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JP2018001551A - 液体吐出ヘッド - Google Patents

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JP2018001551A JP2016130334A JP2016130334A JP2018001551A JP 2018001551 A JP2018001551 A JP 2018001551A JP 2016130334 A JP2016130334 A JP 2016130334A JP 2016130334 A JP2016130334 A JP 2016130334A JP 2018001551 A JP2018001551 A JP 2018001551A
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Abstract

【課題】駆動回路をヘッドユニット外部の配線部材上に実装しつつも、配線部材ヘッドユニットを避けて配置する。【解決手段】複数のヘッドユニット11a、11bは、それぞれ、左右方向に隙間Sをあけて配列されている。ヘッドユニット11aの列とヘッドユニット11bの列とは前後方向に並んでいる。ヘッドユニット11aとヘッドユニット11bとは左右方向にずれている。ヘッドユニット11aに接続された配線部材30aは、ヘッドユニット11aとの接続部分近傍の部分において、左右方向の幅がヘッドユニット11aとほぼ同じ幅広部となっており、幅広部にドライバICが実装されている。配線部材30aの幅広部よりもヘッドユニット11aと反対側の部分は、幅広部よりも左右方向の幅が狭い幅狭部となっている。幅狭部53は、隣接するヘッドユニット11bの間の隙間Sを通って、ヘッドユニット11bよりも後側まで延びている。【選択図】図2

Description

本発明は、液体を吐出する液体吐出ヘッドに関する。
特許文献1には、インクジェットプリンタにおいて、ヘッドユニット(ヘッドモジュール)の列を2列に隣接して配置し、一方の列と他方の列とでヘッドユニットをずらして配置することで、一方の列のヘッドユニットの端部と、他方の列のヘッドユニットの端部とが重なるようにすることが記載されている。また、特許文献1には、各ヘッドユニットにTABフィルムが接続され、2列のヘッドユニットに接続されたTABフィルムを同じ側に延長させるために、一方の列のヘッドユニットに接続されるTABフィルムが、ヘッドユニットとの接続部を除いて幅が狭められ、他方の列の隣接する2つのヘッドユニットの間を通るように配置されることが記載されている。すなわち、特許文献1では、配線部材に、幅の狭い部分を設けることで、配線部材を、ヘッドユニットを避けるように配置している。
特表2003-528754号公報
ここで、特許文献1には、ヘッドユニットを駆動させるための駆動回路をどのように配置するかについて記載されていない。駆動回路は、例えば、ヘッドユニット内に組み込む、もしくは、TABフィルム上に実装することが考えられる。ヘッドユニット内に駆動回路を組み込む場合には、ヘッドユニットが大型化し、装置全体の大型化につながる。一方、TABフィルム上に駆動回路を実装する場合には、駆動回路を実装するスペースを確保するために、TABフィルムをある程度幅の広いものとする必要がある。TABフィルムを幅の広いものとした場合、TABフィルムを隣接する2つのヘッドユニットの間を通るように配置することができない虞がある。すなわち、TABフィルムを、ヘッドユニットを避けて配置することができない虞がある。
本発明の目的は、ヘッドユニットを小型化するために駆動回路を配線部材上に実装しつつも、配線部材を、ヘッドユニットを避けて配置することが可能な液体吐出ヘッドを提供することである。
本発明に係る液体吐出ヘッドは、第1方向に配列された複数のノズルから液体を吐出する第1ヘッドユニットと、前記第1ヘッドユニットから、前記第1方向、及び、前記第1方向と直交する第2方向にずれ、且つ、前記第1ヘッドユニットと前記第2方向に部分的に重なるように配置され、前記第1方向に配列された複数のノズルから液体を吐出する第2ヘッドユニットと、可撓性を有し、前記第2ヘッドユニットから、前記第2方向における前記第1ヘッドユニット側に引き出された第1配線部材と、を備え、前記第1配線部材は、駆動回路が実装された幅広部と、前記幅広部よりも前記第1方向の幅が狭い幅狭部と、を有し、前記幅狭部は、前記第1ヘッドユニットと前記第1方向に並ぶ空間を通って、前記第2方向に延びている。
本発明の実施の形態に係るプリンタ1の概略構成図である。 ヘッドユニット11、保持部材12及び配線部材30a〜30dの平面図である。 図2のIII−III線断面図である。 図2のIV−IV線断面図である。 ヒートシンク23を除いた1つのヘッドユニット11aと、ヘッドユニット11aに接続された2つの配線部材30a、30bの斜視図である。 延ばした状態の配線部材30aの平面図である。 変形例1のインクジェットヘッド2の概略構成図である。 変形例2の配線部材110aを伸ばした状態の平面図である。 (a)は変形例2の配線部材110aの折り曲げ方を示す図であり、(b)は変形例2の配線部材110bの折り曲げ方を示す図であり、(c)は変形例2の配線部材110cの折り曲げ方を示す図であり、(d)は変形例2の配線部材110dの折り曲げ方を示す図である。 (a)は、変形例3において配線部材110aに対して設けられる爪部121、122の配置を示す図であり、(b)は、変形例3において配線部材110bに対して設けられる爪部123、124の配置を示す図である。 変形例4のインクジェットヘッド130の概略構成図である。 変形例5のインクジェットヘッド140の概略構成図である。 (a)は、変形例6のインクジェットヘッド150の概略構成図であり、(b)は、変形例6の配線部材153を伸ばした状態での平面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について説明する。
(プリンタの全体構成)
図1に示すように、プリンタ1は、インクジェットヘッド2(本発明の「液体吐出ヘッド」)、プラテン3、搬送ローラ4、5などを備えている。なお、以下では、図1に示すように、プリンタ1において記録用紙Pが搬送される方向と平行な方向を前後方向とし、記録用紙Pの搬送面と平行で前後方向と直交する方向を左右方向として説明を行う。また、以下では、図1に示すように、前後方向の前側及び後側、並びに、左右方向の右側及び左側を定義して説明を行う。ここで、前後方向及び左右方向は、上下方向と直交する水平な方向である。
インクジェットヘッド2は、左右方向に記録用紙Pの全長にわたって延びた、いわゆるラインヘッドである。図1、図2に示すように、インクジェットヘッド2は、複数のヘッドユニット11と保持部材12とを備えている。ヘッドユニット11は、左右方向に長尺に構成され、その下面に形成された複数のノズル10からインクを吐出する。より詳細に説明すると、複数のノズル10は、左右方向(本発明の「一方向」)に配列されることによってノズル列9を形成しており、ヘッドユニット11には、このようなノズル列9が前後方向に4列に並んでいる。複数のノズル10からは、後側のノズル列9を形成するものから、それぞれ、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタのインクが吐出される。
また、複数のヘッドユニット11は、左右方向(本発明の「第1方向」、「一方向」)に隙間Sをあけて配列されることによりヘッドユニット列8を形成しており、インクジェットヘッド2は、前後方向(本発明の「第2方向」)に並んだ2つのヘッドユニット列8を有している。前側のヘッドユニット列8を構成する複数のヘッドユニット11a(本発明の「第2ヘッドユニット」)は、後側のヘッドユニット列8を形成する複数のヘッドユニット11b(本発明の「第1ヘッドユニット」)に対して、左側にずれて配置されている。そして、ヘッドユニット11aの左端部と、ヘッドユニット11bの右端部、及び、ヘッドユニット11aの右端部とヘッドユニット11bの左端部とが、それぞれ、前後方向に重なっている。
保持部材12は、左右方向に延びており、複数のヘッドユニット11を、上述の位置関係となるように保持する。
プラテン3は、インクジェットヘッド2の下側に配置され、インクジェットヘッド2と対向している。プラテン3は、左右方向の長さが記録用紙Pよりも長く、記録用紙Pを下方から支持する。
搬送ローラ4は、インクジェットヘッド2及びプラテン3の後側に配置されている。搬送ローラ5は、インクジェットヘッド2及びプラテン3の前側に配置されている。搬送ローラ4、5は、記録用紙Pを前側に搬送する。
