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JP2018100153A - エレベーター装置及び戸開閉検知スイッチの取り付け方法 - Google Patents

エレベーター装置及び戸開閉検知スイッチの取り付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】既設のエレベーター装置のドア部に強制開離構造の戸開閉検知スイッチを容易に取り付けることができる戸開閉検知スイッチの取り付け方法及び、その戸開閉検知スイッチが取り付けられたエレベーター装置を提供する。【解決手段】ドアハンガー及びドアハンガーが摺動移動する移動ローラが収容されたポケット部と、ポケット部に取り付けられるカバー部とを有するドアユニットと、ドア部とを備えるエレベーター装置において、カバー部取り付けブラケットに予め設けられているボルト穴を用いて、ドア部の開閉方向に延在するスイッチ取り付けバーを取り付け、そのスイッチ取り付けバーに戸開閉検知スイッチを取り付ける。【選択図】図1

Description

本発明は、エレベーター装置のドア部に、ドア部の開閉を検知する戸開閉検知スイッチを取り付ける戸開閉検知スイッチの取り付け方法と、その戸開閉検知スイッチを備えたエレベーター装置に関する。
近年の法改正により、エレベーターの駆動装置や制御器に故障が生じ、乗りかご及び昇降路のすべての出入口の戸が閉じる前に乗りかごが昇降したときに、自動的に乗りかごを制止する戸開走行保護装置(UCMP:Unintended Car Movement Protection)の設置が義務化されている。
特許文献1には、UCMP設置の義務化に当たって、かごドア及び乗り場ドアの開放状態を検知するスイッチと、戸開走行異常を判定する安全コントローラを備えるエレベーター装置が開示されている。
国際公開WO2011/158301号
ところで、UCMPは、ドアが開いている状態を正確に把握するために、ドアの開閉を検知するスイッチを強制開離構造とすることを必要条件としている。強制開離構造とは、ドアの開閉動作に連動して、スイッチの接点が確実に引き剥がされる構造である。
しかしながら、UCMPの設置が義務化される前に設置されていた既設のエレベーター装置では、ドア部の開閉を検知する戸開閉検知スイッチが、強制開離構造になっていない場合も多くある。その場合、既設のエレベーター装置の戸開閉検知スイッチを強制開離構造とするため、ドア部を一式交換する必要があり、UCMPの追加工事のコストが増大し、また工期が長期化するという問題があった。
そこで、本発明の目的は、既設のエレベーター装置のドア部に強制開離構造の戸開閉検知スイッチを容易に取り付けることができる戸開閉検知スイッチの取り付け方法及び、その戸開閉検知スイッチが取り付けられたエレベーター装置を提供することにある。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明のエレベーター装置は、ドア部と、ポケット部と、カバー部取り付けブラケットと、カバー部と、スイッチ取り付けバーと、戸開閉検知スイッチとを備える。ポケット部は、ドア部の上部に配置されている。ポケット部は、ドア部を支持するドアハンガー、及び、ドアハンガーを左右に摺動させる移動レールを収納する。カバー部は、ポケット部に収納されたドアハンガー及び移動レールの一部を覆う。カバー部取り付けブラケットは、カバー部をポケット部に取り付ける為のボルト穴を有し、ポケット部に固定されている。スイッチ取り付けバーは、ドア部の開閉方向に延在し、カバー部取り付けブラケットに設けられたボルト穴を用いて固定される。戸開閉検知スイッチは、スイッチ取り付けバーに取り付けられ、ドア部の開閉状態を検知する。
また、本発明の戸開閉スイッチ取り付け方法は、上述のエレベーター装置において、カバー部取り付けブラケットに予め設けられているボルト穴を用いて、ドア部の開閉方向に延在するスイッチ取り付けバーを取り付ける工程と、スイッチ取り付けバーに戸開閉検知スイッチを取り付ける工程とを有する。
本発明によれば、既設のエレベーター装置に、強制開離構造の戸開閉検知スイッチの取り付けを低コストで、簡単に行うことができる。
本発明のエレベーター装置の乗り場側ドア部を乗りかご側から見た正面図である。 図1の要部を側面から見た図である。 本発明のエレベーター装置の乗り場側ドア部を乗りかご側から見た正面図であり、乗り場ドア部が開いた状態を示す図である。 一般的なエレベーター装置の乗り場側ドア部を乗りかご側から見た正面図である。 図4の要部を側面から見た図である。
