JP2018079544A - ロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム - Google Patents
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Description
さらに、1つのロボットに対して1つのプログラムを用いることが原則であって、異なるタイプのロボット毎に別々のプログラムが必要であるため、異なるタイプのロボットが複数ある場合に各ロボットの動作を設定してそれぞれ制御することは、非常に困難であるという問題があった。
さらに、サーバが同一のブラウザ側プログラムの動作指令を複数のロボットまたは音声対応電子回路モジュールへ送るため、同一のブラウザ側プログラムで複数のロボットまたは音声対応電子回路モジュールをそれぞれ動作させることができる。
さらに、ロボットまたは音声対応電子回路モジュールが質問者でありユーザである回答者が遠慮無く本音を回答するため、価値ある本音のアンケート結果を収集することができる。
さらに、大勢のお客の前であっても読み手であるロボットまたは音声対応電子回路モジュールが緊張しないため、スムーズにプレゼンテーションを進めることができる。
さらに、ロボットまたは音声対応電子回路モジュールがユーザに適宜連絡して秘書としての機能を果たすため、秘書を抱える必要がなく人件費を削減することができる。
また、プログラム変換手段は、ロボットまたは音声対応電子回路モジュールにインストールできるソフトウエアであり、ブラウザ側プログラムの動作指令を専用プログラムの動作指令に変換するものであれば如何なるものであっても構わない。
表示パネルは、ブラウザや画像を表示するものであれば、タッチ式のパネルでも単に表示する非タッチ式のパネルでもよい。
音声対応電子回路モジュールは、シングルボードコンピュータであり、少なくとも、回路基板と、制御部と、記憶部と、スピーカ部またはマイク部と、コネクタと、無線通信部とを有しているものであればよい。
このうち、スピーカ部、マイク部および無線通信部は、コネクタを介して接続された取付タイプでもよいし、回路基板に設けられた所謂、内蔵タイプでもよい。
ここで、図1は、本発明の第1実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム100の概念図であり、図2は、本発明の第1実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム100のブラウザ側プログラム130の一例を示す図であり、図3は、本発明の第1実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム100の受付サポート機能の概念図であり、図4は、本発明の第1実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム100の受付サポート機能のチャート図である。
このうち、ブラウザ側プログラム130は、一例として、ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ形式(以下、HTLM形式という)であり、ブラウザ120の表示指令を含むとともにロボット140A〜140Cおよび音声対応電子回路モジュール160の動作指令を含んでいる(図2参照)。
サーバ150は、図示しない無線式の通信手段を有して、ブラウザ側プログラム130のロボット140A〜140Cおよび音声対応電子回路モジュール160の動作指令をロボット140A〜140Cおよび音声対応電子回路モジュール160へ送信するように設けられている。
なお、無線式の通信手段をサーバ150と一体に構成してもよいし、別体に構成してもよい。
音声対応電子回路モジュール160は、所謂、ラズベリーパイと呼ばれているシングルボードコンピュータであり、詳しい図示を省略するが、回路基板と、制御部である集積回路部と、記憶部と、スピーカ部と、マイク部と、コネクタと、無線通信部とを有している。
このうち、スピーカ部、マイク部および無線通信部は、コネクタと接続されている取付タイプでもよいし、回路基板に直接載置されて接続された内蔵タイプでもよい。
また、音声対応電子回路モジュール160は、モジュール専用プログラムとして、ロボット140A〜140Cと同様、例えば、Java(登録商標)やC++のプログラムによる動作指令によって動作するように構成されている。
さらに、音声対応電子回路モジュール160は、コネクタを介して撮影手段であるカメラや各種センサーやスイッチと接続自在に設けられている。
そして、ロボット140A〜140Cおよび音声対応電子回路モジュール160が、サーバ150からのブラウザ側プログラム130のHTLM形式の動作指令を、プログラム変換手段によって専用プログラムのJava(登録商標)やC++形式の動作指令に変換してから実行するように構成されている。
これにより、ブラウザ側プログラム130のHTLM形式の動作指令が、ロボット内および音声対応電子回路モジュール内で専用プログラムのJava(登録商標)やC++形式の動作指令に変換される。
さらに、サーバ150が同一のブラウザ側プログラム130のHTLM形式の動作指令を複数のロボット140A〜140Cおよび音声対応電子回路モジュール160へ送ると、同一のブラウザ側プログラム130で複数のロボット140A〜140Cおよび音声対応電子回路モジュール160をそれぞれ動作させることができる。
ユーザがブラウザ120を操作したとき、サーバ150が、ロボット140A〜140Cまたは音声対応電子回路モジュール160に対してブラウザ側プログラム130の動作指令を送るように構成されている。
