JP2018087612A - Drive control device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ソレノイド弁を駆動制御する駆動制御装置に関する。 The present invention relates to a drive control device that drives and controls a solenoid valve.
従来、ソレノイド弁を駆動制御する駆動制御装置が知られている。特許文献1に開示の駆動制御装置は、ソレノイド弁のコイルに流れる電流値を検出する電流センサを備えている。この電流センサは、複数のソレノイド弁に個別に対応しており、ソレノイド弁と同数設けられている。
Conventionally, a drive control device that drives and controls a solenoid valve is known. The drive control device disclosed in
しかしながら、特許文献1の駆動制御装置では、駆動制御するソレノイド弁が増加すると、その増加数と同数、電流センサが増加してしまう。すなわち、ソレノイド弁の増加に伴って、電流値を検出するための部品点数が正比例的に増大してしまい、例えば製造コストの上昇等も懸念され得る。
However, in the drive control device of
さて、ソレノイド弁の駆動制御装置としては、コイルに流れる電流値に応じてプランジャの位置をリニアに制御可能なリニアソレノイド弁と、コイルに電流を流すオン状態と電流が遮断されるオフ状態とに応じてプランジャの位置を切り替えるオンオフソレノイド弁とを、1つの駆動制御装置により駆動制御する場合がある。このように2種類のソレノイド弁を駆動制御する場合には、電流値を検出するための電流検出回路を、2種類のソレノイド弁に対して共通化することで、部品点数の増加を抑制できる余地があることを、本発明者は見出した。 Now, as a drive control device for the solenoid valve, there are a linear solenoid valve that can linearly control the position of the plunger in accordance with the value of the current flowing through the coil, an on state in which current flows through the coil, and an off state in which current is interrupted. There is a case where the on / off solenoid valve that switches the position of the plunger according to the drive control is controlled by one drive control device. Thus, when driving and controlling two types of solenoid valves, there is room for suppressing an increase in the number of parts by sharing a current detection circuit for detecting a current value with the two types of solenoid valves. The present inventor has found that
本発明は、以上説明した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、部品点数の増加を抑制した駆動制御装置を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above-described problems, and an object thereof is to provide a drive control device that suppresses an increase in the number of components.
本発明は、コイル(2a)に流れる電流値に応じてプランジャの位置をリニアに制御可能なリニアソレノイド弁(2)と、コイル(3a)に所定の電流を流すオン状態と電流が遮断されるオフ状態とに応じてプランジャの位置を切り替えるオンオフソレノイド弁(3)とを、駆動制御する駆動制御装置であって、
直流電源(5)からリニアソレノイド弁のコイルへの通電経路上に設けられたリニア用スイッチング素子(22)と、
リニアソレノイド弁のコイルを流れる電流値を変化させるリニア駆動信号を、リニア用スイッチング素子へ向けて出力するリニア駆動信号出力部(32)と、
直流電源からオンオフソレノイド弁のコイルへの通電経路上に設けられたオンオフ用スイッチング素子(23)と、
オンオフソレノイド弁のコイルを流れる電流についてオン状態とオフ状態とを切り替えるオンオフ駆動信号を、オンオフ用スイッチング素子へ向けて出力するオンオフ駆動信号出力部(34)と、
リニアソレノイド弁のコイルを流れる電流と、オンオフソレノイド弁のコイルを流れる電流とを合流させた合流経路上の電流値を検出する電流検出回路(25,325)と、を備える。
In the present invention, the linear solenoid valve (2) capable of linearly controlling the position of the plunger in accordance with the value of the current flowing through the coil (2a), the ON state in which a predetermined current flows through the coil (3a), and the current are cut off. A drive control device that drives and controls an on / off solenoid valve (3) that switches a position of the plunger according to an off state;
A linear switching element (22) provided on the energization path from the DC power source (5) to the coil of the linear solenoid valve;
A linear drive signal output section (32) for outputting a linear drive signal for changing a current value flowing through the coil of the linear solenoid valve toward the linear switching element;
An on / off switching element (23) provided on the energization path from the DC power source to the coil of the on / off solenoid valve;
An on / off drive signal output section (34) for outputting an on / off drive signal for switching between an on state and an off state for the current flowing through the coil of the on / off solenoid valve toward the on / off switching element;
A current detection circuit (25, 325) for detecting a current value on a merging path obtained by merging the current flowing through the coil of the linear solenoid valve and the current flowing through the coil of the on-off solenoid valve;
このような発明によると、リニアソレノイド弁のコイルを流れる電流と、オンオフソレノイド弁のコイルを流れる電流とが合流し、合流経路上の電流値が検出されるようになっている。特にオンオフソレノイド弁のコイルはオン状態とオフ状態との2状態しか取り得ないため、合流経路上の合流した状態の電流がどのソレノイド弁から流れてきた電流かを区別することは比較的容易となる。したがって、電流検出回路を2種類のソレノイド弁に対して共通化することが可能となり、部品点数の増加を抑制した駆動制御装置を提供することができるのである。 According to such an invention, the current flowing through the coil of the linear solenoid valve and the current flowing through the coil of the on / off solenoid valve are merged, and the current value on the merge path is detected. In particular, since the coil of the on / off solenoid valve can take only two states, an on state and an off state, it is relatively easy to distinguish which solenoid valve the current in the merged state on the merge path flows from. . Therefore, the current detection circuit can be made common to the two types of solenoid valves, and a drive control device that suppresses an increase in the number of parts can be provided.
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態において構成の一部分のみを説明している場合、当該構成の他の部分については、先行して説明した他の実施形態の構成を適用することができる。また、各実施形態の説明において明示している構成の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組み合せることができる。 Hereinafter, a plurality of embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In addition, the overlapping description may be abbreviate | omitted by attaching | subjecting the same code | symbol to the corresponding component in each embodiment. When only a part of the configuration is described in each embodiment, the configuration of the other embodiment described above can be applied to the other part of the configuration. In addition, not only combinations of configurations explicitly described in the description of each embodiment, but also the configurations of a plurality of embodiments can be partially combined even if they are not explicitly specified unless there is a problem with the combination. .
(第1実施形態)
図1に示すように、本発明の第1実施形態による駆動制御装置100は、車両に搭載され、当該車両の自動変速機を作動させるための油圧回路に設けられた複数のソレノイド弁2,3を、駆動制御する。車両の自動変速機は、近年、多段化が進んでおり、これに伴って、ソレノイド弁2,3の数も増加傾向にある。
(First embodiment)
As shown in FIG. 1, a
こうした自動変速機では、用途に応じて、複数種類のソレノイド弁2,3が使い分けされている。こうしたソレノイド弁の一種として、オンオフソレノイド弁3は、コイル3aに所定の電流を流すオン状態と電流が遮断されるオフ状態とに応じてプランジャの位置を切り替えるようになっている。プランジャがオン状態とオフ状態の2状態に応じて、油圧口を開いたり閉じたりすることで、オンオフソレノイド弁3は、油圧を2段階に切り替えることができる。 In such an automatic transmission, a plurality of types of solenoid valves 2 and 3 are selectively used depending on the application. As a kind of such solenoid valve, the on / off solenoid valve 3 switches the position of the plunger in accordance with an on state in which a predetermined current flows through the coil 3a and an off state in which the current is interrupted. The on / off solenoid valve 3 can switch the hydraulic pressure in two stages by opening or closing the hydraulic port according to the two states of the on state and the off state of the plunger.
