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JP2018018883A - 電気機器 - Google Patents

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Sakae Nogami
栄 野上
純也 松山
Junya Matsuyama
純也 松山
辰之助 後閑
Tatsunosuke Gokan
辰之助 後閑
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Abstract

【課題】筐体を備え、筐体内部に位置し、電子部品が搭載された、回路基板と、回路基板を覆う封止部材と、を有する電気機器を提供する。【解決手段】封止部材3は、空気と触れ合う界面の少なくとも一部が、鉛直方向下向きへ傾斜する第1傾斜面31を有する。筐体は、界面の内、第1傾斜面の鉛直方向下向き側を覆う前方壁部21と、界面の内、第1傾斜面の鉛直方向上向き側を覆う後方壁部22と、界面の内、第1傾斜面の傾斜する方向と垂直な方向を覆う一対の側方壁部23と、を有する。前方壁部は、鉛直方向上側から下側へ凹む、溝211を有し、第1傾斜面は、溝に向かって傾斜している。【選択図】図2

Description

本発明は、電気機器に関する。
従来、携帯電話や無線LANなどの通信基地局のように、屋外で使用される設備に搭載される各種電気機器には、防水機能が求められている。この防水の方法として、例えば、回路基板を樹脂封止する方法が日本特許出願公開第2005−086116号公報明細書に記載されている。
日本特許出願公開第2005−086116号公報明細書に記載の電源装置には、樹脂使用量の低減を目的として、表面を内ケースの一側方向に高く他側方向に低い傾斜状にした樹脂封止材が開示されている。
日本特許出願公開第2005−086116号公報
しかし、日本特許出願公開第2005−086116号公報に記載の電源装置のような電気機器においては、外部から浸入してきた水が機器内部に長期的に留まった場合、樹脂封止材が浸食される可能性が有り、しいては電気機器の経年劣化を早める可能性も有る。そのため、防水機能が十分ではなかった。
本発明は、電気機器内部の筐体および筐体内部の封止部材の構造を改善し、外部から進入してきた水が機器内部に長期的に留まった場合にも、十分な防水機能を有する電気機器電気機器を提供することを目的とする。
本発明の例示的な第1実施形態は、筐体を備えた電気機器であって、筐体内部に位置し、電子部品が搭載された、回路基板と、前記回路基板を覆う封止部材と、を有し、前記封止部材は、空気と触れ合う界面の少なくとも一部が、鉛直方向下向きへ傾斜する第1傾斜面を有し、前記筐体は、前記界面の内、前記第1傾斜面の鉛直方向下向き側を覆う前方壁部と、前記界面の内、前記第1傾斜面の鉛直方向上向き側を覆う後方壁部と、前記界面の内、前記第1傾斜面の傾斜する方向と垂直な方向を覆う一対の側方壁部と、を有し、前記前方壁部は、鉛直方向上側から下側へ凹む、溝を有し、前記第1傾斜面は、前記溝に向かって傾斜している。
本発明の第1実施形態によれば、防水機能を高めた電気機器を提供できる。
図1は、本発明の例示的な一実施形態に係る電気機器の部分上面図である。 図2は、本発明の例示的な一実施形態に係る電気機器の部分断面図である。 図3は、本発明の例示的な一実施形態に係る電気機器の部分斜視図である。 図4は、本発明の例示的な一実施形態に係る電気機器の部分斜視図である。 図5は、本発明の例示的な一実施形態に係る回路基板の上面図である。 図6は、本発明の例示的な一実施形態に係る回路基板の下面図である。 図7は、本発明の例示的な一実施形態に係る電気機器の斜視図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明では、重力方向を「鉛直方向」、と称する。
図1は、本発明の例示的な一実施形態に係る電気機器1の部分上面図である。図2は、図1の破線X―Xにおける部分断面図である。図3は、本発明の例示的な一実施形態に係る電気機器1の部分斜視図である。
図1に示すように、本発明の例示的な一実施形態の電気機器は、筐体2と、筐体2の内部に位置し後述する電子部品42が搭載された回路基板4と、回路基板4を覆う封止部材3と、を有する。筐体2は、封止部材3の空気と触れ合う界面の内、後述する第1傾斜面31の鉛直方向下向き側を覆う前方壁部21と、第1傾斜面31の鉛直方向上向き側を覆う後方壁部22と、第1傾斜面31の傾斜する方向と垂直な方向を覆う一対の側方壁部23(231,232)と、を有する。前方壁部21は、鉛直方向上側から下側へ凹む、溝211を有し、第1傾斜面31は、溝211に向かって傾斜している。
