JP2018196235A - Exterior member - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、外装部材に関するものである。 The present invention relates to an exterior member.
特許文献1には、ワイヤーハーネスを包囲するパイプを備え、車両の床下に取り付けられる外装部材が開示されている。この種の外装部材においてパイプを車体に水平に固定する手段としては、パイプの前後両端部に筒状のプロテクタを取り付け、プロテクタを車体のブラケットに取り付ける方法が考えられる。また、車体の床下に沿って配索されるパイプには、走行中に水分が浸入することが懸念されるため、その対策として、前側のプロテクタの底部と、後側のプロテクタの底部に、夫々、斜め下後方へ開口する排水孔を形成することが考えられる。 Patent Document 1 discloses an exterior member that includes a pipe that surrounds a wire harness and is attached to the under floor of a vehicle. As a means for horizontally fixing the pipe to the vehicle body in this type of exterior member, a method of attaching a cylindrical protector to both front and rear ends of the pipe and attaching the protector to a bracket of the vehicle body is conceivable. In addition, there is a concern that moisture will enter the pipes routed along the under floor of the vehicle body during travel, so as a countermeasure against the bottom of the front protector and the bottom of the rear protector, respectively. It is conceivable to form a drain hole that opens obliquely downward and rearward.
排水口は、前後のプロテクタに設けられているだけであって、パイプには設けられていない。そのため、パイプ内に水が残留する虞があり、その対策が望まれる。本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、パイプ内の液体を排出できるようにすることを目的とする。 The drain outlet is only provided in the front and rear protectors, and is not provided in the pipe. Therefore, water may remain in the pipe, and countermeasures are desired. The present invention has been completed based on the above situation, and an object thereof is to allow the liquid in the pipe to be discharged.
本発明は、
ワイヤーハーネスが挿通され、軸線を前後方向に向けて車両の床下に取り付けられるパイプと、
前記パイプの前端部に取り付けられた筒状のフロントプロテクタと、
前記フロントプロテクタの底部に設けられ、前方に開口する吸気口と、
前記パイプの後端部に取り付けられた筒状のリアプロテクタと、
前記リアプロテクタの底部に設けられた排出口とを備えているところに特徴を有する。
The present invention
A pipe that is inserted under the floor of the vehicle with the wire harness inserted and the axis line oriented in the front-rear direction;
A cylindrical front protector attached to the front end of the pipe;
An air inlet provided at the bottom of the front protector and opening forward;
A cylindrical rear protector attached to the rear end of the pipe;
It is characterized in that it is provided with a discharge port provided at the bottom of the rear protector.
車両の走行中、パイプ内では、吸気口から流入して排出口から排出される空気流が生成されるので、パイプ内の液体は、この空気流に乗じて排出口からパイプの外部へ排出される。 While the vehicle is running, an air flow is generated in the pipe that flows in from the intake port and is discharged from the discharge port, so that the liquid in the pipe is multiplied by this air flow and discharged from the discharge port to the outside of the pipe. The
本発明は、前記排出口が後方へ向けて開口していてもよい。排出口が後方へ向けて開口していると、走行中は排出口の後方近傍が負圧になるので、排出口が真下に向けて開口している場合に比べると、排出効果が高い。 In the present invention, the discharge port may open rearward. If the discharge port is open toward the rear, the vicinity of the rear of the discharge port becomes negative pressure during traveling, so that the discharge effect is higher than when the discharge port is opened directly below.
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図4を参照して説明する。尚、以下の説明において、前後の方向については、図1における左方を前方と定義する。上下の方向については、図1,3,4にあらわれる向きを、そのまま上方、下方と定義する。
<Example 1>
Embodiment 1 of the present invention will be described below with reference to FIGS. In the following description, the left and right directions in FIG. For the up and down directions, the directions appearing in FIGS.
