JP2018168583A - 建物のダンパー取付構造 - Google Patents
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Abstract
Description
第1実施形態に係る建物のダンパー取付構造の一例について説明する。
図1には、建物10に適用された建物のダンパー取付構造の一例としての取付構造20が示されている。取付構造20の詳細については後述する。以後の説明では、建物10の桁方向をX方向、妻方向をY方向、上下方向(高さ方向)をZ方向と称する。X方向、Y方向及びZ方向は、互いに直交する。
次に、取付構造20について説明する。
ダンパー22は、質量体としてのマス部32と、弾性体としてのゴム部34とを有する。マス部32は、金属製でY方向に長い略直方体状に形成されている。ダンパー22としての固有振動数を変化させるためには、マス部32のY方向の長さを調節すればよい。
取付部材24は、一例として、マス部32の下面にボルト38を用いて固定される上側プレート42と、上側プレート42よりもZ方向の下側に配置され、ゴム部34を介して上側プレート42と繋がった下側プレート44とを有する。
上側プレート42は、マス部32の下面に密着可能となるように、Y方向に長い略矩形の板状に形成されている。図5に示すように、上側プレート42のY方向の中央部でかつX方向の一方の端部には、Z方向の下側に向けて延びる縦板部46が屈曲して形成されている。縦板部46は、一例として、X方向から見た場合にZ方向の上側が矩形状で下側が逆台形状に形成されている。
図3に示すように、下側プレート44は、後述するブラケット26(図2参照)の上面に密着可能となるように、Y方向に長い略矩形の板状に形成されている。また、下側プレート44は、一例として、上側プレート42よりもY方向の長さが短くかつX方向の長さが長い。下側プレート44のX方向の長さは、マス部32のX方向の長さよりも短い。
図4に示すように、ブラケット26は、一例として、X方向から見た場合に鋼板を6箇所で略直角に屈曲した形状とされている。言い換えると、ブラケット26は、Z方向の下側に開口する2つの逆U字状の凸状部と、2つの凸状部の間でZ方向の上側に開口するU字状の溝部とを有する形状とされている。具体的には、ブラケット26は、外側壁26Aと、上壁26Bと、内側壁26Cと、底壁26Dと、内側壁26Eと、上壁26Fと、外側壁26Gとを有する。外側壁26A、上壁26B、内側壁26C、底壁26D、内側壁26E、上壁26F及び外側壁26Gは、それぞれX方向を長手方向とする矩形の板状とされている。
図7に示すように、位置決め部28は、一例として、ダボ66と、孔部62と、規制部52とを有する。
ダボ66は、Z方向を軸方向とする円柱状に形成されている。また、ダボ66のZ方向の下部は、ブラケット26の上壁26FをZ方向に貫通する図示しない貫通孔に圧入されている。ダボ66を上壁26Fに設けた状態において、上壁26Fの上面からダボ66の上端までの高さは、下側プレート44のZ方向の厚さに相当する高さよりも高い。
孔部62は、下側プレート44を貫通する円形の貫通孔の内壁部分で構成されている。また、孔部62の孔の直径は、ダボ66と係合しかつダボ66を中心として下側プレート44がX−Y面に沿って円弧状に回転移動(回動)可能となる大きさとされている。
規制部52は、下側プレート44のX方向の一方の端部からZ方向の下側に向けて板状に延びている。また、規制部52は、X方向から見た場合に、Y方向を長手方向としZ方向を短手方向とする略矩形状に形成されている。さらに、規制部52のZ方向の長さは、ブラケット26の上壁26B、26FのZ方向の厚さに相当する長さよりも長い。つまり、規制部52は、ブラケット26の端面29にX方向の一方側から接触して、取付部材24のダボ66を中心とする回転移動を規制するようになっている。このように、位置決め部28は、ブラケット26に取付部材24が載置された状態において、取付部材24のブラケット26に対する位置を決めるようになっている。
次に、第1実施形態の作用について説明する。なお、図1から図7までを参照して説明する。
次に、第2実施形態に係る建物の取付構造の一例について説明する。なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部材、部位には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。「基本的に同一」とは、一部の形状が異なりあるいは大きさが僅かに異なっていても、同様の機能を有する構成であれば同一の構成とみなすことを意味する。
取付部材82は、マス部32の下面にボルト38を用いて固定される上側プレート92と、上側プレート92よりもZ方向の下側に配置され、ゴム部34を介して上側プレート92と繋がった下側プレート94とを有する。
図9に示すブラケット84は、第1実施形態のブラケット26(図4参照)において、底壁26Dに被係合孔98が形成された構成とされている。ブラケット84の被係合孔98以外の構成については、ブラケット26と同様とされている。なお、第2実施形態における底壁26Dは、底部の一例である。
位置決め部86は、一例として、被係合孔98と、被係合孔98と係合する縦板部96とを有する。なお、被係合孔98及び縦板部96については、既述の通りであるため、ここでは説明を省略する。
次に、第2実施形態の作用について説明する。なお、図1、図8及び図9を参照して説明する。
12 小梁(梁の一例)
20 取付構造(建物のダンパー取付構造の一例)
22 ダンパー
24 取付部材
26 ブラケット
26D 底壁(底部の一例)
28 位置決め部(位置決め手段の一例)
32 マス部
34 ゴム部
52 規制部
56 第1取付孔
58 固定部材
62 孔部
64 第2取付孔
65 第2取付孔
66 ダボ(突出部の一例)
70 取付構造(建物のダンパー取付構造の一例)
73 位置決め部(位置決め手段の一例)
80 取付構造(建物のダンパー取付構造の一例)
82 取付部材
84 ブラケット
86 位置決め部(位置決め手段の一例)
96 縦板部(係合部の一例)
98 被係合孔
99 案内溝
Claims (4)
- マス部と該マス部を支持するゴム部とを有するダンパーと、
第1取付孔が形成され該第1取付孔とは異なる部位に前記ゴム部が固定された取付部材と、
梁に固定されるブラケットであって、前記取付部材が載置された状態で前記第1取付孔と連通する第2取付孔が形成され、前記第1取付孔及び前記第2取付孔に挿通された固定部材によって前記取付部材が固定されるブラケットと、
前記取付部材及び前記ブラケットに形成され又は設けられ、前記ブラケットに前記取付部材が載置された状態において、前記取付部材の前記ブラケットに対する位置を決める位置決め手段と、
を有する建物のダンパー取付構造。 - 前記位置決め手段は、
前記ブラケットの上面から上側に突出された突出部と、
前記取付部材に形成され前記突出部と係合する孔部と、
前記ブラケット又は前記取付部材と接触して前記取付部材の前記突出部を中心とする回転移動を規制する規制部と、
を有する請求項1に記載の建物のダンパー取付構造。 - 前記位置決め手段は、
前記ブラケットに形成された被係合孔と、
前記取付部材に形成され又は設けられ前記被係合孔と係合する係合部と、
を有する請求項1に記載の建物のダンパー取付構造。 - 前記ブラケットには、前記取付部材に対して離れる側に窪むと共に前記係合部を前記被係合孔に向けて案内する案内溝が形成され、
前記被係合孔は、前記案内溝の底部に形成されている請求項3に記載のダンパー取付構造。
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CN113757299B (zh) * | 2020-06-05 | 2023-06-13 | 英业达科技有限公司 | 承载组件 |
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