JP2018181093A - 区画線認識装置 - Google Patents
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Abstract
Description
具体的に、特許文献1に記載の技術では、走行レーン左右の各区画線において検出点が検出され、この検出点を起点として、対向する区画線側における複数種類の区画線の幅に対応した位置にそれぞれ区画線の候補点が設定される。そして、走行レーンの左右それぞれにおいて、検出点と候補点とに基づいて設定された曲線近似式から仮想線が設定され、さらにその仮想線の種別が推定されて、その推定された仮想線の種別から区画線の位置が確定される。
線抽出部は、撮影部により撮影された画像から、車両の走行方向に沿って延びるように存在する線(53、54、61〜64)を抽出するように構成されている。境界候補線選択部は、線抽出部により抽出された線の中から左右一対の境界区画線(53、61、64)の候補である左右一対の境界候補線を選択するように構成されている。
なお、この欄及び特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
(1)車両の構成
図1(A)に示すように、本実施形態の車両101は、車載カメラ10と、区画線認識装置15と、車両制御装置20とを備える。
区画線認識装置15は、図2に示すように、エッジ点抽出部21、マーカ抽出部22、線候補算出部23、線特徴抽出部24、多重線判定部25、境界候補線選択部26、暫定供用判定部27、状態判定部28、車線幅学習部29、補正処理部30、代替線探索部31、道路形状推定部32、及び認識結果出力部33を備える。
ここで、車両101が走行する可能性がある道路には、暫定供用区間が含まれる。暫定供用区間は、暫定共用部あるいは暫定二車線とも呼ばれる周知の区間であり、基本的に、片側一車線ずつの計二車線が中央帯を挟んで互いに対向するように配置されている。また、暫定供用区間は、走行方向左側に1本の実線の区画線が描かれ、走行方向右側の中央帯には少なくとも黄色の区画線が描かれている。中央帯において、自車線側の黄色の区画線と対向車線側の黄色の区画線との間には、さらに、白色の区画線が車線毎に個別に描かれたり、車線分離標が設置されたり、縁石が設置されたりする場合もある。
図4は、暫定供用区間50の途中において、中央帯55に不明瞭領域70が存在している例を示している。不明瞭領域70は、中央帯55における自車線51側の黄色中央線61及び白色中央線62の双方が擦れたり汚れたりしていて区画線認識装置15に正常に認識されない状態となっている領域である。
次に、区画線認識装置15が実行する区画線認識処理について、図5を用いて説明する。区画線認識装置15は、車両101の走行中、図5の区画線認識処理を周期的に繰り返し実行する。
また、線特徴抽出部24は、S140の線特徴抽出処理において、線候補毎に、エッジ点数、エッジ点の強度、ライン長なども判定する。エッジ点数とは、1本の線候補が有するエッジ点の数であり、線候補が例えば破線などの複数のマーカからなる場合は、それら複数のマーカが有するエッジ点の総数である。エッジ点強度は、各エッジ点の輝度差である。ライン長とは、1本の線候補の走行方向の長さであり、線候補が例えば破線などの複数のマーカからなる場合は、それら複数のマーカを走行方向に繋げてなる1本の線の長さである。
以上説明した実施形態によれば、以下の(1a)〜(1)の効果を奏する。
(1a)本実施形態では、車両101が暫定供用区間50に入った場合、車線幅が学習される。そして、車線幅が学習されると、その後は、右側境界候補線の位置が、車線幅学習値に基づいて補正される。これにより、仮に車両右側において実際の右側境界区画線よりも外側の線が右側境界候補線として選択されても、その右側境界候補線の位置が、車線幅学習値に基づいて、実際の右側境界区画線に対応した位置に補正される。その結果、補正後の左右一対の境界候補線を、最終的に左右一対の境界区画線として精度良く認識でできる。
ここで、本実施形態の文言と特許請求の範囲の文言との対応関係について説明する。
車載カメラ10は撮影部の一例に相当する。側壁72は構造物の一例に相当する。エッジ点抽出部21、マーカ抽出部22、線候補算出部23及び線特徴抽出部24は線抽出部の一例に相当する。状態判定部28は、学習可否判定部、明瞭性判断部、平行性判断部及び補正可否判定部の一例に相当する。車線幅学習部29は学習部の一例に相当する。代替線探索部31は探索部の一例に相当する。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
Claims (8)
- 車両(101)に搭載された撮影部(10)により撮影された前記車両の前方の画像から、前記車両が走行中の車線(51)の境界を規定する左右一対の境界区画線(53、61)を認識する区画線認識装置(20)であって、
前記撮影部により撮影された画像から、前記車両の走行方向に沿って延びるように存在する線(53、54、61〜64)を抽出するように構成された線抽出部(21〜24)と、
前記線抽出部により抽出された前記線の中から、前記左右一対の境界区画線(53、61、64)の候補である左右一対の境界候補線を選択するように構成された境界候補線選択部(26)と、
