JP2018153729A - 水処理剤、水処理方法及び水処理装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明に用いる無機凝集剤は特に限定されず、浄水処理に通常使用される無機凝集剤を使用することができる。具体的には、鉄系凝集剤とアルミニウム系凝集剤のいずれか一方又は両方を使用可能であり、より具体的には、硫酸バンド、ポリ塩化アルミニウム(PAC)、塩化アルミニウム、ポリ硫酸第二鉄(ポリ鉄)、塩化第二鉄及びこれらの混合物からなる群より選択されるいずれか1種以上を用いることができる。
本発明の水処理剤はポリカルボン酸系重合体を含むものであって、好ましくはポリカルボン酸系重合体を主成分(50質量%)とするが、ポリカルボン酸系重合体の含有量は70質量%以上が好ましく、より好ましくは90質量%以上であり、実質的にポリカルボン酸系重合体からなる水処理剤が最も好ましい。
(ブランクの滴定量[ml]−サンプルの滴定量[ml])×1/2×PVSK溶液の力価
本発明が適用できる浄水処理設備(浄水処理装置)は特に限定されず、実用化されている通常の設備を全て採用することが可能であり、例えば横流式沈殿設備を有する浄水施設、高速凝集沈殿装置を有する浄水設備が挙げられる。
本発明で処理する被処理水1は特に限定されず、工場排水、家庭排水、海水などの処理も可能ではあるが、特に適しているのは河川水、湖沼水、貯水地水、雨水、伏流水、地下水、井水である。これらの被処理水1(原水)を水源から直接、または着水井16や図示していない生物処理設備のような前処理部を介して凝集混和池21に供給する。
図3は実験装置101を示しており、図2の装置15と対応する部材には同じ符号を付して説明を省略する。この実験装置101の原水槽に105に、濁度10度の被処理水(原水槽に袖ヶ浦市水および和光純薬株式会社製の試薬カオリンを添加して調製・適宜補充)を1L/分の速度で通水し、無機凝集剤12として上記のポリ塩化アルミニウム(以下PACと略す)を凝集混和槽(図2の凝集混和池21に相当)の第1槽に注入し、凝集混和槽21の第1槽、第2槽、第3槽それぞれでインペラ回転数200rpmの撹拌による凝集混和を行い、第3槽におけるフロック径が0.1mm以上になったことを確認してから被処理水1をフロック形成槽(図2のフロック形成池22に相当)に導入した。
沈殿槽31の上昇流速が10mm/分となるように被処理水をセンターウェル103に導入した以外は、比較例1と同じ条件で凝集沈殿処理を行ったところ、沈殿槽上澄水の濁度は0.1〜0.5度に減少した。この沈殿上澄水を、空気・水同時洗浄および水逆洗によりろ過砂を予め清浄な状態にしたろ過塔に、通水速度LVが5m/分となるよう水量を調整して通水を行ったところ、通水開始から72時間経過後でも、ろ抗はろ過砂の洗浄の目安とされる1500mmには達しなかった。なお、比較例2は、浄水処理施設で無機凝集剤のみを使用して凝集沈殿ろ過処理が行われる場合のもっとも標準的な処理条件に該当する。
水処理剤として、表1のポリマIを凝集混和槽21の第3槽に1mg/L注入した以外は、比較例1と同じ条件で凝集沈殿処理を行ったところ、フロック形成槽22の第4槽における凝集フロック径は3〜5mmと比較例1および比較例2よりも粗大化し、上昇流速が50mm/分と比較例2の5倍であるにもかかわらず沈殿槽上澄水の濁度は0.1〜0.5度と同等の低濁度であった。また同様に、実施例1では、ろ過継続時間が72時間経過後であってもろ抗は1500mmに達しなかった。したがって本発明のポリマIを使用すれば、無機凝集剤単独使用の凝集沈殿処理よりも沈殿槽の上昇流速を高くすることができるだけでなく、従来のアクリルアミド系高分子凝集剤併用時の問題点であったろ過障害も抑制できることが確認された。
水処理剤として、表1に記載の本発明のポリマIを凝集混和槽21の第3槽に0.4mg/L注入した以外は、実施例1と同じ条件で凝集沈殿処理を行ったところ、フロック形成槽22の第4槽における凝集フロック径は同様に3〜5mmに粗大化しており、沈殿槽上澄水の濁度も0.1〜0.5度と同等であり、また、ろ過継続時間が72時間経過後であってもろ抗は1500mmに達しなかった。
水処理剤として、表1に記載の本発明のポリマII〜ポリマVIを使用した以外は、実施例1と同じ条件で凝集沈殿処理を行ったところ、フロック形成槽22の第4槽における凝集フロック径はいずれも同様に3〜5mmに粗大化しており、沈殿槽上澄水の濁度もいずれも0.1〜0.5度と同等であり、また同様に、いずれの場合もろ過継続時間が72時間経過後であってもろ抗は1500mmに達しなかった。
水処理剤として、表2に記載の比較ポリマIを使用した以外は、実施例1と同じ条件で凝集沈殿処理を行ったところ、フロック形成槽22の第4槽における凝集フロック径は3〜5mm、沈殿槽上澄水の濁度は0.1〜0.5度と実施例1と同等であったが、ろ抗が1500mmに達するまでのろ過継続時間は28時間と実施例1や比較例2より著しく短くなっており、ろ過障害が認められた。
