本発明の方法は、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(または医薬として許容されるその塩)を、これを必要とする対象に投与するステップを含む。化合物1は、以下の構造:
を有する。化合物1は、強力なHCVプロテアーゼ阻害剤であり、米国特許出願公開第2012/0070416号に記載されている。
化合物2は、以下の構造:
を有する。化合物2は、強力なNS5A阻害剤であり、米国特許出願公開第2012/0220562号に記載されている。
インターフェロン/リバビリンをベースとする処置は、肉体的に過酷となることがあり、一部の場合、一時的な能力障害に至る恐れがある。かなりの割合の患者が、「インフルエンザ様」症候群(最も一般的である。インターフェロンの注入を毎週した後、数日間、経験する。)から、貧血、心血管事象、および自殺または自殺念慮のような精神的問題を含めた重症な有害事象を範囲とする、数々の副作用を経験する。後者は、患者によって経験される一般的な生理的ストレスによって悪化される。リバビリンは、貧血、高いピル負荷(例えば、BIDで分割して1日5−6個のピル)、および出産可能年齢の女性における使用を制限する催奇性を含めた、いくつかの副作用も有する。
本発明の方法は、より短期間の、例えば、非限定的に、12週間以下、代替として、11週間以下、代替として10週間以下、代替として9週間以下、代替として8週間以下、代替として7週間以下、代替として6週間以下、代替として5週間以下、代替として4週間、または代替として、3週間以下の処置期間の、インターフェロンまたはリバビリンを使用することがない、HCV感染の有効な処置を提供する。
一態様において、本発明は、インターフェロンおよびリバビリンの非存在下、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間の期間のような12週間以下、代替として8週間以下の期間、対象に少なくとも2種のDAAを投与するステップを含む、対象におけるHCV感染を処置する方法を特徴とする。言い換えると、本方法は、インターフェロンおよびリバビリンを含まない、すなわちインターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(または医薬として許容されるその塩)を含み、これらの化合物は、共投与され得る、または同一もしくは異なる投与頻度において、個別にもしくは独立して投与され得る。好ましくは、少なくとも2種のDAAは、1日1回投与される。これらの化合物はまた、例えば、1日2回または1日3回、投与され得る。
一態様において、本発明は、インターフェロンおよびリバビリンの非存在下で、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間の期間のような12週間以下、代替として8週間以下の期間、対象に少なくとも2種のDAAを投与するステップを含む、対象におけるHCV感染を処置する方法を特徴とする。言い換えると、本方法は、インターフェロンおよびリバビリンを含まない、すなわちインターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、これらは、共投与され得る、または同一もしくは異なる投与頻度において、個別にもしくは独立して投与され得る。好ましくは、少なくとも2種のDAAは、1日1回投与される。これらはまた、例えば、1日2回または1日3回、投与され得る。
一態様において、本発明は、インターフェロンおよびリバビリンの非存在下、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間の期間のような12週間以下、代替として8週間以下の期間、対象に少なくとも2種のDAAを投与するステップを含む、対象におけるHCV感染を処置する方法を特徴とする。言い換えると、本方法は、インターフェロンおよびリバビリンを含まない、すなわちインターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含み、これらの化合物は、共投与され得る、または同一もしくは異なる投与頻度において、個別にもしくは独立して投与され得る。好ましくは、少なくとも2種のDAAは、1日1回投与される。これらの化合物はまた、例えば、1日2回または1日3回、投与され得る。
一態様において、本発明は、インターフェロンおよびリバビリンの非存在下、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間の期間のような12週間以下、代替として8週間以下の期間、対象に少なくとも2種のDAAを投与するステップを含む、対象におけるHCV感染を処置する方法を特徴とする。言い換えると、本方法は、インターフェロンおよびリバビリンを含まない、すなわちインターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。少なくとも2種のDAAは、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含み、これらの化合物は、共投与され得る、または同一もしくは異なる投与頻度において、個別にもしくは独立して投与され得る。好ましくは、少なくとも2種のDAAは、1日1回投与される。これらの化合物はまた、例えば、1日2回または1日3回、投与され得る。
本発明の方法の有効性を表すために、様々な尺度が使用され得る。このような尺度の1つはSVRであり、これは、本明細書で使用する場合、ウイルスが、治療の終了時におよび治療の終了後、少なくとも8週間、検出不可能であること(SVR8);好ましくは、ウイルスが、治療の終了時におよび治療の終了後、少なくとも12週間、検出不可能であること(SVR12);より好ましくは、ウイルスが、治療の終了時におよび治療の終了後少なくとも16週間、検出不可能であること(SVR16);および非常に好ましくは、ウイルスが、治療の終了時におよび治療の終了後、少なくとも24週間、検出不可能であること(SVR24)を意味する。SVR24は、多くの場合、治癒の機能的定義として考えられ、処置後24週間未満(例えば、SVR8またはSVR12)におけるSVRの高率で、SVR24の高率を予測することができる。
好ましくは、本明細書に記載されている方法は、少なくとも70%のSVR8を実現する。より好ましくは、本明細書に記載されている方法は、少なくとも80%のSVR8を実現する。非常に好ましくは、本明細書に記載されている方法は、少なくとも90%のSVR8を実現する。最も好ましくは、本明細書に記載されている方法は、少なくとも95%のSVR8を実現する。
好ましくは、本明細書に記載されている方法は、少なくとも70%のSVR12を実現する。より好ましくは、本明細書に記載されている方法は、少なくとも80%のSVR12を実現する。非常に好ましくは、本明細書に記載されている方法は、少なくとも90%のSVR12を実現する。最も好ましくは、本明細書に記載されている方法は、少なくとも95%のSVR12を実現する。患者内の高いSVR率を実現することがない方法は、他の有効性尺度(例えば、RVR、eRVR、EVRまたはETR)が、処置中、または処置の終了直後に、HCVウイルスの抑制を示し得るという事実にもかかわらず、有効な処置とは見なされない。
一部の実施形態において、本発明の処置レジメンは、HCV感染を有する対象(例えば、未処置対象)の集団を処置するステップを含み、本レジメンは、少なくとも2種のDAAを、12週間以下の期間、または本明細書において開示されている別の期間(例えば、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、対象に投与するステップを含み、この場合、少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(または医薬として許容されるその塩)を含み、集団の少なくとも約70%、代替として集団の少なくとも約75%、代替として集団の少なくとも約80%、代替として集団の少なくとも約85%、代替として集団の少なくとも約90%、代替として集団の少なくとも約95%、代替として集団の約100%において、SVR(例えば、SVR12またはSVR24)をもたらすのに有効な量で対象に投与される。一部の実施形態において、本発明の処置レジメンは、HCV感染を有するIFN経験対象(例えば、インターフェロン非応答者)の集団を処置するステップを含み、本方法は、少なくとも2種のDAAを、12週間以下の期間、または本明細書において開示されている別の期間の間、対象に投与するステップを含み、この場合、少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(または医薬として許容されるその塩)を含み、集団の少なくとも約50%、代替として集団の少なくとも約55%、代替として集団の少なくとも約60%、代替として集団の少なくとも約65%、代替として集団の少なくとも約70%、代替として集団の少なくとも約75%、代替として集団の少なくとも約80%、代替として集団の少なくとも約85%、代替として集団の少なくとも約90%、代替として集団の少なくとも約95%、または代替として集団の約100%において、SVR(例えば、SVR12またはSVR24)をもたらすのに有効な量で対象に投与される。
一部の実施形態において、本発明の処置レジメンは、HCV感染を有する対象(例えば、未処置対象)の集団を処置するステップを含み、本レジメンは、少なくとも2種のDAAを、12週間以下の期間、または本明細書において開示されている別の期間(例えば、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、対象に投与するステップを含み、この場合、少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、集団の少なくとも約70%、代替として集団の少なくとも約75%、代替として集団の少なくとも約80%、代替として集団の少なくとも約85%、代替として集団の少なくとも約90%、代替として集団の少なくとも約95%、代替として集団の約100%において、SVR(例えば、SVR12またはSVR24)をもたらすのに有効な量で対象に投与される。一部の実施形態において、本発明の処置レジメンは、HCV感染を有するIFN経験対象(例えば、インターフェロン非応答者)の集団を処置するステップを含み、本方法は、少なくとも2種のDAAを、12週間以下の期間、または本明細書において開示されている別の期間の間、対象に投与するステップを含み、この場合、少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、集団の少なくとも約50%、代替として集団の少なくとも約55%、代替として集団の少なくとも約60%、代替として集団の少なくとも約65%、代替として集団の少なくとも約70%、代替として集団の少なくとも約75%、代替として集団の少なくとも約80%、代替として集団の少なくとも約85%、代替として集団の少なくとも約90%、代替として集団の少なくとも約95%、または代替として集団の約100%において、SVR(例えば、SVR12またはSVR24)をもたらすのに有効な量で対象に投与される。
一部の実施形態において、本発明の処置レジメンは、HCV感染を有する対象(例えば、未処置対象)の集団を処置するステップを含み、本レジメンは、少なくとも2種のDAAを、12週間以下の期間、または本明細書において開示されている別の期間(例えば、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、対象に投与するステップを含み、この場合、少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含み、集団の少なくとも約70%、代替として集団の少なくとも約75%、代替として集団の少なくとも約80%、代替として集団の少なくとも約85%、代替として集団の少なくとも約90%、代替として集団の少なくとも約95%、代替として集団の約100%において、SVR(例えば、SVR12またはSVR24)をもたらすのに有効な量で対象に投与される。一部の実施形態において、本発明の処置レジメンは、HCV感染を有するIFN経験対象(例えば、インターフェロン非応答者)の集団を処置するステップを含み、本方法は、少なくとも2種のDAAを、12週間以下の期間、または本明細書において開示されている別の期間の間、対象に投与するステップを含み、この場合、少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含み、集団の少なくとも約50%、代替として集団の少なくとも約55%、代替として集団の少なくとも約60%、代替として集団の少なくとも約65%、代替として集団の少なくとも約70%、代替として集団の少なくとも約75%、代替として集団の少なくとも約80%、代替として集団の少なくとも約85%、代替として集団の少なくとも約90%、代替として集団の少なくとも約95%、または代替として集団の約100%において、SVR(例えば、SVR12またはSVR24)をもたらすのに有効な量で対象に投与される。
一部の実施形態において、本発明の処置レジメンは、HCV感染を有する対象(例えば、未処置対象)の集団を処置するステップを含み、本レジメンは、少なくとも2種のDAAを、12週間以下の期間、または本明細書において開示されている別の期間(例えば、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、対象に投与するステップを含み、この場合、少なくとも2種のDAAは、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含み、集団の少なくとも約70%、代替として集団の少なくとも約75%、代替として集団の少なくとも約80%、代替として集団の少なくとも約85%、代替として集団の少なくとも約90%、代替として集団の少なくとも約95%、代替として集団の約100%において、SVR(例えば、SVR12またはSVR24)をもたらすのに有効な量で対象に投与される。一部の実施形態において、本発明の処置レジメンは、HCV感染を有するIFN経験対象(例えば、インターフェロン非応答者)の集団を処置するステップを含み、本方法は、少なくとも2種のDAAを、12週間以下の期間、または本明細書において開示されている別の期間の間、対象に投与するステップを含み、この場合、少なくとも2種のDAAは、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含み、集団の少なくとも約50%、代替として集団の少なくとも約55%、代替として集団の少なくとも約60%、代替として集団の少なくとも約65%、代替として集団の少なくとも約70%、代替として集団の少なくとも約75%、代替として集団の少なくとも約80%、代替として集団の少なくとも約85%、代替として集団の少なくとも約90%、代替として集団の少なくとも約95%、または代替として集団の約100%において、SVR(例えば、SVR12またはSVR24)をもたらすのに有効な量で対象に投与される。
