JP2018116935A - 向上した性能を有する活性層の形成 - Google Patents
向上した性能を有する活性層の形成 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018116935A JP2018116935A JP2018045564A JP2018045564A JP2018116935A JP 2018116935 A JP2018116935 A JP 2018116935A JP 2018045564 A JP2018045564 A JP 2018045564A JP 2018045564 A JP2018045564 A JP 2018045564A JP 2018116935 A JP2018116935 A JP 2018116935A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- active layer
- perfluorosulfonic acid
- catalyst
- fuel cell
- ionomer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/86—Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
- H01M4/88—Processes of manufacture
- H01M4/8803—Supports for the deposition of the catalytic active composition
- H01M4/881—Electrolytic membranes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/02—Printing inks
- C09D11/10—Printing inks based on artificial resins
- C09D11/106—Printing inks based on artificial resins containing macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/86—Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
- H01M4/8663—Selection of inactive substances as ingredients for catalytic active masses, e.g. binders, fillers
- H01M4/8668—Binders
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/86—Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
- H01M4/88—Processes of manufacture
- H01M4/8825—Methods for deposition of the catalytic active composition
- H01M4/8828—Coating with slurry or ink
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/86—Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
- H01M4/90—Selection of catalytic material
- H01M4/92—Metals of platinum group
- H01M4/925—Metals of platinum group supported on carriers, e.g. powder carriers
- H01M4/926—Metals of platinum group supported on carriers, e.g. powder carriers on carbon or graphite
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/86—Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
- H01M4/94—Non-porous diffusion electrodes, e.g. palladium membranes, ion exchange membranes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M8/1016—Fuel cells with solid electrolytes characterised by the electrolyte material
- H01M8/1018—Polymeric electrolyte materials
- H01M8/102—Polymeric electrolyte materials characterised by the chemical structure of the main chain of the ion-conducting polymer
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M8/1016—Fuel cells with solid electrolytes characterised by the electrolyte material
- H01M8/1018—Polymeric electrolyte materials
- H01M8/1039—Polymeric electrolyte materials halogenated, e.g. sulfonated polyvinylidene fluorides
