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JP2018072169A - 地絡検出回路逆電圧保護回路 - Google Patents

地絡検出回路逆電圧保護回路 Download PDF

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Abstract

【課題】地絡検出回路の入力用カップリングコンデンサに用いられる電解コンデンサを逆電圧から保護する。【解決手段】地絡検出回路は、交流信号を発生させる交流信号発生部と、前記交流信号発生部と高電圧バッテリの一端側との間に設けられた第1の容量性素子と、前記高電圧バッテリの一端側の電圧を分圧する分圧回路と、入力される地絡検出信号に基づいて、前記高電圧バッテリの地絡を検出する地絡検出部と、前記分圧回路と前記地絡検出部との間に設けられ、前記分圧回路により分圧された前記高電圧バッテリの一端側の電圧の交流成分を前記地絡検出信号として前記地絡検出部へ入力するための第2の容量性素子と、前記第1の容量性素子を複数個直列に接続するとともに当該複数個の第1の容量性素子の容量バラツキを抑制するバイアス抵抗と前記第1の容量性素子の逆電圧保護回路として機能するダイオードとにより構成される交流信号伝達回路部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、地絡検出回路および電源装置に関する。
一般的に電気自動車、燃料電池車、ハイブリッド電気自動車は、高電圧バッテリに接続された高電圧電源部と車体間が絶縁されている。高電圧電源部に地絡が発生すると、感電の危険が高くなるため地絡による感電防止を目的に高電圧電源部の地絡を検出する回路が必要とされる。
たとえば、高電圧電源部と車体の地絡判定を行う地絡検出装置としては、下記の特許文献1に記載されているような地絡検出装置が知られている。
特許文献1では入力用カップリングコンデンサの一端側に高電圧電源の出力端子を接続し、カップリングコンデンサの他端側となる測定点に、パルス信号を印加し、測定点に発生する電圧値を検出して、高電圧電源の地絡の判定を行っている。
特開2006−177840号公報
地絡検出回路に使用される入力用カップリングコンデンサは数百Vの高電圧バッテリに接続されるため高耐圧かつ地絡有無で出力電圧差が大きくなるよう高容量のコンデンサが用いられる。そのため主に電解コンデンサが主に使用される。
この地絡検出回路は高電圧バッテリの+側もしくは−側に接続され、地絡検出回路端子は低圧−高圧間の絶縁、耐圧に関する試験などで正負両極の数百〜数kVの高電圧が印加される場合がある。また地絡検出回路端子は誤接続などにより本来接続されるべき高電圧バッテリ側と逆に接続され可能性もあるため地絡検出回路の電解コンデンサは正負両極の高い耐圧をもつ必要がある。
正電圧に対して電解コンデンサは数V〜数百Vの耐性を有する一方、逆電圧に対しては一般的に1V程度であり逆電圧耐性は非常に弱い。電解コンデンサに逆耐圧以上の電圧が印加された場合、電流が流れ、内部化学反応によりガスが発生し、電解コンデンサの劣化を引き起こす可能性がある。つまり、地絡検出回路の入力用カップリングコンデンサに使用される電解コンデンサは逆電圧に対する保護が必要である。
本発明に係る地絡検出回路は、高電圧バッテリの地絡を検出する地絡検出回路であって、交流信号を発生させる交流信号発生部と、前記交流信号発生部と前記高電圧バッテリの一端側との間に設けられた第1の容量性素子と、前記高電圧バッテリの一端側の電圧を分圧する分圧回路と、入力される地絡検出信号に基づいて、前記高電圧バッテリの地絡を検出する地絡検出部と、前記分圧回路と前記地絡検出部との間に設けられ、前記分圧回路により分圧された前記高電圧バッテリの一端側の電圧の交流成分を前記地絡検出信号として前記地絡検出部へ入力するための第2の容量性素子と、前記第1の容量性素子を複数個直列に接続するとともに当該複数個の第1の容量性素子の容量バラツキを抑制するバイアス抵抗と前記第1の容量性素子の逆電圧保護回路として機能するダイオードとにより構成される交流信号伝達回路部と、を備える。
