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JP2018163259A - 画像表示装置、虚像表示装置、移動体 - Google Patents

画像表示装置、虚像表示装置、移動体 Download PDF

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JP2018163259A JP2017060113A JP2017060113A JP2018163259A JP 2018163259 A JP2018163259 A JP 2018163259A JP 2017060113 A JP2017060113 A JP 2017060113A JP 2017060113 A JP2017060113 A JP 2017060113A JP 2018163259 A JP2018163259 A JP 2018163259A
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陽介 淺井
Yosuke Asai
陽介 淺井
圭司 杉山
Keiji Sugiyama
圭司 杉山
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Abstract

【課題】本開示の課題は、小型でありながら高品質の画像を表示することができる画像表示装置、虚像表示装置、及び移動体を提供することである。【解決手段】画像表示装置110は、光源装置20と液晶パネル30との間にあるフレネルレンズ41を備える。フレネルレンズ41は、液晶パネル30の中央から端に向かうにつれて、液晶パネル30への光の入射角が大きくなるように、光源装置20からの光を発散させる。フレネルレンズ41は、複数の溝4111を有し凹レンズとして作用するフレネルレンズを構成するフレネルレンズ面411と、フレネルレンズ面411とは反対側にある、フレネルレンズとして作用する条件を満たしてない面である非フレネルレンズ面412と、を有する。フレネルレンズ面411は、光源装置20に向けられ、非フレネルレンズ面412は、液晶パネル30に向けられる。【選択図】図4

Description

本開示は、一般に画像表示装置、虚像表示装置、及び移動体に関し、より詳細には、液晶パネル上に画像を表示する画像表示装置、当該画像表示装置を備える虚像表示装置、及び当該虚像表示装置を備える移動体に関する。
特許文献1は、光源ユニットを開示する。特許文献1の光源ユニットは、液晶パネルと、液晶パネルの背後に配置された照明装置とを備える。照明装置は、複数のLEDを二次元状に配列してなる面光源(光源装置)と、面光源からの光を略平行光に変換する集光手段と、光拡散手段とを備える。集光手段は、それぞれのLEDに対応する位置に設けられたフレネルレンズからなり、光拡散手段は、集光手段のフレネルレンズよりも口径の小さいフレネルレンズを、集光手段よりも高密度に配列してなる。
特開2007−87792号公報
本開示の課題は、小型でありながら高品質の画像を表示することができる画像表示装置、当該画像表示装置を備える虚像表示装置、及び当該虚像表示装置を備える移動体を提供することである。
本開示の一態様に係る画像表示装置は、光を放射する光源装置と、液晶パネルと、フレネルレンズと、を備える。前記液晶パネルは、表示面を有し、前記光源装置からの光を透過させて前記表示面に画像を形成するように構成される。前記フレネルレンズは、前記光源装置と前記液晶パネルとの間にあり、前記液晶パネルの中央から端に向かうにつれて、前記液晶パネルへの光の入射角が大きくなるように、前記光源装置からの光を発散させる。前記フレネルレンズは、フレネルレンズ面と、前記フレネルレンズ面とは反対側にある非フレネルレンズ面と、を有する。前記フレネルレンズ面は、複数の溝を有し凹レンズとして作用するフレネルレンズを構成する。前記非フレネルレンズ面は、フレネルレンズとして作用する条件を満たしてない面である。前記フレネルレンズ面は、前記光源装置に向けられ、前記非フレネルレンズ面は、前記液晶パネルに向けられる。
本開示の一態様に係る虚像表示装置は、上記画像表示装置と、前記画像表示装置の前記液晶パネルを透過した光により対象空間に前記画像に対応する虚像を投影する投影部と、を備える。
本開示の一態様に係る移動体は、上記虚像表示装置と、前記虚像表示装置の前記投影部からの光を反射する反射部材と、を備える。
本開示によれば、小型でありながら高品質の画像を表示することができる画像表示装置、当該画像表示装置を備える虚像表示装置、及び当該虚像表示装置を備える移動体を提供することができる。
