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JP2018022643A - 端子接続構造 - Google Patents

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JP2018022643A JP2016154264A JP2016154264A JP2018022643A JP 2018022643 A JP2018022643 A JP 2018022643A JP 2016154264 A JP2016154264 A JP 2016154264A JP 2016154264 A JP2016154264 A JP 2016154264A JP 2018022643 A JP2018022643 A JP 2018022643A
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伊藤 伸二
Shinji Ito
伸二 伊藤
宣幸 山下
Nobuyuki Yamashita
宣幸 山下
太一 岡
Taichi Oka
太一 岡
今堀雅明
Masaaki Imahori
雅明 今堀
前田 直人
Naoto Maeda
直人 前田
鈴木 幸雄
Yukio Suzuki
幸雄 鈴木
潤 梅津
Jun Umezu
潤 梅津
敬浩 二ツ森
Keiko Futatsumori
敬浩 二ツ森
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Abstract

【課題】小型でかつ接続部での発熱を抑制可能な端子接続構造を提供する。【解決手段】筒状の基部21と、基部21から軸方向に延出されている複数の接触片22aを有し複数の接触片22aが筒状に配置されている端子部22と、を有するオス端子2と、オス端子2の端子部22が挿入される筒状のメス端子3と、端子部22の複数の接触片22aに囲まれた中空部22cに配置されており、端子部22がメス端子3に挿入された状態において、接触片22aをメス端子3の内壁31aに押し付けるばね部材4と、を備えた。【選択図】図2

Description

本発明は、端子接続構造に関する。
従来の端子接続構造として、ピン形状のオス端子と、筒状のメス端子とを有し、オス端子がメス端子に挿入され両端子が電気的に接続される端子接続構造が知られている。
特許文献1では、メス端子の内周面にばね部材を設け、オス端子をメス端子に挿入した際にばね部材を介してメス端子とオス端子とを電気的に接続する端子接続構造が提案されている。
特開2007−173198号公報
しかしながら、ばね部材を構成する材料は一般的に導電性が低いため、特許文献1に記載の端子接続構造では、オス端子とメス端子間に介在するばね部材の影響により通電時の発熱量が大きくなってしまう。そのため、例えば、ハイブリッド車や電気自動車のモータとインバータ間の電路に用いられるコネクタなど、端子に大電流が流れる用途には適しておらず、改善の余地があった。
また、端子接続構造の大型化は当該端子接続構造を適用したコネクタの大型化をまねいてしまうため、端子接続構造はできるだけ小型であることが望まれる。特に、上述のハイブリッド車や電気自動車用のコネクタに用いられる端子接続構造では、コネクタを収容可能なスペースが限られているため、端子接続構造の小型化が要求される。
そこで、本発明は、小型でかつ接続部での発熱を抑制可能な端子接続構造を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、筒状の基部と、前記基部から軸方向に延出されている複数の接触片を有し前記複数の接触片が筒状に配置されている端子部と、を有するオス端子と、前記オス端子の前記端子部が挿入される筒状のメス端子と、前記端子部の前記複数の接触片に囲まれた中空部に配置されており、前記端子部が前記メス端子に挿入された状態において、前記接触片を前記メス端子の内壁に押し付けるばね部材と、を備えた、端子接続構造を提供する。
本発明によれば、小型でかつ接続部での発熱を抑制可能な端子接続構造を提供できる。