本発明により、地絡検出回路の入力用カップリングコンデンサに用いられる電解コンデンサを逆電圧から保護することができる。
本発明の一実施形態による電源装置の構成を示す図である。 式(1)におけるVinとVoutの比とリーク抵抗との関係を示す図である。 地絡したときのマイクロプロセッサ11のAD入力端子2に印加させる電圧波形の一例である。 本発明の一実施形態による電源装置の構成を示す図である。 本発明の一実施形態による電源装置の構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(電源装置の構成)
図1は、本発明の一実施形態による電源装置の構成を示す図である。
この電源装置は、電気自動車やハイブリッド自動車等の車両に搭載されており、車両のモータ7を駆動したり、モータ7により発生された回生電力を回収したりする際に、高電圧バッテリ1の充放電制御を行う。
高電圧バッテリ1は、車体から絶縁されている。本実施形態による電源装置は、地絡検出回路を有する。この地絡検出回路は、高電圧バッテリ1とモータ7との間で、車体に対する絶縁が劣化し地絡が発生したことを検知する。
電源装置は、プリチャージ抵抗2、リレー3〜5、インバータ6、MCU21、ドライバ回路22、コンデンサ8、総電圧検出回路9、電流センサ10、マイクロプロセッサ11、抵抗13、入力用カップリングコンデンサ14、検出用カップリングコンデンサ15および増幅器16を有している。
高電圧バッテリ1は、たとえばリチウムイオン電池であり、正極にマンガン系材料を、負極に非晶質系炭素材料をそれぞれ用いた複数のセルが直列に接続されて構成されている。高電圧バッテリ1の定格容量はたとえば5.5Ahであり、定格電圧はたとえば3.6Vである。
高電圧バッテリ1とインバータ6は、リレー3〜5を介して接続される。リレー3〜5は、インバータ6を制御しているMCU21により制御されオン、オフが切り替わる。インバータ6の入力端子側には、パルス状の充放電電流を平滑化するための大容量のコンデンサ8が接続されている。高電圧バッテリ1とインバータ6の間には、突入電流防止用のプリチャージ抵抗2が設けられている。プリチャージ抵抗2は、たとえば390Ωの抵抗値を有する。高電圧バッテリ1からインバータ6への通電開始時には、リレー4、5が閉じられることにより、高電圧バッテリ1とインバータ6がプリチャージ抵抗2を介して接続される。これにより、コンデンサ8に流れる突入電流が制限され、リレー3〜5の接点が保護される。その後、リレー3が閉じられると共にリレー4が開放されることで、高電圧バッテリ1とインバータ6がプリチャージ抵抗2を介さずに接続される。このようにして、リレー3〜5により高電圧バッテリ1とインバータ6の接続状態が切り替えられる。
インバータ6は、車両に搭載されたモータ7と接続されており、高電圧バッテリ1から出力される直流電力を3相交流電力に変換してモータ7に出力し、モータ7を駆動する。また、モータ7を発電機として発生された回生電力を直流電力に変換して高電圧バッテリ1に出力し、高電圧バッテリ1を充電する。すなわち、インバータ6は双方向型の入出力特性を有しており、高電圧バッテリ1の充放電負荷として機能する。
総電圧検出回路9は、高電圧バッテリ1の総電圧を検出し、その検出値に応じた電圧を電圧検出信号として出力する。総電圧検出回路9は、分圧回路を構成する抵抗17〜20および差動増幅器21を有する。総電圧検出回路9から出力される電圧検出信号は、差動増幅器21からの出力である。電流センサ10は、高電圧バッテリ1に入出力される電流を検出し、その検出値に応じた電圧を電流検出信号として出力する。電流センサ10から出力された電流検出信号と、総電圧検出回路9から出力された電圧検出信号とは、マイクロプロセッサ11のAD入力端子1、3においてそれぞれ入力される。