インターフェロンおよびリバビリンの非存在下、および12週間以下の期間、化合物1(または医薬として許容されるその塩)と化合物2(または医薬として許容されるその塩)との組合せを使用する、インターフェロンを用いない処置が、高いSVRを実現することができることは意外なことであった。
したがって、一態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(または医薬として許容されるその塩)を含む、方法を特徴とする。処置は、8週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(または医薬として許容されるその塩)を含む、方法を特徴とする。処置は、7週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(または医薬として許容されるその塩)を含む、方法を特徴とする。処置は、6週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(または医薬として許容されるその塩)を含む、方法を特徴とする。処置は、5週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(または医薬として許容されるその塩)を含む、方法を特徴とする。処置は、4週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(または医薬として許容されるその塩)を含む、方法を特徴とする。処置は、3週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(または医薬として許容されるその塩)を含む、方法を特徴とする。処置は、24週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(または医薬として許容されるその塩)を含む、方法を特徴とする。この処置は、13から23週間続き(例えば、処置の期間は、13週間、14週間、15週間、16週間、17週間、18週間、19週間、20週間、21週間、22週間または23週間から選択される。)、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(または医薬として許容されるその塩)を含む、方法を特徴とする。処置は、12週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
この施用において使用する場合、HCVポリメラーゼ阻害剤は、ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤、ヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤、非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤または非ヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤とすることができる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(または医薬として許容されるその塩)を含む、方法を特徴とする。処置は、11週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(または医薬として許容されるその塩)を含む、方法を特徴とする。処置は、10週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(または医薬として許容されるその塩)を含む、方法を特徴とする。処置は、9週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む、方法を特徴とする。処置は、8週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む、方法を特徴とする。処置は、7週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む、方法を特徴とする。処置は、6週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む、方法を特徴とする。処置は、5週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む、方法を特徴とする。処置は、4週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む、方法を特徴とする。処置は、3週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む、方法を特徴とする。処置は、24週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む、方法を特徴とする。処置は、13から23週間続き(例えば、処置の期間は、13週間、14週間、15週間、16週間、17週間、18週間、19週間、20週間、21週間、22週間または23週間から選択される。)、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む、方法を特徴とする。処置は、12週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む、方法を特徴とする。処置は、11週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む、方法を特徴とする。処置は、10週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む、方法を特徴とする。処置は、9週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む、方法を特徴とする。処置は、8週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む、方法を特徴とする。処置は、7週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む、方法を特徴とする。処置は、6週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む、方法を特徴とする。処置は、5週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む、方法を特徴とする。処置は、4週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む、方法を特徴とする。処置は、3週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む、方法を特徴とする。処置は、24週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む、方法を特徴とする。処置は、13から23週間続き(例えば、処置の期間は、13週間、14週間、15週間、16週間、17週間、18週間、19週間、20週間、21週間、22週間または23週間から選択される。)、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない。(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む、方法を特徴とする。処置は、12週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む、方法を特徴とする。処置は、11週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む、方法を特徴とする。処置は、10週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む、方法を特徴とする。処置は、9週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む、方法を特徴とする。処置は、8週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む、方法を特徴とする。処置は、7週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む、方法を特徴とする。処置は、6週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む、方法を特徴とする。処置は、5週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む、方法を特徴とする。処置は、4週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む、方法を特徴とする。処置は、3週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む、方法を特徴とする。処置は、24週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む、方法を特徴とする。処置は、13から23週間続き(例えば、処置の期間は、13週間、14週間、15週間、16週間、17週間、18週間、19週間、20週間、21週間、22週間または23週間から選択される。)、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない。(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む、方法を特徴とする。処置は、12週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む、方法を特徴とする。処置は、11週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む、方法を特徴とする。処置は、10週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
さらに別の態様において、本発明は、有効量の少なくとも2種のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、HCV感染を処置する方法であって、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む、方法を特徴とする。処置は、9週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者もしくは無応答者、またはインターフェロンを服用できない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3、またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していることがある。本技術のこの態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得る。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加え、前記少なくとも2種のDAAはまた、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される、1種以上のさらなるDAAを含むことができる。このようなさらなるDAAの非限定例には、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが含まれる。
本明細書に記載されている各態様、実施形態、実施例または方法において、化合物1(または医薬として許容されるその塩)は、例えば、非限定的に、1日1回、100mgから600mgが投与され得、化合物2(または医薬として許容されるその塩)は、例えば非限定的に、1日1回、50から500mg投与され得る。より好ましくは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)は、1日1回、200mgから600mg投与され、化合物2(または医薬として許容されるその塩)は、1日1回、100mgから500mg投与される。非常に好ましくは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)は、1日1回、400mgから600mg投与され、化合物2(または医薬として許容されるその塩)は、1日1回、100mgから500mg投与される。最も好ましくは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)は、1日1回、200mgから300mg投与され、化合物2(または医薬として許容されるその塩)は、1日1回、100mgから500mg投与される。好ましくは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)は、1日1回、200mg投与され得、化合物2(または医薬として許容されるその塩)は、1日1回、120mg投与される。同様に、好ましくは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)は、1日1回、300mg投与され得、化合物2(または医薬として許容されるその塩)は、1日1回、120mg投与される。別の例の場合、化合物1(または医薬として許容されるその塩)は、1日1回、400mg投与され得、化合物2(または医薬として許容されるその塩)は、1日1回120mg投与される。さらに別の例の場合、化合物1(または医薬として許容されるその塩)は、1日1回、400mg投与され得、化合物2(または医薬として許容されるその塩)は、1日1回、240mg投与され得る。