図1は、一実施形態に係る画像表示装置を備える虚像表示装置を備える自動車の概念図である。 図2は、同上の虚像表示装置を用いた場合のユーザの視野を示す概念図である。 図3は、同上の虚像表示装置の動作を説明するための概念図である。 図4は、同上の画像表示装置の分解斜視図である。 図5は、同上の虚像表示装置の光路を幾何学的に示す模式図である。 図6は、同上の変形例の画像表示装置の概略図である。
1.実施形態
1.1 概要
本実施形態に係る画像表示装置110を備える虚像表示装置10は、図1に示すように、例えば、移動体としての自動車100に用いられるヘッドアップディスプレイ(HUD:Head-Up Display)である。
この虚像表示装置10は、自動車100のウインドシールド101に下方から画像を投影するように、自動車100の車室内に設置されている。図1の例では、ウインドシールド101の下方のダッシュボード102内に、虚像表示装置10が配置されている。虚像表示装置10からウインドシールド101に画像が投影されると、反射部材としてのウインドシールド101で反射された画像がユーザ200(運転者)に視認される。
虚像表示装置10によれば、ユーザ200は、自動車100の前方(車外)に設定された対象空間400に投影された虚像300を、ウインドシールド101越しに視認する。ここでいう「虚像」は、虚像表示装置10から出射される光がウインドシールド101等の反射物にて発散するとき、その発散光線によって、実際に物体があるように結ばれる像を意味する。そのため、自動車100を運転しているユーザ200は、図2に示すように、自動車100の前方に広がる実空間に重ねて、虚像表示装置10にて投影される虚像300を見ることができる。したがって、虚像表示装置10によれば、例えば、車速情報、ナビゲーション情報、歩行者情報、前方車両情報、車線逸脱情報、及び車両コンディション情報等の、種々の運転支援情報を、虚像300として表示し、ユーザ200に視認させることができる。図2では、虚像300は、車速情報であり、一例として「53km/h」という情報を表示している。これにより、ユーザ200は、ウインドシールド101の前方に視線を向けた状態から僅かな視線移動だけで、運転支援情報を視覚的に取得することができる。
虚像表示装置10では、対象空間400に形成される虚像300は、虚像表示装置10の光軸500に交差する仮想面501上に形成される。本実施形態では、光軸500は、自動車100の前方の対象空間400において、自動車100の前方の路面600に沿っている。そして、虚像300が形成される仮想面501は、路面600に対して略垂直である。例えば、路面600が水平面である場合には、虚像300は鉛直面に沿って表示されることになる。
1.2 構成
虚像表示装置10は、図3に示すように、画像表示装置110と、投影部120と、制御部130と、を備える。
画像表示装置110は、対象空間400に虚像300として投影される画像を表示するために用いられる。画像表示装置110は、図4に示すように、光源装置20と、液晶パネル30と、光学系40と、拡散部材50と、を備える。画像表示装置110において、各部材の方向は、必要に応じて、図4に示すx、y、z方向に関連付けて説明する。
図5は、液晶パネル30から投影部120及びウインドシールド101を介してユーザ200が虚像300を欠けることなく視認可能な領域であるアイボックス700までの光路を幾何学的に示す模式図である。ヘッドアップディスプレイである虚像表示装置10により虚像300を表示するには、幾何学上、液晶パネル30が出射する光は、中央に比べて端部の出射角が大きいことが好ましい。換言すれば、液晶パネル30の表示面に対する光の進行方向の角度が端部に比べて中央で大きくなることが好ましい(β1>β2)。このような出射光の配向とするために、本実施形態では、フレネルレンズ41(図4参照)を用いているが、一般にフレネルレンズは周期的な構造を有していることから、液晶パネル30の画像にモアレが発生する可能性がある。また、フレネルレンズ41の溝4111(図4参照)の影が画像に写ってしまう可能性がある。これらは、画質の悪化の原因になり得る。本実施形態の虚像表示装置10によれば、フレネルレンズ41の溝4111の影の影響を低減しつつ、小型な虚像表示装置10を実現できる。