前記車両が暫定供用区間(50)を走行中か否か判定するように構成された暫定供用判定部(27)と、
前記暫定供用判定部により前記車両が前記暫定供用区間を走行中と判定された場合に、前記左右一対の境界区画線の間隔である車線幅を学習するように構成された学習部(29)と、
前記暫定供用判定部により前記車両が前記暫定供用区間を走行中と判定された場合に、前記境界候補線選択部により選択された前記左右一対の境界候補線のうち右側の境界候補線の位置を、前記学習部により学習された前記車線幅に基づいて補正するように構成された補正処理部(30)と、
を備える、区画線認識装置(20)。 - 請求項1に記載の区画線認識装置であって、
さらに、前記境界候補線選択部により選択された前記左右一対の境界候補線の、前記線抽出部による抽出状態に基づいて、その選択された左右一対の境界候補線の間隔を前記車線幅として学習してよいか否か判定するように構成された学習可否判定部(28)を備え、
前記学習部は、前記学習可否判定部により前記学習してよいと判定された場合に、前記境界候補線選択部により選択された前記左右一対の境界候補線の間隔を前記車線幅として学習するように構成されている、
区画線認識装置。 - 請求項2に記載の区画線認識装置であって、
前記線抽出部は、前記撮影部により撮影された画像から、前記車両の走行方向に垂直な方向に存在するエッジ点を検出し、その検出したエッジ点に基づいて前記線を抽出するよう構成されており、
前記学習可否判定部は、
前記境界候補線選択部により選択された前記左右一対の境界候補線の各々について、前記エッジ点の数、走行方向の長さ、実線であるか否か、前記エッジ点の強度、のうち少なくとも1つに基づいて、明瞭な状態で抽出されているか否か判断するように構成された明瞭性判断部(28)と、
前記境界候補線選択部により選択された前記左右一対の境界候補線の各々について、曲率、走行方向に対する傾き、過去の認識形状からの変化度合い、前記エッジ点の密度、のうち少なくとも1つに基づいて、両者が平行であるか否か判断するように構成された平行性判断部(28)と、
を備え、前記明瞭性判断部により明瞭と判断されて且つ前記平行性判断部により平行と判断された場合に、前記学習してよいと判定する
区画線認識装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の区画線認識装置であって、
さらに、前記境界候補線選択部により選択された前記左右一対の境界候補線のうち右側の境界候補線の、前記線抽出部による抽出状態に基づいて、その右側の境界候補線を前記補正処理部によって前記補正を行ってもよいか否か判定するように構成された補正可否判定部(28)を備え、
前記補正処理部は、前記補正可否判定部により前記補正を行ってもよいと判定された場合に、前記右側の境界候補線に対して前記補正を行うように構成されている、
区画線認識装置。 - 請求項4に記載の区画線認識装置であって、
前記線抽出部は、前記撮影部により撮影された画像から、前記車両の走行方向に垂直な方向に存在するエッジ点を検出し、その検出したエッジ点に基づいて前記線を抽出するよう構成されており、
前記補正可否判定部は、前記左右一対の境界候補線の各々について、曲率、走行方向に対する傾き、過去の認識形状からの変化度合い、前記エッジ点の密度、のうち少なくとも1つに基づいて、両者が平行であるか否か判断し、平行と判断された場合に、前記補正を行ってもよいと判定する、
区画線認識装置。 - 請求項4または請求項5に記載の区画線認識装置であって、
さらに、前記補正可否判定部により前記左右一対の境界候補線が平行ではないと判断された場合に、前記線抽出部により抽出された前記線のうち、前記車両の右側に存在する線であって前記右側の境界候補線として抽出された線とは異なる他の線の中から、前記右側の境界候補線に代えて前記補正処理部による前記補正の対象にすることが可能な線である代替線を探索するように構成された探索部(31)を備え、
前記補正処理部は、前記補正可否判定部により前記左右一対の境界候補線が平行ではないと判断された場合に、前記探索部により前記代替線が探索された場合は、その探索された代替線を前記右側の境界候補線として前記補正を行うように構成されている、
区画線認識装置。 - 請求項6に記載の区画線認識装置であって、
前記探索部は、前記車両が走行中の車線に隣接する対向車線(52)における、当該対向車線の走行方向左側に存在する線(54)、及び当該対向車線の走行方向左側において走行方向に沿って設けられている構造物(72)によって形成される線、のいずれかを前記代替線として探索する、
区画線認識装置。 - 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の区画線認識装置であって、
さらに、前記境界候補線選択部により選択された前記左右一対の境界候補線のうち右側の境界候補線に対して前記補正処理部による前記補正が必要か否かを判断する補正要否判断部(30)を備え、
前記補正処理部は、前記補正要否判断部により前記補正が必要と判断された場合に、前記右側の境界候補線に対する前記補正を行うように構成されている、
区画線認識装置。
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