まず、本発明の一実施形態に係るエレベーター装置の説明に先立ち、強制開離構造の戸開閉検知スイッチが取り付けられていないエレベーター装置の一般的な構造について説明する。図4は、一般的なエレベーター装置の乗り場側のドア部3a、3bを、乗りかご側(昇降路側)から見た正面図である。また、図5は、図4の要部を側面から見た図である。
建築構造の各階における乗りかごが停止する乗り場には、人や物が、その階に停止した乗りかごへ出入りするための出入り口(図示を省略する)が設けられており、出入り口には、一対のドア部3a、3bが設けられている。一対のドア部3a、3bは、出入り口の上下方向の上端部に設けられたドアユニット30により、出入り口に開閉可能に取り付けられている。また、図示を省略するが、出入り口の上下方向の下端部には、一対のドア部3a、3bを支持するドアシルが設けられている。
ドアユニット30は、ポケット部1と、ドアレール2と、ドアハンガー4a、4bと、カバー部5とを有している。ポケット部1は、ドアレール2及びドアハンガー4a、4bを含むドア部3a、3bの開閉動作を行うための部材を収容する部材であり、上面部1a及び背面部1bを有するL字状の部材で構成されている。ポケット部1の上面部1aには、ポケット部1を建屋側の壁に固定するための取り付けブラケット16がボルト16aによって固定されている。この取り付けブラケット16により、ポケット部1は、建屋に設けられた出入り口の上下方向の上端部に建屋側の壁に固定される。
また、ポケット部1には、後述するカバー部5を取り付けるための複数(本実施形態では3個)のカバー部用ブラケット6が取り付けられている。カバー部用ブラケット6は、図5に示すように、例えば、ポケット部1の上面部1aに固定される上面板6aと、各部材が収容される空間を介してポケット部1の背面部1bと対向する位置に配置される前面板6bとからなるL字状の板状部材で構成されている。そして、3つのカバー部用ブラケット6は、ドア部3a、3bの開閉方向に沿った3箇所に固定され、所定の間隔を空けて配置されている。また、カバー部用ブラケット6は、その上面板6aがポケット部1の上面部1aに例えばボルト締結又は溶接によって固定されており、カバー部用ブラケット6の前面板6bには、カバー部5とのボルト締結に用いるためのボルト穴17が設けられている。
ドアハンガー4a、4bは、各ドア部3a、3bの上下方向の上端部に固定されており、各ドアハンガー4a、4bには、移動ローラ15が回転可能に取り付けられている。移動ローラ15は、後述するドアレール2に摺動可能に係合する。図示を省略するが、各ドアハンガー4a、4bは、ドアユニット30の上部に設けられた2つのプーリ間を移動する伝達ベルトに連結されている。これにより、伝達ベルトの移動に伴って、各ドアハンガー4a、4bに支持されたドア部3a、3bは、互いに接近する戸開方向、又は離反する開戸方向に移動する。
ドアレール2は、一対のドア部3a、3bの開閉方向に沿って延在する部材で構成されており、ポケット部1に固定されている。各ドア部3a、3bの開閉に伴い、各ドアハンガー4a、4bに取り付けられた移動ローラ15がドアレール2上を摺動して移動する。
カバー部5は、ポケット部1内に収容されたドアハンガー4a、4b、ドアレール2等の部材を乗りかご側から見えないように設けられる目隠し用の部材であり、ポケット部1の乗りかご側から見える範囲を覆うように設けられている。カバー部5は、ポケット部1に取り付けられているカバー部用ブラケット6にボルト22によって固定されている。
さらに、ポケット部1内には、電力を必要とする部材が含まれているため、ポケット部1の端部には、配線孔12が設けられている。この配線孔12から、種々の配線が引き出されて、外部の電源に接続されている。
このように、一般的に用いられているエレベーター装置のドア部3a、3bの上端部に設けられるポケット部1には、目隠し用のカバー部5が設けられている。そして、図4及び図5を用いて説明したエレベーター装置には、ドア部3a、3bに、強制開離構造の戸開閉検知スイッチが取り付けられていない。したがって、このような既設のエレベーター装置においても、UCMPの設置の義務化に伴い、強制開離構造の戸開閉検知スイッチを取り付ける必要がある。
次に、本発明の一実施形態(以下、本実施形態)に係るエレベーター装置の一例を、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではない。各図において、共通の部材には同一の符号を付している。以下、本実施形態においては、強制開離構造の戸開閉検知スイッチが取り付けられていない既設のエレベーター装置に、新たに戸開閉検知スイッチを取り付ける方法について説明する。