ロボット140A〜140Cまたは音声対応電子回路モジュール160が、サーバ150からのブラウザ側プログラム130の動作指令を、プログラム変換手段によって専用プログラムの動作指令に変換してから実行する。
これにより、ユーザの操作に起因してロボット140A〜140Cまたは音声対応電子回路モジュール160が動作指令を実行する。
その結果、ユーザの行動とロボット140A〜140Cまたは音声対応電子回路モジュール160の行動とを対話型である所謂、インタラクティブなものにしてユーザの要求に応えることができる。
本実施例では、前提として、ロボット140Aが、ユーザの顔を撮影する撮影手段としてのカメラ(図示せず)と、音声を発するスピーカ(図示せず)と、音声を収集するマイク(図示せず)とを有している。
ステップS1では、ロボット140Aが、カメラを用いて目の前のユーザの顔を認識できるか否かを判定する。
ユーザの顔を認識できた場合、ステップS2へ進む。他方、認識できなかった場合、ステップS1を繰り返す。
ステップS3では、ロボット140Aが、ユーザに対して、一例として「名前を教えてください」と質問をし、ステップS4へ進む。
ステップS4では、ロボット140Aが、マイクを用いてユーザからの返答を録音し、ステップS5へ進む。
ここで、ユーザの名前を録音できたか否かの判定は、例えば、姓名データベースにあるものか否かで判定してもよい。
ステップS7では、ロボット140Aが、ユーザの顔を撮影できたか否かを判定し、撮影できたと判定した場合、ステップS8へ進む。他方、撮影できなかったと判定した場合、ステップS6へ戻る。
ステップS8では、図3に示すブラウザ120を表示した状態で、ロボット140Aが、ユーザに対して、一例として「いらっしゃいませ! 受付の○○です。社員名から検索しますか? それとも部署名から検索しますか? ボタンを押してみてください。」と話し、ステップS9へ進む。
ここで、入力信号があった場合は、タッチパネル110からサーバ150を介してロボット140Aへその旨が送信されるため、入力信号があった旨をロボット140Aが認識する。
入力信号があった場合、ステップS10へ進む。他方、入力信号がなかった場合、ステップS8へ戻る。
ステップS11では、タッチパネル110の表示画面が変わるに伴って、ロボット140Aが、ユーザに対して、例えば「ご用のある部署のボタンを押してください」と話し、ステップS12へ進む。
ステップS12では、ブラウザ120を表示するタッチパネル110において、所定時間内に入力信号があったか否かをロボット140Aが判定する。
入力信号があった場合、ステップS13へ進む。他方、入力信号がなかった場合、ステップS11へ戻る。
ステップS14では、ロボット140Aが、現在の日時、来客者の顔写真、名前、担当者のデータをそれぞれ結びつけて、サーバ150へ送信し、サーバ150にデータを蓄積させる。
なお、タッチパネル110を非タッチ式の表示パネルに変更し、マウスとキーボードとを用いてユーザが入力する構成としてもよい。
また、ロボット140Aを用いて説明したが、ロボットに換えて音声対応電子回路モジュール160、表示パネルおよびカメラを用いてもよい。
さらに、ロボット140Aが、ユーザの顔を撮影する撮影手段と、音声を発するスピーカと、音声を収集するマイクとを有し、サーバ150が、ユーザの名前を聞く指令およびユーザの顔を撮影する指令をロボット140Aに送り、ロボット140Aが、ユーザに対して名前を聞くとともにユーザの顔を撮影し、サーバ150が、ロボット140Aから送られたユーザの名前の情報と顔の情報とを結びつけて記憶することにより、容易にユーザの名前と顔のデータベースを作成することができるなど、その効果は甚大である。
ここで、図5は、本発明の第2実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム200のアンケート収集機能の概念図であり、図6は、本発明の第2実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム200のアンケート収集機能のチャート図である。
第2実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム200は、第1実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム100の受付機能をアンケート収集機能にして用途を変更したものであり、多くの要素について第1実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する200番台の符号を付すのみとする。
本実施例では、前提として、ロボット240が、音声を発するスピーカを有している。
そして、例えば、ロボット240とタッチパネル210が、アンケートコーナーに設置されたとする。
ステップS21では、ブラウザ側プログラムが、タッチパネル210のブラウザ220にアンケート画面を表示させ、ステップS22へ進む。
ステップS23では、ブラウザ220を表示するタッチパネル210において、所定時間内に入力信号があったか否かをロボット240が判定する。
入力信号があった場合、ステップS24へ進む。他方、入力信号がなかった場合、ステップS22へ戻る。
なお、ロボット240が、マイクを有して、タッチパネル210における入力に代えて、ユーザの音声回答を認識する構成でもよい。
ステップS25では、ロボット240が、ユーザに対して次ぎのアンケートの質問をし、ステップS26へ進む。
