[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2018036196A - 風速予測装置、風速予測システム、風速予測方法及びプログラム - Google Patents

風速予測装置、風速予測システム、風速予測方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2018036196A
JP2018036196A JP2016170918A JP2016170918A JP2018036196A JP 2018036196 A JP2018036196 A JP 2018036196A JP 2016170918 A JP2016170918 A JP 2016170918A JP 2016170918 A JP2016170918 A JP 2016170918A JP 2018036196 A JP2018036196 A JP 2018036196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
prediction
wind speed
evaluation index
time
learning data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016170918A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6848271B2 (ja
Inventor
亮平 鈴木
Ryohei Suzuki
亮平 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2016170918A priority Critical patent/JP6848271B2/ja
Publication of JP2018036196A publication Critical patent/JP2018036196A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6848271B2 publication Critical patent/JP6848271B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】風速の予測において、予測誤差の信頼区間を精度良く予測することを目的とする。【解決手段】風速を予測する風速予測装置が、現時点より過去の時点における風速を計測した実績値及び前記実績値を予測した予測値を示す学習データを入力し、前記学習データに基づいて、前記現時点から所定の時間後となる予測時点における風速のモデルと、前記モデルに基づいて前記予測時点における予測誤差の信頼区間とを少なくとも計算し、前記予測誤差の信頼区間の評価指標を計算し、前記評価指標に基づいて、前記学習データのうち、予測に用いる期間データを決定することで上記課題を解決する。【選択図】図8

Description

本発明は、風速予測装置、風速予測システム、風速予測方法及びプログラムに関する。
計算機等が、風力発電において発電される電力を気象条件等に基づいて計算して予測する方法が知られている。
例えば、風力発電出力を精度良く予測する方法が知られている。具体的には、まず、風力発電出力予測装置が、過去の地形条件、気象条件及び実測値を用いて、複数の物理モデル及び複数の統計モデルについて集団学習し、複数の物理モデル及び複数の統計モデルを最適に組み合わせた最終モデルを決定する。次に、風力発電出力予測装置が、最終モデルを用いて、過去よりも後の特定の時刻における地形条件、気象条件及び実測値に基づいて、特定の時刻における対象地点の風力発電出力の最終予測値を算出する。このように、最適化された最終モデルを用いることで、風力発電出力予測装置が風力発電出力を精度良く予測できる方法が知られている(例えば、特許文献1)。
他にも、計算機等が、風速の3乗に基づいて、発電される電力を計算して予測する方法等が知られている。
また、自然エネルギー量予測装置が、まず、自然エネルギー量の変化に関連する説明変数を取得して、確率分布を計算する。そして、自然エネルギー量予測装置が、自然エネルギー量の予測値の信頼区間を確率分布に基づいて計算する。このようにして、自然エネルギーから得られる単位時間当たりのエネルギー量の予測値を予測誤差の分布を含めて精度良く予測する方法が知られている(例えば、特許文献2)。
特開2007―233639号公報 特開2014―21555号公報
しかしながら、従来の方法では、季節等による風速の変動特性等が考慮されていない。すなわち、風速は、季節等によって変動特性があるため、変動特性を考慮しないで風速の予測が行われると、予測誤差の信頼区間を精度良く予測できない場合がある。
本発明の1つの側面は、このような問題に鑑みてなされたものであり、風速の予測において、予測誤差の信頼区間を精度良く予測することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の一実施形態における、風速を予測する風速予測装置は、
現時点より過去の時点における風速を計測した実績値及び前記実績値を予測した予測値を示す学習データを入力する入力部と、
前記学習データに基づいて、前記現時点から所定の時間後となる予測時点における風速のモデルと、前記モデルに基づいて前記予測時点における予測誤差の信頼区間とを少なくとも計算する計算部と、
前記予測誤差の信頼区間の評価指標を計算する評価指標計算部と、