本発明の一実施の形態に係る端子接続構造を示す図であり(a)は端子嵌合前の斜視図、(b)は端子嵌合後の斜視図である。 (a)は、図1の端子接続構造において、軸方向に平行な断面を示す断面図であり、(b)はそのA−A線断面図である。 本発明の一変形例に係る端子接続構造を示す図であり、端子嵌合前の断面図である。 本発明の一変形例に係る端子接続構造を示す図であり、軸方向に垂直な断面を示す断面図である。
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本実施の形態に係る端子接続構造を示す図であり(a)は端子嵌合前の斜視図、(b)は端子嵌合後の斜視図である。また、図2(a)は、本実施の形態に係る端子接続構造の軸方向に平行な断面を示す断面図であり、(b)はそのA−A線断面図である。
図1及び図2に示すように、端子接続構造1は、オス端子2と、メス端子3と、ばね部材4と、を備えている。端子接続構造1は、例えば、ハイブリッド車や電気自動車においてモータとインバータ間を接続する電路に設けられるコネクタに適用されるものである。
(オス端子2の説明)
オス端子2は、円筒状の基部21と、基部21から軸方向に延出されている複数の接触片22aを有し複数の接触片22aが円筒状に配置されている端子部22と、を一体に有している。
ここでは、端子部22が、軸方向に垂直な断面形状が円弧状の4つの接触片22aを有する場合を示しているが、接触片22aの形状や数はこれに限定されない。隣り合う接触片22aの間には、軸方向に沿った隙間22bが形成されている。以下、端子部22における複数(ここでは4つ)の接触片22aに囲まれた空間を、中空部22cと呼称する。
各接触片22aには、接触片22aの軸方向の一部にプレス加工を施す等して、径方向外方に突出する接点部22dが形成されている。オス端子2をメス端子3に挿入すると、この接点部22dがメス端子3の内壁に接触して電気的に接続されると共に、接点部22dがメス端子3の内壁により内方に押し込まれて、接触片22aが内方に押し込まれることになる。この内方に押し込まれた接触片22aを径方向外方へと押し返し、接触片22a(接点部22d)をメス端子3の内壁に押し付ける部材が、後述するばね部材4である。
接点部22dは、できるだけ接触片22aの先端側(基部21と反対側)に形成されることが望ましい。これは、接触部22aの基端側(基部21側)に接点部22dを形成すると、接点部22dを内方に押し込んでも接触部22aが内方に変形しにくくなり、両端子2,3を嵌合させる際の負荷が増大して端子2,3に摩耗が発生し易くなるおそれがあるためである。
さらに、接触片22aの先端(あるいは先端の直近)に接点部22dを形成すると、オス端子2とメス端子3との位置関係が定まらない状態で接点部22dをメス端子3内に挿入しなければならなくなり、オス端子2をメス端子3に挿入しにくくなる。そこで、本実施の形態では、接触片22aの先端から所定距離(好ましくは2mm以上)離れた位置に、接点部22dを形成した。これにより、メス端子3内に端子部22の先端を挿入してオス端子2とメス端子3との位置関係が定まった後に、接点部22dをメス端子3内に挿入することが可能になり、接点部22dの挿入が容易になる。
接点部22dのメス端子3内への挿入をより容易とするため、接点部22dの先端側の端部には、先端側から基端側にかけて徐々に拡径されるテーパ部22eが形成されている。
なお、本実施の形態では、端子部22の軸方向における1箇所のみに接点部22dを形成したが、複数の接点部22dを軸方向に離間して形成してもよい。
基部21の端子部22と反対側には、板状のバスバ端子部23が形成されている。ただし、これに限らず、例えば、基部21の端子部22と反対側に、電線の導体を加締め固定するかしめ部が一体に形成されていてもよい。つまり、オス端子2の接続先が電線であってもよい。
また、オス端子2のメス端子3内への挿入を容易とするために、端子部22(各接触片22a)の先端かつ径方向外側のエッジ部分に、面取り加工や丸め加工を施してもよい。
オス端子2は、銅やアルミニウム等の電気良導体からなる。オス端子2は、電気良導体からなる1枚の板材を加工(プレス加工や折り曲げ加工等)することで形成される。
(メス端子3の説明)
メス端子3は、オス端子2の端子部22が挿入される端子挿入部31を有している。端子挿入部31は円筒状に形成されており、その内径は、端子部22における接点部22d以外の部分の外径よりも若干大きく、かつ、接点部22dの外径よりも小さく形成されている。なお、ここでいう「端子部22における接点部22d以外の部分の外径」及び「接点部22dの外径」は、オス端子2をメス端子3に挿入しない状態(接触片22aに外部から力が加わっていない状態)での外径である。