また、ソレノイド弁の他の一種として、リニアソレノイド弁2は、コイル2aに流れる電流値に応じてプランジャの位置をリニアに制御可能となっている。プランジャの位置がリニアに制御されることでスプールがリニアに移動するため、リニアソレノイド弁2は、単に油圧を2段階に切り替えるのではなく、油圧を多段階又は連続的に調圧可能となっている。 As another type of solenoid valve, the linear solenoid valve 2 can linearly control the position of the plunger in accordance with the value of the current flowing through the coil 2a. Since the spool moves linearly by controlling the position of the plunger linearly, the linear solenoid valve 2 can adjust the hydraulic pressure in multiple stages or continuously, instead of simply switching the hydraulic pressure to two stages. Yes.
本実施形態の駆動制御装置100は、リニアソレノイド弁2及びオンオフソレノイド弁3の両方を、同時に駆動制御する。具体的に、駆動制御装置100は、複数の端子10a,10b,12、電源電圧モニタ14、複数の駆動回路部20、及びマイコンを備えた電子制御装置(Electronic Control Unit)である。車両ハーネスを介して、自動変速機の各ソレノイド弁2,3のコイル2a,3aと、駆動制御装置100の各端子10a,10b,12とが電気的に接続される。具体的に、各コイル2a,3aの一端2b,3bは、各ソレノイド弁2,3に個別に対応する端子10a,10bと、電気的に接続される。各コイル2a,3aの他端2c,3cは、1ユニットのリニアソレノイド弁2及びオンオフソレノイド弁3の間で、互いに電気的に接続されることで合流経路を形成した状態で、当該1ユニット毎に設けられた端子12に接続される。こうして駆動制御装置100は、各コイル2a,3aに流れる電流を制御可能となっている。
The
電源電圧モニタ14は、駆動制御装置100に接続される直流電源5の電圧値を検出するようになっている。
The power
駆動回路部20は、コイル2a,3aを通じて各ソレノイド弁2,3を駆動するための回路であって、対応する1ユニットのソレノイド弁2,3毎に設けられていることで、全体としては複数設けられている。各駆動回路部20は、同様の構成となっているため、以下では1つの駆動回路部20について代表して説明する。駆動回路部20は、複数のスイッチング素子22,23、電流検出回路25を有している。
The
スイッチング素子22,23は、各ソレノイド弁2,3に個別に対応して設けられている。各スイッチング素子22,23のうち、リニアソレノイド弁2に対応するリニア用スイッチング素子22は、直流電源5からリニアソレノイド弁2のコイルへの通電経路上に設けられている。具体的に、リニア用スイッチング素子22としてMOSFETが採用されており、MOSFETがオンすると、直流電源5と端子10aとが電気的に接続され、コイル2aに電流が流れる。特に本実施形態のMOSFETはnチャネル型となっており、ドレインが直流電源5側、ソースがコイル2a側となっている。
The
各スイッチング素子22,23のうち、オンオフソレノイド弁3に対応するオンオフ用スイッチング素子23は、直流電源5からオンオフソレノイド弁3のコイル3aへの通電経路上に設けられている。具体的に、オンオフ用スイッチング素子23としてMOSFETが採用されており、MOSFETがオンすると、直流電源5と端子10bとが電気的に接続され、コイル3aに電流が流れる。特に本実施形態のMOSFETはnチャネル型となっており、ドレインが直流電源5側、ソースがコイル3a側となっている。
Among the switching
電流検出回路25は、1ユニットのリニアソレノイド弁2及びオンオフソレノイド弁3に対して、1つずつ設けられている。電流検出回路25は、シャント抵抗26及びオペアンプ27を有している。シャント抵抗26の一端は、端子10bとオペアンプ27の非反転入力端子との間に接続されている。シャント抵抗26の他端は、オペアンプ27の反転入力端子に接続されると共に、ダイオード28等の整流素子を介して、端子10aとスイッチング素子22との間、及び端子10bとスイッチング素子23との間に接続されている。そして、オペアンプ27がシャント抵抗26の両端に生じる電圧を増幅してマイコン30へ出力する。このような回路構成により、電流検出回路25は、シャント抵抗26を流れる電流値ISH、換言すると、リニアソレノイド弁2のコイル2aを流れる電流と、オンオフソレノイド弁3のコイル3aを流れる電流とを合流させた合流経路上の電流値を検出するようになっている。
One
マイコン30は、CPU等のプロセッサ、ROM、RAM等のメモリ、I/Oポート等を有している。マイコン30は、メモリに予め記憶されたプログラムに応じて、各種信号処理を行なうようになっている。このようなマイコン30により実現されている機能ブロックとして、駆動制御装置100は、図2に示すように、リニア駆動信号出力部32、オンオフ駆動信号出力部34、異常判定部36、マップ記憶部38、マップ抵抗値推定部40及び電流オフセット値算出部42を備えている。
The
リニア駆動信号出力部32は、リニアソレノイド弁2のコイル2aを流れる電流値を変化させるリニア駆動信号を、リニア用スイッチング素子22へ(本実施形態ではMOSFETのゲートへ)向けて出力する。リニア駆動信号は、そのデューティ比を変化させることにより、リニアソレノイド弁2のコイル2aを流れる電流値を変化させる信号(いわゆるパルス幅変調信号)となっている。これにより、リニアソレノイド弁2の駆動時において、当該リニアソレノイド弁2を流れる電流値は、例えば0.2〜1Aの間で可変となっている。 The linear drive signal output unit 32 outputs a linear drive signal for changing the current value flowing through the coil 2a of the linear solenoid valve 2 to the linear switching element 22 (to the gate of the MOSFET in this embodiment). The linear drive signal is a signal (so-called pulse width modulation signal) that changes the value of the current flowing through the coil 2a of the linear solenoid valve 2 by changing its duty ratio. Thereby, when the linear solenoid valve 2 is driven, the value of the current flowing through the linear solenoid valve 2 is variable, for example, between 0.2 and 1A.
オンオフ駆動信号出力部34は、オンオフソレノイド弁3のコイル3aを流れる電流についてオン状態とオフ状態を切り替えるオンオフ駆動信号を、オンオフ用スイッチング素子23(本実施形態ではMOSFETのゲート)へ向けて出力する。これにより、オンオフソレノイド弁3は、コイル3aを流れる電流値が例えば1Aのオン状態と、0Aのオフ状態との間で切り替わる。 The on / off drive signal output unit 34 outputs an on / off drive signal for switching between an on state and an off state for the current flowing through the coil 3a of the on / off solenoid valve 3 toward the on / off switching element 23 (the gate of the MOSFET in this embodiment). . As a result, the on / off solenoid valve 3 switches between the on state of 1A and the off state of 0A, for example, of the current value flowing through the coil 3a.
