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JP2018520540A - ワイヤレスローカルエリアネットワーク物理層ヘッダ中の識別子に少なくとも部分的に基づいて、フレーム内動作を実行するための技法 - Google Patents

ワイヤレスローカルエリアネットワーク物理層ヘッダ中の識別子に少なくとも部分的に基づいて、フレーム内動作を実行するための技法 Download PDF

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JP2018520540A JP2017557298A JP2017557298A JP2018520540A JP 2018520540 A JP2018520540 A JP 2018520540A JP 2017557298 A JP2017557298 A JP 2017557298A JP 2017557298 A JP2017557298 A JP 2017557298A JP 2018520540 A JP2018520540 A JP 2018520540A
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Abstract

受信デバイスにおけるワイヤレス通信について、方法、システムおよびデバイスが説明される。受信デバイスは、共用無線周波数スペクトル帯域を通して、第1のワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)プロトコルデータユニットを受信し得る。第1の物理層ヘッダは、少なくとも、第1の基本サービスセット(BSS)識別子および第1のデバイス関連識別子(AID)を含み得る。受信デバイスは、第1のBSS識別子および第1のデバイスAIDに少なくとも部分的に基づいて、電力節約動作および/または受信フィルタリング動作を含むフレーム内動作を実行し得る。
【選択図】図2

Description

関連出願の相互参照
[0001]本特許出願は、2016年5月4日に出願された「ワイヤレスローカルエリアネットワーク物理層ヘッダ中の識別子に少なくとも部分的に基づいて、フレーム内動作を実行するための技法」と題された、Asterjadhi他による米国特許出願第15/146,381号;2015年10月20日に出願された「ワイヤレスローカルエリアネットワーク物理層ヘッダ中の識別子に少なくとも部分的に基づいて、フレーム内動作を実行するための技法」と題された、Asterjadhi他による米国仮特許出願第62/244,080号;2015年10月19日に出願された「ワイヤレスローカルエリアネットワーク物理層ヘッダ中の識別子に少なくとも部分的に基づいて、フレーム内動作を実行するための技法」と題された、Asterjadhi他による米国仮特許出願第62/243,551号;2015年9月11日に出願された「ワイヤレスローカルエリアネットワーク物理層ヘッダ中の識別子に少なくとも部分的に基づいて、フレーム内動作を実行するための技法」と題された、Asterjadhi他による米国仮特許出願第62/217,546号;2015年5月6日に出願された「ワイヤレスローカルエリアネットワーク物理層ヘッダ中の識別子に少なくとも部分的に基づいて、フレーム内動作を実行するための技法」と題された、Asterjadhi他による米国仮特許出願第62/157,884号;の優先権を主張し、それらの各々は、本出願の譲受人に譲渡されている。
開示の分野
[0002]本開示は、ワイヤレス通信に関係し、より具体的には、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)物理層ヘッダ中の識別子に少なくとも部分的に基づいて、フレーム内動作を実行するための技法に関係する。
関係する技術の説明
[0003]ワイヤレス通信システムは、音声、映像、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャスト、等々のような様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムであり得る。ワイヤレスネットワーク(例えば、IEEE 802.11標準規格のファミリーのうちの1つ以上に準拠するWi−Fi(登録商標)ネットワークのようなWLAN)は、1つ以上の局(STA)または移動デバイスと通信し得るアクセスポイント(AP)を含み得る。APは、インターネットのような、ネットワークに結合され得、ネットワークを介して、局または移動デバイスが通信する(または、サービスセット、例えば、基本サービスセット(BSS)、または拡張されたサービスセット(ESS)において、APに結合された他のデバイスと通信する)ことができるようにし得る。局は、関連付けられたAPと、双方向で通信し得る。例えば、ダウンリンク(DL)およびアップリンク(UL)を介して、局は、関連付けられたAPと通信し得る。DL(または順方向リンク)は、APから局への送信を搬送する通信リンクを指し得、UL(または逆方向リンク)は、局からAPへの送信を搬送する通信リンクを指し得る。電力を浪費しないように、受信された送信が、その局に対して意図されていないとき、局は、電力節約モードに入り得る(または、他の目的のためにシステムリソースを使用する)。さらにまた、送信を受信し、正しく復号する可能性を高めるために、送信がそのデバイスに対して意図されていないことを決定次第、デバイス(例えば、APまたは局)は、送信を復号することを中止し得る。
概要
[0004]本開示は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)物理層ヘッダ中の識別子に、少なくとも部分的に基づいて、フレーム内動作を実行するためのシステム、方法、または装置に関係し得る。IEEE 802.11標準規格のファミリーの新規の変形は、IEEE 802.11ax標準規格である。IEEE 802.11ax標準規格は、多数の高効率WLANシグナリングフィールドを含むフレームを提供する。本開示は、高効率WLANシグナリングフィールド中に含まれ得る識別子と、識別子のうちの1つ以上に少なくとも部分的に基づいて、フレーム内動作を実行するための技法とを説明する。フレーム内動作は、電力節約動作または受信フィルタリング動作を含み得る。
[0005]受信デバイスにおけるワイヤレス通信のための方法が説明される。方法は、共用無線周波数スペクトル帯域を通して、第1のWLANプロトコルデータユニットの第1の物理層ヘッダを受信することを含む。第1の物理層ヘッダは、少なくとも、第1の基本サービスセット(BSS)識別子および第1のデバイス関連識別子(AID)を含み得る。方法はまた、第1のBSS識別子および第1のデバイスAIDに少なくとも部分的に基づいて、電力節約動作および受信フィルタリング動作から成るグループより選択されたフレーム内動作を実行することを含む。
[0006]受信デバイスにおけるワイヤレス通信のための装置が説明される。装置は、共用無線周波数スペクトル帯域を通して、第1のWLANプロトコルデータユニットの第1の物理層ヘッダを受信するための、物理層ヘッダプロセッサを含む。第1の物理層ヘッダは、少なくとも、第1のBSS識別子および第1のデバイスAIDを含み得る。装置はまた、第1のBSS識別子および第1のデバイスAIDに少なくとも部分的に基づいて、電力節約動作および受信フィルタリング動作から成るグループより選択されたフレーム内動作を実行するための、フレーム内動作マネージャを含む。
[0007]受信デバイスにおけるワイヤレス通信のための別の装置が説明される。装置は、共用無線周波数スペクトル帯域を通して、第1のWLANプロトコルデータユニットの第1の物理層ヘッダを受信するための手段を含む。第1の物理層ヘッダは、少なくとも、第1のBSS識別子および第1のデバイスAIDを含み得る。装置はまた、第1のBSS識別子および第1のデバイスAIDに少なくとも部分的に基づいて、電力節約動作および受信フィルタリング動作から成るグループより選択されたフレーム内動作を実行するための手段を含む。
[0008]受信デバイスにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。コードは、受信デバイスに、共用無線周波数スペクトル帯域を通して、第1のWLANプロトコルデータユニットの第1の物理層ヘッダを受信させるように実施可能な命令を含む。第1の物理層ヘッダは、少なくとも、第1のBSS識別子および第1のデバイスAIDを含み得る。コードはまた、第1のBSS識別子および第1のデバイスAIDに少なくとも部分的に基づいて、電力節約動作および受信フィルタリング動作から成るグループより選択されたフレーム内動作を実行させるように実施可能な命令を含む。
[0009]第2のBSS識別子は、第1のBSS識別子と比較され得、第2のデバイスAIDは、第1のデバイスAIDと比較され得、比較に少なくとも部分的に基づいて、フレーム内動作は実行され得る。第2のBSS識別子は、受信デバイスによって使用されるBSSを識別し得、第2のデバイスAIDは、受信デバイスのAIDであり得る。
[0010]フレーム内動作が電力節約動作であるとき、電力節約動作を実行することは、第2のBSS識別子が第1のBSS識別子と合致すること、および第2のデバイスAIDが第1のデバイスAIDと合致しないことに、少なくとも部分的に基づいて、第1のWLANプロトコルデータユニットの残りに対して、電力節約モードに入ることを含み得る。いくつかの例において、ブロードキャスト/マルチキャストAIDは、第1のデバイスAIDと比較され得、第1のWLANプロトコルデータユニットの残りに対して、電力節約モードに入ることは、さらに、ブロードキャスト/マルチキャストAIDが第1のデバイスAIDと合致しないことに、少なくとも部分的に基づき得る。
[0011]フレーム内動作が受信フィルタリング動作であるとき、受信フィルタリング動作を実行することは、第2のBSS識別子が第1のBSS識別子と合致しないことに少なくとも部分的に基づいて、第1のWLANプロトコルデータユニットの復号を中止すること、および/または第2のデバイスAIDが第1のデバイスAIDと合致しないことに少なくとも部分的に基づいて、第1のWLANプロトコルデータユニットの復号を中止することを含み得る。ブロードキャスト/マルチキャストAIDが第1のデバイスAIDと比較される例において、受信フィルタリング動作を実行することは、第2のBSS識別子が第1のBSS識別子と合致しないことに、少なくとも部分的に基づいて、第1のWLANプロトコルデータユニットの復号を中止すること、および/または第2のデバイスAIDが第1のデバイスAIDと合致しないこと、およびブロードキャスト/マルチキャストAIDが第1のデバイスAIDと合致しないことに少なくとも部分的に基づいて、第1のWLANプロトコルデータユニットの復号を中止することを含み得る。いくつかの例において、第1のWLANプロトコルデータユニットの送信の間中、第1のWLANプロトコルデータユニットの復号の中止後、第2のWLANプロトコルデータユニットの第2の物理層ヘッダは、共用無線周波数スペクトル帯域を通して受信し得る。
[0012]第1のデバイスAIDは、いくつかの実施形態において、部分的基本サービスセット識別子(BSSID)で排他的ORされた(XORされた)、第1のWLANプロトコルデータユニットの意図された局受信機の部分的AIDを含み得る。代替的に、第1のデバイスAIDは、第1のWLANプロトコルデータユニットの意図されたAP受信機の部分的BSSIDを含み得る。いくつかの例において、第1の物理層ヘッダを受信することは、第1のWLANシグナリングフィールドにおいて第1のBSS識別子を受信すること、および第2のWLANシグナリングフィールドにおいて第1のデバイスAIDを受信することを含む。第1のWLANシグナリングフィールドおよび第2のWLANシグナリングフィールドは、別々に符号化され得る。