高電圧バッテリ1の高電圧側、すなわち正極側の端子は、総電圧検出回路9内の抵抗17、検出用カップリングコンデンサ15および増幅器16を介して、マイクロプロセッサ11のAD入力端子2に接続されている。増幅器16は、高電圧バッテリ1の高電圧側の電圧を検出し、その検出値に応じた電圧を地絡検出信号として、マイクロプロセッサ11のAD入力端子2に出力する。また、高電圧バッテリ1の高電圧側の端子は、抵抗17を介して、差動増幅器21が有する2つの入力端子のうち一方に接続されている。高電圧バッテリ1の高電圧側の端子から検出用カップリングコンデンサ15および差動増幅器21へ入力される電圧は、抵抗17、19により分圧される。従って、検出用カップリングコンデンサ15および差動増幅器21は耐圧が低くてもよい。
高電圧バッテリ1の低電圧側、すなわち負極側の端子は、総電圧検出回路9内の抵抗18を介して、差動増幅器21が有する2つの入力端子のうち残りの一方に接続されている。高電圧バッテリ1の低電圧側の端子から差動増幅器21へ入力される電圧は、抵抗18、20により分圧される。
差動増幅器21は、上記2つの入力端子に入力された電圧を比較し、その差分に応じた信号を総電圧検出回路9からの電圧検出信号として、マイクロプロセッサ11のAD入力端子3に出力する。この電圧検出信号は、高電圧バッテリ1の高電圧側と低電圧側との電圧差、すなわち総電圧を表している。
マイクロプロセッサ11は、高電圧バッテリ1を含む電源装置全体を管理するバッテリコントローラである。マイクロプロセッサ11は、発振回路を内蔵している。この発振回路は、所定の交流信号、たとえば0〜5Vの振幅を有する周波数10Hzの矩形波を生成し、交流出力端子から出力する。マイクロプロセッサ11の交流出力端子は、抵抗13および入力用カップリングコンデンサ14を介して高電圧バッテリ1の高電圧側の端子に接続されている。
マイクロプロセッサ11は更に、ADコンバータを内蔵している。電流センサ10からの電流検出信号と、増幅器16からの地絡検出信号と、総電圧検出回路9からの電圧検出信号とは、AD入力端子1〜3を介してマイクロプロセッサ11のADコンバータにそれぞれ入力される。ADコンバータは、これらの信号を所定の測定範囲、たとえば0〜5Vの測定範囲内で測定してデジタル値に変換する。このデジタル変換後の測定値に基づいて、マイクロプロセッサ11は高電圧バッテリ1の総電圧および入出力電流を測定すると共に、高電圧バッテリ1とモータ7との間における車体に対する地絡を検知する。
(地絡検出動作の説明)
マイクロプロセッサ11のAD入力端子2には、地絡検出信号として、次式(1)により表される電圧Voutが印加される。次式(1)において、αは抵抗17と抵抗19との分圧比に増幅器16の増幅率を掛け合わせた値、Vinはマイクロプロセッサ11の交流出力端子から高電圧バッテリ1の高電圧側に印加される交流信号の電圧、R1はリーク抵抗12の抵抗値、R2は抵抗13の抵抗値、Zは入力用カップリングコンデンサ14のインピーダンスである。
Vout≒αVin(R1/(R1+R2+Z)) ・・・式(1)
リーク抵抗12が発生した場合、すなわち高電圧バッテリ1とモータ7との間で地絡が発生した場合には、上式(1)に応じて、マイクロプロセッサ11のAD入力端子2へ入力される地絡検出信号の振幅が変化する。従って、マイクロプロセッサ11は地絡の発生を検出することができる。
また、検出用カップリングコンデンサ15が故障などにより開放状態となった場合、AD入力端子2には正常時とは異なる地絡検出信号が現れるので、やはり異常を検出することができる。
さらに、入力用カップリングコンデンサ14が開放状態となり、高電圧バッテリ1の高電圧側に交流信号が印加されなくなった場合、AD入力端子2に現れる地絡検出信号に交流成分が含まれなくなるので、マイクロプロセッサ11はやはり異常を検出することが可能である。
総電圧検出回路9において、抵抗17〜20からなる分圧回路は、高電圧バッテリ1側から見て、シャーシGNDに対して十分に高抵抗でなければならない。さらに、抵抗17と抵抗19、抵抗18と抵抗20の組み合わせからなる分圧比は、互いに一致していて、高電圧バッテリ1の一方の端子がシャーシGNDに短絡していても、差動増幅器21で正常に増幅できる電圧範囲になるように設定する。