そして、プリンタ1では、搬送ローラ4、5により記録用紙Pを前側に搬送しつつ、複数のヘッドユニット11の複数のノズル10からインクを吐出することによって、記録用紙Pに印刷を行う。
(ヘッドユニット)
次に、ヘッドユニット11について詳細に説明する。ヘッドユニット11は、図2〜図5に示すように、ヘッドチップ21と、供給ユニット22と、ヒートシンク23とを有する。ヘッドチップ21は、上述の複数のノズル10を含むインク流路や、インク流路内のインクに吐出エネルギーを付与するためのアクチュエータなどを備えている。
供給ユニット22は、ヘッドチップ21の上面に配置されている。供給ユニット22の内部には、ヘッドチップ21内のインク流路と連通する図示しない供給流路が形成されている。また、供給ユニット22の前後両側面には、それぞれ、スポンジなどによって構成された弾性部材27が取り付けられている。
また、図2に示すように、供給ユニット22の上端部(本発明の「第3方向におけるヘッドのノズルと反対側」)には、4つの供給管41が設けられている。4つの供給管41は、それぞれが上下方向(本発明の「第3方向」)に延びた円筒状に構成され、左右方向において、ヘッドチップ21の端よりも内側の位置に、左右方向に隙間をあけて配置されている。これにより、ヘッドユニット11a同士、及び、ヘッドユニット11b同士の隙間Sの左右方向の幅は、供給管41の間の部分において最も広い幅Wsとなっている。
また、図3、図4に示すように、供給ユニット22の上方には、複数のヘッドユニット11に共通のサブタンク24が配置されている。サブタンク24は、図示しない4つのインク室を有する。これら4つのインク室には、それぞれ、図示しないインクカートリッジから供給されたブラック、イエロー、シアン、マゼンタのインクが貯留される。4つの供給管41は、サブタンク24の上記4つのインク室と接続されている。そして、4つの供給管41には、右側に配置されたものから、それぞれ、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタのインクが供給される。供給管41から供給されたインクは、供給ユニット22内の供給流路を介して、ヘッドチップ21内のインク流路に供給される。
ヒートシンク23は、金属材料からなり、平面視で供給ユニット22を取り囲むように配置されている。ヒートシンク23は、後述するドライバIC46で発生した熱を外部に逃がすためのものである。
(配線部材)
サブタンク24の上方には、複数のヘッドユニット11にまたがって左右方向及び前後方向に延びた基板28が配置されている。基板28は、ドライバIC46に制御信号を送信するためのものである。基板28の前後方向の両端部には、それぞれ、複数のヘッドユニット11に個別の、左右方向に配列された複数のコネクタ29が設けられている。
ヘッドユニット11aのヘッドチップ21(以下、ヘッドチップ21aとすることがある)は、配線部材30a(本発明の「第1配線部材」)、及び、配線部材30b(本発明の「第2配線部材」)を介して基板28と接続されている。配線部材30aは、可撓性を有する基板であり、COF(Chip On Film)基板51a(本発明の「第1基板」)と、FPC(Flexible Printed Circuit)基板52a(本発明の「第2基板」)とによって構成されている。
COF基板51aは、図6に示すように、左右方向の幅Wcが、上記隙間Sの最大の幅Wsよりも広い基板である。図3及び図5に示すように、COF基板51aは、ヘッドチップ21aとの接続部分から後側に引き出され、すぐに上方折り曲げられて、ヘッドユニット11aの供給ユニット22(以下、供給ユニット22aとすることがある)の後側面と、ヒートシンク23との間を上下方向に延びている。そして、COF基板51aの上端部は、供給ユニット22の供給管41よりも下側(第3方向におけるヘッドチップ21a側)に位置している。
また、COF基板51aの供給ユニット22aの後側面とヒートシンク23との間に位置する部分のうち、弾性部材27と同じ高さに位置する部分には、左右方向に並んだ2つのドライバIC46(本発明の「駆動回路」)が実装されている。ドライバIC46は、左右方向に長尺であり、弾性部材27によってヒートシンク23に押し付けられている。これにより、ドライバIC46は、ヒートシンク23に密着し、ドライバIC46において発生した熱は、ヒートシンク23を介して効率よく外部に逃がされる。
また、COF基板51aは、複数の個別配線47と、複数の制御配線48とを有する。複数の個別配線47は、複数のノズル10に対応しており、2つのドライバIC46と、ヘッドチップ21aとを接続している。より詳細に説明すると、複数の個別配線47のうち左側半分の個別配線47は、複数のノズル10のうち左側半分のノズル10に対応しており、左側のドライバIC46と接続されている。一方、複数の個別配線47のうち右側半分の個別配線47は、複数のノズル10のうち右側半分のノズル10に対応しており、右側のドライバIC46と接続されている。また、複数の個別配線47は、左右方向におけるCOF基板51aの中心を通り、左右方向と直交する直線Tを軸として、左右方向に対称に配置されている。複数の制御配線48は、複数の個別配線47よりも数が少なく、ドライバIC46と接続され、ドライバIC46からヘッドチップ21aと反対側に延びている。また、複数の制御配線48も、直線Tを軸として、左右方向に対称に配置されている。
FPC基板52aは、可撓性を有する配線基板であり、COF基板51aの上端部と接続されている。COF基板51aとFPC基板52aとは、左右方向において、COF基板51aの中心の位置と、FPC基板52aの中心の位置とが同じとなるように接続されている。また、FPC基板52aは、複数の制御配線49を有する。複数の制御配線49は、複数の制御配線48と接続されており、FPC基板52aの延在方向に沿って延びている。また、複数の制御配線49も、直線Tを軸として、左右方向に対称に配置されている。
また、FPC基板52aは、COF基板51aとの接続部分及びその近傍においては、左右方向の幅がCOF基板51aの幅Wcとほぼ同じとなっている。なお、本実施の形態では、配線部材30aのうち、COF基板51aによって形成される部分と、FPC基板52aのうち、左右方向の幅がCOF基板51aの幅Wcとほぼ同じ部分とを合わせたものが、本発明の幅広部に相当する。
また、FPC基板52aは、COF基板51aとの接続部分から上方に延び、4つの供給管41と前後方向に対向している。FPC基板52aの4つの供給管41と同じ高さに位置する部分のうち、左右方向において4つの供給管41の間に位置する部分には、回路素子44が配置されている。回路素子44は、例えば、ノイズ低減のための抵抗、コンデンサなどであり、制御配線49と接続されている。
また、FPC基板52aは、上方に延びた部分のうち、上側の部分に、COF基板51aから離れるにつれて左右方向の幅が徐々に狭まるテーパ部55を有している。そして、FPC基板52aの、テーパ部55よりもCOF基板51aと反対側の部分は、左右方向の幅Wmが上記隙間Sの最大の幅Wsよりも狭い幅狭部53となっている。FPC基板52aは、さらに、幅狭部53において後側に折れ曲がっており、幅狭部53が隣接するヘッドユニット11bの間の隙間S(第1ヘッドユニットと第1方向に並ぶ空間)の供給管41の間の部分を通ることで、ヘッドユニット11bを避けて、ヘッドユニット11bよりも後側まで延びている。
FPC基板52aは、さらに、ヘッドユニット11bよりも後側において上方に折れ曲がって延びている。そして、FPC基板52aのヘッドチップ21aと反対側の端部である接続部54が、基板28の後側の端部に設けられたコネクタ29に接続されている。ここで、図6に示すように、接続部54は、左右方向の幅Wtが、幅狭部53の幅Wmよりも広くなっている。
配線部材30bは、配線部材30aと同じの構造のものであり、COF基板51aと同じ構造のCOF基板51bと、FPC基板52aと同じ構造のFPC基板52bによって構成されている。COF基板51bは、ヘッドチップ21aとの接続部分から前側に引き出され、すぐに上方に折り曲げられて、供給ユニット22aの前側面とヒートシンク23との間を上下方向に延びている。そして、ドライバIC46が、弾性部材27によってヒートシンク23に押し付けられている。FPC基板52bは、COF基板51bとの接続部分から上方に延び、さらに前側に折れ曲がっている。FPC基板52bは、さらに、上方に折れ曲がって延び、接続部54が、基板28の前側の端部に設けられたコネクタ29に接続されている。