[0013]前述は、以下の詳細な説明がより良く理解され得るように、本開示に従った例の特徴および技術的利点をどちらかといえば広く概説している。追加の特徴および利点が以下に説明されることになる。開示される概念および特定の例は、本開示と同じ目的を実行するための他の構造を修正または設計するための基礎として容易に利用され得る。そのような等価な構造は、添付された特許請求の範囲から逸脱しない。本明細書において開示される概念の特性は、関連する利点とともに、それらの編成および動作の方法の両方に関して、添付の図面に関連して検討されたときに以下の説明からより良く理解されるであろう。図面の各々は、例証および説明を目的として提供され、特許請求の範囲の限定の定義としては提供されない。
[0014]本開示の性質および利点のさらなる理解が、以下の図面を参照することによって実現され得る。添付された図面において、同様のコンポーネントまたは特徴は、同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々なコンポーネントは、ダッシュと、同様のコンポーネントを区別する第2のラベルとが参照ラベルに続くことによって区別され得る。本明細書中で第1の参照ラベルだけが使用される場合、その説明は、第2の参照ラベルに関係なく同じ第1の参照ラベルを有する同様のコンポーネントのうちの任意の1つにも適用可能である。
[0015]図1は、本開示の様々な態様に従う、WLANのブロック図を指し示す。 [0016]図2は、本開示の様々な態様に従う、APおよび局間の通信のために使用可能なWLANプロトコルデータユニットの例を指し示す。 [0017]図3は、本開示の様々な態様に従う、APおよび局間の通信のために使用可能なWLANプロトコルデータユニットの別の例を指し示す。 [0018]図4は、本開示の様々な態様に従う、ワイヤレス通信において使用するための装置のブロック図を指し示す。 [0019]図5は、本開示の様々な態様に従う、ワイヤレス通信において使用するための装置のブロック図を指し示す。 [0020]図6は、本開示の様々な態様に従う、WLANプロトコルデータユニットを生成し、送信し、および/または復号するためのAPのブロック図を指し示す。 [0021]図7は、本開示の様々な態様に従う、WLANプロトコルデータユニットを生成し、送信し、および/または復号するための局のブロック図を指し示す。 [0022]図8は、本開示の様々な態様に従う、受信デバイスにおけるワイヤレス通信のための方法の例を例証するフローチャートである。 [0023]図9は、本開示の様々な態様に従う、受信デバイスにおけるワイヤレス通信のための方法の例を例証するフローチャートである。 [0024]図10は、本開示の様々な態様に従う、受信デバイスにおけるワイヤレス通信のための方法の例を例証するフローチャートである。
発明の詳細な説明
[0025]説明される特徴は、一般的に、基本サービスセット(BSS)識別子およびデバイス関連識別子(AID)のような、物理層ヘッダ中の識別子を使用して、フレーム内動作を実行するための技法に関係する。例えば、識別子のうちの1つ以上に少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレスデバイスは、受信機フロントエンドの一部分をパワーダウンし、WLANプロトコルデータユニットを復号することを中止し、またはデバイスが所属するBSSから、統計データ(例えば、電力、干渉、パケット間到着遅れ、公平性、等)を収集し得る。デバイスは、追加的に、または代替的に、BSSまたは他のBSS内で通信しているデバイスから、統計データを収集し得る。
[0026]以下の説明は、例を提供しており、特許請求の範囲に記載されている範囲、適用可能性、または例を限定してはいない。本開示の範囲から逸脱することなしに、論述された要素の機能および配列中で変更がなされ得る。様々な例は、適宜、様々なプロシージャまたはコンポーネントを省略、代用、あるいは追加し得る。例えば、説明される方法は、説明されるものとは異なる順序で実行され、様々なステップは、追加、省略、または組み合わされ得る。また、いくつかの例に関して説明される特徴は、他の例中で組み合され得る。
[0027]最初に図1を参照すれば、本開示の様々な態様に従う、ブロック図が、WLAN100(例えば、IEEE 802.11標準規格のファミリーのうちの少なくとも1つを実装しているネットワーク)の例を例証する。WLAN100は、移動局、携帯情報端末(PDA)、他のハンドヘルドデバイス、ネットブック、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、ラップトップ、ディスプレイデバイス(例えば、TV、コンピュータモニター、等)、プリンター等のような、AP105および1つ以上のワイヤレスデバイスまたは局(STA)115を含み得る。1つのAP105が例証されるが、WLAN100は、複数のAP105を含み得る。例えば、移動局(MS)、移動デバイス、アクセス端末(AT)、ユーザ機器(UE)、加入者局(SS)、または加入者ユニットを含み得る局115の各々は、通信リンク110を介して、AP105に関連し、AP105と通信し得る。各AP105は、地理的カバレッジエリア125を有し得、従って、地理的カバレッジエリア125内の局115が、典型的にAP105と通信できる。局115は、地理的カバレッジエリア125全体にわたって分散され得る。各局115は、固定式または移動式であり得る。
[0028]図1に図示していないが、局115は、1つより多いAP105によってカバーされることができ、それゆえ、異なる時間において、1つ以上のAP105と関連できる。単一のAP105および局の関連したセットは、BSSと呼ばれ得る。拡張されたサービスセット(ESS)は、接続されたBSSのセットを含み得る。分散システム(DS)(図示せず)は、ESS中のAP105を接続するために使用され得る。AP105に対する地理的カバレッジエリア125は、セクタに分割され得、各セクタがカバレッジエリアの一部分を含む(図示せず)。WLAN100は、異なる技術に対して、変化するサイズのカバレッジエリア、およびオーバーラップするカバレッジエリアを備えた、異なるタイプ(例えば、メトロポリタンエリア、ホームネットワーク、等)のAP105を含み得る。図示していないが、他のワイヤレスデバイスは、AP105と通信できる。
[0029]局115は、通信リンク110を使用して、AP105を通じてお互いに通信し得るが、局115はまた、直接ワイヤレスリンク120を介して、別の局115と直接的に通信し得る。両方の局115が、AP105の地理的カバレッジエリア125中にあるとき、または1つまたはゼロ個の局115(図示せず)が、AP105の地理的カバレッジエリア125内にあるとき、2つ以上の局115は、直接ワイヤレスリンク120を介して通信し得る。直接ワイヤレスリンク120の例は、Wi−Fi直接接続、Wi−Fi(登録商標)トンネル直接リンクセットアップ(TDLS:Tunneled Direct Link Setup)リンクを使用して確立される接続、および他のピアツーピア(P2P)グループ接続を含み得る。これらの例における局115は、802.11b、802.11g、802.11a、802.11n、802.11ac、802.11ad、802.11ah、802.11ax、等を含むが、それらに制限されない、IEEE 802.11標準規格のファミリーによって説明される、物理(PHY)および媒体アクセス制御(MAC)層を含む、WLAN無線およびベース帯域プロトコルに従って通信し得る。他の実装において、他のP2P接続および/またはアドホックネットワークが、WLAN100内で実装され得る。
[0030]WLAN100において、AP105は新規のワイヤレス標準規格を含むIEEE 802.11標準規格の様々なバージョンに従って、少なくとも1つの局115へメッセージを送信、または少なくとも1つの局115からメッセージを受信し得る。AP105は、APワイヤレス通信マネージャ420を含み得る。APワイヤレス通信マネージャ420は、共用無線周波数スペクトル帯域を通して、WLANプロトコルデータユニットの物理層ヘッダを受信するために使用され得る。物理層ヘッダは、BSSの識別子、デバイスAID、UL/DLインジケータ(例えば、UL/DLフラッグ)、および/または他のインジケータを含み得る。APワイヤレス通信マネージャ420は、物理層ヘッダに含まれる識別子のうちの1つ以上に少なくとも部分的に基づいて、フレーム内動作を実行し得、いくつかのケースにおいて、受信フィルタリング動作または統計収集動作を実行し得る。
[0031]局115の各々は、局ワイヤレス通信マネージャ420−aを含み得る。局ワイヤレス通信マネージャ420−aは、共用無線周波数スペクトル帯域を通して、WLANプロトコルデータユニットの物理層ヘッダを受信するために使用され得、電力節約動作および/または受信フィルタリング動作のようなフレーム内動作を実行し得る。フレーム内動作は、物理層ヘッダ(例えば、BSSの識別子、デバイスAID、UL/DLインジケータ、および/または他のインジケータ)中に含まれる1つ以上の識別子に少なくとも部分的に基づき得る。
[0032]デバイスによって実行されるフレーム内動作が統計収集動作であるとき、デバイス(例えば、局またはAP)は、デバイス周辺におけるデバイスの挙動に関する統計を収集し得る。いくつかのケースにおいて、BSS識別子の決定に基づいて、局は、不当な、または攻撃的な挙動を検出し得、そのような情報を、局に関連付けられたAPに報告し得る。APは、次に、不当に、または攻撃的に実行しているBSSのAPに、この情報を報告し得る。代替的に、局は、この挙動を、誤動作しているBSSのAPに直接的に報告し得る。いくつかの例において、その中で局が動作しているBSSの識別子と同じ識別子を局は使用していることを他のBSSが検出し得、同様に、この情報をAPに報告し得る。APは、応じて、エリア中の他のBSSの動作の影響を制限するための対応策を取ることを決定し得る。いくつかのケースにおいて、スリープモードに起因して、局が、送信されたフレームの受信に失敗しないように、そのBSS識別子と同じ値を有するPPDUの間中、APは、APの局がドーズ状態に入ることを禁止するように決定し得る。
[0033]図2は、本開示の様々な態様に従う、APおよび局間の通信のために使用可能なWLANプロトコルデータユニット200(例えば、物理層集中プロトコルデータユニット(PPDU))の例を指し示す。APは、図1を参照して説明されるAP105の態様の例であり得、局は、図1を参照して説明される局115の態様の例であり得る。
[0034]WLANプロトコルデータユニット200は、(例えば、サービスフィールド、MACプロトコルデータユニット(MPDU)、または1つ以上のMPDUを次に包含し得る物理層サービスデータユニット(PSDU)、のうちの1つ以上を含む)PHY層ヘッダ260およびデータフィールド215を含み得る。PHY層ヘッダ260は、レガシーWLANプリアンブル205および/または高効率(HE)WLANプリアンブル210を含み得る。プリアンブルおよびデータフィールドは、以下の順番:レガシーWLANプリアンブル205、高効率WLANプリアンブル210、データフィールド215、で送信され得る。WLANプロトコルデータユニット200は、いくつかの例において、複数のサブ帯域を含み得る無線周波数スペクトル帯域を通して送信され得る。いくつかの例において、無線周波数スペクトル帯域は、80MHzの帯域幅を有し得、サブ帯域の各々は、20MHzの帯域幅を有し得る。
[0035]レガシーWLANプリアンブル205は、レガシーショートトレーニングフィールド(L−STF)情報220、レガシーロングトレーニングフィールド(L−LTF)情報225、および/またはレガシーシグナリング(L−SIG)情報230を含み得る。無線周波数スペクトル帯域が複数のサブ帯域を含むとき、L−STF、L−LTF、およびL−SIG情報は、複数のサブ帯域の各々において、二重化され、送信され得る。
[0036]高効率WLANプリアンブル210は、繰り返されたレガシーWLANシグナリング(RL−SIG)フィールド235、第1のWLANシグナリングフィールド240(例えば、第1の高効率WLANシグナリングフィールド)、第2のWLANシグナリングフィールド245(例えば、第2の高効率WLANシグナリングフィールド)、WLAN STF(例えば、HE−STF250とラベル付けされた、高効率WLAN STF)、および/または少なくとも1つのWLAN LTF(例えば、HE−LTF255とラベル付けされた、少なくとも1つの高効率WLAN LTF)を含み得る。