本明細書に記載されている、各態様、実施形態、実施例または方法において、ソホスブビルは、例えば、非限定的に、1日1回400mgが投与され得る。
本発明の方法は、未処置患者または処置を経験した患者を処置するために使用され得る。処置を経験した患者は、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、部分応答者および再発者を含む。本発明の方法はまた、インターフェロン処置に対する候補ではない、患者を処置するために使用され得る。インターフェロン処置に対する候補でない患者は、以下に限定されないが、以下の群のうちの1つ以上を含む:インターフェロンに非耐容性の患者、インターフェロン処置を受けることを拒否している患者、インターフェロンを服用することができない医療的状態を有する患者、およびインターフェロンを服用することによって副作用または感染のリスクが増大する患者。
化合物1および化合物2が使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、1種以上のさらなるDAAが、処置レジメンに任意選択的に使用され得る。同様に、化合物1、化合物2およびソホスブビルが使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、1種以上のさらなるDAAが、処置レジメンに任意選択的に使用され得る。同様に、化合物2およびソホスブビルが使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、1種以上のさらなるDAAが、処置レジメンに任意選択的に使用され得る。これらのさらなるDAAは、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVヌクレオシドまたはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤、HCV非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤、HCV NS3B阻害剤、HCV NS4A阻害剤、HCV NS5A阻害剤、HCV NS5B阻害剤、HCV侵入阻害剤、シクロフィリン阻害剤またはこれらの組合せとすることができる。
この目的のための好ましいHCVプロテアーゼ阻害剤は、以下に限定されないが、テラプレビル(Vertex)、ボセプレビル(Merck)、BI−201335(Boehringer Ingelheim)、GS−9451(Gilead)およびBMS−650032(BMS)を含む。他の好適なプロテアーゼ阻害剤は、以下に限定されないが、ACH−1095(Achillion)、ACH−1625(Achillion)、ACH−2684(Achillion)、AVL−181(Avila)、AVL−192(Avila)、BMS−650032(BMS)、ダノプレビル(RG7227/ITMN−191、Roche)、GS−9132(Gilead)、GS−9256(Gilead)、IDX−136(Idenix)、IDX−316(Idenix)、IDX−320(Idenix)、MK−5172(Merck)、ナルラプレビル(Schering−Plough Corp)、PHX−1766(Phenomix)、TMC−435(Tibotec)、バニプレビル(MK−7009、Merck)、VBY708(Virobay)、VX−500(Vertex)、VX−813(Vertex)、VX−985(Vertex)、またはこれらの組合せを含む。
本発明における使用のための好ましい非ヌクレオシドHCVポリメラーゼ阻害剤は、以下に限定されないが、GS−9190(Gilead)、BI−207127(Boehringer Ingelheim)およびVX−222(VCH−222)(Vertex&ViraChem)を含む。好ましいヌクレオチドHCVポリメラーゼ阻害剤は、以下に限定されないが、PSI−7977(Gilead)およびPSI−938(Gilead)を含む。好適なHCVポリメラーゼ阻害剤の他の好適なおよび非限定例は、ANA−598(Anadys)、BI−207127(Boehringer Ingelheim)、BILB−1941(Boehringer Ingelheim)、BMS−791325(BMS)、フィリブビル、GL59728(Glaxo)、GL60667(Glaxo)、GS−9669(Gilead)、IDX−375(Idenix)、MK−3281(Merck)、テゴブビル、TMC−647055(Tibotec)、VCH−759(Vertex&ViraChem)、VCH−916(ViraChem)、VX−759(Vertex)、GS−6620(Gilead)、IDX−102(Idenix)、IDX−184(Idenix)、INX−189(Inhibitex)、MK−0608(Merck)、RG7128(Roche)、TMC64912(Medivir)、GSK625433(GlaxoSmithKline)、BCX−4678(BioCryst)、ALS−2200(Alios BioPharma/Vertex)、ALS−2158(Alios BioPharma/Vertex)またはこれらの組合せを含む。したがって、ポリメラーゼ阻害剤は、GS−6620(Gilead)、IDX−102(Idenix)、IDX−184(Idenix)、INX−189(Inhibitex)、MK−0608(Merck)、PSI−7977(Gilead)、PSI−938(Gilead)、RG7128(Roche)、TMC64912(Medivir)、ALS−2200(Alios BioPharma/Vertex)、ALS−2158(Alios BioPharma/Vertex)のようなヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤、または組合せとすることができる。ポリメラーゼ阻害剤はまた、PF−00868554(Pfizer)、ANA−598(Anadys)、BI−207127(Boehringer Ingelheim)、BILB−1941(Boehringer Ingelheim)、BMS−791325(BMS)、フィリブビル、GL59728(Glaxo)、GL60667(Glaxo)、GS−9669(Gilead)、IDX−375(Idenix)、MK−3281(Merck)、テゴブビル(Gilead)、TMC−647055(Tibotec)、VCH−759(Vertex&ViraChem)、VCH−916(ViraChem)、VX−222(VCH−222)(Vertex&ViraChem)、VX−759(Vertex)のような非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤、またはこれらの組合せとすることができる。
好ましいNS5A阻害剤は、以下に限定されないが、BMS−790052(BMS)およびGS−5885(Gilead)を含む。好適なNS5A阻害剤の非限定例は、GSK62336805(GlaxoSmithKline)、ACH−2928(Achillion)、AZD2836(Astra−Zeneca)、AZD7295(Astra−Zeneca)、BMS−790052(BMS)、BMS−824393(BMS)、GS−5885(Gilead)、PPI−1301(Presidio)、PPI−461(Presidio)、A−831(Arrow Therapeutics)、A−689(Arrow Therapeutics)またはこれらの組合せを含む。
好適なシクロフィリン阻害剤の非限定例は、アリスポロビル(Novartis&Debiopharm)、NM−811(Novartis)、SCY−635(Scynexis)またはこれらの組合せを含む。
好適なHCV侵入阻害剤の非限定例は、ITX−4520(iTherx)、ITX−5061(iTherx)またはこれらの組合せを含む。
本発明の方法において含まれるのに好適な他のDAA剤の具体例は、以下に限定されないが、AP−H005、A−831(Arrow Therapeutics)(NS5A阻害剤)、A−689(Arrow Therapeutics)(NS5A阻害剤)、INX08189(Inhibitex)(ポリメラーゼ阻害剤)、ITMN−191(Intermune/Roche)(NS3/4Aプロテアーゼ阻害剤)、VBY−376(プロテアーゼ阻害剤)(Virobay)、ACH−1625(Achillion、プロテアーゼ阻害剤)、IDX136(Idenix、プロテアーゼ阻害剤)、IDX316(Idenix、プロテアーゼ阻害剤)、VX−813(Vertex)、SCH900518(Schering−Plough)、TMC−435(Tibotec)、ITMN−191(Intermune、Roche)、MK−7009(Merck)、IDX−PI(Novartis)、R7128(Roche)、PF−868554(Pfizer)(非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤)、PF−4878691(Pfizer)、IDX−184(Idenix)、IDX−375(Idenix、NS5Bポリメラーゼ阻害剤)、PPI−461(Presidio)、BILB−1941(Boehringer Ingelheim)、GS−9190(Gilead)、BMS−790052(BMS)、CTS−1027(Conatus)、GS−9620(Gilead)、PF−4878691(Pfizer)、RO5303253(Roche)、ALS−2200(Alios BioPharma/Vertex)、ALS−2158(Alios BioPharma/Vertex)、GSK62336805(GlaxoSmithKline)またはこれらの任意の組合せを含む。
これらの任意選択のHCV阻害剤の一部の化学構造は、以下に提示されている:
本明細書に記載されている任意のHCV阻害剤またはDAAは、これが治療的処置または医薬製剤において使用される場合、この好適な塩形態を包含する。
一部の実施形態において、本発明は、遺伝子型1aまたは1bのようなHCV遺伝子型1に感染している患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(医薬として許容されるその塩)を含む。化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(医薬として許容されるその塩)は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型2または3感染を有する患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(医薬として許容されるその塩)を含む。化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(医薬として許容されるその塩)は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間であり、または期間は11週間であり、または期間は10週間であり、または期間は9週間であり、または期間は8週間であり、または期間は7週間であり、または期間は6週間であり、または期間は5週間であり、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型2感染を有する患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(医薬として許容されるその塩)を含む。化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(医薬として許容されるその塩)は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型3感染を有する患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(医薬として許容されるその塩)を含む。化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(医薬として許容されるその塩)は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型4感染を有する患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(医薬として許容されるその塩)を含む。化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(医薬として許容されるその塩)は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型5感染を有する患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(医薬として許容されるその塩)を含む。化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(医薬として許容されるその塩)は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型6感染を有する患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(医薬として許容されるその塩)を含む。化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(医薬として許容されるその塩)は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型1aまたは1bのようなHCV遺伝子型1に感染している患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず(すなわち、インターフェロンとリバビリンのどちらも投与されない。)、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型2または3感染を有する患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型2感染を有する患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型3感染を有する患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型4感染を有する患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型5感染を有する患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型6感染を有する患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型1aまたは1bのようなHCV遺伝子型1に感染している患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む。