JP2018136616A - 表示操作システム - Google Patents
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Abstract
【課題】より操作性の高い表示操作システムを提供する。【解決手段】本発明に係る表示操作システム10は、操作者の操作手による入力位置を検出する操作部12と、車両に関する情報を操作する複数の操作ボタン15を表示し、入力位置に応じた表示位置に操作ポインタ16を表示する表示部11と、を備え、入力位置に対応する表示部11内の位置と操作ボタン15の表示位置との間の距離Lに応じて操作ポインタ16の表示形態を変化させ、距離Lが最短の操作ボタン15を選択状態にする。【選択図】図8
Description
本発明は、車両に搭載される表示操作システムに関する。
従来から操作者は、センターコンソールに設置されたタッチパッド上でタッチ操作を行うことにより、画面上に表示されたポインタ又はカーソルの操作、画面のスクロール操作、選択操作、及び入力操作などを行うことが可能である。
例えば、特許文献1に開示された装置は、走行中の車両の振動を含む外乱因子の影響を低減して、タッチパッド上でのタッチ操作に基づく表示部上のカーソル移動を滑らかにすることが可能である。
このような表示操作システムでは、車両の走行中における操作も想定しているため、より高い操作性が求められている。例えば、タッチ操作を行う操作部と表示部とが分離しているために、操作者自身の指をどの程度動かせば、表示部上の操作ポインタが操作ボタンに到達するのかを操作者に対して直感的に認識させることが必要とされる。
従って、上記のような問題点に鑑みてなされた本発明の目的は、より操作性の高い表示操作システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、一実施形態に係る表示操作システムは、
操作者の操作手による入力位置を検出する操作部と、
車両に関する情報を操作する複数の操作ボタンを表示し、前記入力位置に応じた表示位置に操作ポインタを表示する表示部と、
を備え、
前記入力位置に対応する前記表示部内の位置と前記操作ボタンの表示位置との間の距離に応じて前記操作ポインタの表示形態を変化させ、
前記距離が最短の前記操作ボタンを選択状態にする。
操作者の操作手による入力位置を検出する操作部と、
車両に関する情報を操作する複数の操作ボタンを表示し、前記入力位置に応じた表示位置に操作ポインタを表示する表示部と、
を備え、
前記入力位置に対応する前記表示部内の位置と前記操作ボタンの表示位置との間の距離に応じて前記操作ポインタの表示形態を変化させ、
前記距離が最短の前記操作ボタンを選択状態にする。
本発明によれば、より操作性の高い表示操作システムを提供できる。
以下、図面を参照して、一実施形態について説明する。
一実施形態に係る表示操作システム10は、運転者等の操作者がセンターコンソールに設置されたタッチパッドにより、画面上に表示されるポインタを移動させることで、選択操作、入力操作などを行う。分離されたタッチパッドと画面との間で操作を行うために、操作者自身の指をどの程度動かせば、画面上の操作ポインタがどの程度動くのかということを操作者は認識しにくい。一実施形態では、分離されたタッチパッドと画面との間で操作を行う場合であっても、操作者に対してポインタの移動量を直感的に認識させることができる表示操作システムを実現する。
図1は、一実施形態に係る表示操作システム10の全体を示す模式図である。図2は、図1の表示操作システム10の概略構成を示す機能ブロック図である。表示操作システム10は、表示部11と、操作部12と、制御部13と、記憶部14とを有する。図3は、表示部11に表示される表示画面の一例を示した模式図である。図4は、操作部12を側面方向から見たときの断面を模式的に示す図である。
図1に示すとおり、表示部11は、少なくとも1つの画面を有する。表示部11は、液晶ディスプレイなどの任意の表示装置により構成されてもよい。表示部11は、液晶ディスプレイによって構成される場合、例えばインストルメントパネルに配置される。表示部11を構成する表示装置は、タッチパネルディスプレイであってもよいし、タッチ操作不能のディスプレイであってもよい。以下では、表示部11は、タッチ操作不能のディスプレイであるとして説明する。
表示操作システム10は、表示部11に加えて又は代えて、いわゆるヘッドアップディスプレイ型の装置を有してもよい。この場合、ヘッドアップディスプレイ型の装置は、表示情報を表示光として発生する発光部を有し、発生した表示光を運転者等の観察者へ向かうように反射して、フロントウィンドシールド越しに虚像を表示する。観察者は運転者に限らず助手席に座っている同乗者等でもよい。
表示部11は、車両に関する情報を操作する複数の操作ボタン15を表示する。例えば、車両に関する情報は、車両が向かう目的地である。表示部11は、一例として、カーナビゲーションによる目的地検索画面を表示する。表示部11は、目的地を検索するための複数の操作ボタン15を当該画面上に表示する。車両に関する情報は、車両が向かう目的地に限定されない。車両に関する情報は、例えば、車内の温度、スピーカの音量、その他車内電子機器を制御するための様々な情報を含む。表示部11は、各操作ボタン15を文字として表示してもよいし、アイコンとして表示してもよい。
