号を出力する。センサ部55bは、2本のビスによってカバー28の内部に固定されている。モータケーシング45をカバー28に取り付ける際は、レゾルバ55の端面およびカバー28間にOリング51を介在させつつ、ボス部45aにスクリュ49を挿通する。続いて、カバー28の電動モータ22側に形成された雄ねじ部にスクリュ49を締め付ける。モータケーシング45およびカバー28により電動モータ22を収容するモータ収容室は、潤滑油等を供給しない乾燥室である。
The
第2制御軸11は、軸部本体23および固定用フランジ24を有する。固定用フランジ24は、軸部本体23よりも大径の略円盤状に形成されている。第2制御軸11は、鉄系金属材料により軸部本体23および固定用フランジ24が一体形成されている。軸部本体23は、センサ軸部231およびリテーナ軸部232を有する。センサ軸部231は、角度センサ(回転角センサ)32の内周に位置する。リテーナ軸部232には、リテーナ350が圧入固定されている。リテーナ350は、センサ軸部231よりも大径であって、第2制御軸11の回転軸線Oの方向(軸方向)において波動歯車型減速機側への移動を規制する(図5参照)。
The
第2制御軸11は、リテーナ軸部232よりも波動歯車型減速機側において、第1ジャーナル部23a、固定部23bおよび第2ジャーナル部23cを有する。第1ジャーナル部23aは、第2制御軸11の先端部側に位置する。固定部23bは、アームリンク13の圧入用孔13aが第1ジャーナル部23a側から圧入されている。第2ジャーナル部23cは、第2制御軸11の固定用フランジ24側に位置する。第1ジャーナル部23aは固定部23bよりも小径であり、第2ジャーナル部23cは固定部23bよりも大径である。固定部23bおよび第2ジャーナル部23c間には、第1段差部23dが形成されている。第1ジャーナル部23aおよび固定部23b間には、第2段差部23eが形成されている。第1ジャーナル部23aおよびリテーナ軸部232間には、第3段差部23fが形成されている。第3段差部23fは、リテーナ350をリテーナ軸部232に圧入する際のストッパとなり、圧入作業が容易される。
The
第1段差部23dは、アームリンク13の圧入用孔13aを第1ジャーナル部23a側から固定部23bに圧入するとき、圧入用孔13a端部が軸方向から当接する。これにより、アームリンク13の第2ジャーナル部23c側への移動を規制する。一方、第2段差部23eは、軸部本体23をハウジング20内に形成された支持孔30内に挿通した際、支持孔30およびメタルブッシュ301の段差孔縁部30cに当接することで、第2制御軸11の軸方向であって波動歯車型減速機21側とは反対側への移動を規制する。なお、軸部本体23は、メタルブッシュ301の第1軸受孔301a内、およびメタルブッシュ304の第2軸受孔304a内を回転可能であって、かつ、若干の軸方向移動を許容可能に支持されている。言い換えると、第1軸受孔301aの内周および第1ジャーナル部23aの外周間、および第2軸受孔304aの内周および第2ジャーナル部23c間は、若干の径方向隙間を有する。第1軸受孔301aおよび第1ジャーナル部23a間と、第2軸受孔304aおよび第2ジャーナル部23c間には、潤滑油供給油路(ハウジング油路)202および潤滑油供給油路(ハウジング油路)203を介して、オイルポンプから圧送された潤滑油が導入される。固定用フランジ24は、スクリュ25により、スラストプレート26を介して波動歯車型減速機21の内歯である波動歯車出力軸部材27と締結されている。
In the
第2制御軸11は、図外のオイルポンプから圧送された潤滑油を導入する導入部を有する。導入部は、軸方向油路64aおよび油室64bを有する。軸方向油路64aは、第2制御軸11の中心を軸方向に貫通する。軸方向油路64aには、ハウジング20に形成された図外の油路を介して潤滑油が供給される。油室64bは、固定用フランジ24の中心に形成され、軸方向油路64aから潤滑油が供給される。軸方向油路64aの油室64b側と油室64bとは、細孔400により接続されている。細孔400の軸直角方向断面積は、軸方向油路64aの軸直角方向断面積よりも小さい。このため、細孔400は絞りとして機能する。これにより、油室64b側から大径の軸方向油路64aを形成した場合であっても、油室64b側の潤滑油吐出口付近に設けられた細孔400により絞り効果を発揮でき、潤滑油を油室64b内に拡散できる。油室64bに供給された潤滑油は、波動歯車型減速機21に供給される。
The
ハウジング20は、アルミニウム合金材料を用い、金型鋳造(アルミダイキャスト)により略立方体形状に成形されている。ハウジング20の後端側には大径円環状の開口溝部20aが形成されている。開口溝部20aは、Oリング51を介してカバー28に閉塞されている。カバー28は、モータ軸貫通孔28aおよび4つのボス部28bを有する。モータ軸貫通孔28aは、中心に出力軸48が貫通する。ボス部28bは、径方向外周側に向けて拡径されている。カバー28とハウジング20とは、ボス部28bに貫通形成されたスクリュ挿通孔にスクリュ43を挿通することで締結されている。
The
開口溝部20aの開口方向と直交する側面には、アームリンク13と連結された第2制御リンク12用の開口が形成されている。この開口が形成されたハウジング20内部には、アームリンク13および第2制御リンク12の作動領域となる収容室29が形成されている。開口溝部20aおよび収容室29間には、第2制御軸11の第2ジャーナル部23cが貫通する支持孔30bが形成されている。収容室29の軸方向側面には、第2制御軸11の第1ジャーナル部23aが貫通する支持孔30が形成されている。支持孔30および第1ジャーナル部23a間にはメタルブッシュ301が配置され、支持孔30bおよび第2ジャーナル部23c間にはメタルブッシュ304が配置されている。
