JP2018170945A - ブラシレスモータの制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
エンジンECU(engine control unit)11は、エンジンに設けられた各種センサから検出信号を取得し、各部を制御する。各種センサとしては、例えば、エンジン水温を検出するための水温センサ、エンジンの回転数を検出するためのものであって、一定のクランク角度毎にパルス信号を出力する回転数センサ、エアフローメーターによる吸入空気量やドライバーのアクセルペダルの踏込み操作量を検出して負荷量を算出するアクセルセンサ等がある。エンジンECU11は、これら各種センサから、水温信号、回転信号及び負荷信号等の検出出力を取得し、検出信号に応じた制御信号をブラシレスモータ制御装置13に出力する。
図2において、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)130は、ブラシレスモータ制御装置13の動作を統括して制御する。
モータドライバ14は、マイコン130から出力する駆動信号に基づいて、ブラシレスモータ(以下、モータともいう)15を駆動する。
モータ15は、モータドライバ14から出力する信号に基づいて回転角度が制御されるブラシレスモータである。
ギヤ16は、モータ15の回転軸に接続され、モータの回転軸を減速する。出力軸17は、ギヤ16によって減速された上で、モータ15の出力を外部に伝達する。角度センサ18は、出力軸17の回転角度を検出する。角度センサ18の出力は、マイコン130へ入力される。
モータ駆動Duty演算部133は、角度信号比較部132が出力する比較結果信号を入力して、モータに与えるべき信号のデューティ比を演算によって求めて出力する。モータ駆動Duty演算部133には、モータ15の電流値、角度、回転数、加速度等を検出する各種センサから検出結果が入力される。モータ駆動Duty演算部133の詳細は後述する。
図3(a)は、目標相電流と時間との関係を示す図であり、図3(b)は、回転数と時間との関係を示す図であり、図3(c)は、角度(指令角度、応答角度)と時間との関係を示すである。
図3において、モータ駆動Duty演算部133が行なう制御は、大きくわけて、「加速制御」、「減速制御」、「位置保持制御」の3つがあり、この3つの制御をモータの状態に応じて選択的に切替えることで、レバーの位置を現在位置から目標位置となるようにモータを加速させ、目標位置にある程度近づいた段階から減速し、目標位置に到達したらその位置を保持することができる。
モータ駆動Duty演算部133の位置保持制御機能は、外部から入力される指令角度とセンサによって検出される現在角度との偏差に応じたフィードバック制御を行ない、指令角度を保持するように制御する機能である。
モータ駆動Duty演算部133の駆動制御機能は、センサによって検出される現在角度から指令角度に到達させるまでの間における加速度に応じた相電流を算出する機能であり、例えば、上述の加速制御と減速制御とがある。
そして、モータ駆動Duty演算部133は、モータの状況に応じて位置保持制御部と加速制御部(加速制御、減速制御)とのいずれかによって前記モータを制御させるように、各機能のいずれの機能によって制御を行なうかを切替える機能を有する。
図3(a)において、位置保持制御から加速制御に移行する(切替える)場合、モータに印加する相電流は、加速制御開始時から目標相電流となるまで増加させ、目標相電流に到達した後、その目標電流を維持する。この目標電流は、加速時において、相電流FB(フィードバック)によって出力電圧が算出される。減速制御に移行すると、相電流FBは実施しない。
目標回転数y1、傾きa1、時間tとしたとき、目標回転数y1は、
y1=a1t
によって表される。また、加速制御から減速制御に移行した場合には、目標回転数y1は、加速制御が終了した時点における回転数(目標回転数に到達した時点の回転数)から、回転数が0となるように制御され、
y1=-a1t2+b2
によって表される。ここで時間t2は、加速制御終了時の時間から回転数が0になるまでの時間であり、a2は、傾きである。