ヘッドユニット11bのヘッドチップ21(以下、ヘッドチップ21bとすることがある)は、2つの配線部材30c、30dを介して基板28と接続されている。配線部材30c(本発明の「第3配線部材」)は、配線部材30a、30bと同じの構造のものであり、COF基板51a、51bと同じ構造のCOF基板51cと、FPC基板52a、52bと同じ構造のFPC基板52cとによって構成されている。COF基板51cは、ヘッドチップ21bとの接続部分から前側に引き出され、すぐに上方に折り曲げられて、ヘッドユニット11bの供給ユニット22(以下、供給ユニット22bとすることがある)の前側面と、ヒートシンク23との間を上下方向に延びている。そして、ドライバIC46が、弾性部材27によってヒートシンク23に押し付けられている。FPC基板52cは、COF基板51cとの接続部分から上方に延び、さらに前側に折れ曲がり、幅狭部53が、隣接する2つのヘッドユニット11aの隙間Sの供給管41の間の部分を通ることで、ヘッドユニット11aを避けて、ヘッドユニット11aよりも前側まで延びている。FPC基板52cは、さらに、上方に折れ曲がって延び、接続部54が、基板28の前側の端部に設けられたコネクタ29に接続されている。
配線部材30dは、配線部材30a〜30cと同じ構造のものであり、COF基板51a〜51cと同じ構造のCOF基板51dと、FPC基板52a〜52cと同じ構造のFPC基板52dとによって構成されている。COF基板51dは、ヘッドチップ21bとの接続部分から後側に延引き出され、すぐに上方に折り曲げられて、供給ユニット22bの後側面とヒートシンク23との間を上下方向に延びている。そして、ドライバIC46が、弾性部材27によってヒートシンク23に押し付けられている。FPC基板52dは、COF基板51dとの接続部分から上方に延び、さらに後側に折れ曲がっている。FPC基板52dは、さらに、上方に折れ曲がって延び、接続部54が、基板28の後側の端部に設けられたコネクタ29に接続されている。
そして、インクジェットヘッド2では、プリンタ1に印刷データが入力されたときに、基板28から配線部材30a〜30dのドライバIC46に、それぞれ、制御配線48、49を介して、印刷データに応じた信号が送信される。そして、各ドライバIC46は、受信した信号に応じて、個別配線47を介して、ヘッドユニット11に駆動のための信号を送信する。これにより、印刷データに応じて複数のノズル10からインクが吐出される。
以上に説明した実施の形態では、ドライバIC46をヘッドユニット11の外部の配線部材30a〜30dに設けているため、ヘッドユニット11(ヘッドチップ21等)にドライバIC46を組み込む場合と比較して、ヘッドユニット11を小型化することができる。ただし、この場合には、配線部材30a〜30dにドライバIC46を実装するためのスペースが必要となる。一方で、配線部材30aのうち、最も左側の配線部材以外の30aについては、ヘッドユニット11bよりも後側まで延ばすためには、ヘッドユニット11bの間の隙間Sを通す必要がある。同様に、配線部材30cについては、ヘッドユニット11aよりも前側まで延ばすために、ヘッドユニット11aの間の隙間Sを通す必要がある。
そこで、本実施の形態では、配線部材30aを、左右方向の幅Wcが隙間Sの最大の幅Wsよりも広いCOF基板51aと、左右方向の幅Wmが隙間Sの最大の幅Wsよりも狭い幅狭部53を有するFPC基板52aとによって構成されたものとしている。これにより、配線部材30aにドライバIC46を実装するためのスペースを確保することができる。さらに、配線部材30aを、隙間Sを通して、ヘッドユニット11bよりも後側まで延ばすことができる。
同様に、配線部材30cをCOF基板51cとFPC基板52cとによって構成されたものとすることにより、配線部材30cにドライバICを実装するためのスペースを確保しつつ、配線部材30cを、隙間Sを通してヘッドユニット11aよりも前側まで延ばすことができる。また、配線部材30b、30dについても、それぞれ、COF基板51b、51dを有していることから、配線部材30b、30dにドライバIC46を実装するためのスペースを確保することができる。
また、本実施の形態では、隣接するヘッドユニット11bの間の隙間Sは、供給管41の間の部分において左右方向の幅が最大の幅Wsとなっている。これに対して、本実施の形態では、FPC基板52aの幅狭部53を、隙間Sの供給管41の間の部分を通して、ヘッドユニット11bよりも後側まで延ばしている。これにより、幅狭部53の左右方向の幅Wmを最大限広くすることができる。その結果、幅狭部53における制御配線49同士の間隔W2を極力広くして、制御配線49同士がショートしてしまうのを防止することができる。配線部材30cについても同様である。ここで、本実施の形態では、図2に示すように、幅狭部53の左右方向の幅Wmが、隙間Sの、隣接する2つのヘッドユニット11bの最も外側の端の間の部分での幅とほぼ同じとなっている。しかしながら、例えば、制御配線49の数が多い場合などには、配線部材30aの幅狭部53の幅Wmを、上記幅Wsよりも狭い範囲で広くすれば、幅狭部53を、隣接するヘッドユニット11bの間を通して前後方向に延ばすことができる。配線部材30cについても同様である。
また、本実施の形態では、配線部材30aを、COF基板51aとFPC基板52aとによって構成されたものとしている。ここで、COF基板51aに形成される個別配線47同士の間隔W1は、FPC基板52aに形成される制御配線49同士の間隔W2よりも狭い。一般に、COF基板やFPC基板などの配線基板は、最小の配線間隔が狭いものほど、単位長さあたりの製造コストが高くなる。そのため、本実施の形態と異なり、配線部材30aを、COF基板51aに対応する部分とFPC基板52aに対応する部分とを有する1つの配線基板によって構成されたものとすると、配線間隔の広いFPC基板52aに対応する部分を含む、長さの長いCOF基板を作製することになる。その結果、配線部材30aの製造コストは極めて高いものとなってしまう。配線部材30b〜30dについても同様である。
また、配線部材30aでは、COF基板51aをヘッドチップ21に接合する際には、配線間隔の狭い個別配線47を、ヘッドチップ21上の配線と接続するために、ACF(Anisotropic Conductive Film)、NCF(Non Conductive Film)など比較的高価な接着剤が用いられる。これに対して、制御配線48同士の間隔、及び、制御配線49同士の間隔は、個別配線47同士の間隔に比べて広い。そのため、COF基板51aとFPC基板52aとは、上記のような高価な接着剤を用いて接合する必要はなく、例えば、比較的安価なハンダ付によって接合することができる。配線部材30b〜30dについても同様である。
そこで、本実施の形態では、配線部材30aを、COF基板51aとFPC基板52aとによって構成されたものとしている。これにより、配線部材30aを1つの配線部材によって構成されたものとする場合よりも、配線部材30aの製造コストを抑えることができる。配線部材30a〜30dについても同様である。
また、本実施の形態では、配線部材30aは、左右方向において、COF基板51aの中心の位置と、FPC基板52aの中心の位置とが同じとなるように、COF基板51aとFPC基板52aとが接続されたものとなっている。これにより、FPC基板52aの左右方向の位置がCOF51aと同じとなる部分の左右方向の幅を最大限広くすることができる。配線部材30b〜30dについても同様である。
また、本実施の形態では、配線部材30aにおいて、FPC基板52aのCOF基板51aとの接続部分が、上下方向に延びている。そして、FPC基板52aは、幅狭部53において後側に折り曲げられている。同様に、配線部材30cにおいて、FPC基板52cは、幅狭部53において前側に折り曲げられている。
ここで、本実施の形態とは異なり、配線部材30aが、幅狭部53よりもヘッドチップ21a側の左右方向の幅が広い部分(左右方向の幅がCOF51aの幅Wcと同じ部分、又は、上記テーパ部55)において後側に折り曲げられる場合を考える。この場合には、前後方向におけるヘッドユニット11aとヘッドユニット11bとの間に、配線部材30aの、幅狭部53よりも左右方向の幅が広い部分の一部と、幅狭部53の一部とが、前後方向に延びた状態で配置されることになる。この場合には、前後方向におけるヘッドユニット11aとヘッドユニット11bとの間隔を大きくする必要がある。
同様に、本実施の形態とは異なり、配線部材30cが、幅狭部53よりもヘッドチップ21b側の、左右方向の幅が広い部分において前側に折り曲げられる場合を考える。この場合にも、上述したのと同様、前後方向におけるヘッドユニット11aとヘッドユニット11bとの間に、配線部材30cの、幅狭部53よりも左右方向の幅が広い部分の一部と、幅狭部53の一部とが、前後方向に延びた状態で配置されることになる。この場合にも、前後方向におけるヘッドユニット11aとヘッドユニット11bとの間隔を大きくする必要がある。
