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JP2018119577A - 逆止弁ユニット - Google Patents

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JP2018119577A
JP2018119577A JP2017010256A JP2017010256A JP2018119577A JP 2018119577 A JP2018119577 A JP 2018119577A JP 2017010256 A JP2017010256 A JP 2017010256A JP 2017010256 A JP2017010256 A JP 2017010256A JP 2018119577 A JP2018119577 A JP 2018119577A
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valve
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JP2017010256A
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臼田 雄一
Yuichi Usuda
雄一 臼田
博幸 岡野
Hiroyuki Okano
博幸 岡野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

【課題】小型で熱交換の効率が良い逆止弁ユニットを提供する。【解決手段】分割ボディ21a、21b、21c、21d、21e、21f、21gは、それぞれ、中空部24a、24b、24c、24d、24e、24f、24gを備え、上下方向と直交する面に沿って並ぶ。複数の弁体5aa、5bb、5cc、5ddは、それぞれ、中空部24e、24f、24c、24aに収容されて上下方向に移動し、分割ボディ21e、21f、21c、21aとともに複数の逆止弁5a、5b、5c、5dを構成する。複数の短配管23a、23b、23c、23d、23e、23f、23gは、上下方向と直交する方向に延在し、異なる分割ボディが備える中空部同士を連通させる。複数の外部配管4a、4b、4c、4dは、それぞれ、中空部24g、24b、24e、24cと外部空間とを連通させる。【選択図】図15

Description

本発明は、逆止弁ユニットに関する。
現在、冷凍サイクルと熱機関サイクルとを切り換えて、冷却運転と加熱運転とを実行する冷凍サイクル機器が知られている。冷凍サイクル機器は、例えば、1台の室外機と1台以上の室内機とを備えるパッケージ・エアコンである。冷凍サイクル機器は、圧縮機、四方弁、室外熱交換器、配管、逆止弁、ボールバルブなどを備え、複数の逆止弁により構成される逆止弁ブリッジ回路を備える。
複数の逆止弁を複雑な形状に曲げた太い配管で接続して逆止弁ブリッジ回路を構成すると、冷凍サイクル機器が大型化する。このため、冷凍サイクル機器を小型化するための種々の技術が知られている。例えば、特許文献1には、逆止弁ブリッジ回路を構成する複数の逆止弁と複数の逆止弁を接続する複数の流路とを一つのボディにまとめる逆止弁ユニットが開示されている。
特開2000−161808号公報
しかしながら、特許文献1に開示された逆止弁ユニットでは、室内熱交換器で熱交換する前の冷媒が流れる流路と室内熱交換器で熱交換した後の冷媒が流れる流路とが一つのボディ内に設けられる。このため、特許文献1に開示された逆止弁ユニットでは、高温の冷媒と低温の冷媒とが熱交換し、熱交換の効率が悪化する。このため、小型で熱交換の効率が良い逆止弁ユニットが望まれている。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、小型で熱交換の効率が良い逆止弁ユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る逆止弁ユニットは、冷却運転と加熱運転とを切り換えて実行する冷凍サイクル機器が備える逆止弁ブリッジ回路を構成する複数の逆止弁が一体化された逆止弁ユニットであり、複数のボディと、複数の弁体と、複数の短配管と、複数の外部配管と、を備える。複数のボディは、中空部を備え、上下方向と直交する面に沿って並ぶ。複数の弁体は、中空部に収容されて上下方向に移動し、複数のボディとともに複数の逆止弁を構成する。複数の短配管は、上下方向と直交する方向に延在し、異なるボディが備える中空部同士を連通させる。複数の外部配管は、中空部と外部空間とを連通させる。複数の弁体のうち少なくとも2つの弁体は、異なるボディが備える中空部に収容される。
本発明では、複数の弁体のうち少なくとも2つの弁体は、異なるボディが備える中空部に収容される。従って、本発明によれば、小型で熱交換の効率が良い逆止弁ユニットを提供することができる。
実施の形態1に係る逆止弁ユニットを含む冷凍サイクル装置の冷房運転時における冷媒回路を示す図 実施の形態1に係る逆止弁ユニットを含む冷凍サイクル装置の暖房運転時における冷媒回路を示す図 配管継ぎ手で構成された逆止弁ユニットを示す図 第3のタイプの逆止弁の断面構造を示す図 第3のタイプの逆止弁に冷媒が流れる様子を示す図 弁体の上面図 弁体の断面図 開弁状態における第1のタイプの逆止弁の断面図 第2のタイプの逆止弁の断面構造を示す図 第2のタイプの逆止弁に冷媒が流れる様子を示す図 第3のタイプの逆止弁の断面構造を示す図 第3のタイプの逆止弁に冷媒が流れる様子を示す図 実施の形態1に係る逆止弁ユニットの斜視図 実施の形態1に係る逆止弁ユニットの上面図 実施の形態1に係る逆止弁ユニットの図14のA−A断面図 実施の形態1に係る逆止弁ユニットの冷房運転時における冷媒の流れを示す図 実施の形態1に係る逆止弁ユニットの暖房運転時における冷媒の流れを示す図 実施の形態2に係る逆止弁ユニットの斜視図 実施の形態2に係る逆止弁ユニットの上面図 実施の形態2に係る逆止弁ユニットの図19のB−B断面図 実施の形態2に係る逆止弁ユニットの冷房運転時における冷媒の流れを示す図 実施の形態2に係る逆止弁ユニットの暖房運転時における冷媒の流れを示す図 実施の形態3に係る逆止弁ユニットの斜視図 実施の形態3に係る逆止弁ユニットの上面図 実施の形態3に係る逆止弁ユニットの図24のC−C断面図 実施の形態3に係る逆止弁ユニットの冷房運転時における冷媒の流れを示す図 実施の形態3に係る逆止弁ユニットの暖房運転時における冷媒の流れを示す図 実施の形態4に係る逆止弁ユニットの斜視図 実施の形態4に係る逆止弁ユニットの上面図 実施の形態4に係る逆止弁ユニットの図29のD−D断面図 実施の形態4に係る逆止弁ユニットの冷房運転時における冷媒の流れを示す図 実施の形態4に係る逆止弁ユニットの暖房運転時における冷媒の流れを示す図 実施の形態5に係る逆止弁ユニットの斜視図 実施の形態5に係る逆止弁ユニットの上面図 実施の形態5に係る逆止弁ユニットの図34のE−E断面図 実施の形態5に係る逆止弁ユニットの冷房運転時における冷媒の流れを示す図 実施の形態5に係る逆止弁ユニットの暖房運転時における冷媒の流れを示す図 実施の形態6に係る逆止弁ユニットの斜視図 実施の形態6に係る逆止弁ユニットの上面図 実施の形態6に係る逆止弁ユニットの図39のF−F断面図 実施の形態6に係る逆止弁ユニットの冷房運転時における冷媒の流れを示す図 実施の形態6に係る逆止弁ユニットの暖房運転時における冷媒の流れを示す図