増幅器16の増幅率は、マイクロプロセッサ11から出力された交流信号の振幅低下を補正し、マイクロプロセッサ11のADコンバータの分解能で、地絡検出信号から十分に地絡を検出可能となる増幅率に設定する。また、リレー3〜5の接続時に発生した過渡応答がその後に十分安定して、地絡を十分に検出可能となったときには、地絡検出信号がマイクロプロセッサ11のADコンバータの入力電圧範囲を超えないように設定する。
式(1)においてリーク抵抗R1(リーク抵抗12の抵抗値)が0のとき、すなわち、高電圧バッテリ1が完全に地絡したとき、式(1)は式(2)に簡略化される。
Vout=0 ・・・式(2)
図2は、式(1)におけるVinとVoutの比と、リーク抵抗との関係を示す図である。本実施形態ではVinで印加した電圧範囲全体で絶縁抵抗値を監視することができ、絶縁抵抗の測定精度を向上することが可能である。
図3は、高電圧バッテリ1の正極端子側とモータ7との間が地絡したときに、マイクロプロセッサ11のAD入力端子2に印加される地絡検出信号の電圧波形の一例である。
マイクロプロセッサ11におけるADコンバータの入力電圧範囲を0〜5Vとすると、地絡が発生したときに生じる電圧変動により、VoutはADコンバータの入力電圧範囲外となる場合がある。
本実施形態では、振幅を調節することにより地絡発生直後から振幅を監視し、地絡検出動作の遅延を最小に抑えることが可能となる。
マイクロプロセッサ11は、地絡の発生を検出すると、リレー3〜5を開くことにより、高電圧バッテリ1をインバータ6およびモータ7から遮断するようにしてもよい。あるいは、地絡の発生を検出したマイクロプロセッサ11が、リレー3〜5を開く以外の動作を行ってもよい。たとえば、予め用意された警告灯を点灯する等により、ユーザへ地絡の発生を報知してもよい。これらの動作や、他の様々な動作を組み合わせて行ってもよい。
以上が地絡検出動作に関する説明になる。
本発明はこの地絡検出回路の正負過電圧に対する保護に関する発明になる。
図1の地絡検出回路を高電圧バッテリの+側に接続する回路構成において、地絡検出回路への正過電圧に対しては所望の耐圧に従い電解コンデンサ14を複数直列接続することにより全体の耐圧を上げる回路構成が考えられる。図1は例として4直列接続構成を示している。このとき電解コンデンサ14の多直列接続は静電容量ばらつきにより各電解コンデンサ14に印加される電圧がばらつくため各電解コンデンサ14に並列にバイアス抵抗24を接続することにより印加電圧のばらつきを少なくすることが出来る。
地絡検出回路への負過電圧に対しては逆接保護ダイオード23を電解コンデンサ14の+側にカソード、−側にアノードを接続することで負過電圧が印加された場合、逆接保護ダイオード23に順方向電流が流れ、電解コンデンサ14には順電圧Vfしか印加されなくすることができる。負過電圧値に応じ、抵抗13の抵抗値を順方向電流が充分小さくなるよう調整し電解コンデンサ14に1V以下の順電圧Vfしか印加されなくすることで負過電圧に対して電解コンデンサ14を保護することができる。
また地絡検出回路を高電圧バッテリ1の−側に接続する場合には地絡検出回路に対して負電位への接続となるため図4のような電解コンデンサの極性を逆にする回路構成となる。地絡検出回路への負過電圧に対しては所望の耐圧に従い電解コンデンサ14を複数直列接続することにより全体の耐圧を上げる回路構成が考えられる。図4は例として4直列接続構成を示している。このとき電解コンデンサ14の多直列接続は静電容量ばらつきにより各電解コンデンサ14に印加される電圧がばらつくため各電解コンデンサ14に並列にバイアス抵抗24を接続することにより印加電圧のばらつきを少なくすることが出来る。