これに対して、本実施の形態では、配線部材30aが、幅狭部53において後側に折り曲げられている。この場合には、前後方向におけるヘッドユニット11aとヘッドユニット11bとの間に、配線部材30aのうち、幅狭部53の一部のみが前後方向に延びた状態で配置される。同様に、本実施の形態では、配線部材30cが、幅狭部53において前側に折り曲げられている。この場合には、前後方向におけるヘッドユニット11aとヘッドユニット11bとの間に、配線部材30cのうち、幅狭部53の一部のみが前後方向に延びた状態で配置される。したがって、前後方向におけるヘッドユニット11aとヘッドユニット11bとの間に、幅狭部53よりも左右方向の幅が広い部分が前後方向に延びた状態で配置されない分、前後方向におけるヘッドユニット11aとヘッドユニット11bとの間隔を小さくすることができる。
ここで、前後方向におけるヘッドユニット11aとヘッドユニット11bとの間隔が小さいほど、インクジェットヘッド2が水平面内で傾いたときの、ヘッドユニット11aのノズル10と、ヘッドユニット11bのノズル10との左右方向のずれが小さくなる。したがって、本実施の形態のように、前後方向におけるヘッドユニット11aとヘッドユニット11bとの間隔を小さくすることにより、インクジェットヘッド2の、水平面内で傾いたときの画質の低下を極力抑えることができる。
また、配線部材30a、30dを、ヘッドユニット11bよりも後側において上方に折り曲げることにより、配線部材30a、30dの接続部54を、インクジェットヘッド2の上方に配置された基板28のコネクタ29に接続することができる。同様に、配線部材30b、30cを、ヘッドユニット11bよりも前側において上方に折り曲げることにより、配線部材30b、30cの接続部54を、インクジェットヘッド2の上方に配置された基板28のコネクタ29に接続することができる。
また、本実施の形態では、配線部材30aにおいて、COF基板51aとFPC基板52aとの接続部分が、供給管41よりも下側に位置している。上記接続部分では、制御配線48、49が露出している。そのため、本実施の形態と異なり、上記接続部分が、供給管41と同じ高さに位置していると、万一、供給管41からインクが漏れ出したときに、漏れ出したインクが上記接続部分に到達し、制御配線48、49同士がショートしてしまう虞がある。これに対して、本実施の形態では、COF基板51aとFPC基板52aとの接続部分が、供給管41よりも下側に位置しており、供給管41から離れている。そのため、万一、供給管41からインクが漏れ出したとしても、漏れ出したインクが、上記接続部分に到達しにくく、制御配線48、49同士がショートしてしまうのを防止することができる。配線部材30b〜30dについても同様である。
また、本実施の形態では、配線部材30a〜30dが、全て同じ構造の配線部材となっている。これにより、インクジェットヘッド2を形成するための部品の種類を少なくすることができる。
また、本実施の形態では、ヘッドチップ21aに、前後方向の互いに反対側に引き出された2つの配線部材30a、30bが接続されている。これにより、前後方向におけるヘッドチップ21aの両側に配線部材を引き出すことができる。また、この場合、配線部材30aと配線部材30bとは、左右方向の位置がほぼ同じとなる。同様に、本実施の形態では、ヘッドチップ21bに、前後方向の互いに反対側に引き出された2つの配線部材30c、30dが接続されている。これにより、前後方向におけるヘッドチップ21bの両側に配線部材を引き出すことができる。また、配線部材30cと配線部材30dとは、左右方向の位置がほぼ同じとなる。
これに対して、本実施の形態では、基板28の前後方向の両端部に、それぞれ、左右方向に並んだ複数のコネクタ29を設けている。そして、配線部材30a、30dの接続部54を、基板28の後側の端部に設けられたコネクタ29と接続し、配線部材30b、30cの接続部54を、基板28の前側の端部に設けられたコネクタ29と接続している。これにより、これらのコネクタ29を、基板28の前後方向における中央部に1列に配列する場合等と比較して、基板28にコネクタ29を設けるためのスペースを確保しやすい。
さらに、本実施の形態のように、配線部材30a〜30dが同じ構造の配線部材である場合、ヘッドユニット11a、11bから前側に引き出される配線部材30b、30cは、ヘッドユニット11a、11bから後側に引き出される配線部材30a、30dと、向きが反転された状態で配置される。本実施の形態では、配線部材30a〜30dにおいて、COF基板51a〜51dやFPC基板52a〜52dに形成される複数の配線47〜49が、上記直線Tを軸として、左右方向に対称に配置されている。これにより、配線部材30aと配線部材30b、及び、配線部材30bと配線部材30dが、それぞれ、左右方向にずれることない。したがって、配線部材30a〜30dの配置に合わせてコネクタ29を設ける必要のある基板28の設計を行いやすい。
また、本実施の形態では、基板28のコネクタ29と接続される接続部54の左右方向の幅Wtが、幅狭部53の左右方向の幅Wmよりも広くなっている。これにより、接続部54をコネクタ29に接続しやすい。
また、本実施の形態では、FPC基板52a〜52dの供給管41と同じ高さに位置する部分のうち、左右方向において、隣接する供給管41の間に位置する部分に、ノイズ低減用の抵抗やコンデンサなどの回路素子44が配置されている。すなわち、供給管41と回路素子44とは、左右方向にずれて配置されている。これにより、回路素子44と供給管41との干渉を防止することができる。
次に、本実施の形態に種々の変更を加えた変形例について説明する。
上述の実施の形態では、隣接するヘッドユニット11bの間の隙間Sが、供給管41の間の部分において左右方向の幅が最も広くなっており、FPC基板52aの幅狭部53が、隣接するヘッドユニット11bの供給管41の間の部分を通って前後方向に延びていたが、これには限られない。
隣接するヘッドユニット11bの間の隙間Sが、供給管41の間の部分とは異なる部分において左右方向の幅が最も広くなっており、FPC基板52aの幅狭部53が、隣接するヘッドユニット11bの間の隙間Sの、左右方向の幅が最も広い部分を通って前後方向に延びていてもよい。例えば、ヘッドユニット11bが、左右方向にくびれた部分を有し、このくびれた部分において左右方向の幅が最も狭くなっており、配線部材30aの幅狭部53が、このくびれた部分を通って前後方向に延びていてもよい。あるいは、FPC基板52aは、隣接するヘッドユニット11bの間の隙間Sのうち、左右方向の幅が最も広い部分とは別の部分を通って前後方向に延びていてもよい。隣接するヘッドユニット11aの間の隙間S、及び、FPC基板52cについても同様である。
また、上述の実施の形態では、配線部材30a〜30dにおいて、左右方向における接続部54の幅Wtが、幅狭部53の幅Wmよりも広くなっていたが、これには限られない。例えば、左右方向における接続部54の幅Wtは、幅狭部53の幅Wmと同じであってもよいし、幅狭部53の幅Wmよりも狭くてもよい。
また、上述の実施の形態では、配線部材30a〜30dにおいて、配線47〜49が、それぞれ、左右方向における配線部材30a〜30dの中心を通り、左右方向を直交する直線を軸として、左右方向に対称に配置されていたが、これには限られない。配線47〜49は、配線部材30a〜30dでどのように配置されていてもよい。
また、上述の実施の形態では、配線部材30aにおいて、左右方向において、COF基板51aの中心の位置と、FPC基板52aの中心の位置とが同じであったが、これには限られない。左右方向において、COF基板51aの中心の位置と、FPC基板52aの中心の位置とがずれていてもよい。配線部材30b〜30dについても同様である。
また、上述の実施の形態では、配線部材30a〜30dが全て同じ構造のものであったがこれには限られない。ヘッドユニット11aに接続される2つの配線部材と、ヘッドユニット11bに接続される2つの配線部材のうち、少なくとも一部の配線部材は、他の配線部材と構造が異なっていてもよい。
例えば、変形例1では、図7に示すように、インクジェットヘッド100が、インクジェットヘッド2の配線部材30b、30dを、それぞれ、配線部材101b、101dに置き換えたものとなっている。配線部材101b、101dは、左右方向の幅が、上述の実施の形態のCOF51b、51dの幅Wc(図6参照)とほぼ同じ一定の幅となっている。配線部材101b、101dは、例えば、FPC基板52b、52dを、左右方向の幅がCOF51b、51dの幅Wcとほぼ同じFPC基板に置き換えることによって形成することができる。