(実施の形態1)
図1、2は、本実施の形態に係る逆止弁ユニット20が組み込まれる冷凍サイクル機器の主要構成要素により構成される冷媒回路を示す図である。冷凍サイクル機器は、例えば、室外機1台に対して複数台の室内機を接続可能な冷暖同時型のビル用パッケージ・エアコンである。図1は、冷房運転時における冷媒回路の構成及び冷媒の流れを示し、図2は、暖房運転時における冷媒回路の構成及び冷媒の流れを示している。図1、2に示すように、冷房運転時と暖房運転時とでは、四方弁2の方向が異なる。
まず、図1を参照して、ビル用パッケージ・エアコンが備える室外機11の構成を説明する。室外機11は、冷媒を圧縮する圧縮機1と、冷媒の流れを切り換える四方弁2と、室外機11に設けられる室外熱交換器3と、逆止弁ブリッジ回路12に接続するための配管である外部配管4a、4b、4c、4dと、冷媒の流れを一方向の流れに制御する逆止弁5a、5b、5c、5dと、冷媒の流量を調節するボールバルブ6a、6bと、を備える。なお、室外機11が備える上述した冷媒回路部品は、各種の配管により接続される。また、室外機11は、上述した冷媒回路部品のほか、凝縮弁、膨張弁、アキュムレータ、オイルセパレータなどを備えていてもよい。なお、配管7a、7bは、室外機11と室内機(図示せず)とを接続する配管である。室内熱交換機8は、室内機が備える熱交換器である。室内機は、複数台であってもよく、室外機11から室内機までの間に、複数の室内機に適切な流量の冷媒を分配する分配部があってもよい。
次に、図1、2を参照して、室外機11における冷媒の流れを説明する。まず、図1を参照して、冷房運転時における冷媒の流れを説明する。圧縮機1から吐出された高温高圧の気体の冷媒(以下「ガス冷媒」という。)は、四方弁2を経て、室外熱交換機3に流入する。ガス冷媒は、室外熱交換機3において、空気、水などと熱交換して、凝縮、液化し、液体の冷媒(以下「液冷媒」という。)となる。この液冷媒は、逆止弁5dを経て、ボールバルブ6aを介して、室外機11から流出する。このとき、逆止弁5cは、液冷媒の流れをせき止める。室外機11から流出した液冷媒は、配管7aを通過し、室内熱交換機8に供給される。液冷媒は、室内熱交換機8において、空気や水などと熱交換して温度が上昇し、経路での圧力損失もあって、気体または乾き度の大きな液体の状態(以下「気液二相状態」という。)になり、室内機が設置された室内を冷房する。そして、気液二相状態になった冷媒は、配管7bから、ボールバルブ6b、逆止弁5a、四方弁2を経て、圧縮機1に流入する。このとき、逆止弁5bの室外熱交換機3側の圧力はボールバルブ6b側より高いので、逆止弁5bは閉状態となり、冷媒を流さない。なお、四方弁2と圧縮機1との間に、気液二相状態になった冷媒をガス冷媒と液冷媒とに分離し、ガス冷媒だけ流すアキュムレータがあってもよい。
次に、図2を参照して、暖房運転時における冷媒の流れを説明する。圧縮機1から吐出された高温高圧のガス冷媒は、四方弁2、逆止弁5cを経て、ボールバルブ6aを介して、室外機11から流出する。このとき逆止弁5aは、ガス冷媒の流れをせき止める。ボールバルブ6aから流出した高温高圧のガス冷媒は、配管7aを通過し、室内熱交換機8に供給される。ガス冷媒は、室内熱交換機8において、空気や水などと熱交換して凝縮、液化し、配管内を流れることにより圧力を損失し、室内機が設置された室内を暖房する。そして、液冷媒は、配管7bからボールバルブ6bを通り逆止弁5bに流れる。このとき逆止弁5dは、液冷媒の流れをせき止める。その後、室外熱交換機3に流入した液冷媒は、空気や水などと熱交換して、気液二相状態になる。そして、気液二相状態になった冷媒は、四方弁2に流れ、圧縮機1に戻る。なお、四方弁2と圧縮機1との間に、気液二相状態になった冷媒をガス冷媒と液冷媒とに分離し、ガス冷媒だけ流すアキュムレータがあってもよい。また各経路中に冷媒の圧力を調整する電磁弁や、温度を調整する別の熱交換器があってもよい。
ここで、図3に、配管継ぎ手で構成される逆止弁ユニットの例を示す。図3に示す逆止弁ユニットは、外部配管4a、4b、4c、4dと、逆止弁5a、5b、5c、5dとが、配管や配管継ぎ手により、ろう付け接合により相互に接続されている。このような逆止弁ユニットを採用する場合、多数の冷媒回路部品を接続するために、複雑な形状に曲げられた配管が必要となる。また、配管部での圧力損失を削減するために太い配管を使用するので、配管の曲げ半径が大きくなる。その結果、室外機11の配管専有面積が大きくなり、冷凍サイクル装置の室外機11が大型化する。また、冷凍サイクル装置の配管長が長くなるため、圧力損失が大きくなり、冷凍能力を十分に発揮することができず、性能の低下を招く。更に、組み立てに必要な配管の種類が多く、接合作業に多くの時間を要し、コストアップに繋がる。更に、ろう付箇所が非常に多いため組み立て性が悪く、冷媒漏れの不良を起こしやすくなる。
そこで、特許文献1に開示された技術では、各弁体や流路を一つのボディに組み込む手法を採用している。しかしながら、特許文献1に開示された技術では、異なる温度の冷媒が流れる流路(室内熱交換機8で熱交換をする前の冷媒が流れる流路と室内熱交換機8で熱交換をした後の冷媒が流れる流路)が1つのボディ内に納められる。このため、室内熱交換機8に供給される冷媒の温度が室内熱交換機8から放出された冷媒と熱交換をし、室内熱交換機8に供給される冷媒の温度が室内熱交換機8から放出された冷媒の温度に近づくことで熱損失が生じていた。つまり、特許文献1に開示された技術では、室内熱交換機8での熱交換量が減少し、冷凍サイクルとしての熱交換の効率が低下していた。また、特許文献1に開示された技術では、複雑に引き回される配管の出入り口の方向がばらばらであり、その区間を超えた後の配管の取り回しで大きな空間が必要になっていた。本実施の形態では、このような課題を解決するための逆止弁ユニット20について説明する。
まず、逆止弁ユニット20に組み込まれる逆止弁のタイプについて説明する。まず、図4−8を参照して、流入口と流出口とが一直線状である逆止弁(以下「第1のタイプの逆止弁」という。)について説明する。図4、5に示すように、第1のタイプの逆止弁は、入口配管14と、出口配管15と、ボディ16と、弁体17と、下部弁室18と、上部弁室19と、を備える。ボディ16は、弁体保持部16aと、シール面16bと、を備える。弁体17は、摺動面17aと、シール面17bと、を備える。
図6に、弁体保持部16aの上面図を示す。図7に、弁体17を、弁体17の移動方向と平行な平面で切り取ったときの断面図を示す。図8に、弁体17を、弁体17の移動方向と直交する平面で切り取ったときの断面図を示す。
以下、第1のタイプの逆止弁の内部を流れる冷媒の動きと弁体17の動作とについて説明する。出口配管15の内部の圧力が入力配管14の内部の圧力よりも高い場合、上部弁室19の内部の圧力が入力配管14の内部の圧力よりも高くなり、弁体17には、入口配管14に向かう力が働く。すると、ボディ16のシール面16bを弁体17のシール面17bが塞ぐため、冷媒の流れはシールされる。つまり、図4に示すように、逆止弁は閉状態となり、冷媒は、出口配管15から入口配管14へは流れない。