光源装置20は、液晶パネル30のバックライトとして用いられる面光源である。光源装置20は、サイドライト方式の光源装置である。光源装置20は、図4に示すように、光源部21と、導光板22と、反射板23と、を備える。光源部21は、所定方向に並ぶ複数の光源を有する。光源としては、発光ダイオードやレーザダイオード等の固体発光素子が用いられる。導光板22は、光源部21からの光を液晶パネル30に導くために用いられる。導光板22は、長方形の板状であり、光透過性を有する材料(例えば、ガラスや樹脂)で形成されている。導光板22の長さ方向(x方向)の一面(側面)は、平坦であり、光源部21からの光が入射する受光面221となる。導光板22の厚み方向(z方向)の一面(前面)は、平坦であり、受光面221と交差し受光面221からの光を液晶パネル30に向けて出射させる発光面222となる。本実施形態において、受光面221と発光面222とは互いに直交している。導光板22の厚み方向(z方向)の他面(後面)は、導光板22が長さ方向の一面(受光面221)から他面に向かって薄くなるように傾斜した傾斜面223となっている。反射板23は、導光板22の傾斜面223上に形成される。反射板23は、導光板22内を進行する光を発光面222側へ反射するために設けられる。なお、反射板23は、少なくとも、傾斜面223において、光源部21からの光を反射させる必要がある領域を覆っていればよい。反射板23は、光源部21からの光の利用効率を高めるために設けられる。光源装置20において、受光面221から導光板22内に入射した光は、発光面222での全反射と反射板23での反射とを繰り返し、発光面222での全反射の条件が成立しなくなった際に、導光板22の発光面222から外方へ出射される。このようにして、光源装置20は、導光板22の発光面222から光を放射する。
液晶パネル30は、全体として矩形の板状である。特に、液晶パネル30は、前面に、表示面31を有する。表示面31は、互いに直交する第1方向(y方向)と第2方向(x方向)とを含む。表示面31は、第1方向(y方向)の寸法が第2方向(x方向)の寸法より小さい長方形である。つまり、第1方向は、表示面31の横方向であり、第2方向は、表示面31の縦方向である。液晶パネル30は、液晶パネル30の後側に配置される光源装置20からの光を選択的に透過させることで、表示面31に画像を形成する。本実施形態において、液晶パネル30は、光源装置20からの光のうち第1方向(y方向)の成分を透過させて表示面31に画像を形成するように構成される。光源装置20からの光のうちの第1方向(y方向)の成分は、表示面31に直交し第2方向(x方向)に平行する入射面(図4のxz平面、以下、必要に応じて「基準入射面」という)においてs成分である。つまり、液晶パネル30は、基準入射面においては、s成分の光のみを透過させる。このような液晶パネル30は、一般に、液晶層、液晶層を挟む一対の配向膜、液晶層に電圧を印加するための一対の透明電極、各画素の色を規定するカラーフィルタ、及び、基準入射面におけるs成分のみを透過させる偏光板などを備える。このような液晶パネル30の構造は周知のものでよいから、詳細な説明は省略する。
光学系40と、拡散部材50とは、図4に示すように、光源装置20と液晶パネル30との間に配置される。ここで、光学系40は、光源装置20と液晶パネル30との間に配置される。拡散部材50は、光学系40と液晶パネル30との間に配置される。つまり、光学系40は、光学系40と拡散部材50とのうち、光源装置20に最も近く、拡散部材50は、光学系40と拡散部材50とのうち、液晶パネル30に最も近い。
光学系40は、液晶パネル30の表示面31に平行し第1方向(y方向)と交差する第3方向において光源装置20からの光を発散させるために用いられる。本実施形態において、第3方向は、光源装置20の導光板22の長さ方向と平行な方向(x方向)である。したがって、第3方向は、第2方向と平行し、第1方向とは直交する。そのため、光の第1方向(y方向)の成分は、表示面31に直交し、第3方向に平行する入射面(xz平面)においてs成分である。
光学系40は、フレネルレンズ41と、プリズムシート42と、を備える。
