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JP2018510687A - 発話バルブアセンブリ及び気管切開チューブアセンブリ - Google Patents

発話バルブアセンブリ及び気管切開チューブアセンブリ Download PDF

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JP2018510687A JP2017545923A JP2017545923A JP2018510687A JP 2018510687 A JP2018510687 A JP 2018510687A JP 2017545923 A JP2017545923 A JP 2017545923A JP 2017545923 A JP2017545923 A JP 2017545923A JP 2018510687 A JP2018510687 A JP 2018510687A
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Abstract

気管切開チューブ1の装置側端部13に装着する発話バルブアセンブリ2,200は、吸気を可能にするが呼気を阻止する一方向バルブ23,236を有する。アセンブリは、さらに、通常の呼吸及び発声中には閉じた状態に留まるが、アセンブリ内における圧力が通常レベルを超えて上昇するとき開く圧力放出構成を有する。1つの構成において、圧力放出構成は、ボール32を有するボールバルブ30の形式をとり、ボール32は過剰圧力によって開口部31から持ち上がって離れするが圧力が減少するとき落下して戻り、開口部を塞ぐ。代替的圧力構成は、通常、アセンブリのハウジング220における通気開孔223をカバーする摺動可能なカラー226を有する。アセンブリ内の圧力が通常レベルを超えて上昇するとき、カラー226は押し出されて通気開孔223を露出させ、空気を逃がすことができる。【選択図】図2

Description

本発明は、気管切開チューブの装置側端部に装着し得る患者側端部を有する種類の発話バルブアセンブリであって、前記アセンブリの装置側端部近傍に配置される第1バルブを有し、前記第1バルブは、通常閉じているが、患者の吸気中に前記アセンブリの患者側端部における減少した圧力によって開き、前記第1バルブを経て前記アセンブリの患者側端部にガスが流入できる、発話バルブアセンブリに関する。
気管切開チューブは手術中及び手術後に患者に換気させるのに使用される。患者が回復し始めるにつれて、患者にはチューブを完全に取り外す前にチューブを通しての呼吸を徐々に止めるのが好ましい。さらに、患者が発話できるようにするためには、患者によって呼気される空気の少なくとも一部が気管切開チューブを通って上昇して、チューブの装置側端部から流出するのではなく声帯に流れるのを可能にする必要がある。これら双方の目的は、チューブにおける封止カフを収縮又は部分的に収縮させることによって達成することができる。代案として、側壁に1個又はそれ以上の小開口を有する有窓気管切開チューブを使用することができ、患者の呼吸の少なくとも一部がこれら開口を通過し、また気管切開チューブの装置側端部からではなく鼻又は口を経由できるようにする。患者が発話することを必要とするとき、発話バルブ(speaking valve)をチューブの装置側端部に装着するのが一般的な方法である。発話バルブは、このバルブを通して患者が空気を吸引できるが、このバルブから流出するのを阻止又は制限し、これにより代わりにチューブの窓を経由して、又は収縮した封止カフを有するチューブ外側面周りから喉頭に流れるようにする一方向バルブを有する。例えば、発話バルブの例としては、特許文献1〜9(米国特許第4325366号、英国特許第2164424号、同第2214089号、同第2313317号、欧州特許第78685号、同第214243号、同第18461号、独国特許第2505123号、同第3503874号)に記載されているものがある。
封止カフが不慮に収縮しない場合、窓のない気管切開チューブに発話バルブを使用するときに問題が生じ、これはすなわち、患者から吐かれた呼気の経路がないからである。このことは患者の窒息を招く恐れがある。特許文献10及び11(国際公開第2016/016598号(PCT/GB2015/000212)及び国際公開第2016/038323号(PCT/GB2015/000224))はこの問題に対処する代替的構成を提案している。