図2に示すように、封止部材3は、空気と触れ合う界面の少なくとも一部において、鉛直方向下向きへ傾斜する第1傾斜面31と、第1傾斜面31よりも前方壁部21側において鉛直方向上向きに傾斜する第2傾斜面32と、を有する。これにより、図3の矢印D1で示すように、外部から筐体2に浸入してきた水は、第1傾斜面31および第2傾斜面32を伝って前方壁部21の溝211から排水される。そのため、水は筐体2の内部に長期的に留まることがないため、封止部材3による防水機能を維持することができ、製品信頼性が向上する。
なお、第2傾斜面32は、封止部材3を成型する過程において形成される微小な傾斜面である。封止部材3の成型工程としては、少なくとも以下3つの工程が有る。まず、前方壁部21の溝211を覆うようにマスキングテープを貼り付ける。これにより、溝211がマスキングテープによって塞がれる。次に、第1傾斜面31の傾斜角度が所定の傾斜角度になるように筐体2を傾けた状態で、少なくとも後述するリード線5と回路基板4との接続部が覆われる程度にポッティング材を筐体2の内部に流し込む。そして、ポッティング材を硬化させて封止部材3を構成する。最後にマスキングテープを剥がす。このような成型工程の過程において、ポッティング材のマスキングテープに対する表面張力の大小に応じて、微小に盛り上がって形成される部位が、第2傾斜面32である。但し、ポッティング材の種類や成型方法等を適宜選定することで、第2傾斜面32が形成されなくてもよい。
図1に戻り、筐体2は、前方壁部21、後方壁部22、および一対の側方壁部23で囲まれた回路基板4を収容する回路基板収容部を備える。回路基板4は、回路基板収容部内にて封止部材3によって覆われている。一対の側方壁部23(231,232)は、互いに平行に延びている。但し、一対の側方壁部23(231,232)は、前方壁部21に向かって一対の側方壁部23(231,232)間の幅が狭くなるように延びていてもよい。また、前方壁部21は、一対の側方壁部23(231,232)の内、少なくとも一方の側方壁部23から溝211に向かう、ガイド壁212を有している。図1においては、前方壁部21は、一対の側方壁部23(231,232)の両方から溝211に向かうガイド壁2121,2122を有している。これにより、外部から回路基板収容部に浸入してきた水は、第1傾斜面31によってガイド壁2121,2122へ向かって導かれる。さらに、ガイド壁2121,2122を伝って溝211に向かい、更に効率良く排水される。
次に、筐体2の内部に位置する回路基板4について、図2、図5、および図6、を用いて説明する。図2は、本発明の例示的な一実施形態に係る電気機器の部分断面図である。図5は、本発明の例示的な一実施形態に係る回路基板の上面図である。図6は、本発明の例示的な一実施形態に係る回路基板の下面図である。
図2に示すように、筐体2は、回路基板4の鉛直方向下側を覆う底面部24を有している。底面部24は、鉛直方向上側へ延びる複数の円筒部241(2411,2412)を有している。また、図5および図6に示すように、回路基板4は、鉛直方向に貫通する複数の貫通孔41(411,412)を有している。鉛直方向において、円筒部241(2411,2412)は、貫通孔41(411,412)と、同軸上に延びている。すなわち、円筒部2411と貫通孔411、円筒部2412と貫通孔412、それぞれは同軸上に延びている。
回路基板4の下面を円筒部241(2411,2412)の上部と接触させた後、貫通孔41(411,412)に不図示のネジが挿入されることにより、回路基板4は筐体2の底面部24に固定される。なお、鉛直方向において、円筒部241(2411,2412)の高さを比較的高くすることが好ましい。鉛直方向において、円筒部241(2411,2412)の高さが低い場合、筐体2の開口側(図2における上側)から円筒部241(2411,2412)の上部までの距離が比較的長くなる。このため、回路基板4を筐体2の下面に向かって入れ込む距離が長くなるため、回路基板4を筐体2へ取り付ける際の作業性が悪くなってしまう。そのため、鉛直方向において、円筒部241(2411,2412)の高さを比較的高くすることで、筐体2の開口側から円筒部241(2411,2412)までの距離が比較的短くなり、回路基板4を筐体2へ取り付ける際の作業性を向上させることができる。言い換えれば、鉛直方向において、回路基板4と底面部24との間の空間は比較的広く確保することが好ましい。具体的には、円筒部241(2411,2412)の鉛直方向の高さは、筐体2の鉛直方向の高さの1/4以上、且つ、3/4未満、が好ましい。
