JP2018159246A - 便器装置 - Google Patents
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Abstract
Description
この種の水洗大便器においては、大便が最も付着しやすいボウル部の後端部を第2吐水口から吐水される洗浄水により洗浄することができる。
ボウル部の前端に辿り着けない、あるいは、辿り着いても水勢が弱く前端を旋回しきれない場合、即ち、旋回性が低下する場合、ボウル部の前方側における洗浄性が低下する懸念がある。
まず、図1及び図2により本発明の一実施形態による水洗大便器の構成について説明する。図1は本発明の一実施形態による水洗大便器の便器本体の中央側面断面図であり、図2は本発明の一実施形態による水洗大便器の便器本体の平面図である。
なお、図1及び図2に示す本実施形態の水洗大便器1においては、便器本体2の上面に便座及び便蓋が設けられていると共に、その後方側には、使用者の局部を洗浄する衛生洗浄部や便器本体2への給水機能に関与する給水系機能部等の機能部等が設けられているが、これらについては図示せず、説明を省略する。
さらに、図1に示すように、便器本体2は、ボウル部10の下方に入口部12aが接続されて、ボウル部10内の汚物を排出する排水路である排水トラップ管路12を備えている。
ここで、図1及び図2に示す本発明の第1実施形態による水洗大便器1においては、便器本体2のボウル部10の平面視における水平左右方向の中心軸線を「X」で示し、水平前後方向の中心軸線を「Y」で示し、ボウル部10の中心Oを通る鉛直方向の中心軸線「Z」で示している。
また、図2に示すように、水洗大便器1の前後左右の方向については、「前」、「後」、「左」、「右」でそれぞれ示している。
そして、図1及び図2に示すように、水洗大便器1のボウル部10における中心O、水平左右方向の中心軸線X、及び鉛直方向の中心軸線Zに対して、前方側、後方側のそれぞれの領域について、「前方側領域F」、「後方側領域B」とそれぞれ定義している。
さらに、図2に示すように、水洗大便器1のボウル部10における中心O、水平前後方向の中心軸線Yに対して、前方から見て左側、右側のそれぞれの領域について、「左側領域L」、「右側領域R」とそれぞれ定義している。
また、リム吐水口14の上流側のリム通水路(図示せず)は、上流側が、導水管(図示せず)等を介して洗浄水源である水道(図示せず)等に接続されている。
さらに、ボウル部10の棚部6は、リム吐水口14から下流側に周方向に形成されており、リム吐水口14から後方に向けて吐水(リム吐水)された洗浄水が、棚部6上に沿って周方向に導かれるようになっている。
なお、本実施形態による水洗大便器1においては、リム吐水口14によるリム吐水について水道の給水圧力を利用して行い、ジェット吐水口16によるジェット吐水について加圧ポンプ(図示せず)を制御することにより貯水タンク(図示せず)内の洗浄水を供給する、いわゆる、ハイブリット式の水洗大便器の形態について説明するが、このような形態に限られず、他の形態についても適用可能である。また、ジェット吐水口16によるジェット吐水について省略した形態であってもよい。
まず、図4は、図2のA1−A1線に沿った断面図(A1−A1断面図)であり、図5は、図2のA2−A2線に沿った断面図(A2−A2断面図)である。
つぎに、図6は、図2のB1−B1線に沿った断面図(B1−B1断面図)であり、図7は、図2のB2−B2線に沿った断面図(B2−B2断面図)である。
また、図8は、図2のC1−C1線に沿った断面図(C1−C1断面図)であり、図9は、図2のC2−C2線に沿った断面図(C2−C2断面図)である。
さらに、図10は、図2のD−D線に沿った断面図(D−D断面図)である。
ここで、本実施形態において、図6に示すB1−B1断面図及び図8に示すC1−C1断面図のそれぞれについては、図2に示す平面視の便器本体2におけるA1−A1線に沿った断面からボウル部10の中心Oを中心に周方向左回りに30°及び60°それぞれずらしたボウル部10の後方側領域Bの部分断面図である。
また、図7に示すB2−B2断面図、図9に示すC2−C2断面図、及び図10に示すD−D断面図のそれぞれについては、図2に示す平面視の便器本体2におけるA2−A2線に沿った断面からボウル部10の中心Oを中心に周方向右回りに30°、60°、及び90°それぞれずらしたボウル部10の後方側領域Bの部分断面図である。
同様に、図7及び図8に示すように、ボウル部10の中心Oに対して左右対称の位置における棚部6の傾斜面6aの傾斜角度γ1,γ2では、ボウル部10の側方側領域の内のリム吐水口14が形成されている一方側の領域の棚部6の傾斜面6aの傾斜角度γ1の方が、リム吐水口14が形成されていない他方側の領域(便器本体2を前方から見て左側領域L)の棚部6の傾斜面6aの傾斜角度γ2よりも大きくなるように設定されている(γ1>γ2)。