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M2008/1095—Fuel cells with polymeric electrolytes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/86—Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
- H01M4/88—Processes of manufacture
- H01M4/8803—Supports for the deposition of the catalytic active composition
- H01M4/8807—Gas diffusion layers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Inert Electrodes (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
【課題】PEMFCに関連して、特にその触媒層のレベルで使用可能な新たなプロトン伝導性ポリマーを提供する。【解決手段】少なくとも2つのペルフルオロスルホン酸イオノマーを含むプロトン交換膜燃料電池(PEMFC)用の活性層。【選択図】なし
Description
本発明は、電気化学装置、特に燃料電池、特にプロトン交換膜燃料電池(PEMFC)の分野に関する。
さらに具体的には、本発明は、その性能を著しく向上させることができる上記電池の触媒層を製造するためのペルフルオロスルホン酸イオノマー(PFSA)の混合物の使用に関する。
プロトン交換膜燃料電池(PEMFC)の動作原理は、燃料、例えば水素と、酸化剤、例えば酸素との間の触媒反応によって化学エネルギーを電気エネルギーに変換することに基づくものである。
一般的に電池コアと呼ばれる膜電極接合体(MEA)がプロトン交換膜燃料電池の基本的要素を形成する。図1に示されるように、膜電極接合体は一般的に、ポリマー膜(電解質3)の両側に触媒層(電極2)が接して形成されている。したがって、それぞれアノードおよびカソードと呼ばれる電極は、電子絶縁性であり、プロトン伝導性の媒体である電解質によって分離されている。集電体(1)は、電極の外面での電子移動を行う。さらに、電気伝導、反応ガスの均一な分散、および生成された水の排出を確実にするためにMEAの両側にガス拡散層が配置される。
プロトン交換膜燃料電池の場合、電解質は一般的に、Nafion(登録商標)(Dupont)またはAquivion(登録商標)(Solvay)などのカチオン交換ポリマーでできた膜である。
プロトン交換膜燃料電池に使用される燃料は、水素などのガス、または例えばアルコール、特にエタノール、メタノール、またはエチレングリコールなどの液体であり得る。
例として挙げられた以下の反応は、燃料および酸化剤が水素および酸素である場合の電極で起こる電気化学反応を表す。
アノード:H2→2H++2e− (1)
カソード:O2+4H++4e−→2H2O (2)
E゜アノード=0V/ENH
E゜カソード=1.23V/ENH
アノード:H2→2H++2e− (1)
カソード:O2+4H++4e−→2H2O (2)
E゜アノード=0V/ENH
E゜カソード=1.23V/ENH
この場合、一般反応は以下の通りである。
H2+1/2O2→H2O E゜eq=E゜カソード−E゜アノード=1.23V
H2+1/2O2→H2O E゜eq=E゜カソード−E゜アノード=1.23V
したがって、電池の起電力は標準条件で1.23Vである。
アノードでは、触媒上に吸着された水素の分解により、プロトンH+および電子e−が発生する。次いで、プロトンは、カソードで酸素と反応する前にポリマー膜を横断する。カソードでの酸素とプロトンの反応により、水が形成され、熱が生成される。
このような電気化学反応は、電極を形成する触媒の存在によって速度論的に促進される。反応および燃料の種類によって複数の材料が使用され得るが、多くの反応および燃料に対して白金が最も効率的である。
既に示したように、触媒は、一般的に炭素クラスター上に白金ナノ粒子を担持してできた触媒層の形態で現れ得る。触媒は、膜表面または拡散層上に触媒インクを利用して均一に堆積され得る。触媒インクは特に、炭素上に担持された触媒(白金炭素(platinum−on−carbon))、分散媒、およびプロトン伝導ポリマーでできている。プロトン伝導ポリマーは、一般的に電解質と同じ性質である。
プロトン伝導ポリマーは、電池のプロトン伝導度を決定するため、主に電池性能に寄与する。プロトン伝導ポリマーは、イオノマー、つまり電荷移動を可能にするイオン化基を有するポリマーである。
当初は、イオノマーはスルホン化フェノールであったが、その後、より機械的に耐性のあるポリスチレンスルホン酸ポリマーとなった。現在では、その優れた化学的および機械的耐性のため、現在の燃料電池にはペルフルオロスルホン酸材料(PFSA)が広く使用されている。
PFSAは、ペルフルオロスルホン酸由来のイオノマーであり、つまりスルホン酸基SO3 −を含む。PFSAはさらに、フッ素化ポリマーである。
このイオノマーの群には、多くの化合物があるが、それらはわずかに異なる化学的性質の点で区別される。PFSA材料は、商標名Nafion(Dupont)、Aquivion(Solvay)、Flemion(登録商標)(Asahi Glass Company)、またはAciplex(登録商標)(Asahi Chemical Company)の下で商品化されている。一例として、Aquivion(Solvay)の粒子構造を図2に示す。
図からわかるように、これらのポリマーは、基本的に、側鎖またはダングリング鎖、つまり、ポリマーの主鎖にグラフトされた鎖(または分岐)の化学的構造が異なる。