ステップS26では、ブラウザ220を表示するタッチパネル210において、所定時間内に入力信号があったか否かをロボット240が判定する。
入力信号があった場合、ステップS27へ進む。他方、入力信号がなかった場合、ステップS25へ戻る。
ステップS28では、ロボット240が、現在の日時、アンケートの質問と回答とを結びつけて、サーバ250へ送信し、サーバ250にデータを蓄積させる。
なお、ロボット240が、カメラを有し、回答者の顔写真のデータを加えてサーバ250へ送信するように構成してもよい。
また、ロボット240を用いて説明したが、ロボットに換えて音声対応電子回路モジュール、表示パネルおよびカメラを用いてもよい。
さらに、タッチパネル210を非タッチ式の表示パネルに変更し、マウスとキーボードとを用いてユーザが入力する構成としてもよい。
ここで、図7は、本発明の第3実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム300のプレゼンテーション機能の概念図であり、図8は、本発明の第3実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム300のプレゼンテーション機能のチャート図である。
第3実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム300は、第1実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム100の受付機能をプレゼンテーション機能にして用途を変更したものであり、多くの要素について第1実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する300番台の符号を付すのみとする。
図7に示すように、サーバ350のプレゼンテーション用アプリケーションソフトとプロジェクタPJとが無線通信し、プロジェクタPJが、プレゼンテーション用のファイルデータの内容をスクリーンSNに投写するように構成されている。
また、前提として、ロボット340が、テキストデータ判読機能と、音声を発するスピーカとを有している。
ステップS32では、タッチパネル310のブラウザ320において、開始指令があったか否かを、ロボット340が、通信手段を用いて判定する。開始指令があったと判定した場合、ステップS33へ進む。他方、開始指令が無かったと判定した場合、ステップS32を繰り返す。
ステップS34では、ロボット340が、読み込んだテキストデータを、スピーカを用いて音声として発することによって、表示したデータの説明をして、ステップS35へ進む。
ステップS36では、ロボット340が、プレゼンテーション用のファイルデータに基づいて、スクリーンSNに表示する次のページがあるか否かを判定する。次のページがあると判定した場合、ステップS37へ進む。他方、次のページが無いと判定した場合、終了する。
ステップS38では、ロボット340が、サーバ350と通信して、次のページがスクリーンSNに表示されたか否かを判定する。次のページが表示された判定した場合、ステップS33へ戻って、次のページに対応するテキストデータを読み込み、説明内容を変えて同じアクションを繰り返す。他方、次のページが表示されていないと判定した場合、ステップS37へ進む。
なお、ロボット340が、カメラを有し、次ページが表示されたか否かを判定するように構成してもよい。
また、ロボット340を用いて説明したが、ロボットに換えて音声対応電子回路モジュールを用いてもよい。
ここで、図9は、本発明の第4実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム400のオフィスアシスタント機能の概念図であり、図10は、本発明の第4実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム400のオフィスアシスタント機能の新着メールについてのチャート図であり、図11は、本発明の第4実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム400のオフィスアシスタント機能のスケジュールについてのチャート図である。
第4実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム400は、第1実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム100の受付機能をオフィスアシスタント機能にして用途を変更したものであり、多くの要素について第1実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する400番台の符号を付すのみとする。
本実施例では、図9に示すように、前提として、ロボット440が、テキストデータ判読機能と、音声を発するスピーカとを有している。
そして、例えば、ロボット440とタッチパネル410が、オフィスに設置されたとする。
先に、新着メールについて説明し、その次に、スケジュール管理について説明する。
また、ロボット440が、通信手段を用いて、サーバ450にアクセスして受信メールデータを読みに行く。ステップS42へ進む。
ステップS44では、ロボット440が、読み込んだテキストデータを、スピーカを用いて音声として発することによって、ユーザに新着メールの送り主、タイトル、内容などの情報を伝え、ステップS45へ進む。
