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JP2018195659A - 基材搬送装置及び基材の搬送方法 - Google Patents

基材搬送装置及び基材の搬送方法 Download PDF

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JP2018195659A JP2017097002A JP2017097002A JP2018195659A JP 2018195659 A JP2018195659 A JP 2018195659A JP 2017097002 A JP2017097002 A JP 2017097002A JP 2017097002 A JP2017097002 A JP 2017097002A JP 2018195659 A JP2018195659 A JP 2018195659A
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Abstract

【課題】リードフレーム等の基材を所定の位置に位置決めする搬送において、流れ不良を生じることなく安定した搬送が可能な基材搬送装置及び基材の搬送方法を提供する。【解決手段】コンベア搬送装置60は、コンベアベルト62の上面に供給されたリードフレーム4を、プレヒーター5の整列台50に搬送する。プレヒーター5は整列台50を有している。整列台50には、上述したようにリードフレーム4が搬送される2本の搬送ライン53、54が設けられ、整列台50の搬送面51の上をリードフレーム4が搬送される。リードフレーム4の左右方向の位置決めは、整列台50に設けられた前方位置決め部56と、リードフレーム4の搬送に伴い作動する後方位置決め部57によって行われる。【選択図】図2

Description

本発明は、基材搬送装置及び基材の搬送方法に関する。
各種産業機械において、加工対象となる基材を保持して各工程間で搬送するものがある。このような基材の一例であるリードフレームは、樹脂モールドされた電子部品のパッケージの製造において、半導体素子等を搭載した形態として、ベルトコンベアやプッシャー、搬送チャック、ローダーキャリア等の搬送機構により搬送される。
例えば、リードフレーム上に搭載した半導体素子を樹脂で封止し、樹脂モールドされた電子部品のパッケージを製造する樹脂封止装置における材料供給ユニットでは、マガジンに収容されたリードフレームがプッシャーによりベルトコンベアに供給され、整列台やベルトコンベア上における所定の位置まで搬送されるようになっている。
このような整列台等の所定の位置に搬送されたリードフレームは、同位置においてローダーキャリアに受け渡され、プレス部の成形用金型まで搬送される。ここで、ローダーキャリアによる安定した搬送を行うため、整列台等におけるリードフレームが配置される位置は、厳密に位置決めされる必要がある。
こうしたなか、ローダーキャリアへの受け渡し位置までリードフレームを搬送して位置決めを行う装置として、例えば、特許文献1に記載のリードフレーム搬送装置がある。
かかる特許文献1に記載されたリードフレーム搬送装置では、一対のガイドレールを有する搬送ユニットに、供給ユニットからリードフレームが供給され、搬送ユニット上の所定の位置に搬送される。ガイドレールは搬送ユニットの長手方向に亘って形成され、ガイドレールの対向距離を制御することで、リードフレームの幅方向における位置決めがなされている。
特開平11−168170号公報
ここで、特許文献1に記載されたリードフレーム搬送装置では、搬送ユニットの長手方向に亘って、対となるガイドレールの対向距離が、リードフレームの幅より若干広い程度の大きさに設定されているため、リードフレームがガイドレールに引っ掛かり、流れ不良が発生するおそれがあった。
また、リードフレームを搬送方向へ前進させる押えローラーの推力を調整して搬送の修正を行う場合でも、搬送されるリードフレームにぶれが生じ、やはり、流れ不良が生じる不都合があった。更に、リードフレームの流れ不良に伴い、リードフレーム上のボンディングワイヤが損傷する問題もあった。
本発明は、以上の点を鑑みて創案されたものであり、リードフレーム等の基材を所定の位置に位置決めする搬送において、流れ不良を生じることなく安定した搬送が可能な基材搬送装置及び基材の搬送方法を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために本発明の基材搬送装置は、半導体素子が搭載された基材が搬送される搬送経路が設けられ、前記基材を予め決められた位置に搬送する基材搬送装置であって、前記基材の搬送方向に沿って移動しながら前記基材を搬送する搬送手段と、平面視で前記基材の搬送方向と略直交する方向における同基材の位置決めを行うべく、前記搬送手段の移動に伴って、同基材に接触可能もしくは近接可能に構成された位置決め手段とを備えている。
ここで、基材の搬送方向に沿って移動しながら基材を搬送する搬送手段によって、基材を予め決められた位置に向けて搬送可能となる。
本発明にいう「基材」とは、例えば、樹脂モールドされた電子部品のパッケージの製造に用いられる、半導体素子が搭載されるリードフレーム、又は、基板を意味するものである。