地絡検出回路への正過電圧に対しては逆接保護ダイオード23を電解コンデンサ14の+側にカソード、−側にアノードを接続することで負過電圧が印加された場合、逆接保護ダイオード23に順方向電流が流れ、電解コンデンサ14には順電圧Vfしか印加されなくすることができる。負過電圧値に応じ、抵抗13の抵抗値を順方向電流が充分小さくなるよう調整し電解コンデンサ14に1V以下の順電圧Vfしか印加されなくすることで負過電圧に対して電解コンデンサ14を保護することができる。
また図5のように交互に電界コンデンサを配置する回路構成も考えられる。
この回路構成をとることで地絡検出回路に対して正電位である高電圧バッテリの+側にも負電位ある高電圧バッテリ1の−側にも接続することが可能である。
図5は例として4直列接続構成を示しているが複数直列接続することにより所望の耐圧
を得ることができ、かつ電解コンデンサ14も逆電圧から保護することができる。
本実施形態の変形例として、リチウムイオン電池以外の充電池を使用するシステムや、インバータおよびモータを使用しないシステム、たとえば電気自動車以外のシステム等においても適用可能である。
また本実施形態の変形例として、増幅器16の出力を、マイクロプロセッサ11以外の回路および装置へ入力してもよい。また、地絡の発生の検出に応じた動作を、マイクロプロセッサ11以外の回路および装置が行ってもよい。例えばリレー3〜5の開放を、インバータ6が行うよう電源装置を構成してもよい。
本実施形態の特徴を損なわない限り、本実施形態は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
1…高電圧バッテリ、2…プリチャージ抵抗、3〜5…リレー、6…インバータ、7…モータ、8…コンデンサ、9…総電圧検出回路、10…電流センサ、11…マイクロプロセッサ、12…リーク抵抗、13…抵抗、14…入力用カップリングコンデンサ、15…検出用カップリングコンデンサ、16…増幅器、17〜20…抵抗、21…差動増幅器、22…ドライバ回路、23…逆電圧保護ダイオード、24…バイアス抵抗

Claims (5)

  1. 高電圧バッテリの地絡を検出する地絡検出回路であって、
    交流信号を発生させる交流信号発生部と、
    前記交流信号発生部と前記高電圧バッテリの一端側との間に設けられた第1の容量性素子と、
    前記高電圧バッテリの一端側の電圧を分圧する分圧回路と、
    入力される地絡検出信号に基づいて、前記高電圧バッテリの地絡を検出する地絡検出部と、
    前記分圧回路と前記地絡検出部との間に設けられ、前記分圧回路により分圧された前記高電圧バッテリの一端側の電圧の交流成分を前記地絡検出信号として前記地絡検出部へ入力するための第2の容量性素子と、
    前記第1の容量性素子を複数個直列に接続するとともに当該複数個の第1の容量性素子の容量バラツキを抑制するバイアス抵抗と前記第1の容量性素子の逆電圧保護回路として機能するダイオードとにより構成される交流信号伝達回路部と、を備える地絡検出回路。
  2. 請求項1に記載の地絡検出回路において、
    前記交流信号伝達回路部の前記バイアス抵抗及び前記ダイオードは、前記第1の容量性素子の数に応じて設けられかつ当該第1の容量性素子に対してそれぞれ電気的に並列に接続される地絡検出回路。
  3. 請求項1または2に記載の地絡検出回路において、
    前記分圧回路を用いて前記高電圧バッテリの電圧を検出する総電圧検出回路をさらに備える地絡検出回路。
  4. 請求項1ないし3に記載のいずれかの地絡検出回路と、複数の電池セルにより構成された組電池である前記高電圧バッテリを管理するバッテリコントローラとを備える電源装置。
  5. 請求項4に記載の電源装置において、
    前記高電圧バッテリと前記高電圧バッテリにより駆動される負荷との間の接続状態を切り替える継電器をさらに備え、
    前記バッテリコントローラは、前記地絡検出部により前記地絡が検出されたことに応じて、前記継電器を制御して前記高電圧バッテリと前記負荷との間を遮断する電源装置。
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