端子挿入部31のオス端子2挿入側と反対側には、電線の導体を加締め固定するかしめ部32が一体に形成されている。かしめ部32は円筒状に形成されており、その中空部に導体を挿入した状態でかしめ部32を治具により変形させることで、導体が加締め固定される。ただし、これに限らず、例えば、端子挿入部31のオス端子2挿入側と反対側に、板状のバスバ端子部が一体に形成されていてもよい。
オス端子2のメス端子3内への挿入を容易とするために、端子挿入部31の先端かつ径方向内側のエッジ部分に、面取り加工や丸め加工を施してもよい。メス端子3は、オス端子2と同様に、銅やアルミニウム等の電気良導体からなる。
(ばね部材4の説明)
ばね部材4は、オス端子2内に収容されている。より具体的には、ばね部材4は、端子部22の中空部22cに配置されている。
本実施の形態では、ばね部材4は、筒状体4aからなり、筒状体4aには、その軸方向に沿うように、筒状体4aを径方向に貫通するスリット4bが形成されている。つまり、ばね部材4は、その軸方向と垂直な断面形状がC字状に形成されている。ばね部材4の外径は、端子部22の内径と略等しくされる。
ばね部材4は、オス端子2の端子部22をメス端子3の端子挿入部31に挿入した際に、接触片22aを端子挿入部31の内壁31aに押し付けるためのものである。つまり、ばね部材4は、オス端子2をメス端子3内に挿入した状態において、接触片22aを径方向外方へと付勢するものである。
オス端子2の端子部22をメス端子3の端子挿入部31に挿入すると、接点部22dが端子挿入部31の内壁31aにより内方に押し込まれ、接触片22aが内方に押し込まれることになるが、ばね部材4は、この内方に押し込まれた接触片22aを外方に押し返し、接触片22a(接点部22d)を端子挿入部31の内壁31aに押し付ける役割を果たす。
接点部22dをより強固に端子挿入部31に押し付けるため、ばね部材4は、端子部22の軸方向において接点部22dと重なる位置に配置されることが、より望ましい。ばね部材4の押圧力(ばね力)は、ばね部材4の材料、厚さ、軸方向長さを適宜選定することで、調整可能である。
なお、本実施の形態では、オス端子2とメス端子3とがばね部材4を介さずに直接接触されることになるため、ばね部材4としては、導電性が低い(あるいは導電性がない)部材を用いることが可能である。本実施の形態では、ステンレスからなる断面C字状のばね部材4を用いたが、ばね部材4の材料や形状はこれに限定されるものではなく、例えば、円柱状のゴムからなるばね部材を用いることも可能である。
ここでは図示を省略しているが、端子接続構造1では、ばね部材4の脱落を抑制する機構が備えられている。このような機構としては、例えば、1つあるいは複数の接触片22aから内方(中空部22c側)に突出するように形成された一対の突起が挙げられる。一対の突起の一方がばね部材4の先端側への移動を規制し、他方の突起がばね部材4の基端側への移動を規制するとよい。また、他の機構として、端子部22(接触片22a)の内壁に凹溝を形成しその凹溝にばね部材4を嵌め込む機構や、ばね部材4に突起を設けその突起を端子部22に形成した溝や穴に係止させる機構も挙げられる。
さらに、本実施の形態では、ばね部材4は、そのスリット4bが、隣り合う接触片22a間の隙間22bに位置するように、中空部22cに配置されている。つまり、スリット4bは、周方向において中空部22cと重なる位置に配置されている。これにより、例えば、ばね部材4が製造公差により若干歪んでいる場合(スリット4bを挟んで対向する端部同士の位置が多少ずれているような場合)であっても、ばね部材4によるばね力を各接触片22aに付与し易くなる。また、スリット4bを隙間22bの位置に合わせることで、スリット4bを挟んで対向する筒状体4aのエッジ部分(外周側のエッジ部分)が接触片22aに干渉しなくなるので、当該エッジ部分によるオス端子2(接触片22a)の摩耗を抑制可能になる。