また、位置決め手段が、平面視で基材の搬送方向と略直交する方向における基材の位置決めを行うべく、搬送手段の移動に伴って、基材に接触可能もしくは近接可能に構成されたことによって、適切な搬送経路の範囲から外れるように搬送される基材に接触して、その位置を規制することができる。
本発明にいう「平面視で基材の搬送方向と略直交する方向」とは、例えば、一方向に長い長方形の基材であれば、その基材の短手方向(幅方向)を意味するものである。なお、基材の長手方向は搬送方向である。
本発明にいう「基材に接触可能もしくは近接可能に構成された位置決め手段」とは、搬送される基材を、予め決められた位置に搬送可能な搬送経路に沿って位置決め手段が設けられたことを意味する。更に言えば、ここでの位置決めは、基材が位置決め手段に接触しながら搬送される場合や、基材が位置決め手段に接触せず、適正な位置を保ったまま搬送される場合の両方を含むものである。
また、位置決め手段が、上述した様な基材の位置決めを、搬送手段の移動に伴って行うことによって、搬送される基材の移動に合わせて、平面視で基材の搬送方向と略直交する方向における基材の位置を決めることができる。即ち、搬送される基材が位置決めすべき領域に到達したことを位置決め手段が直接的又は間接的に検知して、この検知に基づき基材の位置決めを行うことができる。そのため、広い範囲に亘って基材の位置決めを行う態様で見られる、位置決めに伴って基材が引っ掛かり、基材の搬送が止まるような現象を抑止しやすくなる。
本発明にいう「位置決め手段」とは、平面視で基材の搬送方向と略直交する方向における位置決めが可能な構成であり、同方向において、基材を挟んで対をなす部材で双方向から位置決めする態様と、基材を挟んで対をなす部材の一方が所定位置に固定され、他方のみが駆動されて基材を押す態様の両方を含むものである。
また、位置決め手段が、対となる位置決め部を有し、基材に接触可能もしくは近接可能に構成された場合には、平面視で基材の搬送方向と略直交する方向において、基材の双方向から位置を決めることができ、位置決めの精度を高めることができる。
また、位置決め手段が、対となる位置決め部を有し、位置決め部同士の対向距離を縮めながら基材に接触可能もしくは近接可能に構成された場合には、対となる位置決め部の間で、搬送される基材の動きを妨げることなく滑らかに基材を位置決めすることが可能となる。
本発明にいう「位置決め部同士の対向距離を縮める」とは、基材を挟んで対となる位置決め部の双方が駆動されて、その対向距離が所定の距離まで徐々に小さくなる態様と、基材を挟んで対となる位置決め部の一方が所定位置に固定され、他方のみが駆動されて、その対向距離が所定の距離まで徐々に小さくなる態様の両方を含むものである。
また、搬送手段が、基材に当接する搬送当接部と、搬送当接部に連設され、搬送当接部を駆動する駆動源に接続された搬送基部とを有し、位置決め手段が、位置決め部に連設された位置決め基部とを有し、搬送基部が位置決め基部に当たることで、位置決め部が基材に接触可能もしくは近接可能に構成された場合には、搬送手段の動きと、位置決め手段の動きを連動させることができる。即ち、搬送手段以外に、位置決め部を駆動させるための機構を設ける必要がなく、装置を小型化又は簡易化することができる。更に、搬送手段が設けられた既存の装置に対して、大規模な改造を要することなく、位置決め手段を設けることができる。
また、搬送経路に沿って設けられ、基材を案内可能な案内レールを備える場合には、搬送される基材が案内レールに接触することにより、基材の搬送される方向や位置が修正され、基材の搬送が補助されるため、より一層、基材を安定して搬送することが可能となる。
また、案内レールが、搬送経路に沿って対をなして設けられた場合には、案内レールが、平面視で基材の搬送方向と略直交する方向において、基材を挟んで双方向から案内可能となり、より一層、基材を安定して搬送することができる。
また、上述した様な案内レールを備え、位置決め部が、位置決め部同士の対向距離が案内レール同士の対向距離よりも短くなる位置まで移動可能に構成された場合には、案内レールで案内される基材に対して、平面視で基材の搬送方向と略直交する方向において、更に位置決め部が近付くものとなり、より滑らかに、同方向における基材の位置決めを行うことができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の基材搬送装置は、半導体素子が搭載された基材を搬送する予備搬送手段と、該予備搬送手段から前記基材を受け渡されて、前記基材を予め決められた位置に設定する基材設定部とを備える基材搬送装置であって、前記基材設定部が、受け渡された前記基材の搬送方向に沿って移動しながら、前記基材を搬送する搬送手段と、平面視で前記基材の搬送方向と略直交する方向における同基材の位置決めを行うべく、前記搬送手段の移動に伴って、同基材に接触可能もしくは近接可能に構成された位置決め手段とを備えている。
ここで、基材設定部の、受け渡された基材の搬送方向に沿って移動しながら、基材を搬送する搬送手段によって、基材を予め決められた位置に向けて搬送可能となる。