An opening for the
支持孔30の角度センサ32側端部には、リテーナ収容孔31が形成されている。リテーナ収容孔31は、支持孔30の開口よりも大径に形成されている。支持孔30の角度センサ32側の開口およびリテーナ収容孔31間には、段差面31aが形成されている。段差面31aは、第2制御軸11の軸方向に対して直交する方向に延びる。リテーナ350は、段差面31aと当接することで、第2制御軸11の軸方向波動歯車型減速機側への移動を規制する。リテーナ収容孔31の下方には、リテーナ収容孔31と連通すると共に潤滑油を収容室29側に還流する潤滑油還流油路201が設けられている。
A
角度センサ32は、センサホルダ32aを有する。センサホルダ32aは、リテーナ収容孔31をハウジング20の外部から閉塞するように取り付けられている。センサホルダ32aは、貫通孔32a1およびフランジ部32a2を有する。貫通孔32a1は、内周部に検知コイルが配置されている。フランジ部32a2は、スクリュ321によりハウジング20に締結されている。センサホルダ32aおよびハウジング20間には、シールリング33が設置されている。シールリング33は、リテーナ収容孔31および外部間の液密性を確保する。センサホルダ32aは、外周側に貫通孔32a1を閉塞するセンサカバー32cを有する。センサカバー32cは、スクリュ324によりセンサホルダ32aと締結されている。
The
センサカバー32cおよびセンサホルダ32a間には、シールリング323が設置されている。シールリング323は、リテーナ収容孔31や貫通孔32a1と外部との間の液密性を確保する。貫通孔32a1内には、外周にロータ32bが取り付けられたセンサ軸部231が挿入されている。ロータ32bは、略楕円形上の部品である。角度センサ32は、貫通孔32a1の内周およびロータ32b間に設定された距離がロータ32bの回転により変化したことを検知コイルのインダクタンス変化により検出する。これにより、ロータ32bの回転角度、すなわち第2制御軸11の回転角度を検出する。角度センサ32は、コントロールユニットに回転角度情報を出力する。
A
図6は、実施形態1の波動歯車型減速機の分解斜視図である。波動歯車型減速機21は、ハーモニックドライブ(登録商標)型であって、各構成部品がカバー28によって閉塞されたハウジング20の開口溝部20a内に収容されている。波動歯車型減速機21は、第1波動歯車出力軸部材27、可撓性外歯車36、波動発生器37および第2波動歯車固定軸部材38を有する。第1波動歯車出力軸部材27は、第2制御軸11の固定用フランジ24にスクリュ締結されている。第1波動歯車出力軸部材27は、円環状に形成され、内周に複数の内歯27aが形成されている。可撓性外歯車36は、第1波動歯車出力軸部材27の内径側に配置されている。可撓性外歯車36は、撓み変形可能であって外周面に内歯27aと噛み合う外歯36aを有する。波動発生器37は、楕円形状に形成され、外周面が可撓性外歯車36の内周面に沿って摺動する。第2波動歯車固定軸部材38は、可撓性外歯車36の外周側に配置され、内周面に外歯36aと噛み合う内歯38aが形成されている。
FIG. 6 is an exploded perspective view of the wave gear reducer according to the first embodiment. The wave gear
第1波動歯車出力軸部材27の外周側には、円周方向等間隔位置に各スクリュ25が螺合する雌ねじ部27bが形成されている。可撓性外歯車36は、金属材料により、撓み変形可能な薄肉円筒状に形成されている。可撓性外歯車36の外歯36aの歯数は、第1波動歯車出力軸部材27の内歯27aの歯数と同数である。
波動発生器37は、本体部371およびボールベアリング372を有する。本体部371は、楕円形状を有する。ボールベアリング372は、本体部371の外周および可撓性外歯車36の内周間の相対回転を許容する。本体部371の中央には、貫通孔37aが形成されている。貫通孔37aの内周にはセレーションが形成され、出力軸48の他端部48b外周とセレーション結合する。セレーション結合に代えて、キー溝による結合やスプライン結合としてもよい。本体部371の電動モータ側側面371aには、円筒状部371bが形成されている。円筒状部371bは、貫通孔37aの外周を取り囲むように電動モータ側に突出する。円筒状部371bの断面形状は真円形状であり、円筒状部371b外周の直径は、本体部371の短径よりも小径である。
On the outer peripheral side of the first wave gear
The
第2波動歯車固定軸部材38の外周には、フランジ部38bが形成されている。フランジ部38bおよびカバー28間には、第2スラストプレート42が配置されている。第2波動歯車固定軸部材38および第2スラストプレート42は、スクリュ41によりカバー28と締結されている。第2スラストプレート42は、可撓性外歯車36と同等もしくはそれ以上の耐摩耗性を有する鉄系金属材料から形成されている。これにより、可撓性外歯車36に生じるスラスト力からカバー28の摩耗を防ぐと共に、ボールベアリング700の軸方向位置を規制する。ボールベアリング700は、開放型であり、スラスト方向の荷重を受け得る四点接触型の転がり軸受である。ボールベアリング700は、カバー28に対する本体部371の相対回転を許容する。
A