前記評価指標に基づいて、前記学習データのうち、予測に用いる期間データを決定する決定部と
を含む。
本発明によれば、風速の予測において、予測誤差の信頼区間を精度良く予測することができる。
本発明の一実施形態における風速予測装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における風速予測装置による全体処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における学習データの一例を示す図である。 本発明の一実施形態における全体処理例を示す模式図である。 本発明の一実施形態における学習データの予測誤差の信頼区間の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における予測誤差の信頼区間に基づく学習データの選定例を示す図である。 本発明の一実施形態における効果の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における風速予測装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。

1.風速予測装置のハードウェア構成例
2.風速予測装置による全体処理例
3.風速予測装置の機能構成例

≪ 1. 風速予測装置のハードウェア構成例 ≫
風速予測装置は、例えば、PC(Personal Computer)等の情報処理装置である。以下、風速予測装置がPCである例で説明する。
図1は、本発明の一実施形態における風速予測装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。具体的には、PC10は、CPU(Central Processing Unit)101と、記憶装置102と、ネットワークI/F(interface)103と、入力I/F104と、出力I/F105とを有する。つまり、風速予測装置は、プログラムを実行して処理を行うコンピュータである。
CPU101は、各種処理及び各種制御を実現するための演算と各種データの加工とを行う演算装置である。さらに、CPU101は、PC10が有するハードウェアを制御する制御装置である。
記憶装置102は、PC10が使うデータ、プログラム及び設定値等を記憶する。また、記憶装置102は、いわゆるメモリ(memory)等である。なお、記憶装置102は、ハードディスク(harddisk)等の補助記憶装置等を有してもよい。
ネットワークI/F103は、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して接続される装置と各種データ等を送受信する。例えば、ネットワークI/F103は、NIC(Network Interface Controller)及びLANケーブルを接続させるコネクタ等である。なお、ネットワークI/F103は、ネットワークを利用するI/Fに限られず、ケーブル、無線又はコネクタ等によって外部装置と送受信するI/Fであってもよい。
入力I/F104は、PC10を使うユーザとのインタフェースである。具体的には、入力I/F104は、ユーザが行う各種操作を入力する。例えば、入力I/F104は、キーボード等の入力装置及び入力装置をPC10に接続させるコネクタ等によって構成される。
出力I/F105は、PC10を使うユーザとのインタフェースである。具体的には、出力I/F105は、PC10が行う各種処理の処理結果等をユーザに出力する。例えば、出力I/F105は、ディスプレイ等の出力装置及び出力装置をPC10に接続させるコネクタ等である。
なお、PC10は、各ハードウェア資源による処理等を補助する補助装置を更に有する構成でもよい。また、PC10は、各種処理を並列、冗長又は分散して処理するため、装置を内部又は外部に更に有してもよい。さらに、PC10は、複数の情報処理装置で構成されてもよい。
≪ 2. 風速予測装置による全体処理例 ≫
図2は、本発明の一実施形態における風速予測装置による全体処理の一例を示すフローチャートである。例えば、PCは、図示するような処理を行う。
≪ 学習データの入力例(ステップS101) ≫
ステップS101では、PCは、学習データDLを入力する。学習データDLには、風速の予測を行う現時点より過去の時点において、風速を計測した結果(以下「実績値」という。)が含まれる。また、学習データDLには、実績値を予測した結果(以下「予測値」という。)が含まれる。例えば、学習データDL、すなわち、実績値及び予測値は、以下のようなデータである。
図3は、本発明の一実施形態における学習データの一例を示す図である。図では、横軸を時間とし、縦軸を風速とする。また、この例では、予測を行う現在の時点を現時点TCとする。
図示する学習データDLは、現時点TCより過去に、6時点において実績値が計測された場合の例のデータである。具体的には、図示する例では、第1時間T1、第2時間T2、第3時間T3、第4時間T4、第5時間T5及び第6時間T6の時点で、それぞれの実績値がそれぞれ計測されたとする。図では、各時点で計測されたそれぞれの実績値RESを点で示す。なお、実績値RESは、不定期に計測された値でもよい。
そして、図示するように、学習データDLには、実績値RESを予測した予測値CALが入力される。すなわち、各時点より更に過去の時点において、各時点の風速を予測した結果が予測値CALである。このように、学習データDLは、複数の時点において計測された実績値と、実績値を予測した予測値とがあらかじめ入力されたデータである。例えば、PCは、1年分の学習データDLを入力する。以下、学習データDLが1年分のデータである例で説明する。
