JP2018004756A - 情報表示システム - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、使用者が主情報に注目するあまり、主情報を視野から外さないように首の回転運動によって主情報を追いかけるような状態で、補助情報の表示される位置が主情報に被ってしまう、あるいは視野から外れてしまうなどの問題が生じる懸念があった。
なお、以降の説明では、使用者Aの前方方向をZ方向とし、Z方向に垂直な方向のうち、鉛直上方をY方向、Z方向とY方向とに垂直な方向である水平方向をX方向とする。
表示装置100は、図2に示すように、使用者Aの頭部に装着される眼鏡形状の筐体たる筐体部101と、使用者Aの眼前に画像を表示するための透過型ディスプレイである画像表示部3と、画像を出力する投影手段たる画像出力部1と、を有している。
使用者Aは、反射板50によって反射された画像120を、図2に示した視野110の範囲内に存在する虚像として認識する。したがって、画像表示部3は、虚像形成部としての機能を有している。
なお、反射板50は本実施形態では透過型のハーフミラーを用いたが、その他の構成であっても良い。
なお、ジャイロセンサー20は、Y軸に平行な回転軸を中心とする上下軸たる「ヨー軸」、X軸に平行な左右軸たる「ピッチ(ピッチング)軸」、Z軸に平行な前後軸たる「ロール軸」の3つの軸それぞれの旋回情報を取得可能である。
また、以降の説明で特に必要な場合には、「ヨー軸」「ピッチ軸」「ロール軸」の3軸について、各軸を中心として回転する方向を「ヨー方向」「ピッチ方向」「ロール方向」との呼称で示す。
制御部9は、視野110内における画像120の位置を取得する位置検出手段たる画像位置認識部40と、ジャイロセンサー20から出力される旋回情報を用いて画像120の位置を調整する位置制御手段たる補正部41と、を有している。
なお、以降の説明で、特に必要のあるときには、視野110の右側に位置する表示領域31の左端部すなわち視野110の中央側の端部の座標をφs1、表示領域31の右端側であって表示限界領域32との境界部分の座標をφs2、視野110の外側端部であって、表示限界領域32の視野110外側の端部をφs3として記載する。
画像位置認識部40は、画像120の位置を左上部120aの位置(r,φx1)と右上部120bの位置(r,φx2)とを基準として認識する。このとき、rは使用者Aあるいは表示装置100から画像120までの距離を表している。
なお、かかる位置の認識は、4隅の何れかの位置で行うことが望ましいが、かかる構成に限定されるものではなく、例えば画像120が矩形の場合には、4辺のうちの1辺の位置を基準としても良い。
なお、本実施形態に示すような表示装置100においては、使用者Aの首の左右の動きによる旋回が最も顕著な旋回であると考えられる。したがって、本実施形態では特に旋回方向が図6にθとして示したY軸を中心として回転する方向であるヨー方向、すなわちZX平面上における旋回であって、図1、図6に示す方向へ回動する場合について説明する。
このように、表示領域31よりも視野110の内側の領域は、物体130を注視したときに主情報たる物体130が表示される、主情報表示部133としての機能を有している。
使用者Aが静止した物体130をまっすぐに注視している初期状態において、画像120は、領域決定手段30によって定められた表示領域31及び/または表示限界領域32に表示される。
かかる表示装置100においては、画像120は、物体130の位置に合わせて距離rが調整されるように表示することが望ましいため、現実空間における直交座標系に変換されて位置を定められている。
そのため、使用者Aの視野110と画像120との間の位置関係は可変であって、視野110の変化に対して画像120の位置は追従する必要がある。
なお、使用者Aが図6に示すようなB方向への首の旋回動作を行った際の、視野の変化を模式的に示したものが図7である。
単に画像120を表示させる位置を決めるのみでは、かかる急な移動に対して、図6、図7に示すように、画像120が追従しきれずに、視野110の外側に一部がはみ出してしまったり、あるいは注視したい物体130の上に被ってしまったりする。
このような画像120の位置に関する問題は、従来のように、視野110の中央付近に画像を表示するような場合には、単に画像120の表示位置を定めるだけであっても、さほど大きな問題とはならなかった。
しかしながら、本実施形態のように、主情報となる注目情報に対して、それを補足するような補助情報を表示するような場合には、補助情報は視野110の周縁部分に表示されることが望ましいため、画像120の視認性の確保が問題となっていた。
まず、初期状態から使用者Aが首を旋回したことをジャイロセンサー20が検知すると、ジャイロセンサー20は、かかる首の回転角θを記憶する(ステップS549)。
このとき、領域決定手段30は、表示領域31と表示限界領域32とのそれぞれの座標φs1、φs2、φs3をそれぞれ回転角θを加えて再定義する(ステップS550)。
画像位置認識部40は、かかる再定義された座標φs2と画像120の初期位置(r,φx1)とを比較して、φs2<φx1かどうかを確認する(ステップS551)。
かかるステップS551は、画像120が首の旋回後に表示限界領域32に含まれていないかどうかを確認する表示位置確認ステップである。
かかるステップS552は、画像120の補正に用いる偏角を算出するための偏角算出ステップである。
そのため、画像120が視野110の外側に行ってしまったり、注視している物体130に被ったりすることが抑制され、その結果、かかる原因で生じる視認性の悪化を抑制することができる。
このときまず画像位置認識部40は、表示すべき画像120の幅x120が表示領域31の幅x31よりも長いか短いかを判別する(ステップS554)。
ステップS554において、x31<(φx2−φx1)を満たす場合には、補正部41は、画像120の位置を、表示領域31の範囲内の任意の位置になるように、画像120の左上部120aの位置座標が、φx1<φs1を満たすかどうかを判別する(ステップS555)。
φx1<φs1を満たすときには、ステップS552と同様に、偏角の差dφ=φs1−φx1を算出する(ステップS556)。