図3は、表示部11が表示する表示画面の一例(目的地検索画面)を示す。図3の表示画面には複数の操作ボタン(15a〜15t)が含まれる。以下、これらの操作ボタンを総称する場合、操作ボタン15とも表記する。一実施形態に係る操作ボタン15は、略矩形であるがこれに限られない。操作ボタン15の形状は任意の形状であってよい。例えば、操作ボタン15は、円形又は楕円形であってもよい。表示部11は、一例として、都道府県又は市区町村を選択するための操作ボタン15a乃至15e、及び都道府県名の頭文字が含まれる平仮名の行を選択するための操作ボタン15f乃至15oを表示する。表示部11は、画面をスクロールするための操作ボタン15p乃至15s及び画面を一つ前の画面に戻すための操作ボタン15tを表示する。
操作部12は、図1に示すとおりセンターコンソールに配置される。操作部12は、図2に示すとおり、タッチパッド121と、タクタイルスイッチ122とを有する。図4に示すとおり、操作者は、アームレスト及びパームレストに自身の腕及び手首をそれぞれ乗せて、例えば指をタッチパッド121に接触させる。
タッチパッド121は、操作者の操作手又はスタイラスペンなどの接触物による接触を、対応する接触位置(入力位置)において検出する。特に、タッチパッド121は、操作者の操作手の一部、例えば指による接触を対応する入力位置において検出する。操作者は、操作部12のタッチパッド121上でタッチ操作を行うことにより、表示部11を構成する各画面上に表示される情報を操作する。タッチパッド121は、例えば透明なガラスにより形成され、抵抗膜方式、静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、又は電磁誘導方式などの任意の方式により構成されたタッチセンサを用いることができる。以下では、タッチパッド121は、静電容量方式による静電タッチパッドであるものとして説明する。タッチパッド121の大きさは好適には4インチである。タッチパッド121を小型化することで、センターコンソール上にカップホルダ又は他の機器等を配置することができる。
タクタイルスイッチ122は、図4に示すとおり、タッチパッド121の直下に配置され、基板により支持される。タクタイルスイッチ122は、操作者の押込みによってタッチパッド121が下方へと変位した場合、その押圧によりオンになる。タクタイルスイッチ122は、操作者の押込みが解除されタッチパッド121が元の位置に戻った場合、オフになる。操作者は、タッチパッド121を押込むと、タクタイルスイッチ122がオンになることで、クリック感を得る。
図4では、タクタイルスイッチ122は、タッチパッド121の直下において、その中心部に1つ配置されているが、これに限定されない。タクタイルスイッチ122は、タッチパッド121からの押圧を検出可能であれば、任意の個数で任意の場所に配置されてもよい。例えば、タクタイルスイッチ122は、タッチパッド121の直下において、その外周部に1つ配置されてもよいし、分散した位置に複数個配置されてもよい。例えば、タッチパッド121の直下に複数のタクタイルスイッチ122が配置されることで、操作部12は、タッチパッド121の所定のエリアごとにタッチパッド121からの押圧を検出可能なように構成されてもよい。すなわち、操作部12は、操作者の複数の指が同時にタッチパッド121に接触している場合に、タッチパッド121上のどの位置で操作者が押込んだかを検出可能なように構成されてもよい。
タッチパッド121の直下に配置される構成部は、タクタイルスイッチ122に限定されず、タッチパッド121からの押圧を検出可能であれば、任意の構成であってよい。例えば、タクタイルスイッチ122に代えて、圧電素子などの感圧センサがタッチパッド121の直下に配置されてもよい。
操作部12は、タッチパッド121と、タクタイルスイッチ122とに加えて、車両走行中の振動によるタッチパッド121の不要な検出信号を除去するために、フィルターを有してもよい。
制御部13は、表示操作システム10の各機能ブロックをはじめとして、表示操作システム10の全体を制御及び管理するプロセッサである。制御部13は、制御手順を規定したプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサで構成される。このようなプログラムは、例えば記憶部14に格納される。
制御部13は、タッチパッド121上で検出した接触情報を、入力信号として操作部12から取得する。具体的には、制御部13は、接触物、例えば、操作者の指による接触及び対応する入力位置に関する検出情報を取得する。制御部13は、対応する入力位置に関する検出情報に基づいて、タッチ操作が行われるタッチパッド121上の正確な位置座標を識別する。
制御部13は、タクタイルスイッチ122のオン状態又はオフ状態に関する信号を、操作部12から取得する。具体的には、操作者が、タッチパッド121を介して、タクタイルスイッチ122を押込んだ場合、制御部13は、オン状態の信号を取得する。操作者が、タッチパッド121への押込みを止めて、タクタイルスイッチ122の押込みを解除した場合、制御部13は、オフ状態の信号を取得する。制御部13は、取得した信号に基づいて、タクタイルスイッチ122のオン状態又はオフ状態を識別する。
記憶部14は、半導体メモリ又は磁気メモリ等で構成することができ、上述した各種情報及び表示操作システム10を動作させるためのプログラムなどを記憶する。また、記憶部14は、ワークメモリとしても機能する。