第2スラストプレート42は環状の円板部材であり、内周側縁部42aは、ボールベアリング700の外輪の内周よりも回転軸線O側となるように形成されている。第2波動歯車固定軸部材38の内歯38aの歯数は、可撓性外歯車36の外歯36aの歯数より2歯だけ多い。よって、第1波動歯車出力軸部材27の内歯27aの歯数よりも、第2波動歯車固定軸部材38の内歯38aの歯数が2歯だけ多い。波動歯車型減速機構にあっては、この歯数の差によって減速比が決定されるため、極めて大きな減速比が得られる。
The
カバー28は、波動歯車型減速機21側の端面281に、プレート収容部281a、ベアリング収容部281bおよびシール収容部281cを有する。プレート収容部281aは、第2スラストプレート42の厚みと略同じ深さであって第2スラストプレート42を収装する。ベアリング収容部281bは、プレート収容部281aから電動モータ22側に屈曲形成された有底円筒状の段差部である。シール収容部281cは、ベアリング収容部281bの底面の内径側において、波動発生器37側へ突出する円筒状に形成されている。シール収容部281cの内周および出力軸48の外周間には、シール部材310が配置されている。シール部材310は、波動歯車型減速機21を収容する開口溝部20aおよび電動モータ22間を液密にシールする。
The
図7に示すように、角度センサ32およびレゾルバ55は、ハウジング20の外側に配置されるハーネス204およびハーネス205により、電動モータ22のコントロールユニットと電気的に接続される。角度センサ32およびレゾルバ55は、ハーネス204およびハーネス205を介してコントロールユニットから電流を供給されると共に、コントロールユニットへ検出信号を送信する。ハーネス204およびハーネス205の一端側には、コネクタ206が取り付けられている。コネクタ206は、モータケーシング45の外側に配置されたコネクタ45cと接続されている。コネクタ45cはコントロールユニットと接続されている。ハーネス204およびハーネス205は、ハーネスブラケット20bによりハウジング20の左側面に保持されている。ハーネスブラケット20bは、金属板を曲げ加工して略L字状に形成され、固定部20b1および保持部20b2を有する。固定部20b1は、スクリュ325によりハウジング20に締結されている。保持部20b2は、内側にハーネス204およびハーネス205が挿通されている。保持部20b2とハウジング20の外面との間には、所定のエアギャップが形成されている。
As shown in FIG. 7, the
図8は、実施形態1のアクチュエータの正面要部拡大図である。
ハーネス204の他端側は、センサホルダ32aの端子32a3と接続されている。ハーネス204は、ハーネスクリップ(固定部材)7によりハウジング20の正面に保持されている。
ハーネスクリップ7は、金属板を曲げ加工して形成され、固定部7aおよび保持部7bを有する。固定部7aは、ハウジング20に形成されたクリップ座面70(図10参照)に配置されている。固定部7aは、ハウジング20の正面側から見て略矩形状に形成されている。固定部7aは、スクリュ326によりクリップ座面70に締結されている。固定部7aの上部は、クリップ座面70と反対側へ突出し、クリップ座面70から浮いている。保持部7bは、固定部7aの上端からハウジング20の上方、かつ、クリップ座面70と反対側へ突出する環状に形成されている。保持部7bの内側にはハーネス204が挿通されている。図9に示すように、保持部7bとハウジング20の外面との間には、隙間Δdによるエアギャップが設定されている。
FIG. 8 is an enlarged front view of the main part of the actuator according to the first embodiment.
The other end side of the
The
図10は、実施形態1のハウジングの正面図である。
ハウジング20の外面において、クリップ座面70の周囲には、ガイド壁71および壁部72が形成されている。ハウジング20の正面側から見たとき、ガイド壁71はクリップ座面70の右側および下側に位置し、壁部72はクリップ座面70の左側に位置する。
ガイド壁71は、ハーネスクリップ7をクリップ座面70に締結する際、ハーネスクリップ7の固定部7aと当接することにより、ハーネスクリップ7の固定角度を規制し、スクリュ326との供回りを防止する。ガイド壁71は、ハウジング20の正面側から見てL字状に形成され、鉛直部71aおよび水平部71bを有する。鉛直部71aはクリップ座面70の右側を上下方向に延び、水平部71bはクリップ座面70の下方を左右方向に延びる。鉛直部71aは固定部7aの側縁と当接し、水平部71bは固定部7aの下縁と当接する。
FIG. 10 is a front view of the housing of the first embodiment.
On the outer surface of the
When the
ハウジング20の正面側において、ガイド壁71は、ハウジング20の外面に形成されたゲート座15と一体に形成されている。ゲート座15は、ハウジング20の鋳造成形時、製品空洞(キャビティ)に溶融金属を圧入するゲート(湯口)16を切り離す際に、製品部分の欠損、いわゆる「欠け込み」を防止するためのものである。ゲート座15は、金型のパーティングライン17上に形成されている。つまり、ガイド壁71は、パーティングライン17と一体に形成されている。ハーネスクリップ7の保持部20は、パーティングライン17のうち最も上方に位置し、水平方向に延びる水平部17aを上下に跨ぐように配置されている。ハーネスクリップ7をクリップ座面70に取り付けたとき、固定部7aおよび保持部7bは、パーティングライン17の水平部17aと干渉しない。
On the front side of the
次に、実施形態1の作用効果を説明する。