ステップS556で求められた偏角の差dφは、表示領域31の視野110における中心側の境界から、画像120までの間の偏角の差を表しているから、かかる偏角の差の分だけ画像120を左方向にずらせば、画像120と物体130の間の距離を縮められる。
すなわち、補正部41がφx1’=φx1+dφを新たなφx1として更新することで、画像120は常にφS1の位置と画像120の左辺側とが一致するように移動する(ステップS557)。
かかる構成により、画像120の幅x120が表示領域31の幅x31よりも短い場合には、補正部41は、画像120が常に主情報表示部133と表示領域31との境界に当接して表示されるように補正する。
かかる構成により、注視したい物体130と、補助情報である画像120との間の距離が不必要に離れることがなくなるため、使用者Aは物体130と画像120とを同時に視認しやすくなるから、視認性が向上する。
ステップS558において、φx2<φs3を満たすときには、画像120は表示限界領域32にはみ出した状態であるから、補正部41は偏角の差dφ=φs3−φx2を算出する(ステップS559)。
補正部41は、ステップS559で算出された偏角の差dφを用いて、φx1’=φx1+dφ、φx2’=φx2+dφとして新たに得られたφx1’、φx2’をφx1、φx2として画像120の位置を新たに更新する(ステップS560)。
かかる構成により、画像120の位置は、常に画像120の+X側端部が視野110の+X側端部と一致するように表示される。
かかる構成により、幅の広い画像120を表示するときには、画像120が視野110の外側の視認できない位置に行くことを防ぎながらも、主情報表示部133と画像120との重複する部分を最小に抑えることが出来るので、画像120の視認性が向上する。
また、本実施形態では、表示装置100の回転を検出して旋回情報を取得するためのジャイロセンサー20と、視野110内における画像120の位置を取得するための画像位置認識部40と、を有している。
また、本実施形態では、旋回情報を用いて視野110内に入るように位置φx1、φx2を補正するための補正部41と、を有している。
かかる構成により、使用者Aが首を旋回させて物体130の移動を追いかけるような場合にも、画像120が視野外へと移動してしまうことを防ぐとともに、視認性の向上に寄与する。
すなわち、情報表示システム500は、補助情報が適切な位置に自動的に設置されることで、補助情報の視認性が向上する。
かかる構成により、補正部41が使用者Aの首の回転角θに合わせて画像120の表示位置φx1、φx2を補正するから、物体130と画像120との視認性が向上する。
かかる構成により、水平方向以外の回転についても画像120の表示位置を追従できるから、物体130と画像120との視認性が向上する。
かかる構成により、補助情報が適切な位置に自動的に設置されることで、使用者Aは現実世界の物体130を見ながら画像120の情報を同時に視認できるから、補助情報の視認性が向上する。
表示装置200は、装着する使用者Aに現実の世界とは異なる世界、仮想現実(Virtual Reality:VR)を体験させることを主目的とする没入型のヘッドマウントディスプレイである。
本実施形態においても、表示装置200は、図8に示したフロー図と同様の処理を行うことで、使用者Aが注目したい主画像140と同一視野内に、補助画像150を表示することができる。
また、領域決定手段と、旋回情報取得手段と、位置検出手段と、位置制御手段と、が外部の情報処理装置や外部の記憶媒体に記憶されたプログラムの形式で提供されていても構わない。
また、補助情報は、画像であっても、記号や文字などの情報であってもよく、その形態は特に限定されるものではない。
20 旋回情報取得手段(ジャイロセンサー)
30 領域決定手段
31 移動可能な領域(表示領域)
40 位置検出手段(画像位置認識部)
41 位置制御手段(補正部)
100 表示装置
101 筐体部
110 視野
120 補助情報(画像)
130 主情報(物体)
140 主情報(主画像)
150 補助情報(補助画像)
500 情報表示システム
A 使用者
B 旋回方向(旋回情報)
θ 旋回角度(旋回情報)
Claims (6)
- 使用者が注視する主情報と同一の視野内に補助情報を表示する表示装置における前記視野内において前記補助情報が移動可能な領域を決定する領域決定手段と、
前記表示装置の回転を検出して旋回情報を取得するための旋回情報取得手段と、
前記視野内における前記補助情報の位置を取得するための位置検出手段と、
前記旋回情報を用いて前記領域内に入るように前記位置を補正するための位置制御手段と、
を有する情報表示システム。 - 請求項1に記載の情報表示システムであって、
前記旋回情報取得手段は、3次元座標空間における前記回転の旋回方向と、前記回転の旋回角度と、を前記旋回情報として取得することを特徴とする情報表示システム。 - 請求項2に記載の情報表示システムであって、
前記旋回情報取得手段は、前記旋回情報を、3次元座標空間におけるロール、ピッチ、ヨーのそれぞれの方向について取得することを特徴とする情報表示システム。 - 請求項1乃至3の何れか1つに記載の情報表示システムであって、
前記表示装置は、前記主情報と前記補助情報とを表示することを特徴とする情報表示システム。 - 請求項4に記載の情報表示システムであって、
前記表示装置は非透過型のヘッドマウントディスプレイであることを特徴とする情報表示システム。 - 請求項1乃至3の何れか1つに記載の情報表示システムであって、
前記表示装置は、透過型のヘッドマウントディスプレイであることを特徴とする情報表示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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2016
- 2016-06-28 JP JP2016127748A patent/JP2018004756A/ja active Pending
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