一方、出口配管15の内部の圧力が入力配管14の内部の圧力よりも低い場合、その圧力差により弁体17が押し上げられる。このとき、弁体17がボディ16のシール面16bから離れるので、冷媒は下部弁室18に流入する。そして冷媒は流路を流れ、上部弁室19で合流し、出口配管15に達する。つまり、図5に示すように、第1のタイプの逆止弁は開状態となり、冷媒は、入口配管14から出口配管15に流れる。このとき、冷媒は弁体17擦動部17aと逆止弁のボディ16との間に形成される流路を流れる間に圧力損失が生じ、上部弁室19の圧力が下部弁室18の圧力より低くなる。これにより弁体17には常に出口配管15に向かう力が作用する。これにより弁体17は浮上した状態のままボディ16の弁体保持部16aで保持され、第1のタイプの逆止弁は開弁状態を維持する。
次に、図9、10を参照して、流出口が逆止弁の側面上部に設けられた逆止弁(以下「第2のタイプの逆止弁」という。)について説明する。第2のタイプの逆止弁は、出口配管15の位置と弁体保持部16aの形状とを除き、基本的に、第1のタイプの逆止弁と同様の構成である。出口配管15の内部の圧力が入力配管14の内部の圧力よりも高い場合、ボディ16のシール面16bを弁体17のシール面17bが塞ぐため、冷媒の流れはシールされる。つまり、図9に示すように、第2のタイプの逆止弁は閉状態となり、冷媒は、出口配管15から入口配管14へは流れない。一方、出口配管15の内部の圧力が入力配管14の内部の圧力よりも低い場合、弁体17がボディ16のシール面16bから離れるので、冷媒は下部弁室18に流入する。つまり、図10に示すように、第2のタイプの逆止弁は開状態となり、冷媒は、入口配管14から出口配管15に流れる。第2のタイプの逆止弁によれば、狭い空間において、冷媒の流れを直角に曲げることができる。なお、弁体保持部16aは下方に突出した凸部を有するため、弁体17が出口配管15に引っかかることを防止することができる。
次に、図11、12を参照して、流出口が逆止弁の側面下部に設けられた逆止弁(以下「第3の逆止弁」という。)について説明する。第23の逆止弁は、出口配管15の位置と弁体保持部16aの形状と配管(圧力路)16cとを除き、基本的に、第1の逆止弁と同様の構成である。出口配管15の内部の圧力が入力配管14の内部の圧力よりも高い場合、ボディ16のシール面16bを弁体17のシール面17bが塞ぐため、冷媒の流れはシールされる。つまり、図10に示すように、第3の逆止弁は閉状態となり、冷媒は、出口配管15から入口配管14へは流れない。一方、出口配管15の内部の圧力が入力配管14の内部の圧力よりも低い場合、弁体17がボディ16のシール面16bから離れるので、冷媒は下部弁室18に流入する。つまり、図12に示すように、第3の逆止弁は開状態となり、冷媒は、入口配管14から出口配管15に流れる。第3の逆止弁によれば、更に狭い空間において、冷媒の流れを直角に曲げることができる。なお、配管16cは、出口配管15の内部と上部弁室19の内部とを連通させ、出口配管15の内部の圧力と上部弁室19の内部の圧力との圧力差をなくすための配管である。つまり、配管16cは、弁体17を確実に浮上させる役割を果たす。
本実施の形態では、ボディ内に設けられた中空部に弁体を挿入することにより、第2のタイプの逆止弁をボディ内に構成する例について説明する。また、本実施の形態では、1つのボディ内に、1つの逆止弁が構成される例について説明する。
以下、図13−15を参照して、逆止弁ユニット20の構成について説明する。逆止弁ユニットは、冷却運転と加熱運転とを切り換えて実行する冷凍サイクル機器が備える逆止弁ブリッジ回路12を構成する複数の逆止弁が一体化されたものである。図13は、逆止弁ユニット20の斜視図である。図14は、逆止弁ユニット20の上面図である。図15は、図14におけるA−A断面で逆止弁ユニット20を展開したときの展開断面図である。
図13−15に示すように、逆止弁ユニット20は、外部配管4a、4b、4c、4dと、弁体5aa、5bb、5cc、5ddと、分割ボディ21a、21b、21c、21d、21e、21f、21gと、蓋22a、22b、22c、22d、22e、22f、22gと、短配管23a、23b、23c、23d、23e、23f、23gと、を備える。図13に示すように、分割ボディ21a、21b、21c、21d、21e、21f、21gは、上下方向と直交する面に沿って並ぶ直方体のボディであり、例えば、アルミや鉄などの金属により構成される。
本実施の形態では、上下方向は鉛直方向であり、上下方向と直交する面は水平面であるものとする。また、外部配管4a、4b、4c、4dは、上下方向に延在し、2つの開孔のうち下方の開孔が外部空間に露出する。外部配管4a、4b、4c、4dは、例えば、アルミや鉄などの金属により構成される。短配管23a、23b、23c、23d、23e、23f、23gは、上下方向と直交する方向に延在し、異なるボディが備える中空部同士を連通させる。短配管23a、23b、23c、23d、23e、23f、23gは、分割ボディ21a、21b、21c、21d、21e、21f、21g間の間隔(空間)を確保するためのスペーサとしての機能を有し、例えば、アルミや鉄などの金属により構成される。以下、図15を参照して、逆止弁ユニット20の内部構造について説明する。
図15に示すように、逆止弁5dは分割ボディ21a内に配置され、逆止弁5cは分割ボディ21c内に配置され、逆止弁5aは分割ボディ21e内に配置され、逆止弁5bは分割ボディ21f内に配置される。具体的には、分割ボディ21aが備える中空部24a内に弁体5ddが収容されて逆止弁5dが構成され、分割ボディ21cが備える中空部24c内に弁体5ccが収容されて逆止弁5cが構成され、分割ボディ21eが備える中空部24e内に弁体5aaが収容されて逆止弁5aが構成され、分割ボディ21fが備える中空部24f内に弁体5bbが収容されて逆止弁5bが構成される。逆止弁5a、5b、5c、5dは、いずれも、第2のタイプの逆止弁である。以下、弁体5aa、5bb、5cc、5ddのことを、適宜、逆止弁5a、5b、5c、5dという。本実施の形態では、全ての弁体が、異なるボディが備える中空部に収容される。ただし、4つの弁体のうち少なくとも2つの弁体が異なるボディが備える中空部に収容される構成、つまり、4つの弁体の全てが同一のボディが備える中空部に収容されない構成であればよい。
分割ボディ21bは、逆止弁5c、5dの流出側の合流部として、分割ボディ21a、21cの間に配置される。つまり、分割ボディ21bは、外部配管4bにより外部空間と連通し、他の2つの中空部24a、24cと連通する中空部24bを備えるボディである。分割ボディ21dは、逆止弁5a、5c用の分割ボディ21c、21eの高さ合わせで配置される。つまり、分割ボディ21dは、短配管23c、23dの上下方向における位置を調整するためのボディである。分割ボディ21gは、逆止弁5b、5d用の分割ボディ21a、21gの高さ合わせで配置される。つまり、分割ボディ21gは、短配管23f、23gの上下方向における位置を調整するためのボディである。
次に、図16を参照して、冷房運転時における逆止弁ユニット20内の冷媒及び逆止弁5a、5b、5c、5dの動きについて説明する。冷房運転時、室外熱交換器3で凝縮、液化した低温の冷媒は、外部配管4aから逆止弁ユニット20へ流入する。そして、この冷媒は、短配管23gを通過して分割ボディ21aに流入し、逆止弁5dを通過して上部弁室から短配管23aを経由して分割ボディ21bを通り、外部配管4bから流出する。なお、分割ボディ21g内の冷媒は、逆止弁5bにより流路がふさがれているため、短配管23f側へは流れない。また、分割ボディ21b内の冷媒は、逆止弁5cにより流路がふさがれているため短配管23bへは流れない。