ここで、図3に示すように、リニア駆動信号出力部32は、リニアソレノイド弁2の駆動時のうちオンオフソレノイド弁3のコイル3aの電流安定期間では、電流検出回路25により検出されたシャント抵抗26を流れる電流値ISH及びリニア駆動信号出力部32の指示電流値ILINから、そのデューティ比を修正して設定するフィードバック制御を行なっている。これにより、リニア駆動信号出力部32の制御目標の電流値である指示電流値ILINと、実際のコイル2aに流れる電流値がずれていたとしても、これらが近づく又は一致するように随時修正される。
Here, as shown in FIG. 3, the linear drive signal output unit 32 is connected to the shunt resistance detected by the
特にオンオフソレノイド弁3のコイル3aがオン状態のときには、シャント抵抗26を流れる電流値ISHにオンオフソレノイド弁3のコイル3aを流れる電流値が含まれるので、リニア駆動信号出力部32は、シャント抵抗26を流れる電流値からオンオフソレノイド弁3のコイルに現在流れていると予想される電流値である電流オフセット値IOFFをオフセットした値に基づいて、デューディ比をフィードバック制御する。
In particular, when the coil 3a of the on / off solenoid valve 3 is in the on state, the current value ISH flowing through the
しかしながらリニア駆動信号出力部32は、オンオフソレノイド弁3のコイル3aの電流不安定期間では、フィードバック制御を停止し、リニア駆動信号のデューティ比を一定値に制御する。電流不安定期間としては、オンオフソレノイド弁3の駆動状態の切り替わりの間が該当し、例えばオンオフ駆動信号のオンとオフとが切り替わるときから所定期間であり、この間はフライバック等の問題もあり、シャント抵抗26を流れる電流値ISHが急激に変化して不安定となる。
However, the linear drive signal output unit 32 stops the feedback control and controls the duty ratio of the linear drive signal to a constant value during the current unstable period of the coil 3a of the on / off solenoid valve 3. The unstable current period corresponds to the period during which the driving state of the on / off solenoid valve 3 is switched, and is, for example, a predetermined period from when the on / off driving signal is switched on and off, during which there is a problem such as flyback, The current value ISH flowing through the
図2に示す異常判定部36は、電流検出回路25により検出されたシャント抵抗26を流れる電流値ISHを用いて、回路異常を判定する。具体的に、異常判定部36は、シャント抵抗を流れる電流値ISHと、指示電流値ILIN及びオンオフソレノイド弁3のコイル3aに流れると想定される設計上の電流値ISOLと、を比較して、異常を判定する。
The
オンオフソレノイド弁3のコイル3aがオフ状態のときには、シャント抵抗26を流れる電流値ISHはリニアソレノイド弁2のコイル2aに流れる電流値と略等しくなるので、この前提に基づいて異常が判定される。一方、オンオフソレノイド弁3のコイル3aがオン状態のときには、シャント抵抗26を流れる電流値ISHはリニアソレノイド弁2のコイル2aを流れる電流値とオンオフソレノイド弁3のコイル3aを流れる電流値との和に略等しくなるので、この前提に基づいて異常が判定される。
When the coil 3a of the on / off solenoid valve 3 is in the off state, the current value ISH flowing through the
ここで、図4に示すように、本実施形態の異常判定部36は、異常検出期間にのみ異常の判定を行ない、非検出期間には異常の判定を停止する。ここで、非検出期間とは、電流検出回路25に対応するリニアソレノイド弁2の駆動状態の切り替わりの間及びオンオフソレノイド弁3の駆動状態の切り替わりの間である。例えばリニア駆動信号出力部32の指示電流値ILINが変更されるときから所定期間、及びオンオフ駆動信号のオンとオフとが切り替わるときから所定期間が非検出期間に該当し、この間はシャント抵抗26を流れる電流値ISOLが急激に変化して不安定となる。異常検出期間は、非検出期間を除いた期間である。
Here, as illustrated in FIG. 4, the
図2に示すマップ記憶部38は、オンオフソレノイド弁3のコイル3aにおける抵抗値の温度依存特性を示す温度マップを記憶する。具体的に図5に示すように、本実施形態の温度マップは、当該オンオフソレノイド弁が制御する自動変速機の油の油温TATFと、当該オンオフソレノイド弁3のコイル3aの抵抗値RSをとの関係を示したマップとなっている。
The
マップ抵抗値推定部40は、オンオフソレノイド弁3のコイル3aの温度に対応する温度対応値を温度センサ4により取得し、当該温度対応値から温度マップにより当該コイル3aの抵抗値RSを推定する。ここで温度対応値としては、オンオフソレノイド弁3のコイルの温度そのものが採用されても良いが、本実施形態では、上述の油温TATFが採用されている。コイルの温度を直接測定して抵抗値RSを特定することが困難なため、その代用として油温TATFを測定し、当該油温TATFから温度マップによりコイル3aの抵抗値RSを推定しているのである。なお、温度センサ4は、自動変速機に設けられたものを使用する。
The map resistance value estimation unit 40 acquires a temperature corresponding value corresponding to the temperature of the coil 3a of the on / off solenoid valve 3 by the
電流オフセット値算出部42は、直流電源5の電圧と、マップ抵抗値推定部40により推定されたコイル3aの抵抗値RSから、電流オフセット値IOFFを算出する。電流オフセット値IOFFは、直流電源5の電圧VBATを推定された抵抗値RSで除算することにより得られる。
The current offset value calculation unit 42 calculates a current offset value IOFF from the voltage of the
このような機能が設けられた駆動制御装置100により実施される処理を、図6〜9のフローチャートに基づいて説明する。
Processing performed by the
まず、異常判定部36による回路異常の判定処理について、図6,7のフローチャートにより説明する。
First, circuit abnormality determination processing by the
図6のステップS101では、現在が異常検出期間であるか否かを判定する。ステップS101にて肯定判定が下された場合、ステップS102へ移る。ステップS101にて否定判定が下された場合、所定の時間経過後に再度ステップS101の判定を行なう。 In step S101 of FIG. 6, it is determined whether or not the present is the abnormality detection period. If a positive determination is made in step S101, the process proceeds to step S102. If a negative determination is made in step S101, the determination in step S101 is performed again after a predetermined time has elapsed.
ステップS102では、シャント抵抗26を流れる電流値ISHを取得する。ステップS102の処理後、ステップS103へ移る。
In step S102, the current value ISH flowing through the
ステップS103では、リニア駆動信号出力部32の指示電流値ILINが0Aであるか、すなわちリニアソレノイド弁2が駆動状態であるか否かを判定する。ステップS103にて肯定判定が下された場合、ステップS104へ移る。ステップS103にて否定判定が下された場合、図7のステップS121へ移る。 In step S103, it is determined whether the command current value ILIN of the linear drive signal output unit 32 is 0 A, that is, whether the linear solenoid valve 2 is in a drive state. If a positive determination is made in step S103, the process proceeds to step S104. If a negative determination is made in step S103, the process proceeds to step S121 in FIG.
図6のステップS104では、オンオフソレノイド弁3のコイル3aがオフ状態であるか否かを判定する。ステップS104にて肯定判定が下された場合、ステップS105へ移る。ステップS104にて否定判定が下された場合、ステップS108へ移る。 In step S104 of FIG. 6, it is determined whether or not the coil 3a of the on / off solenoid valve 3 is in an off state. If a positive determination is made in step S104, the process proceeds to step S105. If a negative determination is made in step S104, the process proceeds to step S108.