なお、製造上の理由など何らかの理由でスリット4bの位置を制御できない場合には、スリット4bを挟んで対向する筒状体4aのエッジ部分(外周側のエッジ部分)に、面取り加工や丸め加工を施すことで、オス端子2(接触片22a)の摩耗を抑制することが望ましい。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明したように、本実施の形態に係る端子接続構造1では、筒状の基部21と、基部21から軸方向に延出されている複数の接触片22aを有し複数の接触片22aが筒状に配置されている端子部22と、を有するオス端子2と、オス端子2の端子部22が挿入される筒状のメス端子3と、端子部22の複数の接触片22aに囲まれた中空部22cに配置されており、端子部22がメス端子3に挿入された状態において、接触片22aをメス端子3の内壁31aに押し付けるばね部材4と、を備えている。
つまり、端子接続構造1では、オス端子2をスリット入りの円筒状とし、オス端子2にばね部材4を内包させることで、ばね部材4による付勢力を得つつオス端子2とメス端子3とを直接接触させることを可能としている。
オス端子2とメス端子3とをばね部材4を介さずに直接接触させることで、端子同士がばね部材を介して接続されていた従来の端子接続構造と比較して、両端子2,3の接続部分での発熱を抑制できる。よって、大電流用途に用いた場合であっても、発熱の小さい端子接続構造1を実現できる。
また、本実施の形態では、ばね部材4がオス端子2内に収容されている構造となっているため、例えばメス端子よりもさらに外周側にばね部材を設ける場合と比較して、小型な端子接続構造1を実現できる。また、ばね部材4がオス端子2内に収容されているため、例えば外部から衝撃が加わったような場合においてもばね部材4が脱落しにくい。
また、端子接続構造1では、メス端子3を単純な筒状とすることができるため、何らかの理由でメス端子3の形状が単純な筒状に限定されたり、あるいはメス端子3側にばね部材を搭載できない場合に、特に有効である。
なお、オス端子2は、接触片22aを有しているため、ばね部材4を設けずともある程度のばね性は有している。ばね部材4は、この接触片22aのばね性を補強し、オス端子2(接触片22a)を確実にメス端子3に押さえつける役割と、何らかの理由で接触片22aに過大な力が付与された際に、接触片22aが塑性変形してしまうことを抑制する役割とを果たしているといえる。
端子接続構造1は、例えば、オス端子2を収容するオス側ハウジングと、メス端子3を収容するメス側ハウジングとを備え、オス側ハウジングとメス側ハウジングとを嵌合した際にオス端子2がメス端子3に挿入され電気的に接続されるように構成することで、コネクタとして用いることができる。
(変形例)
次に、本発明の変形例を説明する。上記実施の形態では、端子部22に径方向外方に突出する接点部22dを形成し、接点部22dが端子挿入部31の内壁31aに干渉して径方向内方に押し込まれるように構成したが、これに限らず、例えば図3に示すように、接点部22dを省略すると共に、端子挿入部31の内壁31aを先端側から基端側にかけて徐々に縮径されるテーパ状に形成してもよい。この場合、端子部22を端子挿入部31に挿入すると、端子部22(接触片22a)の先端部がテーパ状の端子挿入部31の内壁31aに干渉して、径方向内方に押し込まれることになる。
同様に、端子部22の外壁を、先端側から基端側にかけて徐々に拡径されるテーパ状に形成してもよい。また、端子挿入部31の内壁31aと端子部22の外壁の両方をテーパ状に形成してもよい。
さらに、図4に示すように、ばね部材4に、隣り合う接触片22a間の隙間22bに延出され、接触片22aとの干渉によりばね部材4の回転を抑制する回転抑制突起4cを形成してもよい。図4では、スリット4bを挟んで対向する筒状体4aの両端部(周方向における両端部)から、径方向外方に突出するように一対の回転抑制突起4cが形成されている。回転抑制突起4cを形成することにより、振動が繰り返し加わった場合等にばね部材4が回転してしまうことを抑制でき、オス端子2の摩耗(端子部22の内周面の摩耗)を抑制することが可能になる。