外部配管4bから流出し、室内熱交換器8を経てガスまたは乾き度の大きな気液二層状態になった高温、低圧の冷媒は、外部配管4cから逆止弁ユニット20に流入する。外部配管4cから流入した冷媒は、逆止弁5aを通過し、分割ボディ21eの上部弁室から短配管23d、分割ボディ21d、短配管23cを経由して外部配管4dから流出する。この時、外部配管4cから流入した冷媒は、外部配管4aに連通する分割ボディ21fの上部弁室にある冷媒に比べ、圧力を損失した状態にあるため、逆止弁5bを持ちあげられず、短配管23eに流れない。また、室内熱交換器8を経て各分割ボディを流れる冷媒には温度差が生じているが、冷媒が流れる各分割ボディは互いに接触していないため、逆止弁ユニット20内で互いの冷媒間で熱交換が行われず、流入時と同じ温度を維持したまま逆止弁ユニット20から流出する。
次に、図17を参照して、暖房運転時における逆止弁ユニット20内の冷媒及び逆止弁5a、5b、5c、5dの動きについて説明する。暖房運転時、圧縮機1より吐出された高温高圧のガス冷媒は、外部配管4dから逆止弁ユニット20に流入する。流入したガス冷媒は、逆止弁5cを通過して分割ボディ21cの上部弁室から短配管23bを経由して分割ボディ21bに流入し、外部配管4bから流出する。この時、逆止弁5a、5dにより流路がふさがれているため、冷媒は、短配管23c、23aへは流れない。
外部配管4bから流出し室内熱交換器8で熱交換し、温度が下がり、流路を流れることで圧力を損失し、凝縮、液化した冷媒は、外部配管4cから逆止弁ユニット20に流入する。外部配管4cから流入した冷媒は、短配管23eを経由して分割ボディ21fに入り、逆止弁5bを通過する。そして、冷媒は、分割ボディ21fの上部弁室から短配管23fを経由して分割ボディ21gに流入し、逆止弁ユニット20から外部配管4aを経由して流出する。この時、外部配管4dに連通する分割ボディ21eの上部弁室は、分割ボディ21eの下部弁室より圧力が高いため、逆止弁5aを持ちあげられないため、冷媒は、逆止弁5aを通過できない。また、外部配管4bに連通する分割ボディ21aの上部弁室にある冷媒は、それより下流にある分割ボディ21gの冷媒より圧力が高いため、冷媒は、逆止弁5dを持ちあげられず、逆止弁5dを通過できない。ここで、室内熱交換器8を経て各分割ボディを流れる冷媒には温度差が生じているが、冷媒が流れる各分割ボディは互いに接触していない。このため、逆止弁ユニット20内で互いの冷媒間で熱交換が行われず、逆止弁ユニット20に流入した冷媒は、流入時と同じ温度を維持したまま逆止弁ユニット20から流出する。
逆止弁ユニット20は、分割ボディ21a、21b、21c、21d、21e、21f、21gの天面を一つの面上にまとめられるため、その基準面を揃えることにより逆止弁ユニット20の一括ろう付けを精度よく実現することが可能である。また、逆止弁5a、5b、5c、5dを接続するのに必要であった長い配管を削減でき、逆止弁ユニット20における圧力損失を小さくできる。更に、各ボディ間のつながりが短配管23a、23b、23c、23d、23e、23f、23gのみになるため、室内熱交換器8を経由する前後の冷媒の間の熱交換を、一体のボディで製造された時に比べて小さくすることが出来る。また、逆止弁ユニット20内に、逆止弁5a、5b、5c、5d、外部配管4a、4b、4c、4dを集約一体化しつつ、外部配管4a、4b、4c、4dの方向を一方向にまとめられるため、冷凍サイクル装置全体を小型化することが出来る。
本実施の形態では、4つの弁体のうち少なくとも2つの弁体は、異なるボディが備える中空部に収容される。従って、4つの弁体により構成される4つの逆止弁のうち少なくとも2つの逆止弁に流れる冷媒が異なるボディ内において流れる。異なるボディ間には、短配管の長さ分の空間が設けられるため、異なるボディ間での熱交換はほとんどない。つまり、少なくとも、この少なくとも2つの逆止弁に流れる冷媒間での熱交換がない。このため、4つの弁体を1つのボディに構成する場合に比べて、熱交換の効率を高めることができる。特に、本実施の形態では、4つの弁体のいずれもが、異なるボディが備える中空部に収容される。従って、全ての逆止弁に流れる冷媒間での熱交換がない。このため、熱交換の効率を極めて高くできる。
また、本実施の形態では、4つの外部配管がボディの下方にまとめられ、開孔の向きも下方に揃えられる。従って、逆止弁ユニット20の小型化が実現でき、逆止弁ユニット20の取り付けが容易になる。
また、本実施の形態では、短配管の上下方向における位置を調整するための中空部を備えるボディが設けられる。従って、短配管を水平方向に維持できる。
また、本実施の形態では、外部配管により外部空間と連通し、他の2つの中空部と連通する中空部を備えるボディが設けられる。従って、冷媒の流路の構成の自由度が高まる。
このように、本実施の形態による逆止弁ユニット20を備える冷凍サイクル装置は、本来の冷媒の流れを切り替える機能を発揮できるとともに、逆止弁部での圧力損失が小さく、かつ熱損失も小さいため、冷凍能力を十分に発揮でき、小型化できる。さらに、逆止弁ユニット20のろう付け箇所は、外部配管4a、4b、4c、4dのみになるため、ろう付け箇所を大幅に削減し、冷媒漏れ不良を防止することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2に係る逆止弁ユニット30は、実施の形態1に係る逆止弁ユニット20に対し、更に小型化するために分割ボディを集約し、また熱損失においては暖房時の熱損失の低減を優先した形態である。図18は、逆止弁ユニット30の斜視図である。なお、分割ボディ31aの中空部34aが設けられる部分の底は凹んでおり、分割ボディ31aの中空部34aが設けられる部分の上下方向における長さは他の部分よりも短い。このように、分割ボディ31aには、取り付けられる外部配管に流れる冷媒による熱交換がされないようにするための段差部が設けられる。図19は、逆止弁ユニット30の上面図である。図20は、図19に示すB−B断面で逆止弁ユニット30を展開した展開断面図を示す。
図20に示すように、逆止弁ユニット30は、外部配管4a、4b、4c、4dと、逆止弁5a、5b、5c、5dと、分割ボディ31a、31bと、蓋32a、32b、32c、32d、32eと、短配管33a、33bと、を備える。本実施の形態では、実施の形態1における分割ボディ21b、21c、21dが分割ボディ31aに集約され、実施の形態1における分割ボディ21a、21e、21f、21gが分割ボディ31bに集約される。分割ボディ31aが備える中空部34b内に弁体5ccが収容されて逆止弁5cが構成され、分割ボディ31bが備える中空部34d内に弁体5aaが収容されて逆止弁5aが構成され、分割ボディ31bが備える中空部34e内に弁体5bbが収容されて逆止弁5bが構成され、分割ボディ31bが備える中空部34g内に弁体5ddが収容されて逆止弁5dが構成される。なお、逆止弁5a、5b、5c、5dは、弁体5aa、5bb、5cc、5ddにより構成される第2のタイプの弁体である。次に、本実施の形態に係る逆止弁ユニット30の動作、作用について説明する。図21は、冷房運転時における逆止弁ユニット30の動作状態を示す。図22は、暖房運転時における逆止弁ユニット30の動作状態を示す。なお、基本的な弁動作は、実施の形態1と同様である。