[0037]無線周波数スペクトル帯域が、複数のサブ帯域を含むとき、(レガシーWLANプリアンブル205からの)L−SIG情報230は、RL−SIG情報として、繰り返されたレガシーWLANシグナリングフィールド235の各サブ帯域において、二重化され、送信され得る。繰り返されたレガシーWLANシグナリングフィールド235は、局に、WLANプロトコルデータユニット200が、IEEE 802.11ax WLANプロトコルデータユニットであることを示し得る。
[0038]第1のWLANシグナリングフィールド240は、WLANプロトコルデータユニット200において通信を受信または送信するように識別された多数のAPまたは局以外の、APおよび局によって使用可能な高効率WLANシグナリング情報を含み得る。第1のWLANシグナリングフィールド240はまた、第2のWLANシグナリングフィールド245を復号するために識別された多数のAPまたは局によって使用可能な情報を含み得る。無線周波数スペクトル帯域が、複数のサブ帯域を含むとき、第1のWLANシグナリングフィールド240中に含まれる情報(例えば、HE−SIG−A情報)は、第1のWLANシグナリングフィールド240における各サブ帯域において、二重化され、送信され得る。
[0039]第2のWLANシグナリングフィールド245は、WLANプロトコルデータユニット200において通信を送信または受信するように識別された、多数のAPおよび局によって使用可能な高効率WLANシグナリング情報を含み得る。さらに具体的に、第2のWLANシグナリングフィールド245は、データフィールド215中のデータを送信/符号化または受信/復号するために、多数のAPまたは局によって使用可能な情報を含み得る。第2のWLANシグナリングフィールド245は、第1のWLANシグナリングフィールド240とは別々に符号化され得る。
[0040]高効率WLANプリアンブル210は、BSSの識別子を含み得、BSSの識別子はまた、BSS識別子と呼ばれ得る。BSSの識別子は、カラーフィールドの値を含み得る。カラーフィールドの値は、BSSの一意のまたは非一意の識別子であり得、BSSのメンバーによって生成された全てのWLANプロトコルデータユニット中に含まれ得る。カラーフィールドの値は、BSS初期化の間中、APによって選択され得る。局によって使用されるBSSと合致するカラーフィールド値を包含するWLANプロトコルデータユニットを受信する局は、WLANプロトコルデータユニットを、「メンバー」WLANプロトコルデータユニットと分類し得、そうでなければ、WLANプロトコルデータユニットを、「非メンバー」WLANプロトコルデータユニットと分類し得る。いくつかのケースにおいて、カラーフィールドは、第1のWLANシグナリングフィールド240中に含まれ得る。
[0041]高効率WLANプリアンブル210はまた、WLANプロトコルデータユニット200の受信機を識別するデバイスAIDおよび/またはWLANプロトコルデータユニット200の送信機を識別するデバイスAID、のような多数のデバイスAIDを含み得る。デバイスAIDは、デバイスの一意の、または非一意の識別子であり得る。WLANプロトコルデータユニット200の受信機を識別するデバイスAIDは、WLANプロトコルデータユニット200の意図された局受信機の部分的AID(PAID)であり得る、または、を含み得、WLANプロトコルデータユニット200の意図された局受信機の部分的AID(PAID)は、最終的に、部分的BSSIDで排他的ORされ(XORされ)得る。代替的に、WLANプロトコルデータユニット200の受信機を識別するデバイスAIDは、WLANプロトコルデータユニット200の意図されたAP受信機の部分的BSSIDを含み得る。WLANプロトコルデータユニット200の送信機を識別するデバイスAIDは、局送信機の部分的TAIDを含み得、局送信機の部分的TAIDは、最終的に、部分的BSSIDで排他的ORされ(XORされ)得る。代替的に、WLANプロトコルデータユニット200の送信機を識別するデバイスAIDは、AP送信機の部分的BSSIDを含み得る。PAID、部分的TAID、または部分的BSSIDは、いくつかのケースにおいて、局またはAPのMAC IDに少なくとも部分的に基づき得る。いくつかのケースにおいて、デバイスAIDは、第2のWLANシグナリングフィールド245中に含まれ得る。高効率WLANプリアンブル210は、さらに、または代替的に、アップリンク/ダウンリンクインジケータ(例えば、WLANプロトコルデータユニットが、アップリンク送信またはダウンリンク送信を含むかを示す2進値)を含み得る。
[0042]図3は、本開示の様々な態様に従う、APおよび局間の通信のために使用可能なWLANプロトコルデータユニット200−a(例えば、PPDU)の別の例を指し示す。APは、図1を参照して説明されるAP105の態様の例であり得、局は、図1を参照して説明される局115の態様の例であり得る。WLANプロトコルデータユニット200−aは、図2を参照して説明されるWLANプロトコルデータユニット200の態様の例であり得る。
[0043]WLANプロトコルデータユニット200−aは、PHY層ヘッダ260−aおよびデータフィールド215−aを含み得る。PHY層ヘッダ260−aは、レガシーWLANプリアンブル205−aおよび/または高効率WLANプリアンブル210−aを含み得る。PHY層ヘッダ260−a、レガシーWLANプリアンブル205−a、高効率WLANプリアンブル210−a、およびデータフィールド215−aは、PHY層ヘッダ260、レガシーWLANプリアンブル205、高効率WLANプリアンブル210、およびデータフィールド215の例であり得る。高効率WLANプリアンブル210−aは、カラーフィールド、多数のデバイスAID、および/またはUL/DLインジケータを含み得る。
[0044]いくつかの例において、受信デバイス(例えば、WLANプロトコルデータユニット200−aの高効率WLANプリアンブル210−aを少なくとも受信するデバイス)は、高効率WLANプリアンブル210−a中に含まれる、カラーフィールドの値、デバイスAID、および/またはUL/DLインジケータに少なくとも部分的に基づいて、フレーム(例えば、イントラWLANプロトコルデータユニット)内動作を実行し得る。例えば、高効率WLANプリアンブル210−aが、カラーフィールドを含むとき、高効率WLANプリアンブル210−aを受信する局は、カラーフィールドにおいて受信されたBSSの第1の識別子を、BSSの第2の識別子と比較し得る。第2の識別子は、局によって使用されるBSSを識別し得る。第1の識別子が、第2の識別子と合致しないとき(例えば、WLANプロトコルデータユニット200−aが、非メンバーWLANプロトコルデータユニットと分類されるとき)、局は、いくつかのケースにおいて、電力節約モードに入り得る。しかしながら、電力節約モードに入ることは、局に、その後に送信されるメンバーWLANプロトコルデータユニットを取り逃がさせ得る。いくつかの実施形態において、局は、WLANプロトコルデータユニット200−aを非メンバーWLANプロトコルデータユニットとして分類し、1つ以上の他の条件が満たされることを決定次第、電力節約モードに入り得る。1つ以上の他の条件は、しきい値信号強度を超える(例えば、WLANプロトコルデータユニット200−aの、またはそのある部分(例えば、高効率WLANプリアンブル210−a)の)受信信号強度を含み得る。受信信号強度が高いとき、非メンバーWLANプロトコルデータユニット200−aより優位に立ってメンバーWLANプロトコルデータユニットが送信されている可能性は、低いであろう。
[0045]高効率WLANプリアンブル210−aが、カラーフィールドおよびUL/DLインジケータを含むとき、高効率WLANプリアンブル210−aを受信する局は、カラーフィールドにおいて受信されたBSSの第1の識別子を、BSSの第2の識別子と比較し得る。第2の識別子は、局によって使用されるBSSを識別し得る。局はまた、WLANプロトコルデータユニット200−aが、アップリンク通信のためのものか、またはダウンリンク通信のためのものかをUL/DLインジケータが示すかを決定し得る。第1の識別子が第2の識別子と合致し(例えば、WLANプロトコルデータユニット200−aが、メンバーWLANプロトコルデータユニットとして分類され)、WLANプロトコルデータユニット200−aが、UL通信のためのものであることをUL/DLインジケータが示すとき、WLANプロトコルデータユニット200−aに対するUL許諾を局が受信していない限り、WLANプロトコルデータユニット200−aの残りに対して、(例えば、220において)、電力節約モードに入り得る。いくつかの実施形態において、第1の識別子が第2の識別子と合致しないことを決定するとき、局は、電力節約モードに入ってはならない。第1の識別子が第2の識別子と合致することを決定し、かつ、1)局が、WLANプロトコルデータユニット200−aに対するUL許諾を受信していると決定する、または2)、WLANプロトコルデータユニット200−aが、DL通信のためのものであることをUL/DLインジケータが示すと決定する、のいずれかであるとき、局はまた、電力節約モードに入ってはならない。
[0046]高効率WLANプリアンブル210−aが、カラーフィールドおよび第1のデバイスAIDを含むとき、ここで、第1のデバイスAIDは、PAID(または、部分的BSSIDでXORされたPAID)を含み、高効率WLANプリアンブル210−aを受信する局は、カラーフィールドにおいて受信されたBSSの第1の識別子を、BSSの第2の識別子と比較し得る。第2の識別子は、局によって使用されるBSSを識別し得る。局はまた、第1のデバイスAIDを、局の第2のデバイスAIDおよび/またはブロードキャスト/マルチキャストAIDと比較し得る。第1の識別子が、第2の識別子と合致し、第1のデバイスAIDが、第2のデバイスAIDおよび/またはブロードキャスト/マルチキャストAIDと合致しないとき、局は、WLANプロトコルデータユニット200−aの残りに対して、(例えば、220において)電力節約モードに入り得る。WLANプロトコルデータユニット200−aが、UL通信のためのものである、またはDL通信のためのものであることをUL/DLインジケータが示しているかに拘わらず、局は電力節約モードに入り得る。いくつかの実施形態において、第1の識別子が第2の識別子と合致しないことを決定するとき、局は電力節約モードに入ってはならない。第1の識別子が第2の識別子と合致し、かつ、第1のデバイスAIDが、第2のデバイスAIDおよび/またはブロードキャスト/マルチキャストAIDと合致することを決定するとき、局はまた、電力節約モードに入ってはならない。
[0047]高効率WLANプリアンブル210−aが、カラーフィールドおよび第1のデバイスAIDを含むとき、ここで、第1のデバイスAIDは、部分的TAID(または、部分的BSSIDでXORされたTAID)を含み、高効率WLANプリアンブル210−aを受信する局は、カラーフィールドにおいて受信されたBSSの第1の識別子を、BSSの第2の識別子と比較し得る。第2の識別子は、局によって使用されるBSSを識別し得る。局はまた、第1のデバイスAIDを、(局が関連付けられているAPの)第2のデバイスAIDと比較し得る。第1の識別子が、第2の識別子と合致し、第1のデバイスAIDが、第2のデバイスAIDと合致しないとき、局は、WLANプロトコルデータユニット200−aの残りに対して、(例えば、220において)、電力節約モードに入り得る。WLANプロトコルデータユニット200−aが、UL通信のためのものである、またはDL通信のためのものであることをUL/DLインジケータが示しているかに拘わらず、局は電力節約モードに入り得る。いくつかの実施形態において、第1の識別子が第2の識別子と合致しないことを決定するとき、局は電力節約モードに入ってはならない。第1の識別子が第2の識別子と合致し、かつ、第1のデバイスAIDが、第2のデバイスAIDと合致することを決定するとき、局はまた、電力節約モードに入ってはならない。