本実施例1の外装部材Aは、車両Bの床下に前後方向に配索されるワイヤーハーネスWを保護するために、ワイヤーハーネスWを包囲する部材である。外装部材Aは、軸線を前後方向に向けた円形断面の金属製のパイプ10と、パイプ10の前端部に取り付けた筒状のフロントプロテクタ11と、パイプ10の後端部に取り付けた筒状のリアプロテクタ17とを備えて構成されている。
The exterior member A of the first embodiment is a member that surrounds the wire harness W in order to protect the wire harness W routed in the front-rear direction under the floor of the vehicle B. The exterior member A includes a
パイプ10とフロントプロテクタ11とリアプロテクタ17には、ワイヤーハーネスWが前後方向に配索された状態で挿通されている。外装部材Aは、フロントプロテクタ11とリアプロテクタ17を図示しない固定手段によって車体のボディの下面に固定することで、車体の床下に沿うように設けられている。
A wire harness W is inserted through the
フロントプロテクタ11には、その円弧形をなす底部の一部を平面視略方形に開口させた1つの流入口12が形成されている。フロントプロテクタ11の底部には、フロントプロテクタ11の外部に突出した形態の1つの吸気用誘導部13が形成されている。吸気用誘導部13は、吸気用誘導板部14と左右一対の吸気用側板部15とから構成されている。吸気用誘導板部14は、流入口12の開口縁のうちの後縁部から斜め下前方へ延出した形態である。吸気用側板部15は、吸気用誘導板部14の左右両側縁と、流入口12の開口縁のうちの左右両側縁との隙間を塞ぐ形態である。
The
吸気用誘導部13の前面は吸気口16となっている。吸気口16は、吸気用誘導板部14の前端縁と、左右両吸気用側板部15の前端縁と、流入口12の開口縁のうちの前端縁とに囲まれた開口領域である。吸気口16は、吸気用誘導板部14の延出方向と同じく、フロントプロテクタ11の内部から外部に向かって斜め下前方に開口している。車両Bの走行中は、吸気口16からフロントプロテクタ11内及びパイプ10内へ空気が流入するようになっている。
The front surface of the
リアプロテクタ17には、その円弧形をなす底部の一部を平面視略方形に開口させた1つの流出口18が形成されている。リアプロテクタ17の底部には、リアプロテクタ17の外部に突出した形態の1つの排出用誘導部19が形成されている。排出用誘導部19は、排出用誘導板部20と左右一対の排出用側板部21とから構成されている。排出用誘導板部20は、流出口18の開口縁のうちの前縁部から斜め下後方へ延出した形態である。排出用側板部21は、排出用誘導板部20の左右両側縁と、流出口18の開口縁のうちの左右両側縁との隙間を塞ぐ形態である。
The
排出用誘導部19の後面は排出口22となっている。排出口22は、排出用誘導板部20の後端縁と、左右両排出用側板部21の後端縁と、流出口18の開口縁のうちの後端縁とに囲まれた開口領域である。排出口22は、排出用誘導板部20の延出方向と同じく、リアプロテクタ17の内部から外部に向かって斜め下後方に開口している。排出口22の開口面積は吸気口16の開口面積と同じ面積である。車両Bの走行中は、吸気口16からフロントプロテクタ11内及びパイプ10内へ流入した空気が、排出口22からリアプロテクタ17の外部へ排出させるようになっている。
The rear surface of the
車両Bが走行すると、外装部材Aの外部から吸気口16と吸気用誘導部13内と流入口12を順に通ってフロントプロテクタ11内に流入し、フロントプロテクタ11からパイプ10内を通過してリアプロテクタ17内に流入し、流出口18と流出用誘導部を経て排出口22から外装部材Aの外部へ排出される空気流23が生成される。
When the vehicle B travels, it flows into the
この空気流23は、吸気口16の前方の空気を強制的に吸気口16(吸気用誘導部13)内に取り込むことによって生成されるものであるから、吸気用誘導部13内の空気流23の圧力は大気圧より高い。一方、狭い排出用誘導部19を高速、高圧で通過した空気流23は排出口22から大気中に放出されるので、排出口22の後方近傍における空気流23の圧力は大気圧より低くなる。
Since the
この吸気口16側と排出口22側の圧力差により、フロントプロテクタ11内、パイプ10内及びリアプロテクタ17内では空気流23が高速で流れるので、フロントプロテクタ11内、パイプ10内及びリアプロテクタ17内に水等の液体が浸入したとしても、その液体は空気流23に押されるようにして排出口22から外装部材Aの外部へ排出される。
Due to the pressure difference between the
本実施例1の外装部材Aは、ワイヤーハーネスWが挿通され、軸線を前後方向に向けて車両Bの床下に取り付けられるパイプ10と、パイプ10の前端部に取り付けられた筒状のフロントプロテクタ11と、パイプ10の後端部に取り付けられた筒状のリアプロテクタ17とを備えて構成されている。
In the exterior member A of the first embodiment, the wire harness W is inserted, the
この外装部材Aは、フロントプロテクタ11内、パイプ10内及びリアプロテクタ17内の液体を効果的に排出する手段として、フロントプロテクタ11の底部には前方に開口する吸気口16を設け、リアプロテクタ17の底部には排出口22を設けている。吸気口16と排出口22を設けたことにより、車両Bの走行中、パイプ10内では、吸気口16から流入して排出口22から排出される空気流23が生成される。そして、パイプ10内の液体は、この空気流23に乗じて排出口22からパイプ10の外部へ排出される。
The exterior member A is provided with an
また、排出口22は斜め下後方へ向けて開口しているので、車両Bの走行中は、排出口22の後方近傍が負圧になる。したがって、排出口22が真下に向けて開口している場合に比べると、本実施例1の外装部材Aは、その内部の液体を外部へ排出する効果が高い。
Moreover, since the