化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型2または3感染を有する患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む。化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型2感染を有する患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む。化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型3感染を有する患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む。化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型4感染を有する患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む。化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型5感染を有する患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む。化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型6感染を有する患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む。化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型1aまたは1bのようなHCV遺伝子型1に感染している患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む。化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型2または3感染を有する患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む。化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型2感染を有する患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む。化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型3感染を有する患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む。化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型4感染を有する患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む。化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型5感染を有する患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む。化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型6感染を有する患者を処置する方法を特徴とする。本方法は、このような患者に少なくとも2種のDAAの組合せ物を、8週間以下(例えば、期間は8週間、7週間、6週間、5週間または4週間である。)のような、12週間以下(例えば、期間は、12週間、11週間、10週間、9週間、8週間、7週間、6週間、5週間または4週間)の間、投与するステップを含み、この場合、この処置は、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルを含む。化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)をもたらす治療有効量において投与され得る。患者は、未処置患者または処置を経験した患者とすることができる。処置期間は、以下に限定されないが、11週間以下、10週間以下、9週間以下であるが、好ましくは8週間以下、7週間以下、6週間以下、5週間以下、4週間以下または3週間以下を含めた、12週間以下とすることができ、例えば、この期間は、12週間である、または期間は11週間である、または期間は10週間である、または期間は9週間である、または期間は8週間である、または期間は7週間である、または期間は6週間である、または期間は5週間である、または期間は4週間である。
任意の特定の患者のための特定の用量レベルは、使用される具体的な化合物の活性、年齢、体重、全般的な健康、性別、食事、投与時間、投与経路、排出速度、薬物組合せ、および治療を受ける疾患の重症度を含めた、様々な因子に依存することが理解される。
化合物1および化合物2が使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(医薬として許容されるその塩)は、単一剤形中に共製剤化され得る。適切な剤形の非限定例は、液体剤形または固体剤形を含む。好ましくは、化合物1および化合物2は、DAAのうちの少なくとも1種が、アモルファス形態である、または非常に好ましくは、医薬として許容される水溶性ポリマーおよび医薬として許容される界面活性剤を含むマトリックス中に分子として分散される単一固体剤形中に製剤化される。他のDAAもまた、アモルファス形態にあることができる、またはマトリックス中に分子として分散され得る、または異なる形態(例えば、結晶性形態)中に製剤化され得る。より好ましくは、2種のDAAの各々は、アモルファス形態である、または非常に好ましくは、医薬として許容される水溶性ポリマーおよび医薬として許容される界面活性剤を含むマトリックス中に分子として分散される。
化合物1、化合物2およびソホスブビルが使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルは、単一剤形中に共製剤化され得る。好適な剤形の非限定例は、液体剤形または固体剤形を含む。好ましくは、化合物1、化合物2およびソホスブビルは、DAAのうちの少なくとも1種が、アモルファス形態である、または非常に好ましくは、医薬として許容される水溶性ポリマーおよび医薬として許容される界面活性剤を含むマトリックス中に分子として分散される単一固体剤形中に製剤化される。他のDAAもまた、アモルファス形態にあることができる、またはマトリックス中に分子として分散され得る、または異なる形態(例えば、結晶性形態)に製剤化され得る。
化合物2およびソホスブビルが使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、化合物2(または医薬として許容されるその塩)およびソホスブビルは、単一剤形中に共製剤化され得る。適切な剤形の非限定例は、液体剤形または固体剤形を含む。好ましくは、化合物2およびソホスブビルは、DAAのうちの少なくとも1種が、アモルファス形態である、または非常に好ましくは、医薬として許容される水溶性ポリマーおよび医薬として許容される界面活性剤を含むマトリックス中に分子として分散される単一固体剤形中に製剤化される。他のDAAもまた、アモルファス形態にあることができる、またはマトリックス中に分子として分散され得る、または異なる形態(例えば、結晶性形態)に製剤化され得る。
本明細書に記載されている任意の方法において、処置されている患者は、未処置患者とすることができる。
本明細書に記載されている任意の方法において、処置されている患者は、インターフェロン非応答者とすることができる。
本明細書に記載されている任意の方法において、処置されている患者は、インターフェロン無応答者とすることができる。
本明細書に記載されている任意の方法において、処置されている患者は、肝硬変がないものとすることができる。
本明細書に記載されている任意の方法において、処置されている患者は、肝硬変患者とすることができる。
本明細書に記載されている任意の方法において、処置されている患者は、代償性肝硬変を有する患者とすることができる。
化合物1および化合物2が使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、この方法において使用されるDAAは、化合物1および化合物2からなることができる。化合物1および化合物2が使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、この方法において使用されるDAAは、化合物1および化合物2からなることができる。化合物1および化合物2が使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、この方法において使用されるDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)および化合物2(または医薬として許容されるその塩)からなることができる。化合物1および化合物2が使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、この方法において使用されるDAAは、化合物1(または医薬として許容されるその塩)、化合物2(または医薬として許容されるその塩)、およびHCVヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤からなることができる。化合物1および化合物2が使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、この方法において使用されるDAAは、化合物1、化合物2、およびHCVヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤からなることができる。化合物1および化合物2が使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、この方法において使用されるDAAは、化合物1および化合物2からなることができる。化合物1および化合物2が使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、化合物1および化合物2は食事と一緒に投与され得る。化合物1および化合物2が使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、化合物1および化合物2は食事なしに投与され得る。
本明細書に記載されている任意の方法において、患者は血液透析を含む腎臓機能障害を有することができる。本明細書に記載されている任意の方法において、患者は、ステージ3b(eGFRが30から<45mL/分/1.73m2)、ステージ4(eGFRが15から<30mL/分/1.73m2)またはステージ5(eGFRが<15mL/分/1.73m2または透析依存性)の慢性腎臓疾患(CKD)を有することができる。本明細書に記載されている任意の方法において、患者は、HIV共感染を有することができる。
HCVを処置する方法であって、有効量の2種以上のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む前記方法も企図される。処置は4週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンおよびリバビリンを用いない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置される患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを服用することができない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてもよい。この態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与され得、単一製剤に共製剤化され得る、または様々な組成物中に製剤化され得る。DAAはそれぞれ、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択され得る。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ)とすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。さらに別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)とすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)とすることができる。一例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、(2R,6S,13aS,14aR,16aS,Z)−N−(シクロプロピルスルホニル)−6−(5−メチルピラジン−2−カルボキサミド)−5,16−ジオキソ−2−(フェナントリジン−6−イルオキシ)−1,2,3,5,6,7,8,9,10,11,13a,14,14a,15,16,16a−ヘキサデカヒドロシクロプロパ[e]ピロロ[1,2−a][1,4]ジアザシクロペンタデシン−14a−カルボキサミドであり、化合物4は、ジメチル(2S,2’S)−1,1’−((2S,2’S)−2,2’−(4,4’−((2S,5S)−1−(4−tert−ブチルフェニル)ピロリジン−2,5,ジイル)ビス(4,1−フェニレン))ビス(アザンジイル)ビス(オキソメチレン)ビス(ピロリジン−2,1−ジイル)ビス(3−メチル−1−オキソブタン−2,1−ジイル)ジカルバメートであり、これらのどちらも、2012年10月19日に出願された、その全体を参照により本明細書に組み込む、「Methods for Treating HCV」と題する、米国特許出願公開第2013/0102526号に記載されている。化合物3は、好ましくは、リトナビルと共投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。リバビリンおよびインターフェロンを使用しない、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せは、4週間の処置後にHCV遺伝子型1に対して少なくとも約80%のSVR率を実現することができると考えられる。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻
