JP2018090961A - ドアハンドル装置 - Google Patents
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Abstract
Description
従来のドアハンドル装置では、アウターハンドルの一端部がベース部材に支持されたピボットによって軸支されている。アウターハンドルにおけるピボットから他端部までは、ユーザが把持するための把持部となっている。
また、従来のドアハンドル装置は、アウターハンドルに設けられた作動部材の一方側に位置して駆動機構によって操作されるレバーアームと、作動部材の他方側に位置してラッチ機構に連結された第2レバーアームとを備える。
そして、駆動機構が作動するとレバーアームが揺動し、アウターハンドルの一端部に設けられた作動部材を一方側から他方側に向けて押すことで、アウターハンドルが格納位置から配置位置に揺動する。また、ユーザがアウターハンドルを配置位置から作動位置まで操作すると、作動部材が第2レバーアームに係合し、第2レバーアームを介してラッチ機構が操作され、ドアが開放可能となる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、アウターハンドルの位置を検出するスイッチを削減できるドアハンドル装置を提供することを課題とする。
(1)本発明のドアハンドル装置は、車体のドアに設けられたベース部材と、前記ドアの外面に略同一面をなすように没入した収納位置と、前記ドアの外面から突出した展開位置と、前記展開位置から突出した操作位置とに揺動可能なハンドルグリップと、前記ハンドルグリップを操作する操作部材と、前記操作部材を駆動する駆動部と、前記駆動部からの駆動力を伝達して前記操作部材を作動させる伝達機構と、を備え、前記伝達機構は、雄ネジ部と、前記雄ネジ部に対して螺合自在な雌ネジ部とを有し、前記ハンドルグリップが前記収納位置から前記展開位置まで揺動するように前記操作部材を作動させたときに、前記雄ネジ部と前記雌ネジ部との噛み合いが外れるように構成したことを特徴とするドアハンドル装置。
(2)上記(1)の構成において、前記雌ネジ部は、前記操作部材と一体となって作動する。
(3)上記(1)又は(2)の構成において、前記雌ネジ部は、雌ネジが設けられた螺合部と、前記螺合部に隣接し、前記雄ネジ部の外径よりも大きい内径を有し、前記雄ネジ部を支持するガイド部と、を有する。
(4)上記(1)から(3)のいずれかの構成において、前記噛み合いが外れた状態から前記噛み合いが再開するように、前記雌ネジ部と前記雄ネジ部とが互いに近接する方向に付勢する付勢部材を備える。
(5)上記(4)の構成において、前記付勢部材は、前記ハンドルグリップを、操作位置から収納位置に向けて付勢する。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。また、以下では、特に説明がない限り、ドアハンドル装置1が車体のドアに取り付けられた状態で、車体の進行方向を前方とし、その反対方向を後方とする。また、車体の外側から内側に向けた方向を表裏方向と呼ぶ場合がある。実施形態は車体の進行方向左側に設けられたドアハンドル装置1を代表として示すが、車体の進行方向右側に設けられたドアハンドル装置1は、左側に設けられたドアハンドル装置1を左右反転したものである。
そして、ドアハンドル装置1のハンドルグリップ10が収納位置にある状態において、ハンドルグリップ10は、ハンドルグリップ10の外面10Sがドアの外面に略同一面をなすようにして、ドアの内部に没入している。
(ベース部材)
ベース部材20は、ドアに設けられた開口に取り付けられる。
図1から図4に示すように、ベース部材20は、表側に開口する表ケース21と、裏側に開口する裏ケース22とを備える。
図1から図4に示すように、ハンドルグリップ10は、ベース部材20に軸支される被軸支部11Bが設けられた軸支端部11と、軸支端部11とは反対側に操作端部12と、ドアの内面側に突出する突出部13と、を有する。
図2、図3、図5及び図7に示すように、駆動部40、伝達機構50及び操作部材30は、ベース部材20の裏側に配置される。