図5は、操作部12の所定の領域と、表示部11を構成する画面上の操作領域との対応関係の一例を示す模式図である。図5(a)は、操作部12(タッチパッド121)の所定の領域R1を示す。図5(b)は、表示部11を構成する画面上の操作領域R2を示す。
制御部13は、操作部12の所定の領域R1及び表示部11を構成する画面上の操作領域R2を設定する。操作部12の所定の領域R1とは、操作者の手の一部によりタッチ操作を行うための領域である。図5(a)における奥側とは、操作者の腕及び手首をアームレスト及びパームレストにそれぞれ配置したときに、手首から最も離れるタッチパッド121上の領域である。手前側とは奥側の反対側である。
領域R1の各座標は、領域R2の各座標に1対1に対応する。例えば図5(a)の領域R1の座標(xi、yi)は、図5(b)の領域R2の対応する座標(xj、yj)に対応する。図5(a)の領域R1の左下を領域R1に係る原点とし、図5(b)の領域R2の左下を領域R2に係る原点とした場合、(xi、yi)と(xj、yj)との間には以下の関係が成り立つ。
xj=α×xi・・・・・・・・・・・・・・・・・・・式(1)
yj=β×yi・・・・・・・・・・・・・・・・・・・式(2)
式(1)及び(2)のα及びβは、1より大きい値である。領域R1及び領域R2のアスペクト比が同一である場合、α=βである。領域R1及び領域R2のアスペクト比が異なる場合、制御部13は、アスペクト比に応じて適宜α及びβを設定する。
xj=α×xi・・・・・・・・・・・・・・・・・・・式(1)
yj=β×yi・・・・・・・・・・・・・・・・・・・式(2)
式(1)及び(2)のα及びβは、1より大きい値である。領域R1及び領域R2のアスペクト比が同一である場合、α=βである。領域R1及び領域R2のアスペクト比が異なる場合、制御部13は、アスペクト比に応じて適宜α及びβを設定する。
画面上の座標(xj、yj)に位置する操作ボタン15を操作(選択等)するためには、操作者は、領域R1の座標(xi、yi)をタッチ操作すればよい。このように、一実施形態に係る表示操作システム10は、絶対座標によるタッチ入力を採用している。すなわち、操作部12における操作者の操作と位置同期して、表示部11を構成する画面内の操作ポインタ16が移動する。
ここで、絶対座標によるタッチ入力の場合、タッチパッド121の大きさが小型化するほど、タッチパッド121上の操作による操作ポインタ16の動きが素早くなってしまい、操作のハンチング又はオーバーシュートが生じやすくなる。従って、一実施形態に係る表示操作システム10では、操作ポインタ16の表示方法を最適化することにより、これらの問題が生じることを抑制している。特に、上述したとおり、表示部11と操作部12とが分離した状態で、操作者がポインタの移動量を直感的に認識できるよう、表示操作システム10は、操作ポインタ16の表示形態を最適化する。以下、操作ポインタ16の表示形態について詳細に説明する。
図6は、表示部11に表示される操作ポインタ16を示す図である。図6(a)は、図3に対応する画面上に表示される操作ポインタ16を示す図である。図6(b)は、操作部12におけるタッチ操作の様子を示す図である。図6(b)では、図6(a)の操作ボタン15に対応する操作部12の位置に破線状の枠を仮想的に示す。
表示部11は、操作部12が操作者による手による入力を検知すると、制御部13の制御に基づき、入力位置に応じた表示位置に操作ポインタ16を表示する。表示部11は、入力位置が領域R1の座標(xi、yi)であれば、領域R2の座標(xj、yj)の表示位置に操作ポインタ16を表示する。例えば、図6(a)に示すように、操作ポインタ16は、入力位置(例えば座標(xi、yi))に対応する表示位置(例えば座標(xj、yj))を中心とする一定程度の大きさ(所定半径)の円形である。表示部11は、操作ポインタ16をスポットライト状に表示する。すなわち、表示部11は、操作ポインタ16と操作ボタン15とが重畳する場合、操作ボタン15のうち操作ポインタ16と重なる部分を視認可能に表示する。図6(a)では、操作ボタン15a乃至15cの一部が、操作ポインタ16と重なっている。表示部11は、当該重なった部分を視認可能に表示している。このように表示部11は、操作ボタン15と操作ポインタ16とが重なった部分を操作ポインタ16によって隠すのではなく、どの操作ボタン15であるのか判別可能なように表示する。
操作ポインタ16の内部、すなわち円形の領域の内部は、当該領域の外部と表示色及び輝度の少なくとも一方が異なる。また、操作ポインタ16の内部は、色のグラデーションを付加して表示されてもよい。例えば、制御部13は、操作ポインタ16の内部の色を緑色等にする。例えば、制御部13は、操作ポインタ16の内部の輝度を高める。例えば、制御部13は、操作ポインタ16の内部に向かうほど徐々に輝度を低下させる。このように、操作ポインタ16の内部の表示態様を異ならせ、操作ポインタ16の位置を浮かび上がらせることで、表示操作システム10は、操作者に対する操作ポインタ16の内部の認識速度を高めることができる。これは、対象物にスポットライトを当てることにより、視野空間範囲が特定される効果(視覚フレーム効果ともいわれる)と同一の効果によるものである。このように、一実施形態に係る表示操作システム10によれば、操作者は、選択しようとする操作ボタン15、すなわちターゲットとする操作ボタン15を容易に把握することができる。上記では、制御部13は、操作ポインタ16の内部の表示色等を変えたがこれに限定されない。制御部13は、操作ポインタ16の外部の領域の表示色等を変えてもよい。例えば、制御部13は、操作ポインタ16の外部の色をグレーにする。例えば、制御部13は、操作ポインタ16の外部の輝度を下げてもよい。