作業者は、アクチュエータの組み付け時、保持部7bの内側にハーネス204を挿通させた後、スクリュ326によりハーネスクリップ7をハウジング20のクリップ座面70に固定する。このとき、ハーネスクリップ7はスクリュ326のスクリュヘッドからスクリュ326の回転方向に力を受けるが、ガイド壁71がハーネスクリップ7の固定部7aと当接することにより、ハーネスクリップ7がスクリュ326と供回りするのを防止できる。
ここで、実施形態1のガイド壁71は、ハウジング20のゲート座15と一体に形成されている。換言すると、実施形態1では、ゲート座15の一部をガイド壁71として利用し、ハーネスクリップ7の固定角度を規制している。ゲート座15は、ハウジング20の鋳造成形時における欠け込みを防止するために、ハウジング20の外面に必ず形成されるものである。よって、ゲート座15の一部をガイド壁71として機能させることにより、ガイド壁71の形成が容易、かつ、追加部品が不要となる。この結果、ガイド壁71の追加に伴う重量アップおよび鋳造コスト増を抑制できる。
Next, the effect of
At the time of assembling the actuator, the operator inserts the
Here, the
ガイド壁71は、パーティングライン17と一体に形成されている。一般的に、アルミダイキャストでは、ゲートとオーバーフローはパーティングライン上に設計される。よって、ガイド壁71をパーティングライン17上に配置することにより、ガイド壁71をゲート座15と一体に形成できる。
ガイド壁71は、ハーネスクリップ7の形状に沿った屈曲部(鉛直部71aおよび水平部71b)を有する。ガイド壁71が屈曲する形状を有する場合であっても、ゲート座15と一体に成形することにより、ガイド壁71の形成を容易化できる。
ハウジング20は、エンジンオイルが供給される潤滑油供給油路202および潤滑油供給油路203を有し、ハーネスクリップ7は、ハウジング20に固定される固定部7aと、ハーネス204を保持する保持部7bとを有し、保持部7bは、ハウジング20の外面と対向する部分がハウジング20の外面に対して非接触である。つまり、ハーネスクリップ7は、エンジンオイルから熱を受けて高温となるハウジング20との間にエアギャップが設定されている。これにより、エンジンオイルによるハーネス204への入熱が抑えられるため、ハーネス204の劣化を抑制できる。
The
The
The
固定部7aは、ハウジング20の外面から突出し、保持部7bは、ハウジング20の鋳造成形時に形成されるパーティングライン17の水平部17aを上下に跨ぐように配置されている。これにより、パーティングライン17を機械加工で削ることなくハーネスクリップ7をクリップ座面70に取り付けられる。加えて、水平部17aの上側の空間もハーネス204の固定に使えるため、ハーネス204のレイアウト性を向上できる。
ガイド壁71は、鉛直部71aおよび水平部71bによりL字状に屈曲している。これにより、ハーネスクリップ7の回転を鉛直部71aおよび水平部71bの2面で規制できるため、1面で規制する場合と比べて回転規制性能を向上できる。
The fixing
The
〔他の実施形態〕
以上、本発明を実施するための実施形態を説明したが、本発明の具体的な構成は実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、ゲート座はパーティングラインと別の位置にあってもよい。この場合、ガイド壁はゲート座とパーティングラインのどちらか一方と一体であればよい。
ゲート座に代えてオーバーフローと一体にガイド壁を形成してもよい。
[Other Embodiments]
Although the embodiment for carrying out the present invention has been described above, the specific configuration of the present invention is not limited to the configuration of the embodiment, and there are design changes and the like within the scope not departing from the gist of the invention. Are also included in the present invention.
For example, the gate seat may be at a position different from the parting line. In this case, the guide wall may be integral with either the gate seat or the parting line.
Instead of the gate seat, a guide wall may be formed integrally with the overflow.
7 ハーネスクリップ(固定部材)
7a 固定部
7b 保持部
11 第2制御軸(制御軸)
15 ゲート座
17 パーティングライン
20 ハウジング
22 電動モータ
32 角度センサ(回転角センサ)
55 レゾルバ(回転角センサ)
71 ガイド壁
202 潤滑油供給油路(ハウジング油路)
203 潤滑油供給油路(ハウジング油路)
7 Harness clip (fixing member)
7a Fixed part
7b Holding part
11 Second control axis (control axis)
15 Gate seat
17 Parting line