つまり、冷房運転時は、室外熱交換機3を経由した冷媒は、外部配管4aから分割ボディ31bに流入した後、短配管33bを経由して分割ボディ31aに入り、外部配管4dから流出する。その後、冷媒は、室内熱交換機8を通過して温度が上昇し、圧力が損失した冷媒は、外部配管4cから分割ボディ31bに流入する。この冷媒は、逆止弁5aを通り、短配管33aを経由して分割ボディ31aに入り、外部配管4dから流出する。
暖房運転時、圧縮機1から吐出された高温高圧のガス冷媒は、外部配管4dから逆止弁ユニット30の分割ボディ31aに流入する。この冷媒は、逆止弁5cを通過し、外部配管4bから流出する。その後、冷媒は、室内熱交換機3で熱交換し、温度が低下し、圧力が損失し、凝縮、液化した冷媒は、外部配管4cから逆止弁ユニット30の分割ボディ31bに流入し、逆止弁5cを通過して外部配管4aから流出する。
本実施の形態では、冷房運転時は、室内熱交換器8前後で温度差が生じた冷媒が分割ボディ31a内、分割ボディ31b内を同時に流れる。この時、分割ボディ31bにおいては、温度差のある冷媒が隣接した流路を流れるため、分割ボディ31bの熱伝導により熱交換が行われ、熱損失される。暖房運転時は、分割ボディ31a、分割ボディ31bに室内熱交換器8前後で温度差が生じた冷媒の一方のみが流れる。このため、暖房運転時は、温度の異なる冷媒の流路が隣接しないため、単一の分割ボディ内で、熱交換せず熱損失がなくなる。また、実施の形態1に比べ、分割ボディの数および、短配管による接続が縮減されるため、より小型化することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3に係る逆止弁ユニット40は、実施の形態2における、冷房運転時に生じる熱損失を低減した形態である。図23は、逆止弁ユニット40の斜視図である。なお、分割ボディ41aの中空部44aが設けられる部分の底は凹んでおり、分割ボディ41aの中空部44aが設けられる部分の上下方向における長さは他の部分よりも短い。また、分割ボディ41bの中空部44f、44gが設けられる部分の底は凹んでおり、分割ボディ41bの中空部44f、44gが設けられる部分の上下方向における長さは他の部分よりも短い。このように、分割ボディ41a、41bには、取り付けられる外部配管に流れる冷媒による熱交換がされないようにするための段差部が設けられる。図24は、逆止弁ユニット40の上面図である。図25は、図24に示すC−C断面で逆止弁ユニット40を展開した展開断面図を示す。
図25に示すように、逆止弁ユニット40は、外部配管4a、4b、4c、4dと、逆止弁5a、5b、5c、5dと、分割ボディ41a、41bと、蓋42a、42b、42c、42d、42eと、短配管43a、43bと、を備える。分割ボディ41aが備える中空部44b内に弁体5ccが収容されて逆止弁5cが構成され、分割ボディ41bが備える中空部44d内に弁体5aaが収容されて逆止弁5aが構成され、分割ボディ41bが備える中空部44e内に弁体5bbが収容されて逆止弁5bが構成され、分割ボディ41bが備える中空部44g内に弁体5ddが収容されて逆止弁5dが構成される。なお、逆止弁5a、5b、5c、5dは、弁体5aa、5bb、5cc、5ddにより構成される第2のタイプの弁体である。次に、本実施の形態に係る逆止弁ユニット40の動作、作用について説明する。図26は、冷房運転時における逆止弁ユニット40の動作状態を示す。図27は、暖房運転時における逆止弁ユニット40の動作状態を示す。なお、基本的な弁動作は、実施の形態2と同様である。
本実施の形態に係る逆止弁ユニット40では、実施の形態2における逆止弁5dが実装される弁室が小型化され、逆止弁5dを通過した冷媒が下部弁室側方の配管43bから流出する。冷媒の流れは基本的に実施の形態2と変わらないが、冷房運転時の室内熱交換機8前後を経由した冷媒を流れる流路が隣接しなくなるため、冷房運転時の熱損失の低減が図れる。
(実施の形態4)
実施の形態4に係る逆止弁ユニット50は、実施の形態1に係る逆止弁ユニット20に対し、更に小型化するために分割ボディを集約し、また熱損失においては冷房時の熱損失の低減を優先した形態である。図28は、逆止弁ユニット50の斜視図である。図29は、逆止弁ユニット50の上面図である。図30は、図29に示すD−D断面で逆止弁ユニット50を展開した展開断面図を示す。
図30に示すように、逆止弁ユニット50は、外部配管4a、4b、4c、4dと、逆止弁5a、5b、5c、5dと、分割ボディ51a、51bと、蓋52a、52b、52c、52dと、短配管53a、53bと、を備える。分割ボディ51aが備える中空部54b内に弁体5ddが収容されて逆止弁5dが構成され、分割ボディ51aが備える中空部54d内に弁体5ccが収容されて逆止弁5cが構成され、分割ボディ51bが備える中空部54f内に弁体5aaが収容されて逆止弁5aが構成され、分割ボディ51bが備える中空部54g内に弁体5bbが収容されて逆止弁5bが構成される。なお、逆止弁5a、5b、5c、5dは、弁体5aa、5bb、5cc、5ddにより構成される第2のタイプの弁体である。次に、本実施の形態に係る逆止弁ユニット40の動作、作用について説明する。図31は、冷房運転時における逆止弁ユニット50の動作状態を示す。図32は、暖房運転時における逆止弁ユニット50の動作状態を示す。なお、基本的な弁動作は、実施の形態1と同様である。本実施の形態では、実施の形態1における分割ボディ21a、21b、21c、21gが分割ボディ51aに集約され、分割ボディ21d、21e、21fが分割ボディ51bに集約される。また、外部配管4dが分割ボディ51bの実施の形態1における分割ボディ21dに相当する位置に配置される。
冷房運転時、室外熱交換機3を経由した冷媒は、外部配管4aから分割ボディ51aに流入した後、逆止弁5dを通過して外部配管4bから流出する。その後、冷媒は、室内熱交換機8を通過して温度が上昇し、圧力が損失した冷媒は、外部配管4cから分割ボディ52bに流入し、逆止弁5aを通り、外部配管4dから流出する。
暖房運転時、圧縮機1から吐出された高温高圧のガス冷媒は、外部配管4dから逆止弁ユニット50の分割ボディ51bに流入する。その後、この冷媒は、短配管53aを通り分割ボディ51aに流入し、逆止弁5cを通過して外部配管4bから流出する。その後、冷媒は、室内熱交換機8で熱交換して温度が低下し、圧力が損失し、凝縮、液化した冷媒は、外部配管4cから逆止弁ユニット50の分割ボディ51bに流入する。そして、冷媒は、逆止弁5bを通過して短配管53bを経由して分割ボディ51aに流入し、外部配管4aから流出する。
本実施の形態では、冷房運転時は、分割ボディ51a、分割ボディ51bに、室内熱交換器8前後で温度差が生じた冷媒の一方のみが流れる。そのため、冷房運転時は、温度の異なる冷媒の流路が単一の分割ボディ内に収まり、他の流路と隣接しないため、熱交換せず熱損失がない。暖房運転時は、室内熱交換器8前後で温度差が生じた冷媒が分割ボディ51a内、分割ボディ51b内を同時に流れる。この時、分割ボディ51a、51bにおいては、隣接した流路を異なる温度の冷媒が流れるため、分割ボディ51a、51bの熱伝導により熱交換が行われ、熱損失される。このため、冷房運転時の熱損失を低減しつつ、実施の形態1に比べ、分割ボディの数および、短配管による接続が縮減されるため、より小型化することができるものである。