表示部11は、入力位置に応じた操作ボタン15を強調表示する。具体的には制御部13は、入力位置が領域R1の座標(xi、yi)である場合、領域R2の座標(xj、yj)に位置する操作ボタン15を、表示部11に強調表示させる。すなわち、表示部11は、操作ポインタ16の中心が存在する操作ボタン15を強調表示する。これにより、操作者は、選択状態の操作ボタン15を容易に把握することができる。図6(a)では、操作ボタン15bが強調表示され、選択状態となっている。強調表示された状態において、制御部13がタクタイルスイッチ122のオン状態の信号を取得した場合、制御部13は、操作ボタン15の選択を確定する。すなわち、図6(a)で操作ボタン15bの選択が確定されれば、表示部11は、千葉県の各市町村を目的地の選択候補として画面に表示する。
図6では、複数の操作ボタン15が配列された領域内に座標(xj、yj)がある場合を考えたが、以下では、複数の操作ボタン15が配列された領域外に座標(xj、yj)がある場合を考える。
図7は、表示部11に表示される操作ポインタ16を示す図6に対応する図である。図7(a)は、図3に対応する画面上に表示される操作ポインタ16を示す図である。図7(b)は、操作部12におけるタッチ操作の様子を示す図である。
図7(b)に示すとおり、操作者は、領域R1の所定の座標(xi、yi)に対応する入力位置で指を接触させる。この時、所定の座標(xi、yi)に対応する座標(xj、yj)は、表示部11において、いずれの操作ボタン15も配置されていない領域にあるものとする。このような場合に、表示部11が図7(a)に示すとおり、図6と同様の態様で操作ポインタ16を表示すると、画面上で選択された操作ボタン15の位置座標と、実際の指の入力位置に対応する座標(xj、yj)との間に不整合が生じる。従って、操作者は、異なる操作ボタン15を選択するために、操作ポインタ16を現在の位置からどの程度移動させればよいのか、直感的に認識できない。
従って、制御部13は、以下に説明するとおり、操作者の指の入力位置に対応する表示部11内の位置と操作ボタン15の表示位置との間の距離に応じて操作ポインタ16の表示形態を変化させるのが好適である。例えば、制御部13は、図7(a)に示すとおり、座標(xj、yj)と操作ボタン15の座標(xk、yk)との間の距離Lに応じて、操作ポインタ16の表示形態を変化させる。この場合、制御部13は、距離Lが最短となる操作ボタン15aを選択状態にする。ここで、操作ボタン15の座標(xk、yk)のうち、xkは、xjと同一の値である。ykは、操作ボタン15の中心点のy座標と同一の値である。なお、座標(xk、yk)の定め方は、これに限定されない。例えば、座標(xk、yk)は、操作ボタン15の中心点の座標であってもよい。例えば、座標(xk、yk)は、矩形状の操作ボタン15の四隅の点のいずれかであってもよい。
図8は、表示部11に表示される操作ポインタ16の表示形態の第1の例を示す図である。図9は、表示部11に表示される操作ポインタ16の表示形態の第2の例を示す図である。図10は、表示部11に表示される操作ポインタ16の表示形態の第3の例を示す図である。図11は、表示部11に表示される操作ポインタ16の表示形態の第4の例を示す図である。図12は、表示部11に表示される操作ポインタ16の表示形態の第5の例を示す図である。それぞれの図において、(a)は、図3に対応する画面上に表示される操作ポインタ16を示す図である。(b)は、操作部12におけるタッチ操作の様子を示す図である。(b)では、(a)の操作ボタン15に対応する操作部12の位置に破線状の枠を仮想的に示す。
図8乃至図12では、制御部13は、距離Lに応じて操作ポインタ16の形状を変化させる。一例として、制御部13は、配列された複数の操作ボタン15と操作ポインタ16とが重畳する領域の操作ポインタ16の形状のみを表示させる(図8参照)。例えば、図8(a)に示すとおり、座標(xj、yj)が操作ボタン15aの上方に位置する場合、制御部13は、円形の操作ポインタ16のうち、操作ボタン15aに重畳する下部のみを表示する。操作ポインタ16の中心は、座標(xj、yj)にある。例えば、操作者の指がさらに上方へと移動し、操作ボタン15aとの距離Lが増加すると、配列された複数の操作ボタン15と操作ポインタ16とが重畳する領域は次第に減少する。これに伴って、制御部13は、操作ボタン15aに重畳している操作ボタン15の対応する領域のみを表示させる。図8では、制御部13は、上方向に操作者の指がずれて、操作ポインタ16の下部のみを表示させる場合を示したが、これに限定されない。例えば、制御部13は、操作ボタン15aの左側に操作者の指がずれた場合、操作ポインタ16の右側の対応する部分のみを表示させてもよい。
