JP2018097469A - Glass film with operation aiding function and manufacturing method therefor - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、スマートフォンやタブレット等の携帯端末機器のタッチパネルに重ねて配置されるように構成された携帯端末機器用の操作補助機能付ガラスフィルムおよびその生産方法に関する。 The present invention relates to a glass film with an operation assisting function for a mobile terminal device configured to be placed on a touch panel of a mobile terminal device such as a smartphone or a tablet, and a production method thereof.
近年広く用いられているスマートフォンやタブレット等の携帯端末機器は、ほぼすべてがタッチパネルを備えるようになっている。携帯端末機器に設けられるボタンやスイッチ等は年々減少しており、ほとんどの操作がタッチパネルを介して行われるようになってきている。 Almost all mobile terminal devices such as smartphones and tablets that have been widely used in recent years are provided with a touch panel. Buttons, switches, and the like provided in portable terminal devices are decreasing year by year, and most operations are performed through a touch panel.
そんな中、タッチパネルの保護や機能性の向上のために、タッチパネル用の保護フィルムや防指紋フィルム、反射防止フィルム等の各種のカバーフィルムが市販されている。また、カバーフィルムを用いて携帯端末機器の装飾性を向上させたいという要求も高まっており、そのような要求に応えるためのガラスフィルムも登場してきている(例えば、特許文献1)。 Meanwhile, in order to protect the touch panel and improve the functionality, various cover films such as a touch panel protective film, an anti-fingerprint film, and an antireflection film are commercially available. Moreover, the request | requirement of improving the decoration property of a portable terminal device using a cover film is also increasing, and the glass film for responding to such a request has also appeared (for example, patent document 1).
しかしながら、従来のガラスフィルムは、ディスプレイの保護や装飾に着目した工夫がなされているが、ガラスフィルムによって操作性を向上させるような試みは十分になされていない。特に、タッチパネルを介した操作は、ボタンやスイッチを介した操作に比較して、打感、クリック感、押し下げ感等の触感が希薄である。このため、誤操作が発生しやすい。また、正確な位置にタッチ操作を行ったり、移動すべき方向に正確にスワイプ操作を行ったりすることも難しい。このため、タッチパネルの操作性向上に取り組むことは極めて有意義であると言える。 However, the conventional glass film has been devised with attention paid to the protection and decoration of the display, but no attempt has been made to improve the operability with the glass film. In particular, the operation through the touch panel has a less tactile sensation such as a hit feeling, a click feeling, and a push-down feeling than operations through the buttons and switches. For this reason, erroneous operation is likely to occur. It is also difficult to perform a touch operation at an accurate position or to perform a swipe operation accurately in the direction to be moved. For this reason, it can be said that it is extremely meaningful to work on improving the operability of the touch panel.
本発明の目的は、携帯端末機器のタッチパネルに重ねて配置することによって、このタッチパネルの操作性を向上させる機能を備えた携帯端末機器用の操作補助機能付ガラスフィルムおよびその生産方法を提供することである。 An object of the present invention is to provide a glass film with an operation assisting function for a mobile terminal device having a function of improving the operability of the touch panel by being placed over the touch panel of the mobile terminal device, and a production method thereof. It is.
この発明に係る操作補助機能付ガラスフィルムは、携帯端末機器のタッチパネルに重ねて配置されるように構成されている。この操作補助機能付ガラスフィルムは、単一の透明ガラス部材で構成されている。また、操作補助機能付ガラスフィルムは、所定のタッチ操作の際にタッチすべき位置、タッチすべき領域、もしくはスワイプさせるべき方向、またはタッチすべき位置、タッチすべき領域、およびスワイプさせるべき方向のうちの少なくとも2つを教示するための操作補助凹部または操作補助凸部の少なくとも一方を備えている。 The glass film with an operation assisting function according to the present invention is configured to be placed on a touch panel of a mobile terminal device. This glass film with an operation assistance function is comprised with the single transparent glass member. Further, the glass film with an operation assisting function has a position to be touched in a predetermined touch operation, a region to be touched, or a direction to be swiped, or a position to be touched, a region to be touched, and a direction to be swipeed. At least one of the operation assistance concave part or the operation assistance convex part for teaching at least two of them is provided.