また、基材設定部の、位置決め手段が、平面視で基材の搬送方向と略直交する方向における基材の位置決めを行うべく、搬送手段の移動に伴って、基材に接触可能もしくは近接可能に構成されたことによって、位置決め手段が、適切な搬送経路の範囲から外れるように搬送される基材に接触して、その位置を規制することができる。
また、基材設定部の、位置決め手段が、上述した様な基材の位置決めを、搬送手段の移動に伴って行うことによって、搬送される基材の移動に合わせて、平面視で基材の搬送方向と略直交する方向における基材の位置を決めることができる。即ち、搬送される基材が位置決めすべき領域に到達したことを直接的又は間接的に検知して、この検知に基づき基材の位置決めを行うことができる。そのため、広い範囲に亘って基材の位置決めを行う態様で見られる、位置決めに伴って基材が引っ掛かり、基材の搬送が止まるような現象を抑止しやすくなる。
また、半導体素子が搭載された基材を搬送する予備搬送手段によって、基材設定部に向けて基材を搬送することができる。
本発明にいう「予備搬送手段」とは、例えば、基材設定部に隣接して設けられ、基材を基材設定部に受け渡す搬送手段であり、ベルコンベア、プッシャー、搬送チャック等の基材を搬送可能な機構部を意味するものである。
また、上記の目的を達成するために、本発明の基材の搬送方法は、半導体素子が搭載された基材を予め決められた位置に搬送する基材の搬送方法であって、前記基材の搬送方向における前端部の、平面視で搬送方向と略直交する方向の位置決めをする工程と、前記基材の搬送に伴って、同基材の前記前端部とは反対の後方部の、平面視で搬送方向と略直交する方向の位置決めをする工程とを備えている。
ここで、基材の前端部とは反対の後方部の、平面視で搬送方向と略直交する方向の位置決めをする工程によって、適切な搬送経路の範囲から外れるように搬送される基材の後方部の位置を規制することができる。また、基材の後方部は、平面視で搬送方向と略直交する方向において、基材の前端部での位置ずれの影響を大きく受けやすいため、この後方部を位置決めすることで、同方向での基材の位置決めをより確実に行うことが可能となる。
また、上述したような基材の後方部の位置決めをする工程を、基材の搬送に伴って行うことによって、搬送される基材が位置決めすべき領域に到達したことを直接的又は間接的に検知して、この検知に基づき基材の位置決めを行うことができる。そのため、広い範囲に亘って基材の位置決めを行う態様で見られる、位置決めに伴って基材が突っかかり、基材の搬送が止まるような現象を抑止しやすくなる。
なお、基材は、その搬送方向における二箇所で、平面視で搬送方向と略直交する方向の位置を決めれば、基材が搬送される方向と、平面視で搬送方向と略直交する方向の位置を決めることができる。ここで、本発明にいう「基材の前端部とは反対の後方部」とは、例えば、基材の前端部より後方の領域となるが、基材が一方向に長い長方形であれば、平面視で搬送方向と略直交する方向の位置決めの精度を高めるために、その基材を長手方向で2分割した、基材の搬送方向における後ろ半分の領域が採用されることが好ましい。
本発明にいう「基材の前端部」とは、基材が搬送される方向における先端部を指し、例えば、長方形状の基材であれば、先端の角部を含む端縁を意味するものである。
また、基材の搬送方向における前端部の、平面視で搬送方向と略直交する方向の位置決めをする工程によって、平面視で基材の搬送方向と略直交する方向における基材の前端部の位置を決めることができる。
また、基材の前端部とは反対の後方部の、平面視で搬送方向と略直交する方向の位置決めをする工程と、基材の搬送方向における前端部の、平面視で搬送方向と略直交する方向の位置決めをする工程によって、基材の前端部と後方部で位置決めがされ、より確実に所定の位置に基材を位置決めすることが可能となる。
また、基材の後方部の位置決めを、対となる位置決め部同士の対向距離を縮めて行う場合には、対となる位置決め部の間で、搬送される基材の動きを妨げることなく滑らかに基材を位置決めすることが可能となる。
本発明に係る基材搬送装置及び基材の搬送方法は、リードフレーム等の基材を所定の位置に位置決めする搬送において、流れ不良を生じることなく安定した搬送が可能なものとなっている。
本発明に係る基材搬送装置が設けられる電子部品のパッケージの樹脂封止装置の一例を示す平面視概略説明図である。 本発明に係る基材搬送装置の一実施の形態を示す平面視概略説明図である。 図2の基材搬送装置の正面視概略説明図である。 コンベア搬送装置から整列台にリードフレームを搬送する前の状態におけるプッシャー及び可動式リードフレームガイドの位置関係を示す正面視概略説明図である。 図4(A)のプッシャー及び可動式リードフレームガイドにおける側面視概略説明図である。 コンベア搬送装置から整列台にリードフレームを搬送して、プッシャーが駆動する直前の状態におけるプッシャー及び可動式リードフレームガイドの位置関係を示す正面視概略説明図である。 図5(A)のプッシャー及び可動式リードフレームガイドにおける側面視概略説明図である。 リードフレームを搬送可能な高さ位置までプッシャーが移動した状態におけるプッシャー及び可動式リードフレームガイドの位置関係を示す正面視概略説明図である。 