制御部13は、操作ポインタ16の形状を略楕円形として、距離Lが増加する程楕円率を減少させてもよい(図9参照)。制御部13は、座標(xj、yj)が操作ボタン15a上に位置する場合、操作ポインタ16を略円形として表示させる。一方で、図9(a)に示すとおり、座標(xj、yj)が操作ボタン15aの上方に位置する場合、操作ボタン15a上にある場合と比較して、制御部13は、楕円形の操作ポインタ16の楕円率を下げる。この場合、操作ポインタ16の中心は、座標(xj、yj)ではなく、操作ボタン15上に固定される。一例として、制御部13は、操作ボタン15a上に表示された操作ポインタ16の上下方向への圧縮処理及び左右方向への拡張処理の少なくとも一方を実行する。すなわち、操作ポインタ16は、上下方向に押し潰れたような楕円形として表示される。例えば、操作者の指がさらに上方へと移動し、操作ボタン15aとの距離Lが次第に増加すると、制御部13は、距離Lの増加に対応するように操作ポインタ16の楕円率を徐々に減少させる。制御部13は、操作ポインタ16のこのような形状変化に関する処理を、操作ボタン15a上で行う。図9では、制御部13は、上方向に操作者の指がずれて、上下方向に押し潰れたような楕円形として操作ポインタ16を表示させるものとして説明したが、これに限定されない。例えば、制御部13は、操作ボタン15aの左右方向に操作者の指がずれた場合、同方向に押し潰れたような楕円形として操作ポインタ16を表示させてもよい。
制御部13は、距離Lが増加する程、入力位置に対応する座標(xj、yj)と操作ボタン15の表示位置、例えば操作ボタン15の座標(xk、yk)とを結ぶ直線に沿って、操作ポインタ16を伸長させてもよい(図10参照)。制御部13は、座標(xj、yj)が操作ボタン15aの上方に位置する場合、操作ボタン15aに向けて縦長に伸長させるのが好適である。例えば、操作者の指がさらに上方へと移動し、操作ボタン15aとの距離Lが次第に増加すると、制御部13は、距離Lの増加に対応するように操作ポインタ16を伸長させる。図9では、制御部13は、上方向に操作者の指がずれて、上下方向に操作ポインタ16を伸長させるものとして説明したが、これに限定されない。例えば、制御部13は、操作ボタン15aの左右方向に操作者の指がずれた場合、同方向に操作ポインタ16を伸長させてもよい。
図10では、操作ボタン15aに着目して説明したが、選択対象となる操作ボタン15は、これに限定されない。すなわち、制御部13は、入力位置に対応する表示部11内の位置座標(xj、yj)に最も近接する操作ボタン15に向かって、操作ポインタ16を伸長させるのが好適である。
例えば、図11に示すとおり、操作者の指の入力位置が、図11(b)のような座標(xi、yi)にある場合、対応する座標(xj、yj)に最も近接する操作ボタン15は、操作ボタン15tである。この場合、制御部13は、操作ボタン15tに向かって、操作ポインタ16を横長に伸長させる。同時に、制御部13は、操作ボタン15tを選択状態にする。
例えば、図12に示すとおり、操作者の指の入力位置が、図12(b)のような座標(xi、yi)にある場合、対応する座標(xj、yj)に最も近接する操作ボタン15は、操作ボタン15fである。この場合、制御部13は、操作ボタン15fに向かって、操作ポインタ16を斜めに伸長させる。同時に、制御部13は、操作ボタン15fを選択状態にする。
図13は、表示部11に表示される操作ポインタ16の表示形態の第6の例を示す図である。図13(a)は、図3に対応する画面上に表示される操作ポインタ16を示す図である。図13(b)は、操作部12におけるタッチ操作の様子を示す図である。図13(b)では、図13(a)の操作ボタン15に対応する操作部12の位置に破線状の枠を仮想的に示す。
図13では、制御部13は、操作ポインタ16の一部が操作ボタン15と重畳した状態で、距離Lに応じて操作ポインタ16の面積を変化させる。一例として、制御部13は、円形の操作ポインタ16の径を変化させる。例えば、図13(a)に示すとおり、座標(xj、yj)が操作ボタン15aの上方に位置する場合、操作ボタン15a上にある場合と比較して、制御部13は、円形の操作ポインタ16の径を増加させる。例えば、操作者の指がさらに上方へと移動し、操作ボタン15aとの距離Lが増加すると、制御部13は、距離Lの増加に対応するように操作ポインタ16の径を、座標(xj、yj)を中心として徐々に増加させる。すわなち、距離Lが増加する程、操作ポインタ16の面積が増加する。
図13に示すとおり、制御部13は、拡大した円形の操作ポインタ16と、操作ボタン15aとが重畳する領域においてのみ、操作ポインタ16を表示させるのが好適である。すなわち、図13の二点鎖線は、距離Lの増加に応じて操作ポインタ16の径が増加する様子を示した仮想線であり、表示部11を構成する実際の画面には表示されない。このような制御に限定されず、制御部13は、拡大した円形の操作ポインタ16全体を表示してもよい。拡大した円形の操作ポインタ16の一部が画面に収まらない場合、制御部13は、当該一部以外の部分のみを表示すればよい。
図14は、表示部11に表示される操作ポインタ16の表示形態の第7の例を示す図である。図14(a)は、図3に対応する画面上に表示される操作ポインタ16を示す図である。図14(b)は、操作部12におけるタッチ操作の様子を示す図である。図14(b)では、図14(a)の操作ボタン15に対応する操作部12の位置に破線状の枠を仮想的に示す。
例えば、制御部13は、操作ポインタ16の一部が操作ボタン15と重畳した状態で、距離Lに応じて操作ポインタ16の輝度、色相、彩度、若しくは明度、又はこれらの組み合わせを変化させる。一例として、制御部13は、距離Lが増加する程、操作ポインタ16の輝度又は明度を低下させる。一例として、制御部13は、距離Lが増加する程、操作ポインタ16の色相を寒色系の色から暖色系の色に変化させる。一例として、制御部13は、距離Lが増加する程、操作ポインタ16の彩度を低下させる。