一方、近年では電気機器1に対する軽薄短小の市場要求が有る。そのため、電気機器1が薄型になるにつれ、電気機器1内部の筐体2も薄型にしていかなければならない。言い換えれば、上述の空間を比較的広く確保しつつ、薄型化の要求に対応しなければならない。そのため、様々な大きさの電子部品42A,42B,42C,42Dの配置を工夫しなければならない。
そこで、本実施形態においては、図2および図5に示すように、回路基板4の上面には、鉛直方向において、回路基板4よりも厚みが薄い電子部品42Aが実装されている。これにより、回路基板4の上方において、封止部材3の鉛直方向の厚みを薄くすることができ、電気機器1を薄型化することができる。また、円筒部241(2411,2412)の高さを比較的高くすることで、回路基板4の下方は、比較的広い空間が設けられる。図2および図6に示すように、上述の空間を活用すべく、回路基板4の下面には、鉛直方向において、回路基板4よりも厚みが厚い電子部品42B、42C、42Dが実装されている。すなわち、回路基板4の取り付け作業性を向上させるとともに、薄型化という市場要求にも対応できる。
また、図2に示すように、回路基板4の上方における封止部材3の鉛直方向の厚みは、前方壁部21側よりも後方壁部22側の方が厚い。また、回路基板4よりも厚みが薄い電子部品の内、比較的厚みの厚い電子部品42Aは、回路基板4の上面において、封止部材3の鉛直方向の厚みが厚い後方壁部22側に実装されている。これにより、回路基板4の上方における封止部材3の鉛直方向の厚みを必要最低限にとどめることができる。すなわち、封止部材3を構成するポッティング材の使用量を必要最低限にとどめることができるため、コスト安な電気機器1を提供することができる。
続いて、図3、図4、図5および図7を用いて、リード線5の引き出し構造について説明する。図3および図4は、本発明の例示的な一実施形態に係る電気機器の部分斜視図である。図4は、リード線5を図示している点以外は、図3と同じである。図5は、本発明の例示的な一実施形態に係る回路基板の上面図である。図7は、本発明の例示的な一実施形態に係る電気機器の斜視図である。
図7に示すように、回路基板4から引き出されたリード線5は、他の電気機器と電気的に接続するために、筐体2の外部へ引き出される。リード線5は、不図示の複数の電線群により構成される。不図示の複数の電線群は、電磁波等のノイズに強いチューブ等を使って1つに纏められる。また、本実施形態では、リード線5は、不図示の6つの電線群を有している。不図示の6つの電線群は、回路基板4の下面に接続されている。言い換えれば、回路基板4によってリード線5を鉛直方向下側へ押さえている。これにより、リード線5が鉛直方向上側へ撓むことを抑制できる。また、図5および図6に示すように、回路基板4は、複数の支持壁221(2211,2212)に隣接する部位が切り欠かれた切欠部43を有している。リード線5は、切欠部43を経由して回路基板4から引き出される。すなわち、リード線5が急激に角度を変えて引き出されることがないため、リード線5の撓みを抑制できる。
図5に示すように、回路基板4の上面には、4つの半田付け部51(51A,51B,51C,51D)が設けられている。1つの半田付け部51には、4つの半田付けする部位が有る。これは、ファンモータ6が三相駆動することに関係する。具体的には、ファンモータ6から引き出される巻線が、U相用,V相用,W相用,およびコモン相用の4種類有るため、各半田付け部51には、4つの半田付けする部位が有る。なお、4つの半田付け部51(51A,51B,51C,51D)は、4つのファンモータ6(6A,6B,6C,6D)と対応している。
ここで、図3および図4に示すように、後方壁部22は、リード線5を支持する複数の支持壁221(2211,2212)を有している。複数の支持壁221(2211,2212)は、凹部223を介して設けられている。すなわち、複数の支持壁221(2211,2212)の間に鉛直方向に窪む凹部が設けられている。複数の支持壁221(2211,2212)それぞれには、鉛直方向下側に切り欠かれた複数のリード線固定溝222(2221,2222)が設けられている。これにより、リード線5が、支持壁221の厚み方向とは垂直な方向D3へ動くことを抑制できる。また、凹部223に収容されるように、リング部材52を、リード線5に取り付けてもよい。これにより、リード線5が、支持壁221の厚み方向D4へ動くことを抑制できる。