なお、端子部22(接触片22a)の内周面は、メス端子3と接触しない部分ではあるが、端子部22の内周面が摩耗するとばね部材4による付勢力が低下して接触片22aをメス端子3に押し付ける力が低下し、両端子2,3間の接触抵抗の増大とそれに伴う発熱量の増大のおそれが生じる。よって、発熱量をより抑制する観点から、回転抑制突起4cを形成すること等により、ばね部材4の回転を抑制することがより望ましいといえる。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]筒状の基部(21)と、前記基部(21)から軸方向に延出されている複数の接触片(22a)を有し前記複数の接触片(22a)が筒状に配置されている端子部(22)と、を有するオス端子(2)と、前記オス端子(2)の前記端子部(22)が挿入される筒状のメス端子(3)と、前記端子部(22)の前記複数の接触片(22a)に囲まれた中空部(22c)に配置されており、前記端子部(22)が前記メス端子(3)に挿入された状態において、前記接触片(22a)を前記メス端子(3)の内壁(31a)に押し付けるばね部材(4)と、を備えた、端子接続構造(1)。
[2]前記複数の接触片(22a)には、径方向外方に突出し、前記端子部(22)が前記メス端子(3)に挿入された状態において、前記メス端子(3)の内壁(31a)に接触する接点部(22d)が形成されている、[1]に記載の端子接続構造(1)。
[3]前記ばね部材(4)は、軸方向において前記接点部(22d)と重なる位置に配置されている、[2]に記載の端子接続構造(1)。
[4]前記ばね部材(4)は、筒状体(4a)と、前記筒状体(4a)にその軸方向に沿うように形成され、前記筒状体(4a)を径方向に貫通するスリット(4b)と、を有し、前記ばね部材(4)は、その前記スリット(4b)が、隣り合う前記接触片(22a)間の隙間(22b)に位置するように、前記中空部(22c)に配置されている、[1]乃至[3]の何れか1項に記載の端子接続構造(1)。
[5]前記ばね部材(4)は、隣り合う前記接触片(22a)間の隙間(22b)に延出され、前記接触片(22a)との干渉により前記ばね部材(4)の回転を抑制する回転抑制突起(4c)を有する、[1]乃至[4]の何れか1項に記載の端子接続構造(1)。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。
1…端子接続構造
2…オス端子
21…基部
22…端子部
22a…接触片
22b…隙間
22c…中空部
22d…接点部
23…バスバ端子部
3…メス端子
31…端子挿入部
32…かしめ部
4…ばね部材
4a…筒状体
4b…スリット

Claims (5)

  1. 筒状の基部と、前記基部から軸方向に延出されている複数の接触片を有し前記複数の接触片が筒状に配置されている端子部と、を有するオス端子と、
    前記オス端子の前記端子部が挿入される筒状のメス端子と、
    前記端子部の前記複数の接触片に囲まれた中空部に配置されており、前記端子部が前記メス端子に挿入された状態において、前記接触片を前記メス端子の内壁に押し付けるばね部材と、を備えた、
    端子接続構造。
  2. 前記複数の接触片には、径方向外方に突出し、前記端子部が前記メス端子に挿入された状態において、前記メス端子の内壁に接触する接点部が形成されている、
    請求項1に記載の端子接続構造。
  3. 前記ばね部材は、軸方向において前記接点部と重なる位置に配置されている、
    請求項2に記載の端子接続構造。
  4. 前記ばね部材は、筒状体と、前記筒状体にその軸方向に沿うように形成され、前記筒状体を径方向に貫通するスリットと、を有し、
    前記筒状体には、その軸方向に沿うように、前記筒状体を径方向に貫通するスリットが形成されており、
    前記ばね部材は、その前記スリットが、隣り合う前記接触片間の隙間に位置するように、前記中空部に配置されている、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の端子接続構造。
  5. 前記ばね部材は、隣り合う前記接触片間の隙間に延出され、前記接触片との干渉により前記ばね部材の回転を抑制する回転抑制突起を有する、
    請求項1乃至4の何れか1項に記載の端子接続構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021515378A (ja) * 2018-02-26 2021-06-17 インベンティブ コンサルティング エルエルシー 高電力用途用のばね作動式電気コネクター

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