≪ 学習データの構築例(ステップS102) ≫
図2に戻り、ステップS102では、PCは、学習データを構築する。具体的には、まず、PCは、学習データを分割する。なお、PCは、分割されたそれぞれのデータ(以下「期間データ」という。)が、均等に、所定の期間となるように学習データを分割する。例えば、所定の期間が「1か月」とあらかじめ設定される場合には、1年分の学習データは、1か月単位で期間データに分割され、各期間データは、1か月分の各時点における実績値及び予測値を示すデータとなる。そして、このように1か月単位で分割されると、1年分の学習データから、12個の期間データが分割によって生成される。以下、学習データは、「m」個の期間データに分割されるとする。なお、所定の期間は、例えば、1分単位、1時間単位、1日単位、1週間単位又は季節単位等でもよい。そして、所定の期間は、例えば、ユーザ操作等によってPCにあらかじめ設定される。
また、期間データを以下の説明では、下記(1)式のように示す。
Figure 2018036196
なお、上記(1)式に示す期間データのうち、最も現時点に近いデータ、すなわち、最新のデータを添え字の「1」とする。一方で、上記(1)式に示す期間データのうち、最も現時点に遠いデータ、すなわち、最も古いデータを添え字の「m」とする。
次に、PCは、分割によって生成された複数の期間データのうち、1つ又は2つ以上の組み合わせを選択する。以下、現時点から近い順に、複数の期間データが、PCによって選択されるとする。
≪ 学習データに基づくモデルの計算例(ステップS103) ≫
図2に戻り、ステップS103では、PCは、学習データに基づいてモデルを計算する。すなわち、PCは、ステップS102によって分割された期間データのうち、1つ又は複数の期間データを用いて、モデルを計算する。
以下、予測を行う現時点を「i」とする。そして、PCは、「i」の現時点から、所定の時間後となる予測時点の風速を予測する。また、以下の説明では、所定の時間単位を「ステップ」という。また、予測時点は、「kステップ」先の時点という。具体的には、所定の時間を「1時間」単位とすると、「1ステップ」は、「1時間」となる。したがって、この例では、例えば、5時間後の予測時点は、「5ステップ」先の時点となる。
そして、過去の「i」時点において、「kステップ」先の予測時点における予測値及び実績値に基づいて、予測時点における予測誤差は、下記(2)式のように計算される。
Figure 2018036196
また、上記(2)式で示す予測誤差の標準偏差は、下記(3)式のように計算される。
Figure 2018036196
そして、現時点から「kステップ」先の予測値についての標準偏差は、例えば、下記(4)式に示すモデルによって計算できる。
Figure 2018036196
以上のように、学習データに基づいて、モデルが計算される。そして、上記(4)式に示すように、モデルが計算されると、予測値の標準偏差が計算できる。このようにして、学習データに基づいて、学習が行われる。
≪ 評価指標の計算例(ステップS104) ≫
図2に戻り、ステップS104では、PCは、評価指標をモデルごとに計算する。例えば、評価指標は、PICP(Prediction Interval Coverage Probability)である。また、PICPは、例えば、下記(5)式によって計算される値である。
Figure 2018036196
例えば、まず、上記(4)式に示すモデルに基づいて、標準偏差が計算されると、「1σ」の下限値及び上限値のそれぞれの推定値が計算できる。そして、上記(5)式に示すように、実績値が、下限値及び上限値の範囲、すなわち、予測誤差の信頼区間に入ったか否かによって、「c(k)」が「1」又は「0」に定まる。次に、各「c(k)」をサンプル数「N」で除算した値の総和を計算すると、PCは、上記(5)式のように、PICPを計算することができる。
PICPのより詳しい計算方法は、例えば、「Abbas Khosravi, Saeid Nahavandi and Doug Creighton,"Construction of Optimal Prediction Intervals for Load Forecasting Probrem",IEEE Transactions on Power Systems, Vol.25, Issue 3, pp.1496―1503(2010)」に記載されている方法等である。
これらの推定値は、上記(5)式における「l」及び「u」となる。一方で、「1σ」となる標準偏差では、予測誤差の信頼区間に理論上、実績値が含まれる確率は、約68.27パーセントとなる。さらに、PICPの理論値は、標準偏差の整数倍ごとに、下記(6)式のようになる。
Figure 2018036196
したがって、PCは、上記(5)式によって計算されるPICPと、上記(6)式とのノルム「E(k)」を下記(7)式のように最小化する問題を計算する。
Figure 2018036196
なお、上記(7)式において解が存在するには、学習期間の候補は、有限個である条件となる。そして、有限個の学習期間の候補を「m」個用意し、用意された「m」個の学習期間の下で、PCは、それぞれのPICPを計算する。このように、上記(7)式の問題を計算すると、PCは、ノルム「E(k)」が最小となる予測誤差の信頼区間を計算できる。すなわち、上記(7)式に示す問題を計算すると、PCは、上記(6)式に示す理論値に最も近い分布となる期間データを選定できる。