上述の実施の形態において、配線部材30a、30cは、隙間Sを通るため、幅狭部53が必要である。これに対して、配線部材30b、30dには、隙間Sを通る部分が存在しないため、幅狭部は必ずしも必要なものではない。そこで、変形例1では、上述したように、配線部材101b、101dを、配線部材30b、30dと比較して、幅狭部53のない左右方向の幅が広いものとしている。そして、このようにすれば、配線部材101b、101dにおける配線の配置の自由度が高くなる。
また、上述の実施の形態では、配線部材30aにおいて、COF基板51aとFPC基板52aとの接続部分が、供給管41よりも下側に位置していたが、これには限られない。上記接続部分は、供給管41と同じ高さに位置していてもよい。通常、供給管41からインクが漏れ出すことはない。そして、インクが漏れ出さなければ、この場合でも、供給管41から漏れ出したインクによって配線同士がショートしてしまうということはない。配線部材30b〜30dについても同様である。
また、上述の実施の形態では、配線部材30aが幅狭部53において後側に折り曲げられ、配線部材30cが幅狭部53において前側に折り曲げられていたが、これには限られない。配線部材30aが、幅狭部53よりもヘッドチップ21a側の、左右方向の幅が広い部分において後側に折り曲げられていてもよい。また、配線部材30cが、幅狭部53よりもヘッドチップ21b側の、左右方向の幅が広い部分において前側に折り曲げられていてもよい。
また、上述の実施の形態では、配線部材30aが、COF基板51aとFPC基板52aとによって構成されていたが、これには限られない。例えば、配線部材30aは、2つのCOF基板によって構成されたものであってもよい。配線部材30b〜30dや、変形例1の配線部材101a〜101dについても同様である。
あるいは、配線部材30aは、COF基板51aに対応する部分(ドライバIC46が実装される幅広部を含む部分)と、FPC基板52aに対応する部分(隣接するヘッドユニット11bの間の隙間Sを通る幅狭部を含む部分)とが一体となった1つの可撓性を有する基板によって構成されたものであってもよい。この場合には、配線部材30aを作製する際に基板同士を接合する工程が必要なく、配線部材30aを製造する際の工数を減らすことができる。配線部材30b〜30dや、変形例1の配線部材101a〜101dについても同様である。
また、上述の実施の形態では、COF基板51aに、左右方向に並んだ2つのドライバIC46が実装されていたが、これには限られない。COF基板51aには、1つ、又は、左右方向に並んだ3つ以上のドライバIC46が実装されていてもよい。また、COF51aに複数のドライバIC46が実装される場合に、これらのドライバIC46は、左右方向に並んでいることには限られない。例えば、これらのドライバIC46は、COF基板51aの延在方向に並んでいてもよい。COF基板51b〜51dに実装されるドライバIC46についても同様である。また、ドライバICは、左右方向(ノズル10の配列方向)に長尺のものでなくてもよい。
また、上述の実施の形態では、基板28の前後方向における両端部に、それぞれ、左右方向に配列された複数のコネクタ29が設けられていたが、これには限られない。複数のコネクタ29は、例えば、基板28の前後方向における中央部に左右方向に1列に並んでいる等、基板28の上述の実施の形態とは異なる部分に設けられていてもよい。
また、上述の実施の形態では、FPC基板52a〜52dの回路素子44と、供給管41とが、左右方向にずれて配置されていたが、これには限られない。例えば、FPC基板52a〜52dと供給管41とが、前後方向に十分に離れている場合には、FPC基板52a〜52dの回路素子44と、供給管41の、左右方向の位置は同じであってもよい。
また、上述の実施の形態では、配線部材30a〜30dは、ヘッドチップ21から、途中で折り曲げられつつ基板28まで延びているが、配線部材の折り曲げ部分に折り曲げやすくするための切り欠きを設けてもよい。
例えば、変形例2では、配線部材30a〜30dの代わりに、配線部材110a〜110dを介して、ヘッドチップ21と基板28とが接続されている。配線部材110a〜110dは、ぞれぞれ、配線部材30a〜30dと同様に途中で折り曲げられつつ延びて、ヘッドチップ21と基板28とを接続する。配線部材110aは、図8に示すように、COF基板51aと同様のCOF基板111aと、FPC基板112aとを有する。FPC基板112aには、配線部材110aのヘッドチップ21aとの接続部分(COF基板111aのFPC基板112aとの接続部分と反対側の端)から、配線部材110aの延在方向に沿って長さL1、L2、L3の部分に、それぞれ、切り欠き113a、113b、113cが形成されている。配線部材110b〜110dも、配線部材110aと同様の構造のものである。
配線部材110aは、図9(a)に示すように、切り欠き113aが形成された、ヘッドチップ21との接続部分からの長さがL1の部分(本発明の「第1折り曲げ部」)において、上下方向に延びた状態から後側に折り曲げられている。また、切り欠き113cが形成された、ヘッドチップ21との接続部分からの長さがL3(本発明の「第1長さ」)の部分(本発明の「第2折り曲げ部」)において、前後方向に延びた状態から上方に折り曲げられている。
配線部材110bは、図9(b)に示すように、切り欠き113aが形成された部分において、上下方向に延びた状態から前側に折り曲げられている。また、切り欠き113bが形成された、ヘッドチップ21との接続部分からの長さがL2(本発明の「第2長さ」)の部分(本発明の「第2折り曲げ部」)において、前後方向に延びた状態から上方に折り曲げられている。
配線部材110cは、図9(c)に示すように、切り欠き113aが形成された部分において、上下方向に延びた状態から前側に折り曲げられている。また、切り欠き113cが形成された部分において、前後方向に延びた状態から上方に折り曲げられている。
配線部材110dは、図9(d)に示すように、切り欠き113aが形成された部分において、上下方向に延びた状態から後側に折り曲げられている。また、切り欠き113bが形成された部分において、前後方向に延びた状態から上方に折り曲げられている。
変形例2では、配線部材110a〜110dの折り曲げ部に、切り欠き113a〜113cが形成されているため、配線部材110a〜110dを切り欠き113a〜133dが形成された部分で折り曲げやすい。さらに、変形例2では、配線部材110a〜110dが、同じ構造の配線部材によって構成されているが、この配線部材に、配線部材110a、110cとして用いられるときに折り曲げ部となる部分、及び、配線部材110b、110dとして用いられるときに折り曲げ部となる部分の両方に、切り欠きが形成されている。これにより、配線部材110a〜110dを同じ構造の配線部材によって構成されたものとする場合において、この配線部材を配線部材110a〜110dのいずれとして用いるときにも、折り曲げ部において折り曲げやすいものとすることができる。
ここで、変形例2では、配線部材110a〜110dは、ヘッドチップ21から引き出されてすぐに上方に折り曲げられ、さらに、ほぼ同じ高さの位置で、前側又は後側に折り曲げられる。そのため、配線部材110a〜110dの、前後方向に折り曲げられる部分は、いずれもヘッドチップ21との接続部分から長さL1に位置する部分である。
一方で、配線部材110aは、後側に折り曲げられた部分が、ヘッドユニット11bよりも前側に位置している。そして、配線部材110aは、この折り曲げ部からヘッドユニット11よりも後側まで延び、上方に折り曲げられる。同様に、配線部材110cは、前側に折り曲げられた部分が、ヘッドユニット11aよりも後側に位置している。そして、配線部材110cは、ヘッドユニット11aよりも前側まで延び、上方に折り曲げられる。これに対して、配線部材110bは、前側に折り曲げられた部分が、ヘッドユニット11aよりも前側に位置し、他のヘッドユニットを前後方向にまたぐことなく、上方に折り曲げられている。同様に、配線部材110dは、後側に折り曲げられた部分が、ヘッドユニット11bよりも後側に位置し、他のヘッドユニットを前後方向にまたぐことなく、上方に折り曲げられている。そのため、他のヘッドユニットを前後方向にまたぐ配線部材110a、110cの、上方に折り曲げられる部分のヘッドチップ21との接続部分からの長さL3は、他のヘッドユニットを前後方向にまたがない配線部材110b、110dの、上方に折り曲げられる部分のヘッドチップ21との接続部分からの長さL2よりも長くなる。