つまり、Aquivionの側鎖またはダングリング鎖(“短い側鎖”)は、Nafion(“長い側鎖”)より短い。このことから、結晶化度およびガラス転移温度がより高いと解釈される。
さらに、Aquivionは、より低い等価質量を有する。つまり、同一質量では親水基がより多いため、より強い親水特性がもたらされる。この特性は、より多くのスルホン化部位に起因するより高いプロトン伝導度をもたらし、低湿度での特性を向上させる。
したがって、このようなPFSAイオノマーの化学的特性は、それらを含有する電池の動作に影響を与える。
したがって、Nafionは、気体の相対湿度にかかわらず優れた性能を提供する。しかしながら、Aquivionは、低い相対湿度ではNafionより優れた性能を有しており、そのような条件下では有利になり得る。しかしながら、プロトン伝導ポリマーとしてAquivionを使用すると、高湿度では、活性化性能の著しい降下に関する問題が起こる。非特許文献1もまた、100〜110°C程度の中温ではAquivionの方がNafionより優れていることを示している。
前述のことからわかるように、さまざまな現在用いられているPFSAは、それぞれ利点と欠点を有する。それらの使用を妨げ得る別の重要な要因は、費用に関するものである。
Arico et al.("High temperature operation of a solid polymer electrolyte fuel cell stack based on a new ionomer membrane",Fuel Cells 10,2010,No.06,1013−1023)
したがって、PEMFCに関連して、特にその触媒層のレベルで使用可能な新たなプロトン伝導性ポリマーを提供する必要がある。
本発明は、意外にも、少なくとも2つのPFSA型イオノマーの混合物を含む活性層を使用することによって、プロトン交換膜燃料電池の全般的性能が向上するという出願人による強調に基づくものである。
第1の態様によると、本発明は、少なくとも2つのペルフルオロスルホン酸イオノマーを含む電気化学装置用の活性層に関する。
本発明による好ましい電気化学装置は燃料電池であり、有利には、プロトン交換膜燃料電池またはPEMFCである。
本発明の文脈において、触媒を含む層は、活性層または触媒層と称される。燃料電池の関連において、活性層または触媒層は、電極、つまりカソードおよびアノードとして使用される。より好ましい実施形態によると、本発明による活性層はカソードとして使用される。
有利には、触媒は白金である。さらには、有利には、触媒は、特に白金の粒子、さらにはナノ粒子の形態で現れる。別の好ましい実施形態によると、触媒は、炭素または炭素クラスター上に担持される。したがって、触媒は、白金炭素(platinum−on−carbon)であり得る。
本発明によると、典型的には、触媒は活性層中の少なくとも2つのペルフルオロスルホン酸イオノマーに関連している。
本発明の意図において、ペルフルオロスルホン酸イオノマーとは、スルホン酸機能をサポートするペルフルオロ化ポリマーまたは先に定義したPFSAとして解釈すべきである。
本発明によると、異なる性質、つまり異なる化学構造の2つのポリマーが使用される。当然ながら、より多くのものに関連することが想定され得る。
特に、また好ましくは、少なくとも2つのポリマーは、側鎖またはダングリング鎖の性質または構造、有利にはそれらの長さが異なる。“長さ”を評価するために、鎖を形成する原子の総数、または場合によっては鎖の炭素原子数が考慮され得る。
つまり、有利には、第1のポリマーは第2のポリマーより長いダングリング鎖を有する。言い換えると、第2のペルフルオロスルホン酸イオノマーは、第1のペルフルオロスルホン酸イオノマーよりも短いダングリング鎖を有する。
この実施形態によると、第1のペルフルオロスルホン酸イオノマーは有利には長い側鎖を有する。
特に適合するイオノマーは、スルホン化テトラフルオロエチレン誘導体であり、例えば商標名Nafion(Dupont)として市販されている。例として、製品Nafion D2020(番号CAS 31175−20−9)が本発明の構成において使用され得るが、その他のものもある。
このようなイオノマーの部分構造は図2に図示されており、5つの炭素原子を有するダングリング鎖によって特徴づけられる。つまり、本発明によると、有利には、第1のペルフルオロスルホン酸イオノマーは、少なくとも5つの炭素原子を含む側鎖を有する。
特定の実施形態によると、有利には、第1のイオノマーは以下の構造を有する。
以下の説明では、kは整数として理解すべきである。
有利には、第1のポリマーに関連する第2のポリマーは、側鎖の長さが短いこと(“短い側鎖”)によって区別される。
特に適合するイオノマーは、テトラフルオロエチレンおよびフッ化スルホニルビニルコポリマーであり、例えば商標名Aquivion(Solvay)、特に番号CAS 111173−25−2の下で市販されているものである。
このようなイオノマーの部分構造は図2に図示されており、2つの炭素原子を有するダングリング鎖によって特徴付けられる。つまり、有利には、本発明によると、第2のペルフルオロスルホン酸イオノマーは、5つ未満の炭素原子を含む側鎖を有する。
そのような第2のイオノマーは、有利には以下の部分構造を有する。
本発明によるペルフルオロスルホン酸イオノマーの混合物は、有利には、Nafion型ポリマーおよびAquivion型ポリマーでできているか、または有利にはそれらを含む。
言い換えると、有利には、本発明による活性層は、
以下の構造を有する第1のイオノマーと、
以下の構造を有する第1のイオノマーと、