害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。
HCVを処置する方法であって、有効量の2種以上のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、方法がさらに企図される。処置は5週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンおよびリバビリンを用いない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを服用することができない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてもよい。この態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得、単一製剤に共製剤化され得る、または様々な組成物中に製剤化され得る。DAAはそれぞれ、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択され得る。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ。)とすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。さらに別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ。)とすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ。)とすることができる。一例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、好ましくは、リトナビルと共投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。リバビリンおよびインターフェロンを使用しない、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せは、5週間の処置後にHCV遺伝子型1に対して少なくとも約80%のSVR率を実現することができると考えられる。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型
1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。
HCVを処置する方法であって、有効量の2種以上のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、方法がさらに企図される。処置は6週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンおよびリバビリンを用いない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを服用することができない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてもよい。この態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得、単一製剤に共製剤化され得る、または様々な組成物中に製剤化され得る。DAAはそれぞれ、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択され得る。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ。)とすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。さらに別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ。)とすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ。)とすることができる。一例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、好ましくは、リトナビルと共投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の
例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。
HCVを処置する方法であって、有効量の2種以上のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、方法がさらに企図される。処置は7週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンおよびリバビリンを用いない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを服用することができない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてもよい。この態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得、単一製剤に共製剤化され得る、または様々な組成物中に製剤化され得る。DAAはそれぞれ、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択され得る。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ。)とすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。さらに別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ。)とすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ。)とすることができる。一例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、好ましくは、リトナビルと共投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。
さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。
HCVを処置する方法であって、有効量の2種以上のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、方法がさらに企図される。処置は8週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンおよびリバビリンを用いない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを服用することができない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてもよい。この態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得、単一製剤に共製剤化され得る、または様々な組成物中に製剤化され得る。DAAはそれぞれ、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択され得る。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ。)とすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。さらに別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ。)とすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ。)とすることができる。一例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、好ましくは、リトナビルと共投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の
例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。
HCVを処置する方法であって、有効量の2種以上のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、方法がさらに企図される。処置は9週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンおよびリバビリンを用いない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを服用することができない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてもよい。この態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得、単一製剤に共製剤化され得る、または様々な組成物中に製剤化され得る。DAAはそれぞれ、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択され得る。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ。)とすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。さらに別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ。)とすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ。)とすることができる。一例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、好ましくは、リトナビルと共投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の
例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。
HCVを処置する方法であって、有効量の2種以上のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、方法がさらに企図される。処置は10週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンおよびリバビリンを用いない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを服用することができない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてもよい。この態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得、単一製剤に共製剤化され得る、または様々な組成物中に製剤化され得る。DAAはそれぞれ、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択され得る。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ。)とすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。さらに別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ。)とすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ。)とすることができる。一例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、好ましくは、リトナビルと共投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別
の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。
HCVを処置する方法であって、有効量の2種以上のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、方法がさらに企図される。処置は11週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンおよびリバビリンを用いない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを服用することができない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてもよい。この態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得、単一製剤に共製剤化され得る、または様々な組成物中に製剤化され得る。DAAはそれぞれ、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択され得る。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ。)とすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。さらに別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ。)とすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ。)とすることができる。一例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、好ましくは、リトナビルと共投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別