このように、リード線固定溝222を有した支持壁221が凹部223を介して複数設けられることで、外部からの衝撃等によりリード線5に応力が生じた場合であっても、リード線5が動くことを抑制できる。これにより、封止部材3の空気と触れ合う界面のうちリード線5が引き出される部位や、リード線5と回路基板4との接触部位に、応力が掛かりにくい。すなわち、封止部材3とリード線5との間に隙間が生じて水が浸入することを抑制するとともに、リード線5と回路基板4との良好な電気的接続を維持しやすい。このように、防水機能とともに、製品信頼性を高めることができる。なお、支持壁およびリード線固定壁は2つではなく、1つ又は3つ以上であっても良い。
また、凹部223を余分な封止部材3を収容し、回路基板収容部からの封止部材3の漏れを防止することができる。上述のとおり、封止部材3の成型工程としては、第1傾斜面31の傾斜角度が所定の傾斜角度になるように筐体2を傾けた状態で、リード線5と回路基板4との接続部が覆われる程度にポッティング材を回路基板収容部の内部に流し込む。このとき、余分な封止部材3が流し込まれた際に、リード線5側へと余分な封止部材3が漏洩する。このとき、凹部223を設けることで、余分な封止部材3は凹部223の内部に収容され、回路基板収容部からの漏れを防止することができる。
また、図3の矢印D2に示すように、複数の支持壁221(2211,2212)は、一対の側方壁部23(231,232)が対向する方向と垂直な方向寄りに延びている。また、図7に示すように、複数の支持壁221(2211,2212)は、リード線5を筐体2から引き出すリード線引き出し溝233が設けられた側方壁部232とは異なるもう1つの側方壁部231側に設けられている。これにより、リード線5が急激に角度を変えて引き出されることがないため、リード線5の撓みを抑制できる。
続いて、ファンモータ6について説明する。本実施形態においては、4つのファンモータ6(6A,6B,6C,6D)が筐体2に搭載されている。各ファンモータ6は、回転部の駆動源である電機子および駆動基板を有する静止部と、複数の羽根を有する回転部と、を有する。また、電機子は、薄板状の電磁鋼板を積層させたコアと、複数のコイルとを有する。複数のコイルから引き出された巻線は、駆動基板を経由してファンモータ6の外部へ引き出され、前述の4つの半田付け部51(51A,51B,51C,51D)に半田付けされる。
本実施形態において、封止部材は、シリコン系樹脂材料である。シリコン系樹脂は、撥水性シリコン樹脂を主成分としたものである。シリコン系樹脂を用いることで、他樹脂材料を用いるよりも撥水効果を有し、浸入してきた水をより効果的に溝211へ導き、防水効果を発揮することができる。
また、他の実施形態において、封止部材は、鉛直方向上向き側に第2の封止部材を有する。第2の封止部材は、フッ素系樹脂材料である。つまり、封止部材は、回路基板を覆う第1の封止部材と、第1の封止部材の表面を覆う第2の封止部材との2層で構成される。フッ素系樹脂部材は、シリコン系樹脂部材と比較して、水と油に対して撥水効果が優れている。なお、封止部材がフッ素系樹脂材料のみで形成されてもよい。本発明は、屋外などの環境で使用されることがあり、水のみでなく、油にもさらされる虞がある。したがって、水と油に対して撥水効果を有するフッ素系樹脂材料を用いることで、さらなる防水・防油効果を有する。
また、上記の実施形態および変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
本発明は、携帯電話や無線LANなどの通信基地局のように、屋外で使用される設備に搭載される電気機器に利用できる。
電気機器…1、筐体…2、前方壁部…21、溝…211、ガイド壁…212(2121,2122)、後方壁部…22、支持壁…221(2211,2212)、リード線固定溝…222(2221,2222)、凹部…223、側方壁部…23(231,232)、リード線引き出し溝…233、底面部…24、円筒部…241(2411,2412)、封止部材…3、第1傾斜面…31、第2傾斜面…32、回路基板…4、貫通孔…41(411,412)、電子部品…42(42A,42B,42C,42D)、切欠部…43、リード線…5、半田付け部…51(51A,51B,51C,51D)、リング部…52、ファンモータ…6(6A,6B,6C,6D)

Claims (16)

  1. 筐体を備えた電気機器であって、
    前記筐体内部に位置し、電子部品が搭載された、回路基板と、