これらのことから、変形例2では、配線部材110a〜110dを、同じ構造の配線部材によって構成するために、配線部材110a〜110dのいずれとして用いられるときにも折り曲げられる部分に形成された切り欠き113aと、配線部材110a、110cとして用いられるときには折り曲げられ、配線部材110b、110dとして用いられるときには折り曲げられない部分に形成された切り欠き113bと、配線部材110b、110dとして用いられるときには折り曲げられ、配線部材110a、110cとして用いられるときには折り曲げられない部分に形成された切り欠き113cと、を有するものとしている。
また、変形例2では、配線部材110a〜110dを全て同じ構造の配線部材によって構成されたものである場合について説明したが、配線部材110a〜110d間で構造が異なっていてもよい。例えば、配線部材110a、110cとして用いる配線部材を、切り欠き113a〜113cのうち、切り欠き113a、113cのみが形成されたものとし、配線部材110b、110dとして用いる配線部材を、切り欠き113a〜113cのうち、切り欠き113a、113bのみが形成されたものとしてもよい。
変形例3では、変形例2において、配線部材110aに対して、図10(a)に示すような爪部121、122が設けられている。また、配線部材110bに対して、図10(b)に示すような爪部123、124が設けられている。また、配線部材110cに対して、爪部121、122と同様の爪部が設けられている。また、配線部材110dに対して、爪部123、124と同様の爪部が設けられている。これらの爪部は、例えば、ヘッドユニット11、保持部材12、サブタンク24など、プリンタのいずれかの部分に設けられる。
爪部121は、配線部材110aの切り欠き113aと係合して、配線部材110aの切り欠き113aが形成された部分をプリンタに固定する。爪部122は、配線部材110aの切り欠き113cと係合して、配線部材110aの切り欠き113cが形成された部分をプリンタに固定する。爪部123は、配線部材110bの切り欠き113aと係合して、配線部材110bの切り欠き113aが形成された部分をプリンタに固定する。爪部124は、配線部材110bの切り欠き113bと係合して、配線部材110aの切り欠き113bが形成された部分をプリンタに固定する。
変形例3では、配線部材110aが爪部121、122によってプリンタに固定されるため、プリンタの輸送時等に配線部材110aがヘッドチップ21aや基板28から外れてしまうのを防止することができる。また、配線部材110bが爪部123、124によってプリンタに固定されるため、プリンタの輸送時等に配線部材110bがヘッドチップ21aや基板28から外れてしまうのを防止することができる。配線部材110c、110dについても同様である。
また、変形例3では、配線部材110aに対して、爪部121、122が設けられていたが、爪部121、122のうち、どちらか片方のみが設けられていてもよい。同様に、変形例3では、配線部材110bに対して、爪部123、124のうち、どちらか片方のみが設けられていてもよい。
また、上述の実施の形態では、インクジェットヘッド2の上方に基板28が配置され、配線部材30a〜30dは、上方に折り曲げられて基板28のコネクタ29と接続されていたが、これには限られない。例えば、インクジェットヘッド2よりも前側及び後側にそれぞれ基板が配置され、ヘッドユニット11a、11bから後側に延びた配線部材が、上記の後側の基板に接続され、ヘッドユニット11a、11bから前側に延びた配線部材が、上記前側の基板に接続されていてもよい。
また、上述の実施の形態では、ヘッドユニット11a(ヘッドチップ21a)に2つの配線部材30a、30bが接続され、ヘッドユニット11b(ヘッドチップ21b)に2つの配線部材30c、30dが接続されていたが、これには限られない。
変形例4では、図11に示すように、インクジェットヘッド130において、ヘッドユニット11aに、配線部材として配線部材30aのみが接続され、配線部材30b(図1参照)は接続されていない。また、ヘッドユニット11bに、配線部材として配線部材30dのみが接続され、配線部材30c(図1参照)は接続されていない。この場合には、複数のヘッドユニット11に接続される配線部材を、全て後側にのみ引き出すことができる。
また、変形例4とは逆に、ヘッドユニット11aに、配線部材として配線部材30bのみが接続され、ヘッドユニット11bに、配線部材として配線部材30cのみが接続されていてもよい。なお、この場合には、複数のヘッドユニット11に接続される配線部材を、全て前側にのみ引き出すことができる。なお、上述の実施の形態において、ヘッドユニット11bが本発明の第1ヘッドユニットに相当し、ヘッドユニット11aが本発明の第2ヘッドユニットに相当するのとは逆に、変形例4では、ヘッドユニット11aが本発明の第1ヘッドユニットに相当し、ヘッドユニット11bが本発明の第2ヘッドユニットに相当する。
変形例5では、図12に示すように、インクジェットヘッド140において、ヘッドユニット11aに、配線部材として配線部材30aのみが接続され、配線部材30b(図1参照)は接続されていない。また、ヘッドユニット11bに、配線部材として配線部材30cのみが接続され、配線部材30d(図1参照)は接続されていない。
このような構成では、配線部材30a同士、及び、配線部材30c同士が、それぞれ左右方向に並ぶことになる。そのため、例えば、基板の前後方向の両端部に、配線部材30a〜30dと接続されるコネクタを設ける場合に、コネクタ同士の左右方向の間隔を広くとることができる。これにより、基板を安価でサイズの小さいものとすることができる。
また、上述の実施の形態では、インクジェットヘッド2が、左右方向に隙間Sをあけて配列された複数のヘッドユニット11aと、左右方向に隙間Sをあけて配列された複数のヘッドユニット11bとを備えていたが、これには限られない。インクジェットヘッドは、少なくとも、1つのヘッドユニット11aと、隣接する2つのヘッドユニット11bとを有し、右側のヘッドユニット11bの左端部が、ヘッドユニット11aの右端部と前後方向に重なり、左側のヘッドユニット11bの右端部が、ヘッドユニット11aの左端部と前後方向に重なるように配置されていてもよい。
あるいは、インクジェットヘッドは、少なくとも、隣接する2つのヘッドユニット11aと、1つのヘッドユニット11bとを有し、右側のヘッドユニット11aの左端部が、ヘッドユニット11bの右端部と前後方向に重なり、左側のヘッドユニット11aの右端部が、ヘッドユニット11bの左端部と前後方向に重なるように配置されていてもよい。なお、この場合には、上述の実施の形態とは逆に、ヘッドユニット11aが本発明の第1ヘッドユニットに相当し、ヘッドユニット11bが本発明の第2ヘッドユニットに相当する。
また、以上では、配線部材を、隣接するヘッドユニット11の間の隙間を通すために、配線部材に幅狭部を設けていたが、これには限られない。
変形例6では、図13(a)に示すように、インクジェットヘッド150が、複数のヘッドユニット151と保持部材152とを有している。ヘッドユニット151は、ヘッドユニット11(図1参照)と同様の構造を有するものである。また、複数のヘッドユニット151は、複数のノズル10が配列されるノズル配列方向(本発明の「第1方向」、「一方向」)が、左側に向かうほど後側に向かうように左右方向に対して傾いた姿勢で、左右方向に沿って1列に配列されている。これにより、各ヘッドユニット151は、ノズル配列方向の一方側(前側且つ右側)の端部を除いた部分が、左側に隣接するヘッドユニット151と、水平で且つノズル配列方向と直交する方向(延在方向)に重なっている。保持部材152は、複数のヘッドユニット151を上述した状態で保持する。
また、各ヘッドユニット151には、配線部材153が接続されている。配線部材153は、図13(a)、(b)に示すように、ヘッドユニット151から、水平で且つノズル配列方向と直交する延在方向に延びている。配線部材153は、COF基板154(本発明の「第1基板」)と、FPC基板155(本発明の「第2基板」)とによって構成されている。COF基板154は、ノズル配列方向の幅がWdの基板である。また、COF基板154には、ノズル配列方向を長手方向とし、ノズル配列方向に並んだ2つのドライバIC156(本発明の「駆動回路」)が実装されている。
また、COF基板154には、複数の個別配線157と、複数の制御配線158とが形成されている。複数の個別配線157は、複数のノズル10に対応しており、2つのドライバIC156と、ヘッドユニット151とを接続している。複数の制御配線158は、複数の個別配線157よりも数が少なく、ドライバIC156に接続され、ドライバIC156からヘッドユニット151と反対側に延びている。