ステップS105では、シャント抵抗26を流れる電流値ISHが0Aであるか否かを判定する。ステップS105にて肯定判定が下された場合、ステップS106へ移る。ステップS105にて否定判定が下された場合、ステップS107へ移る。
In step S105, it is determined whether or not the current value ISH flowing through the
ステップS106では、回路が正常であると判定する。ステップS106を以って一連の処理を終了する。 In step S106, it is determined that the circuit is normal. A series of processing is complete | finished by step S106.
ステップS107では、回路が異常であると判定する。具体的に、異常として、スイッチング素子22,23の故障(MOSオン故障)又はスイッチング素子22,23の下流からシャント抵抗26の上流、コイル2a,3aへの通電経路上に、直流電源5とのショートが発生していると判断する。ステップS107を以って一連の処理を終了する。
In step S107, it is determined that the circuit is abnormal. Specifically, as an abnormality, the failure of the switching
オンオフソレノイド弁3のコイル3aがオン状態であった場合のステップS108では、シャント抵抗26を流れる電流値ISHが、オンオフソレノイド弁3のコイル3aの設計上の電流値ISOLに、当該電流値ISOLを正常とする設計上の許容値αを加算した値よりも大きいか否かを判定する。ステップS108にて肯定判定が下された場合、ステップS109へ移る。ステップS108にて否定判定が下された場合、ステップS110へ移る。
In step S108 when the coil 3a of the on / off solenoid valve 3 is in the on state, the current value ISH flowing through the
ステップS109では、回路が異常であると判定する。具体的に、異常として、回路に過電流(レアショート)が発生していると判断する。ステップS109を以って一連の処理を終了する。 In step S109, it is determined that the circuit is abnormal. Specifically, it is determined that an overcurrent (rare short) has occurred in the circuit as an abnormality. A series of processing is complete | finished by step S109.
ステップS110では、シャント抵抗26を流れる電流値ISHが、設計上の電流値ISOLに、当該電流値ISOLを正常とする設計上の許容値αを減算した値よりも大きいか否かを判定する。ステップS110にて肯定判定が下された場合、ステップS111へと移る。ステップS110にて否定判定が下された場合、ステップS112へと移る。
In step S110, it is determined whether or not the current value ISH flowing through the
ステップS111では、回路が異常であると判定する。具体的に、異常として、断線、スイッチング素子22,23の下流からシャント抵抗26の上流、コイル2a,3aへの通電経路上に、GNDとのショート又はスイッチング素子22,23の故障(MOSオフ故障)が発生していると判断する。ステップS111を以って一連の処理を終了する。
In step S111, it is determined that the circuit is abnormal. Specifically, as an abnormality, disconnection, short circuit with GND on the energization path from the downstream of the switching
ステップS112では、回路が正常であると判定する。ステップS112を以って一連の処理を終了する。 In step S112, it is determined that the circuit is normal. A series of processing is complete | finished by step S112.
図7のステップS121では、オンオフソレノイド弁3のコイル3aがオフ状態であるか否かを判定する。ステップS121にて肯定判定が下された場合、ステップS122へ移る。ステップS121にて否定判定が下された場合、ステップS125へ移る。 In step S121 of FIG. 7, it is determined whether or not the coil 3a of the on / off solenoid valve 3 is in an off state. If a positive determination is made in step S121, the process proceeds to step S122. If a negative determination is made in step S121, the process proceeds to step S125.
ステップS122では、シャント抵抗26を流れる電流値ISHが、リニア駆動信号出力部32の指示電流値ILINに、当該電流値ILINを正常とする設計上の許容値βを加算した値よりも大きいか否かを判定する。ステップS122にて肯定判定が下された場合、ステップS123へ移る。ステップS122にて否定判定が下された場合、ステップS124へ移る。
In step S122, whether or not the current value ISH flowing through the
ステップS123では、回路が正常であると判定する。ステップS123を以って一連の処理を終了する。 In step S123, it is determined that the circuit is normal. A series of processing is complete | finished by step S123.
ステップS124では、回路が異常であると判定する。具体的に、異常として、スイッチング素子22,23の故障(MOSオン故障)又はスイッチング素子22,23の下流からシャント抵抗26の上流、コイル2a,3aへの通電経路上に、直流電源5とのショートが発生していると判断する。ステップS124を以って一連の処理を終了する。
In step S124, it is determined that the circuit is abnormal. Specifically, as an abnormality, the failure of the switching
オンオフソレノイド弁3のコイル3aがオン状態であった場合のステップS125では、シャント抵抗26を流れる電流値ISHが、設計上の電流値ISOLに設計上の許容値αを加算した値と、指示電流値ILINに設計上の許容値βを加算した値との和よりも大きいか否かを判定する。ステップS125にて肯定判定が下された場合、ステップS126へ移る。ステップS125にて否定判定が下された場合、ステップS127へ移る。
In step S125 when the coil 3a of the on / off solenoid valve 3 is in the on state, the current value ISH flowing through the
ステップS126では、回路が異常であると判定する。具体的に、異常として、回路に過電流(レアショート)が発生していると判断する。ステップS126を以って一連の処理を終了する。 In step S126, it is determined that the circuit is abnormal. Specifically, it is determined that an overcurrent (rare short) has occurred in the circuit as an abnormality. A series of processing is complete | finished by step S126.
ステップS127では、シャント抵抗26を流れる電流値ISHが、設計上の電流値ISOLに設計上の許容値αを減算した値と、指示電流値ILINに設計上の許容値βを減算した値との和よりも小さいか否かを判定する。ステップS127にて肯定判定が下された場合、ステップS128へ移る。ステップS127にて否定判定が下された場合、ステップS129へ移る。
In step S127, the current value ISH flowing through the
ステップS128では、回路が異常であると判定する。具体的に、異常として、断線、スイッチング素子22,23の下流からシャント抵抗26の上流、コイル2a,3aへの通電経路上に、GNDとのショート又はスイッチング素子22,23の故障(MOSオフ故障)が発生していると判断する。ステップS128を以って一連の処理を終了する。
In step S128, it is determined that the circuit is abnormal. Specifically, as an abnormality, disconnection, short circuit with GND on the energization path from the downstream of the switching
ステップS129では、回路が正常であると判定する。ステップS129を以って一連の処理を終了する。 In step S129, it is determined that the circuit is normal. A series of processes are complete | finished by step S129.
次に、リニア駆動信号出力部32によるデューティ比の制御処理について、図8のフローチャートにより説明する。 Next, the duty ratio control processing by the linear drive signal output unit 32 will be described with reference to the flowchart of FIG.
ステップS141では、シャント抵抗26を流れる電流値ISHを取得する。ステップS141の処理後、ステップS142へ移る。
In step S141, the current value ISH flowing through the
ステップS142では、リニア駆動信号出力部32の指示電流値ILINを取得する。ステップS142の処理後、ステップS143へ移る。 In step S142, the command current value ILIN of the linear drive signal output unit 32 is acquired. After the process of step S142, the process proceeds to step S143.