加速制御を行なう場合には、回転数FBによる目標相電流補正を実施し、減速制御を行なう場合には、回転数FBにより出力電圧を算出する。
ここで、指令角度の所定分だけ前の角度として応答角度が定められており、この応答角度に到達するまでの時間が仕様によって定められている。角度y2は、応答角度に到達するまでの時間である応答時間をtとしたとき、
y2=(a1/2)t2
にて表される。すなわち、時間tにおける角度y2は、応答角度に対応する。この応答角度は、例えば、
応答角度=(指令角度−現在角度)×応答率
によって表される。
応答角度に到達した後は、応答角度から指令角度に到達するように、減速制御が行なわれる。ここでは、応答角度に到達した時点の回転数は、図3(b)に示すように、
y1=a1t
によって求められる回転数に到達しているため、指令角度に到達した時点で、この回転数が0となっている必要がある。そのため、応答時間tから一定時間だけ経過した時間をt2とした場合、角度y3は、
y3=−(a2/2)t2 2+b2t
によって表される。
モータ駆動Duty演算部133は、現在位置において位置保持制御を行なう(ステップS100)。この位置保持制御は、現在角度と指令角度の偏差に基づいてFB制御を行なうことで、現在角度が指令角度となるように制御される。この位置保持制御は、一般的に実施されている方法を採用することができる。
次に、モータ駆動Duty演算部133は、エンジンECU11から入力される制御信号を参照し、指令角度が変更されたか否かを判定する(ステップS101)。指令角度の変更がない場合、モータ駆動Duty演算部133は、ステップS100に移行する。一方、指令角度の変更があった場合には、位置保持制御から加速制御に切替えることで、現在角度が変更後の指令角度に到達するように加速制御を行なう。
そして、モータ駆動Duty演算部133は、現在角度が応答角度に到達したか否かを判定し(ステップS102)、現在角度が応答角度に到達した場合には、加速制御から減速制御に切替えることで、減速制御を行なう(ステップS104)。そしてモータ駆動Duty演算部133は、減速制御の結果、回転数が0に到達したか否かを判定し、回転(ステップS105)が0に到達していない場合には、減速制御を引き続き行ない、回転数が0に到達した場合には、位置保持制御に切替えることで、現在角度が指令角度を維持するように制御する(ステップS100)。位置保持制御を行なうことで、外乱や負荷が発生した場合であっても、レバーの角度を保持することができる。
次に、モータ駆動Duty演算部133が行なう加速制御についてさらに説明する。
図5は、モータ駆動Duty演算部133内に予め記憶されたモータ駆動の物理式のモデルを表すブロック線図である。
演算器200は、相電流とトルク定数とを乗算した結果を演算器201に出力する。演算器201は、演算器200からの出力とフリクション、外部負荷を入力し、演算器202に演算結果を出力する。演算器202は、演算器201から出力された値から、加速度を算出し、算出結果を外部に出力するとともに、演算器203に出力する。演算器203は、演算器202から入力される加速度から回転数を算出し、回転数を外部に出力するとともに、演算器204に出力する。演算器204は、演算器203から出力される回転数から角度を求める。
a=2×平均回転数/応答時間
から求めることができ、これが必要な加速度(必要加速度)である。この加速度が図5における演算器203に入力される加速度に対応する。
相電流=(加速度×イナーシャ+フリクション+外部負荷)/トルク定数・・・(1)
に基づいて求めることができる。ここで得られる相電流は、必要相電流として得られる。
図8は、モータを駆動制御する制御モデルを表すブロック線図である。
応答角度は、指令角度、現在角度、応答率から算出される(応答角度算出機能)。必要相電流と必要加速度は、応答角度と応答時間とを元に求めることができる(モータ駆動の物理式から逆演算する機能)。目標回転数は、必要加速度を積分することで求められる。相電流補正値は、目標回転数と実回転数とを元に求めることができる(回転数FB機能)。目標相電流は、必要相電流と相電流補正値とから求めることができる。出力電圧は、目標相電流と実相電流とから求めることができる(相電流FB機能)。そして、出力電圧から相電流の出力Duty求めることができる(出力Duty算出機能)。
