JP2018090261A - 塗布容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】塗布容器1は、内容物が収容される容器本体11と、内容物が吐出されるステム22、容器本体内に連通するシリンダ23、および、シリンダ内にステム軸O方向に摺動可能に配設されるとともに、ステムのステム軸方向の移動に連係するピストン24を有する吐出器21と、ステム内に連通可能な貯留室57を有する液溜部56と、貯留室に連通する保持空間78を有する保持部77、および保持空間に回転可能に保持された回転塗布体79を備えた中栓部材76と、を備え、保持空間には、回転塗布体に係合する係合体82が配設され、貯留室には、貯留室とステム内との連通およびその遮断を切替える弁体71と、弁体および係合体を互いがステム軸方向に離反するように付勢する付勢体72と、が配設され、弁体、係合体、および付勢体が一体に形成されている。
【選択図】図1
Description
本発明の塗布容器は、内容物が収容される容器本体と、前記内容物が吐出されるステム、前記容器本体内に連通するシリンダ、および、前記シリンダ内にステム軸方向に摺動可能に配設されるとともに、前記ステムの前記ステム軸方向の移動に連係するピストンを有する吐出器と、前記ステムから前記ステム軸方向に沿った前記ステムの外部側に向けて延び、前記ステム内に連通可能な貯留室を有する液溜部と、前記液溜部から前記外部側に向けて延び、前記貯留室に連通する保持空間を有する保持部、および前記保持空間に回転可能に保持されるとともに、前記外部側の外端部が前記保持部内から前記外部側に突出した回転塗布体を備えた中栓部材と、を備え、前記保持空間には、前記回転塗布体のうち、前記ステム軸方向に沿った前記ステムの内部側の内端部に係合する係合体が配設され、前記貯留室には、前記貯留室と前記ステム内との連通およびその遮断を切替える弁体と、前記弁体と前記係合体とを前記ステム軸方向に連結し、かつ、前記弁体および前記係合体を互いが前記ステム軸方向に離反するように付勢する付勢体と、が配設され、前記弁体、前記係合体、および前記付勢体が一体に形成されていることを特徴としている。
しかも、塗布時に、回転塗布体が、付勢体の付勢力に抗して係合体を貯留室側に押し込むものの、弁体によりステム内と貯留室内との連通が遮断されていて、貯留室の内圧が変動することがないので、例えば貯留室内の内容物が保持空間内に意図せず大量に流出したりすること等を防ぐことが可能になり、定量の内容物を被塗布部に塗布することができる。
この発明によれば、回転塗布体を介して係合体を貯留室側に押し込むこと等により、貯留室の内面における連通孔の開口周縁部と調節体とを当接させたり離反させたりすることができる。これにより、貯留室内から連通孔を通して保持空間内に至る内容物の流量を調節することが可能になり、内容物が保持空間内に大量に流出するのをより確実に抑制することができる。
以下、本発明に係る塗布容器の第1実施形態を、図1から図4を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施形態の塗布容器1は、内容物が収容される容器本体11と、内容物が吐出されるステム22を有する吐出器21と、ステム22内に連通可能な貯留室57を有する液溜部56と、貯留室57に連通する保持空間78を有する保持部77、および保持空間78に回転可能に保持された回転塗布体79を備えた中栓部材76と、を備えている。
容器本体11内に収容される内容物としては特に限定されるものではないが、例えば液体状の内容物等が挙げられる。
シリンダ23は、環状の取付けフランジ27と、取付けフランジ27の内周縁から下方に向けて延びる基筒部28と、基筒部28の下端縁から径方向内側に向けて突出した環状の段部29と、段部29の内周縁から下方に向けて延びる嵌合筒30と、を備えている。
段部29の内周縁には、上方に向けて突出する環状の弁座34が配設されている。基筒部28の下端部内には、逆止弁35が配設されている。逆止弁35は、弁座34上に上方に向けて離反可能に着座された弁本体を備える。逆止弁35は、図示の例ではいわゆる三点弁となっているが、これに限られず例えば1点弁等であってもよい。