の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。
HCVを処置する方法であって、有効量の2種以上のDAAの組合せ物を、これを必要としている患者に投与するステップを含む、方法がさらに企図される。処置は12週間続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(すなわち、インターフェロンおよびリバビリンを用いない。)。DAAは、同一または異なる投与頻度において投与され得る。処置されている患者は、未処置患者、以下に限定されないが、再発者、インターフェロンの部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを服用することができない患者を含めた、処置を経験した患者とすることができる。患者は、例えば非限定的に、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1、またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてもよい。この態様による処置はまた、他のHCV遺伝子型に対して有効であり得る。DAAは、ほぼ同一時間または異なる時間に投与され得、単一製剤に共製剤化され得る、または様々な組成物中に製剤化され得る。DAAはそれぞれ、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択され得る。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ。)とすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。さらに別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ。)とすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せとすることができる。別の例の場合、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ。)とすることができる。一例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、好ましくは、リトナビルと共投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別
の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に100mgまたは200mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含む。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。さらに別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、1日1回、100mgのリトナビルと一緒に150mgの化合物3、1日1回、25mgの化合物4、および1日1回、400mgのソホスブビルを投与するステップを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。
本明細書に記載されている任意の方法において、本明細書において引用されているHCVポリメラーゼ阻害剤は、IDX21437(ウリジンヌクレオチド類似体HCV NS5Bポリメラーゼ阻害剤、Idenix)とすることができる。
本明細書に記載されている任意の方法において、本明細書において引用されているHCVポリメラーゼ阻害剤はまた、IDX21459とすることができる。
本明細書に記載されている任意の方法において、本明細書において引用されているHCV NS5A阻害剤はGS−5816とすることができる。
本明細書に記載されている任意の方法において、本明細書において引用されているHCV NS5A阻害剤はまた、MK−8742とすることができる。
本明細書に記載されている任意の方法において、処置されている患者は、好ましくは、HCV遺伝子型1患者である。
上記の実施形態および以下の実施例は、限定でなく例示として示されていると理解されるべきである。本発明の範囲内の様々な変更および修正は、本記載から当業者に明らかになる。
[実施例1] インターフェロンを用いないDAA併用治療のための臨床モデル化
その全体を参照により本明細書に組み込む、2012年10月19日出願の、「Methods for Treating HCV」と題する米国特許出願公開第2013/0102526号に記載されている臨床モデルを使用して、化合物1および化合物2の投与を含む処置レジメンを評価した。これらの処置レジメンは、化合物1および化合物2の投与を含んだが、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まなかった。同等のSVR率が、インターフェロン非応答者について予測される。
図1は、遺伝子型1の未処置対象を処置するための、化合物1(400mgを1日1回)および化合物2(120mgを1日1回)の使用からなる、2−DAAレジメンに関する、予測されるメジアンSVR百分率および90%のSVR信頼区間を示している。様々な処置期間を評価した。12週間の処置の予測されるSVR率は、約95%であった。本出願の図のすべてにおいて使用されるように、各SVR百分率のカラムの上部の垂直のバーは、90%のSVR信頼区間を表しており、x軸(「時間(週間)」)は、各処置レジメンの期間を示す。
図2は、遺伝子型1の未処置対象を処置するための、化合物1(400mgを1日1回)および化合物2(60mgを1日1回)の使用からなる、2−DAAレジメンに関する、予測されるメジアンSVR百分率および90%のSVR信頼区間を示している。様々な処置期間を評価した。12週間の処置の予測されるSVR率は、約85−90%であった。
図3は、遺伝子型1の未処置対象を処置するための、化合物1(600mgを1日1回)および化合物2(480mgを1日1回)の使用からなる、2−DAAレジメンに関する、予測されるメジアンSVR百分率および90%のSVR信頼区間を示している。様々な処置期間を評価した。12週間の処置の予測されるSVR率は、約100%であった。
図4は、遺伝子型3の未処置対象を処置するための、化合物1(400mgを1日1回)および化合物2(120mgを1日1回)の使用からなる、2−DAAレジメンに関する、予測されるメジアンSVR百分率および90%のSVR信頼区間を図示している。様々な処置期間を評価した。12週間の処置の予測されるSVR率は、約95%であった。
図5は、遺伝子型3の未処置対象を処置するための、化合物1(400mgを1日1回)および化合物2(60mgを1日1回)の使用からなる、2−DAAレジメンに関する、予測されるメジアンSVR百分率および90%のSVR信頼区間を示している。様々な処置期間を評価した。12週間の処置の予測されるSVR率は、約85−90%であった。
図6は、遺伝子型3の未処置対象を処置するための、化合物1(600mgを1日1回)および化合物2(480mgを1日1回)の使用からなる、2−DAAレジメンに関する、予測されるメジアンSVR百分率および90%のSVR信頼区間を示している。様々な処置期間を評価した。12週間の処置の予測されるSVR率は、約100%であった。
化合物1、化合物2およびソホスブビル、または化合物2およびソホスブビルの投与を含む処置レジメンも、同じ臨床モデルを使用して評価した。図7は、遺伝子型1の未処置対象を処置するための、化合物1(400mgを1日1回)、化合物2(120mgを1日1回)およびソホスブビル(400mgを1日1回)の使用からなる処置レジメンに関する、予測されるSVRを示している。この処置レジメンは、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まなかった。様々な処置期間を評価した。2週間、4週間、6週間、8週間、10週間および12週間の処置レジメンの予測されるSVR率は、それぞれ、約40%、85%、100%、100%、100%および100%であった。同等のSVR率が、インターフェロン非応答者について予測される。
図8は、遺伝子型1の未処置対象を処置するための、化合物2(120mgを1日1回)およびソホスブビル(400mgを1日1回)の使用からなる処置レジメンに関する、予測されるSVRを示している。この処置レジメンは、インターフェロンまたはリバビリンのどちらの投与も含まなかった。様々な処置期間を評価した。6週間、8週間、10週間および12週間の処置レジメンの予測されるSVR率は、それぞれ、約60%、95%、100%および100%であった。同等のSVR率が、インターフェロン非応答者について予測される。
[実施例2] インビトロでの化合物1および化合物2の組合せ
図9は、化合物1および化合物2の組合せが、HCV GT 1b Con−1複製細胞において試験して、HCV阻害に及ぼす有意な相乗効果を示すことを示している。PrichardおよびShipmanモデル(Prichardら、Antiviral Research 14巻:181−205頁(1990年))を使用して、結果を生じさせた。
化合物1は、GT 1a、1b、2a、3a、4aまたは6aに由来するNS3遺伝子を含有するHCV安定なサブゲノムレプリコンの複製を阻害し、EC50値は0.85nMから2.8nMの範囲であった。留意すべきことに、化合物1は、GT3aプロテアーゼを含有するレプリコンに対して強力であり、EC50値は1.6nMであった。化合物1は、他のHCVプロテアーゼ阻害剤(Pi)に対する抵抗性が付与されたNS3アミノ酸位155および168において、共通のGT1aおよび1b変異体に対して、この活性を保持した。GT1aおよび1bサブゲノムレプリコン細胞における抵抗性コロニー選択試験により、GT1aにおけるA156T、およびGT1bにおけるA156Vが、それぞれ1400倍および1800倍の感受率低下を化合物1にもたらした最も頻度の高い変異体として特定された。しかし、これらの変異体は、インビトロ複製能を、これらの対応する野生型レプリコンのインビトロ複製能の1.5%および9.2%しか有していなかった。GT3a NS3プロテアーゼを含有するレプリコンにおいて、化合物1は、このEC50値より100倍以上高い濃度において、ほとんどないコロニーを選択した。選択を切り抜けたコロニーは、それぞれ1500倍または1100倍の感受率損失を化合物1にもたらした、A156Gを単独、またはY56Hと共選択されたQ168Rのどちらか一方を含有した。
GT 1a(H77)におけるV36M、R155K、D168AおよびD168V、またはGT 1b(Con−1)におけるT54A、R155K、D168VおよびV170Aのような共通のHCV遺伝子型1のNS3抵抗性関連変異体に対して試験した場合、化合物1は、野生型HCVレプリコンに対するものとほとんどの同等の阻害活性を示した。化合物1は、インビトロにおける多数のNS5A阻害剤およびNS5B阻害剤抵抗性関連変異体(例えば、GT 1aにおけるM28T、M28V、Q30D、Q30R、Y93C、Y93H、Y93N、L31V+Y93H、C316Y、M414T、Y448C、Y448H、S556GおよびS559G、ならびにGT 1bにおけるL28T、Y93H、S282T、C316Y、Y448HおよびS556G)に対する強力な活性を有することも示された。
[実施例3] 化合物1および化合物2の組合せにより処置された、HCV遺伝子型1(GT1)の非肝硬変の未処置患者またはペグ化インターフェロン/リバビリン無応答者における高いSVR
化合物1および化合物2は、鍵となる公知の抵抗性関連変異体および抵抗性選択への高いバリアに対する活性を含めた、主要なHCV遺伝子型(GT)に対する強力な汎遺伝子型インビトロ抗ウイルス活性を特徴としている。化合物1または化合物2による単剤療法により、代償性肝硬変を有するまたは有していないGT1感染対象において、HCV血漿ウイルス負荷がベースラインから平均4log10IU/mL、低下した。
この第2相試験において、化合物1および化合物2による12週間の処置を、肝硬変を有していないHCV GT1感染対象において評価する。非肝硬変のGT1感染未処置(TN)またはペグ化インターフェロン/リバビリン(ペグIFN/RBV)無応答対象に、1日1回、化合物1 200mg+化合物2 120mgまたは40mgを12週間投与し、続いて、24週間追跡した。効力は、試験薬物の最終投与後に、持続性ウイルス陰性化(SVR)によって測定した。安全性は、有害事象(AE)のモニタリング、検査室試験および他の標準的判定によって評価した。
79名の対象(男性、52%;メジアン[範囲]年齢、54.0[26.0−70.0]歳;GT1a、81%;GT1b、19%;TN、63%;ペグIFN/RBV無応答者、37%;線維症>F2、25%;メジアン[範囲]HCV RNA log10IU/mL、6.8[4.4−7.5])が登録され、40名に、化合物1 200mg+化合物2 120mgを投与し、39名に化合物1 200mgおよび化合物2 40mgを投与した。29名のペグIFN/RBV無応答者のうちの29名(100%)、および50名のTN対象のうちの49名(98%)において、試験薬物の最終投与の4週間後にSVR(SVR4)が達成された。処置に関連する深刻なAE、または臨床的に関連する検査室での知見はなかった。最も一般的なAE(対象の5%超から報告された。)は、疲労、頭痛、吐き気、下痢および不安であった。
化合物1および化合物2の組合せにより、非肝硬変のTNおよび/ペグIFN/RBV無応答者におけるGT1感染を1日1回、12週間、処置すると、高いSVR4(98%−100%)率となった。1つの処置に再発が観察された。
化合物1および化合物2の組合せにより、12週間、処置された非肝硬変のHCV GT1感染患者は、以前の処置経験またはベースライン変異の存在にかかわらず、高SVR12率を実現した。
化合物1および化合物2の組合せによる、12週間の処置は、代償性肝硬変を有するGT1対象において、高SVRを達成することがやはり予測される。同様に、化合物1および化合物2の組合せにより、1日1回、8週間しか処置しない場合でも、GT1患者において高いSVRが予測される。好適な投与は、以下に限定されないが、化合物1 300mg+化合物2 120mgを1日1回、または化合物1 200mg+化合物2 80mgを1日1回を含む。