ステップS143では、現在が電流安定期間であるか否かを判定する。ステップS143にて肯定判定が下された場合、ステップS144へ移る。ステップS143にて否定判定が下された場合、ステップS155へ移る。 In step S143, it is determined whether or not the present is the current stabilization period. If a positive determination is made in step S143, the process proceeds to step S144. If a negative determination is made in step S143, the process proceeds to step S155.
ステップS144では、オンオフソレノイド弁3のコイル3aがオフ状態であるか否かを判定する。ステップS144にて肯定判定が下された場合、ステップS145へ移る。ステップS144にて否定判定が下された場合、ステップS150へ移る。 In step S144, it is determined whether or not the coil 3a of the on / off solenoid valve 3 is in an off state. If a positive determination is made in step S144, the process proceeds to step S145. If a negative determination is made in step S144, the process proceeds to step S150.
ステップS145〜S149では、上述のフィードバック制御を実施する。具体的にステップS145では、シャント抵抗26を流れる電流値ISH及びリニア駆動信号出力部の指示電流値ILINから偏差を算出する。ステップS146では、ステップS145で算出した偏差の微分に比例したデューティ比を算出する。ステップS147では、ステップS145で算出した偏差の積分に比例したデューティ比を算出する。ステップS148では、ステップS146,S147の算出結果に基づいてデューティ比を算出する。ステップS149では、ステップS148の算出結果に基づいたデューティ比にて、リニア駆動信号を出力する。ステップS149を以って一連の処理を終了する。
In steps S145 to S149, the above-described feedback control is performed. Specifically, in step S145, a deviation is calculated from the current value ISH flowing through the
ステップS150〜S154でも、上述のフィードバック制御を実施するが、ステップS145〜S149とは異なり、シャント抵抗26を流れる電流値ISHから電流オフセット値IOFFをオフセットした上で、デューティ比が算出される。
In steps S150 to S154, the above-described feedback control is performed. However, unlike steps S145 to S149, the duty ratio is calculated after offsetting the current offset value IOFF from the current value ISH flowing through the
具体的にステップS150では、電流値ISHから電流オフセット値IOFFをオフセット(すなわち減算)した値及び指示電流値ILINから偏差を算出する。ステップS151では、ステップS150で算出した偏差の微分に比例したデューティ比を算出する。ステップS152では、ステップS150で算出した偏差の積分に比例したデューティ比を算出する。ステップS153では、ステップS151,S152の算出結果に基づいてデューティ比を算出する。ステップS154では、ステップS153の算出結果に基づいたデューティ比にて、リニア駆動信号を出力する。ステップS154を以って一連の処理を終了する。 Specifically, in step S150, a deviation is calculated from a value obtained by offsetting (that is, subtracting) the current offset value IOFF from the current value ISH and the instruction current value ILIN. In step S151, a duty ratio proportional to the derivative of the deviation calculated in step S150 is calculated. In step S152, the duty ratio proportional to the integral of the deviation calculated in step S150 is calculated. In step S153, the duty ratio is calculated based on the calculation results of steps S151 and S152. In step S154, a linear drive signal is output at a duty ratio based on the calculation result of step S153. A series of processing is complete | finished by step S154.
一方、現在が電流不安定期間である場合のステップS155では、デューティ比が一定値に制御される。具体的に、デューティ比を、予め決められているリニア駆動信号出力部32の指示電流値ILINに比例する値に設定する。ステップS155の処理後のステップS156にて、当該一定値に制御されたデューティ比にて、リニア駆動信号を出力する。ステップS156を以って一連の処理を終了する。 On the other hand, in step S155 when the current is an unstable current period, the duty ratio is controlled to a constant value. Specifically, the duty ratio is set to a value proportional to a predetermined current value ILIN of the linear drive signal output unit 32. In step S156 after the processing in step S155, a linear drive signal is output at the duty ratio controlled to the constant value. A series of processing is complete | finished by step S156.
次に、マップ記憶部38、マップ抵抗値推定部40及び電流オフセット値算出部42による電流オフセット値IOFFの算出処理について、図9のフローチャートにより説明する。
Next, the calculation process of the current offset value IOFF by the
ステップS161では、電源電圧モニタ14により直流電源5の電圧VBATを取得する。ステップS161の処理後、ステップS162へ移る。
In step S161, the power supply voltage monitor 14 acquires the voltage VBAT of the
ステップS162では、自動変速機の油の油温TATFを取得する。ステップS162の処理後、ステップS163へ移る。 In step S162, the oil temperature TATF of the automatic transmission oil is acquired. After the process of step S162, the process proceeds to step S163.
ステップS163では、マップ抵抗値推定部40は、温度マップと油温TATFとによりオンオフソレノイド弁3のコイル3aの抵抗値RSを推定する。ステップS163の処理後、ステップS164へ移る。 In step S163, the map resistance value estimation unit 40 estimates the resistance value RS of the coil 3a of the on / off solenoid valve 3 from the temperature map and the oil temperature TATF. After the process of step S163, the process proceeds to step S164.
ステップS164では、電流オフセット値算出部42は、直流電源5の電圧VBAT及びステップS163にて推定された抵抗値RSから、オンオフソレノイド弁3のコイル3aを流れる電流値ISOLCを算出する。ステップS164の処理後、ステップS165へ移る。
In step S164, the current offset value calculation unit 42 calculates the current value ISOLC flowing through the coil 3a of the on / off solenoid valve 3 from the voltage VBAT of the
ステップS165では、電流オフセット値IOFFに、ステップS164にて算出した電流値ISOLCを代入する。ステップS165を以って一連の処理を終了する。 In step S165, the current value ISOLC calculated in step S164 is substituted for the current offset value IOFF. A series of processing is complete | finished by step S165.
(作用効果)
以上説明した第1実施形態の作用効果を以下に説明する。
(Function and effect)
The operational effects of the first embodiment described above will be described below.