米国特許第4325366号明細書 英国特許第2164424号明細書 英国特許第2214089号明細書 英国特許第2313317号明細書 欧州特許第78685号明細書 欧州特許第214243号明細書 欧州特許第18461号明細書 独国特許第2505123号明細書 独国特許第3503874号明細書 国際公開第2016/016598号パンフレット 国際公開第2016/038323号パンフレット
本発明の目的は、従来型にとって代わる発話バルブアセンブリ及びこのような発話バルブアセンブリを有する気管切開チューブを得るにある。
本発明の第1態様によれば、先に特定した種類の発話バルブアセンブリを提供し、本発明発話バルブアセンブリは、さらに、前記第1バルブと前記アセンブリの患者側端部との間に配置される圧力逃がし構成を有し、前記圧力逃がし構成は、平素閉鎖してガスが前記圧力逃がし構成から逃げるのを阻止するが、前記アセンブリ内の圧力が通常の呼気及び発声中に見られるレベルよりも高く上昇するときに開いてガスを逃がすことができるようになる、ことを特徴とする。
前記圧力逃がし構成のデバイスは、ボールバルブを有することができる。前記ボールバルブは、該バルブの壁における円形の開口と、前記開口に係合して封止するよう構成された球形のボールと、該バルブに取り付けられて前記開口及びボールを包囲するケージとを有し、前記ボールは、前記バルブ内の圧力によって前記開口から離れる移動をすることができ、また該圧力が低下すると前記開口に戻るよう落下できる。
代案として、前記圧力逃がし構成のデバイスは、摺動可能な圧力逃がし部材であって、前記バルブアセンブリ内の圧力が通常の呼気及び発声中に見られるレベルよりも高く上昇することによって、通気口をカバーする第1位置から前記通気口が露出してガスが前記アセンブリから前記通気口経由で逃げることを可能にする第2位置に移動可能である、該圧力逃がし部材を有することができる。前記圧力逃がし部材は、好適には、圧力が前記上昇した圧力以下に低下するとき、前記上昇した圧力後に生ずる前記第2位置に留まるよう構成される。前記通気口は、前記アセンブリの前記ハウジング周りに互いに離間した複数個の開孔によって設けられ、また前記圧力逃がし部材は、前記ハウジングに沿って前記開孔上を摺動可能である円筒形のカラーによって設けられるものとすることができる。前記開孔は、細長であり、また前記ハウジングの軸線に対して角度をなして傾斜するものであり得る。前記第1バルブは、好適には、前記円筒形のカラーに備え付けられる。前記摺動可能なカラーは、前記第1位置にあるとき前記ハウジング内に隠れ、前記第2位置にあるとき外部から見えるようになる外面領域を有することができる。前記外面領域は、好適には、前記発話バルブアセンブリの外部から見える目立つマーク付けをされているものであり得る。
本発明の他の態様によれば、気管切開チューブと、該チューブの前記装置側端部に装着される本発明の上述した第1態様による発話バルブアセンブリとを備える、気管切開チューブアセンブリを提供する。
本発明による2つの異なる形式の発話バルブアセンブリを有する気管切開チューブを、添付図面につき例として以下に説明する。
気管切開チューブ及び第1形式の発話バルブアセンブリの斜視図である。 気管切開チューブの装置側端部及び発話バルブアセンブリの、通常吸気中における拡大縦断面図である。 気管切開チューブの装置側端部及び発話バルブアセンブリの、通常呼気が阻止されるときの拡大縦断面図である。 代替的第2形式の発話バルブアセンブリの通常状態にある拡大斜視図である。 第2形式の発話バルブアセンブリの通常状態にある拡大縦断面図である。 第2形式の発話バルブアセンブリの換気状態における拡大斜視図である。 第2形式の発話バルブアセンブリの換気状態における拡大断面図である。
先ず図1及び2につき説明すると、アセンブリは、気管切開チューブ1及びチューブの装置側端部3に装着した第1形式の発話バルブ2を備える。
気管切開チューブ1は、プラスチック材料製で円形断面を有する湾曲したシャフト10を有する。チューブは患者側端部11からネックフランジ12及び普通の15mm雄形テーパ付き種類の装置側端部継手部13に延在する。膨張可能カフ14の形式とした封止部材が患者側端部11近傍を包囲し、カフの内部はパイロットバルーン16の形式とした膨張インジケータ、及び装置側端部における封止バルブ17を有する膨張ライン15に連通する。チューブ1は、さらに、チューブ長さの半分くらいにあって、使用にあたり封止カフ14上方で気管に位置する場所に数個の開口又は窓18を有する。