フレネルレンズ41は、長方形の板状であり、光透過性を有する材料(例えば、ガラスや樹脂)で形成されている。フレネルレンズ41は、光源装置20の発光面222に対向するように配置される。フレネルレンズ41は、第3方向(x方向)において光源装置20からの光を発散させるための発散レンズとして機能する。フレネルレンズ41の厚み方向(z方向)の第1面は、フレネルレンズ面411である。フレネルレンズ面411は、複数の溝4111を有し、凹レンズとして作用するフレネルレンズ(凹フレネルレンズ)を構成する。フレネルレンズ面411は、少なくとも、フレネルレンズ41の幅方向(y方向)に直交する断面において、凹レンズとして作用すればよい。なお、フレネルレンズとしては、中心を共有する複数の円形状の溝を有するフレネルレンズ(サーキュラーフレネルレンズ)と、平行に並ぶ複数の直線状の溝を有するフレネルレンズ(リニアフレネルレンズ)とが挙げられる。フレネルレンズ41の厚み方向(z方向)の第2面は、フレネルレンズ面411とは反対側にある、非フレネルレンズ面412である。非フレネルレンズ面412は、フレネルレンズとして作用する条件を満たしてない面である。例えば、非フレネルレンズ面412は、平面及び曲面(凸面及び凹面)等の溝のない面(周期的な構造を有していない面)である。本実施形態では、非フレネルレンズ面412は、平面である。このように、フレネルレンズ41は、片面だけが、鋸刃形状となっている。フレネルレンズ41では、フレネルレンズ面411は、光源装置20に向けられ、非フレネルレンズ面412は、液晶パネル30に向けられる。したがって、フレネルレンズ41は、フレネルレンズ41の長さ方向(x方向)において、光源装置20からの光を発散させる。つまり、フレネルレンズ41では、フレネルレンズ41の光軸P41から離れるにつれて、フレネルレンズ41を透過する光の方向とフレネルレンズ41の光軸P41との角度が大きくなるように、光源装置20からの光を発散させる。これによって、フレネルレンズ41は、液晶パネル30の中央から端に向かうにつれて、液晶パネル30への光の入射角が大きくなるように、光源装置20からの光を発散させる。本実施形態のフレネルレンズ41は、光源装置20の複数の光源それぞれに対応する複数のフレネルレンズを備えるレンズアレイではなく、複数の光源を備える光源装置20を一つの光源として、この光源装置20からの光を発散させる単一のレンズである。
プリズムシート42は、長方形の板状であり、光透過性を有する材料(例えば、ガラスや樹脂)で形成されている。プリズムシート42は、フレネルレンズ41と光源装置20の発光面222との間に配置される。プリズムシート42は、光源装置20の発光面222からの光をフレネルレンズ41に向けるための偏向機能を有する光学素子として機能する。プリズムシート42の厚み方向(z方向)の第1面421は、プリズム面であり、第2面422は、平坦な面である。第1面421は、光源装置20に向けられ、第2面422は、フレネルレンズ41に向けられる。第1面421では、プリズムシート42の幅方向(y方向)に延びる複数のプリズムがプリズムシート42の長さ方向(x方向)に並んでいる。複数のプリズムそれぞれは、三角柱状であり、その先端角度は例えば50°〜70°である。なお、本実施形態では、先端角度は60°としている。
拡散部材50は、光学系40からの光を拡散させる。拡散部材50は、長方形の板状(シート状)である。拡散部材50は、液晶パネル30の画像にモアレが発生することを抑制するために設けられる。拡散部材50は、表示面31の明るさを均一にする効果も発揮する。つまり、拡散部材50によれば、液晶パネル30の表示面31での光の均斉度を改善できるという効果も期待できる。
投影部120は、画像表示装置110の液晶パネル30を透過した光により、対象空間400(図1参照)に画像(液晶パネル30の表示面31に形成される画像)に対応する虚像300(図1参照)を投影する。投影部120は、図3に示すように、第1ミラー121と、第2ミラー122と、を備える。第1ミラー121は、画像表示装置110の液晶パネル30を透過した光を第2ミラー122に向けて反射する。第2ミラー122は、第1ミラー121からの光を、ウインドシールド101(図1参照)に向けて反射する。すなわち、投影部120は、画像表示装置110の液晶パネル30の表示面31に形成される画像を、ウインドシールド101に投影することで、対象空間400に虚像300を投影する。
制御部130は、画像表示装置110の光源装置20及び液晶パネル30を制御するように構成される。制御部130は、与えられた画像信号に基づいて、液晶パネル30及び光源装置20を制御することで、液晶パネル30の表示面31に画像を形成する。制御部130は、従来周知の液晶ディスプレイの制御回路により構成され得る。
1.3 効果