≪ 「k=kmax」であるか否かの判断例(ステップS105) ≫
図2に戻り、ステップS105では、PCは、「k=kmax」であるか否かを判断する。そして、「k=kmax」でないとPCが判断すると(ステップS105でNO)、PCは、ステップS106に進む。一方で、「k=kmax」であるとPCが判断すると(ステップS105でYES)、PCは、ステップS107に進む。
「kmax」は、予測を行うステップの最大値である。具体的には、「80」ステップ先まで予測を行う場合には、「kmax=80」となる。
≪ 「k=k+1」の計算例(ステップS106) ≫
ステップS106では、PCは、「k=k+1」を計算する。すなわち、ステップS106によって、PCは、「k」を「+1」として、「k」が「kmax」となるまで、ステップS103乃至ステップS105を繰り返し行う。
≪ 「i=m」であるか否かの判断例(ステップS107) ≫
ステップS107では、PCは、「i=m」であるか否かを判断する。そして、「i=m」でないとPCが判断すると(ステップS107でNO)、PCは、ステップS108に進む。一方で、「i=m」であるとPCが判断すると(ステップS107でYES)、PCは、ステップS109に進む。
≪ 「i=i+1」の計算例(ステップS108) ≫
ステップS108では、PCは、「i=i+1」を計算する。すなわち、ステップS108によって、PCは、「i」を「+1」として、「i」が「m」となるまで、ステップS102乃至ステップS107を繰り返し行う。
以上のように、ステップS105乃至ステップS108によって、ステップごと、かつ、学習データごとに、モデル及び評価指標が計算される。そして、あらかじめ設定される判定条件となる「k=kmax」かつ「i=m」となると、モデル及び評価指標を計算する繰り返しが終了する。
以上のような処理を図示すると、例えば、以下のように示せる。
図4は、本発明の一実施形態における全体処理例を示す模式図である。図では、横軸を時間とし、縦軸を「i」、すなわち、1回の図2に示すステップS102乃至ステップS104の処理結果とする。したがって、図では、縦軸において、上から(「i=1」からとする。)下に向かって(すなわち、「i=m」となるまで)繰り返しステップS102乃至ステップS104が行われるとする。
例えば、図示するように、現時点TCより過去の実績値及び予測値を含む学習データDLがあらかじめPCに入力される(図2に示すステップS101)。そして、図示するように、学習データDLは、所定の期間ごとに分割され、分割によって、あらかじめ期間データDTが生成されるとする(図2に示すステップS102)。
図示する例では、まず、「i=1」において、PCは、第1期間TM1の期間データDTを学習データDLから選択し、第1期間TM1の期間データDTを用いて、第1モデルf1を計算する(図2に示すステップS103)。このようにすると、「i=1」において、PCは、第1モデルf1に基づいて、例えば、上記(5)式を用いて、第1評価指標EV1を計算する(図2に示すステップS104)。
次に、図2に示すステップS108によって、PCは、「i=2」とする。そして、「i=2」において、PCは、「i=1」と同様に、まず、期間データDTを選択する。図示する例では、PCは、第1期間TM1及び第2期間TM2の期間データDTを学習データDLから選択する(図2に示すステップS102)。次に、PCは、第1期間TM1及び第2期間TM2の期間データDTを用いて、第2モデルf2を計算する(図2に示すステップS103)。このようにすると、「i=2」において、PCは、第2モデルf2に基づいて、例えば、上記(5)式を用いて、第2評価指標EV2を計算する(図2に示すステップS104)。
以下、図示するように、PCは、「i=m」となるまで繰り返し「i=1」等と同様の処理を行う。
なお、PCは、予測時点ごとにそれぞれのモデルを計算、すなわち、予測時点ごとに、それぞれの予測に用いる期間データをそれぞれ決定するのが望ましい。具体的には、「k=1」のステップにおけるモデルを計算するのに用いられる期間データと、「k=2」のステップにおけるモデルを計算するのに用いられる期間データとは、別々に決定されるのが望ましい。したがって、ステップごとに、モデルの計算等は、独立して別個に行われるのが望ましい。具体的には、図2に図示するように、ステップS106で「k=k+1」となるたびに、ステップS103でモデルが計算されるのが望ましい。
このように、ステップごとに、それぞれの期間データが選択されると、用いられる期間データが異なる場合があるため、計算によって生成されるモデルも、ステップごとにそれぞれ異なるモデルとなる場合がある。このようにして、予測時点ごとに最適な期間データが決定されると、PCは、それぞれの予測時点により適したモデルを計算することができる。
≪ 予測誤差の信頼区間に基づく期間データの決定例(ステップS109) ≫
図2に戻り、ステップS109では、PCは、まず、予測誤差の信頼区間を決定する。予測誤差の信頼区間は、例えば、以下のように決定される。
図5は、本発明の一実施形態における予測誤差の信頼区間の一例を示す図である。例えば、モデルに基づいて、上記(4)式のように、モデルに基づいて標準偏差が計算されると、予測誤差の信頼区間の上限値と、下限値とが決定するため、予測誤差の信頼区間が定まる。