実際には、本発明の文脈では、電池、有利にはそのカソードの活性層において、NafionおよびAquivionの組み合わせが相乗効果を表し、2つのイオノマーの一方の場合に対して電池性能を向上させることができることが示されている。つまり、PFSAの群からの2つのイオノマーの混合物は、2つのイオノマー単独の場合よりも優れた性能をもたらす相乗効果を生成することができる。
したがって、利用可能なPFSAの間の異なる組み合わせを想定することができ、特にFlemion(Asahi Glass Company)またはAciplex(Asahi Chemical Company)が暗示される。
本発明の文脈において、少なくとも2つのペルフルオロスルホン酸イオノマーの間の可能性のある相乗効果を強調するために有利に実施された試験は、そのようなイオノマーを含む電池の電気化学性能の測定を含む。性能は、電流に対してもたらされる電圧を測定することによって評価される。この試験は、一般的に自動車分野において望ましい条件下(温度:80°C;相対湿度:50%;圧力:1.5bar)で実施されるが、電気化学装置に対して想定される動作条件にも適応され得る。
一般的に、本発明の意味における少なくとも2つのポリマーの混合物は、既定の電流及び既定の条件下において、電圧が、少なくともそれらのイオノマーの一方を単独で、さらにはイオノマーそれぞれを単独で測定したもの以上である場合に有利であると考えられる。同等の性能の場合には、イオノマーの価格も考慮され得る。つまり、例として、NafionはAquivionより高価であり、たとえ混合物の性能がNafion単独の場合と同等であったとしても、2つの混合物を使用するほうが、有利であり得る。
別の態様によると、イオノマー全体に対する第1のイオノマー(有利には最長のダングリング鎖を有する、より有利にはNafion型)の相対濃度は、乾燥重量で50%以上であり、有利には、50から80%の範囲である。イオノマー全体に対する第2のイオノマー(有利には、最短のダングリング鎖を有する、より有利にはAquivion型)の相対濃度は、乾燥重量で50%以下であり、有利には、乾燥重量で20から50%の範囲である。本発明の文脈において、濃度は、イオノマー全量(“イオノマー全体”)に対するイオノマーの乾燥物質の量として理解されるべきである。
より有利には、第1のイオノマーの相対濃度は、乾燥重量で60から70%の範囲であり、第2のイオノマーの相対濃度は、乾燥重量で30から40%の範囲である。
例として、第1のイオノマーは、有利には、以下の構造を含み、
イオノマーの混合物の70重量%に相当し得、第2のイオノマーは、有利には、以下の構造を含み、
イオノマーの混合物の30重量%に相当し得る。
前述の性能試験は、個々の場合に応じて、所定のペルフルオロスルホン酸イオノマーの混合物の存在下で、イオノマー各々の有利な比率を決定するために、当業者によって容易に実施され得る。
このペルフルオロスルホン酸イオノマーの混合物に加えて、本発明による活性層は、触媒、有利には炭素質担持体上の白金ナノ粒子を含み、典型的には炭素50%および白金50%(乾燥触媒層における質量%)でできている。通常、また実施例として、活性層は、触媒75%およびペルフルオロスルホン酸イオノマー25%でできている。
別の態様によると、本発明は、前述のような少なくとも2つのペルフルオロスルホン酸イオノマーを含む触媒インクに関する。
注意として、触媒層は、特に、膜または拡散層上に触媒インクを堆積することによって得ることができる。
通常は、触媒インクは、本発明によるペルフルオロスルホン酸イオノマーの混合物および触媒、有利には炭素質担持体上の白金ナノ粒子に加えて、溶媒または分散媒を含む。
当業者に知られているように、そのような触媒インクは、被覆、スパッタリング、インクジェット、またはシルクスクリーニングなどの印刷方法で堆積され得る。
前述のような活性層または触媒インクは、電気化学装置、例えば燃料電池、特にプロトン交換膜燃料電池(PEMFC)またはMEAなどの形成に使用され得る。
したがって、本発明はまた、本発明による活性層を含む電気化学装置を目的とする。対象の電気化学装置は、第一に燃料電池、特にプロトン交換膜燃料電池(PEMFC)を含む。
本発明の別の態様によると、そのような活性層は、電極としての役割を担う膜電極接合体またはMEAに組み込まれ得る。したがって、本発明による活性層はアノードおよびカソードとして使用され得るが、有利にはカソードとして使用される。
本質的に、本発明によるMEAは、
‐ポリマー膜と、
‐少なくとも2つのペルフルオロスルホン酸イオノマーを含む、本発明による活性層から形成される‐カソードと、
場合によっては本発明による活性層から形成されるアノードと、を少なくとも含む。
‐ポリマー膜と、
‐少なくとも2つのペルフルオロスルホン酸イオノマーを含む、本発明による活性層から形成される‐カソードと、
場合によっては本発明による活性層から形成されるアノードと、を少なくとも含む。
有利には、ポリマー膜は、活性層の2つのペルフルオロスルホン酸イオノマーの一方、有利には以下の構造を有する第1のペルフルオロスルホン酸イオノマーでできている。
アノードが本発明による活性層を含まない場合、膜と同一のイオノマー、つまり有利には活性層の第1のペルフルオロスルホン酸イオノマーの一つ、有利には以下の構造を有する第1のペルフルオロスルホン酸イオノマーでできている。
本発明によるMEAは、燃料電池、有利にはプロトン交換膜燃料電池(PEMFC)に組み込まれ得る。
本出願の文脈に示されているように、本発明による活性層は、PEMFC型燃料電池の性能を向上させることができる。
前述の特徴および利点は、以下の添付の図面に関する特定の実施形態の限定的でない説明において論じられるであろう。
[1.装置の形成]
MEA(膜電極接合体)の形成は、3つのステップで実施される。
第1のステップは、イオノマーおよび炭素質担持体上の触媒を溶媒中に含む、触媒インクを調製する段階を含む。
第2のステップは、以降で説明する方法によって、拡散層上にインクを堆積することによって電極を製造する段階である。