20 Housing
22 Electric motor
32 Angle sensor (rotation angle sensor)
55 Resolver (rotation angle sensor)
71 guide wall
202 Lubricating oil supply passage (housing oil passage)
203 Lubricating oil supply passage (housing oil passage)
Claims (6)
前記制御軸を回転させる出力軸を有する電動モータと、
前記制御軸または前記出力軸の回転角度を検出する回転角センサと、
前記回転角センサから延びるハーネスと、
前記制御軸を軸受する軸受部を有し、前記電動モータが固定される鋳造によって成形されたハウジングと、
前記ハウジングの外面に固定され、前記ハーネスを保持する固定部品と、
前記ハウジングの鋳造成形時に形成されるゲート座と一体であって、前記ハウジングの外面に凸状に成形され、前記固定部品の固定角度を規制するガイド壁と、
を有する内燃機関の可変圧縮比機構のアクチュエータ。 A control shaft linked to the variable compression ratio mechanism of the internal combustion engine and rotating to change the attitude of the variable compression ratio mechanism of the internal combustion engine;
An electric motor having an output shaft for rotating the control shaft;
A rotation angle sensor for detecting a rotation angle of the control shaft or the output shaft;
A harness extending from the rotation angle sensor;
A housing having a bearing portion for bearing the control shaft and molded by casting to which the electric motor is fixed;
A fixed part fixed to the outer surface of the housing and holding the harness;
A guide wall that is integral with a gate seat formed at the time of molding of the housing, is formed in a convex shape on the outer surface of the housing, and regulates a fixing angle of the fixing part;
An actuator for a variable compression ratio mechanism of an internal combustion engine having
前記制御軸を回転させる出力軸を有する電動モータと、
前記制御軸または前記出力軸の回転角度を検出する回転角センサと、
前記回転角センサから延びるハーネスと、
前記制御軸を軸受する軸受部を有し、前記電動モータが固定される鋳造によって成形されたハウジングと、
前記ハウジングの外面に固定され、前記ハーネスを保持する固定部品と、
前記ハウジングの鋳造成形時に形成されるパーティングラインと一体であって、前記ハウジングの外面に凸状に成形され、前記固定部品の固定角度を規制するガイド壁と、
を有する内燃機関の可変圧縮比機構のアクチュエータ。 A control shaft linked to the variable compression ratio mechanism of the internal combustion engine and rotating to change the attitude of the variable compression ratio mechanism of the internal combustion engine;
An electric motor having an output shaft for rotating the control shaft;
A rotation angle sensor for detecting a rotation angle of the control shaft or the output shaft;
A harness extending from the rotation angle sensor;
A housing having a bearing portion for bearing the control shaft and molded by casting to which the electric motor is fixed;
A fixed part fixed to the outer surface of the housing and holding the harness;
A guide wall that is integral with a parting line formed at the time of molding of the housing, is formed in a convex shape on the outer surface of the housing, and regulates a fixing angle of the fixing part;