逆止弁35は、段部29の内側を通して、嵌合筒30内から基筒部28内への内容物の移動を許容するとともに、基筒部28内から嵌合筒30内への内容物の移動を規制する。嵌合筒30内には、容器本体11内の内容物を吸い上げる吸上筒36が嵌合されている。
下ステム39は、上ステム38内のうち、下端部38aよりも上方に位置する部分に嵌合され、上ステム38から下方に突出している。下ステム39は有底筒状に形成され、その下端部に、径方向外側に向けて突出する環状の着座部39aが形成されている。下ステム39において着座部39aに着座部39aの上方から連なる部分に、下ステム39の内外を連通させる連通孔39bが形成されている。
上ステム38および下ステム39の各下端部は、シリンダ23の基筒部28内に配置されている。
コイルバネ42の内側に、ステム22が配置されている。コイルバネ42は、上部受け体40および下部受け体41を互いが上下方向に離反するように付勢する。
コイルバネ42の付勢力により、ステム22は、シリンダ23に対して上方に向けて付勢された状態で、シリンダ23に対して下方に向けて移動可能に配設されている。
上ステム38の下端部38aとピストン24との間には、上下方向の隙間S2が設けられている。ピストン24は、ステム22の上下方向の移動に伴って上下方向に移動する。
大径部46の内周面には、容器本体11の雄ねじに螺合する雌ねじが形成されている。環板部47は、小径部48よりも径方向内側に突出している。
装着キャップ45の環板部47の内周縁と、シリンダ23の取付けフランジ27の内周縁と、は、下部受け体41のフランジ41bを上下方向に挟んでいる。
容器本体11の口部12に装着キャップ45が装着されることで、容器本体11にシリンダ23および下部受け体41が固定されている。
液溜部56の周壁部62のうち、上端部62aの外径および内径は、他の部分よりも大きい。液溜部56の底壁部63には、ステム22内と貯留室57内とを連通する第1連通孔63aが形成されている。底壁部63には、底壁部63における第1連通孔63aの開口周縁部から下方に向けて延びる嵌合筒64が設けられている。嵌合筒64は、ステム22内に嵌合されている。ステム22の上端開口縁が、液溜部56の底壁部63の下面に当接している。
保持部77の周壁部における下端部の内面には、上方に向けて突出する支持部81が配設されている。支持部81は、保持部77の周壁部内に全周にわたって配設されている。
回転塗布体79は、支持部81により回転塗布体79の下方から支持されている。回転塗布体79の上端部が、保持部77内から上方に突出している。
蓋板部60の外周縁には、下方に向けて延びる大径壁部68が全周にわたり配設されている。大径壁部68の下端部には、径方向内側に向けて突出した第1係合部が形成されている。
蓋板部60において、大径壁部68よりも径方向内側に位置する部分には、下方に向けて突出する筒状の小径壁部69が形成されている。小径壁部69は、液溜部56の上端部62a内に嵌合されている。
弁本体71bが底壁部63の上面に全周にわたって当接すると、貯留室57内とステム22内との連通が遮断される。弁本体71bの周方向の少なくとも一部が底壁部63の上面から上方に離反すると、貯留室57内とステム22内とが連通する。
このように、弁体71は、貯留室57内とステム22内との連通およびその遮断を切替える。
調節体73は、係合体82から径方向外側に向けて突出している。調節体73の上面には、径方向に向けて延びるスリット73aが周方向に間隔を空けて複数形成されている。各スリット73aは、調節体73の外周面で開口している。後述するようにキャップ体101のリング突条105により回転塗布体79が下方に押圧された状態では、付勢体72は上下方向に圧縮変形し、調節体73は保持部77の底壁部の下面における第2連通孔77aの開口周縁部から下方に離反している。
調節体73が保持部77の底壁部の下面における第2連通孔77aの開口周縁部に下方から当接していても、貯留室57内と保持空間78内とは、調節体73のスリット73aおよび係合体82のスリット82aを通して連通している。
係合体82には、保持部77の底壁部の下面における第2連通孔77aの開口周縁部から調節体73が一定以上離反しないように、保持部77の底壁部に上方から係止する抜け止め部82bが形成されている。