図5(A)に示すように、例えば、標準偏差が「1σ」となる予測誤差の信頼区間には、約68.27パーセントの確率で実績値が含まれることになる。また、予測誤差の信頼区間は、例えば、図5(B)のようにも図示できる。図示するように、予測誤差の信頼区間は、上限値と下限値とによって定まる予測誤差の平均値を中心とした幅である。なお、予測値と、予測誤差の平均値は、同意である。
そして、図5(B)に示すように、現時点TCから「kステップ」先の予測時点において、予測値を計算するのに、決定された予測誤差の信頼区間となるように、例えば、以下のように学習データが選定される。
図6は、本発明の一実施形態における予測誤差の信頼区間に基づく学習データの選定例を示す図である。図では、縦軸をPICPとし、横軸をステップ「k」とする。図は、標準偏差が「1σ」となる予測誤差の信頼区間にする例である。
図示するように、学習データの期間データが、現時点TCから直近「15日」分、直近「30日」分、直近「45日」分、直近「60日」分及び直近「75日」分のデータである例で説明する。そして、この例は、各ステップ「k」において、各期間データに基づいて計算されるモデルに対するPICPの計算結果を示す。
そして、上記(7)式に基づいて、各PICPの計算結果のうち、理論値に最も近い計算結果となる期間データが、ステップごとに選定される。すなわち、選定結果DRは、各ステップにおいて、最も理論値に近いPICPとなった期間データの組み合わせである。
具体的には、ステップが「1」(すなわち、「k=1」である。)の場合には、「30日」分の期間データを用いると、PICPが理論値に最も近い値であるため、この例では、ステップ「1」では、「30日」分の期間データが選定される選定結果DRとなる。次に、ステップが「2」(すなわち、「k=2」である。)の場合には、「45日」分の期間データを用いると、PICPが理論値に最も近い値であるため、この例では、ステップ「2」では、「45日」分の期間データが選定される選定結果DRとなる。このようにして、各ステップにおいて、PICPに基づいて、いずれかの期間データが選定されて、選定結果DRが定まる。
以上のように決定される期間データを用いて、各ステップでは、PCによって、風速が予測される。つまり、図示する例では、ステップ「1」では、学習データのうち、直近「30日」分の期間データが用いられて風速の予測が行われる。このように、PICP等の評価指標に基づいて決定された学習データが用いられると、PCは、精度良く予測誤差の信頼区間を予測することができる。
なお、選定される期間データは、現時点から連続するデータでなくともよい。すなわち、例えば、PCは、現時点から直近の期間データを選択しないでもよい。例えば、直近「1日」分、すなわち、昨日の期間データが選定されず、直近「2日」から「16日」までの「15日」分等というように、PCは、直近の期間データが含まれない選定を行ってもよい。直近の期間データが選定されると、季節性の影響が大きくなる場合がある。そこで、季節性の影響を少なくするため、PCは、現時点から直近の期間データを選択しない選定を行ってもよい。
図7は、本発明の一実施形態における効果の一例を示す図である。まず、図示するように、PICPが計算され、PICPが最も理論値に近くなる期間データDTが選定される。次に、PCは、選定された期間データDTを用いて、風速を予測する。このようにすると、PCは、精度良く予測誤差の信頼区間を予測することができる。
なお、評価指標は、PICPに限られない。例えば、評価指標は、NMPIL(Normalized Mean Prediction Interval Length)等でもよい。PICPを用いると、PCは、分布の信頼度が評価できるのに対して、NMPILを用いると、PCは、分布の分離度を評価することができる。NMPILの計算方法等は、例えば、「Abbas Khosravi, Saeid Nahavandi and Doug Creighton,"Construction of Optimal Prediction Intervals for Load Forecasting Probrem",IEEE Transactions on Power Systems, Vol.25, Issue 3, pp.1496―1503(2010)」に記載されている通りである。
≪ 3. 風速予測装置の機能構成例 ≫
図8は、本発明の一実施形態における風速予測装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。例えば、PC10は、図示するように、入力部FN1と、計算部FN2と、評価指標計算部FN3と、決定部FN4とを含む機能構成である。
入力部FN1は、実績値及び予測値を示す学習データDLを入力する。例えば、入力部FN1は、ネットワークI/F103(図1参照)又は入力I/F104(図1参照)等によって実現される。
計算部FN2は、学習データDLに基づいて、まず、モデルを計算する。次に、計算部FN2は、モデルに基づいて、それぞれの予測時点におけるそれぞれの予測誤差の信頼区間を計算する。例えば、計算部FN2は、CPU101(図1参照)等によって実現される。
評価指標計算部FN3は、計算部FN2が計算する予測誤差の信頼区間のそれぞれの評価指標を計算する。例えば、評価指標計算部FN3は、CPU101(図1参照)等によって実現される。
決定部FN4は、評価指標計算部FN3が計算する評価指標に基づいて、学習データDLのうち、予測に用いる期間データを決定する。例えば、決定部FN4は、CPU101(図1参照)等によって実現される。
≪ まとめ ≫