第3の製造ステップは、活性層中に存在するイオノマーの1つと同一のポリマーから一般的にできている膜を挟んで2つの電極(カソードおよびアノード)を組み立てる段階である。
MEA(膜電極接合体)の形成は、3つのステップで実施される。
第1のステップは、イオノマーおよび炭素質担持体上の触媒を溶媒中に含む、触媒インクを調製する段階を含む。
第2のステップは、以降で説明する方法によって、拡散層上にインクを堆積することによって電極を製造する段階である。
第3の製造ステップは、活性層中に存在するイオノマーの1つと同一のポリマーから一般的にできている膜を挟んで2つの電極(カソードおよびアノード)を組み立てる段階である。
a.本発明による装置
本発明によると、アノードの組成は、カソードの組成と異なる。以下の割合は、乾燥触媒層における質量として理解されるべきである。
本発明によると、アノードの組成は、カソードの組成と異なる。以下の割合は、乾燥触媒層における質量として理解されるべきである。
アノードは、触媒75%(炭素50%および白金50%を含む)およびイオノマー25%でできている。
カソードは一般的に、同一の触媒75%、第1のイオノマー、好ましくはNafion18%、および第2のイオノマー、好ましくはAquivion7%でできている。
膜は、Nafion型膜である。
これらの濃度を得るように水系触媒インクが調製される。この製造方法によると、乾燥抽出物は1%から20%までの幅がある。熱処理により、堆積されたインクを乾燥させることができる。
膜を間に挟んでアノードおよびカソードを組み立てることによって、MEAが得られる。使用する膜に応じて変わる温度、圧力、および時間条件にしたがって、圧力をかけて実施される。
25cm2の表面積を有する、こうして得られたMEAは、性能を試験するために単セルに組み込まれる。単セルは、ガスの流入を可能にするモノポーラープレート、集電板、および取付板に取り付けられる。
使用するNafion(Dupont)およびAquivion(Solvay)の構造を図2に図示する。
b.従来の装置(Nafion単独またはAquivion単独)
単一のイオノマーを含むMEAの製造手順は、前述と同一である。唯一異なる点は、カソードを製造する段階である。カソードはアノードと同一の材料、つまり触媒75%およびイオノマー25%で作製される。
単一のイオノマーを含むMEAの製造手順は、前述と同一である。唯一異なる点は、カソードを製造する段階である。カソードはアノードと同一の材料、つまり触媒75%およびイオノマー25%で作製される。
[2.装置の性能]
装置の性能は、自動車向け用途に推奨されるものに近い条件で調査される。
装置の性能は、自動車向け用途に推奨されるものに近い条件で調査される。
動作温度は、80°Cである。相対湿度は、50%から80%まで幅がある。気体の気圧は、1.5barである。
試験は、静止電位の測定から開始する。次いで、0から2A/cm2まで電流を印加し、電位を測定する。結果は、電池性能を代表する電圧対電流曲線である。
結果を図3に示す。電池作動条件において、Nafion(70%濃度)およびAquivion (30%濃度)の混合物は、Nafion単独の性能を上回る。
1 集電体
2 電極
3 電解質
2 電極
3 電解質
Claims (13)
- 触媒と、少なくとも2つのペルフルオロスルホン酸イオノマーとを含むプロトン交換膜燃料電池(PEMFC)用の活性層(2)であって、第2のペルフルオロスルホン酸イオノマーが第1のペルフルオロスルホン酸イオノマーより短いダングリング鎖を有する、プロトン交換膜燃料電池用の活性層。
- 前記第1のペルフルオロスルホン酸イオノマーが以下の構造を有する、請求項1に記載のプロトン交換膜燃料電池用の活性層。
- 前記第2のペルフルオロスルホン酸イオノマーが以下の構造を有する、請求項1または2に記載のプロトン交換膜燃料電池用の活性層。
- 前記第1のペルフルオロスルホン酸イオノマーの相対濃度が乾燥重量で50から80%の範囲であり、前記第2のペルフルオロスルホン酸イオノマーの相対濃度が乾燥重量で20%から50%の範囲である、請求項1から3のいずれか一項に記載のプロトン交換膜燃料電池用の活性層。
- 前記第1のペルフルオロスルホン酸イオノマーの相対濃度が乾燥重量で60から70%の範囲であり、前記第2のペルフルオロスルホン酸イオノマーの相対濃度が乾燥重量で30から40%の範囲である、請求項4に記載のプロトン交換膜燃料電池用の活性層。
- 前記触媒が炭素質担持体上の白金ナノ粒子の形態で現れる、請求項1から5のいずれか一項に記載のプロトン交換膜燃料電池用の活性層。
- 触媒と、請求項1から5のいずれか一項で定めた少なくとも2つのペルフルオロスルホン酸イオノマーとを含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の活性層を形成するための触媒インク。
- 前記触媒が炭素質担持体上の白金ナノ粒子の形態で現れる、請求項7に記載の触媒インク。
- 溶媒または分散媒をさらに含む、請求項7または8に記載の触媒インク。
- 少なくとも1つの電極、有利にはカソードが請求項1から6のいずれか一項に記載の活性層を備える、膜電極接合体(MEA)。
- 膜と、場合によってはアノードとが、前記2つのペルフルオロスルホン酸イオノマーの一方、有利には前記第1のペルフルオロスルホン酸イオノマーでできている、請求項10に記載の膜電極接合体(MEA)。
- 請求項10または11に記載の膜電極接合体(MEA)を備えるプロトン交換膜燃料電池。
- PEMFC型燃料電池の性能を向上させるための、請求項1から6のいずれか一項の活性層の使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR1258331A FR2995143B1 (fr) | 2012-09-06 | 2012-09-06 | Formulation d'une couche active aux performances ameliorees |