図6(A)のプッシャー及び可動式リードフレームガイドにおける側面視概略説明図である。 プッシャーがリードフレームを押して、可動ガイドレールが閉じる前の状態におけるプッシャー及び可動式リードフレームガイドの位置関係を示す正面視概略説明図である。 図7(A)のプッシャー及び可動式リードフレームガイドにおける側面視概略説明図である。 可動ガイドレールが閉じたまま、プッシャーが整列台上の所定の位置までリードフレームを搬送した状態におけるプッシャー及び可動式リードフレームガイドの位置関係を示す正面視概略説明図である。 図8(A)のプッシャー及び可動式リードフレームガイドにおける側面視概略説明図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
なお、本実施の形態においては、図2を基準に、コンベア搬送装置60に対する整列台50の位置を「前」又は「前方」とし、整列台50に対するコンベア搬送装置60の位置を「後」又は「後方」とする。また、図2を基準に、搬送ライン53に対する搬送ライン54の位置を「右」又は「右方」とし、搬送ライン54に対する搬送ライン53の位置を「左」又は「左方」とする。即ち、図2を基準に、整列台50の搬送面51において、前後方向と直交する方向が左右方向となる。また、図4(A)の正面視概略説明図を基準として、押えローラー68に対するプッシャー52の位置を「下」又は「下方」とし、プッシャー52に対する押えローラー68の位置を「上」又は「上方」とする。更に、図2を基準に、リードフレーム4の短手方向を「基材幅方向」とし、基材幅方向において、リードフレーム4の外縁から中央に向かう方向を「基材内側方向」とし、基材内側方向と反対の方向を「基材外側方向」とする。
(樹脂封止装置A)
電子部品のパッケージの樹脂封止装置Aは、本発明を適用した基材搬送装置の一例を用いて構成されている。樹脂封止装置Aは、図1に示すように、基材であるリードフレーム4(図2参照)をプレヒーター5に供給する材料供給ユニット1と、プレス10において、リードフレーム4を樹脂封止して、樹脂成形品を成形する樹脂封止ユニット2と、樹脂成形品を受け取り、その不要な樹脂部分を除去して、次工程へと供給するアウトプットユニット3を備えている。なお、本発明を適用した基材搬送装置は、材料供給ユニット1におけるコンベア搬送装置60及び整列台50(図2参照)を含む装置である。
材料供給ユニット1は、リードフレーム4をプレヒーター5に向けて搬送するリードフレームトランスファー6(コンベア搬送装置60)と、樹脂封止ユニット2に移動して、ローダーキャリア8にリードフレーム4を受け渡すプレヒーター5を有している。
また、材料供給ユニット1は、リードフレーム4が装填されたマガジンが供給されるマガジンエレベーター7と、マガジンからリードフレームトランスファー6に向けてリードフレーム4を押し出すリードフレームプッシャー9を有している。リードフレームトランスファー6は、マガジンエレベーター7に対向する向きからプレヒーター5に対向する向きへと回動可能に構成されている。
樹脂封止ユニット2は、リードフレーム4の樹脂封止を行うチェス101が設けられたプレス10と、プレス10にリードフレーム4及び樹脂タブレットを搬送すると共に、樹脂封止後の樹脂成形品を受け取るローダーキャリア8を有している。
アウトプットユニット3は、樹脂封止ユニット2に移動して、ローダーキャリア8から樹脂成形品を受け取り、アウトプットユニット3に移動して、樹脂成形品の不要な樹脂部分(カル及びランナー)を除去するディゲーター11と、ディゲーター11から樹脂成形品が搬送され、次工程へと送り出すアウトプットバッファー12を有している。
(コンベア搬送装置60)
リードフレームトランスファー6はコンベア搬送装置60で構成されている(図2及び図3参照)。コンベア搬送装置60は、コンベアベルト62の上面に供給されたリードフレーム4を、プレヒーター5の整列台50に搬送する装置である。コンベア搬送装置60は、プーリ61にコンベアベルト62が張設され、コンベアベルト62が回動可能に構成されている。
また、コンベア搬送装置60には、複数の押えローラー68が設けられている(図2及び図3参照)。押えローラー68は、コンベアベルト62の上面との間でリードフレーム4を挟持して、リードフレーム4を整列台50に向けて送り込む推力を付与する部材である。なお、コンベア搬送装置60が、本願請求項における「予備搬送手段」に相当する。
また、コンベア搬送装置60は、2つのリードフレーム4を搬送可能となっており、隣接する2つの搬送ラインはシャフト65で連結されている(図2参照)。
即ち、コンベア搬送装置60には、2つのリードフレーム4がマガジンから各搬送ラインに供給され、このリードフレーム4を整列台50に搬送可能に構成されている。整列台50においても、2つのリードフレームが搬送可能な搬送ライン53及び搬送ライン54が設けられている(図2参照)。