[0048]高効率WLANプリアンブル210−aが、カラーフィールドを含むとき、APまたは局は、カラーフィールドにおいて受信されたBSSの第1の識別子を、BSSの第2の識別子と比較し得る。第2の識別子は、APまたは局によって使用されるBSSを識別し得る。第1および第2の識別子が合致しないとき(例えば、WLANプロトコルデータユニット200−aが、非メンバーWLANプロトコルデータユニットとして分類されたとき)、APまたは局は(例えば、220において)、受信フィルタリング動作を実行し、WLANプロトコルデータユニット200−aを復号することを中止し得る。WLANプロトコルデータユニット200−aを復号することを中止することによって、APまたは局は、他のWLANプロトコルデータユニットを復号することにより多くのリソースを振り向け得、他のWLANプロトコルデータユニットを受信することおよび復号することの可能性を増加し得、この他のWLANプロトコルデータユニットは、APまたは局に対して意図され得る。
[0049]高効率WLANプリアンブル210−aが、カラーフィールドおよびUL/DLインジケータを含むとき、高効率WLANプリアンブル210−aを受信するAPまたは局は、カラーフィールドにおいて受信されたBSSの第1の識別子を、BSSの第2の識別子と比較し得る。第2の識別子は、APまたは局によって使用されるBSSを識別し得る。APまたは局はまた、WLANプロトコルデータユニット200−aが、UL通信のためのものか、またはDL通信のためのものかをUL/DLインジケータが示すかを決定し得る。WLANプロトコルデータユニット200−aが、APによって受信され、第1の識別子が第2の識別子と合致し(例えば、WLANプロトコルデータユニット200−aが、メンバーWLANプロトコルデータユニットとして分類され)、WLANプロトコルデータユニット200−aが、DL通信のためのものであることをUL/DLインジケータが示すとき、APは(例えば、220において)受信フィルタリング動作を実行し得、WLANプロトコルデータユニット200−aを復号することを中止し得る。APはまた、第1の識別子が第2の識別子と合致しないとき、受信フィルタリング動作を実行し得る。いくつかの実施形態において、第1の識別子が第2の識別子と合致し、WLANプロトコルデータユニット200−aが、UL通信のためのものであることをUL/DLインジケータが示すとき、APは、受信フィルタリング動作を実行してはならない。WLANプロトコルデータユニット200−aが、局によって受信され、第1の識別子が第2の識別子と合致し(例えば、WLANプロトコルデータユニット200−aが、メンバーWLANプロトコルデータユニットとして分類され)、WLANプロトコルデータユニット200−aが、UL通信のためのものであることをUL/DLインジケータが示すとき、局は、(例えば、220において)受信フィルタリング動作を実行し得、WLANプロトコルデータユニット200−aを復号することを中止し得る。局はまた、第1の識別子が、第2の識別子と合致しないとき、受信フィルタリング動作を実行し得る。いくつかの実施形態において、第1の識別子が第2の識別子と合致し、WLANプロトコルデータユニット200−aが、DL通信のためのものであることをUL/DLインジケータが示すとき、局は、受信フィルタリング動作を実行してはならない。WLANプロトコルデータユニット200−aを復号することを中止することによって、APまたは局は、他のWLANプロトコルデータユニットを復号することにより多くのリソースを振り向け得、他のWLANプロトコルデータユニットを受信することおよび復号することの可能性を増加し得、この他のWLANプロトコルデータユニットは、APまたは局に対して意図され得る。
[0050]高効率WLANプリアンブル210−aが、カラーフィールドおよび第1のデバイスAIDを含むとき、ここで、第1のデバイスAIDは、PAID(または、部分的BSSIDでXORされたPAID)を含み、高効率WLANプリアンブル210−aを受信するAPまたは局は、カラーフィールドにおいて受信されたBSSの第1の識別子を、BSSの第2の識別子と比較し得る。第2の識別子は、APまたは局によって使用されるBSSを識別し得る。APまたは局はまた、第1のデバイスAIDを、(APまたは局の)第2のデバイスAIDおよび/またはブロードキャスト/マルチキャストAIDと比較し得る。第1および第2の識別子が合致しないとき(例えば、WLANプロトコルデータユニット200−aが、非メンバーWLANプロトコルデータユニットとして分類されるとき)、APまたは局は、(例えば、220において)受信フィルタリング動作を実行し得、WLANプロトコルデータユニット200−aを復号することを中止し得る。APまたは局はまた、第1のデバイスAIDが、第2のデバイスAIDと合致しないとき(または、第1のデバイスAIDが、第2のデバイスAIDと合致せず、ブロードキャスト/マルチキャストAIDと合致しないとき)、受信フィルタリング動作を実行し得る。WLANプロトコルデータユニット200−aを復号することを中止することによって、APまたは局は、他のWLANプロトコルデータユニットを復号することにより多くのリソースを振り向け得、他のWLANプロトコルデータユニットを受信することおよび復号することの可能性を増加し得、この他のWLANプロトコルデータユニットは、APまたは局に対して意図され得る。
[0051]高効率WLANプリアンブル210−aが、カラーフィールドおよび第1のデバイスAIDを含むとき、ここで、第1のデバイスAIDは、部分的TAID(または、部分的BSSIDでXORされた部分的TAID)を含み、高効率WLANプリアンブル210−aを受信するAPまたは局は、カラーフィールドにおいて受信されたBSSの第1の識別子を、BSSの第2の識別子と比較し得る。第2の識別子は、APまたは局によって使用されるBSSを識別し得る。APまたは局はまた、第1のデバイスAIDを、(APに関連付けられた局の、または局が関連付けられたAPの)第2のデバイスAIDと比較し得る。第1および第2の識別子が合致しないとき(例えば、WLANプロトコルデータユニット200−aが、非メンバーWLANプロトコルデータユニットとして分類されるとき)、APまたは局は、(例えば、220において)受信フィルタリング動作を実行し得、WLANプロトコルデータユニット200−aを復号することを中止し得る。APまたは局はまた、第1のデバイスAIDが第2のデバイスAIDと合致しないとき(または、マッチングがAPによって実行され、第1のデバイスAIDが、APに関連付けられた任意の局の第2のデバイスAIDと合致しないとき)、受信フィルタリング動作を実行し得る。WLANプロトコルデータユニット200−aを復号することを中止することによって、APまたは局は、他のWLANプロトコルデータユニット(例えば、他のBSS(OBSS)WLANプロトコルデータユニット)を復号することにより多くのリソースを振り向け得、他のWLANプロトコルデータユニットを受信することおよび復号することの可能性を増加し得、その他のWLANプロトコルデータユニットは、APまたは局に対して意図され得る。
[0052]いくつかの例において、APまたはAPに関連付けられた局は、局に割り振られた識別子および/またはカラーフィールドが、他のBSSの他の局および/またはAPによって使用され得ることを決定し得る。そのようなシナリオにおいて、局は、このイベントをAPに報告し得る。代替的に、APは、この決定をなし得る。いくつかのケースにおいて、決定することは、フレームがBSS中のSTAによって生成されることを示す、PHYヘッダ中の1つ以上の識別子について受信フレームを点検することによってなされる。例えば、カラーフィールドは、BSSのカラーと一致し得る。追加的に、または代替的に、UL/DLインジケータは、フレームがULであることを示し得、フレームのPSDU中の1つ以上のMPDUの点検は、受信機アドレス(A1)および/またはBSSIDアドレス(A3)が、APまたはBSSのそれらと対応しないことを、明かし得る。DLケースに対して、同様のアプローチが使用され得る(例えば、送信機アドレス(A2)および/またはA3が、APまたはBSSのそれらと対応しないことが決定され得る)。そのようなケースにおいて、APは、ある時間の期間に対して、フレーム内動作をスイッチオフすることを決定し得る。APは、管理フレーム(例えば、プローブ応答、ビーコン、等)中で送信する情報要素中の1つ以上のビットを、所定の値に設定することによって、フレーム内動作のうちの1つ以上が中断されることを示し得る。
[0053]いくつかの例において(例えば、局が他のBSSによる不当な挙動または衝突する動作に気づいている場合)、APのBSSにおける局は、APに、フレーム内動作を中断することを要求し得る。ある例において、APがフレーム内動作を中断するとき(例えば、フレーム中に含まれるPSDUの一部から、そのフレームの送信機または受信機は、局が関連付けられているAPであることを局が決定できるとき)、局は、フレーム内電力節約動作を実行することを続け得る。A1、A2、またはA3を点検し、フレームが、APに対して意図されているか、またはAPによって生成されているかを決定することによって、局は、この決定をなし得る。フレームが、APに対して意図されているか、またはAPによって生成されている場合、局は、フレームに対して、電力節約動作を再開できる。フレームが、他のBSSのAPによって生成されているか、または他のBSSのAPに対して意図されている場合、フレームは、廃棄され得る。
[0054]図4は、本開示の様々な態様に従う、ワイヤレス通信における使用のための装置405のブロック図400を指し示す。装置405は、図1を参照して説明されるAP105または局115の態様の例であり得る。装置405はまた、プロセッサ(図示せず)であり得るか、またはプロセッサを含み得る。装置405は、受信機410、ワイヤレス通信マネージャ420−b、および/または送信機430を含み得る。これらのコンポーネントの各々は、互いと通信し得る。
[0055]装置405のコンポーネントは、個々にまたは集合的に、ハードウェア中で適用可能な機能のうちのいくつかまたは全てを実行するように適合された少なくとも1つの特定用途向け集積回路(ASIC)を使用して実装され得る。代替的に、機能は、少なくとも1つの集積回路上の、少なくとも1つの他の処理ユニット(あるいはコア)によって実行され得る。他の例において、他のタイプの集積回路(例えば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、システムオンチップ(SoC)、および/または他のタイプのセミカスタムIC)が使用され得、それらは、当該技術において知られている任意の方式でプログラムされ得る。各コンポーネントの機能はまた、全体的にまたは部分的に、メモリで具現化され少なくとも1つの汎用および/または特定用途向けのプロセッサによって実施されるようにフォーマットされた命令により実現され得る。受信機410は、無線周波数(RF)受信機を含み得る。受信機410および/またはRF受信機は、図1を参照して説明されるWLAN100の1つ以上の通信リンクのような、ワイヤレス通信システムの1つ以上の通信リンクを通して、様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。送信機430は、RF送信機を含み得る。送信機430またはRF送信機は、図1を参照して説明されるWLAN100の1つ以上の通信リンクのような、ワイヤレス通信システムの1つ以上の通信リンクを通して、様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。
[0056]ワイヤレス通信マネージャ420−bは、装置405についてのワイヤレス通信の少なくとも1つの態様を管理するために使用され得る。ワイヤレス通信マネージャ420−bは、PHY層ヘッダプロセッサ435および/またはフレーム内動作マネージャ440を含み得る。いくつかの例において、PHY層ヘッダプロセッサ435および/またはフレーム内動作マネージャ440の一部または全部は、受信機410中に取り込まれ得る。