次に、モータ駆動Duty演算部133が行なう減速制御についてさらに説明する。図9は、減速制御について説明する概念図である。減速制御は、加速制御を行なうことで応答角度に到達したことを検出することで実施され、応答角度到達時の回転数から減速させ、回転数が0になった時に、指令角度に到達するような加速度(減速させるためのマイナスの加速度)を求める。
ここで、加速制御によって応答時間において回転数b2に到達していたとした場合、応答角度到達時の回転数である回転数b2から減速させて、回転数が0となる時間t2までの間における回転数y1は、
y1=−a2t2+b2
によって表される。この回転y1=0の時のt2を求めるためには、この式を変形することで、
t2=b2/a2・・・・(2)
として求めることがきる。
そして、応答角度から指令角度に到達するまでの角度y3は、下記の式で表される。
y3=−(a2/2)t2 2+b2t
そして、y3=指令角度−現在角度とし、(2)式を代入すると、
指令角度−現在角度=−(a2/2)(b2/a2)2+b2(b2/a2)
指令角度−現在角度=b2 2/2a2
として表される。これに基づいて、応答角度から指令角度に到達させるまでの間の加速度は、
a2=b2 2/(2(指令角度−現在角度))
なる式に基づいて求めることができる。この加速度a2は、必要加速度として表すことができる。
必要加速度は、指令角度と現在角度と実回転数とから求めることができる(必要加速度演算機能)。目標回転数は、必要加速度を積分することで求めることができる。出力電圧は、目標回転数と実回転数とから求めることができる(回転数FB機能)。そして、出力電圧から相電流の出力Duty求めることができる(出力Duty算出機能)。
次に、上述したブラシレスモータ制御装置13の変形例を説明する。上述のブラシレスモータ制御装置13は、速度FB制御機能によって、応答時間内に応答角度に到達させように速度FB制御を行なっていたが、周囲の環境の変化等の外乱等の状況によっては、実回転数が目標よりも遅れて回転を開始する場合も考えられる。そこで、この変形例においては、上述のブラシレスモータ制御装置13は、目標回転数から目標角度を算出し、目標角度と現在角度とから目標回転数補正値を求め、求められた目標回転数補正値によって速度FB制御部に入力される目標回転数を補正させる角度FB制御部を有する。この角度FB制御機能は、加速制御の場合と、減速制御の場合とのどちらにおいても適用することができる。
図11は、角度FB機能を設けた場合におけるモータの制御モデルを表すブロック線図である。ここでは、図8に示す制御モデルに対して、角度FB機能を用いることで、目標回転数を補正する。
目標回転数は、エンジンECU11から新たな指令角度が制御信号として入力された時点で、目標回転数が0から上昇するが、上述したように、何らかの外乱があった場合に実際のモータの回転開始タイミングが遅れてしまう場合がある。そうすると、回転開始タイミングが遅れた状態のまま移行すると、応答時間までに応答角度に到達しない可能性が生じる。そのため、角度FB制御による目標回転数の補正を実施することで、モータの回転開始タイミングが遅れたとしても、応答時間の間において応答角度に到達するようにさせることができ、必要な応答性を確保することができる。
次に、上述したブラシレスモータ制御装置13の他の変形例を説明する。この変形例においては、上述のブラシレスモータ制御装置13において、回転数FB制御を行なうにあたり実回転数が入力されるが、むだ時間を考慮し、この実回転数として推定回転数を入力する機能が追加される。
図13は、むだ時間について説明するための図である。