(実施の形態5)
実施の形態5に係る逆止弁ユニット60は、実施の形態1に係る逆止弁ユニット20に対し更に小型化するために分割ボディを集約し、また熱損失においては暖房時と冷房時の熱損失の低減を同程度にした形態である。図33は、逆止弁ユニット60の斜視図である。なお、分割ボディ61aの中空部64bが設けられる部分の底は凹んでおり、分割ボディ61aの中空部64bが設けられる部分の上下方向における長さは他の部分よりも短い。このように、分割ボディ61aには、取り付けられる外部配管に流れる冷媒による熱交換がされないようにするための段差部が設けられる。図34は、逆止弁ユニット60の上面図である。図35は、図34に示すE−E断面で逆止弁ユニット60を展開した展開断面図を示す。
図35に示すように、逆止弁ユニット60は、外部配管4a、4b、4c、4dと、逆止弁5a、5b、5c、5dと、分割ボディ61a、61bと、蓋62a、62b、62c、62dと、短配管63a、63bと、を備える。分割ボディ61aが備える中空部64a内に弁体5ddが収容されて逆止弁5dが構成され、分割ボディ61aが備える中空部64c内に弁体5ccが収容されて逆止弁5cが構成され、分割ボディ61bが備える中空部64e内に弁体5aaが収容されて逆止弁5aが構成され、分割ボディ61bが備える中空部64f内に弁体5bbが収容されて逆止弁5bが構成される。なお、逆止弁5a、5b、5c、5dは、弁体5aa、5bb、5cc、5ddにより構成される第2のタイプの弁体である。次に、本実施の形態に係る逆止弁ユニット40の動作、作用について説明する。図36は、冷房運転時における逆止弁ユニット60の動作状態を示す。図37は、暖房運転時における逆止弁ユニット60の動作状態を示す。なお、基本的な弁動作は、実施の形態1と同様である。本実施の形態では、実施の形態1における分割ボディ21a、21b、21cが分割ボディ61aに集約され、分割ボディ21d、21e、21f、21gが分割ボディ61bに集約される。また、外部配管4aが分割ボディ61aの実施の形態1における分割ボディ21aに相当する位置に配置される。
冷房運転時、室外熱交換機3を経由した冷媒は、外部配管4aから分割ボディ61aに流入した後、逆止弁5dを通過して外部配管4bから流出する。その後、冷媒は、室内熱交換機8を通過して温度が上昇し、圧力が損失した冷媒は、外部配管4cから分割ボディ61bに流入する。そして、冷媒は、逆止弁5aを通り、短配管63aを経由して分割ボディ61aに入り、外部配管4dから流出する。
暖房運転時、圧縮機1から吐出された高温高圧のガス冷媒は、外部配管4dから逆止弁ユニット60の分割ボディ61aに流入する。この冷媒は、逆止弁5cを通過して外部配管4bから流出する。その後、冷媒は、室内熱交換機8で熱交換して温度が低下し、圧力が損失し、凝縮、液化した冷媒は、外部配管4cから逆止弁ユニット60の分割ボディ61bに流入する。冷媒は、逆止弁5bを通過して短配管63bを経由して分割ボディ61aに流入し、外部配管4aから流出する。
本実施の形態では、冷房運転時も暖房運転時も室内熱交換機8前後を流れる温度の異なる冷媒はどちらも分割ボディ61aを流れる。しかしながら、冷媒が流れる流路自体は隣接しないため、熱損失が抑えられつつ、実施の形態1に比べ、分割ボディの数および、短配管による接続が縮減されるため、より小型化することができる。
(実施の形態6)
実施の形態6に係る逆止弁ユニット60は、実施の形態5に係る逆止弁ユニット60に対し更に小型化するために逆止弁の流出口を下部弁室側方に統一し、逆止弁の流入口と流出口の高低差を縮減し、実施の形態1における高低差調整用の分割ボディ21d、21gを削減した形態である。図38は、逆止弁ユニット70の斜視図である。図39は、逆止弁ユニット70の上面図である。図40は、図39に示すF−F断面で逆止弁ユニット70を展開した展開断面図を示す。
図40に示すように、逆止弁ユニット70は、外部配管4a、4b、4c、4dと、逆止弁5a、5b、5c、5dと、分割ボディ71a、71bと、蓋72a、72b、72c、72dと、短配管73a、73bと、を備える。分割ボディ71aが備える中空部74a内に弁体5ddが収容されて逆止弁5dが構成され、分割ボディ71aが備える中空部74c内に弁体5ccが収容されて逆止弁5cが構成され、分割ボディ71bが備える中空部74d内に弁体5aaが収容されて逆止弁5aが構成され、分割ボディ71bが備える中空部74e内に弁体5bbが収容されて逆止弁5bが構成される。なお、逆止弁5a、5b、5c、5dは、弁体5aa、5bb、5cc、5ddにより構成される第3のタイプの弁体である。次に、本実施の形態に係る逆止弁ユニット70の動作、作用について説明する。図41は、冷房運転時における逆止弁ユニット70の動作状態を示す。図42は、暖房運転時における逆止弁ユニット70の動作状態を示す。なお、基本的な弁動作は、実施の形態1と同様である。
冷房運転時、室外熱交換機3を経由した冷媒は、外部配管4aから分割ボディ71aに流入した後、逆止弁5dを通過して外部配管4bから流出する。その後、冷媒は、室内熱交換機8を通過して温度が上昇し、圧力が損失した冷媒は、外部配管4cから分割ボディ71bに流入する。そして、冷媒は、逆止弁5aを通り、短配管73aを経由して分割ボディ71aに入り、外部配管4dから流出する。
暖房運転時、圧縮機1から吐出された高温高圧のガス冷媒は、外部配管4dから逆止弁ユニット70の分割ボディ71aに流入する。この冷媒は、逆止弁5cを通過して外部配管4bから流出する。その後、冷媒は、室内熱交換機8で熱交換して温度が低下し、圧力が損失し、凝縮、液化した冷媒は、外部配管4cから逆止弁ユニット70の分割ボディ71bに流入する。冷媒は、逆止弁5bを通過して短配管73bを経由して分割ボディ71aに流入し、外部配管4aから流出する。
本実施の形態では、冷房運転時も暖房運転時も室内熱交換機8前後を流れる温度の異なる冷媒はどちらも分割ボディ71aを流れる。しかしながら、冷媒が流れる流路自体は隣接しないため、熱損失が抑えられつつ、実施の形態1に比べ、分割ボディの数および、短配管による接続が縮減されるため、より小型化することができる。また、高低差調整用の流路がない分、実施の形態5に比べ、小型化することができる。
(変形例)
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明を実施するにあたっては、種々の形態による変形及び応用が可能である。本発明において、上記実施の形態において説明した構成、機能、動作のどの部分を採用するのかは任意である。また、本発明において、上記実施の形態において説明した構成、機能、動作は、適宜、組み合わせることができる。また、本発明において、上述した構成、機能、動作のほか、更なる構成、機能、動作が採用されてもよい。
本発明は、冷凍サイクル機器に適用可能である。