操作補助凹部および操作補助凸部の構成例として、例えば、所定の位置に配置された円形状、楕円形状、および多角形状(三角形状等)の凹部または凸部が挙げられる。このような構成で、タッチすべき位置(キーボード等のホームポジション、ゲームのキャラクタ等の登場位置、ゲーム上のターゲット位置(楽器の配置位置等))やタッチすべき領域(スワイプ動作の範囲)等を正確にタッチし易くなる。 Examples of the configuration of the operation assist concave portion and the operation assist convex portion include, for example, circular, elliptical, and polygonal (triangular, etc.) concave portions or convex portions disposed at predetermined positions. In such a configuration, the position to be touched (home position such as a keyboard, the appearance position of a game character, the target position on the game (arrangement position of the instrument, etc.)), the area to be touched (swipe operation range), etc. It becomes easy to touch accurately.
上述の構成において、操作補助凹部および操作補助凸部が、それぞれ、直線状、曲線状、円形状、多角形状または楕円状のガイド溝、および直線状、曲線状、円形状、多角形状または楕円状のガイドリブであることが好ましい。操作補助凹部および操作補助凸部を、スワイプ操作の際に利用可能なガイドの機能を持った構成(直線、円形、円弧形、楕円形、三角形・四角形・五角形・六角形等の多角形等の溝やリブ等)にすることにより、正確な方向にスワイプ操作を行いやすくなる。 In the above-described configuration, the operation assist concave portion and the operation assist convex portion are respectively linear, curved, circular, polygonal or elliptical guide grooves, and linear, curved, circular, polygonal or elliptical. The guide rib is preferably used. The operation auxiliary recess and operation auxiliary protrusion have a guide function that can be used during swipe operations (straight, circular, arc, oval, triangle, quadrilateral, pentagon, hexagon, etc.) , Such as grooves and ribs) makes it easy to perform a swipe operation in the correct direction.
上述の操作補助機能付ガラスフィルムは、以下の生産方法によって生産することが好ましい。すなわち、本発明に係る操作補助機能付ガラスフィルムの生産方法が、ガラスフィルムに耐酸性の保護フィルムを張り付けるステップと、ガラスフィルムに貼り付けられた保護フィルムを所望の形状にパターニングするステップと、パターニングの後に、ガラスフィルムをエッチング処理するステップと、エッチング処理後に、保護フィルムをガラスフィルムから剥離するステップと、を含むことが好ましい。 It is preferable to produce the glass film with an operation assisting function described above by the following production method. That is, the production method of the glass film with an operation assisting function according to the present invention includes a step of attaching an acid-resistant protective film to the glass film, and a step of patterning the protective film attached to the glass film into a desired shape, It is preferable to include a step of etching the glass film after the patterning and a step of peeling the protective film from the glass film after the etching treatment.
このような生産方法を採用することによって、さまざまな形状の操作補助凹部および操作補助凸部が形成しやすくなる。また、エッチングにより操作補助凹部および操作補助凸部のエッジ部分が滑らかになりやすいため、より一層指にフィットしやすくなり、快適なタッチ操作やスワイプ操作を行うことが可能になる。 By adopting such a production method, it becomes easy to form operation assist concave portions and operation assist convex portions having various shapes. In addition, since the operation assisting concave portion and the edge portion of the operation assisting convex portion are likely to be smooth due to etching, it is easier to fit the finger and a comfortable touch operation and swipe operation can be performed.
この発明によれば、携帯端末機器のタッチパネルに重ねて配置することによって、このタッチパネルの操作性を向上させることが可能になる。 According to this invention, it becomes possible to improve the operativity of this touch panel by arrange | positioning on the touch panel of a portable terminal device so that it may overlap.