ステップS46では、ブラウザ側プログラムまたはロボット440が、サーバの受信メールデータに基づいて、次の新着メールがあるか否かを判定する。次の新着メールが有ると判定した場合、ステップS44へ戻って、次の新着メールのテキストデータを読み込み、メールの伝える内容を変えて同じアクションを繰り返す。他方、次の新着メールが無いと判定した場合、ロボット440は、メールについてのオフィスアシスタント機能を一度終了する。
また、ロボット440を用いて説明したが、ロボットに換えて音声対応電子回路モジュールを用いてもよい。
図11に示すように、ステップS51では、ブラウザ側プログラムが、スケジュール管理用アプリケーションソフトを用いて、本日のユーザのスケジュールをタッチパネル410のブラウザ420に表示させる。
また、ロボット440が、通信手段を用いて、サーバ450にアクセスして本日のユーザのスケジュールデータを読みに行く。ステップS52へ進む。
ステップS54では、ロボット440が、読み込んだテキストデータを、スピーカを用いて音声として発することによって、ユーザに本日のスケジュールを伝え、ステップS55へ進む。
ステップS56では、ブラウザ側プログラムまたはロボット440が、本日の各スケジュールの所定時間前か否かを判定する。例えば、10:00から会議のスケジュールが入っているときは、所定時間として例えば、10分前の9:50になったか否かを判定する。所定時間前であると判定した場合、ステップS57へ進む。他方、まだ所定時間前になっていないと判定した場合、ステップS56を繰り返す。
なお、ロボット440が、自社から社外会議の場所や外出先の場所への移動距離および移動手段をインターネット上で検索して、そのスケジュールのどれくらい前に通知すればよいかを判断するように構成してもよい。
ステップS58では、マイクを用いて、ユーザが声に出して返事したか否か、または、ブラウザ420を表示するタッチパネル410において、所定時間内に入力信号があったか否かをロボット440が判定する。
音声による返事、または、入力信号があったと判定した場合、ステップS59へ進む。他方、返事、および、入力信号が所定時間無いになかったと判定した場合、ステップS57へ戻って再度ユーザに通知する。
また、ロボット440を用いて説明したが、ロボットに換えて音声対応電子回路モジュールを用いてもよい。
さらに、タッチパネル410を非タッチ式の表示パネルに変更し、マウスとキーボードとを用いてユーザが入力する構成としてもよい。
ここで、図12は、本発明の第5実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム500のスタンプラリー機能の概念図であり、図13は、本発明の第5実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム500のスタンプラリー機能のチャート図である。
第5実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム500は、第1実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム100の受付機能をスタンプラリー機能にして用途を変更したものであり、多くの要素について第1実施例のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する500番台の符号を付すのみとする。
本実施例では、図12に示すように、前提として、ロボット540a〜540dが、複数のエリアとしてエリアA〜エリアDのそれぞれの地点に設置されている。
さらに、それぞれのロボット540a〜540dが、表示画面としてのタッチパネル541と、撮影手段としてのカメラと、音声を発するスピーカとを有している。
ユーザの顔を認識できた場合、ステップS63へ進む。他方、認識できなかった場合、ステップS62を繰り返す。
ステップS63では、例えば、エリアAのロボット540aが、カメラを用いて目の前のユーザの顔を撮影し、ステップS64へ進む。
なお、各エリアの混雑具合は、各エリアのロボット540a〜540dがユーザの顔を認識する頻度から判断し、サーバ550がリアルタイムで混雑具合を把握することができる。
そして、ステップS65へ進む。
例えば、未だまわっていない他のエリアB〜Dにスムーズに誘導するために、比較的空いているエリアを優先して案内する。このとき、比較的混んでいるエリアを通らないように、ユーザの動線に配慮してユーザを案内するとよい。
そして、ステップS66へ進む。
なお、ロボット540a〜540dにタッチパネル541を組み込んでもよいし、タッチパネル541とロボット540a〜540dとを別体に構成してもよい。
また、ロボット540a〜540dを用いて説明したが、ロボットに換えて音声対応電子回路モジュール、表示パネルおよびカメラを用いてもよい。
スタンプラリー用アプリケーションソフトを用いずに、ロボット540a〜540dがブラウザ側プログラムを専用プログラムに変換した動作指令に基づいてサーバ550にアクセスしてサーバ550と通信しながらユーザを案内するように構成してもよい。
110、 210、310、410 ・・・ タッチパネル(表示パネル)
120、 220、320、420 ・・・ ブラウザ
130 ・・・ ブラウザ側プログラム
140A、240、340、440 ・・・ ロボット
140B ・・・ (別のタイプの)ロボット
140C ・・・ (別のタイプの)ロボット
540a・・・ (エリアAの)ロボット
540b・・・ (エリアBの)ロボット
540c・・・ (エリアCの)ロボット
540d・・・ (エリアDの)ロボット
541 ・・・ タッチパネル(表示パネル)