駆動部40は、モータ41と、モータ出力軸42と、モータ制御部(不図示)と、電源部(不図示)と、を備える。
ドアハンドル装置1は、雄ネジ部53と雌ネジ部54とが噛み合っている状態から噛み合いが外れ、噛み合いが再開する(再び雄ネジ部53と雌ネジ部54とが噛み合っている状態に戻る)ように、雌ネジ部54と雄ネジ部53とが互いに近接する方向に付勢する付勢部材70(図4参照)を備える。
この状態で、モータ41の回転が伝達された雄ネジ部53は、雄ネジ部53と雌ネジ部54とが噛み合う方向に回転しているので、雄ネジ部53と雌ネジ部54とが噛み合い、螺合が進行し、雌ネジ部54とともに操作部材30が前方に移動し、操作部材30に係合している突出部13が前方に揺動できるようになり、ハンドルグリップ10が付勢部材70の付勢力によって収納位置(図3及び図4参照)に戻る。
出力部材60は、略中央の軸支部が車体のドアに軸支され、表裏方向の軸を中心として揺動自在となっている。
また、出力部材60は、一端に、突出部13の操作端部12側が係合する係合部62を備え、他端に、ドアを車体に対して閉鎖状態に保持可能なラッチ機構(不図示)に連結される連結部と、を備える。
出力部材60の係合部62は、ハンドルグリップ10が収納位置から展開位置までにある状態で、突出部13と対向し、突出部13の揺動範囲における後方に位置する。
出力部材60が揺動すると、連結部に連結されたラッチ機構が作動し、ドアの閉鎖状態を解除する。
以下、ドアハンドル装置1の動作の概要を、実施形態に基づいて、図1から図8を用いて説明する。
また、展開位置において、突出部13は出力部材60の係合部62に近接又は当接する(図6参照)。
10 ハンドルグリップ
11 軸支端部
12 操作端部
13 突出部
20 ベース部材
20a 逃げ穴
27 スライダストッパ
28 段部
30 操作部材
31 切欠部
32 係合部
35 連結部
40 駆動部
41 モータ
42 モータ出力軸
50 伝達機構
51 第1ギヤ
52 第2ギヤ
53 雄ネジ部
53p 雄ネジ
54 雌ネジ部
54q 螺合部
54g ガイド部
60 出力部材
62 係合部
100 スイッチ
X 接線方向
Claims (5)
- 車体のドアに設けられたベース部材と、
前記ドアの外面に略同一面をなすように没入した収納位置と、前記ドアの外面から突出した展開位置と、前記展開位置から突出した操作位置とに揺動可能なハンドルグリップと、
前記ハンドルグリップを操作する操作部材と、
前記操作部材を駆動する駆動部と、
前記駆動部からの駆動力を伝達して前記操作部材を作動させる伝達機構と、を備え、
前記伝達機構は、雄ネジ部と、前記雄ネジ部に対して螺合自在な雌ネジ部とを有し、
前記ハンドルグリップが前記収納位置から前記展開位置まで揺動するように前記操作部材を作動させたときに、前記雄ネジ部と前記雌ネジ部との噛み合いが外れるように構成したことを特徴とするドアハンドル装置。 - 前記雌ネジ部は、前記操作部材と一体となって作動する
ことを特徴とする請求項1に記載のドアハンドル装置。 - 前記雌ネジ部は、
雌ネジが設けられた螺合部と、
前記螺合部に隣接し、前記雄ネジ部の外径よりも大きい内径を有し、前記雄ネジ部を支持するガイド部と、を有する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のドアハンドル装置。 - 前記噛み合いが外れた状態から前記噛み合いが再開するように、前記雌ネジ部と前記雄ネジ部とが互いに近接する方向に付勢する付勢部材を備える
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のドアハンドル装置。 - 前記付勢部材は、前記ハンドルグリップを、操作位置から収納位置に向けて付勢する
ことを特徴とする請求項4に記載のドアハンドル装置。
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2016
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