同様に、図5及び図6に示すように、ボウル部10の中心Oに対して左右対称の位置における外側連結部18の各曲面S1,S2の各曲率半径s1,s2においては、ボウル部10の側方側領域の内のリム吐水口14が形成されている一方側の領域(便器本体2を前方から見て右側領域R)の曲率半径s1の方が、リム吐水口14が形成されていない他方側の領域(便器本体2を前方から見て左側領域L)の曲率半径s2よりも大きくなるように設定されている(s1>s2)。
また、同様に、図7及び図6に示すように、ボウル部10の中心Oに対して左右対称の位置における外側連結部18の各曲面T1,T2の各曲率半径t1,t2においては、ボウル部10の側方側領域の内のリム吐水口14が形成されている一方側の領域(便器本体2を前方から見て右側領域R)の曲率半径t1の方が、リム吐水口14が形成されていない他方側の領域(便器本体2を前方から見て左側領域L)の曲率半径t2よりも大きくなるように設定されている(t1>t2)。
この際、図3〜図9に示すように、棚部6の幅a1,a2,b1,b2,c1,c2,dが、ボウル部10の後方から側方につれて大きくなるように設定されている(a1>b1>c1≧d、a2>b2>c2>d)ため、リム吐水口14から後方に吐水された洗浄水は、ボウル部10の後方の棚部6に差し掛かると、幅が比較的小さい棚部6からボウル部10内の後方側領域Bにスムーズに流れ込むことができる。また、ボウル部10の側方の棚部6に差し掛かると、幅が後方よりも大きいため、洗浄水が棚部6から落ちにくく棚部6上に沿ってより前方へ向かいやすくなる。
したがって、汚物が付着し易いボウル部10内の後方側領域Bについて、洗浄性を高めつつ、旋回性が低下することを抑制することができる。
したがって、汚物が付着し易いとボウル部10内の後方側領域Bについて、より洗浄性を高めつつ、旋回性が低下することをさらに抑制することができる。
したがって、汚物が付着し易いボウル部内の後方側領域Bについて、より洗浄性を高めつつ、旋回性が低下することをさらに抑制することができる。
したがって、汚物が付着し易いボウル部内の後方側領域Bについて、より洗浄性を高めつつ、旋回性が低下することをさらに抑制することができる。
したがって、汚物が付着し易いボウル部10内の後方側領域について、より洗浄性を高めつつ、旋回性が低下することをさらに抑制することができる。
2 便器本体
4 汚物受け面
4a 汚物受け面の上縁部
6 棚部
6a 棚部の傾斜面
6b 棚部の外縁部
6c 棚部の内縁部
8 リム部
8a リム部の下端部
10 ボウル部
12 排水トラップ管路
12a 入口部
14 リム吐水口
16 ジェット吐水口
18 外側連結部
20 内側連結部
X ボウル部の水平左右方向の中心軸線
Y ボウル部の水平前後方向の中心軸線
Z ボウル部の中心を通る鉛直方向の中心軸線
B ボウル部の後方側領域
F ボウル部の前方側領域
L ボウル部の左側領域
O ボウル部の中心
R ボウル部の右側領域
Claims (5)
- 洗浄水源から供給される洗浄水によって洗浄されて汚物を排出する水洗大便器であって、
ボウル形状の汚物受け面と、この汚物受け面の上縁部に形成されるリム部と、を備えたボウル部と、
このボウル部の下方に接続されて汚物を排出する排水路と、
上記リム部に設けられて上記ボウル部内に洗浄水を吐水して旋回流を形成するリム吐水部と、を有し、
上記ボウル部は、さらに、上記汚物受け面の上縁部と上記リム部の下端部との間に上記リム吐水部から周方向に形成され且つ上記リム吐水部から吐水された洗浄水を周方向に導く棚部を備えており、
上記リム吐水部は、上記ボウル部の後方側領域の左右いずれかの上記リム部に設けられて洗浄水を上記ボウル部内の後端を経由した後に上記ボウル部の前方側領域へ向かうよう吐水するリム吐水口を形成し、
上記棚部の幅は、上記ボウル部の後方から側方につれて大きくなるように設定されている水洗大便器。 - 上記ボウル部は、さらに、上記リム部の下端部と上記棚部の外縁部との間を曲面にて連結する外側連結部を備えており、この外側連結部の曲面の上下方向の曲率半径は、上記ボウル部の後方から側方につれて小さくなるように設定されている請求項1記載の水洗大便器。
- 上記ボウル部の中心に対して左右対称の位置における上記外側連結部の曲面の上下方向の曲率半径は、上記ボウル部の側方側領域の内の上記リム吐水口が形成されている一方側の領域の方が、上記リム吐水口が形成されていない他方側の領域よりも大きくなるように設定されている請求項2記載の水洗大便器。
- 上記ボウル部は、さらに、上記棚部の内縁部と上記汚物受け面の上縁部との間を曲面にて連結する内側連結部を備えており、この内側連結部の曲面の上下方向の曲率半径は、上記ボウル部の後方から側方につれて小さくなるように設定されている請求項1乃至3の何れか1項に記載の水洗大便器。
- 上記棚部は、上記ボウル部内の外側から内側に向かって下り傾斜する傾斜面を備えており、この傾斜面の傾斜角度は、上記ボウル部の後方から側方に位置するにつれて小さくなるように設定されている請求項1乃至4の何れか1項に記載の水洗大便器。
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