図1は、本実施形態のエレベーター装置の閉状態における乗り場側のドア部3a、3b及びドアユニット31の構成図である。また、図2は、本実施形態のエレベーター装置の要部の断面構成図である。また、図3は、本実施形態のエレベーター装置の閉状態における乗り場側のドア部3a、3b及びドアユニット31の構成図である。図1〜図3において、図4及び図5に対応する部分には同一符号を付し、重複説明を省略する。
本実施形態では、図4を用いて説明した強制開離構造の戸開閉検知スイッチが取り付けられていない既設のエレベーター装置に、新たに、強制開離構造の戸開閉検知スイッチ8を取り付ける点に特徴がある。特に、本実施形態では、カバー部用ブラケット6を用いて戸開閉検知スイッチ8を取り付ける。
[ドアユニットの構成]
本実施形態のエレベーター装置におけるドアユニット31は、上述のドアユニット30の構成に加えて、追加ブラケット11と、スイッチ取り付け用バー9と、スイッチ取り付け用ブラケット14と、戸開閉検知スイッチ8と、カム7と、スイッチ用配線部10とをさらに有する。
追加ブラケット11は、カバー部用ブラケット6と同様の形状を有しており、本実施形態ではポケット部1のドア部3a、3bの開閉方向に沿う一方の端部における上面部1aに設けられた配線孔12の近傍に固定されている。追加ブラケット11は、ポケット部1の上面部1aにボルト締結、もしくは、レールクリップによって固定されている。また、追加ブラケット11は、後述するスイッチ取り付け用バー9を固定するために用いられるものであり、スイッチ取り付け用バー9を固定するためのボルト穴を有している。
スイッチ取り付け用バー9は、ドア部3a、3bの開閉方向に沿う細長い板状部材で構成されている。この板状部材は、例えば、一対のドア部3a、3bが閉状態において互いに接する位置から、ポケット部1の配線孔12が設けられている近傍に至るまで、ドア部3a、3bの開閉方向に沿う一方向に延在する長さに構成されている。スイッチ取り付け用バー9は、予めポケット部1に設置してあった3つのカバー部用ブラケット6のうち、配線孔12に近い側にある2つのカバー部用ブラケット6にボルト18で固定されていると共に、新たにポケット部1に固定して設けられた追加ブラケット11にボルト19で固定されている。
また、スイッチ取り付け用バー9には、スイッチ取り付け用ブラケット14がボルト21によって固定されている。スイッチ取り付け用ブラケット14は、板状の部材で構成されており、ポケット部1内に戸開閉検知スイッチ8を取り付け可能に配置されている。
さらに、スイッチ取り付け用バー9には、既設のカバー部5を取り付けるためのカバー部用ボルト穴20が設けられている。本実施形態では、既設のエレベーター装置において、カバー部5の取り付けに用いられていたカバー部用ブラケット6は、スイッチ取り付け用バー9の取り付けに用いられるため、本来、カバー部5の取り付けのために設けられていたカバー部用ブラケット6を、カバー部5の取り付けに用いることができない。そこで、本実施形態では、新たに設けるスイッチ取り付け用バー9として、カバー部用ボルト穴20が予め設けられた部材を用いる。
戸開閉検知スイッチ8は、ローラ13を有し、そのローラ13が上下方向の下側に面するようにスイッチ取り付け用ブラケット14に固定されている。戸開閉検知スイッチ8は、ローラ13が後述するカム7に乗り上げることによって、図示しない戸開閉検知スイッチ8内部の可動端子が接点に接触するように構成されている。したがって、戸開閉検知スイッチ8のローラ13がカム7に乗り上げたときにはオフ状態となり、戸開閉検知スイッチ8とカム7とが離れたときにはオン状態となる。また、戸開閉検知スイッチ8には、スイッチ用配線部10が接続されている。
スイッチ用配線部10は、戸開閉検知スイッチ8に接続されており、スイッチ取り付け用ブラケット14の一面に固定された後、スイッチ取り付け用バー9上に沿ってポケット部1の配線孔12側の端部に引き出され、配線孔12からポケット部1外部に引き出される。スイッチ用配線部10は、スイッチ取り付け用バー9に所定の箇所で例えば固定バンドによって固定されている。
カム7は、所定の凸面を有する部材で構成され、ドア部3a、3bが閉まっている状態において、その凸面に戸開閉検知スイッチ8のローラ13が乗り上げる位置にくるように、ドアハンガー4a又はドアハンガー4b(図3では、ドアハンガー4a)に固定されている。このため、カム7は、ドア部3a、3bの開閉動作に伴って移動する。そして、ドア部3a、3bが閉まった状態では、カム7に戸開閉検知スイッチ8のローラ13が乗り上げた状態となるため、戸開閉検知スイッチ8がオフ状態となる。また、ドア部3a、3bが開くと、図5に示すように、カム7も移動するため、戸開閉検知スイッチ8のローラ13からカム7が離れ、戸開閉検知スイッチ8はオン状態となる。