542 ・・・ ブラウザ
150、 250、350、450、550 ・・・ サーバ
160 ・・・ 音声対応電子回路モジュール
PJ ・・・ プロジェクタ
SN ・・・ スクリーン
PP ・・・ 表示ページ
Claims (8)
- 表示パネルに表示されるブラウザと、前記ブラウザの表示指令を含むとともにロボットの動作指令を含むブラウザ側プログラムと、通信手段を有して専用プログラムの動作指令によって動作するロボットまたは音声対応電子回路モジュールと、前記ブラウザ側プログラムのロボットまたは音声対応電子回路モジュールの動作指令をロボットまたは音声対応電子回路モジュールへ送信するサーバとを備えたロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システムであって、
前記サーバが、前記ロボットまたは音声対応電子回路モジュールに対してブラウザ側プログラムの動作指令を送り、
前記ロボットまたは音声対応電子回路モジュールが、前記ブラウザ側プログラムの動作指令を専用プログラムの動作指令に変換するプログラム変換手段を有し、前記サーバからのブラウザ側プログラムの動作指令を、プログラム変換手段によって専用プログラムの動作指令に変換してから実行することを特徴とするロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム。 - 前記ロボットまたは音声対応電子回路モジュールが実行する動作指令の内容は、前記ブラウザを操作するユーザに対するものであり、
ユーザがブラウザを操作したとき、前記サーバが、前記ロボットまたは音声対応電子回路モジュールに対してブラウザ側プログラムの動作指令を送り、
前記ロボットまたは音声対応電子回路モジュールが、前記サーバからのブラウザ側プログラムの動作指令を、プログラム変換手段によって専用プログラムの動作指令に変換してから実行し、
再びユーザがブラウザを操作したとき、前記サーバが、前記ロボットまたは音声対応電子回路モジュールに対してブラウザ側プログラムの動作指令を送ることを特徴とする請求項1に記載のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム。 - 前記ブラウザ側プログラムが、ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ形式であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム。
- 前記ロボットが、ユーザの顔を撮影する撮影手段と、音声を発するスピーカと、音声を収集するマイクとを有し、
前記サーバが、ユーザの名前を聞く指令およびユーザの顔を撮影する指令をロボットに送り、
前記ロボットが、ユーザに対して名前を聞くとともにユーザの顔を撮影し、
前記サーバが、前記ロボットから送られたユーザの名前の情報と顔の情報とを結びつけて記憶することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム。 - 前記ロボットまたは音声対応電子回路モジュールが、音声を発するスピーカを有し、
前記サーバが、アンケート質問する指令をロボットまたは音声対応電子回路モジュールに送り、
前記ロボットまたは音声対応電子回路モジュールが、ユーザに対してアンケート質問するとともに、前記表示パネルが、アンケート回答の選択肢を表示し、
ユーザの選択によって表示パネルのブラウザから入力があったとき、前記サーバが、前記表示パネルから送られた入力情報を記憶することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム。 - 前記ロボットまたは音声対応電子回路モジュールが、テキストデータ判読機能と、音声を発するスピーカとを有し、前記サーバにおけるプレゼンテーション用アプリケーションソフト起動中に、アプリケーションファイルの表示ページ毎に対応するテキストデータを判読して音声として発し、当該表示ページのテキストデータの判読および音声発信が終了すると、当該表示ページの動作終了の旨をサーバへ送るとともに表示ページを次ページへ送る指令を、前記サーバのプレゼンテーション用アプリケーションソフトへ送ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム。
- 前記ロボットまたは音声対応電子回路モジュールが、テキストデータ判読機能と、音声を発するスピーカとを有し、前記サーバにおけるメールデータおよびスケジュール管理データにアクセスして、新着メールおよび本日の予定を読み上げることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム。
- 前記ロボットが、複数の地点に設置されるとともに、表示画面と、ユーザの顔を撮影する撮影手段と、音声を発するスピーカとをそれぞれ有し、ユーザの顔を撮影し、
前記サーバが、前記ロボットによって撮影された顔のデータと前記撮影したロボットとを結びつけてデータ情報を記憶し、各ロボットの所定時間内の撮影頻度に基づき、各ロボット周辺の混雑状況を判断して、前記撮影したロボットへ混雑状況を送信し、
前記撮影したロボットが、他のロボット周辺の混雑状況を音声および文字の少なくとも一方によってユーザに知らせることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のロボットまたは音声対応電子回路モジュール制御システム。
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