係合体82の上端部は、回転塗布体79の下端部に係合する。弁体71、付勢体72、調節体73、および係合体82は、一体に形成されている。
大径部87の下端部には、大径部87を径方向に貫通する第1窓孔87aが形成されている。第1窓孔87aは、大径部87の下端開口縁から上方に所定の長さ延びている。大径部87の下端部内には、環状の底蓋92が嵌合されている。底蓋92には、底蓋92を上下方向に貫通する第2窓孔92aがステム軸O上に形成されている。第2窓孔92aは、大径部87の第1窓孔87aに連通する。第1窓孔87aおよび第2窓孔92aで、窓孔93を構成する。
第2段差部90の内周縁は、液溜部56の上端開口縁に連結されている。第2段差部90の外周縁には、径方向外側に突出する第2係合部が形成されている。第2段差部90の上面は、蓋板部60の下面における大径壁部68と小径壁部69との間の部分に下方から当接している。
第2段差部90の第2係合部は、大径壁部68の第1係合部に第1係合部の上方から係合している。
天壁部102の下面には、リング突条105を径方向外側から囲う当接部材106が配設されている。リング突条105および当接部材106は、ステム軸Oと同軸に配設されている。当接部材106の外径は、保持部77の外径よりも大きい。当接部材106の下端部は、蓋板部60の上面に当接している。
周壁部103の下端部の内周面には、外殻筒86の雄ねじに螺合する雌ねじが形成されている。
塗布容器1の各構成は、例えば樹脂等により形成されている。
外殻筒86に対してキャップ体101をステム軸O回りに回転させ、外殻筒86の雄ねじとキャップ体101の雌ねじとの螺合を解除することで、図2に示すように外殻筒86からキャップ体101を取外す。これにより、回転塗布体79がキャップ体101のリング突条105により下方に押圧されなくなることで、付勢体72が復元変形し、回転塗布体79、係合体82、および調節体73が上方に移動する。この際、調節体73が、保持部77の底壁部の下面における第2連通孔77aの開口周縁部に当接する。
具体的には、手で外殻筒86を保持した状態で、外殻筒86の窓孔93から指等を挿入し、外殻筒86に対して容器本体11を上方に押し込む。容器本体11とともにシリンダ23、ピストン24、および下部受け体41が、液溜部56および中栓部材76に対して上方に移動する。コイルバネ42は、上部受け体40と下部受け体41との間で上下方向に圧縮される。
装着キャップ45の小径部48が、液溜部56の案内筒65により上下方向に案内される。
ここで、液溜部56および中栓部材76に対して容器本体11が下方に移動する過程において、まず、シリンダ23とともにピストン24がステム22に対して下方に移動することで、下ステム39の着座部39aの上面にピストン24が着座し、シリンダ内空間S1とステム22内との連通を遮断するとともに、ステム22に対してピストン24が下方に移動するのが規制された状態になる。その後、シリンダ23がステム22およびピストン24に対して下方に移動し、シリンダ内空間S1の内容積が図3の状態に比べて大きくなる。
この際、逆止弁35により嵌合筒30内から基筒部28内への内容物の移動は許容されているため、容器本体11内の内容物は、吸上筒36を通してシリンダ内空間S1内に流入する。
さらに、回転塗布体79の上端部を被塗布部Aに押し当てると、係合体82が貯留室57側に向けて押し込まれ、付勢体72が上下方向に弾性変形しながら、調節体73が貯留室57側に向けて移動する。
ここで、回転塗布体79の上端部を被塗布部Aに押し当てると、回転塗布体79が、付勢体72の付勢力に抗して係合体82を貯留室57側に押し込むこととなり、ステム22内と貯留室57内との連通が弁体71により確実に遮断される。
一方で、調節体73が保持部77の底壁部の下面における第2連通孔77aの開口周縁部から離反する。これにより、貯留室57内の内容物が、保持部77の底壁部と調節体73との間の隙間を通って係合体82のスリット82aに流入することで、貯留室57内の内容物が保持空間78に流入しやすくなる。
しかも、塗布時に、回転塗布体79が、付勢体72の付勢力に抗して係合体82を貯留室57側に押し込むものの、弁体71によりステム22内と貯留室57内との連通が遮断されていて、貯留室57の内圧が変動することがないので、例えば貯留室57内の内容物が保持空間78内に意図せず大量に流出したりすること等を防ぐことが可能になり、定量の内容物を被塗布部Aに塗布することができる。