    前記回路基板を覆う封止部材と、
    を有し、
    前記封止部材は、空気と触れ合う界面の少なくとも一部が、鉛直方向下向きへ傾斜する第1傾斜面を有し、
    前記筐体は、
    前記界面の内、前記第1傾斜面の鉛直方向下向き側を覆う前方壁部と、
    前記界面の内、前記第1傾斜面の鉛直方向上向き側を覆う後方壁部と、
    前記界面の内、前記第1傾斜面の傾斜する方向と垂直な方向を覆う一対の側方壁部と、を有し、
    前記前方壁部は、鉛直方向上側から下側へ凹む、溝を有し、
    前記第1傾斜面は、前記溝に向かって傾斜している。
  2. 請求項1に記載の電気機器であって、
    前記一対の側方壁部は、互いに平行、または前記前方壁部に向かって前記一対の側方壁部間の幅が狭くなるように延びており、
    前記前方壁部は、前記一対の側方壁部の内、少なくとも一方の側方壁部から前記溝に向かう、ガイド壁を有している。
  3. 請求項1に記載の電気機器であって、
    前記一対の側方壁部は、互いに平行、または前記前方壁部に向かって前記一対の側方壁部間の幅が狭くなるように延びており、
    前記前方壁部は、前記一対の側方壁部それぞれから前記溝に向かう、ガイド壁を有している。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の電気機器であって、
    前記界面は、前記第1傾斜面よりも前記前方壁部側において、鉛直方向上向きに傾斜する第2傾斜面を有する。
  5. 請求項1ないし3のいずれかに記載の電気機器であって、
    前記電子部品の内、鉛直方向において、前記回路基板よりも厚みが薄い電子部品が、前記回路基板の上面に実装される。
  6. 請求項1ないし3のいずれかに記載の電気機器であって、
    前記電子部品の内、鉛直方向において、前記回路基板よりも厚みが厚い電子部品が、前記回路基板の下面に実装される。
  7. 請求項1ないし3のいずれかに記載の電気機器であって、
    前記電子部品の内、鉛直方向において、厚みが薄い電子部品が、前記後方壁部側に実装される。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の電気機器であって、
    前記回路基板は、鉛直方向に貫通する貫通孔を有し、
    前記筐体は、前記回路基板の鉛直方向下側を覆う底面部を有し、
    前記底面部は、鉛直方向上側へ延びる円筒部を有し、
    前記回路基板は、前記貫通孔および前記円筒部を通るネジによって、前記円筒部に固定されている。
  9. 請求項8に記載の電気機器であって、
    前記円筒部の鉛直方向の高さは、前記筐体の鉛直方向の高さの1/4以上、且つ、3/4未満、である。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の電気機器であって、
    前記回路基板は、他の電気機器と電気的に接続するリード線を有し、
    前記リード線と前記回路基板との接続部は、前記封止部材で覆われており、
    前記後方壁部は、前記リード線を支持する支持壁を有し、
    前記支持壁は、前記リード線が嵌まるリード線固定溝を有する。
  11. 請求項10に記載の電気機器であって、
    前記リード線は、前記回路基板の下面に接続されている。
  12. 請求項10に記載の電気機器であって、
    前記支持壁は、複数有り、
    複数の前記支持壁の間に鉛直方向に窪む凹部を有している。
  13. 請求項10に記載の電気機器であって、
    複数の前記支持壁は、前記一対の側方壁部が対向する方向と垂直な方向寄りに延び、
    複数の前記支持壁は、前記リード線を前記筐体から引き出すリード線引き出し溝が設けられた側方壁部とは異なるもう1つの側方壁部側に設けられている。
  14. 請求項10に記載の電気機器であって、
    前記回路基板は、複数の前記支持壁に隣接する部位が切り欠かれた切欠部を有し、
    前記リード線は、前記切欠部を経由して前記回路基板から引き出されている。
  15. 請求項1ないし9のいずれかに記載の電気機器であって、
    前記封止部材は、シリコン系樹脂材料である。
  16. 請求項1ないし9のいずれかに記載の電気機器であって、
    前記封止部材は、鉛直方向上向き側に第2の封止部材を有し、
    前記第2の封止部材は、フッ素系樹脂材料である。




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