水処理剤として、表2に記載の比較ポリマII〜比較ポリマVを使用した以外は、実施例1と同じ条件で凝集沈殿処理を行ったところ、フロック形成槽22の第4槽における凝集フロック径はいずれも3〜5mm、沈殿槽上澄水の濁度はいずれも0.1〜0.5度と実施例1と同等であったが、ろ抗が1500mmに達するまでのろ過継続時間はそれぞれ35、24、15、36時間と実施例1や比較例2より著しく短くなっており、ろ過障害が認められた。
水処理剤として、表2に記載の比較ポリマVIを使用した以外は、実施例1と同じ条件で凝集沈殿処理を行ったところ、フロック形成槽22の第4槽における凝集フロック径は2〜3mmと比較例1よりは改善されたものの実施例1よりはフロック径が小さく、沈殿槽上澄水の濁度は2度を超えており比較例1と同様に処理不良であった。このため、ろ過塔への通水は実施しなかった。
水処理剤として、表2に記載の比較ポリマVIIを使用した以外は、実施例1と同じ条件で凝集沈殿処理を行ったところ、フロック形成槽22の第4槽における凝集フロック径は2〜3mmと比較例1よりは改善されたものの実施例1より小さく、沈殿槽上澄水の濁度は2度を超えており比較例1、比較例8と同様に処理不良であった。このため、ろ過塔への通水は実施しなかった。
2 処理水
3 凝集沈殿汚泥
4 ろ過洗浄排水
5 排水池上澄水
6 汚泥スラリー
7 浄水汚泥
8 濃縮池上澄水
9 濃縮汚泥
10 脱水離脱水
11 脱水ケーキ
12 無機凝集剤
13 水処理剤
14 塩素剤
15 浄水処理装置
16 着水井
17 粗大フロック
18 沈降分離フロック
20 凝集処理手段
21 凝集混和池
22 フロック形成池
30 固液分離手段
31 沈殿池
32 ろ過池
40 汚泥処理手段
41 排水池
42 排泥池
43 濃縮池
44 汚泥脱水装置
50 薬剤供給手段
60 フロック返送手段
70 測定手段
80 高速凝集沈殿装置
81 第1反応室
82 第2反応室
85 分離室
87 撹拌手段
90 超高速凝集沈殿装置
91 急速撹拌槽
92 注入撹拌槽
93 フロック形成槽
94 沈殿槽
Claims (9)
- ポリカルボン酸系重合体を含有し、
1mol/L塩化ナトリウム溶液に溶解した場合の0.1質量%塩粘度が2〜5mPa・sであり、25g/L塩化ナトリウム溶液に溶解した場合の0.1質量%溶液粘度が6mPa・s以下であり、かつ、アニオン当量が4.5meq/g以上であることを特徴とする水処理剤。 - 前記ポリカルボン酸系重合体がポリ(メタ)アクリル酸又はその塩を含むことを特徴とする請求項1に記載の水処理剤。
- 被処理水に無機凝集剤を注入した後、請求項1又は請求項2に記載の水処理剤を注入することを特徴とする水処理方法。
- 前記無機凝集剤を、前記被処理水1L当たり10〜200mg注入し、
前記被処理水1L当たり0.05〜20mgの前記水処理剤を注入することを特徴とする請求項3に記載の水処理方法。 - 前記無機凝集剤の注入により凝集したフロックの径が0.1mm以上となった後に、前記水処理剤の注入を開始することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の水処理方法。
- 前記水処理剤の注入により成長したフロックを、当該水処理剤を注入する前の前記被処理水に返送することを特徴とする請求項3〜5の何れか1項に記載の水処理方法。
- 被処理水が導入される凝集混和部と、
前記凝集混和部に無機凝集剤を注入する無機凝集剤の薬剤供給手段と、
前記無機凝集剤を注入後の被処理水が導入されるフロック形成部と、
前記フロック形成部で形成されたフロックを沈降分離する沈殿部と、
前記沈殿部の上澄水が導入されるろ過部と、
前記凝集混和部と、前記フロック形成部と、前記凝集混和部と前記フロック形成部との間のいずれか1か所以上の注入場所で、請求項1又は請求項2に記載の水処理剤を注入する水処理剤の薬剤供給手段と、
を有することを特徴とする水処理装置。 - 前記無機凝集剤の薬剤供給手段は、前記無機凝集剤を被処理水1リットル当たり10〜200mg注入し、
前記水処理剤の薬剤供給手段は、当該水処理剤を被処理水1リットル当たり0.05〜20mg注入することを特徴とする請求項7に記載の水処理装置。 - 前記水処理剤を注入後の被処理水と、当該被処理水から沈降分離したフロックのいずれか一方又は両方を返送する返送手段を更に有し、
前記返送手段は、前記薬剤供給手段による前記水処理剤の注入場所よりも上流側の1か所以上の返送場所に、前記被処理水と沈降分離した前記フロックのいずれか一方又は両方を返送することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の水処理装置。
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