以上述べた本実施形態の画像表示装置110は、光源装置20と液晶パネル30との間にフレネルレンズ41を備えている。このフレネルレンズ41は、液晶パネル30の中央から端に向かうにつれて、液晶パネル30への光の入射角が大きくなるように、光源装置20からの光を発散させる。そのため、球面レンズやシリンドリカルレンズを用いる場合に比べれば、薄型化を図りながらも光源装置20からの光を発散させることができる。さらに、フレネルレンズ41は、フレネルレンズ面411が光源装置20を向き、非フレネルレンズ面412が液晶パネル30を向くように、光源装置20と液晶パネル30との間に配置されている。これによって、フレネルレンズ面411を液晶パネル30の表示面31から遠ざけることができる。そのため、モアレの発生を抑制でき、また、フレネルレンズ面411の溝4111の写り込みも抑制できる。このように、画像表示装置110によれば、薄型化を図りながらも光源装置20からの光を発散させることができ、しかも、画質を向上できる。つまり、画像表示装置110によれば、小型でありながら高品質の画像を表示することができる。
また、画像表示装置110は、さらに、フレネルレンズ41と液晶パネル30との間に拡散部材50を備えており、この拡散部材50がフレネルレンズ41からの光を拡散させる。そのため、画像でのモアレの発生を抑制でき、また、フレネルレンズ面411の溝4111の影の画像への写り込みも抑制できる。よって、表示面31に形成される画像の画質を向上できる。
ここで、拡散部材50のヘイズが大きいほど、画像でのモアレの発生を抑制でき、また、フレネルレンズ面411の溝4111の影の画像への写り込みも抑制できる。一方で、拡散部材50のヘイズが大きすぎると、画像表示装置110の液晶パネル30と透過する光の指向性が悪化し、虚像の表示に影響がでる場合がある。したがって、拡散部材50のヘイズは、可能な限り小さいほうが好ましい。
また、フレネルレンズ41の厚みが大きいほど、フレネルレンズ面411が液晶パネル30から遠ざかる。そのため、画像へのモアレの発生を抑制でき、また、フレネルレンズ面411の溝4111の影の画像への写り込みも抑制できる。一方で、フレネルレンズ41の厚みが大きくなりすぎると、フレネルレンズ41と透過する光の量が減るため、光の利用効率が低下する場合があり、画像表示装置110の大型化にもつながる。
また、フレネルレンズ41の溝4111の間隔(ピッチ)が小さいほど、画像へのモアレの発生を抑制でき、また、フレネルレンズ面411の溝4111の影の画像への写り込みも抑制できる。一方で、フレネルレンズ41の溝4111間の間隔(ピッチ)が小さくなると、フレネルレンズ41の作製の難易度が上がるため、フレネルレンズ41の溝4111間の間隔(ピッチ)を小さくするにも、限界がある。
これらの点を考慮すれば、拡散部材50のヘイズをH、フレネルレンズ41の厚みをd(図4参照)、フレネルレンズ41の溝4111のピッチをp(図4参照)とすると、画像表示装置110は、H・d/p>0.1という関係式を満たすことが好ましい。以下に、H、d、pの組み合わせの一例を表1に示す。下記表1の判定において、「good」は画像へのモアレの発生を確認できず、フレネルレンズ面411の溝4111の影の画像への写り込みも確認できなかったことを示す。「average」は、画像へのモアレの発生や、フレネルレンズ面411の溝4111の影の画像への写り込みがあるものの、画質に影響がない程度であることを示す。
Figure 2018163259
さらに、Hd/p>0.1という関係式を満たした上で、Hは、0.7以下であることが好ましい。Hの値が0.7を上回ると、透過光量が減少し、画像表示装置110の輝度が低下する。pは0.1〜1.0の範囲内であることが好ましい。pの値が0.1未満の場合、フレネルレンズの溝による回折の影響が大きくなり、画質が低下する。他方、pの値が1.0を上回るとフレネルレンズの溝の影が表示画像により視認されてしまう。dは0.1〜10.0の範囲内であることが好ましい。dの値が0.1未満の場合、十分なレンズ効果を奏することができなくる。他方、dの値が10.0を上回ると、画像表示装置110が大型化してしまう。
また、画像表示装置110では、光源装置20は、導光板22を有する。導光板22は、光源部21からの光が入射する受光面221と、受光面221と交差し受光面221からの光を液晶パネル30に向けて出射させる発光面222と、を有する。この場合には、光源装置20を薄型化でき、画像表示装置110全体として、薄型化を図ることができる。
また、虚像表示装置10は、図3に示すように、画像表示装置110と、画像表示装置110の液晶パネル30を透過した光により対象空間400に画像に対応する虚像300を投影する投影部120と、を備える。ここで、画像表示装置110によれば、小型でありながら高品質の画像を表示することができる。よって、虚像表示装置10全体としても小型化を図ることができる。