仮に、同種の2つのソレノイド弁のコイルを流れる電流を合流し、合流経路上の電流値を検出しようとすると、その電流値に起因する電流がどのソレノイド弁から流れてきた電流かを区別することは困難である。ところが第1実施形態によると、リニアソレノイド弁2のコイル2aを流れる電流と、オンオフソレノイド弁3のコイル3aを流れる電流とが合流し、合流経路上の合流した状態の電流値が検出されるようになっている。特にオンオフソレノイド弁3のコイル3aはオン状態とオフ状態との2状態しか取り得ないため、合流経路上の電流がどのソレノイド弁2,3から流れてきた電流かを区別することは比較的容易となる。したがって、電流検出回路25を2種類のソレノイド弁2,3に対して共通化することが可能となり、部品点数の増加を抑制した駆動制御装置100を提供することができるのである。
If the current flowing through the coils of two solenoid valves of the same type is merged and the current value on the merge path is detected, the solenoid valve from which the current caused by the current value flows is distinguished. It is difficult. However, according to the first embodiment, the current flowing through the coil 2a of the linear solenoid valve 2 and the current flowing through the coil 3a of the on / off solenoid valve 3 are merged, and the current value of the merged state on the merge path is detected. It has become. In particular, since the coil 3a of the on / off solenoid valve 3 can take only two states, an on state and an off state, it is relatively easy to distinguish which solenoid valve 2 and 3 the current on the junction path flows from. Become. Therefore, the
また、第1実施形態によると、リニア駆動信号のデューティ比は、合流経路上の電流値から電流オフセット値をオフセットした値に基づいて制御される。電流オフセット値とは、オンオフソレノイド弁3のコイル3aに現在流れていると予想される電流値であるから、これがオフセットされることでリニアソレノイド弁2のコイル2aに流れる電流値を区別可能となる。したがって、電流検出回路25を2種類のソレノイド弁2,3に対して共通化した構成であっても、リニアソレノイド弁2のコイル2aに流れる電流値を区別した上でデューティ比が制御されるため、高精度でリニアソレノイド弁2を駆動制御することができる。
Further, according to the first embodiment, the duty ratio of the linear drive signal is controlled based on a value obtained by offsetting the current offset value from the current value on the merge path. Since the current offset value is a current value that is expected to flow through the coil 3a of the on / off solenoid valve 3, the current value flowing through the coil 2a of the linear solenoid valve 2 can be distinguished by offsetting the current offset value. . Therefore, even if the
また、第1実施形態によると、電流オフセット値は、直流電源5の電圧と、温度依存特性を示す温度マップにより推定された抵抗値とにより、算出される。したがって、電流オフセット値に、コイル3aの温度変化が反映されることとなり、電流検出回路25を2種類のソレノイド弁2,3に対して共通化した構成であっても、リニアソレノイド弁2のコイル2aに流れる電流値を精度良く区別できるため、リニアソレノイド弁2を良好に駆動制御することができる。
Further, according to the first embodiment, the current offset value is calculated from the voltage of the
また、第1実施形態によると、オンオフソレノイド弁3の駆動状態の切り替わりの間、リニア駆動信号のデューティ比は一定値に制御される。切り替わりの間に急激な電流変動が発生すると、リニアソレノイド弁2のコイル2aに流れる電流を区別できなくなる。このとき仮にフィードバック制御を続けたとすると、区別できなくなっているオンオフソレノイド弁3の影響がデューティ比の算出に盛り込まれてしまい、リニアソレノイド弁2の制御が不安定になることが懸念される。ところが本実施形態では、切り替わりの間、リニア駆動信号がその影響を受けずにディーティ比は一定値となるため、リニアソレノイド弁2を安定して駆動制御することができる。 Further, according to the first embodiment, the duty ratio of the linear drive signal is controlled to a constant value while the drive state of the on / off solenoid valve 3 is switched. If a sudden current fluctuation occurs during switching, the current flowing through the coil 2a of the linear solenoid valve 2 cannot be distinguished. If feedback control is continued at this time, the influence of the on / off solenoid valve 3 that cannot be distinguished is included in the calculation of the duty ratio, and there is a concern that the control of the linear solenoid valve 2 becomes unstable. However, in the present embodiment, the duty ratio is a constant value without being affected by the linear drive signal during switching, so that the linear solenoid valve 2 can be stably driven and controlled.
また、第1実施形態によると、回路異常は、合流経路上の電流値を用いて、判定される。このように異常判定すると、電流検出回路25を2種類のソレノイド弁に対して共通化した構成であっても、設計上の想定よりも大きな電流が流れる過電流を、容易に検出することができ、高い異常判別機能を実現できる。
Further, according to the first embodiment, the circuit abnormality is determined using the current value on the merge path. When an abnormality is determined in this manner, even if the
また、第1実施形態によると、異常の判定は、リニアソレノイド弁2の駆動状態の切り替わりの間及びオンオフソレノイド弁3の駆動状態の切り替わりの間において、停止される。こうした切り替わりの間は急激な電流変動が発生するが、異常の判定が停止されることで、異常を誤検出してしまう事態を回避可能となる。 Further, according to the first embodiment, the abnormality determination is stopped during the switching of the driving state of the linear solenoid valve 2 and during the switching of the driving state of the on-off solenoid valve 3. Although sudden current fluctuation occurs during such switching, it is possible to avoid a situation in which an abnormality is erroneously detected by stopping the abnormality determination.
(第2実施形態)
図10〜13に示すように、本発明の第2実施形態は第1実施形態の変形例である。第2実施形態について、第1実施形態とは異なる点を中心に説明する。
(Second Embodiment)
As shown in FIGS. 10 to 13, the second embodiment of the present invention is a modification of the first embodiment. The second embodiment will be described with a focus on differences from the first embodiment.
第2実施形態の駆動制御装置100は、図10に示すように、マイコン230により実現されている機能ブロックとして、実抵抗値算出部244及びマップ更新部246をさらに備えている。
As illustrated in FIG. 10, the
実抵抗値算出部244は、リニア駆動信号出力部32から出力されるリニア駆動信号がリニアソレノイド弁2の駆動を停止する信号(すなわちコイル2aに流れる電流を無電流とする信号)であるときに、直流電源5の電圧VBAT及びシャント抵抗26を流れる電流値ISHから、オンオフソレノイド弁3のコイル3aの抵抗値RSを算出する。当該抵抗値RSは、電圧VBATを電流値ISHで除算することにより得られる。
When the linear drive signal output from the linear drive signal output unit 32 is a signal for stopping the drive of the linear solenoid valve 2 (that is, a signal for making the current flowing through the coil 2a non-current) The resistance value RS of the coil 3a of the on / off solenoid valve 3 is calculated from the voltage VBAT of the
マップ更新部246は、実抵抗値算出部244により算出されたコイル3aの抵抗値RSを学習値として、温度マップを更新する。具体的に図11,12に示すように、マップ更新部246は、温度マップにおいて、コイル3aの温度対応値としての油温TATFを、複数の温度帯に分割し、実抵抗値算出部244が抵抗値RSを算出したときの油温TATFがどの温度帯に属するかを判定する。そして、油温TATFが属する温度帯の温度特性を特徴づける温度マップの関数が実抵抗値算出部244により算出された抵抗値RS上に乗るように、当該関数を修正する。例えば図11の初期状態から図12の学習後の状態のように、温度マップの関数が修正される。こうしてマップ更新部246により温度マップが更新される。なお、本実施形態において温度帯は、低温域、中温域、及び高温域の3つに分割されている。
The
このような実抵抗値算出部244及びマップ更新部246によるマップの更新処理について、図13のフローチャートにより説明する。
The map update processing by the actual resistance value calculation unit 244 and the
ステップS201では、1ユニットのソレノイド弁2,3のうち、オンオフソレノイド弁3のみが駆動状態(オン状態)にあるか否かを判定する。ステップS201において肯定判定が下された場合、ステップS202へ移る。ステップS201にて否定判定が下された場合、所定の時間経過後に再度ステップS201の判定を行なう。 In step S201, it is determined whether or not only the on / off solenoid valve 3 among the solenoid valves 2 and 3 of one unit is in a driving state (on state). If a positive determination is made in step S201, the process proceeds to step S202. If a negative determination is made in step S201, the determination in step S201 is performed again after a predetermined time has elapsed.