図14に示すとおり、制御部13は、操作ポインタ16の外周から中心に向かって任意の色のグラデーションを付加してもよい。この場合、制御部13は、操作ポインタ16の一部が操作ボタン15と重畳した状態で、距離Lに応じて操作ポインタ16の色のグラデーションを変化させてもよい。一例として、制御部13は、距離Lが増加する程、色のグラデーションの輝度又は明度を低下させる。一例として、制御部13は、距離Lが増加する程、寒色系の色のグラデーションから暖色系の色のグラデーションに変化させる。一例として、制御部13は、距離Lが増加する程、色のグラデーションの彩度を低下させる。
制御部13は、距離Lが増加する程、操作ポインタ16の色のグラデーション中心位置を変化させてもよい。例えば、距離Lが増加する程、操作ポインタ16の色のグラデーション中心が、入力位置に対応する表示部11内の位置座標(xj、yj)に向かう方向又は当該方向の反対方向へと移動してもよい。例えば、制御部13は、操作者の指の移動に同期して、色のグラデーション中心位置が、常に座標(xj、yj)と一致するように制御してもよい。制御部13は、色のグラデーション中心位置が、座標(xj、yj)と一致せずに次第にずれるように制御してもよい。一方で、図9に示すような、操作ポインタ16が操作ボタン15上に留まるような場合、距離Lが増加する程、操作ポインタ16の色のグラデーション中心が、座標(xj、yj)に向かう方向、すなわち、上方向に移動してもよい。逆に、距離Lが増加する程、操作ポインタ16の色のグラデーション中心が、座標(xj、yj)に向かう方向の反対方向、すなわち、下方向に移動してもよい。
一実施形態に係る表示操作システム10について、図15に示すフローチャートによりその動作を説明する。図15は、一実施形態に係る表示操作システム10の動作を示すフローチャートである。
制御部13は、操作ボタン15を表示部11に表示させる(ステップS10)。
制御部13は、操作部12が操作者による手による入力を検知したか否かを判定する(ステップS20)。制御部13は、入力を検知しない場合、ステップS20を繰り返す。入力を検知した場合、制御部13は、タッチパッド121上で検出した接触情報を、入力信号として操作部12から取得する。具体的には制御部13は、入力位置に関する検出情報に基づいて、タッチ操作が行われるタッチパッド121上の正確な位置座標を識別し、表示部11に対して、入力位置に応じた表示位置に操作ポインタ16を表示させる(ステップS30)。
制御部13は、入力位置に応じて操作ポインタ16の表示形態を最適化する(ステップS40)。
制御部13は、距離Lが最短の操作ボタン15を選択状態に変更する(ステップS50)。
制御部13は、タクタイルスイッチ122がオンであるか否かを判定する(ステップS60)。タクタイルスイッチ122がオンで無い場合、ステップS20に戻る。一方、タクタイルスイッチ122がオンである場合、制御部13は、操作ボタン15の選択を確定し(ステップS70)、処理を終了する。
このように本実施形態に係る表示操作システム10によれば、操作性をより向上できる。すなわち、距離Lに応じて操作ポインタ16の表示形態が変化するので、操作者は、画面を見るだけで、画面上の操作ポインタ16と操作部12の指との位置関係を直感的に認識することができる。換言すると、操作者は、ポインタの移動量を直感的に認識できる。
表示操作システム10が距離Lに応じて操作ポインタ16の形状を変化させるので、操作者は、操作ボタン15からの外れ度合いを操作ポインタ16の形状変化として視認できる。表示操作システム10は、複数の操作ボタン15と操作ポインタ16とが重畳する領域の操作ポインタ16の形状のみを表示させることで、操作者の視線を集中させることができる。表示操作システム10が楕円率を変化させることで、操作者は、より直感的に外れ度合いを認識できる。表示操作システム10が操作ポインタ16を伸長させることで、操作者は、距離Lの大きさをより直感的に認識できる。表示操作システム10が最近接の操作ボタン15に向かって操作ポインタ16を伸長させることで、操作部12における入力位置に対応して選択状態となっている操作ボタン15を、操作者は、正しく認識できる。
表示操作システム10が距離Lに応じて操作ポインタ16の面積を変化させるので、操作者は、操作ボタン15からの外れ度合いを操作ポインタ16の面積変化として視認できる。特に、表示操作システム10は、距離Lが増加する程、操作ポインタ16の面積を増加させる。従って、操作者は、距離感をつかみやすく、より直感的に外れ度合いを認識することができる。
表示操作システム10が距離Lに応じて操作ポインタ16の色を変化させるので、操作者は、操作ボタン15からの外れ度合いを操作ポインタ16の色の変化として視認できる。特に、表示操作システム10は、距離Lが増加する程、操作ポインタ16の輝度又は明度を低下させる。従って、操作者は、操作ポインタ16が薄く消えていくような変化として捉えることができ、外れ度合いを容易に認識できる。表示操作システム10は、距離Lが増加する程、操作ポインタ16の色相を寒色系の色から暖色系の色に変化させる。従って、操作者は、操作ポインタ16が安全な印象を与える色から危険な印象を与える色へと変化するように捉えることができ、外れ度合いを感覚的に認識できる。表示操作システム10は、距離Lが増加する程、操作ポインタ16の彩度を低下させる。従って、操作者は、操作ポインタ16の色の鮮やかさが薄れる印象を受け、外れ度合いを感覚的に認識できる。