[0057]共用無線周波数スペクトル帯域を通して、第1のWLANプロトコルデータユニットの第1の物理層ヘッダを受信するために、PHY層ヘッダプロセッサ435が使用され得る。物理層ヘッダは、少なくともBSSの第1の識別子および第1のデバイスAIDを含み得る。第1のWLANプロトコルデータユニットは、図2および3を参照して説明されるWLANプロトコルデータユニットの態様の例であり得る。
[0058]フレーム内動作マネージャ440は、BSSの第1の識別子および第1のデバイスAIDに少なくとも部分的に基づいて、フレーム内動作を実行するために使用され得る。フレーム内動作は、電力節約動作および/または受信フィルタリング動作を含み得る。
[0059]図5は、本開示の様々な態様に従う、ワイヤレス通信における使用のための装置405−aのブロック図500を指し示す。装置405−aは、図1を参照して説明されるAP105の態様の例、および/または図4を参照して説明される装置405の態様の例であり得る。装置405−aはまた、プロセッサ(図示せず)であり得るか、またはプロセッサを含み得る。装置405−aは、受信機410−aを、ワイヤレス通信管理マネージャ420−cを、および/または送信機430−aを含み得る。これらのコンポーネントの各々は、互いに通信し得る。
[0060]受信機410−a、ワイヤレス通信マネージャ420−c、および送信機430−aは、図4を参照して説明される受信機410、ワイヤレス通信マネージャ420−b、および送信機430のそれぞれの例であり得る。図5に指し示されるように、ワイヤレス通信マネージャ420−cは、PHY層ヘッダプロセッサ435−aおよび/またはフレーム内動作マネージャ440−aを含み得る。PHY層ヘッダプロセッサ435−aは、BSS識別子505、デバイス識別子510、および/またはブロードキャスト/マルチキャスト識別子515を含み得る。フレーム内動作マネージャ440−aは、電力節約マネージャ520および/または受信フィルタリングマネージャ525を含み得る。いくつかの例において、PHY層ヘッダプロセッサ435−aおよび/またはフレーム内動作マネージャ440−aの一部または全部は、受信機410−a中に取り込まれ得る。
[0061]PHY層ヘッダプロセッサ435−aは、共用無線周波数スペクトル帯域を通して、第1のWLANプロトコルデータユニットの第1の物理層ヘッダを受信するために使用され得る。物理層ヘッダは、少なくともBSSの第1の識別子および第1のデバイスAIDを含み得る。いくつかの例において、第1の物理層ヘッダを受信することは、第1のWLANシグナリングフィールドにおいて、BSSの第1の識別子を受信すること、および第2のWLANシグナリングフィールドにおいて、第1のデバイスAIDを受信することを含み得る。第1のWLANシグナリングフィールドおよび第2のWLANシグナリングフィールドは、別々に符号化され得る。第1のデバイスAIDは、部分的BSSIDでXORされた、受信デバイスの部分的AID(例えば、第1のWLANプロトコルデータユニットの意図された局受信機の部分的AID)を含み得る。第1のWLANプロトコルデータユニットは、図2および3を参照して説明されるWLANプロトコルデータユニットの態様の例であり得る。
[0062]BSS識別器505は、BSSの第2の識別子をBSSの第1の識別子と比較するために使用され得る。BSSの第2の識別子は、受信デバイスによって使用されるBSSを識別し得る。デバイス識別器510は、受信デバイスの第2のデバイスAIDを第1のデバイスAIDと比較するために使用され得る。ブロードキャスト/マルチキャスト識別器515は、ブロードキャスト/マルチキャストAIDを第1のデバイスAIDと比較するために、選択的に使用され得る。
[0063]フレーム内動作マネージャ440−aは、BSS識別器505、デバイス識別器510、および/またはブロードキャスト/マルチキャスト識別器515によってなされた比較に少なくとも部分的に基づいて、フレーム内動作を実行するために使用され得る。フレーム内動作は、電力節約動作および/または受信フィルタリング動作を含み得る。
[0064]第2の識別子が第1の識別子と合致すること、および第2のデバイスAIDが第1のデバイスAIDと合致しないことに少なくとも部分的に基づいて、電力節約マネージャ520は、第1のWLANプロトコルデータユニットの残りに対して、電力節約モードに入るために使用され得る。いくつかの例において、ブロードキャスト/マルチキャストAIDが第1のデバイスAIDと合致しない(すなわち、ブロードキャスト/マルチキャストAIDが第1のデバイスAIDと合致しないことは、電力節約モードに入る前の他の条件に加えて、満たされるべき追加の条件であり得る)ことに、少なくとも部分的に基づいて、電力節約マネージャ520はまた、電力節約モードに入り得る。
[0065]受信フィルタリングマネージャ525は、第2の識別子が第1の識別子と合致しないことに少なくとも部分的に基づいて、第1のWLANプロトコルデータユニットの復号を中止するために使用され得る。受信フィルタリングマネージャ525はまた、第2のデバイスAIDが第1のデバイスAIDと合致しないことに少なくとも部分的に基づいて(および、いくつかのケースにおいて、第2のデバイスAIDが第1のデバイスAIDと合致しないこと、およびブロードキャスト/マルチキャストAIDが第1のデバイスAIDと合致しないことに少なくとも部分的に基づいて)、第1のWLANプロトコルデータユニットの復号を中止するために使用され得る。
[0066]第1のWLANプロトコルの復号を中止することは、(例えば、第1のWLANプロトコルデータユニットの送信の間中、かつ第1のWLANプロトコルデータユニットの復号の中止後)装置405−aが、第2のWLANプロトコルデータユニットの第2の物理層ヘッダを受信できるようにし得る。
[0067]図6に目を向けると、本開示の様々な態様に従う、IEEE 802.11標準規格に準拠するWLANプロトコルデータユニット(例えば、図2および3を参照して上記で説明されたWLANプロトコルデータユニット)のようなWLANプロトコルデータユニットを生成し、送信し、および/または復号するAP105−aを例証する図600が指し示される。いくつかの態様において、AP105−aは、図1を参照して説明されるAP105、または図4および5を参照して説明される装置405の態様の例であり得る。AP105−aは、APプロセッサ610、APメモリ620、1つ以上のAPトランシーバ630、1つ以上のAPアンテナ640、および/またはAPワイヤレス通信マネージャ420−dを含み得る。APワイヤレス通信マネージャ420−dは、図1、4、および5のAPワイヤレス通信マネージャ(または、ワイヤレス通信マネージャ420)の例であり得る。AP105−aはまた、APコミュニケータ660およびネットワークコミュニケータ670のうちの1つまたは両方を含み得る。これらのコンポーネントの各々は、少なくとも1つのバス605を通して、直接的または間接的に互いに通信し得る。
[0068]APメモリ620は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および/または読取専用メモリ(ROM)を含み得る。メモリ620はまた、実施されるときに、APプロセッサ610に、WLANプロトコルデータユニットの生成、送信、および/または復号を含む、ワイヤレス通信のために本明細書で説明される様々な機能を実行させる命令を包含するコンピュータ可読、コンピュータ実施可能ソフトウェア(SW)コード625を記憶し得る。代替的に、SWコード625は、APプロセッサ610によって直接的に実施可能でない場合があるが、例えば、コンパイルおよび実施されたとき、AP105−aに、本明細書で説明される機能を実行させ得る。
[0069]APプロセッサ610は、インテリジェントハードウェアデバイス(例えば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、ASIC、等)を含み得る。APプロセッサ610は、APトランシーバ630、APコミュニケータ660、および/またはネットワークコミュニケータ670を通じて受信される情報を処理し得る。APプロセッサ610はまた、APアンテナ640を通した送信のためにAPトランシーバ630に、APコミュニケータ660に、および/またはネットワークコミュニケータ670に送られる情報を処理し得る。APプロセッサ610は、WLANプロトコルデータユニットを生成すること、送信すること、および/または復号することに関係する様々な態様を、単独で、または、APワイヤレス通信マネージャ420−dと関連して、処理し得る。
[0070]APトランシーバ630は、パケットを変調し、送信のためにAPアンテナ640に変調されたパケットを提供し、APアンテナ640から受信されたパケットを復調するためのモデムを含み得る。APトランシーバ630は、少なくとも1つの送信機および少なくとも1つの別個の受信機として実装され得る。例えば、図1において例証されるように、APトランシーバ630は、APアンテナ640を介して、少なくとも1つの局115と双方向で通信し得る。AP105−aは、典型的に、複数のAPアンテナ640(例えば、アンテナアレイ)を含み得る。AP105−aは、APネットワークコミュニケータ670を通じてコアネットワーク680と通信し得る。AP105−aは、APコミュニケータ660を使用して、AP105−bおよび/またはAP105−cのような、他のAPと通信し得る。
[0071]図1のWLAN100において例証されるようにAPワイヤレス通信マネージャ420−dは、局および/または他のデバイスとの通信を管理し得る。APワイヤレス通信マネージャ420−dは、バス605を通してAP105−aの他のコンポーネントのうちのいくつかまたは全てと通信するAP105−aのコンポーネントであり得る。代替的に、APワイヤレス通信マネージャ420−dの機能性は、APトランシーバ630のコンポーネントとして、コンピュータプログラム製品として、および/またはAPプロセッサ610のコントローラ要素として実装され得る。
[0072]AP105−aのコンポーネントは、図1−5に関して上記で論述された態様を実装し得、それらの態様は、本明細書において、簡潔さのために繰り返されないであろう。さらにまた、AP105−aのコンポーネントは、図8−10に関して下記で論述される態様を実装し得、それらの態様は、本明細書において、簡潔さのために、また繰り返されないであろう。
[0073]図7に目を向けると、本開示の様々な態様に従う、IEEE 802.11標準規格に準拠するWLANプロトコルデータユニット(例えば、図2および3を参照して上記で説明されたWLANプロトコルデータユニット)のようなWLANプロトコルデータユニットを生成し、送信し、および/または復号する局115−aを例証する図700が指し示される。局115−aは、様々な他の構成を有し得、パーソナルコンピュータ(例えば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、等)、セルラ電話、PDA、デジタルビデオレコーダ(DVR)、インターネット器具、ゲームコンソール、電子リーダ、等を含むか、またはその一部であり得る。局115−aは、モバイル動作を容易にするために、小型バッテリのような、内部電源(図示せず)を有し得る。局115−aは、図1を参照して説明される局115の態様の例、または図4および5を参照して説明される装置405であり得る。
[0074]局115−aは、局プロセッサ710、局メモリ720、1つ以上の局トランシーバ740、1つ以上の局アンテナ750、および/または局ワイヤレス通信マネージャ420−eを含み得る。局ワイヤレス通信マネージャ420−eは、図1、4、および5の局ワイヤレス通信マネージャ(または、ワイヤレス通信マネージャ420)の例であり得る。これらのコンポーネントの各々は、少なくとも1つのバス705を通して、直接的または間接的に互いと通信し得る。