FR1258331 | 2012-09-06 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015530478A Division JP6543571B2 (ja) | 2012-09-06 | 2013-09-05 | 向上した性能を有する活性層の形成 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018116935A true JP2018116935A (ja) | 2018-07-26 |
Family
ID=47356065
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015530478A Active JP6543571B2 (ja) | 2012-09-06 | 2013-09-05 | 向上した性能を有する活性層の形成 |
JP2018045564A Pending JP2018116935A (ja) | 2012-09-06 | 2018-03-13 | 向上した性能を有する活性層の形成 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015530478A Active JP6543571B2 (ja) | 2012-09-06 | 2013-09-05 | 向上した性能を有する活性層の形成 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9843050B2 (ja) |
EP (1) | EP2893583B1 (ja) |
JP (2) | JP6543571B2 (ja) |
FR (1) | FR2995143B1 (ja) |
WO (1) | WO2014044947A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102016102088A1 (de) * | 2016-02-05 | 2017-08-10 | Volkswagen Ag | Membran, Membran-Elektroden-Einheit, Brennstoffzelle und Verfahren zur Herstellung einer Membran |
CA3035582A1 (en) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | Ballard Power Systems Inc. | Cathode electrode design for electrochemical fuel cells |
DE102017220502A1 (de) * | 2017-11-16 | 2019-05-16 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Verfahren zur Herstellung einer Katalysatorschicht, sowie eine Katalysatorschicht |
KR20200114423A (ko) * | 2019-03-28 | 2020-10-07 | 현대자동차주식회사 | 전자절연층이 도입된 막-전극 접합체의 전해질막 및 이의 제조방법 |
CN114204089B (zh) * | 2021-12-03 | 2024-04-16 | 中国科学院大连化学物理研究所 | 一种质子交换复合膜及其连续化制备方法 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004281305A (ja) * | 2003-03-18 | 2004-10-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 燃料電池およびその電極の製造方法 |
JP2005235706A (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-02 | Aisin Seiki Co Ltd | 固体高分子型燃料電池用電極 |
JP2006134752A (ja) * | 2004-11-08 | 2006-05-25 | Nissan Motor Co Ltd | 固体高分子型燃料電池および車両 |
JP2006257424A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Solvay Solexis Spa | 複合イオノマー膜 |
US20090023018A1 (en) * | 2005-01-27 | 2009-01-22 | Korea Institute Of Science And Technology | Multi-Layered Electrode for Fuel Cell and Method for Producing the Same |
WO2009116446A1 (ja) * | 2008-03-19 | 2009-09-24 | 旭化成イーマテリアルズ株式会社 | 高分子電解質及びその製造方法 |
WO2010096035A1 (en) * | 2009-02-23 | 2010-08-26 | Nanosys, Inc. | Nanostructured catalyst supports |