また、自動車(移動体)100は、図1に示すように、虚像表示装置10と、虚像表示装置10の投影部120からの光を反射する反射部材101と、を備える。ここで、画像表示装置110によれば、小型でありながら高品質の画像を表示することができる。これによって、虚像表示装置10全体としても小型化を図ることができるから、虚像表示装置10を配置するためのスペースを確保しやすくなる。
2.変形例
本開示の実施形態は、上記実施形態に限定されない。上記実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下に、上記実施形態の変形例を列挙する。
図6は、変形例の画像表示装置110Aを示す。画像表示装置110Aは、光源装置20Aと、液晶パネル30と、光学系40と、拡散部材50と、を備える。光源装置20Aは、光源部21Aと、レンズ24と、を備える。光源部21Aは、マトリクス状に並ぶ複数の光源210を有する面光源である。光源210としては、発光ダイオードやレーザダイオード等の固体発光素子が用いられる。レンズ24は、光源部21Aの光軸上に配置され、光源部21Aからの光を液晶パネル30に集光するために用いられる。このような画像表示装置110Aにおいても、画像表示装置110と同様に、小型でありながら高品質の画像を表示することができる。
また、液晶パネル30において、必ずしも、第1方向の成分は、表示面31に直交し第3方向に平行する入射面においてs成分でなくてもよい。また、液晶パネル30は、第1方向の寸法が第2方向の寸法よりも大きい長方形であってよく、正方形であってもよい。
また、光学系40は、光源装置20からフレネルレンズ41への光の入射量が許容範囲であれば、プリズムシート42を備えている必要はない。また、光学系40は、フレネルレンズ41と光源装置20との間に別の1以上のフレネルレンズを備えていてもよい。
上記実施形態において、フレネルレンズ41の非フレネルレンズ面412は、平面である。非フレネルレンズ面412は、凸面又は凹面であってもよい。非フレネルレンズ面412の形状により、フレネルレンズ41全体として光の発散の度合いを調整できる。
また、投影部120及び制御部130の構成は、特に限定されず、従来周知の構成を採用できる。
また、虚像表示装置10は、自動車100の進行方向の前方に設定された対象空間400に虚像300を投影する構成に限らず、例えば、自動車100の進行方向の側方、後方、又は上方等に虚像300を投影してもよい。また、投影部120は、中間像を形成するためのリレー光学系を含んでいてもよいし、リレー光学系を含んでいなくてもよい。
また、虚像表示装置10は、自動車100に用いられるヘッドアップディスプレイに限らず、例えば、二輪車、電車、航空機、建設機械、及び船舶等、自動車100以外の移動体にも適用可能である。さらに、虚像表示装置10は、移動体に限らず、例えば、アミューズメント施設で用いられてもよい。また、虚像表示装置10は、ヘッドマウントディスプレイ(HMD:Head Mounted Display)等のウェアラブル端末、医療設備、据置型の装置、又は、カメラの電子ファインダとして用いられてもよい。
3.態様
上記実施形態及び変形例から明らかなように、第1の態様の画像表示装置(110;110A)は、光を放射する光源装置(20;20A)と、液晶パネル(30)と、フレネルレンズ(41)と、を備える。前記液晶パネル(30)は、表示面(31)を有し、前記光源装置(20;20A)からの光を透過させて前記表示面(31)に画像を形成するように構成される。前記フレネルレンズ(41)は、前記光源装置(20;20A)と前記液晶パネル(30)との間にあり、前記液晶パネル(30)の中央から端に向かうにつれて、前記液晶パネル(30)への光の入射角が大きくなるように、前記光源装置(20;20A)からの光を発散させる。前記フレネルレンズ(41)は、フレネルレンズ面(411)と、前記フレネルレンズ面(411)とは反対側にある非フレネルレンズ面(412)と、を有する。前記フレネルレンズ面(411)は、複数の溝(4111)を有し凹レンズとして作用するフレネルレンズを構成する。前記非フレネルレンズ面(412)は、フレネルレンズとして作用する条件を満たしてない面である。前記フレネルレンズ面(411)は、前記光源装置(20;20A)に向けられ、前記非フレネルレンズ面(412)は、前記液晶パネル(30)に向けられる。第1の態様によれば、小型でありながら高品質の画像を表示することができる。