表示操作システム10が距離Lに応じて操作ポインタ16の色のグラデーションを変化させるので、操作者は、操作ボタン15からの外れ度合いを操作ポインタ16の色のグラデーションの変化として視認できる。表示操作システム10がグラデーションの中心位置を変化させることで、操作者は、より明瞭に外れ度合いを認識できる。
表示操作システム10では、絶対座標によるタッチ入力を採用している。表示操作システム10によれば、タッチパッド121を小型化しても、操作性が損なわれることを抑制することができ、小型のタッチパッド121でも快適に絶対座標によるタッチ入力を行なうことができる。特に絶対座標によるタッチ入力によれば、操作位置まで操作ポインタ16をスライドさせる必要が無く、相対座標によるタッチ入力よりも離間した位置に存在する操作ボタン15を素早く操作することが可能である。さらにタッチパッド121上でスライド操作する必要がなくなるため、タッチパッド121の摩擦を考慮する必要がなくなる。特に夏場等は車内が暑くなり、指が汗ばむような場合においては、タッチパッド121上の指のスライド操作が容易で無い場合が考えられる。絶対座標によるタッチ入力であれば、スライド操作を行う必要がないため、快適に操作することができる。
上述のように本実施の形態では、絶対座標によるタッチ入力を採用するのが好適であるが、相対座標によるタッチ入力を採用してもよく、この場合でも本発明を適用することが可能である。すなわち、操作者が一度指を離して再度接触させることで領域R1の座標が(xi、yi)から(xi’、yi’)に変化したとしても、領域R2の座標は、依然として(xj、yj)のままであってもよい。なお相対座標によるタッチ入力の場合、タッチパッド121上をスライド操作させ、スライド操作の量及び速さに基づき画面上の操作位置を定める。
一実施形態に係る表示操作システム10では操作ポインタ16が円形又は楕円形である例を説明したがこれに限られず、略矩形又は多角形(例えば三角形)であってもよい。好適には操作ポインタ16の形状は、線対称又は点対称である。操作ポインタ16の形状を線対称または点対称とすることで、操作ボタン15の中心に操作ポインタ16の中心を合わせようとする意識をより働かなくさせ、操作性を向上させることができる。
表示部11は、操作ポインタ16の境界線をぼかして表示するようにしてもよい。このように操作ポインタ16の境界線をぼかして表示することにより、操作ポインタ16の中心を操作ボタン15の中心に合わせようとする意識がより働きづらくなり、より操作性を高めることができる。
表示部11は、操作ポインタ16の略円形の領域の内部を、領域の外部と比較して手前方向又は奥行き方向にオフセットして表示するようにしてもよい。このようにすることで操作ポインタ16の領域内部がオフセットして表示されるため、ターゲットとする操作ボタン15を容易に把握することができる。表示部11は、操作ポインタ16の領域内部の表示色及び輝度のいずれも外部と異ならせずに、オフセットして表示することのみを行なってもよい。このようにすることで、操作ポインタ16の領域内部と外部との視認性を変更せずに、ターゲットとする操作ボタン15を容易に把握させることができる。
表示部11は、ある表示画面から他の表示画面に切り替わった場合に、操作ポインタ16の大きさを変更してもよい。すなわち表示部11は、表示画面のレイアウトに応じて、表示画面の遷移時(切替時)に、操作ポインタ16の大きさを変更してもよい。具体的には表示部11は、操作ボタン15の大きさ又は配置の少なくとも一方が異なる別の表示画面を表示し、別の表示画面を表示する場合に操作ポインタ16の大きさを変更して表示する。このようにすることで操作ボタン15の大きさ又は配置の少なくとも一方が異なる別の表示画面を表示する場合でも操作性を高めることができる。
表示操作システム10は、入力位置が1つであった場合(いわゆるシングルタッチの入力があった場合)に、操作ポインタ16を表示する。しかしながら、表示操作システム10は、マルチタッチの受け付けも可能である。操作部12がマルチタッチの入力を検知した場合は、操作ポインタ16を表示しないようにしてもよい。あるいは操作ポインタ16をより小さくして表示してもよい。この場合、制御部13は、マルチタッチ操作に基づく各種操作(例えばピンチ操作等であれば拡大操作)等を行なう。このようにすることで、マルチタッチ操作時に不必要に操作ポインタ16を表示することなく、操作性を向上させることができる。
表示操作システム10では、タクタイルスイッチ122がオンである場合に、操作ボタン15の選択を確定するようにしたがこれに限られない。例えば、タクタイルスイッチ122を設けず、操作ボタン15上のタップ操作により、当該操作ボタン15の選択を確定するようにしてもよい。あるいは、操作ボタン15が選択状態にある場合に、タッチ操作している指等を離間して、当該操作ボタン15の選択を確定するようにしてもよい。
本発明を諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形又は修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形又は修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段又はステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