そして、本実施形態では、カバー部5は、スイッチ取り付け用バー9に設けられたカバー部用ボルト穴20を新たに用い、ポケット部1の所定の領域を覆うようにボルト22で固定されている。
以上のように、本実施形態では、ドア部3a、3bの開閉動作によって、ポケット部1の動かないカバー部取り付けブラケット6に、スイッチ取り付けバー9を取り付けることで戸開閉検知スイッチ8と取り付ける。そして、ドア部3a、3bの開閉動作によって動くドアハンガー4aにカム7を取り付ける。これにより、ドア部3a、3bの開閉動作に伴う戸開閉検知スイッチ8のオン、オフがなされる。
次に、本実施形態に係る戸開閉検知スイッチ8の取り付け方法について説明する。まず、既設のエレベーター装置の、乗り場側のドア部3a、3bの上部に設けられたポケット部1からカバー部5を取り外す。次に、そのカバー部5の取り付けに用いられていたカバー部用ブラケット6に、スイッチ取り付け用バー9を取り付ける。このとき、スイッチ取り付け用バー9は、カバー部用ブラケット6に設けられているボルト穴17を用いて固定される。そして、既設のカバー部用ブラケット6が足りない場合は、追加ブラケット11をポケット部1に取り付けて、さらに、その追加ブラケット11にもスイッチ取り付け用バー9を固定する。
なお、スイッチ取り付け用バー9には、予め、カバー部5の取り付けに用いるためのカバー部用ボルト穴20を形成しておく。ところで、スイッチ取り付け用バー9にカバー部用ボルト穴20を用いる場合、そのカバー部用ボルト穴20と、本来のカバー部用ブラケット6に形成されているボルト穴17とで位置がずれるため、カバー部5の取り付け位置がずれることになる。したがって、スイッチ取り付け用バー9に形成されるカバー部用ボルト穴20の形成位置は、カバー部用ブラケット6のボルト穴17にできるだけ近い位置であることが好ましい。
次に、スイッチ取り付け用バー9に、スイッチ取り付け用ブラケット14を固定し、その後、スイッチ取り付け用ブラケット14に戸開閉検知スイッチ8を固定する。なお、スイッチ取り付け用ブラケット14と戸開閉検知スイッチ8とは、予め固定しておいてもよい。
戸開閉検知スイッチ8を取り付けた後、戸開閉検知スイッチ8に接続されているスイッチ用配線部10を、スイッチ取り付け用バー9に這わせながら、ポケット部1に元から設けられていた配線孔12を用いてポケット部1の外部に引き出し、所定の電源に接続する。
一方、カム7は、ドア部3a、3bが閉まっている状態において、その凸面が戸開閉検知スイッチ8のローラ13が乗り上げる位置にくるようにドアハンガー4a又は4bに固定する。このドアハンガー4a又は4bへのカム7の固定は、ボルト締結によって行われる。なお、カム7の取り付けの際に、カム7を取り付ける側の部材(本実施形態ではドアハンガー4a)をカム7取り付け用のボルト穴が空いている部材に交換してもよい。この場合には、現地での穴空け作業を無くすことができる。
そして、戸開閉検知スイッチ8及びカム7の取り付けを行った後、カバー部5を、スイッチ取り付け用バー9に設けられているカバー部用ボルト穴20を用いてポケット部1に取り付ける。これにより、既存のエレベーター装置への戸開閉検知スイッチ8の取り付けが完了する。
本実施形態では、既存のエレベーター装置に対して、初めから取り付けてあったカバー部用ブラケット6を用いて戸開閉検知スイッチ8を追加で取り付けることができるため、ドアごと取り替えるなどの大がかりな工事が必要ない。これにより、ドアごと取り替えるような大がかりな工事に比較して、大幅なコストの削減や、工期の短縮化が可能になる。
また、本実施形態では、既設のエレベーター装置において初めから設けられている部品を使用するため、現場において穴空け等の加工が必要ない。したがって、建屋環境に依存することなく、強制開離構造の戸開閉検知スイッチ8を簡単に取り付けることができる。
本実施形態では、スイッチ取り付け用バー9を固定するための追加ブラケット11が、ポケット部1の配線孔12の近傍に設けられているが、カバー部用ブラケット6のみで十分にスイッチ取り付け用バー9を固定できる場合には、追加ブラケット11を取り付ける必要はない。