図1は、本発明の実施形態に係るスマートフォン10およびこれに適用されるガラスフィルム50の概略を示している。スマートフォン10は、タッチパネル部12、操作ボタン14、スピーカ16等を備えている。タッチパネル部12は、筐体の上部に設けられた液晶ディスプレイに対応する位置に配置される。この筐体には、CPUを始めとする多数のICチップ等が格納されており、これらのICチップによってスマートフォン10の表示動作や通信動作等が統括的に制御されている。
FIG. 1 schematically shows a
操作ボタン14は、使用者からの操作を受け付けるように構成されている。使用者が操作ボタン14を押圧することにより、スリープモードへの移行、通常モードへの復帰、メニュー画面の表示等のさまざまな操作が行われる。スピーカ16は、音声を出力するように構成されている。また、図示は省略しているが、スマートフォン10は、その端面に、電源スイッチ、ボリューム調整ボタン、マイク等が設けられている。スマートフォン10の構成はあくまで一例であり、上述したような構成以外のスマートフォンやタブレットや携帯電話等の携帯端末機器に対しても本発明に係るガラスフィルム50を適用することは可能である。
The
ガラスフィルム50は、スマートフォン10の形状に対応する形状を呈しており、スマートフォン10のタッチパネル部12に重ねて配置される。ガラスフィルム50は、単一の透明ガラス部材で構成されている。この実施形態では、板厚300μm程度のアルミノシリケートガラス板が採用されている。ただし、ガラスフィルム50に用いるガラスの素材や板厚はこれに限定されるものではなく、所望の透明性、厚み、強度、加工性能を備えたガラス素材を任意に選択することが可能である。
The
ガラスフィルム50は、スマートフォン10の操作ボタン14に対応する位置にボタン用貫通孔54が設けられ、スピーカ16に対応する位置にスピーカ用貫通孔56が設けられている。ボタン用貫通孔54およびスピーカ用貫通孔56はいずれも本発明においては任意的構成要素である。適用されるスマートフォンやタブレット等の携帯端末機器の構成に応じて、ボタン用貫通孔54もしくはスピーカ用貫通孔56のいずれか一方、または両方を有しない構成を採用することも可能である。
The
ガラスフィルム50はさらに、所定のタッチ操作の際にタッチすべき位置もしくはスワイプさせるべき方向、またはタッチすべき位置およびはスワイプさせるべき方向の両方を教示するための操作補助凹部52を備えている。操作補助凹部52は、ガラスフィルム50における他の表面よりも板厚が薄くなるように構成されている。操作補助凹部52は、使用者の指にフィットする円形状の部分と使用者がまっすぐにスワイプ操作をするためのガイドとなる直線溝状の部分とを有している。
The
続いて、図2を用いて、操作補助凹部52を利用したスマートフォン10の操作の一例を説明する。図2では、スマートフォン10においてゲームアプリ(ゲームを楽しむためのアプリケーションソフトウェア)を動作させている状態を示している。このゲームでは、画面上に表示されたボーリングボール122をターゲットであるピン124に向かって転がして、倒れたピンの数を競うことで、使用者が楽しめるようになっている。より高いスコアを得るためには、使用者が正確にボーリングボール122の位置をタッチして静止し、所定のタイミングでピン124に向かって真っすぐにスワイプすることが要求される。
Next, an example of the operation of the
通常のガラスフィルムは平坦であるため、正確な位置のタッチ、静止、そして直線状のスワイプが困難である。ところが、本発明の実施形態に係るガラスフィルム50は、操作補助凹部52の円形状部分に触れつつ静止し、直線溝状部分をガイドとしてスワイプすることによって、ボーリングボール122を適正にピン124に向かって投げる動作を実現しやすくなる。ここでは、ボーリングゲームの例を説明したが、操作補助凹部52を活用できるアプリケーションソフトウェアはこれには限定されない。例えば、武器や捕獲具をモンスター等のターゲットに向かって飛ばすゲーム等、正確な位置をタッチしたり、まっすぐなスワイプ動作をしたりすることが要求される状況において操作補助凹部52を好適に活用することが可能である。
Since normal glass film is flat, it is difficult to touch, stand still and swipe linearly. However, the
続いて、図3(A)〜図3(C)を用いてガラスフィルム50を生産するプロセスの一例を説明する。ガラスフィルム50の基本的構成は、従来から用いられているガラスフィルムの生産プロセスを採用することによって作ることが可能である。このガラスフィルム50の基本的構成に対してさらに操作補助凹部52を形成する際には、まず、図3(A)に示すように、ガラスフィルム50の両面側から全体的に包み込むように保護フィルム100のラミネート処置が行われる。ここでは、保護フィルム100として株式会社スミロン製のエレクトロニクス用フィルムが採用されているが、耐エッチング性を備えた保護フィルムであれば他のものを用いることも可能である。
Then, an example of the process which produces the
保護フィルム100のラミネート処理がされたガラスフィルム50は、図3(B)に示すパターニング処理が施される。具体的には、ピコレーザ等のレーザによってガラスフィルム50における操作補助凹部の形成位置が取り除かれる。ここでは、ピコレーザによって取り除くべき領域の輪郭部を加工した後に、その内部を剥離しているが、この手法に限定されるものではない。保護フィルム100のパターニングは、IRレーザ等の他のレーザによって行うことも可能である。また、レーザ加工以外の手段として、ブラスト加工等を採用しても良い。
The
保護フィルム100のパターニングが終わると、図3(C)に示すように、ガラスフィルム50は、エッチング装置300に導入され、フッ酸および塩酸等を含むエッチング液によってエッチング処理が施される。エッチング装置300では、搬送ローラによってガラスフィルム50を搬送しつつ、エッチングチャンバ内でガラスフィルム50の片面または両面にエッチング液をスプレイすることによって、ガラスフィルム50に対するエッチング処理が行われる。ここでは、ガラスフィルム50が薄型で小サイズであるため、ポリ塩化ビニル等で構成される耐酸性トレイ200上に複数のガラスフィルム50をセットしてエッチング処理を行っている。また、本実施形態では、1〜5重量%のフッ酸、5〜15重量%の塩酸と用いて、10分〜60分程度エッチング処理を行うようにしているが、これらには限定されない。エッチング液の組成やエッチング条件等は適宜好適なものを選択することが可能である。