An actuator for a variable compression ratio mechanism of an internal combustion engine having
前記ガイド壁は、前記固定部品の形状に沿った屈曲部を有する内燃機関の可変圧縮比機構のアクチュエータ。 An actuator for a variable compression ratio mechanism of an internal combustion engine according to claim 1 or 2,
The guide wall is an actuator of a variable compression ratio mechanism of an internal combustion engine having a bent portion along the shape of the fixed part.
前記ハウジングは、前記内燃機関の油路と連通するハウジング油路を有し、
前記固定部品は、前記ハウジングに固定される固定部と、前記ハーネスを保持する保持部とを有し、
前記保持部は、前記ハウジングの外面と対向する部分が前記ハウジングの外面に対して少なくとも一部が非接触である内燃機関の可変圧縮比機構のアクチュエータ。 An actuator for a variable compression ratio mechanism of an internal combustion engine according to claim 1 or 2,
The housing has a housing oil passage communicating with the oil passage of the internal combustion engine,
The fixed component has a fixed portion fixed to the housing and a holding portion that holds the harness,
The holding portion is an actuator of a variable compression ratio mechanism of an internal combustion engine in which a portion facing the outer surface of the housing is at least partially not in contact with the outer surface of the housing.
前記固定部は、前記ハウジングの外面から突出し、
前記保持部は、前記ハウジングの鋳造成形時に形成されるパーティングラインを跨ぐように配置されている内燃機関の可変圧縮比機構のアクチュエータ。 An actuator for a variable compression ratio mechanism of an internal combustion engine according to claim 4,
The fixing portion protrudes from an outer surface of the housing;
The holding portion is an actuator of a variable compression ratio mechanism of an internal combustion engine arranged so as to straddle a parting line formed at the time of molding the housing.
前記ガイド壁は、L字状に屈曲している内燃機関の可変圧縮比機構のアクチュエータ。 An actuator for a variable compression ratio mechanism for an internal combustion engine according to claim 3,
The guide wall is an actuator of a variable compression ratio mechanism of an internal combustion engine that is bent in an L shape.
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2017176959A JP2019052585A (en) | 2017-09-14 | 2017-09-14 | Actuator for variable compression ratio mechanism for internal combustion engine |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2021117587A1 (en) * | 2019-12-09 | 2021-06-17 | 日立Astemo株式会社 | Actuator for internal combustion engine variable compression ratio mechanism |
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2017
- 2017-09-14 JP JP2017176959A patent/JP2019052585A/en active Pending
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