JP2011505444A (ja) * | 2007-11-26 | 2011-02-24 | ソルヴェイ・ソレクシス・エッセ・ピ・ア | フルオロイオノマー液体組成物 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2002210975A1 (en) * | 2000-10-31 | 2002-05-15 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Electrode for solid polymer type fuel cell |
CA2579622A1 (en) * | 2004-09-08 | 2006-03-16 | Polyfuel, Inc. | Membrane and membrane electrode assembly with adhesion promotion layer |
JP2006286330A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Equos Research Co Ltd | 燃料電池用の触媒層及び燃料電池 |
JP2011113739A (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-09 | Toyota Motor Corp | 燃料電池のカソード電極触媒 |
-
2012
- 2012-09-06 FR FR1258331A patent/FR2995143B1/fr active Active
-
2013
- 2013-09-05 JP JP2015530478A patent/JP6543571B2/ja active Active
- 2013-09-05 WO PCT/FR2013/052046 patent/WO2014044947A1/fr active Application Filing
- 2013-09-05 EP EP13774727.5A patent/EP2893583B1/fr active Active
-
2015
- 2015-02-18 US US14/625,136 patent/US9843050B2/en active Active
-
2018
- 2018-03-13 JP JP2018045564A patent/JP2018116935A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004281305A (ja) * | 2003-03-18 | 2004-10-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 燃料電池およびその電極の製造方法 |
JP2005235706A (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-02 | Aisin Seiki Co Ltd | 固体高分子型燃料電池用電極 |
JP2006134752A (ja) * | 2004-11-08 | 2006-05-25 | Nissan Motor Co Ltd | 固体高分子型燃料電池および車両 |
US20090023018A1 (en) * | 2005-01-27 | 2009-01-22 | Korea Institute Of Science And Technology | Multi-Layered Electrode for Fuel Cell and Method for Producing the Same |
JP2006257424A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Solvay Solexis Spa | 複合イオノマー膜 |
JP2011505444A (ja) * | 2007-11-26 | 2011-02-24 | ソルヴェイ・ソレクシス・エッセ・ピ・ア | フルオロイオノマー液体組成物 |
WO2009116446A1 (ja) * | 2008-03-19 | 2009-09-24 | 旭化成イーマテリアルズ株式会社 | 高分子電解質及びその製造方法 |
WO2010096035A1 (en) * | 2009-02-23 | 2010-08-26 | Nanosys, Inc. | Nanostructured catalyst supports |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2014044947A1 (fr) | 2014-03-27 |
FR2995143B1 (fr) | 2015-05-15 |
JP6543571B2 (ja) | 2019-07-10 |
EP2893583B1 (fr) | 2016-10-05 |
JP2015529383A (ja) | 2015-10-05 |
US20150180041A1 (en) | 2015-06-25 |
FR2995143A1 (fr) | 2014-03-07 |
US9843050B2 (en) | 2017-12-12 |
EP2893583A1 (fr) | 2015-07-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4416778B2 (ja) | 燃料電池用スルホン化パーフルオロシクロブタン多価電解質膜 | |
Dong et al. | Influence of alkaline 2D carbon nitride nanosheets as fillers for anchoring HPW and improving conductivity of SPEEK nanocomposite membranes | |
JP2018116935A (ja) | 向上した性能を有する活性層の形成 | |
Kannan et al. | Improved performance of phosphonated carbon nanotube–polybenzimidazole composite membranes in proton exchange membrane fuel cells | |