まず、PC10は、入力部FN1によって、あらかじめ計測した風速の実績値と、実績値を予測した予測値とを示す学習データDLを入力する。そして、学習データDLが入力されると、図4に示すように、PC10は、計算部FN2によって、モデルを計算することができる。次に、モデルが計算されると、PCは、モデルに基づいて、標準偏差又は標準偏差の整数倍を計算し、予測誤差の信頼区間を計算する。
続いて、PC10は、評価指標計算部FN3によって、例えば、モデルに基づいて、上記(5)式等により、評価指標を計算する。このように、評価指標が計算されると、PCは、例えば、上記(7)式に基づいて、決定部FN4によって、図6に示すように最も理論値に近いPICPとなる期間データを予測に用いるように決定できる。
このように、予測に用いる期間データを決定できると、PCは、風速の予測において、予測誤差の信頼区間を精度良く予測することができる。
精度が良い予測誤差の信頼区間であると、例えば、風力発電において蓄電池の容量等を決定する目安等にすることができる。具体的には、蓄電池は、風力発電によって発電された電力を蓄電するため、設置の際、発電量に応じて蓄電できる容量を決める必要がある。つまり、予測される最大風速等に応じて蓄電池の容量が決定される場合がある。そこで、予測誤差の信頼区間が精度良く予測されると、無駄に容量が大きい蓄電池が選ばれてしまうこと等を少なくすることができる。
なお、本発明の一実施形態に係る各処理の全部又は一部は、アセンブラ等の低水準言語、C言語、Java(登録商標)言語等の高水準言語又はこれらを組み合わせて記述されるプログラムによって実現されてもよい。すなわち、プログラムは、情報処理装置又は情報処理システム等のコンピュータに風速予測方法に係る各手順を実行させるためのコンピュータプログラムである。
さらに、本発明の一実施形態に係る各処理の全部又は一部は、1以上の情報処理装置を有する風速予測システムによって、処理の全部又は一部が並行、分散、冗長又はこれらの組み合わせで処理されてもよい。
また、本発明の一実施形態に係る各処理は、図示した順序に限られない。例えば、各処理の一部又は全部は、異なる順序、並行、分散又は省略されて処理されてもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は、上述の実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
10 PC
FN1 入力部
FN2 計算部
FN3 評価指標計算部
FN4 決定部
DL 学習データ
DT 期間データ
DR 選定結果
CAL 予測値
RES 実績値

Claims (7)

  1. 風速を予測する風速予測装置であって、
    現時点より過去の時点における風速を計測した実績値及び前記実績値を予測した予測値を示す学習データを入力する入力部と、
    前記学習データに基づいて、前記現時点から所定の時間後となる予測時点における風速のモデルと、前記モデルに基づいて前記予測時点における予測誤差の信頼区間とを少なくとも計算する計算部と、
    前記予測誤差の信頼区間の評価指標を計算する評価指標計算部と、
    前記評価指標に基づいて、前記学習データのうち、予測に用いる期間データを決定する決定部と
    を含む風速予測装置。
  2. 前記評価指標は、PICP又はNMPILである請求項1に記載の風速予測装置。
  3. 前記決定部は、前記予測時点ごとに、前記期間データを決定する請求項1又は2に記載の風速予測装置。
  4. 前記予測誤差の信頼区間は、前記予測誤差の標準偏差又は前記標準偏差の整数倍の上限値及び下限値に基づいて定まる範囲である請求項1乃至3のいずれか1項に記載の風速予測装置。
  5. 1以上の情報処理装置を有し、かつ、風速を予測する風速予測システムであって、
    現時点より過去の時点における風速を計測した実績値及び前記実績値を予測した予測値を示す学習データを入力する入力部と、
    前記学習データに基づいて、前記現時点から所定の時間後となる予測時点における風速のモデルと、前記モデルに基づいて前記予測時点における予測誤差の信頼区間とを少なくとも計算する計算部と、
    前記予測誤差の信頼区間の評価指標を計算する評価指標計算部と、
    前記評価指標に基づいて、前記学習データのうち、予測に用いる期間データを決定する決定部と
    を含む風速予測システム。
  6. 風速を予測する風速予測装置が行う風速予測方法であって、
    前記風速予測装置が、現時点より過去の時点における風速を計測した実績値及び前記実績値を予測した予測値を示す学習データを入力する入力手順と、
    前記風速予測装置が、前記学習データに基づいて、前記現時点から所定の時間後となる予測時点における風速のモデルと、前記モデルに基づいて前記予測時点における予測誤差の信頼区間とを少なくとも計算する計算手順と、
    前記風速予測装置が、前記予測誤差の信頼区間の評価指標を計算する評価指標計算手順と、
    前記風速予測装置が、前記評価指標に基づいて、前記学習データのうち、予測に用いる期間データを決定する決定手順と
    を含む風速予測方法。
  7. 風速を予測するコンピュータに風速予測方法を実行させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータが、現時点より過去の時点における風速を計測した実績値及び前記実績値を予測した予測値を示す学習データを入力する入力手順と、