FPC基板155は、COF基板154のヘッドユニット151と反対側の端部に接続されている。また、FPC基板155は、複数の制御配線159を有する。複数の制御配線159は、複数の制御配線158と接続されている。また、複数の制御配線159の最小の間隔W4は、COF基板154の複数の個別配線157の最小の間隔W3よりも広くなっている。
また、FPC基板155は、COF基板154との接続部分、及び、その近傍の部分においては、ノズル配列方向の幅がCOF基板154の幅Wdとほぼ同じとなっている。一方で、FPC基板155は、幅がWdの部分よりもCOF基板154と反対側の部分に、COF基板154から離れるにつれて左右方向の幅が徐々に狭くなるテーパ部161を有している。そして、FPC基板155の、テーパ部161よりもCOF基板154と反対側の部分が、ノズル配列方向の幅がWdよりも狭い幅Wnの幅狭部160となっている。また、ノズル配列方向において、幅狭部160の中心は、配線部材153の中心からノズル配列方向の上記一方側にずれている。また、各ヘッドユニット151に接続された配線部材153の幅狭部160は、そのヘッドユニット151の左側に隣接するヘッドユニット151の、ノズル配列方向の上記一方側に位置する空間(第1ヘッドユニットと第1方向に並ぶ空間)を通ることで、上記隣接するヘッドユニット151を避けて、上記隣接するヘッドユニット151を挟んだ反対側まで、延在方向に延びている。そして、FPC基板155のCOF基板154と反対側の端部は、図示しない基板などに接続されている。
変形例6では、COF基板154のノズル配列方向の幅Wdとして、配線部材153にドライバIC156を実装するためのスペースを確保することができる。さらに、変形例6では、FPC基板155に、ノズル配列方向の幅Wnが、COF基板154の幅Wdよりも狭い幅狭部160を有しているため、上述したように、各ヘッドユニット151に接続された配線部材153を、そのヘッドユニット151の左側に隣接するヘッドユニット151の、ノズル配列方向の上記一方側に位置する空間を通して、上記隣接するヘッドユニット151を挟んだ反対側まで延在方向に延ばすことができる。なお、変形例6では、左右方向に沿って配列された複数のヘッドユニット151のうち、任意の隣接する2つのヘッドユニット151の関係において、左側のヘッドユニット151が本発明の「第1ヘッドユニット」に相当し、右側のヘッドユニット151が本発明の「第2ヘッドユニット」に相当する。
また、変形例6でも、配線部材153を、COF基板154と、最小の配線間隔がCOF基板154よりも狭いFPC基板155とによって構成されたものとしている。これにより、上述の実施の形態と同様、配線部材153を1つの配線基板によって構成されたものとする場合よりも、配線部材153の製造コストを低減することができる。なお、変形例6で、配線部材153が1つの基板によって構成されていてもよい。
また、変形例6では、ヘッドユニット151を、ノズル10の配列方向が、左右方向に対して傾くような姿勢で配置したが、これには限られない。インクジェットヘッドは、ノズル10の配列方向が変形例6とは異なり、ノズルの配列方向と平行な第1方向、及び、第1方向と直交する第2方向に互いにずれて配置された2以上のヘッドユニットを備えた別の構成を有するものであってもよい。そして、この場合には、一方のヘッドユニットから他方のヘッドユニットに向けて第2方向に引き出される配線部材に、ドライバICが実装される幅広部と、幅広部よりも第1方向の幅が狭い幅狭部を設け、幅狭部が、第1方向における他方のヘッドユニットの隣接する空間を通って、第2方向において、他方のヘッドユニットの一方のヘッドユニットと反対側まで延びるようにすればよい。
また、変形例6では、インクジェットヘッド150がラインヘッドであったが、これには限られない。左右方向に移動するキャリッジに、複数のヘッドユニットが前後方向に沿って配列された、いわゆるシリアルヘッドに本発明を適用してもよい。
また、以上の例では、2つのヘッドユニットのうち一方のヘッドユニットから第2方向の他方のヘッドユニット側に引き出された配線部材の幅狭部が、他方のヘッドユニットの一方のヘッドユニットと反対側まで延びていたが、これには限られない。例えば、上記配線部材の幅狭部は、他方のヘッドユニットと第1方向に並ぶ空間まで延び、この空間において上側に折り曲げられるなどしていてもよい。
また、以上の例では、配線部材の延在方向において、幅狭部が、幅広部よりも、ヘッドチップ21との接続部分と反対側の部分を形成していたが、これには限られない。幅狭部は、幅広部よりも、ヘッドチップ21との接続部分側の部分を形成していてもよい。例えば、上述の実施の形態の配線部材30aにおいて、ヘッドユニット11bよりも後側に位置する部分に幅広部を設け、幅広部にドライバICを実装してもよい。
また、以上では、ノズルからインクを吐出するインクジェットヘッドに本発明を適用した例について説明したが、これには限られない。インク以外の液体を吐出する液体吐出ヘッドに本発明を適用することも可能である。
2 インクジェットヘッド
10 ノズル
11、11a、11b ヘッドユニット
21、21a、21b ヘッドチップ
28 基板
30a〜30d 配線部材
41 供給管
44 回路素子
46 ドライバIC
47〜49 配線
51 COF基板
52 FPC基板
53 幅狭部
54 接続部
110a〜110d 配線部材
113a〜113c 切り欠き
121、122 爪部
130 インクジェットヘッド
140 インクジェットヘッド
141 ヘッドユニット
142 配線部材
150 インクジェットヘッド
154 COF基板
155 FPC基板
156 ドライバIC
160 幅狭部

Claims (25)

  1. 第1方向に配列された複数のノズルから液体を吐出する第1ヘッドユニットと、
    前記第1ヘッドユニットから、前記第1方向、及び、前記第1方向と直交する第2方向にずれ、且つ、前記第1ヘッドユニットと前記第2方向に部分的に重なるように配置され、前記第1方向に配列された複数のノズルから液体を吐出する第2ヘッドユニットと、
    可撓性を有し、前記第2ヘッドユニットから、前記第2方向における前記第1ヘッドユニット側に引き出された第1配線部材と、を備え、
    前記第1配線部材は、
    駆動回路が実装された幅広部と、
    前記幅広部よりも前記第1方向の幅が狭い幅狭部と、を有し、
    前記幅狭部は、
    前記第1ヘッドユニットと前記第1方向に並ぶ空間を通って、前記第2方向に延びていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  2. 前記第1方向に隙間をあけて並んだ2つの前記第1ヘッドユニットと、
    前記第1方向の両端部が2つの前記第1ヘッドユニットと前記第2方向に重なるように配置された前記第2ヘッドユニットと、を備え、
    前記幅広部は、前記隙間よりも前記第1方向の幅が広く、
    前記幅狭部は、前記第1配線部材の延在方向において、前記幅広部よりも前記第2ヘッドユニットと反対側の部分を形成し、前記隙間よりも前記第1方向の幅が狭く、前記隙間を通って、前記第2方向における前記第1ヘッドユニットと反対側まで延びていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 前記幅狭部は、前記隙間の、前記第1方向の幅が最も広い部分を通るように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 前記第1ヘッドユニットは、
    前記複数のノズルから液体を吐出するヘッドチップと、
    前記ヘッドチップに液体を供給する供給管と、を有し、
    前記供給管は、前記第1方向において前記ヘッドチップの端よりも内側に配置され、
    前記隙間の前記第1方向の幅は、前記2つの第1ヘッドユニットの前記供給管の間において、最も広くなっていることを特徴とする請求項3に記載の液体吐出ヘッド。
  5. 前記第1配線部材は、
    前記幅広部を形成する、前記駆動回路が実装された第1基板と、
    前記第1基板と接続され、前記幅狭部を形成する、最小の配線間隔が前記第1基板よりも広い第2基板と、を有することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
  6. 前記第1基板が、COF(Chip On Film)基板であり、
    前記第2基板が、FPC(Flexible Printed Circuit)基板であることを特徴とする請求項5に記載の液体吐出ヘッド。
  7. 前記第2方向における前記第1ヘッドユニットと前記第2ヘッドユニットとの間において、
    前記第1基板と前記第2基板との接続部分が、前記第1方向及び前記第2方向のいずれとも直交する第3方向に延び、