[0075]局メモリ720は、RAMおよび/またはROMを含み得る。局メモリ720は、実施されるとき、局プロセッサ710に、WLANプロトコルデータユニットの生成、送信、および/または復号を含む、ワイヤレス通信のために本明細書で説明される様々な機能を実行させる命令を包含するコンピュータ可読、コンピュータ実施可能ソフトウェアSWコード725を記憶し得る。代替的に、SWコード725は、局プロセッサ710によって直接的に実施可能でない場合があるが、(例えば、コンパイルおよび実行されたとき)局115−aに、本明細書で説明される機能を実行させ得る。
[0076]局プロセッサ710は、インテリジェントハードウェアデバイス、(例えば、CPU、マイクロコントローラ、ASIC、等)を含み得る。局プロセッサ710は、局トランシーバ740を通じて受信される情報を処理し得、および/または1つ以上の局アンテナ750を通じての送信のために局トランシーバ740に送られるべき情報を処理し得る。局プロセッサ710は、WLANプロトコルデータユニットを生成すること、送信すること、および/または復号することに関係する様々な態様を単独で、または、局ワイヤレス通信マネージャ420−eと関連して、処理し得る。
[0077]例えば、図1において例証されるように、局トランシーバ740は、局アンテナ750を介して、少なくとも1つのAP105と、双方向で通信し得る。局トランシーバ740は、少なくとも1つの送信機および少なくとも1つの別個の受信機として実装され得る。局トランシーバ740は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために1つ以上の局アンテナ750に提供し、局アンテナ750から受信されたパケットを復調するためのモデムを含み得る。局115−aは単一のアンテナを含み得るが、局115−aが複数の局アンテナ750を含み得る態様が存在し得る。
[0078]図1のWLAN100において例証されるように、局ワイヤレス通信マネージャ420−eは、APおよび/または他のデバイスとの通信を管理し得る。局ワイヤレス通信マネージャ420−eは、バス705を通して局115−aの他のコンポーネントのうちのいくつかまたは全てと通信する、局115−aのコンポーネントであり得る。代替的に、局ワイヤレス通信マネージャ420−eの機能性は、局トランシーバ740のコンポーネントとして、コンピュータプログラム製品として、および/または局プロセッサ710のコントローラ要素として実装し得る。
[0079]局115−aのコンポーネントは、図1−6に関して上記で論述された態様を実装し得、それらの態様は、本明細書において、簡潔さのために繰り返されないであろう。さらにまた、局115−aのコンポーネントは、図8−10に関して下記で論述される態様を実装し得、それらの態様は、本明細書において、簡潔さのために、また繰り返されないであろう。
[0080]図8は、本開示の様々な態様に従う、受信デバイスにおけるワイヤレス通信のための方法800の例を例証するフローチャートである。明確性のために、方法800は、図1および7を参照して説明されるAP105の態様、図1および6を参照して説明される局115の態様、または、図4および5を参照して説明される装置405の態様、を参照して以下で説明される。いくつかの例において、AP、局、および/または装置は、以下に説明される機能を実施するために、AP、局、および/または装置の要素を制御するためのコードのセットを実行する。追加的に、または代替的に、AP、局、および/または装置は、特殊用途ハードウェアを使用して、以下に説明される機能を実施し得る。
[0081]ブロック805において、方法800は、共用無線周波数スペクトル帯域を通して、第1のWLANプロトコルデータユニットの第1の物理層ヘッダを受信することを含む。物理層ヘッダは、少なくとも第1のBSS識別子および第1のデバイスAIDを含む。ブロック810において、フレーム内動作は、第1のBSS識別子および第1のデバイスAIDに少なくとも部分的に基づいて実行される。フレーム内動作は、電力節約動作または受信フィルタリング動作であり得る。ブロック805および810における動作は、例えば、図1、4、5、または6を参照して説明されるワイヤレス通信マネージャ420を使用して実行され得る。第1のWLANプロトコルデータユニットは、図2および3を参照して説明されるWLANプロトコルデータユニットの態様の例である。方法800は、単に1つの実装に過ぎず、方法800の動作は、他の実装が可能になるように、再配列、またはそうでない場合は修正され得ることに留意されたい。
[0082]図9は、本開示の様々な態様に従う、受信デバイスにおけるワイヤレス通信のための方法900の例を例示するフローチャートである。明確性のために、方法900は、図1または6を参照して説明される局115の、または、図4および5を参照して説明される装置405の態様を参照して以下で説明される。いくつかの例において、局および/または装置は、以下に説明される機能を実施するために、局および/または装置の要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加的に、または代替的に、局および/または装置は、特殊用途ハードウェアを使用して、以下に説明される機能を実施し得る。
[0083]ブロック905において、第1のWLANプロトコルデータユニットの第1の物理層ヘッダは、共用無線周波数スペクトル帯域を通して、受信される。物理層ヘッダは、少なくとも第1のBSS識別子および第1のデバイスAIDを含む。いくつかの例において、第1の物理層ヘッダを受信することは、第1のWLANシグナリングフィールドにおいて、第1のBSS識別子を受信すること、および第2のWLANシグナリングフィールドにおいて、第1のデバイスAIDを受信することを含む。第1のWLANシグナリングフィールドおよび第2のWLANシグナリングフィールドは、別々に符号化され得る。第1のデバイスAIDは、部分的BSSIDでXORされた、受信デバイスの部分的AID(例えば、第1のWLANプロトコルデータユニットの意図された局受信機の部分的AID)を含み得る。
[0084]ブロック910に進んで、(受信デバイスによって使用されるBSSを識別し得る)第2のBSS識別子は、第1のBSS識別子と比較される。ブロック915において、受信デバイスの第2のデバイスAIDは、第1のデバイスAIDと比較される。いくつかの実施形態において、プロセスは、ブロック920に進み、一方、いくつかの他の実施形態において、プロセスは、ブロック915からブロック925に直接進む。ブロック920において、ブロードキャスト/マルチキャストAIDは、第1のデバイスAIDと比較される。ブロック910、915、および/または920において実行される比較に少なくとも部分的に基づいて、ブロック925において、電力節約動作のようなフレーム内動作が実行される。電力節約動作を実行することは、第2のBSS識別子が第1のBSS識別子と合致すること、および第2のデバイスAIDが第1のデバイスAIDと合致しないことに、少なくとも部分的に基づいて、第1のWLANプロトコルデータユニットの残りに対して、電力節約モードに入ることを含み得る。いくつかの例において、電力節約モードに入ることはまた、ブロードキャスト/マルチキャストAIDが第1のデバイスAIDと合致しないことに、少なくとも部分的に基づき得る(すなわち、ブロードキャスト/マルチキャストAIDが第1のデバイスAIDと合致しないことは、電力節約モードに入る前の、他の条件に加えて、満たされるべき追加の条件であり得る)。ブロック905、910、915、920、および925における動作は、例えば、図1、4、5、または6を参照して説明されるワイヤレス通信マネージャ420を使用して実行され得る。第1のWLANプロトコルデータユニットは、図2および3を参照して説明されるWLANプロトコルデータユニットの態様の例である。方法900は、単に1つの実装に過ぎず、方法900の動作は、他の実装が可能になるように、再配列、またはそうでない場合は修正され得ることに留意されたい。
[0085]図10は、本開示の様々な態様に従う、受信デバイスにおけるワイヤレス通信のための方法1000の例を例証するフローチャートである。明確性のために、方法1000は、図1および7を参照して説明されるAP105の態様、図1および6を参照して説明される局115の態様、または図4および5を参照して説明される装置405の態様を参照して以下で説明される。いくつかの例において、AP、局、および/または装置は、以下に説明される機能を実行するために、AP、局、および/または装置の要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加的に、または代替的に、AP、局、および/または装置は、特殊用途ハードウェアを使用して、以下に説明される機能を実施する。
[0086]ブロック1005において、第1のWLANプロトコルデータユニットの第1の物理層ヘッダは、共用無線周波数スペクトル帯域を通して受信される。物理層ヘッダは、少なくとも第1のBSS識別子および第1のデバイスAIDを含む。いくつかの例において、第1の物理層ヘッダを受信することは、第1のWLANシグナリングフィールドにおいて、第1のBSS識別子を受信すること、および、第2のWLANシグナリングフィールドにおいて、第1のデバイスAIDを受信することを含む。第1のWLANシグナリングフィールドおよび第2のWLANシグナリングフィールドは、別々に符号化され得る。受信デバイスが局であるとき、第1のデバイスAIDは、部分的BSSIDでXORされた、局の部分的AID(例えば、第1のWLANプロトコルデータユニットの意図された局受信機の部分的AID)を含み得る。受信デバイスが、APであるとき、第1のデバイスAIDは、部分的BSSID(例えば、第1のWLANプロトコルデータユニットの意図されたAP受信機の部分的BSSID)を含み得る。
[0087]ブロック1010において、(受信デバイスによって使用されるBSSを識別する)第2のBSS識別子は、第1のBSS識別子と比較される。ブロック1015において、受信デバイスの第2のデバイスAIDは、第1のデバイスAIDと比較される。いくつかの実施形態において、プロセスは、ブロック1020に進み、一方、いくつかの他の実施形態において、プロセスは、ブロック1015からブロック1025に直接進む。 ブロック1020において、ブロードキャスト/マルチキャストAIDは、第1のデバイスAIDと比較される。
[0088]ブロック1025または1030において、方法1000は、ブロック1010、1015、および/または1020において実行される比較に少なくとも部分的に基づいて、受信フィルタリング動作のようなフレーム内動作を実行することを含み得る。ブロック1025において、受信フィルタリング動作を実行することは、第2のBSS識別子が第1のBSS識別子と合致しないことに、少なくとも部分的に基づいて、第1のWLANプロトコルデータユニットの復号を中止することを含み得る。ブロック1030において、受信フィルタリング動作を実行することは、第2のデバイスAIDが第1のデバイスAIDと合致しないことに少なくとも部分的に基づいて(および、いくつかのケースにおいて、第2のデバイスAIDが第1のデバイスAIDと合致しないこと、およびブロードキャスト/マルチキャストAIDが第1のデバイスAIDと合致しないことに少なくとも部分的に基づいて)、第1のWLANプロトコルデータユニットの復号を中止することを含み得る。
[0089]ブロック1035において、第1のWLANプロトコルデータユニットの送信の間中、および第1のWLANプロトコルデータユニットの復号の中止後、第2のWLANプロトコルデータユニットの第2の物理層ヘッダは、共用無線周波数スペクトル帯域を通して受信される。ブロック1005、1010、1015、1020、1025、1030、および1035における動作は、図1、4、5、または6を参照して説明されるワイヤレス通信マネージャ420を使用して実行され得る。第1のWLANプロトコルデータユニットは、図2および3を参照して説明されるWLANプロトコルデータユニットの態様の例であり得る。方法1000は、単に1つの実装に過ぎず、方法1000の動作は、他の実装が可能になるように、再配列、またはそうでない場合は修正され得ることに留意されたい。