次に、本発明の第2実施形態について図5から図9を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図5に示すように、本実施形態の塗布容器2は、第1実施形態の塗布容器1の容器本体11、吐出器21、液溜部56、外殻筒86、およびキャップ体101に代えて、容器本体111、吐出器141、液溜部146、およびオーバーキャップ156を備えている。
なお、オーバーキャップ156は、保持部77および回転塗布体79を覆った状態で、容器本体111の口部112に着脱可能に装着されている。
容器体114は、外容器117の内面に内容器118が剥離可能に積層されたデラミボトル(積層剥離型容器)である。内容器118は、内容物の減少に伴い減容変形(しぼみ変形)する可撓性に富む材料で形成されている。外容器117は、スクイズ変形可能(弾性変形可能)に形成されている。
容器口部120および容器胴部121は、円筒状に形成されている。容器口部120の外径は、容器胴部121の外径よりも小さい。容器口部120の外周面には、径方向外側に突出する係合部124が容器口部120の全周にわたり形成されている。容器底部122は、容器胴部121に連設され、容器胴部121の下端開口部を閉塞している。
容器底部122は、外周部に位置する接地部126と、接地部126に径方向内側から連なり、上方に窪む陥没凹部127と、陥没凹部127内に配置された保持リブ128(底シール部)と、を有している。
保持リブ128は、容器底部122のパーティングラインに沿って直線状に延びるとともに、下方を向く突条状に形成されている。保持リブ128は、詳細には図示しないが内容器118と外容器117とを重ね合わせて圧着して突条状に形成されている。容器底部122には、外容器117と内容器118との間に外気を吸入させる、図示しない吸気孔が形成されている。
環板部132は、口部本体131の上下方向における中間部に配置されている。口部本体131の下部は、容器体114の容器口部120に外装される。口部本体131の外周面には、雄ねじが形成されている。
口部本体131の上端開口縁には、径方向内側に突出した第1抜け止め部131aが形成されている。第1抜け止め部131aは、口部本体131の全周にわたり形成されている。口部本体131の下端部の内周面には、容器体114の係合部124に係合する係合溝135が口部本体131の全周にわたり形成されている。
口部材115の環板部132の内周縁と、シリンダ23の取付けフランジ27の内周縁と、は、下部受け体41のフランジ41bを上下方向に挟んでいる。容器体114の係合部124に口部材115の係合溝135が係合して容器体114に口部材115が装着されることで、容器体114にシリンダ23および下部受け体41が固定されている。
第2嵌合筒150と嵌合筒64とで、ステム22の上ステム38における上端部を径方向に挟み込んでいる。こうして、ステム22の上端部に液溜部146が装着されている。
案内筒65は、口部本体131のうち環板部132よりも上方に位置する部分内に配置されている。
外キャップ157は、円板状の外天壁部160と、外天壁部160の外周縁から下方に向けて延びる外周壁部161と、を備えている。外周壁部161、および内キャップ158の後述する内周壁部166は、下方から上方に向けて漸次、縮径する多段筒状に形成されている。外周壁部161は、下周壁162と上周壁163とが下方から上方に向けて連設されてなる。上周壁163の外径は、下周壁162の外径よりも小さい。
内周壁部166は、下周壁167と中周壁168と上周壁169とが下方から上方に向けて連設されてなる。中周壁168の外径は下周壁167の外径よりも小さく、上周壁169の外径は中周壁168の外径よりも小さい。下周壁167の内周面には、口部材115の雄ねじに螺合する雌ねじが形成されている。中周壁168の内周面には、径方向内側に突出した第2係合部(引き上げ係合部)168aが形成されている。第2係合部168aは、中周壁168の全周にわたり形成されている。中周壁168は、液溜部146の周壁部62に、上下方向に移動可能に外装されている。