ステップS202では、電源電圧モニタ14により直流電源5の電圧VBATを取得する。ステップS202の処理後、ステップS203へ移る。
In step S 202, the voltage VBAT of the
ステップS203では、シャント抵抗26を流れる電流値ISHを取得する。ステップS203の処理後、ステップS204へ移る。
In step S203, the current value ISH flowing through the
ステップS204では、実抵抗値算出部244は、オンオフソレノイド弁3のコイル3aの抵抗値RSを算出する。ステップS204の処理後、ステップS205へ移る。 In step S <b> 204, the actual resistance value calculation unit 244 calculates the resistance value RS of the coil 3 a of the on / off solenoid valve 3. After the process of step S204, the process proceeds to step S205.
ステップS205では、オンオフソレノイド弁3に関する現在の油温TATFを取得する。ステップS205の処理後、ステップS206へ移る。 In step S205, the current oil temperature TATF for the on / off solenoid valve 3 is acquired. After the process of step S205, the process proceeds to step S206.
ステップS206では、油温TATFが低温域と中温域の境界値T1よりも小さいか否かを判定する。ステップS206において肯定判定が下された場合、ステップS207へ移る。ステップS206にて否定判定が下された場合、ステップS209へ移る。 In step S206, it is determined whether or not the oil temperature TATF is smaller than the boundary value T1 between the low temperature region and the middle temperature region. If a positive determination is made in step S206, the process proceeds to step S207. If a negative determination is made in step S206, the process proceeds to step S209.
ステップS207では、低温域温度LTに油温TATFを代入する。ステップS207の処理後、ステップS208へ移る。 In step S207, the oil temperature TATF is substituted for the low temperature region temperature LT. After the process of step S207, the process proceeds to step S208.
ステップS208では、低温域抵抗値RSLにステップS204で算出された抵抗値RSを代入する。ステップS208の処理後、ステップS214へ移る。 In step S208, the resistance value RS calculated in step S204 is substituted for the low temperature region resistance value RSL. After the process of step S208, the process proceeds to step S214.
油温TATFが低温域にない場合のステップS209では、油温TATFが中温域と高温域の境界値T2よりも小さいか否かを判定する。ステップS209において肯定判定が下された場合、ステップS210へ移る。ステップS209にて否定判定が下された場合、ステップS212へ移る。 In step S209 when the oil temperature TATF is not in the low temperature range, it is determined whether the oil temperature TATF is smaller than the boundary value T2 between the middle temperature range and the high temperature range. If a positive determination is made in step S209, the process proceeds to step S210. If a negative determination is made in step S209, the process proceeds to step S212.
ステップS210では、中温域温度MTに油温TATFを代入する。ステップS210の処理後、ステップS211へ移る。 In step S210, the oil temperature TATF is substituted for the intermediate temperature region temperature MT. After the process of step S210, the process proceeds to step S211.
ステップS211では、中温域抵抗値RSMにステップS204で算出された抵抗値RSを代入する。ステップS211の処理後、ステップS214へ移る。 In step S211, the resistance value RS calculated in step S204 is substituted for the intermediate temperature range resistance value RSM. After the process of step S211, the process proceeds to step S214.
油温TATFが低温域にも中温域にもない場合、すなわち高温域にある場合のステップS212では、高温域温度HTに油温TATFを代入する。ステップS212の処理後、ステップS213へ移る。 In the case where the oil temperature TATF is neither in the low temperature region nor in the middle temperature region, that is, in the high temperature region, the oil temperature TATF is substituted for the high temperature region temperature HT. After the process of step S212, the process proceeds to step S213.
ステップS213では、高温域抵抗値RSHにステップS204で算出された抵抗値RSを代入する。ステップS213の処理後、ステップS214へ移る。 In step S213, the resistance value RS calculated in step S204 is substituted for the high temperature region resistance value RSH. After the process of step S213, the process proceeds to step S214.
ステップS214では、低温域温度LT及び低温域抵抗値RSL、中温域温度MT及び中温域抵抗値RMS、又は高温域温度HT及び高温域抵抗値RSHの最新の学習値から、温度マップを更新する。ステップS214を以って一連の処理を終了する。 In step S214, the temperature map is updated from the latest learned values of the low temperature region temperature LT and the low temperature region resistance value RSL, the intermediate temperature region temperature MT and the intermediate temperature region resistance value RMS, or the high temperature region temperature HT and the high temperature region resistance value RSH. A series of processes are complete | finished by step S214.
以上説明した第2実施形態によると、算出された実抵抗値により、温度マップが更新される。こうした更新により、駆動制御装置100の回路又は各ソレノイド弁のコイル等に個体差が存在したとしても、当該個体差を補正できるので、電流オフセット値がより正確なものとなる。故に、リニアソレノイド弁2のコイル2aに流れる電流値を精度良く区別できるため、リニアソレノイド弁2を良好に駆動制御することができる。
According to the second embodiment described above, the temperature map is updated with the calculated actual resistance value. By such an update, even if there is an individual difference in the circuit of the
(第3実施形態)
図14に示すように、本発明の第3実施形態は第1実施形態の変形例である。第3実施形態について、第1実施形態とは異なる点を中心に説明する。
(Third embodiment)
As shown in FIG. 14, the third embodiment of the present invention is a modification of the first embodiment. The third embodiment will be described with a focus on differences from the first embodiment.
第3実施形態の駆動回路部320において、1つの電流検出回路325に対応するソレノイド弁2,3の1ユニットは、1つのリニアソレノイド弁2及び複数(本実施形態では2つ)のオンオフソレノイド弁3により構成されている。すなわち、電流検出回路325は、1つのリニアソレノイド弁2のコイル2aを流れる電流と、複数のオンオフソレノイド弁3のコイル3aを流れる電流とを合流させた合流経路上の電流値を検出する。
In the
具体的に、各コイル2a,3aの一端2b,3bは、各ソレノイド弁2,3に個別に対応する端子10a,10bと、電気的に接続される。各コイル2a,3aの他端2c,3cは、1つのリニアソレノイド弁2及び複数のオンオフソレノイド弁3により構成される1ユニットのソレノイド弁2,3の間で、互いに電気的に接続された状態で、当該1ユニット毎に設けられた端子12に接続される。
Specifically, one ends 2b and 3b of the coils 2a and 3a are electrically connected to
このような第3実施形態のリニア駆動信号出力部32は、シャント抵抗26を流れる電流値ISH(換言すると合流経路上の電流値)から、各オンオフソレノイド弁3のうち、オン状態のオンオフソレノイド弁3についての電流オフセット値IOFFの合計をオフセットした値に基づいて、デューティ比を制御する。 The linear drive signal output unit 32 according to the third embodiment is configured to turn on / off solenoid valves among the on / off solenoid valves 3 from the current value ISH flowing through the shunt resistor 26 (in other words, the current value on the merging path). 3 is controlled based on a value obtained by offsetting the sum of the current offset values IOFF for 3.
以上説明した第3実施形態によると、3つ以上のソレノイド弁2,3に対して電流検出回路325が共通化されることとなるので、部品点数の増加抑制効果がさらに高まる。
According to the third embodiment described above, since the
(他の実施形態)
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明は、それらの実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
(Other embodiments)
Although a plurality of embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not construed as being limited to these embodiments, and various embodiments and combinations can be made without departing from the scope of the present invention. Can be applied.