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、フロントプロテクタに設けた吸気口の数は1つだけであるが、フロントプロテクタに設ける吸気口の数は、複数であってもよい。この場合、複数の吸気口は、前後方向に間隔を空けて配置してもよく、周方向に間隔を空けて配置してもよい。
(2)上記実施例では、フロントプロテクタに吸気口だけを設けたが、フロントプロテクタにおける吸気口よりも後方の位置に、リアプロテクタと同様の排出口を設けてもよい。
(3)上記実施例では、排出口を後方に開口するようにしたが、排出口の開口方向は真下方向であってもよい。
(4)上記実施例では、リアプロテクタに1つの排出口を設けたが、リアプロテクタに、複数の排出口を前後方向に間隔を空けて設けてもよい。
(5)上記実施例では、リアプロテクタに排出口だけを設けたが、リアプロテクタにおける排出口よりも前方の位置に、フロントプロテクタと同様の吸気口を設けてもよい。
(6)上記実施例では、吸気口の開口面積と排出口の開口面積を同じ面積としたが、吸気口の開口面積を排出口の開口面積より小さくしてもよく、吸気口の開口面積を排出口の開口面積より大きくしてもよい。
<Other embodiments>
The present invention is not limited to the embodiments described with reference to the above description and drawings. For example, the following embodiments are also included in the technical scope of the present invention.
(1) In the above embodiment, the number of intake ports provided in the front protector is only one, but the number of intake ports provided in the front protector may be plural. In this case, the plurality of air inlets may be arranged at intervals in the front-rear direction or may be arranged at intervals in the circumferential direction.
(2) In the above embodiment, only the intake port is provided in the front protector. However, an exhaust port similar to that of the rear protector may be provided at a position behind the intake port in the front protector.
(3) In the above embodiment, the discharge port is opened rearward, but the opening direction of the discharge port may be directly below.
(4) In the above embodiment, one discharge port is provided in the rear protector. However, a plurality of discharge ports may be provided in the rear protector at intervals in the front-rear direction.
(5) In the above embodiment, only the discharge port is provided in the rear protector. However, an intake port similar to that of the front protector may be provided at a position ahead of the discharge port in the rear protector.
(6) In the above embodiment, the opening area of the intake port and the opening area of the discharge port are the same area. However, the opening area of the intake port may be smaller than the opening area of the discharge port. You may make it larger than the opening area of a discharge port.
A…外装部材
B…車両
W…ワイヤーハーネス
10…パイプ
11…フロントプロテクタ
16…吸気口
17…リアプロテクタ
22…排出口
A ... exterior member B ... vehicle W ...
Claims (2)
前記パイプの前端部に取り付けられた筒状のフロントプロテクタと、
前記フロントプロテクタの底部に設けられ、前方に開口する吸気口と、
前記パイプの後端部に取り付けられた筒状のリアプロテクタと、
前記リアプロテクタの底部に設けられた排出口とを備えていることを特徴とする外装部材。 A pipe that is inserted under the floor of the vehicle with the wire harness inserted and the axis line oriented in the front-rear direction;
A cylindrical front protector attached to the front end of the pipe;
An air inlet provided at the bottom of the front protector and opening forward;
A cylindrical rear protector attached to the rear end of the pipe;
An exterior member comprising: a discharge port provided in a bottom portion of the rear protector.
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