第2の態様の画像表示装置(110;110A)は、第1の態様との組み合わせにより実現され得る。第2の態様では、前記画像表示装置(110;110A)は、前記フレネルレンズ(41)と前記液晶パネル(30)との間にあり、前記フレネルレンズ(41)からの光を拡散させる拡散部材(50)をさらに備える。第2の態様によれば、小型でありながら高品質の画像を表示することができる。
第3の態様の画像表示装置(110;110A)は、第2の態様との組み合わせにより実現され得る。第3の態様では、前記拡散部材(50)のヘイズをH、前記フレネルレンズ(41)の厚みをd、前記フレネルレンズ(41)の複数の溝(4111)の間隔をpとすると、Hd/p>0.1を満たす。第3の態様によれば、小型でありながら高品質の画像を表示することができる。
第4の態様の画像表示装置(110)は、第1〜第3の態様のいずれか一つとの組み合わせにより実現され得る。第4の態様では、前記光源装置(20)は、導光板(22)を有する。前記導光板(22)は、光源部(21)からの光が入射する受光面(221)と、前記受光面(221)と交差し前記受光面(221)からの光を前記液晶パネル(30)に向けて出射させる発光面(222)と、を有する。第4の態様によれば、画像表示装置(110)全体の薄型化を図ることができる。
第5の態様の虚像表示装置(10)は、第1〜第4の態様のいずれか一つの画像表示装置(110;110A)と、投影部(120)と、を備える。前記投影部(120)は、前記画像表示装置(110;110A)の前記液晶パネル(30)を透過した光により対象空間(400)に前記画像に対応する虚像(300)を投影するように構成される。第5の態様によれば、小型でありながら高品質の画像を表示することができる。
第6の態様の移動体(100)は、第5の態様の虚像表示装置(10)と、前記虚像表示装置(10)の前記投影部(120)からの光を反射する反射部材(101)と、を備える。第6の態様によれば、小型でありながら高品質の画像を表示することができる。
100 移動体
101 ウインドシールド(反射部材)
10 虚像表示装置
110,110A 画像表示装置
120 投影部
20,20A 光源装置
21,21A 光源部
22 導光板
221 受光面
222 発光面
30 液晶パネル
31 表示面
41 フレネルレンズ
411 フレネルレンズ面
4111 溝
412 非フレネルレンズ面
50 拡散部材
300 虚像
400 対象空間

Claims (6)

  1. 光を放射する光源装置と、
    表示面を有し、前記光源装置からの光を透過させて前記表示面に画像を形成する液晶パネルと、
    前記光源装置と前記液晶パネルとの間にあり、前記液晶パネルの中央から端に向かうにつれて、前記液晶パネルへの光の入射角が大きくなるように、前記光源装置からの光を発散させるフレネルレンズと、
    を備え、
    前記フレネルレンズは、
    複数の溝を有し凹レンズとして作用するフレネルレンズを構成するフレネルレンズ面と、
    前記フレネルレンズ面とは反対側にある、フレネルレンズとして作用する条件を満たしてない面である非フレネルレンズ面と、
    を有し、
    前記フレネルレンズ面は、前記光源装置に向けられ、
    前記非フレネルレンズ面は、前記液晶パネルに向けられる、
    画像表示装置。
  2. 前記フレネルレンズと前記液晶パネルとの間にあり、前記フレネルレンズからの光を拡散させる拡散部材をさらに備える、
    請求項1の画像表示装置。
  3. 前記拡散部材のヘイズをH、前記フレネルレンズの厚みをd、前記フレネルレンズの複数の溝の間隔をpとすると、
    H・d/p>0.1
    を満たす、
    請求項2の画像表示装置。
  4. 前記光源装置は、導光板を有し、
    前記導光板は、光源部からの光が入射する受光面と、前記受光面と交差し前記受光面からの光を前記液晶パネルに向けて出射させる発光面と、を有する、
    請求項1〜3のいずれか一つの画像表示装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つの画像表示装置と、
    前記画像表示装置の前記液晶パネルを透過した光により対象空間に前記画像に対応する虚像を投影する投影部と、
    を備える、
    虚像表示装置。
  6. 請求項5の虚像表示装置と、
    前記虚像表示装置の前記投影部からの光を反射する反射部材と、
    を備える、
    移動体。
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