また、コンベア搬送装置60には、コンベアベルト62に沿って、対となるガイドレール66が設けられ(図2及び図3参照)、搬送されるリードフレーム4の左右方向への大幅なずれを修正可能に構成されている。ガイドレール66同士の対向距離は、リードフレーム4の幅の大きさよりも0.5mm程大きく設定されており、搬送されるリードフレーム4がガイドレール66と接触して、基材が搬送される方向と、左右方向における位置が補正され、先端の突っかかり等が抑止されて、リードフレーム4の流れ不良が生じにくいようになっている。
また、コンベア搬送装置60は、コンベア幅調整ネジ67を含むコンベア幅の調整機構を有している(図2参照)。コンベア幅調整ネジ67を調整することで、リードフレーム4が搬送される経路の幅を変更することができる。これにより、コンベア搬送装置60は、幅の大きさが異なるリードフレームにも対応可能となっている。
更に、コンベア搬送装置60には、通過センサー(図示省略)が設けられている。通過センサーは、後述するプッシャー52が、リードフレーム4の後端部41に接触して、前方にリードフレーム4を押して搬送する際の、プッシャー52が待機位置から移動を開始するタイミングを検知するためのセンサーである。
通過センサーにおける検知位置は、コンベア搬送装置60の前端部近傍に設定されている。通過センサーがリードフレーム4の後端部41の通過を検知すると、整列台50の後部に設けられたプッシャー52が待機位置からの移動を開始して、リードフレーム4を押せる位置まで移動して、リードフレーム4の搬送を開始する。
(整列台50)
プレヒーター5は整列台50を有している(図1参照)。整列台50には、上述したようにリードフレーム4が搬送される2つの搬送ラインが設けられ、整列台50の搬送面51の上をリードフレーム4が搬送される(図2参照)。
整列台50では、リードフレーム4が、予め決められた位置(最終配置位置)に搬送され、次工程にて、ローダーキャリア8(図1参照)がリードフレーム4をプレス10に搬送するために、整列台50の最終配置位置にリードフレーム4の受け取りに来る。ここで、ローダーキャリア8によるリードフレーム4の安定した搬送を行うため、整列台50におけるリードフレーム4の最終配置位置は厳密に規定されている。
より詳細には、リードフレーム4の最終配置位置は、前後方向及び左右方向において規定され、リードフレーム4が配置されるべき理想の位置から誤差0.1mm程度の範囲内に収まるように、前後方向及び左右方向における位置が決められる。
リードフレーム4の前後方向の位置決めは、リードフレーム4を搬送するプッシャー52(図4乃至図9参照)の移動距離の設定と、整列台50の前方部に設けられたストッパー55(図2参照)によって行われる。
プッシャー52は、前後方向への移動距離が設定され、プッシャー52は移動後に停止する。ここで、リードフレーム4の前端部40が前後方向における規定の位置にくるように、プッシャー52の停止位置が設定されている。
リードフレーム4の左右方向の位置決めは、整列台50に設けられた前方位置決め部56と、リードフレーム4の搬送に伴い作動する後方位置決め部57によって行われる(図2及び図3参照)。
(前方位置決め部56)
前方位置決め部56は、プッシャー52で搬送されるリードフレーム4の前端部40を案内しながら、リードフレーム4の前方部43の左右方向の位置決めを行う部材である。また、後方位置決め部57は、プッシャー52の移動に伴い、プッシャー52が所定の位置に到達した際に、リードフレーム4の後方部42の左右方向の位置決めを行う部材である。後方位置決め部57の詳細な構造については後述する。
前方位置決め部56は、一対の位置決めレール560と、位置決めレール560の後部に設けられた位置決めテーパ部561を有している(図2参照)。
位置決めレール560同士の対向距離は、リードフレーム4の幅の大きさよりも0.2mm程大きく設定されている。そのため、リードフレーム4が左右方向における規定の位置に配置された際には、リードフレーム4の長手方向の外縁と、この外縁に対向する位置決めレール560との間の距離は0.1mmとなる。
また、位置決めテーパ部561は、後方から前方に向けて対向距離が狭まって形成されており、搬送されるリードフレーム4の前端部40を、対をなす位置決めレール560の間に呼び込む部材となっている。また、位置決めテーパ部561は、リードフレーム4の後方部42を位置決めするときに、前端部40の振れを抑制するものとなる。
(ガイドレール部58)
整列台50における前方位置決め部56より後方の領域には、ガイドレール部58が設けられている。ガイドレール部58は、整列台50の後方端部から前方にかけて配置された複数のガイドレール580から構成されている(図2参照)。なお、このガイドレール580が、本願請求項における「案内レール」に相当する部材である。
複数のガイドレール580は、それぞれ一対のレールで構成され、各レールには、ガイドテーパ581が設けられている。更に、前後方向において隣接するガイドレール580同士の間には隙間59が設けられている(図2参照)。また、最前方のガイドレール580と位置決めレール560との間にも隙間59が設けられている。
ガイドレール580は、搬送されるリードフレーム4の左右方向における大幅な位置ずれや、リードフレーム4の前端部40又は後端部41の左右方向への過度な傾きを抑制するための部材である。また、ガイドテーパ581は、後方から前方に向けて対向距離が縮まるように形成されている。