    前記コンピュータが、前記学習データに基づいて、前記現時点から所定の時間後となる予測時点における風速のモデルと、前記モデルに基づいて前記予測時点における予測誤差の信頼区間とを少なくとも計算する計算手順と、
    前記コンピュータが、前記予測誤差の信頼区間の評価指標を計算する評価指標計算手順と、
    前記コンピュータが、前記評価指標に基づいて、前記学習データのうち、予測に用いる期間データを決定する決定手順と
    を実行させるためのプログラム。
JP2016170918A 2016-09-01 2016-09-01 風速予測装置、風速予測システム、風速予測方法及びプログラム Active JP6848271B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016170918A JP6848271B2 (ja) 2016-09-01 2016-09-01 風速予測装置、風速予測システム、風速予測方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016170918A JP6848271B2 (ja) 2016-09-01 2016-09-01 風速予測装置、風速予測システム、風速予測方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018036196A true JP2018036196A (ja) 2018-03-08
JP6848271B2 JP6848271B2 (ja) 2021-03-24

Family

ID=61564831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016170918A Active JP6848271B2 (ja) 2016-09-01 2016-09-01 風速予測装置、風速予測システム、風速予測方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6848271B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109583075A (zh) * 2018-11-26 2019-04-05 湖南科技大学 基于温度参数预测的永磁直驱风力机服役质量评价方法
CN110707744A (zh) * 2019-10-09 2020-01-17 广东电网有限责任公司电网规划研究中心 风电场集群发电状态的监测方法、装置及存储介质
CN112132360A (zh) * 2020-09-29 2020-12-25 中交建冀交高速公路投资发展有限公司 基于lstm和gmm的风速短时置信区间的预测方法及系统
CN114386317A (zh) * 2021-12-16 2022-04-22 清华大学 风电功率预测模型的训练方法、装置和计算机设备
JP7431377B1 (ja) 2023-08-29 2024-02-14 株式会社日立パワーソリューションズ 風況観測機器配置支援装置および風況観測機器配置支援方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6975925B1 (en) * 2002-03-19 2005-12-13 Windlynx Systems, B.V. Forecasting an energy output of a wind farm
JP2007056686A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Univ Of Ryukyus 風速予測に基づく風力発電機の数時間先発電電力予測装置
JP2007233639A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Tohoku Electric Power Co Inc 風力発電出力予測方法、風力発電出力予測装置およびプログラム
JP2014026625A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Yoshito Hirata 気象変動の実時間予測法に基づく再生可能エネルギー出力変動の予測機構
CN105046374A (zh) * 2015-08-25 2015-11-11 华北电力大学 一种基于核极限学习机模型的功率区间预测方法
WO2016121202A1 (ja) * 2015-01-30 2016-08-04 日本電気株式会社 予測装置、予測方法、及び、プログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6975925B1 (en) * 2002-03-19 2005-12-13 Windlynx Systems, B.V. Forecasting an energy output of a wind farm
JP2007056686A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Univ Of Ryukyus 風速予測に基づく風力発電機の数時間先発電電力予測装置
JP2007233639A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Tohoku Electric Power Co Inc 風力発電出力予測方法、風力発電出力予測装置およびプログラム
JP2014026625A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Yoshito Hirata 気象変動の実時間予測法に基づく再生可能エネルギー出力変動の予測機構