容器本体111に対してオーバーキャップ156をステム軸O回りに回転させ、口部材115の雄ねじとオーバーキャップ156の雌ねじとの螺合を解除すると、図6に示すように、容器本体111に対してオーバーキャップ156が上方に移動する。これにより、オーバーキャップ156のリング突条173による回転塗布体79の押圧が解除される。
この際、下ステム39の着座部39aの上面にピストン24が着座し、シリンダ内空間S1とステム22内との連通が遮断された状態で、ステム22およびピストン24がシリンダ23内でシリンダ23に対して上方に摺動し、シリンダ内空間S1の内容積が図5の状態に比べて大きくなる。これにより、容器体114の内容器118内の内容物が、吸上筒36を通してシリンダ内空間S1内に流入する。このような内容器118内の内容物の減少に伴い内容器118が減容変形することで、内容器118が外容器117から剥離し、吸気孔を通して外容器117と内容器118との間に外気が吸入される。
口部材115の第1抜け止め部131aに液溜部146の第2抜け止め部65aが第1抜け止め部131aの下方から係合すると、容器本体111に対して保持部77、液溜部146、およびステム22が上方に移動するのが規制される。
付勢体72の復元力により弁体71が復帰し、ステム22内と貯留室57内との連通が遮断される。
貯留室57および保持空間78内の内容物が無くなるまで塗布することで、被塗布部Aに定量の内容物が塗布される。
この状態で、回転塗布体79の上端部を被塗布部Aに押し当て、塗布容器2を被塗布部Aの表面に沿って移動させることで内容物を塗布する。
これ以降は第1実施形態と同様の作用により、定量の内容物を被塗布部Aに塗布することができる。
例えば、前記第1実施形態及び第2実施形態では、吐出器21として、いわゆるポンプ式の構成を示したが、吐出器の構成はこれに限定されない。例えば、吐出器が、内容物が容器本体内に加圧ガスとともに充填され、ステムを押し下げることで、内容物がステムを通して噴出する、いわゆる定量吐出機構付きエアゾール式の吐出器であってもよい。また、容器本体内に内容物の減少に伴い上下摺動する中皿が配設された構成を採用してもよい。
11、111 容器本体
12、112 口部
21、141 吐出器
22 ステム
23 シリンダ
24 ピストン
56、146 液溜部
57 貯留室
71 弁体
72 付勢体
73 調節体
76 中栓部材
77 保持部
77a 第2連通孔(連通孔)
78 保持空間
79 回転塗布体
82 係合体
O ステム軸
Claims (2)
- 内容物が収容される容器本体と、
前記内容物が吐出されるステム、前記容器本体内に連通するシリンダ、および、前記シリンダ内にステム軸方向に摺動可能に配設されるとともに、前記ステムの前記ステム軸方向の移動に連係するピストンを有する吐出器と、
前記ステムから前記ステム軸方向に沿った前記ステムの外部側に向けて延び、前記ステム内に連通可能な貯留室を有する液溜部と、
前記液溜部から前記外部側に向けて延び、前記貯留室に連通する保持空間を有する保持部、および前記保持空間に回転可能に保持されるとともに、前記外部側の外端部が前記保持部内から前記外部側に突出した回転塗布体を備えた中栓部材と、を備え、
前記保持空間には、前記回転塗布体のうち、前記ステム軸方向に沿った前記ステムの内部側の内端部に係合する係合体が配設され、
前記貯留室には、前記貯留室と前記ステム内との連通およびその遮断を切替える弁体と、前記弁体と前記係合体とを前記ステム軸方向に連結し、かつ、前記弁体および前記係合体を互いが前記ステム軸方向に離反するように付勢する付勢体と、が配設され、
前記弁体、前記係合体、および前記付勢体が一体に形成されていることを特徴とする塗布容器。 - 前記貯留室の内面には、前記保持空間内と前記貯留室内とを連通する連通孔が形成され、
前記貯留室には、前記保持空間内と前記貯留室内とを連通させた状態で、前記貯留室の内面における前記連通孔の開口周縁部に当接および離反する調節体が配設され、
前記調節体は、前記弁体、前記係合体、および前記付勢体と一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の塗布容器。
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