発話バルブアセンブリ2は外側ハウジング20を有する円筒形形状である。ハウジング20は、装置側端部22を側方に横切るよう延在する支持ビーム21を有し、この支持ビーム21は、該ビームの患者側側面で薄膜フラップバルブ23の中心を支持する。フラップバルブ23は、通常環状封止着座部24に平坦に当接し、呼気中にバルブ周りから流出するいかなる空気フローもほぼ阻止する。患者が息を吸い込むとき、ハウジング20内の圧力が低下し、図2に破線で示すように薄膜23の外端縁を着座部24から持ち上がらせ、これにより、空気がバルブアセンブリ2を通って装置側端部22から患者側端部26に、またこの患者側端部26からチューブ1の内部を経由して患者に流入することができる。ハウジング20の患者側端部26は、気管切開チューブ1の装置側端部継手部13の外面に封止嵌合する形状の雌形テーパ付き内面27を有する。
発話バルブアセンブリ2は、フラップバルブ23とハウジング20の患者側端部26とのに圧力放出デバイス30を有する点で従来型発話バルブと異なる。圧力放出デバイス30の目的は、ハウジング20の内側で圧力が通常呼気中に見られるレベルよりも高く上昇するとき発話バルブアセンブリ2から空気を大気に流出できるようにすることである。この実施例において、圧力放出デバイス30は、平素閉じているが、所定レベルより高い圧力によって開くボールバルブの形式である。ボールバルブ30は、ハウジング20の壁における上側の側面で截頭円錐形輪郭の円形の開口31を有する。開口31の直径より僅かに大きい直径を有する中実球形のボール32が開口に着座して開口を封鎖する。ケージ33を開口31及びボール32の周りでハウジング20に取り付け、垂線に対してハウジング20の装置側端部22に向かって約30゜の角度をなすよう傾斜して取り付ける。ケージ33の寸法は、ボール32が開口31から離れる変位をし、また開口に戻るよう落下できるような寸法にする。
通常の呼吸中、チューブ1を発話バルブアセンブリ2なしで使用するとき、内部カニューレ(図示せず)を装置側端部3からチューブ内に窓18を越して窓18をカバーするよう挿入することによって、窓18は閉鎖される。このようにして、空気は、吸気中にチューブ1内に装置側端部3から流入し、また患者側端部11から流出する。呼気中空気は、逆方向に患者側端部11から流入し、また装置側端部3から流出する。患者が発話したいとき、内部カニューレを取り外し、また発話バルブアセンブリ2をチューブの装置側端部継手部13に差し込む。発話バルブアセンブリ2は、患者がフラップバルブ23経由でかなり自由に吸気できるようにする。発話バルブアセンブリ2は、しかし、アセンブリ経由の通常呼気は阻止し、これはすなわち、フラップバルブ23は、ハウジング20内の上昇した圧力によって閉鎖されるからであり、またハウジング内圧力がボールを持ち上げて開口31を開くには不十分であるようボール32の質量を選択するからである。その代わりに、吐かれた空気は窓18経由でチューブ1から流出し、気管に沿って上方に声帯まで上昇し、これにより患者は発話することができる。
しかし、従来型発話バルブアセンブリは、患者の吸気を可能にするが呼気は阻止する場合がある。例えば、発話バルブは何らの窓も持たないチューブに装着する場合がある。このことは、チューブが何らの封止カフをも持たない場合、患者はチューブの外側面周りに呼気できるため、発話を行うことができる。代案として、封止カフを有するチューブにバルブを安全に装着することができ、この場合、発話を行う前にカフを完全に収縮させる。しかし、当然のことながら、臨床スタッフが封止カフを完全に収縮させることを確実にしない場合、従来型発話バルブアセンブリを無窓チューブで使用すると、危険な事態を引き起こす可能性がある。これに比べると、本発明による発話バルブアセンブリは、ボールバルブ30を経由するような安全バイパス経路を設けることによってこの問題を回避する。ボールバルブ30は、ボール32の質量を適切に選択することによって、ハウジング20内のガス圧が通常の呼気及び発話中に見られるレベルよりも高く上昇するとき、開口31を有する封止構成から持ち上がって離れるよう構成する(図3参照)。患者が再び息を吸い込むとき、ハウジング20内の圧力は低下し、ボール32が重力によって落下して戻り、また開口31に再着座する。この構成は、ケージ33内のボール32の交互運動が直近にいる臨床医にとって極めてはっきりと見え、何らかの異常がある場合の明確なアラーム信号となるため有利である。ケージ33内で移動するボール32のカラカラと鳴るノイズは、警報感を高める。ボール32及びケージ33を適切に選択することによって、ノイズを大きくすることができる。
発話バルブアセンブリ200の代替的第2実施形態を以下図4〜7につき説明する。発話バルブアセンブリは、テーパ付き内面221を持つ外側ハウジング220を有する円筒形形状であり、テーパ付き内面221の患者側端部は、チューブ1の装置側端部継手部13確実に嵌合する形状を有する。その反対側でハウジング220の装置側端部222近傍には、ハウジング周りに配列した数個の通気開孔又は開口223によるリングを有する。1個以上の通気開孔は任意に数にすることができるが、代表的にはハウジング220周りに互いに等間隔離れる約8個の開孔を存在させる。図示の開孔223は、端部を丸めた短く細長い溝孔の形式とし、これら溝孔はハウジング220の軸線に対して約60゜の角度で傾斜させる。他の形状の開孔を使用することができる。