特に、上述した操作ポインタ16の表示形態の変化に関する各種制御は、それぞれ単体で行われてもよいし、論理的に矛盾しないように組み合わせて行われてもよい。
10 表示操作システム
11 表示部
12 操作部
121 タッチパッド
122 タクタイルスイッチ
13 制御部
14 記憶部
15 操作ボタン
16 操作ポインタ
L 距離
R1 領域
R2 領域
11 表示部
12 操作部
121 タッチパッド
122 タクタイルスイッチ
13 制御部
14 記憶部
15 操作ボタン
16 操作ポインタ
L 距離
R1 領域
R2 領域
Claims (12)
- 操作者の操作手による入力位置を検出する操作部と、
車両に関する情報を操作する複数の操作ボタンを表示し、前記入力位置に応じた表示位置に操作ポインタを表示する表示部と、
を備え、
前記入力位置に対応する前記表示部内の位置と前記操作ボタンの表示位置との間の距離に応じて前記操作ポインタの表示形態を変化させ、
前記距離が最短の前記操作ボタンを選択状態にする、
表示操作システム。 - 前記表示形態は、前記操作ポインタの形状である、
請求項1に記載の表示操作システム。 - 配列された複数の前記操作ボタンと前記操作ポインタとが重畳する領域の前記操作ポインタの形状のみを表示させる、
請求項2に記載の表示操作システム。 - 前記操作ポインタの形状は略楕円形であり、前記距離が増加する程楕円率が減少する、
請求項2又は3に記載の表示操作システム。 - 前記距離が増加する程、前記入力位置に対応する前記表示部内の前記位置と前記操作ボタンの前記表示位置とを結ぶ直線に沿って、前記操作ポインタが伸長する、
請求項2又は3に記載の表示操作システム。 - 前記入力位置に対応する前記表示部内の前記位置に最も近接する前記操作ボタンに向かって、前記操作ポインタが伸長する、
請求項5に記載の表示操作システム。 - 前記表示形態は、前記操作ポインタの面積である、
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の表示操作システム。 - 前記距離が増加する程、前記操作ポインタの面積が増加する、
請求項7に記載の表示操作システム。 - 前記表示形態は、前記操作ポインタの輝度、色相、彩度、若しくは明度、又はこれらの組み合わせである、
請求項1乃至8のいずれか1項に記載の表示操作システム。 - 前記距離が増加する程、前記操作ポインタの輝度が低下する、
請求項9に記載の表示操作システム。 - 前記表示形態は、前記操作ポインタの色のグラデーションである、
請求項1乃至10のいずれか1項に記載の表示操作システム。 - 前記距離が増加する程、前記操作ポインタの色のグラデーション中心が、前記入力位置に対応する前記表示部内の前記位置に向かう方向又は当該方向の反対方向へと移動する、
請求項11に記載の表示操作システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017029049A JP2018136616A (ja) | 2017-02-20 | 2017-02-20 | 表示操作システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017029049A JP2018136616A (ja) | 2017-02-20 | 2017-02-20 | 表示操作システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018136616A true JP2018136616A (ja) | 2018-08-30 |
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ID=63366913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017029049A Pending JP2018136616A (ja) | 2017-02-20 | 2017-02-20 | 表示操作システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018136616A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020107031A (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-09 | 株式会社デンソー | 指示ジェスチャ検出装置、およびその検出方法 |
JP2020173709A (ja) * | 2019-04-12 | 2020-10-22 | 株式会社東海理化電機製作所 | 制御装置及びプログラム |
JP2021068000A (ja) * | 2019-10-18 | 2021-04-30 | 株式会社東海理化電機製作所 | 制御装置、プログラム、及びシステム |
JP2021067999A (ja) * | 2019-10-18 | 2021-04-30 | 株式会社東海理化電機製作所 | 制御装置、プログラム、及びシステム |
-
2017
- 2017-02-20 JP JP2017029049A patent/JP2018136616A/ja active Pending
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