即ち、ガイドテーパ581は、左右方向において、リードフレーム4の搬送経路を前方位置決め部56に近づくにつれて絞った形状となっている。そのため、リードフレーム4がガイドレール580を通過することで、前方位置決め部56に到達する前の段階で、リードフレーム4の左右方向における大まかな位置の調整がなされる。
また、ガイドテーパ581の後端部の対向距離は、その後方に隣接するガイドテーパ581の前端部における対向距離よりも大きく形成されている。これにより、隙間59の領域で、リードフレーム4の前端部40の左右方向への位置ずれが生じても、前方に隣接するガイドレール580に向けて呼び込めるようになっている。隙間59は、最終配置位置に位置決めされたリードフレーム4を、ローダーキャリア8が受け取りにくる際に、ローダーキャリア8の保持爪(図示省略)が入る領域となる。
(プッシャー52)
整列台50の後部にはプッシャー52が設けられている(図4乃至図8参照)。プッシャー52は、コンベア搬送装置60により整列台50に搬送されてくるリードフレーム4を、更に、最終配置位置に向けて引き込むように搬送する部材である。
プッシャー52は、リードフレーム4の後端部42に当接して、リードフレーム4を前方に押すプッシュ部520と、プッシュ部520の下部に連設され、所定のアクチュエーター等で駆動され、プッシャー52を前後方向に移動させる直動カム521を有している(図4乃至図8参照)。なお、プッシャー52が本願請求項における「搬送手段」に相当する。また、プッシュ部520が本願請求項における「搬送当接部」に相当し、直動カム521が本願請求項における「搬送基部」に相当する。
また、直動カム521は、後方位置決め部57の可動式リードフレームガイド570の追動基部571を押す部材である(図4乃至図8参照)。直動カム521が、追動基部571を基材外側方向に押すことで、可動式リードフレームガイド570によるリードフレーム4の後方部42の左右方向における位置決めが行われる。
また、直動カム521の前方部の側面には、テーパ部(図示省略)が設けられている。この直動カム521のテーパ部は、後方から前方にかけて左右方向における幅が小さくなるように形成されている。直動カム521のテーパ部により、直動カム521が可動式リードフレームガイド570の追動基部571に対して、滑らかに接触するものとなり、可動式リードフレームガイド570の可動ガイドレール572の対向距離が徐々に縮まるようになっている。
(後方位置決め部57)
整列台50の後部には後方位置決め部57が設けられている(図2及び図3参照)。後方位置決め部57は、整列台50の最終配置位置にリードフレーム4が位置決めされる際の、リードフレーム4の後方部42の左右方向における位置決めを担う部材である。なお、後方位置決め部57が本願請求項における「位置決め手段」に相当する。
後方位置決め部57は、整列台50の後部に設けられており、可動式リードフレームガイド570を有している。可動式リードフレームガイド570は、リードフレーム4を案内して左右方向の位置決めをする一対の可動ガイドレール572と、可動ガイドレール572の下部に連設された追動基部571を有している(図4乃至図8参照)。なお、可動ガイドレール572が本願請求項における「位置決め部」に相当し、追動基部571が本願請求項における「位置決め基部」に相当する。
また、追動基部571は、内部にボールベアリングを設けたローラー571aを有している(図4乃至図8参照)。前方に移動してくるプッシャー52の直動カム521の側面とローラー571aが接触し、追動基部571が直動カム521から基材外側方向に押されながらローラー571aが回転する。これにより、直動カム521は、両ローラー571aの間へスムーズに入ることができる。
また、可動ガイドレール572及び追動基部571は、整列台50の前後方向と略平行に設けられた軸573を介して、回動可能に支持されている(図4(B)乃至図8(B)参照)。また、可動ガイドレール572及び追動基部571はスプリング(図示省略)により、可動ガイドレール572の上部が基材外側方向に傾いた状態となるように付勢されている。
即ち、可動式リードフレームガイド570は初期状態(追動基部571が直動カム521に押される前の状態)では、可動ガイドレール572の上部が基材外側方向に開いた形状となっている。
また、追動基部571のローラー571aが、前方に移動してきたプッシャー52の直動カム521と接触して、基材外側方向に押されると、軸573を中心に追動基部571は基材外側方向に、可動ガイドレール572は基材内側方向に向けて、一体となって動くように構成されている(図8(B)参照)。
この動きにより、対となる可動ガイドレール572の対向距離が縮まり、搬送されているリードフレーム4の後方部42の側面に、可動ガイドレール572が近接する。また、リードフレーム4の後方部42の位置によっては、可動ガイドレール572がリードフレーム4に接触して、左右方向における位置を調整する。プッシャー52の直動カム521と、追動基部571のローラー571aとの接触は、リードフレーム4が最終配置位置に搬送された状態でも維持され、ローダーキャリア8がリードフレーム4を受け取りにくる前、可動ガイドレール572の対向距離が縮まった状態が維持される。