むだ時間は、例えば、モータの出力軸と、レバー13Bとの間の構成として、ギヤ(例えば、図2におけるギヤ16)が含まれる場合がある。このような場合、出力電圧をモータに供給したにも関わらず、直ぐには実回転数が上昇せず、モータが回転を開始してギヤが噛み合い、実際にレバー13Bが動作するまでのむだ時間があるため、目標通りの時間ではなく、目標回転数に対して実回転数の回転開始タイミングが遅れる場合がある。また、むだ時間が経過した後、応答時間までに応答角度に到達するように制御しようとすると、目標回転数に到達させるために実回転数を上げようとすると、実回転数が目標回転数を超えてしまときがあり、その場合、実回転数を下げるように補正すると、実回転数が目標回転数よりも下がりすぎてしまう場合があり、そのため、また実回転数を上げるような制御となることが考えられる。このため、出力電圧を変動させることになり、結果として制御が安定しない。
図14は、むだ時間を考慮すべく推定回転数を用いる場合について説明する図である。出力電圧を印加すると、むだ時間があるために実回転数は目標回転数よりも遅れて上昇し始める。このとき、出力電圧は、目標回転数に応じた出力電圧が出力する。この場合、実際の回転数は、目標回転数どおりになっていなかったとしても、むだ時間が経過し、ギヤ等が噛み合い始めて実際に回転し始めると、実際の回転数は、出力電圧に対応する目標回転数に近づき始める。そこで、出力電圧を求めるために目標相電流を用いる際、モータ駆動の物理式の逆演算によって得られた必要相電流をそのまま用いるのではなく、この変形例においては、出力電圧に対応してむだ時間要素が無かった場合における回転数として推定された推定回転数を用いる。そして、推定回転数と目標回転数とを回転数FB制御に用いた制御を行なう。
この変形例における制御モデルは、図8に示す制御モデルに実回転数(符号310)と、回転数FB(符号300)において異なる。この変形例では、実回転数と実相電流とを二基づいて、推定回転数を求める(回転数推定機能)。そして、求められた推定回転数を、回転数FB機能に対し、実回転数の代わりに入力する。回転数FB機能において、相電流補正値は、目標回転数と推定回転数とから求められる。ここで、実回転数は、回転数を検出センサから得ることができ、実相電流は、モータに印加される電流値を用いる。
ここで、むだ時間がない場合における回転数とむだ時間がある場合における回転数とを求めるにあたり、モータの制御モデル(図16上段左側)が用いられる。ここで用いられるモータの制御モデルは、実相電流と、トルク定数と、フリクション値と、イナーシャとから得られる加速度を積分することで、回転数が求まる制御モデルである。すなわち、実相電流が解れば、モータの仕様等に対応した制御モデルを元に、回転数を算出することができる。そして、この得られた回転数は、むだ時間がない場合における回転数(回転数_むだ時間なし)として推定回転数補正機能に入力されるとともに、むだ時間がある場合における回転数(回転数_むだ時間あり)を求めるための値として用いられる(むだ時間考慮機能)。むだ時間考慮機能は、むだ時間がない場合における回転数を元に、所定のむだ時間だけ回転開始タイミングを遅らせた場合における回転数を求めることで得られる。
次に、上述したブラシレスモータ制御装置13の他の変形例を説明する。上述の実施形態において、図5のモータ駆動の物理式を元にした相電流を求める(1)式において、フリクション値が用いられている。このフリクション値として固定値を用いることができる。また、(1)式において、フリクション値は、フリクション及び外部負荷の両方を含めてフリクション値として用いることもできる。そして、フリクション値は、外部からの熱等の影響があった場合には、例えば潤滑剤の粘性の変化に応じて変動してしまう。フリクション値が実際のフリクションの状況から乖離すると、その乖離が大きいほど、計算された必要相電流の値の誤差も大きくなる場合がある。そうすると、理想的な加速が得られなくなってしまう。そこで、この変形例においては、フリクションの状態を推定することで、フリクション値と実際のフリクションとの誤差を低減させることで、必要相電流の算出精度を向上させ、理想的な加速に近づけることができる。
図18(a)は、フリクションとして入力される入力値が、実際のフリクションよりも重い(大きい)場合を表している。この場合、上記(1)式に沿って相電流を算出した場合には、理想的な加速に必要な相電流よりも低い値が算出されてしまい、その結果、回転数として、理想の加速よりも実際の加速の方が低くなってしまう。その結果、応答性が悪化する。