[0090]図8、9、および/または10を参照して説明される方法800、900、および/または1000の態様は、結合され得る。
[0091]添付された図面に関連して上述された詳細な説明は、例を説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内にある全ての例を表してはいない。用語「例」および「例示的」は、この説明中で使用されるとき、「例、事例、または例証としての役割を果たす」ことを意味し、「好ましい」または「他の例に対して有利である」ことを意味しない。詳細な説明は、記載された技法の理解を提供することを目的とした特定の詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの特定の詳細なしに実施され得る。いくつかの事例において、良く知られている構造および装置は、説明された例の概念を曖昧にすることを避けるために、ブロック図形式で指し示される。
[0092]情報と信号が様々な異なる技術と技法のうちのいずれかを使用して表され得る。例えば、上記の説明全体を通して参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または粒子、光電場または光粒子、またはこれらの任意の組み合わせによって表され得る。
[0093]本明細書における開示に関連して説明される様々な例証的なブロックおよびコンポーネントは、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは本明細書において説明される機能を実行するように設計されたそれらの任意の組み合わせを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、その代わりに、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した少なくとも1つのマイクロプロセッサ、またはその他任意のこのような構成として実装され得る。
[0094]本明細書で説明される機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせにおいて実装され得る。プロセッサによって実施されるソフトウェア中で実現される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上で、命令またはコードとして記憶または送信され得る。他の例および実装は、本開示および添付された特許請求の範囲内にある。例えば、ソフトウェアの性質に起因して、上述された機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハード配線、またはこれらのうちのいずれかの組み合わせを使用して実装されることができる。機能を実装する特徴はまた、様々な位置において物理的に配置されることがあり得、それは、機能の部分が異なる物理的な位置において実装されるように分配されることを含む。特許請求の範囲を含めて、本明細書において使用される場合、用語「および/または」は、2つ以上の項目のリスト中で使用されるとき、リストされた項目のうちのいずれか1つが単独で用いられることができる、またはリストされた項目のうちの2つ以上の任意の組み合わせが用いられることができることを意味する。例えば、ある構成が、コンポーネントA、B、および/またはCを包含するものとして説明されている場合、その構成は、Aだけ、Bだけ、Cだけ、AとBの組み合わせ、AとCの組み合わせ、BとCの組み合わせ、またはAとBとCの組み合わせを包含することができる。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書において使用される場合、項目のリスト(例えば、「〜のうちの少なくとも1つ」のようなフレーズで始まる項目のリスト)中で使用される「または」は、例えば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」のリストが、A、B、C、AとB、AとC、BとC、AとBとC(すなわち、A、B、およびC)を意味するような、選言的なリストを示す。
[0095]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含むコンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。記憶媒体は、汎用または特殊用途コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、フラッシュメモリ、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶デバイス、磁気ディスク記憶デバイスまたは他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用されることができ、汎用または特殊用途コンピュータ、もしくは汎用または特殊用途プロセッサによってアクセスされることができる任意の他の媒体を備えることができる。また、任意の接続は、コンピュータ可読媒体と適切に称される。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイトから、サーバから、あるいは同軸ケーブル、ファイバ光ケーブル、ツイストペア、デジタル加入者ライン(DSL)、または赤外線、無線、マイクロ波のようなワイヤレス技術を使用している他の遠隔ソースから送信された場合、同軸ケーブル、ファイバ光ケーブル、ツイストペア、DSL、あるいは赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、ここで使用される場合、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルーレイ(Blu−ray(登録商標))ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常、磁気的にデータを再生するが、ディスク(disc)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせはまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0096]本開示の先の説明は、本開示を製造または使用することを当業者に可能にさせるために提供されている。本開示に対する様々な変更は、当業者にとって容易に明らかであろう、また、本明細書において定義される一般的な原理は、本開示の範囲または精神から逸脱することなく他の変更に適用され得る。この開示全体を通じて、用語「例」または「例示的」は、例または事例を示し、言及された例についてのいかなる選好も暗示または必要とはしない。このことから、本開示は、本明細書に説明される例および設計に限定されるべきではなく、本明細書に開示された原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲が付与されるべきである。

Claims (30)

  1. 受信デバイスにおけるワイヤレス通信のための方法であって、
    共用無線周波数スペクトル帯域を通して、第1のワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)プロトコルデータユニットの第1の物理層ヘッダを受信することと、前記第1の物理層ヘッダは、少なくとも、第1の基本サービスセット(BSS)識別子および第1のデバイス関連識別子(AID)を備え、
    前記第1のBSS識別子および前記第1のデバイスAIDに少なくとも部分的に基づいて、電力節約動作および受信フィルタリング動作から成るグループより選択されたフレーム内動作を実行することとを備える、方法。
  2. 第2のBSS識別子を、前記第1のBSS識別子と比較することと、前記第2のBSS識別子は、前記受信デバイスによって使用されるBSSを識別しており、
    前記受信デバイスの第2のデバイスAIDを、前記第1のデバイスAIDと比較することとをさらに備え、
    ここにおいて、前記フレーム内動作が、前記比較に少なくとも部分的に基づいて実行される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記フレーム内動作は、前記電力節約動作を備え、前記電力節約動作を実行することは、前記第2のBSS識別子が前記第1のBSS識別子と合致すること、および前記第2のデバイスAIDが前記第1のデバイスAIDと合致しないことに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの残りに対して、電力節約モードに入ることを備える、請求項2に記載の方法。
  4. ブロードキャスト/マルチキャストAIDを、前記第1のデバイスAIDと比較することをさらに備え、
    ここにおいて、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの前記残りに対して、前記電力節約モードに入ることは、さらに、前記ブロードキャスト/マルチキャストAIDが前記第1のデバイスAIDと合致しないことに、少なくとも部分的に基づく、請求項3に記載の方法。
  5. 前記フレーム内動作は、受信フィルタリング動作を備え、前記受信フィルタリング動作を実行することは、
    前記第2のBSS識別子が前記第1のBSS識別子と合致しないことに、少なくとも部分的に基づいて、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの復号を中止することと、
    前記第2のデバイスAIDが前記第1のデバイスAIDと合致しないことに、少なくとも部分的に基づいて、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの前記復号を中止することとを備える、請求項2に記載の方法。
  6. 前記共用無線周波数スペクトル帯域を通して、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの送信の間、および前記第1のWLANプロトコルデータユニットの前記復号の中止後、第2のWLANプロトコルデータユニットの第2の物理層ヘッダを受信すること、をさらに備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記フレーム内動作は、受信フィルタリング動作を備え、方法は、
    ブロードキャスト/マルチキャストAIDを、前記第1のデバイスAIDと比較することをさらに備え、ここにおいて、前記受信フィルタリング動作を実行することは、
    前記第2のBSS識別子が前記第1のBSS識別子と合致しないことに、少なくとも部分的に基づいて、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの復号を中止することと、
    前記第2のデバイスAIDが前記第1のデバイスAIDと合致しないこと、および前記ブロードキャスト/マルチキャストAIDが前記第1のデバイスAIDと合致しないことに、少なくとも部分的に基づいて、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの前記復号を中止することとを備える、請求項2に記載の方法。
  8. 前記第1のデバイスAIDは、部分的基本サービスセット識別子(BSSID)で排他的ORされた(XORされた)、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの意図された局受信者の部分的AIDを備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第1のデバイスAIDは、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの意図されたアクセスポイント(AP)受信者の部分的BSSIDを備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第1の物理層ヘッダを受信することは、