具体的に、変形例1としては、スイッチング素子22,23としてMOSFET以外の、例えばIGBT等が採用されてもよい。
Specifically, as the first modification, for example, an IGBT or the like other than the MOSFET may be employed as the switching
変形例2としては、コイル2a,3aの他端2c,3cに対応する端子12をソレノイド弁2,3毎に個別に設け、駆動制御装置100内の回路で電流を合流させるようにしてもよい。
As a second modification,
第2実施形態に関する変形例3としては、温度マップの温度帯の分割数は2つでもよく、4つ以上でもよい。 As a third modification related to the second embodiment, the number of divisions of the temperature zone of the temperature map may be two, or four or more.
第3実施形態に関する変形例4としては、1つの電流検出回路325に対応するソレノイド弁2,3の1ユニットは、1つのリニアソレノイド弁2及び3つ以上のオンオフソレノイド弁3により構成されていてもよい。
As a fourth modification related to the third embodiment, one unit of the solenoid valves 2 and 3 corresponding to one
変形例5としては、駆動制御装置100において、1つの電流検出回路25に1つのソレノイド弁2又は3が対応する構成が部分的に含まれていてもよい。
As a fifth modification, the
変形例6としては、リニアソレノイド弁2についてのフィードバック制御にて、合流経路上の電流値(例えば電流値ISH)からオンオフソレノイドに現在流れていると予想される電流値である電流オフセット値IOFFをオフセットした値に基づいて、指示電流値ILINと実際のコイル2aに流れる電流値とが近づく又は一致するように修正されるようにデューティ比が制御される構成であれば、デューティ比の具体的な算出方法として様々な算出方法が採用され得る。 As a sixth modification, a current offset value IOFF that is a current value that is expected to flow from the current value (for example, current value ISH) on the merging path to the on / off solenoid in feedback control for the linear solenoid valve 2 is set. Based on the offset value, if the duty ratio is controlled so that the command current value ILIN and the actual current value flowing through the coil 2a are close to or coincide with each other, the specific duty ratio is determined. Various calculation methods can be adopted as the calculation method.
2 リニアソレノイド弁、2a コイル、3 オンオフソレノイド弁、3a コイル、22 リニア用スイッチング素子、23 オンオフ用スイッチング素子、25,325 電流検出回路、32 リニア駆動信号出力部、34 オンオフ駆動信号出力部 2 linear solenoid valve, 2a coil, 3 on / off solenoid valve, 3a coil, 22 linear switching element, 23 on / off switching element, 25, 325 current detection circuit, 32 linear drive signal output section, 34 on / off drive signal output section
Claims (8)
直流電源(5)から前記リニアソレノイド弁のコイルへの通電経路上に設けられたリニア用スイッチング素子(22)と、
前記リニアソレノイド弁のコイルを流れる電流値を変化させるリニア駆動信号を、前記リニア用スイッチング素子へ向けて出力するリニア駆動信号出力部(32)と、
前記直流電源から前記オンオフソレノイド弁のコイルへの通電経路上に設けられたオンオフ用スイッチング素子(23)と、
前記オンオフソレノイド弁のコイルを流れる電流について前記オン状態と前記オフ状態とを切り替えるオンオフ駆動信号を、前記オンオフ用スイッチング素子へ向けて出力するオンオフ駆動信号出力部(34)と、
前記リニアソレノイド弁のコイルを流れる電流と、前記オンオフソレノイド弁のコイルを流れる電流とを合流させた合流経路上の電流値を検出する電流検出回路(25,325)と、を備える駆動制御装置。 A linear solenoid valve (2) capable of linearly controlling the position of the plunger in accordance with the value of the current flowing through the coil (2a), an on state in which a predetermined current flows through the coil (3a), and an off state in which the current is interrupted A drive control device for driving and controlling an on-off solenoid valve (3) for switching the position of the plunger in response,
A linear switching element (22) provided on a current-carrying path from a DC power source (5) to the coil of the linear solenoid valve;
A linear drive signal output unit (32) for outputting a linear drive signal for changing a current value flowing through the coil of the linear solenoid valve toward the linear switching element;
An on / off switching element (23) provided on an energization path from the DC power source to the coil of the on / off solenoid valve;
An on / off drive signal output section (34) for outputting an on / off drive signal for switching between the on state and the off state for the current flowing through the coil of the on / off solenoid valve toward the on / off switching element;
A drive control device comprising: a current detection circuit (25, 325) that detects a current value on a merging path obtained by merging a current flowing through the coil of the linear solenoid valve and a current flowing through the coil of the on-off solenoid valve.
前記リニア駆動信号出力部は、前記合流経路上の電流値から前記オンオフソレノイド弁のコイルに現在流れていると予想される電流値である電流オフセット値をオフセットした値に基づいて、前記デューティ比を制御する請求項1に記載の駆動制御装置。 The linear drive signal is a signal for changing the current value flowing through the coil of the linear solenoid valve by changing its duty ratio,
The linear drive signal output unit calculates the duty ratio based on a value obtained by offsetting a current offset value that is a current value that is expected to flow to the coil of the on / off solenoid valve from a current value on the merging path. The drive control apparatus of Claim 1 which controls.
前記オンオフソレノイド弁のコイルの温度に対応する温度対応値を温度センサにより取得し、当該温度対応値から前記温度マップにより前記抵抗値を推定するマップ抵抗値推定部(40)と、
前記直流電源の電圧及び推定された前記抵抗値から、前記電流オフセット値を算出する電流オフセット値算出部(42)と、をさらに備える請求項2に記載の駆動制御装置。 A map storage unit (38) for storing a temperature map indicating a temperature dependence characteristic of a resistance value in the coil of the on / off solenoid valve;
A map resistance value estimation unit (40) that obtains a temperature corresponding value corresponding to the temperature of the coil of the on / off solenoid valve by a temperature sensor, and estimates the resistance value from the temperature corresponding value by the temperature map;
The drive control device according to claim 2, further comprising: a current offset value calculation unit (42) that calculates the current offset value from the voltage of the DC power supply and the estimated resistance value.
前記実抵抗値算出部により算出された前記抵抗値により、前記温度マップを更新するマップ更新部(246)と、をさらに備える請求項3に記載の駆動制御装置。 When the linear drive signal is a signal for stopping the driving of the linear solenoid valve, an actual resistance value calculation for calculating the resistance value from the voltage of the DC power supply and the current value on the junction path in the current detection circuit Part (244),
The drive control device according to claim 3, further comprising a map update unit (246) that updates the temperature map with the resistance value calculated by the actual resistance value calculation unit.
前記電流検出回路は、前記リニアソレノイド弁のコイルを流れる電流と、複数の前記オンオフソレノイド弁のコイルを流れる電流とを合流させた前記合流経路上の電流値を検出する請求項1から7のいずれか1項に記載の駆動制御装置。 A plurality of the on / off solenoid valves are provided,
The current detection circuit detects a current value on the merging path obtained by merging a current flowing through the coil of the linear solenoid valve and a current flowing through the coils of the plurality of on-off solenoid valves. The drive control apparatus according to claim 1.
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2016
- 2016-11-29 JP JP2016231694A patent/JP2018087612A/en active Pending
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