[実施例4] HCV遺伝子型2(GT2)感染を有する、非肝硬変の未処置患者および処置を経験した患者における、化合物1および化合物2により達成された高いSVR
実施例3に示されている通り、化合物1および化合物2は、GT1に対して強力な阻害剤である。化合物1および化合物2は、GT2に対して同等のインビトロ抗ウイルス効力を有する。この実施例は、非肝硬変のGT2感染未処置(TN)対象およびペグ化インターフェロン/RBV(ペグIFN/RBV)処置を経験した(TE)対象において、リバビリン(RBV)ありまたはなしで、化合物1および化合物2の効力および安全性を評価する。
対象に、化合物1 300mg+化合物2 120mg(治療群A)、化合物1 200mg+化合物2 120mg(治療群B)または化合物1 200mg+化合物2 120mg+RBV(治療群C)を12週間、投与した。DAAは、1日1回投与した。重量を基準とするRBV(1000または1200mg)を、1日2回投与した。次に、対象を24週間、追跡した。効力は、試験薬物の最後の用量後に、持続性ウイルス陰性化(SVR)によって測定した。安全性は、有害事象(AE)のモニタリング、検査室試験およびバイタルサインによって評価した。
75名の対象を、治療群A−C(それぞれ、n=25)において処置した。74名がGT2を有しており、最初に治療群Bに無作為抽出した1名の対象は、GT3a感染を有すると決定された。対象は63%が男性であった;メジアン(範囲)年齢、57.0(20.0−69.0)歳;GT2b、81%;TN、88%;TE、12%;F0−F2、87%;F3、13%;メジアン(範囲)ベースラインHCV RNA log10IU/mL、7.1(4.7−7.8)。ウイルス学的失敗を経験した対象はいなかった。治療群Aにおいて1名の対象が、試験薬物を早期に中止し、追跡から脱落した。SVR4率(ITT分析)は、それぞれ、治療群A、BおよびCにおいて、96%(24/25)、100%(24/24)および100%(25/25)である。大部分のAEは軽度であり、最も一般的なDAA関連AEは、疲労、吐き気、頭痛および下痢であった。深刻なDAA関連AEはなかった。ヘモグロビンの典型的な低下が、RBV含有治療群において観察された。
RBVありまたはなしで、12週間の化合物1+化合物2は、かなり有効であり、十分に耐容されて、96%−100%のSVR4率を実現した。
GT2感染を有する非肝硬変患者において、化合物1および化合物2の組合せの1日1回のレジメンは、以前の処置経験またはベースライン変異の存在にかかわらず、十分に耐容されて高いSVR12率を実証した。
化合物1および化合物2の組合せによる、12週間の処置は、代償性肝硬変を有するGT2対象において、高いSVRを達成することがやはり予測される。同様に、化合物1および化合物2の組合せにより、1日1回、8週間しか処置しなかった場合でも、GT2患者において高いSVRが予測される。好適な投与は、以下に限定されないが、化合物1 300mg+化合物2 120mgを1日1回、または化合物1 200mg+化合物2 80mgを1日1回を含む。
[実施例5] HCV遺伝子型3(GT3)感染を有する、非肝硬変の未処置患者および処置を経験した患者における、化合物1および化合物2により達成された高いSVR
実施例3に示されている通り、化合物1および化合物2は、GT1に対して強力な阻害剤である。化合物1および化合物2は、GT3に対して同等のインビトロ抗ウイルス効力を有する。この実施例は、非肝硬変のGT3感染未処置(TN)対象およびペグ化インターフェロン/RBV(ペグIFN/RBV)処置を経験した(TE)対象において、リバビリン(RBV)ありまたはなしで、化合物1および化合物2の効力および安全性を評価する。
対象に、化合物1 300mg+化合物2 120mg(治療群D)、化合物1 200mg+化合物2 120mg(治療群E)、化合物1 200mg+化合物2 120mg+RBV(治療群F)または化合物1 200mg+化合物2 40mg(治療群G)を12週間、投与した。DAAは、1日1回投与した。重量を基準とするRBV(1000または1200mg)を、1日2回投与した。効力は、試験薬物の最終投与後に、持続性ウイルス陰性化(SVR)によって測定した。安全性は、有害事象(AE)のモニタリング、検査室試験およびバイタルサインによって評価した。
120名のGT3に感染した対象は、治療群D(n=30)、E(n=29)、F(n=31)またはG(n=30)において処置された。対象は56%が男性であった;メジアン年齢、52.0歳;GT3a、98%;TN、92%;TE、8%;線維症>F2、15%;メジアンベースラインHCV RNA log10IU/mL、6.7。各処置の治療群(n=4)において、1名のウイルス学的失敗があり、そのうちの3名は、ペグIFN/RBV TE対象におけるものであった。治療群Gにおける1名の対象は、2週目の訪問時に追跡から脱落した。SVR4率は、治療群D、E、FおよびGにおいて、それぞれ、96%(27/28)、96%(27/28)、97%(29/30)および93%(27/29)であった。AEはほとんど軽度であり、最も一般的なDAA関連AEは、疲労、吐き気および頭痛であった。深刻なDAA関連のAEはなかった。1名の対象が、腹痛および熱感のDAAおよびRBV関連AEにより中止した。ヘモグロビンの典型的な低下が、RBV含有治療群において観察された(治療群F)。
非肝硬変のHCV GT3感染しているTNまたはTE対象において、RBVありまたはなしで、12週間の化合物1+化合物2の処置は、十分に耐容された。93%−96%という有望なSVR4率が、RBVを使用せずに実現された。さらなる試験は、治療群D、E、FおよびGが、それぞれ、93%、93%、94%および83%のSVR12を達成したことを示した。
化合物1および化合物2の組合せによる、12週間の処置は、肝硬変を有するGT3対象において、高いSVRを達成することがやはり予測される。同様に、化合物1および化合物2の組合せにより、1日1回、8週間しか処置しなかった場合でも、GT3患者において高いSVRが予測される。好適な投与は、以下に限定されないが、化合物1 300mg+化合物2 120mgを1日1回、または化合物1 200mg+化合物2 80mgを1日1回を含む。
[実施例6] 健常な対象における、シクロスポリンまたはタクロリムスを有する化合物1および化合物2間の薬物−薬物相互作用
化合物1+化合物2の組合せは、第2相試験において、高い持続性ウイルス陰性化率となることを実証した。2つの第1相の、非盲検試験を行って、化合物1+化合物2を免疫抑制剤であるシクロスポリンまたはタクロリムスと共投与した場合の、薬物動態、安全性および耐容性を評価した。
健康な成人対象に、シクロスポリン100mg(n=12)もしくはタクロリムス1mg(n=12)を単独で、または化合物1 300mg(QD)(すなわち、1日1回)+化合物2 120mg(QD)を組み合わせて、単回用量で投与した。シクロスポリン、タクロリムス、化合物1および化合物2の濃度を決定するために集中的な血液サンプリングを行い、薬物動態パラメータ(観察された極大濃度[Cmax]、濃度−時間曲線下面積[AUCtまたはAUCinf]およびトラフ濃度[C24])を見積もった。安全性および耐容性は、この試験の全体にわたり評価した。
血液中のシクロスポリンのCmax、AUCtおよびAUCinfは、定常状態において化合物1+化合物2を共投与した場合、影響は最小限であった(14%以下の変化)。シクロスポリンと共投与した場合、血漿中の定常状態のCmax、AUC24およびC24は、化合物1(それぞれ、30%、37%および34%)および化合物2(それぞれ、11%、22%および26%)において、わずかに増加した。血液中のタクロリムスのCmax、AUCtおよびAUCinfは、定常状態において化合物1+化合物2を共投与した場合、わずかに増加した(それぞれ、50%、53%および45%)。タクロリムスと共投与した場合、血漿中の定常状態のCmax、AUC24およびC24は、化合物1(11%以下の変化)および化合物2(2%以下の変化)において、最小限の影響を受けた。
深刻な有害事象は、どちらの試験においても観察されなかった。報告された有害事象にパターンはなく、新規な安全性問題は特定されなかった。
化合物1、化合物2およびシクロスポリンを共投与した場合、用量調節は必要ないはずである。タクロリムスと共投与した場合、化合物1および化合物2の用量調節は必要ないはずである。タクロリムスの投与を受けている対象は、DAAによる処置を開始した場合、その現在の用量の使用を継続すべきであり、治療モニタリングに基づいて、必要な場合、タクロリムスの用量を減量すべきであると考えることができる。
[実施例7] オピオイド維持療法中の対象における化合物1/化合物2とメタドンまたはブプレノルフィン/ナロキソンとの間の有意な薬物−薬物相互作用の非存在
第1相の非盲検試験を行って、化合物1+化合物2、およびメタドンまたはブプレノルフィン/ナロキソンの薬物動態、安全性および耐容性を評価した。オピオイド依存用のメタドン(n=12)またはブプレノルフィン/ナロキソン(n=12)の個別化されたレジメン中の、それ以外は健常な成人対象に、7日間、化合物1 300mg(QD)+化合物2 120mg(QD)を投与した。メタドン、ブプレノルフィン、ノルブプレノルフィン、ナロキソン、化合物1および化合物2の濃度を決定するために、集中的な血液サンプリングを行い、薬物動態パラメータ(観察された極大濃度[Cmax]、濃度−時間曲線下面積[AUC24またはAUCt]およびトラフ濃度[C24])を見積もった。安全性および耐容性は、この試験の全体にわたり評価した。潜在的なオピオイド離脱症状または過剰摂取症状(薬力学)は、短期オピエート離脱尺度(short opiate withdrawal scale)、薬物アンケートに対する要望、および試験の全体にわたる瞳孔測定を含めた、バリデーション済み機器を用いて評価した。
メタドン維持療法中の対象の場合、R−およびS−メタドンの用量により標準化したCmax、AUC24およびC24は、定常状態において化合物1および化合物2と共投与することにより影響を受けなかった(5%以下の変化)。ブプレノルフィン/ナロキソン維持療法中の対象の場合、ブプレノルフィン(それぞれ、8%、17%および24%)およびノルブプレノルフィン(それぞれ、25%、30%および21%)の用量により標準化したCmax、AUC24およびC24は、定常状態において化合物1および化合物2を共投与した場合、わずかに増加した。ナロキソンの用量により標準化したCmaxおよびAUCtは、影響は最小限であった(12%以下の変化)。メタドンまたはブプレノルフィン/ナロキソンのレジメンの薬力学は、どちらのレジメンの場合でも、化合物1または化合物2を共投与することにより、ほとんど影響を受けなかった。メタドンまたはブプレノルフィン/ナロキソンとの共投与後の、化合物1および化合物2の曝露は、以前の試験において観察された値に類似した。
対象は、軽強度の有害事象を経験し、最も一般的なもの(5%超において報告)は、腹痛、便秘および頭痛であった。対象はすべて、試験を完了した。臨床的に関連する異常な検査所見の異常性、ECGまたはバイタルサインの知見はなかった。
化合物1および化合物2をメタドンまたはブプレノルフィン/ナロキソンと共投与した場合の用量調節は必要ないはずである。薬力学的相互作用は、予期されない。
[実施例8] 肝硬変を有していないHCV感染対象における、リバビリンありまたはなしでの、汎遺伝子型の直接作用型抗ウイルス剤、化合物1および化合物2の12週間の共投与の薬物動態
リバビリン(RBV)ありまたはなしで、化合物1および化合物2の薬物動態を評価した。2つの非盲検の多施設試験を行い、GT1、GT2またはGT3感染対象において、RBVありまたはなしで、化合物1(200または300mg(QD))および化合物2(40または120mg(QD))の共投与の効力、安全性および薬物動態を評価した。検証処置期間全体にわたり、薬物動態分析用の血液試料を採集した。単回用量(1日目)後、および定常状態(4週目)における化合物1および化合物2の薬物動態を、非コンパートメント法により評価した。
合計274名の対象に、RBVありまたはなしで、化合物1および化合物2を投与した。化合物1および化合物2のどちらも、迅速な吸収を示し、Tmaxは、2から4時間の範囲となった。300mgの後の定常状態での化合物1の曝露(0から4時間の曲線下面積)は、2570ng.h/mLであり、200mgの投与後の曝露の約3.7倍であった。40mgまたは120mgのどちらか一方の化合物2と、それぞれ200mgの化合物1との共投与により、化合物2の曝露は、それぞれ、157または372ng.h/mLとなった。300mgの化合物1により、120mgの化合物2の曝露が、さらに20%から30%増加した。化合物1または化合物2の曝露における最小累積が、1日目と比べて、4週目に観察された。化合物2は、化合物1の曝露に最小限の影響を及ぼしたが、200mgおよび300mgの化合物1は、120mgの化合物2の曝露を、単独で投与した場合3から4倍、高めた。HCV遺伝子型およびRBVの共投与は、化合物1または化合物2の曝露に影響を及ぼさなかった。
化合物1は非線形薬物動態を示し、用量の増加に伴って、曝露において用量比例を超える増加となる一方、化合物2の曝露は、化合物1と共投与した場合、ほぼ用量に比例して増加した。化合物2は、化合物1に最小限の影響しか及ぼさなかった一方、化合物1は、化合物2の曝露を増加させ、化合物2の曝露の増加は、化合物1の用量に依存した。化合物1または化合物2は、HCV感染対象において、多回投与後に最小限の曝露の蓄積を有した。
[実施例9] 化合物1/化合物2とソホスブビルとの間の薬物−薬物相互作用
化合物1+化合物2とソホスブビルとの共投与中の、いずれかの潜在的相互作用を評価するため、第1相試験を行った。これは、16名の健常な対象における非盲検の無作為化した多回用量の非絶食での試験であり、これらの対象は、2つのコホートの一方に1:1に割り当てられて、化合物1 400mg(QD)+化合物2 120mg(QD)、またはソホスブビル400mg(QD)のどちらかを7日間(期間1)投与され、次いで、さらに7日間(期間2)化合物1 400mg(QD)+化合物2 120mg(QD)とソホスブビル400mg(QD)との組合せを投与された。各期間における試験の1日目および7日目に、集中的な薬物動態評価を行った。化合物1+化合物2とソホスブビルとの間の薬物動態相互作用は、SASを使用する反復測定分析によって評価した。安全性は、有害事象、バイタルサイン、ECGおよび臨床的検査室試験の判定によって評価した。