図18(b)は、フリクションとして入力される入力値が、実際のフリクションよりも軽い(小さい)場合を表している。この場合、上記(1)式に沿って相電流を算出した場合には、理想的な加速に必要な相電流よりも高い値が算出されてしまい、その結果、回転数として、理想の加速よりも実際の加速の方が高くなってしまう。その結果、オーバーシュートが発生する可能性がある。
この推定フリクションは、例えば次の式に従って求めることができる。
推定フリクション=((実相電流×トルク定数/イナーシャ)−実加速度)×イナーシャ
=(実相電流×トルク定数)−(実加速度×イナーシャ)・・・(3)
求められた推定フリクションは、例えば、上述の(1)式における「フリクション+外部負荷」の値として用いられる。
Claims (8)
- 外部から入力される指令角度とセンサによって検出される現在角度との偏差に応じたフィードバック制御を行ない、モータを駆動させて指令角度を保持するように制御する位置保持制御部と、
センサによって検出される現在角度から指令角度に到達させるまでの間における加速度に応じた相電流を算出して前記モータを制御する駆動制御部と、
モータの状況に応じて前記位置保持制御部と前記駆動制御部とのいずれかによって前記モータを制御させる制御切換部
を有するブラシレスモータの制御装置。 - 前記駆動制御部は、
定められた応答角度と応答時間から必要相電流及び必要加速度を算出する加速制御部
を有する請求項1記載のブラシレスモータの制御装置。 - 前記加速制御部は、
前記応答角度と前記応答時間とに基づいて前記必要相電流を算出し、前記応答角度と前記応答時間とに基づいて必要加速度を算出し、得られた必要加速度から目標回転数を算出し、実回転数と当該目標回転数から相電流補正値を求め、前記必要相電流と前記相電流補正値とから目標相電流を求める速度FB制御部
を有する請求項2記載のブラシレスモータの制御装置。 - 前記駆動制御部は、
応答角度への到達時の回転数から減速させ、回転数が0になったときに指令角度到達となる加速度を算出する減速制御部と、
を有する請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載のブラシレスモータの制御装置。 - 前記加速制御部は、
目標回転数から目標角度を算出し、当該目標角度と現在角度とから目標回転数補正値を求め、求められた目標回転数補正値によって前記速度FB制御部に入力される目標回転数を補正させる角度FB制御部と、
を有することを特徴とする請求項3または請求項4記載のブラシレスモータの制御装置。 - 前記加速制御部は、
制御対象のモータの特性に基づいて前記相電流からモータ回転数を算出するモータ回転数算出部と、
前記算出されたモータ回転数の回転開始タイミングが実回転数におけるむだ時間に応じた時間だけずらしたむだ時間回転数を算出する時間補正部と、
時間補正部で算出されたむだ時間回転数を実回転数と比較した偏差に応じて前記モータ回転数を補正し、補正されたモータ回転数を前記速度FB制御部の実回転数の代わりに入力する推定回転数補正部と、
を有する請求項2から請求項5のうちいずれか1項に記載のブラシレスモータの制御装置。 - 前記加速制御部は、
前記モータに印加している相電流からモータの無負荷加速度を算出する無負荷加速度算出部と、
センサより実測の加速度を算出する実測加速度算出部と、
前記無負荷加速度算出部と前記実測加速度算出部とによって算出された値の偏差からフリクション値を算出するフリクション推定部と、
を有し、前記加速制御部は、前記フリクション推定部によって得られたフリクション値を用いて相電流を算出する
請求項2から請求項6のうちいずれか1項に記載のブラシレスモータの制御装置。 - 前記減速制御部は、
前記目標回転数から目標角度を算出し、当該目標角度と現在角度とから目標回転数補正値を求め、求められた目標回転数補正値によって前記速度FB制御部に入力される目標回転数を補正させる角度FB制御部
を有する請求項4に記載のブラシレスモータの制御装置。
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