ここで、後方位置決め部57が設けられる位置は、搬送されるリードフレーム4の後部の左右方向における位置決めが可能であれば特に限定されるものではない。このリードフレーム4の後部の左右方向における位置決めが可能な位置とは、例えば、リードフレーム4が、整列台50の最終配置位置に位置した状態で、リードフレーム4の長手方向における中心部より後方の領域を位置決めできるような箇所が挙げられる。即ち、リードフレーム4の長手方向における中心部より後方の領域であれば、必ずしも、リードフレーム4の後端部41の近傍である必要はない。
また、後方位置決め部57は、1つの可動式リードフレームガイド570で構成されるものに限定されるものではなく、複数設置されるものであってもよい。
また、後方位置決め部57は、移動するプッシャー52の直動カム521と接触して可動ガイドレール572の対向距離が縮まるように構成されているが、必ずしも、この態様である必要はない。例えば、移動するプッシャー52の位置を検出して、検出結果に基づき、可動ガイドレール572によるリードフレーム4の位置決めが開始される構成も考えられる。但し、プッシャー52の位置を検知するための別途の検知機構を設ける必要がなく、装置を小型化又は簡易化できる点や、プッシャー52のような搬送手段を有する既存の設備に対して、大掛かりな改造等を施すことなく後方位置決め部57を設けることができる点から、後方位置決め部57は、移動するプッシャー52と接触して可動ガイドレール572の対向距離が縮まるように構成されることが好ましい。
以下、本発明を適用した基材搬送装置の一実施の形態におけるリードフレームの搬送と、整列台における最終配置位置への位置決めの流れについて説明する。また、以下で説明する内容は、本発明を適用した基材の搬送方法における一実施の形態である。
まず、コンベア搬送装置60によりリードフレーム4が搬送され、リードフレーム4がコンベアベルト62から整列台50に向けて供給される。リードフレーム4がコンベアベルト62の上面に乗り、整列台50に架け渡されていない状態から(図4(A)及び図4(B)参照)、リードフレーム4がコンベアベルト62及び整列台50に架け渡されて、その後端部42がコンベアベルト62における通過センサーの検出位置(図示省略)を通過するまで(図5(A)及び図5(B)参照)は、プッシャー52はコンベア搬送装置60の下方の待機位置にて待機している。
次に、リードフレーム4がコンベア搬送装置60により整列台50に向けて搬送され、リードフレーム4の後端部42が通過センサーの検出位置を通過すると、通過センサーはリードフレーム4を未検出の状態となり、この未検出の状態となったことを起点に、待機位置からプッシャー52が上昇する。プッシャー52は、プッシュ部520がリードフレーム4の後端部42を押せる高さ位置まで上昇する(図6(A)及び図6(B)参照)。
続いて、プッシャー52が前進して、プッシュ部520がリードフレーム4の後端部42に接触して、リードフレーム4を前方へと押して搬送を開始する(図7(A)及び図7(B)参照)。プッシャー52がリードフレーム4を前方に押しながら搬送していくと、直動カム521と、可動式リードフレームガイド570における追動基部571のローラー571aが接触する位置まで到達する。直動カム521に設けられたテーパ部(図示省略)に沿って、ローラー571aは回転しながら基材外側方向に徐々に押されていく。
そして、プッシャー52が終端部まで前進して、ローラー571aが基材外側方向に押されると、軸573を中心に可動ガイドレール572が基材内側方向に回動して、リードフレーム4に接触するか、又は近接する(図8(A)及び図8(B)参照)。これにより、リードフレーム4の後方部42の左右方向における位置が決まる。
なお、図4(A)、図5(A)、図6(A)、図7(A)及び図8(A)では、プッシャー52と、可動式リードフレームガイド570の位置関係を明確にするため、左右で対となる可動式リードフレームガイド570のうち、左側の部材を省略している。
この可動式リードフレームガイド570によるリードフレーム4の後方部42の左右方向における位置決めが行われるタイミングは、リードフレーム4の前端部40が、前方位置決め部56における位置決めテーパ部561の領域を通過するタイミングとほぼ同時となるように設定されている。
これにより、前方位置決め部56によるリードフレーム4の前方部43の左右方向における位置決めと、後方位置決め部57によるリードフレーム4の後方部42の左右方向における位置決めがほぼ同時に行われるものとなり、リードフレーム4の左右方向の位置決めの精度が担保されている。
また、プッシャー52は、前方への移動距離が設定されているため、搬送されるリードフレーム4の前端部40が、前後方向の最終配置位置に到達するとプッシャー52は停止して、リードフレーム4の前後方向の位置が決められる。また、リードフレーム4が更に前方にわずかに位置がずれたとしても、ストッパー55の位置で止められるため、前後方向におけるリードフレーム4の位置決めの精度が担保される。