定常状態の化合物1および化合物2による共投与により、ソホスブビルCmaxおよびAUC24が、それぞれ66%および125%増加した。主要な循環ソホスブビル代謝産物であるGS−331007のCmaxおよびAUC24は、最小限の影響を受け(21%以下の差異)、C24は85%、増加した。化合物1および化合物2の曝露は、ソホスブビルにより最小限の影響を受けた(16%以下の差異)。報告された有害事象にパターンはなく、新規の安全性問題は特定されなかった。
この試験により、化合物1および化合物2とソホスブビルとを共投与するための用量調節を必要としないことが示された。
[実施例10] 健常な対象における単回および多回用量後の化合物2の薬物動態、耐容性および安全性
この試験の目的は、健常な成人において、単回漸増用量(SAD)および多回漸増用量(MAD)後の化合物2の薬物動態(PK)、安全性および耐容性、ならびに化合物2のPKに及ぼす食事の影響を決定することであった。これは、盲検で無作為化した、プラセボを対照とする第1相試験であった。SADの一部において、化合物2の1.5mgから600mgの範囲の7種の用量を評価した(n=53、3:1の活性物対プラセボ比)。MADの一部において、30mgから600mg(QD)の用量の化合物2を10日間、評価した(n=39、4:1の活性物対プラセボ比)。120mgの化合物2に及ぼす食事の影響を12名の健常な対象において、クロスオーバー方法で評価した。化合物2のPKパラメータは、非コンパートメント法を使用して推定した。安全性および耐容性は、この試験の全体にわたり評価した。
化合物2の曝露は、1.5mgから120mgの用量範囲にわたり、用量比例を超えて増加した一方、PKは、120mgから600mgの用量範囲にわたり線形であった。化合物2の血漿中濃度は、3から5時間においてTmaxに達した。化合物2を10日間、投与した後(QD)、化合物2の定常状態での曝露は、第1の用量後の曝露に比べて53%高かった。化合物2の半減期は、20から22時間の範囲であった。化合物2の定常状態は、試験の5日目までに得られた。食事は、化合物2の生体利用率に対する効果は最小限であった(14%未満)。有害事象はすべて、軽度として評価された。臨床的に有意なバイタルサインまたは検査室の測定値は、この試験の過程中、観察されなかった。
この試験により、化合物2のPKにより、QD投与、および食事と関わりのない投与が支持されることが示された。すべての用量レベルは十分に耐容されており、最大耐量は、本試験のSADおよびMAD部分において到達することはなかった。
[実施例11] 8週間の化合物1と化合物2の組合せによる、HCV遺伝子型1の非肝硬変の未処置患者または処置を経験した患者における高いSVR
化合物1および化合物2の12週間の共投与は、高い持続性ウイルス陰性化(SVR)率となることを示し、HCV遺伝子型1(GT1)感染を有する非肝硬変患者において十分に耐容された。この実施例は、GT1感染を有する非肝硬変患者において、8週間、投与された化合物1および化合物2の組合せの効力および安全性データを示している。
未処置またはペグ化インターフェロン処置を経験した患者に、1日1回、8週間、化合物1 300mg+化合物2 120mgを投与した。処置後4週間時におけるSVR(SVR4;HCV RNAは、COBAS TaqMan(登録商標)RT−PCR[検出の下限値は15IU/mLおよび定量の下限値は25IU/mL]を使用して測定した。)および安全性データを決定した。
34名の患者が登録された:男性56%、白人97%、GT1a 71%、非CC IL28B 68%、15%がベースラインにおいてF3段階の線維症を有しており、15%が処置を経験した。メジアン(範囲)HCV RNA log10IU/mLは、ベースラインにおいて6.5(2.9−7.5)であり、38%の患者は、HCV RNA≧6,000,000IU/mLを有した。8週間の処置後、34名(100%)の患者すべてがSVR4を達成し、患者の97%がSVR12を達成した。1名の患者が、試験薬物に関連しない進行性がんに起因する死亡のために、SVR4の達成後、SVR12を達成しなかった。さらなる深刻または重症なAEは報告されなかった。患者の10%超において観察された最も頻度の高いAEは、疲労(21%)および下痢(12%)であった。
この試験により、ベースラインウイルス負荷、ベースラインウイルス負荷、以前の処置歴またはベースラインNS3および/もしくはNS5A変異の存在にかかわらず、8週間の処置を完了したGT1感染を有する未処置患者または処置を経験した患者すべてにおいて、化合物1と化合物2の組合せは、十分に耐容されて、高いSVR率を達成したことが示された。
[実施例12] HCV遺伝子型2感染を有する非肝硬変患者における、8週間の化合物1+化合物2の組合せによる高いSVR率
HCV遺伝子型(GT)1または2の感染を有する非肝硬変患者において、12週間の化合物1+化合物2は十分に耐容されており、97−100%の間の持続性ウイルス陰性化(SVR)率を達成した。この実施例において、化合物1+化合物2を、8週間のより短期間、HCV GT2患者に共投与した。
非肝硬変の未処置患者またはペグ化インターフェロン/リバビリン処置を経験した非応答者に、8週間、1日1回の化合物1 300mg+化合物2 120mgを投与した。処置の4週間後(SVR4)におけるHCV RNA<25IU/mLおよび安全性を評価した。
GT2感染を有する54名の患者(GT2b 70%;非CC IL28B遺伝子型59%;処置経験者13%)をそれぞれ登録した。これらのGT2感染患者の平均ベースラインHCV RNA log10IU/mL±標準偏差は6.6±0.8であり、57%の患者が6M IU/ML以上のベースラインを有した。SVR4は、GT2感染患者の98%(53/54)によって達成された。SVR4にならなかったGT2感染患者は、6週目後、追跡から脱落し、この場合、HCV RNAが検出されなかった。AEによる他の中止はなかった。AEは、ほとんど軽度(1等級)であり、最も一般的なAEは疲労および頭痛であった。
この試験により、HCV GT2感染を有する非肝硬変患者において、8週間、投与された化合物1および化合物2の組合せは、ベースラインウイルス負荷または以前の処置歴にかかわらず、十分に耐容されて高いSVRを達成したことが示された。
[実施例13] HCV遺伝子型3感染を有する非肝硬変患者における、8週間、共投与された化合物1+化合物2による高いSVR率
肝硬変を有していない未処置HCV GT3感染患者に、1日1回、8週間、化合物1 300mg+化合物2 120mgを投与した。SVR4(HCV RNAは、処置後4週間時において、定量の下限値[25IU/mL]未満であった。)および安全性を評価した。
29名の患者が登録された:男性52%、白人90%、GT3a 86%および非CC IL28B 62%。メジアン(範囲)HCV RNA log10IU/mLは、6.3(5.0−7.5)であり、24%の患者は、ベースラインにおいて、HCV RNA≧6M IU/mLを有した。SVR4は、患者の97%(28/29)によって達成された。患者は、現在まで、ウイルス学的失敗を経験していなかった。患者の1名は、血液採取に耐えられないので、処置後6週間時(この訪問時に、HCV RNA検出不能であった。)にこの試験を中止した。有害事象(AE)または深刻なAEを受けたことにより中止した患者はいなかった。AEの主要なものは、重症度が軽度であり、患者において報告された最も一般的なAE(患者の10%超)は、頭痛および疲労であった。
この試験により、HCV GT3感染を有する未処置非肝硬変患者において、8週間、共投与された化合物1および化合物2の組合せは、十分に耐容され、高いSVR率を達成したことが示された。
[実施例14] C型肝炎ウイルス遺伝子型3感染に対する、パリタプレビル/リトナビルおよびリバビリンを組み合わせた化合物2の抗ウイルス活性
HCV遺伝子型3感染を有する未処置非肝硬変患者における、パリタプレビル/リトナビルおよびリバビリンと共投与した化合物2の効力、薬物動態および安全性を、この多施設での第2相の非盲検試験において評価した。全員が遺伝子型3aである10名の患者に、1日1回、12週間、体重を基準とするリバビリンと共に、120mgの化合物2および150/100mgのパリタプレビル/リトナビルを投与した。患者の体重が<75kgの場合、1日の全用量1000mgのリバビリン、または体重が≧75kgの場合、1200mgのリバビリンを1日2回(BID)に分割した。
9名(90%)の患者が、処置後の12週間および24週間時に持続性ウイルス陰性化を達成した。患者の1名は、処置の6週間時にウイルス学的失敗を経験した。この患者からの試料中のHCV変異体に関する配列分析により、ベースライン時およびブレークスルー(breakthrough)後はNS3におけるA166S、ならびにベースライン時はA30Kおよびブレークスルー後はNS5AにおいてリンクしているS24F+M28K+A30K変異体であると特定された。NS3 A166SもNS5A A30K変異体のどちらも、それぞれ、パリタプレビルまたは化合物2に対するいかなる抵抗をもたらさない。しかし、NS5A S24F+M28K+A30Kにリンクしている変異体は、野生型レプリコンのそれに比べて、化合物2のEC50における>5000倍の増加をもたらした。この患者の化合物2の曝露は、コホートと同等である一方、パリタプレビルおよびリトナビルの曝露は、すべての患者のなかで、最低であった。深刻なまたは重症な有害事象、および初期の中止につながる有害事象は報告されなかった。
この試験により、パリタプレビル/リトナビルおよびリバビリンを組み合わせた化合物2は、HCV遺伝子型3の感染に対して有効であることが確認された。
[実施例15] 遺伝子型4、5または6感染を有する非肝硬変患者において、12週間、投与した化合物1+化合物2の100%SVR4および有利な安全性
この試験は、HCV遺伝子型4、5または6感染を有する非肝硬変患者において、12週間、共投与した化合物1および化合物2の効力および安全性を評価した。未処置患者またはペグ化インターフェロン/リバビリン処置を経験した患者に、12週間、1日1回の化合物1 300mg+化合物2 120mgを投与した。処置後4週間時における持続性ウイルス陰性化(SVR4;HCV RNAは、COBAS TaqMan(登録商標)RT−PCR[検出の下限値は15IU/mLおよび定量の下限値は25IU/mL]を使用して測定した。)および安全性データを評価した。
遺伝子型4(n=22;65%)、5(n=1;3%)または6(n=11;32%)感染を有する合計34名の患者が登録された:男性53%、白人59%、62%は、非CC IL28Bを有しており、15%は処置を経験していた。メジアン(範囲)HCV RNA log10IU/mLは、ベースラインにおいて6.4(4.6−7.4)であり、35%の患者は、HCV RNA≧6,000,000IU/mLを有した。遺伝子型4、5または6感染を有する34名(100%)の患者すべてにより、SVR4が達成された。報告された有害事象(AE)は、ほとんど重症度は1等級(軽度)と見なされ、すべての患者の5%超において一般的なAEは、頭痛(24%)、下痢(15%)、疲労(12%)、吐き気(9%)、関節痛(6%)、めまい(6%)、ドライマウス(6%)および鼓腸(6%)であった。重症なAE、深刻なAE、AEによる早期中止は報告されなかった。治療を受けている間、肝機能または他の検査異常は観測されなかった。
この試験により、化合物1および化合物2の組合せは十分に耐容されることが示され、遺伝子型4、5または6感染を有する非肝硬変患者において100%のSVR4となることが実証された。GT1、2および3感染における、以前に報告された有望な効力を伴うこれらの結果により、このRBVを含まない、1日1回の化合物1+化合物2のレジメンの強力な臨床的汎遺伝子型活性が確立される。
[実施例16] 肝硬変を有するHCV遺伝子型1感染患者における、12週間、共投与された化合物1および化合物2の高い効力および有利な安全性
この試験は、代償性肝硬変を有するHCV GT1感染患者において、12週間、投与された化合物1および化合物2の安全性および効力を評価した。未処置患者またはペグ化インターフェロン/リバビリン処置を経験した患者に、12週間、1日1回、化合物1 200mg+化合物2 120mgを投与した。肝硬変は、肝生検(メタビルF4)、フィブロスキャン(肝硬度>14.6KPa)または血清マーカー(フィブロテストスコア≧0.75およびAPRI>2)のどちらかにより決定した。処置後12週間時におけるSVR(SVR12;HCV RNAレベルは、Roche COBAS TaqMan(登録商標)RT−PCRアッセイ[検出の下限値は15IU/mLおよび定量の下限値は25IU/mL]を使用して測定した。)および安全性を評価した。
合計27名の患者が登録され、この集団は男性74%、白人89%、GT1a 74%、非CC IL28B 85%、HCV処置経験者26%であり、全員が、ベースラインにおいてF4の線維症スコアであることが報告された(1名が不明)。メジアン(範囲)HCV RNA log10IU/mLは、6.7(5.6−7.3)であり、93%は、ベースラインにおいて、HCV RNA≧6,000,000IU/mLを有した。効力データは、患者27名のうち26名(96%)がSVR12を達成したことを示し、1名の患者が、処置後4週間時において再発を経験した。大部分の有害事象(AE)は、重症度が1等級(軽度)または2等級(中程度)と見なされ、試験薬物に関連していると見なされる、重症または深刻なAEを報告した患者はいなかった。AEにより処置を早期に中止した患者はなく、患者の10%超において報告された、最も頻度の高いAEは、疲労(11%)および頭痛(11%)であった。処置の間、臨床的に意味のある異常な肝機能または他の検査結果は観測されなかった。
この試験により、代償性肝硬変を有するGT1感染患者において、化合物1と化合物2とのIFN不含およびリバビリン不含組合せによる処置は、ベースラインウイルス負荷または以前の処置歴にかかわらず、十分に耐容されて、12週間の処置レジメン後に、96%という高いSVR12率を達成することが示された。
本発明の前述の説明は、例示および説明を提示するものであるが、包括的であること、または開示されているまさにそのものに本発明を限定することを意図するものではない。修正および変形は、上記の教示に照らして可能である、または本発明の実施から得ることができる。したがって、本発明の範囲は、特許請求の範囲およびこれらの均等物により定義されることが留意される。