1 圧縮機、2 四方弁、3 室外熱交換器、4a,4b,4c,4d,7a,7b 配管、5a,5b,5c,5d 逆止弁、5aa,5bb,5cc,5dd,17 弁体、6a,6b ボールバルブ、8 室内熱交換器、11 室外機、12 逆止弁ブリッジ回路、14 入口配管、15 出口配管、16 ボディ、16a 弁体保持部、16b シール面、17a 摺動面、17b シール面、18 下部弁室、19 上部弁室、20,30,40,50,60,70 逆止弁ユニット、21a,21b,21c,21d,21e,21f,21g,31a,31b,41a,41b,51a,51b,61a,61b,71a,71b 分割ボディ、22a,22b,22c,22d,22e,22f,22g,32a,32b,32c,32d,32e,42a,42b,42c,42d,42e,52a,52b,52c,52d,62a,62b,62c,62d,72a,72b,72c,72d 蓋、23a,23b,23c,23d,23e,23f,23g,33a,33b,43a,43b,53a,53b,63a,63b,73a,73b 短配管、24a,24b,24c,24d,24e,24f,24g,34a,34b,34c,34d,34e,34f,34g,44a,44b,44c,44d,44e,44f,44g,54a,54b,54c,54d,54e,54f,54g,64a,64b,64c,64d,64e,64f,64g,74a,74b,74c,74d,74e,74f,74g 中空部

Claims (12)

  1. 冷却運転と加熱運転とを切り換えて実行する冷凍サイクル機器が備える逆止弁ブリッジ回路を構成する複数の逆止弁が一体化された逆止弁ユニットであって、
    中空部を備え、上下方向と直交する面に沿って並ぶ複数のボディと、
    前記中空部に収容されて前記上下方向に移動し、前記複数のボディとともに前記複数の逆止弁を構成する複数の弁体と、
    前記上下方向と直交する方向に延在し、異なるボディが備える中空部同士を連通させる複数の短配管と、
    前記中空部と外部空間とを連通させる複数の外部配管と、を備え、
    前記複数の弁体のうち少なくとも2つの弁体は、異なるボディが備える中空部に収容される、
    逆止弁ユニット。
  2. 前記複数の外部配管は、前記上下方向に延在し、2つの開孔のうち下方の開孔が前記外部空間に露出する、
    請求項1に記載の逆止弁ユニット。
  3. 前記複数のボディには、前記複数の短配管の前記上下方向における位置を調整するための中空部を備えるボディが含まれる、
    請求項1又は2に記載の逆止弁ユニット。
  4. 前記複数のボディには、前記外部配管により前記外部空間と連通し、他の2つの中空部と連通する中空部を備えるボディが含まれる、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の逆止弁ユニット。
  5. 前記複数の弁体のいずれも、異なるボディが備える中空部に収容される、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の逆止弁ユニット。
  6. 前記複数の外部配管には、第1の外部配管と第2の外部配管と第3の外部配管と第4の外部配管とが含まれ、
    前記複数の逆止弁には、第1の逆止弁と第2の逆止弁と第3の逆止弁と第4の逆止弁とが含まれ、
    前記複数の弁体には、前記第1の逆止弁を構成する第1の弁体と前記第2の逆止弁を構成する第2の弁体と前記第3の逆止弁を構成する第3の弁体と前記第4の逆止弁を構成する第4の弁体とが含まれ、
    前記第1の逆止弁は前記第3の外部配管から供給される冷媒を前記第4の外部配管に流し、前記第2の逆止弁は前記第3の外部配管から供給される冷媒を前記第1の外部配管に流し、前記第3の逆止弁は前記第4の外部配管から供給される冷媒を前記第2の外部配管に流し、前記第4の逆止弁は前記第1の外部配管から供給される冷媒を前記第2の外部配管に流す、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の逆止弁ユニット。
  7. 前記複数のボディには、第1の中空部を備える第1のボディと、第2の中空部を備える第2のボディと、第3の中空部を備える第3のボディと、第4の中空部を備える第4のボディと、第5の中空部を備える第5のボディと、第6の中空部を備える第6のボディと、第7の中空部を備える第7のボディと、が含まれ、
    前記第1の弁体は前記第5の中空部に収容され、前記第2の弁体は前記第6の中空部に収容され、前記第3の弁体は前記第3の中空部に収容され、前記第4の弁体は前記第1の中空部に収容され、
    前記第1の弁体の位置に応じて前記第5の中空部の上部と前記第5の中空部の下部とが連通し、前記第2の弁体の位置に応じて前記第6の中空部の上部と前記第6の中空部の下部とが連通し、前記第3の弁体の位置に応じて前記第3の中空部の上部と前記第3の中空部の下部とが連通し、前記第4の弁体の位置に応じて前記第1の中空部の上部と前記第1の中空部の下部とが連通し、
    前記複数の短配管には、前記第1の中空部の上部と前記第2の中空部とを連通させる第1の短配管と、前記第2の中空部と前記第3の中空部の上部とを連通させる第2の短配管と、前記第3の中空部の下部と前記第4の中空部とを連通させる第3の短配管と、前記第4の中空部と前記第5の中空部の上部とを連通させる第4の短配管と、前記第5の中空部の下部と前記第6の中空部の下部とを連通させる第5の短配管と、前記第6の中空部の上部と前記第7の中空部とを連通させる第6の短配管と、前記第1の中空部の下部と前記第7の中空部とを連通させる第7の短配管と、が含まれ、
    前記第1の外部配管は前記第1の中空部又は前記第7の中空部の底に設けられ、前記第2の外部配管は前記第2の中空部の底に設けられ、前記第3の外部配管は前記第5の中空部又は前記第6の中空部の底に設けられ、前記第4の外部配管は前記第3の中空部又は前記第4の中空部の底に設けられる、
    請求項6に記載の逆止弁ユニット。
  8. 前記複数のボディには、第1の中空部と第2の中空部と第3の中空部とを備える第1のボディと、第4の中空部と第5の中空部と第6の中空部と第7の中空部とを備える第2のボディと、が含まれ、
    前記第1のボディの前記第1の中空部が設けられる部分の底は凹んでおり、
    前記第1の弁体は前記第4の中空部に収容され、前記第2の弁体は前記第5の中空部に収容され、前記第3の弁体は前記第2の中空部に収容され、前記第4の弁体は前記第7の中空部に収容され、
    前記第1の弁体の位置に応じて前記第4の中空部の上部と前記第4の中空部の下部とが連通し、前記第2の弁体の位置に応じて前記第5の中空部の上部と前記第5の中空部の下部とが連通し、前記第3の弁体の位置に応じて前記第2の中空部の上部と前記第2の中空部の下部とが連通し、前記第4の弁体の位置に応じて前記第7の中空部の上部と前記第7の中空部の下部とが連通し、
    前記複数の短配管には、前記第3の中空部と前記第4の中空部の上部とを連通させる第1の短配管と、前記第1の中空部と前記第7の中空部の上部とを連通させる第2の短配管と、が含まれ、
    前記第1の中空部と前記第2の中空部の上部とは連通し、前記第2の中空部の下部と前記第3の中空部とは連通し、前記第4の中空部の下部と前記第5の中空部の下部とは連通し、前記第5の中空部の上部と前記第6の中空部とは連通し、前記第6の中空部と前記第7の中空部の下部とは連通し、
    前記第1の外部配管は前記第6の中空部又は前記第7の中空部の底に設けられ、前記第2の外部配管は前記第1の中空部の底に設けられ、前記第3の外部配管は前記第4の中空部又は前記第5の中空部の底に設けられ、前記第4の外部配管は前記第2の中空部又は前記第3の中空部の底に設けられる、