When the patterning of the
ガラスフィルム50がエッチング装置300を通過すると、保護フィルム100によって保護されていない操作補助凹部52に対応する箇所だけがエッチングされることによって操作補助凹部52が形成される。そして、操作補助凹部52が完了したガラスフィルム50は、保護フィルム100の剥離工程に移行する。保護フィルム100が無事に取り除かれることによって、ガラスフィルム50の生産が完了する。
When the
上述のように、本実施形態に係るガラスフィルム50を用いることによって、スマートフォン10において正確な位置をタッチしたり、まっすぐなスワイプ動作をしたりすることが可能になる。また、ガラスフィルム50が透明性を有しているため、操作補助凹部52の存在によってスマートフォン10の表示画面の視認性が悪化しにくいため、ゲームアプリ以外の通常の操作に支障をきたすリスクがほとんどない。特に、ガラスフィルム50に対して必要に応じてアンチリフレクション加工やアンチグレア加工等を施すことにより、操作補助凹部52がより一層目立たなくなる。
As described above, by using the
上述の実施形態では、ガラスフィルム50をスマートフォン10に粘着剤等を介して貼り付けることを想定しているが、ガラスフィルム50の固着手法はこれには限定されない。例えば、スマートフォン10を全体的にカバーするケースの一部としてガラスフィルム50を利用することが可能である。また、磁力や静電力等を利用して、ガラスフィルム50がスマートフォン10に対して脱着自在になるように構成することも可能である。
In the above-described embodiment, it is assumed that the
続いて、図4(A)〜図4(C)を用いて、ガラスフィルム50のバリエーションの構成例を説明する。図4(A)は、コンソールゲーム機器のツーボタンタイプの十字コントローラと同様の操作感を実現するガラスフィルム60を示している。十字型凹部62を用いることにより、ゲーム上のプレイヤキャラクタを上下左右等の4方向に移動させやすくなり、2つの円形凹部64によりプレイヤキャラクタに所定の動作(ジャンプ、攻撃、防御、ダッシュ等)を行わせやすくなる。
Then, the structural example of the variation of the
また、図4(B)は、ドーナツ状凹部72を有するガラスフィルム70の例を示している。ドーナツ状凹部72に沿って指を回転させることにより、ターゲットを回転させたり、ヒップホップ系の音楽ゲームの操作をしたりすることが容易になる。
FIG. 4B shows an example of a
さらに、図4(C)は、所定の位置に分散して複数配置された円形凹部82を有するガラスフィルム80の例を示している。円形凹部82の位置とゲーム上に登場するターゲットの位置(例:ドラムセットの各ドラムの位置)を対応させておくことにより、使用者は正確な位置をタッチして正確にドラムを叩く動作を実現することが可能になる。
Furthermore, FIG. 4C shows an example of a
図5(A)は、三角形状(より詳細には、頂点部分が丸みを帯びたオニギリ形状)凹部112を有するガラスフィルム110の例を示している。例えば、ボーリングゲーム等でボールに回転を付与する操作をする際に、三角形状凹部112の輪郭をなぞるようにスワイプすることによって、効果的に回転を付与することができる。また、三角形状凹部112は、通常の待ち受け画面や電源オフ状態において、スマートフォン10の意匠性向上に寄与する。しかも、ガラスフィルム110全体が透明であるため、三角形状凹部112の存在がスマートフォン10の視認性を悪くすることもない。
FIG. 5A shows an example of a
図5(B)は、円形を基調とし、その円から接線方向に延び出した直線を有する円形状凹部122を有するガラスフィルム120の例を示している。図5(A)に示すガラスフィルム110と同様に、ボーリングゲーム等でボールに回転を付与する操作をする際に、円形部分の輪郭をなぞるようにスワイプすることによって効果的に回転を付与することができ、かつ、接線方向にスワイプすることによって回転をかけたボールを適正な方向に投げ出すことが可能になる。また、図5(A)に示すガラスフィルム110と同様に、円形状凹部122も装飾性を有するため、スマートフォン10の意匠性向上にも寄与すると言える。
FIG. 5B shows an example of a
図6(A)は、円形を基調とし、その円から接線方向に延び出した直線を有する円形状凹部132を有するガラスフィルム130の例を示している。図5(B)に示すガラスフィルム120のバリエーションであり、ガラスフィルム120と同様の作用効果を奏する。図6(B)は、楕円状凹部142を有するガラスフィルム140の例を示している。基本的には円形状の凹部と同様の作用効果を奏するが、円形と比較すると、楕円形は曲率半径の異なる複数の曲線を含んでいるため、操作のバリエーションが増加するというメリットがある。また、円形に比較して装飾性が高く、スマートフォン10の意匠性向上にも寄与すると言える。
FIG. 6A shows an example of a
図7(A)は、数値の入力が可能なテンキー状凹部152を有するガラスフィルム150の例を示している。タブレットやスマートフォンをPOS(発注端末)として利用する機会が近年増加しているが、テンキー状凹部152を用いることにより、数値の誤入力が発生しにくくなる。この結果、効率的に数量入力等を行うことが可能になる。
FIG. 7A shows an example of a
図7(B)は、円形状の操縦用凹部162,164を有するガラスフィルム160の例を示している。タブレットやスマートフォンによってドローンを操縦したり、ラジコンカー等を操縦したりする機会が近年増加しており、ガラスフィルム160を用いることにより、スマートフォン10のアプリによって正確にドローン等の操縦を行うことが可能になる。特に、ドローンは正確に操縦することが重要であるところ、ガラスフィルム160を用いることにより専用コントローラ並みの高い操作性を実現することが可能になる。