WO2016121202A1 (ja) * 2015-01-30 2016-08-04 日本電気株式会社 予測装置、予測方法、及び、プログラム
CN105046374A (zh) * 2015-08-25 2015-11-11 华北电力大学 一种基于核极限学习机模型的功率区间预测方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109583075A (zh) * 2018-11-26 2019-04-05 湖南科技大学 基于温度参数预测的永磁直驱风力机服役质量评价方法
CN109583075B (zh) * 2018-11-26 2022-12-02 湖南科技大学 基于温度参数预测的永磁直驱风力机服役质量评价方法
CN110707744A (zh) * 2019-10-09 2020-01-17 广东电网有限责任公司电网规划研究中心 风电场集群发电状态的监测方法、装置及存储介质
CN112132360A (zh) * 2020-09-29 2020-12-25 中交建冀交高速公路投资发展有限公司 基于lstm和gmm的风速短时置信区间的预测方法及系统
CN114386317A (zh) * 2021-12-16 2022-04-22 清华大学 风电功率预测模型的训练方法、装置和计算机设备
JP7431377B1 (ja) 2023-08-29 2024-02-14 株式会社日立パワーソリューションズ 風況観測機器配置支援装置および風況観測機器配置支援方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6848271B2 (ja) 2021-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6848271B2 (ja) 風速予測装置、風速予測システム、風速予測方法及びプログラム
US20200063710A1 (en) System and methods for hyper short-term wind power prediction using real-time wind parameter measurements
JP5888640B2 (ja) 太陽光発電予測装置、太陽光発電予測方法及び太陽光発電予測プログラム
CN103218675B (zh) 一种基于聚类和滑动窗口的短期负荷预测方法
CN117610435B (zh) 土木建筑施工混合材料自动配比方法及系统
CN109587713A (zh) 一种基于arima模型的网络指标预测方法、装置及存储介质
CN112308281A (zh) 一种温度信息预测方法及装置
CN109558975A (zh) 一种电力负荷概率密度多种预测结果的集成方法
CN109658124A (zh) 基于大数据的效果预测方法、装置、介质及电子设备
CN109919421A (zh) 基于vmd-pso-bpnn的短期电力负荷预测模型建立方法
CN114330935B (zh) 基于多种结合策略集成学习的新能源功率预测方法和系统
Langsari et al. Optimizing effort and time parameters of COCOMO II estimation using fuzzy multi-objective PSO
CN118523200B (zh) 一种悬索式跨越架弧垂自适应方法及系统
CN112307672A (zh) 基于布谷鸟算法优化的bp神经网络短期风功率预测方法
Langsari et al. Optimizing COCOMO II parameters using particle swarm method
US10998725B2 (en) Electric power generation prediction method based on expected value calculation, electric power generation prediction system based on expected value calculation, and electric power generation prediction program product based on expected value calculation
CN114707422B (zh) 一种基于负荷预测的智能电力缉查方法
CN111612227A (zh) 一种基于K-means聚类与蝙蝠优化神经网络的负荷预测方法
CN111105050A (zh) 风机维护计划的生成方法、装置、设备及存储介质
JP6877956B2 (ja) 需要予測装置及び需要予測方法
JP2020115276A (ja) 情報処理方法、情報処理装置、プログラム及び学習済みモデルの生成方法
CN105243446A (zh) 一种基于粒子群算法的电量组合预测方法
CN117077514A (zh) 一种基于气象自校正的光伏发电功率预测方法与系统
CN110443374B (zh) 一种资源信息处理方法、装置及设备
Deng Developments in fuzzy multicriteria analysis

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6848271

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250