また、本実施形態では、両開きの乗り場ドアに戸開閉検知スイッチを取り付ける例を説明したが、片開きの乗り場ドアに戸開閉検知スイッチを取り付ける場合にも、本発明を適用することができる。さらに、本実施形態では、カバー部5は、スイッチ取り付け用バー9に設けられたカバー部用ボルト穴20を用いて取り付ける例としたが、スイッチ取り付け用バー9と共に、カバー部取り付けブラケット6のボルト穴に取り付けてもよい。この場合には、例えば、長めのボルトを利用して、スイッチ取り付け用バー9及びカバー部5を、カバー部取り付けブラケット6に固定する。
以上、本発明について、実施形態に基づいて説明したが、本発明は上述の実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。また、上述した実施形態例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。
1…ポケット部、2…ドアレール、3a、3b…ドア部、4a、4b…ドアハンガー、5…カバー部、6…カバー部用ブラケット、7…カム、8…戸開閉検知スイッチ、9…スイッチ取り付け用バー、10…スイッチ用配線部、11…追加ブラケット、12…配線孔、13…ローラ、14…スイッチ取り付け用ブラケット、15…移動ローラ、16…ブラケット、20…カバー部用ボルト穴、30、31…ドアユニット

Claims (8)

  1. ドア部と、
    前記ドア部の上部に配置され、前記ドア部を支持するドアハンガー、及び、前記ドアハンガーを左右に摺動させる移動レールを収納するポケット部と、
    前記ポケット部に収納されたドアハンガー及び移動レールの一部を覆うカバー部と、
    前記カバー部をポケット部に取り付ける為のボルト穴を有し、前記ポケット部に固定されたカバー部取り付けブラケットと、
    前記カバー部取り付けブラケットに設けられたボルト穴を用いて固定されたスイッチ取り付けバーと、
    前記スイッチ取り付けバーに取り付けられ、前記ドア部の開閉状態を検知する戸開閉検知スイッチと
    を備えるエレベーター装置。
  2. 前記スイッチ取り付けバーには、前記カバー部の取り付けに用いられるカバー部用ボルト穴が設けられており、前記カバー部は、前記カバー部用ボルト穴を用いて前記ポケット部に取り付けられている
    請求項1に記載のエレベーター装置。
  3. 前記ドアハンガーには、前記戸開閉検知スイッチとの接触又は非接触によって前記戸開閉検知スイッチをオン又はオフするカムが固定されおり、
    前記カムは、前記ドア部の開閉動作によって前記戸開閉検知スイッチを動作させる
    請求項2に記載のエレベーター装置。
  4. さらに、前記戸開閉検知スイッチに電力を供給するスイッチ配線部を備え、前記スイッチ配線部は、前記スイッチ取り付けバーに這わせて前記ポケット部に設けられた配線孔から引き出され、前記ポケット部外部の電源部に接続されている
    請求項3に記載のエレベーター装置。
  5. ドア部と、前記ドア部の上部に配置され、前記ドア部を支持するドアハンガー、及び、前記ドアハンガーを左右に摺動させる移動レールを収納するポケット部と、前記ポケット部に収納されたドアハンガー及び移動レールの一部を覆うカバー部と、前記カバー部をポケット部に取り付ける為のボルト穴を有し、前記ポケット部に固定されたカバー部取り付けブラケットとを備えるエレベーター装置における戸開閉検知スイッチの取り付け方法であって、
    前記カバー部取り付けブラケットに予め設けられているボルト穴を用いて、前記ドア部の開閉方向に延在するスイッチ取り付けバーを取り付ける工程と、
    前記スイッチ取り付けバーに戸開閉検知スイッチを取り付ける工程と
    有する戸開閉検知スイッチの取り付け方法。
  6. 前記戸開閉検知スイッチを取り付けた後、前記カバー部を、前記スイッチ取り付けバーに設けられたカバー部用ボルト穴を用いて前記ポケット部に取り付ける工程を有する
    請求項5に記載の戸開閉検知スイッチの取り付け方法。
  7. 前記カバー部を取り付ける工程の前において、前記戸開閉検知スイッチとの接触又は非接触によって前記戸開閉検知スイッチをオン又はオフするカムを前記ドアハンガーに取り付ける工程を有する
    請求項6に記載の戸開閉検知スイッチの取り付け方法。
  8. 前記戸開閉検知スイッチを取り付ける工程の後であって、前記カバー部を取り付ける工程の前において、前記戸開閉検知スイッチに電力を供給するスイッチ配線部を前記スイッチ取り付けバーに這わせて前記ポケット部から引き出す工程を有する
    請求項7に記載の戸開閉検知スイッチの取り付け方法。


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