    前記第2基板の前記幅狭部が、前記第1ヘッドユニットに向かって前記第2方向に折り曲げられていることを特徴とする請求項5に記載の液体吐出ヘッド。
  8. 前記第1方向において、前記第1基板の中心の位置と、前記第2基板の中心の位置とが同じであることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
  9. 前記第2ヘッドユニットは、
    前記第1配線部材と接続され、前記複数のノズルから液体を吐出するヘッドチップと、
    前記第1方向及び前記第2方向のいずれとも直交する第3方向において前記ヘッドチップの前記複数のノズルと反対側に配置され、前記ヘッドチップに液体を供給する供給管と、を有し、
    前記第1基板と前記第2基板との接続部分が、前記第3方向において、前記供給管よりも前記ヘッドチップ側に位置することを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
  10. 可撓性を有し、前記第2ヘッドユニットから、前記第2方向における前記第1ヘッドユニットと反対側に引き出された第2配線部材、をさらに備えていることを特徴とする請求項2〜9のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
  11. 前記第2配線部材が、前記第1配線部材と同じ構造の配線部材によって構成されていることを特徴とする請求項10に記載の液体吐出ヘッド。
  12. 複数の前記第1ヘッドユニット、及び、複数の前記第2ヘッドユニットが、それぞれ、前記第1方向に前記隙間をあけて配列され、
    前記第1ヘッドユニットから前記第2方向における前記第2ヘッドユニット側に引き出された第3配線部材、をさらに備え、
    前記第3配線部材は、隣接する2つの前記第2ヘッドユニットの間の前記隙間を通るように前記第2方向に延びていることを特徴とする請求項2〜11のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
  13. 前記第3配線部材は、
    前記第1配線部材と同じ構造の配線部材によって形成され、
    前記幅狭部が、隣接する2つの前記第2ヘッドユニットの間の前記隙間を通って前記第2方向に延びていることを特徴とする請求項12に記載の液体吐出ヘッド。
  14. 前記第1ヘッドユニット及び前記第2ヘッドユニットから、前記第1方向及び前記第2方向のいずれとも直交する第3方向に離れた位置に配置された基板、をさらに備え、
    前記第1配線部材は、前記基板に向かって前記第3方向に折り曲げられ、前記基板に接続されていることを特徴とする請求項2〜13のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
  15. 可撓性を有し、前記第2ヘッドユニットから前記第2方向における前記第1ヘッドユニットと反対側に引き出された第2配線部材、をさらに備え、
    前記第2配線部材は、前記基板に向かって前記第3方向に折り曲げられ、前記基板に接続され、
    前記基板の前記第2方向における両端部に、前記第1配線部材及び前記第2配線部材と接続される複数のコネクタが設けられていることを特徴とする請求項14に記載の液体吐出ヘッド。
  16. 可撓性を有し、前記第1ヘッドユニットから、前記第2方向における前記第2ヘッドユニット側に引き出された第3配線部材、をさらに備え、
    前記第3配線部材は、前記基板に向かって前記第3方向に折り曲げられ、前記基板に接続され、
    前記第1配線部材及び前記第3配線部材は、複数の配線が、前記第1方向の中心を通る前記第2方向と平行な直線を軸として前記第1方向に対称に配置された、同じ構造の配線部材によって形成されていることを特徴とする請求項14又は15に記載の液体吐出ヘッド。
  17. 前記第2ヘッドユニットは、
    前記第1配線部材と接続され、前記複数のノズルから液体を吐出するヘッドチップと、
    前記第1方向及び前記第2方向のいずれとも直交する第3方向において前記ヘッドチップの前記複数のノズルと反対側に配置され、前記ヘッドチップに液体を供給する供給管と、を有し、
    前記第1配線部材の、前記第3方向の位置が前記供給管と同じで、且つ、前記第1方向の位置が前記供給管とずれた部分に、回路素子が配置されていることを特徴とする請求項2〜16のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
  18. 前記回路素子が、ノイズ低減用の抵抗又はコンデンサであることを特徴とする請求項17に記載の液体吐出ヘッド。
  19. 前記第1配線部材が接続されるコネクタを有する基板、をさらに備え、
    前記第1配線部材は、前記コネクタと接続される接続部において、前記幅狭部よりも前記第1方向の幅が広くなっていることを特徴とする請求項2〜18のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
  20. 前記第1配線部材の折り曲げ部には、前記第1方向における端部に、切り欠きが形成されていることを特徴とする請求項14〜16のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
  21. 前記第1配線部材は、
    前記第2方向における前記第1ヘッドユニットと前記第2ヘッドユニットとの間において、前記第3方向に延び、
    前記折り曲げ部として、
    前記第2方向における、前記第1ヘッドユニットと前記第2ヘッドユニットとの間に位置し、前記第1ヘッドユニットに向かって前記第2方向に折り曲げられた第1折り曲げ部と、
    前記第2方向における、前記第1ヘッドユニットの前記第2ヘッドユニットと反対側に位置し、前記基板に向かって前記第3方向に折り曲げられた第2折り曲げ部と、を有し、
    前記第1折り曲げ部の前記第1方向における端部、及び、前記第2折り曲げ部の前記第1方向における端部に、それぞれ、前記切り欠きが形成されていることを特徴とする請求項20に記載の液体吐出ヘッド。
  22. 可撓性を有し、前記第2ヘッドユニットから、前記第2方向における前記第1ヘッドユニットと反対側に引き出された第2配線部材、をさらに備え、
    前記第1配線部材は、その延在方向に沿って、前記第2ヘッドユニットとの接続部分から所定の第1長さだけ離れた部分において、前記基板に向かって前記第3方向に折り曲げられ、
    前記第2配線部材は、その延在方向に沿って、第2ヘッドユニットとの接続部分から前記第1長さとは異なる第2長さだけ離れた部分において、前記基板に向かって前記第3方向に折り曲げられ、前記基板に接続され、
    前記第1配線部材と前記第2配線部材とは、その延在方向に沿って、前記第2ヘッドユニットとの接続部分から前記第1長さだけ離れた部分の前記第1方向の端部と、前記第2ヘッドユニットとの接続部分からの前記第2長さだけ離れた部分の前記第1方向の端部とに切り欠きが形成された、同じ構造の配線部材によって形成されていることを特徴とする請求項20に記載の液体吐出ヘッド。
  23. 前記切り欠きと係合することで前記第1配線部材を固定する爪部、をさらに備えていることを特徴とする請求項20〜22のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
  24. 前記第2ヘッドユニットは、前記第1方向の一方側の端部を除いた部分が、前記第1ヘッドユニットと前記第2方向に重なるように配置され、
    前記幅狭部は、
    前記第1配線部材の延在方向において、前記幅広部よりも、前記第2ヘッドユニットと反対側の部分を形成し、
    前記第1方向において、その中心が前記配線部材の中心に対して前記一方側にずれており、前記第1ヘッドユニットの前記一方側に位置する空間を通って、第2方向に延びていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  25. 所定の一方向に配列された複数のノズルから液体を吐出するヘッドユニットと、
    可撓性を有し、前記ヘッドユニットと接続された配線部材と、を備え、
    前記配線部材は、
    前記一方向に長尺の駆動回路が実装された第1基板と、
    前記第1基板の、延在方向における前記ヘッドユニットと反対側に接続され、前記第1基板の前記駆動回路が実装された部分よりも、前記一方向の幅が狭い幅狭部を有する第2基板と、を備えていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
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