発話バルブアセンブリ200は、さらに、カラー226を有する別個のサブアセンブリ225を有し、カラー226の患者側端部は外方に突出する封止リップ227を有する。バルブアセンブリ20の通常状態では、カラー226はハウジング220の内部に突入し、封止リップ227が開孔223の患者側でハウジングの内側面に係合し、これら開孔は覆われて閉鎖される。通気開孔223及びカラー226はともに圧力逃がし構成をなす。サブアセンブリ225は装置側端部で拡大してリング部分228を形成し、このリング部分及びカラー226は、この両者間に段差229を画定する。段差229は、カラー226の外面227に対して摺動封止を生ずるハウジング220の装置側端部における内方突出リップ230の端面に衝合する。交差桁231を段差229と同一平面状にしてサブアセンブリ225を横切って直径方向に延在させる。バルブキャップ232をリング状部分の外側面に装着する。バルブキャップ232は中心開孔233を有し、この中心開孔233を横切って横方向支持ビーム234を延在させる。支持ビーム234は、桁231の後面に位置し、ビームの患者側で薄膜フラップバルブ236の中心を支持する前方突出中心ペグ235を有する。フラップバルブ236は、平素キャップ232の内側における環状封止着座部237に平坦に当接して、呼気中にバルブ周りにおけるいかなる空気の流れもほぼ阻止する。患者が息を吸い込むとき、アセンブリ200内側の圧力が低下し、薄膜236の外端縁を持ち上げて着座部237から離れさせ、空気がバルブアセンブリ200経由で装置側端部238から患者側端部239へ、またこの患者側端部からチューブ1の内部経由で患者に流入するのを可能にする。
サブアセンブリ225及び通気開口223は、フラップバルブ236とハウジング220の患者側端部239との間における圧力放出デバイスとして作用する。発話バルブアセンブリ200内側の呼気圧力が通常呼気及び発声中に見られるレベルよりも高く上昇する場合、フラップバルブ236は強制的に閉じられ、またサブアセンブリ225が図6〜7に示すように、ハウジング220に対して外方に強制移動させるのに十分な程度に上昇する。カラー226の患者側端部におけるリップ227が通気開孔223上で移動し始めると即座に呼気がハウジング220内から大気に漏れ始める。開孔223の傾斜形状は、リップ227によって漸増的にのみ開孔223を露出させる。通気開口223を開放するのに必要な圧力は、サブアセンブリ225とハウジング220との間における摩擦を適切に選択することによって閉鎖される。サブアセンブリ225は、サブアセンブリとハウジング220との間における摩擦によって、この伸展した通気位置に留まる。この位置において、患者は通気開口223経由で呼気及び吸気の双方を自由に行うことができる。平素はハウジング220内の後退位置に隠れているカラー226の外面228には、例えば明るい赤に着色することによる目立ったマーク付けをする。この構成により、臨床スタッフは発話バルブアセンブリ200が伸展した状態に移動しており、患者が呼気に困難をきたしていることに即座に気付くことを確実にする。患者が再び息を吸い込むとき、ハウジング220内の圧力が低下するものの、サブアセンブリ225が伸展した状態に留まり、これにより臨床スタッフに問題が発生していることの警告を与える。
圧力逃がしデバイスを上述した2つの構成のうち1つによって設けることは重要でない。その代わり、代替的圧力逃がしバルブを使用することができ、例えば、ボールの質量に作用する重力に依存する以外のばねによって作動するバルブ素子を有するものとすることができる。
1 気管切開チューブ
2 発話バルブアセンブリ
3 装置側端部
10 シャフト
11 チューブの患者側端部
12 ネックフランジ
13 チューブの装置側端部継手部
14 膨張可能カフ
15 膨張ライン
16 パイロットバルーン
17 封止バルブ
18 開口又は窓
20 外側ハウジング
21 支持ビーム
22 ハウジングの装置側端部
23 薄膜フラップバルブ
24 着座部
26 ハウジングの患者側端部
27 雌形テーパ付き内面
30 圧力放出デバイス
31 開口
32 ボール
33 ケージ
200 発話バルブアセンブリ
220 外側ハウジング
221 テーパ付き内面
222 ハウジングの装置側端部
223 通気開孔又は開口
225 サブアセンブリ
226 カラー
227 封止リップ
228 リング部分