FIG. 7B shows an example of a
上述の実施形態においては、操作補助凹部について説明してきたが、操作補助凸部についても同様に用いることが可能である。操作補助凸部については、図3(B)で説明した保護フィルム100のパターニングの際に、操作補助凸部以外の箇所の保護フィルムを取り除くことによって、あとは操作補助凹部と同様の生産プロセスによって形成することが可能である。
In the above-described embodiment, the operation assist concave portion has been described, but the operation assist convex portion can be used in the same manner. About the operation assistance convex part, in patterning of the
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。 The above description of the embodiment is to be considered in all respects as illustrative and not restrictive. The scope of the present invention is shown not by the above embodiments but by the claims. Furthermore, the scope of the present invention is intended to include all modifications within the meaning and scope equivalent to the scope of the claims.
10−スマートフォン
12−タッチパネル部
14−操作ボタン
16−スピーカ
50−ガラスフィルム
52−操作補助凹部
54−ボタン用貫通孔
56−スピーカ用貫通孔
100−保護フィルム
200−耐酸性トレイ
300−エッチング装置
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10- Smartphone 12- Touch panel part 14- Operation button 16- Speaker 50- Glass film 52- Operation assistance recessed part 54- Button through-hole 56- Speaker through-hole 100- Protection film 200- Acid-resistant tray 300- Etching apparatus
Claims (3)
単一の透明ガラス部材で構成されており、
所定のタッチ操作の際にタッチすべき位置、タッチすべき領域、もしくはスワイプさせるべき方向、またはタッチすべき位置、タッチすべき領域、およびスワイプさせるべき方向のうちの少なくとも2つを教示するための操作補助凹部または操作補助凸部の少なくとも一方を備えたことを特徴とする操作補助機能付ガラスフィルム。 It is a glass film with an operation assistance function configured to be placed on the touch panel of a mobile terminal device,
It consists of a single transparent glass member,
To teach at least two of a position to be touched, an area to be touched, or a direction to be swiped, or a position to be touched, an area to be touched, and a direction to be swipeed during a predetermined touch operation A glass film with an operation assistance function, comprising at least one of an operation assistance recess or an operation assistance projection.
ガラスフィルムに耐酸性の保護フィルムを張り付けるステップと、
前記ガラスフィルムに貼り付けられた保護フィルムを所望の形状にパターニングするステップと、
前記パターニングの後に、前記ガラスフィルムをエッチング処理するステップと、
前記エッチング処理後に、前記保護フィルムを前記ガラスフィルムから剥離するステップと、
を含む操作補助機能付ガラスフィルムの生産方法。 A method for producing the glass film with an operation assisting function according to claim 1 or 2,
A step of attaching an acid-resistant protective film to the glass film;
Patterning the protective film affixed to the glass film into a desired shape;
Etching the glass film after the patterning;
After the etching process, peeling the protective film from the glass film;
Of production of glass film with operation assisting function including
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JP2021077033A (en) * | 2019-11-07 | 2021-05-20 | 日本電気硝子株式会社 | Glass film for input device |
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