    請求項6に記載の逆止弁ユニット。
  9. 前記複数のボディには、第1の中空部と第2の中空部と第3の中空部とを備える第1のボディと、第4の中空部と第5の中空部と第6の中空部と第7の中空部とを備える第2のボディと、が含まれ、
    前記第1のボディの前記第1の中空部が設けられる部分の底と、前記第2のボディの前記第6の中空部が設けられる部分の底と、前記第2のボディの前記第7の中空部が設けられる部分の底と、は凹んでおり、
    前記第1の弁体は前記第4の中空部に収容され、前記第2の弁体は前記第5の中空部に収容され、前記第3の弁体は前記第2の中空部に収容され、前記第4の弁体は前記第7の中空部に収容され、
    前記第1の弁体の位置に応じて前記第4の中空部の上部と前記第4の中空部の下部とが連通し、前記第2の弁体の位置に応じて前記第5の中空部の上部と前記第5の中空部の下部とが連通し、前記第3の弁体の位置に応じて前記第2の中空部の上部と前記第2の中空部の下部とが連通し、前記第4の弁体の位置に応じて前記第7の中空部の上部と前記第7の中空部の下部とが連通し、
    前記複数の短配管には、前記第3の中空部と前記第4の中空部の上部とを連通させる第1の短配管と、前記第1の中空部と前記第7の中空部の上部とを連通させる第2の短配管と、が含まれ、
    前記第1の中空部と前記第2の中空部の上部とは連通し、前記第2の中空部の下部と前記第3の中空部とは連通し、前記第4の中空部の下部と前記第5の中空部の下部とは連通し、前記第5の中空部の上部と前記第6の中空部とは連通し、前記第6の中空部と前記第7の中空部の下部とは連通し、
    前記第1の外部配管は前記第6の中空部又は前記第7の中空部の底に設けられ、前記第2の外部配管は前記第1の中空部の底に設けられ、前記第3の外部配管は前記第4の中空部又は前記第5の中空部の底に設けられ、前記第4の外部配管は前記第2の中空部又は前記第3の中空部の底に設けられる、
    請求項6に記載の逆止弁ユニット。
  10. 前記複数のボディには、第1の中空部と第2の中空部と第3の中空部と第4の中空部とを備える第1のボディと、第5の中空部と第6の中空部と第7の中空部とを備える第2のボディと、が含まれ、
    前記第1の弁体は前記第6の中空部に収容され、前記第2の弁体は前記第7の中空部に収容され、前記第3の弁体は前記第4の中空部に収容され、前記第4の弁体は前記第2の中空部に収容され、
    前記第1の弁体の位置に応じて前記第6の中空部の上部と前記第6の中空部の下部とが連通し、前記第2の弁体の位置に応じて前記第7の中空部の上部と前記第7の中空部の下部とが連通し、前記第3の弁体の位置に応じて前記第4の中空部の上部と前記第4の中空部の下部とが連通し、前記第4の弁体の位置に応じて前記第2の中空部の上部と前記第2の中空部の下部とが連通し、
    前記複数の短配管には、前記第4の中空部の下部と前記第5の中空部とを連通させる第1の短配管と、前記第1の中空部と前記第7の中空部の上部とを連通させる第2の短配管と、が含まれ、
    前記第1の中空部と前記第2の中空部の下部とは連通し、前記第2の中空部の上部と前記第3の中空部とは連通し、前記第3の中空部と前記第4の中空部の上部とは連通し、前記第5の中空部と前記第6の中空部の上部とは連通し、前記第6の中空部の下部と前記第7の中空部の下部とは連通し、
    前記第1の外部配管は前記第1の中空部又は前記第7の中空部の底に設けられ、前記第2の外部配管は前記第3の中空部の底に設けられ、前記第3の外部配管は前記第6の中空部又は前記第7の中空部の底に設けられ、前記第4の外部配管は前記第4の中空部又は前記第5の中空部の底に設けられる、
    請求項6に記載の逆止弁ユニット。
  11. 前記複数のボディには、第1の中空部と第2の中空部と第3の中空部とを備える第1のボディと、第4の中空部と第5の中空部と第6の中空部と第7の中空部とを備える第2のボディと、が含まれ、
    前記第1のボディの前記第2の中空部が設けられる部分の底は凹んでおり、
    前記第1の弁体は前記第5の中空部に収容され、前記第2の弁体は前記第6の中空部に収容され、前記第3の弁体は前記第3の中空部に収容され、前記第4の弁体は前記第1の中空部に収容され、
    前記第1の弁体の位置に応じて前記第5の中空部の上部と前記第5の中空部の下部とが連通し、前記第2の弁体の位置に応じて前記第6の中空部の上部と前記第6の中空部の下部とが連通し、前記第3の弁体の位置に応じて前記第3の中空部の上部と前記第3の中空部の下部とが連通し、前記第4の弁体の位置に応じて前記第1の中空部の上部と前記第1の中空部の下部とが連通し、
    前記複数の短配管には、前記第3の中空部の下部と前記第4の中空部とを連通させる第1の短配管と、前記第1の中空部の下部と前記第7の中空部とを連通させる第2の短配管と、が含まれ、
    前記第1の中空部の上部と前記第2の中空部とは連通し、前記第2の中空部と前記第3の中空部の上部とは連通し、前記第4の中空部と前記第5の中空部の上部とは連通し、前記第5の中空部の下部と前記第6の中空部の下部とは連通し、前記第6の中空部の上部と前記第7の中空部とは連通し、
    前記第1の外部配管は前記第1の中空部又は前記第7の中空部の底に設けられ、前記第2の外部配管は前記第2の中空部の底に設けられ、前記第3の外部配管は前記第5の中空部又は前記第6の中空部の底に設けられ、前記第4の外部配管は前記第3の中空部又は前記第4の中空部の底に設けられる、
    請求項6に記載の逆止弁ユニット。
  12. 前記複数のボディには、第1の中空部と第2の中空部と第3の中空部とを備える第1のボディと、第4の中空部と第5の中空部とを備える第2のボディと、が含まれ、
    前記第1のボディの前記第2の中空部が設けられる部分の底は凹んでおり、
    前記第1の弁体は前記第4の中空部に収容され、前記第2の弁体は前記第5の中空部に収容され、前記第3の弁体は前記第3の中空部に収容され、前記第4の弁体は前記第1の中空部に収容され、
    前記第1の弁体の位置に応じて前記第4の中空部の上部と前記第4の中空部の下部とが連通し、前記第2の弁体の位置に応じて前記第5の中空部の上部と前記第5の中空部の下部とが連通し、前記第3の弁体の位置に応じて前記第3の中空部の上部と前記第3の中空部の下部とが連通し、前記第4の弁体の位置に応じて前記第1の中空部の上部と前記第1の中空部の下部とが連通し、
    前記複数の短配管には、前記第3の中空部の下部と前記第4の中空部の上部とを連通させる第1の短配管と、前記第1の中空部の下部と前記第5の中空部の上部とを連通させる第2の短配管と、が含まれ、
    前記第1の中空部の上部と前記第2の中空部とは連通し、前記第2の中空部と前記第3の中空部の上部とは連通し、前記第4の中空部の下部と前記第5の中空部の下部とは連通し、
    前記第1の外部配管は前記第1の中空部の底に設けられ、前記第2の外部配管は前記第2の中空部の底に設けられ、前記第3の外部配管は前記第4の中空部又は前記第5の中空部の底に設けられ、前記第4の外部配管は前記第3の中空部の底に設けられる、
    請求項6に記載の逆止弁ユニット。
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