    第1のWLANシグナリングフィールドにおいて前記第1のBSS識別子を受信することと、
    第2のWLANシグナリングフィールドにおいて前記第1のデバイスAIDを受信することと、
    ここにおいて、前記第1のWLANシグナリングフィールドおよび前記第2のWLANシグナリングフィールドは、別々に符号化される、を備える、請求項1に記載の方法。
  11. 受信デバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、
    共用無線周波数スペクトル帯域を通して、第1のワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)プロトコルデータユニットの第1の物理層ヘッダを受信するための物理層ヘッダプロセッサと、前記第1の物理層ヘッダは、少なくとも、第1の基本サービスセット(BSS)識別子および第1のデバイス関連識別子(AID)を備え、
    前記第1のBSS識別子および前記第1のデバイスAIDに少なくとも部分的に基づいて、電力節約動作および受信フィルタリング動作から成るグループより選択されたフレーム内動作を実行するためのフレーム内動作マネージャとを備える、装置。
  12. 第2のBSS識別子を、前記第1のBSS識別子と比較するためのBSS識別器と、前記第2のBSS識別子は、前記受信デバイスによって使用されるBSSを識別しており、
    前記受信デバイスの第2のデバイスAIDを、前記第1のデバイスAIDと比較するためのデバイス識別器とをさらに備え、
    ここにおいて、前記比較に少なくとも部分的に基づいて、前記フレーム内動作マネージャが、前記フレーム内動作を実行する、請求項11に記載の装置。
  13. 前記フレーム内動作は、前記電力節約動作を備え、前記第2のBSS識別子が前記第1のBSS識別子と合致すること、および前記第2のデバイスAIDが前記第1のデバイスAIDと合致しないことに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの残りに対して、電力節約モードに入ることによって、前記フレーム内動作マネージャは、前記電力節約動作を実行する、請求項12に記載の装置。
  14. ブロードキャスト/マルチキャストAIDを、前記第1のデバイスAIDと比較するためのブロードキャスト/マルチキャスト識別器をさらに備え、
    ここにおいて、前記ブロードキャスト/マルチキャストAIDが前記第1のデバイスAIDと合致しないことに、少なくとも部分的に基づいて、前記フレーム内動作マネージャは、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの前記残りに対して、前記電力節約モードに入る、請求項13に記載の装置。
  15. 前記フレーム内動作は、受信フィルタリング動作を備え、
    前記第2のBSS識別子が前記第1のBSS識別子と合致しないことに、少なくとも部分的に基づいて、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの復号を中止することと、
    前記第2のデバイスAIDが前記第1のデバイスAIDと合致しないことに、少なくとも部分的に基づいて、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの前記復号を中止することとによって、前記フレーム内動作マネージャは、前記受信フィルタリング動作を実行する、請求項12に記載の装置。
  16. 前記物理層ヘッダプロセッサは、前記共用無線周波数スペクトル帯域を通して、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの送信の間、および前記第1のWLANプロトコルデータユニットの前記復号の中止後、第2のWLANプロトコルデータユニットの第2の物理層ヘッダを受信する、請求項15に記載の装置。
  17. 前記フレーム内動作は、受信フィルタリング動作を備え、前記装置は、
    ブロードキャスト/マルチキャストAIDを、前記第1のデバイスAIDと比較するためのブロードキャスト/マルチキャスト識別器をさらに備え、ここにおいて、
    前記第2のBSS識別子が前記第1のBSS識別子と合致しないことに、少なくとも部分的に基づいて、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの復号を中止することと、
    前記第2のデバイスAIDが前記第1のデバイスAIDと合致しないこと、および前記ブロードキャスト/マルチキャストAIDが前記第1のデバイスAIDと合致しないことに、少なくとも部分的に基づいて、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの前記復号を中止することとによって、前記フレーム内動作マネージャは、前記受信フィルタリング動作を実行する、請求項12に記載の装置。
  18. 前記第1のデバイスAIDは、部分的基本サービスセット識別子(BSSID)で排他的ORされた(XORされた)、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの意図された局受信者の部分的AIDを備える、請求項11に記載の装置。
  19. 前記第1のデバイスAIDは、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの意図されたアクセスポイント(AP)受信者の部分的BSSIDを備える、請求項11に記載の装置。
  20. 第1のWLANシグナリングフィールドにおいて前記第1のBSS識別子を受信することと、
    第2のWLANシグナリングフィールドにおいて前記第1のデバイスAIDを受信することと、
    ここにおいて、前記第1のWLANシグナリングフィールドおよび前記第2のWLANシグナリングフィールドは、別々に符号化される、によって、前記物理層ヘッダプロセッサは、前記第1の物理層ヘッダを受信する、請求項11に記載の装置。
  21. 受信デバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、
    共用無線周波数スペクトル帯域を通して、第1のワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)プロトコルデータユニットの第1の物理層ヘッダを受信するための手段と、前記第1の物理層ヘッダは、少なくとも、第1の基本サービスセット(BSS)識別子および第1のデバイス関連識別子(AID)を備え、
    前記第1のBSS識別子および前記第1のデバイスAIDに少なくとも部分的に基づいて、電力節約動作および受信フィルタリング動作から成るグループより選択されたフレーム内動作を実行するための手段とを備える、装置。
  22. 第2のBSS識別子を、前記第1のBSS識別子と比較するための手段と、前記第2のBSS識別子は、前記受信デバイスによって使用されるBSSを識別しており、
    前記受信デバイスの第2のデバイスAIDを、前記第1のデバイスAIDと比較するための手段とをさらに備え、
    ここにおいて、前記フレーム内動作が、前記比較に少なくとも部分的に基づいて実行される、請求項21に記載の装置。
  23. 前記フレーム内動作は、前記電力節約動作を備え、前記電力節約動作を実行するための手段は、前記第2のBSS識別子が前記第1のBSS識別子と合致すること、および前記第2のデバイスAIDが前記第1のデバイスAIDと合致しないことに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの残りに対して、電力節約モードに入るための手段を備える、請求項22に記載の装置。
  24. ブロードキャスト/マルチキャストAIDを、前記第1のデバイスAIDと比較するための手段をさらに備え、
    ここにおいて、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの前記残りに対して、前記電力節約モードに入ることは、さらに、前記ブロードキャスト/マルチキャストAIDが前記第1のデバイスAIDと合致しないことに、少なくとも部分的に基づく、請求項23に記載の装置。
  25. 前記フレーム内動作は、受信フィルタリング動作を備え、前記受信フィルタリング動作を実行するための手段は、
    前記第2のBSS識別子が前記第1のBSS識別子と合致しないことに、少なくとも部分的に基づいて、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの復号を中止するための手段と、
    前記第2のデバイスAIDが前記第1のデバイスAIDと合致しないことに、少なくとも部分的に基づいて、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの前記復号を中止するための手段とを備える、請求項22に記載の装置。
  26. 前記フレーム内動作は、受信フィルタリング動作を備え、前記装置は、
    ブロードキャスト/マルチキャストAIDを、前記第1のデバイスAIDと比較するための手段をさらに備え、ここにおいて、前記受信フィルタリング動作を実行することは、
    前記第2のBSS識別子が前記第1のBSS識別子と合致しないことに、少なくとも部分的に基づいて、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの復号を中止するための手段と、
    前記第2のデバイスAIDが前記第1のデバイスAIDと合致しないこと、および前記ブロードキャスト/マルチキャストAIDが前記第1のデバイスAIDと合致しないことに、少なくとも部分的に基づいて、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの前記復号を中止するための手段とを備える、請求項22に記載の装置。
  27. 前記第1のデバイスAIDは、部分的基本サービスセット識別子(BSSID)で排他的ORされた(XORされた)前記第1のWLANプロトコルデータユニットの意図された局受信者の部分的AIDを備える、請求項21に記載の装置。
  28. 前記第1のデバイスAIDは、前記第1のWLANプロトコルデータユニットの意図されたアクセスポイント(AP)受信者の部分的BSSIDを備える、請求項21に記載の装置。
  29. 受信デバイスにおいて、ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードは、前記受信デバイスに、
    共用無線周波数スペクトル帯域を通して、第1のワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)プロトコルデータユニットの第1の物理層ヘッダを受信させ、前記第1の物理層ヘッダは、少なくとも、第1の基本サービスセット(BSS)識別子および第1のデバイス関連識別子(AID)を備え、
    前記第1のBSS識別子および前記第1のデバイスAIDに少なくとも部分的に基づいて、電力節約動作および受信フィルタリング動作から成るグループより選択されたフレーム内動作を実行させるように実施可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
  30. 非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードは、前記受信デバイスに、
    第2のBSS識別子を、前記第1のBSS識別子と比較させ、前記第2のBSS識別子は、前記受信デバイスによって使用されるBSSを識別しており、
    前記受信デバイスの第2のデバイスAIDを、前記第1のデバイスAIDと比較させるように実施可能な命令をさらに備え、
    ここにおいて、前記フレーム内動作が、前記比較に少なくとも部分的に基づいて実行される、請求項29に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
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