229 段差
230 内方突出リップ
231 交差桁
232 バルブキャップ
234 横方向支持ビーム
235 前方突出中心ペグ
236 薄膜フラップバルブ
237 環状封止着座部
238 装置側端部
239 患者側端部




Claims (11)

  1. 気管切開チューブ(1)の装置側端部(13)に装着し得る患者側端部(26,239)を有する発話バルブアセンブリ(2,200)であって、前記アセンブリ(2,200)の装置側端部近傍に配置される第1バルブ(23,236)を有し、前記第1バルブは、通常閉じているが、患者の吸気中に前記アセンブリの患者側端部(26,239)における減少した圧力によって開き、前記第1バルブを経て前記アセンブリの患者側端部にガスが流入できる、前記発話バルブアセンブリ(2,200)において、前記アセンブリは、さらに、前記第1バルブ(23,236)と前記アセンブリの患者側端部(26,239)との間に配置される圧力逃がし構成(30,223,226)を有し、前記圧力逃がし構成(30,223,226)は、平素閉鎖してガスが前記圧力逃がし構成から逃げるのを阻止するが、前記アセンブリ(2,200)内の圧力が通常の呼気及び発声中に見られるレベルよりも高く上昇するときに開いてガスを逃がすことができるようになる、ことを特徴とする発話バルブアセンブリ。
  2. 請求項1記載の発話バルブアセンブリ(2)において、前記圧力逃がし構成のデバイスは、ボールバルブ(30)を有する、ことを特徴とする発話バルブアセンブリ。
  3. 請求項2記載の発話バルブアセンブリ(2)において、前記ボールバルブ(30)は、該バルブの壁における円形の開口(31)と、前記開口(31)に係合して封止するよう構成された球形のボール(32)と、該バルブに取り付けられて前記開口(31)及びボール(32)を包囲するケージ(33)とを有し、前記ボールは、前記バルブ内の圧力によって前記開口から離れる移動をすることができ、また該圧力が低下すると前記開口に戻るよう落下できる、ことを特徴とする発話バルブアセンブリ。
  4. 請求項1記載の発話バルブアセンブリ(200)において、前記圧力逃がし構成のデバイスは、摺動可能な圧力逃がし部材(226)であって、前記バルブアセンブリ(200)内の圧力が通常の呼気及び発声中に見られるレベルよりも高く上昇することによって、通気口(223)をカバーする第1位置から前記通気口(223)が露出してガスが前記アセンブリ(200)から前記通気口(223)経由で逃げることを可能にする第2位置に移動可能である、該圧力逃がし部材(226)を有する、ことを特徴とする発話バルブアセンブリ。
  5. 請求項4記載の発話バルブアセンブリ(200)において、前記圧力逃がし部材(226)は、圧力が前記上昇した圧力以下に低下するとき、前記上昇した圧力後に生ずる前記第2位置に留まるよう構成されている、ことを特徴とする発話バルブアセンブリ。
  6. 請求項4又は5記載の発話バルブアセンブリ(200)において、前記通気口は、前記アセンブリの前記ハウジング(220)周りに互いに離間した複数個の開孔(223)によって設けられ、また前記圧力逃がし部材は、前記ハウジング(220)に沿って前記開孔(223)上を摺動可能である円筒形のカラー(226)によって設けられる、ことを特徴とする発話バルブアセンブリ。
  7. 請求項6記載の発話バルブアセンブリ(200)において、前記開孔(223)は、細長であり、また前記ハウジング(220)の軸線に対して角度をなして傾斜する、ことを特徴とする発話バルブアセンブリ。
  8. 請求項6又は7記載の発話バルブアセンブリ(200)において、前記第1バルブ(236)は、前記円筒形のカラー(226)に備え付けられる、ことを特徴とする発話バルブアセンブリ。
  9. 請求項6〜8のうちいずれか一項記載の発話バルブアセンブリ(200)において、前記摺動可能なカラー(226)は、前記第1位置にあるとき前記ハウジング(220)内に隠れ、前記第2位置にあるとき外部から見えるようになる外面領域(228)を有する、ことを特徴とする発話バルブアセンブリ。
  10. 請求項9記載の発話バルブアセンブリ(200)において、前記外面領域(228)は、前記発話バルブアセンブリ(200)の外部から見える目立つマーク付けをされている、ことを特徴とする発話バルブアセンブリ。
  11. 気管切開チューブ(1)と、該チューブ(1)の前記装置側端部(13)に装着される請求項1〜10のうちいずれか一項記載の発話バルブアセンブリ(200)とを備える、ことを特徴とする気管切開チューブアセンブリ。
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