JPH11503262A (ja) | プロトン伝導性ポリマー | |
Jang et al. | Application of polysulfone (PSf)–and polyether ether ketone (PEEK)–tungstophosphoric acid (TPA) composite membranes for water electrolysis | |
Ebenezer et al. | Cross-linked poly (vinyl alcohol)/sulfosuccinic acid polymer as an electrolyte/electrode material for H2–O2 proton exchange membrane fuel cells | |
Cho et al. | Effect of catalyst layer ionomer content on performance of intermediate temperature proton exchange membrane fuel cells (IT-PEMFCs) under reduced humidity conditions | |
US8318383B2 (en) | Fuel cell reaction layer | |
Xue et al. | Layer-by-layer self-assembly of CHI/PVS–Nafion composite membrane for reduced methanol crossover and enhanced DMFC performance | |
Jung et al. | Long-term performance of DMFC based on the blend membrane of sulfonated poly (ether ether ketone) and poly (vinylidene fluoride) | |
Shroti et al. | Neodymium triflate modified nafion composite membrane for reduced alcohol permeability in direct alcohol fuel cell | |
JP2016540355A (ja) | 改善された燃料電池性能及び安定性を持つpbiベースの膜電極アセンブリー(mea)の製造方法 | |
Bhavani et al. | Preparation and characterization of proton exchange membrane based on SPSEBS/PSU blends for fuel cell applications | |
ul Imaan et al. | In-situ preparation of PSSA functionalized ZWP/sulfonated PVDF composite electrolyte as proton exchange membrane for DMFC applications | |
JP2002298867A (ja) | 固体高分子型燃料電池 | |
Kinoshita et al. | Development of PFSA Ionomers for the Membrane and the Electrodes | |
Oh et al. | A hydrophobic blend binder for anti-water flooding of cathode catalyst layers in polymer electrolyte membrane fuel cells | |
Wang et al. | Surface‐engineered Nafion/CNTs nanocomposite membrane with improved voltage efficiency for vanadium redox flow battery | |
CN101346314A (zh) | 新的金属(ⅲ)-铬-磷酸盐配合物及其用途 | |
KR20170069783A (ko) | 고분자 전해질 연료전지용 촉매 슬러리 조성물, 막-전극 접합체, 및 막 -전극 접합체의 제조방법 | |
Kim et al. | Effect of sulfonated poly (arylene ether sulfone) binder on the performance of polymer electrolyte membrane fuel cells | |
Jung et al. | Ultrahigh PEMFC Performance of a Thin‐Film, Dual‐electrode Assembly with Tailored Electrode Morphology | |
Ma et al. | The research status of Nafion ternary composite membrane | |
JP5555636B2 (ja) | 有機―無機複合電解質、電解質膜、膜―電極接合体及び燃料電池 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180320 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180320 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190325 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20191015 |