以上のように、整列台50においてプッシャー52が最終配置位置に向けてリードフレーム4を搬送する。また、前方位置決め部56及び後方位置決め部57により、整列台50の最終配置位置における前後方向及び左右方向のリードフレーム4の位置決めがなされる。
本発明を適用した基材搬送装置及び基材の搬送方法では、リードフレーム4が最終配置位置に搬送されるタイミングで、その前方部43及び後方部42の左右方向における位置決めがなされるため、リードフレーム4の左右方向における引っ掛かりが生じにくく、流れ不良を抑止することができる。
更に、プッシャー52でリードフレーム4を前方に向けて押しながら搬送するため、搬送経路の途中でリードフレーム4が推力の不足が原因で、わずかな突っかかり等で停止することを抑止でき、整列台50の最終配置位置まで安定してリードフレーム4を搬送することができる。
以上のように、本発明に係る基材搬送装置の一例は、リードフレーム等の基材を所定の位置に位置決めする搬送において、流れ不良を生じることなく安定した搬送が可能なものとなっている。
また、本発明に係る材の搬送方法の一例は、リードフレーム等の基材を所定の位置に位置決めする搬送において、流れ不良を生じることなく安定した搬送が可能な方法となっている。
1 材料供給ユニット
2 樹脂封止ユニット
3 アウトプットユニット
4 リードフレーム
40 (リードフレームの)前端部
41 (リードフレームの)後端部
42 (リードフレームの)後方部
43 (リードフレームの)前方部
5 プレヒーター
50 整列台
51 (整列台の)搬送面
52 プッシャー
520 プッシュ部
521 直動カム
53 搬送ライン
54 搬送ライン
55 ストッパー
56 前方位置決め部
560 位置決めレール
561 位置決めテーパ部
57 後方位置決め部
570 可動式リードフレームガイド
571 追動基部
571a ローラー
572 可動ガイドレール
573 軸
58 ガイドレール部
580 ガイドレール
581 ガイドテーパ
59 隙間
6 リードフレームトランスファー
60 コンベア搬送装置
61 プーリ
62 コンベアベルト
65 シャフト
66 ガイドレール
67 コンベア幅調整ネジ
68 押えローラー
7 マガジンエレベーター
8 ローダーキャリア
9 リードフレームプッシャー
10 プレス
101 チェス
11 ディゲーター
12 アウトプットバッファー

Claims (8)

  1. 半導体素子が搭載された基材が搬送される搬送経路が設けられ、前記基材を予め決められた位置に搬送する基材搬送装置であって、
    前記基材の搬送方向に沿って移動しながら前記基材を搬送する搬送手段と、
    平面視で前記基材の搬送方向と略直交する方向における同基材の位置決めを行うべく、前記搬送手段の移動に伴って、同基材に接触可能もしくは近接可能に構成された位置決め手段とを備える
    基材搬送装置。
  2. 前記位置決め手段は、対となる位置決め部を有し、該位置決め部同士の対向距離を縮めながら前記基材に接触可能もしくは近接可能に構成された
    請求項1に記載の基材搬送装置。
  3. 前記搬送手段は、前記基材に当接する搬送当接部と、該搬送当接部に連設され、同搬送当接部を駆動する駆動源に接続された搬送基部とを有し、
    前記位置決め手段は、前記位置決め部に連設された位置決め基部を有し、
    前記搬送基部が前記位置決め基部に当たることで、前記位置決め部が前記基材に接触可能もしくは近接可能に構成された
    請求項2に記載の基材搬送装置。
  4. 前記搬送経路に沿って設けられ、前記基材を案内可能な案内レールを備える
    請求項1、請求項2又は請求項3に記載の基材搬送装置。
  5. 前記搬送経路に沿って対をなして設けられ、前記基材を案内可能な案内レールを備え、
    前記位置決め部は、同位置決め部同士の対向距離が前記案内レール同士の対向距離よりも短くなる位置まで移動可能に構成された
    請求項4に記載の基材搬送装置。
  6. 半導体素子が搭載された基材を搬送する予備搬送手段と、該予備搬送手段から前記基材を受け渡されて、前記基材を予め決められた位置に設定する基材設定部とを備える基材搬送装置であって、
    前記基材設定部が、
    受け渡された前記基材の搬送方向に沿って移動しながら、前記基材を搬送する搬送手段と、
    平面視で前記基材の搬送方向と略直交する方向における同基材の位置決めを行うべく、前記搬送手段の移動に伴って、同基材に接触可能もしくは近接可能に構成された位置決め手段とを備える
    基材搬送装置。
  7. 半導体素子が搭載された基材を予め決められた位置に搬送する基材の搬送方法であって、
    前記基材の搬送方向における前端部の、平面視で搬送方向と略直交する方向の位置決めをする工程と、
    前記基材の搬送に伴って、同基材の前記前端部とは反対の後方部の、平面視で搬送方向と略直交する方向の位置決めをする工程と、
    とを備える
    基材の搬送方法。
  8. 前記後方部の位置決めは、対となる位置決め部同士の対向距離を縮めて行う
    請求項7に記載の基材の搬送方法。
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